JP4800904B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4367Insertion of locking piece from the rear

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、電線の接続等に使用されるとともに、該電線との間を水密に保つコネクタに関する。
移動体としての自動車には、多種多様な電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器に電力や制御信号などを伝えるために、ワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタとを備えている。電線は、導電性の芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部と、を備えた所謂被覆電線である。
前述したコネクタとして、例えば、特許文献1に示されたコネクタが用いられる。前述した特許文献1に示されたコネクタは、コネクタハウジングと、シール部材などを備えている。コネクタハウジングは、筒状のアウタケースと、複数のプレート状ハウジングとを備えている。プレート状ハウジングには、電線が取り付けられた端子金具を収容する端子収容溝が形成されている。
シール部材は、ゴムなどの弾性材料で構成されたシート状シール体を複数備えている。シート状シール体は、プレート状ハウジングに取り付けられて、プレート状ハウジングの端子収容溝内に収容された端子金具に取り付けられた電線との間を水密に保つ。
前述した構成のコネクタは、以下のように組み立てられる。プレート状ハウジングの端子収容溝内に電線付きの端子金具を収容するとともに、各プレート状ハウジングにシート状シール体を取り付ける。そして、プレート状ハウジング同士を組み付けて、これら互いに組み付けられたプレート状ハウジングをアウタケース内に収容する。こうして前述した構成のコネクタが組み付けられて、相手方のコネクタと嵌合する。こうして組み立てられたコネクタは、シート状シール体が電線との間を水密に保って、電線を伝わって端子収容溝内に水などの液体が浸入することを規制する。
特開2000−294336号公報
前述した特許文献1に示されたコネクタは、プレート状ハウジング同士を組み付ける際に、ゴムなどで構成されるシート状シール体同士が当接する構成となっているので、該シート状シール体の弾性復元力に抗して、プレート状ハウジング同士を組み付ける必要があった。また、前述した特許文献1に示されたコネクタでは、プレート状ハウジングにシート状シール体を固定しておく手段が何ら設けられていない。
このため、プレート状ハウジング同士を組み付ける際に、シート状シール体の弾性復元力によって、該シート状シール体がプレート状ハウジングから脱落することがあった。このため、特許文献1に記載のコネクタでは、シート状シール体が脱落することなく、プレート状ハウジング同士を組み付けるのが困難で、組み立てるのが困難となる傾向であった。
したがって、本発明の目的は、組立を容易にすることができるコネクタを提供することにある。
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のコネクタは、端子金具を収容するコネクタハウジングと、合成樹脂で構成されかつ互いの間に前記端子金具に取り付けられた電線を位置付けるホルダを複数備え、これらのホルダが互いに取り付けられて、前記コネクタハウジングに取り付けられるリアホルダと、弾性材料で構成されかつ互いの間に前記電線を位置付けるシール体を複数備え、これらのシール体各々に前記ホルダが取り付けられて、該ホルダ同士が互いに取り付けられて前記リアホルダが前記コネクタハウジングに取り付けられると、前記電線との間を水密に保つシール部材と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のコネクタは、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記ホルダとして、前記リアホルダの端に位置付けられるホルダベースと、前記ホルダベースに積層される積層ホルダと、が設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のコネクタは、請求項2に記載のコネクタにおいて、前記ホルダベースは、連結部と、前記連結部の両端より前記積層ホルダの積層方向に突出したレール部とを備えているとともに、前記リアホルダは、前記レール部の長手方向に沿って前記積層ホルダを移動自在とする案内部を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の本発明のコネクタは、請求項3に記載のコネクタにおいて、前記リアホルダは、前記レール部の前記連結部から離れた側の端部と、前記積層ホルダのうちの最も前記連結部から離れた積層ホルダとを係合させる係合部を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の本発明のコネクタは、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載のコネクタにおいて、前記シール部材は、前記複数のシール体と、合成樹脂で構成されかつシール体各々に形成された空隙部内に埋設された補強部材と、を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載の本発明のコネクタは、請求項5記載のコネクタにおいて、前記シール体は、内側に電線を位置付ける断面半円形状の溝を備え、前記補強部材は、前記溝の内形に沿って形成された溝状部を備えているとともに、前記補強部材が前記空隙部内に圧入されると、前記溝状部が前記溝の内面と平行となるとともに該シール体と密接することを特徴としている。
請求項7に記載の本発明のコネクタは、請求項5記載のコネクタにおいて、前記補強部材は、前記シール体と一体形成されていることを特徴としている。
請求項8に記載の本発明のコネクタは、請求項5乃至請求項7のうちいずれか一項に記載のコネクタにおいて、前記シール部材は、前記補強部材同士を固定する固定部を備えたことを特徴としている。
請求項9に記載の本発明のコネクタは、請求項1乃至請求項8のうちいずれか一項に記載のコネクタにおいて、前記リアホルダは、互いに重なり合うホルダ同士を位置決めするホルダ位置決め手段を備えたことを特徴としている。
請求項10に記載の本発明のコネクタは、請求項1乃至請求項9のうちいずれか一項に記載のコネクタにおいて、前記リアホルダは、互いに重なり合うホルダ同士を固定するホルダ固定手段を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の本発明のコネクタによれば、シール部材のシール体がリアホルダの合成樹脂で構成されたホルダに予め取り付けられている。このため、ホルダ同士を組み付ける際に、シール体の弾性復元力が生じても、該シール体がホルダから脱落することを防止できる。
請求項2に記載の本発明のコネクタによれば、ホルダとしてホルダベースと積層ホルダとを備えているので、リアホルダがホルダ間に電線を確実に位置付けることができる。
請求項3に記載の本発明のコネクタによれば、ホルダベースのレール部に沿って、積層
ホルダをスライドさせて、リアホルダを組み立てることができる。
請求項4に記載の本発明のコネクタによれば、積層ホルダの一つをレール部の端部に係合させることで、リアホルダを組み立てることができる。
請求項5に記載の本発明のコネクタによれば、シール体に補強部材が埋設されているので、該シール体が弾性変形しにくくなって(硬くなって)、電線との間を確実に水密に保つことができる。
請求項6に記載の本発明のコネクタによれば、補強部材にシール体の溝の内形に沿った溝状部が設けられているので、シール体の溝の内面が電線を押圧する力が該溝の周方向に均一になる。
請求項7に記載の本発明のコネクタによれば、補強部材がシール体と一体形成されているので、これらの補強部材とシール体とが確実に密着する。
請求項8に記載の本発明のコネクタによれば、補強部材同士を固定する固定部を備えているので、該固定部によって、シール体間の間隔が常に一定に保たれる。
請求項9に記載の本発明のコネクタによれば、ホルダ同士を位置決めするホルダ位置決め手段を備えているので、該ホルダ位置決め手段によって、ホルダ同士即ちシール体同士が常に一定の位置関係に保たれる。
請求項10に記載の本発明のコネクタによれば、ホルダ同士を固定するホルダ固定手段を備えているので、該ホルダ固定手段によって、ホルダ同士即ちシール体同士を確実に固定できる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明は、ホルダ同士を組み付ける際に、シール体の弾性復元力が生じても、該シール体がホルダから脱落することを防止できるので、容易にリアホルダを組み立てることができる。したがって、コネクタを容易に組み立てることができる。
請求項2記載の本発明は、リアホルダがホルダ間に電線を確実に位置付けることができるので、シール体間に電線を位置付けることができ、コネクタハウジング内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
請求項3記載の本発明は、ホルダベースのレール部に沿って、積層ホルダをスライドさせて、リアホルダを組み立てることができるので、リアホルダを容易に組み立てることができる。
請求項4記載の本発明は、積層ホルダの一つをレール部の端部に係合させることで、リアホルダを組み立てることができるので、リアホルダを容易に組み立てることができる。
請求項5に記載の本発明は、シール体が弾性変形しにくくなって(硬くなって)、電線との間を確実に水密に保つことができるので、コネクタ内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
請求項6に記載の本発明は、シール体の溝の内面が電線を押圧する力が該溝の周方向に均一になるので、該シール体が電線との間をより確実に水密に保つことが可能となる。したがって、コネクタ内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
請求項7に記載の本発明は、補強部材とシール体とが確実に密着するので、シール体が、コネクタ内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
請求項8に記載の本発明は、シール体間の間隔が常に一定に保つことができるので、該シール体が電線との間をより一層確実に水密に保つことが可能となる。したがって、コネクタ内に水などの液体が浸入することをより一層確実に防止できる。
請求項9に記載の本発明は、ホルダ同士即ちシール体同士が常に一定の位置関係に保たれる。したがって、シール体と電線との間を確実に水密にでき、コネクタ内に水などの液体が浸入することをより一層確実に防止できる。
請求項10に記載の本発明は、ホルダ同士即ちシール体同士を確実に固定できる。したがって、シール体と電線との間を確実に水密にでき、コネクタ内に水などの液体が浸入することをより一層確実に防止できる。
本発明の第1の実施形態にかかるコネクタを、図1ないし図17を参照して説明する。
コネクタ1は、図1及び図2に示すように、コネクタハウジング2と、複数対のリアホルダ3と、複数のシール部材4とを備えている。コネクタハウジング2は、ハウジング本体5と、アウタケース6と、複数のコネクタブロック7とを備えている。
ハウジング本体5は、絶縁性の合成樹脂で構成されて、該コネクタ1が嵌合する相手方のコネクタの雄端子の雄タブを通す孔8が複数設けられた相対壁9と、該相対壁9の外縁から立設した複数の周壁10とを備えて、筒状に形成されている。また、ハウジング本体5の内側の空間は、複数(図示例では、三つ)に仕切られている。
アウタケース6は、絶縁性の合成樹脂で構成されて、筒状に形成されている。アウタケース6は、内側にハウジング本体5及びコネクタブロック7などを収容した格好で、該ハウジング本体5と固定される。
コネクタブロック7は、図示例では、三つ設けられている。コネクタブロック7は、図1及び図2に示すように、複数のプレート状ハウジング11と、一つのカバー部材12とを備えている。図示例では、プレート状ハウジング11は、一つのコネクタブロック7に四つ設けられている。プレート状ハウジング11は、絶縁性の合成樹脂で構成されており、平板状に形成されている。プレート状ハウジング11には、端子金具13(図2に示す)を収容する端子収容溝14が複数形成されている。複数の端子収容溝14は、プレート状ハウジング11の外表面から凹に形成されており、互いに平行に配置されている。複数のプレート状ハウジング11は、互いに平行に重ねられる。
カバー部材12は、絶縁性の合成樹脂で構成されており、平坦な天井壁15と、該天井壁15の互いに逆に位置する外縁から立設した立設壁16とを備えて、コ字状に形成されている。カバー部材12は、天井壁15が複数のプレート状ハウジング11のうち最も上方に位置する一つのプレート状ハウジング11の端子収容溝14を塞ぐように該プレート状ハウジング11に重ねられ、かつ、一対の立設壁16間に複数のプレート状ハウジング11を位置付けて、これらのプレート状ハウジング11と固定される。このように、コネクタブロック7は、電線17が取り付けられた端子金具13を端子収容溝14に収容したプレート状ハウジング11同士が重ねられるとともに、プレート状ハウジング11をカバー部材12で覆って、これらのプレート状ハウジング11とカバー部材12とが互いに固定されて、組み立てられる。
リアホルダ3は、絶縁性で硬質(殆ど弾性変形しない)な合成樹脂で構成されている。リアホルダ3は、一つのコネクタブロック7に一対設けられている。リアホルダ3は、図3に示すように、複数のホルダ18と、係合部19と、案内部20とを備えている。図示例では、リアホルダ3は、ホルダ18を五つ備えている。
複数のホルダ18のうちの一つのホルダ18(以下、符号18aで示し、ホルダベースに相当する)は、他のホルダ18と積層されるとリアホルダ3の端に位置付けられる。一つのホルダ18aは、図4及び図5に示すように、互いに平行な一対のレール部21と、レール部21の一端部同士を連結する棒状の連結部22とを備えて、コ字状に形成されている。レール部21は、連結部22の端より他のホルダ18の積層方向に突出している。レール部21は、それぞれ、直線状に延在した棒状に形成されている。一対のレール部21は、互いに間隔をあけて平行に配置されている。
他の四つのホルダ(積層ホルダに相当する)18は、直線状に延在した帯板状に形成されている。これら四つのホルダ18は、図10及び図11に示すように、連結部22と平行な状態で一対のレール部21間に配置される。また、四つのホルダ18は、互いに間隔をあけて平行に配置されて、ホルダベースとしての一つのホルダ18aに積層される。
係合部19は、図3及び図11に示すように、一対のレール部21の他端部(連結部22から離れた側の端部)に設けられた係合突起23と、四つのホルダ18のうちの連結部22から最も離れた他の一つのホルダ18(以下、符号18bで示す)の長手方向の両端部に設けられた係合凹部24とを備えている。即ち、係合部19は、レール部21の他端部と、ホルダ18bの両端部とに設けられている。係合突起23は、レール部21の他端部から該一対のレール部21同士が近づく方向に凸に形成されている。係合凹部24は、ホルダ18bの長手方向の両端部において、該ホルダ18bの連結部22から離れた側の上面から凹に形成されている。係合部19は、係合突起23が係合凹部24内に侵入して、ホルダ18の両端部とレール部21の他端部とを互いに係合させる。
案内部20は、複数のホルダ18のうち前述したホルダ18a,18bを除く残りのホルダ18(以下、符号18cで示す)の長手方向の両端部に設けられた案内突起25(図6などに示す)と、一対のレール部21に設けられた案内溝26(図4及び図5などに示す)とを備えている。即ち、案内部20は、残りのホルダ18cと、レール部21とに設けられている。
案内突起25は、図6に示すように、ホルダ18cの長手方向の両端部から凸に形成されている。案内溝26は、一対レール部21の互いに相対する表面から凹に形成されている。案内溝26は、レール部21の長手方向に沿って延在しているとともに、該レール部21の全長に亘って設けられている。案内溝26によって、レール部21は、図5に示すように、断面コ字状に形成されている。案内部20は、案内溝26内に案内突起25を位置付けることで、案内溝26即ちレール部21の長手方向に沿って前述した残りのホルダ18cを移動自在に支持する。
前述したリアホルダ3は、図7及び図8に示すように、一つのホルダ18aの連結部22と、残りのホルダ18cが平行な状態に配置された後に、該残りのホルダ18cが一対のレール部21間に圧入される。すると、図9に示すように、ホルダ18aの案内溝26内にホルダ18cの案内突起25が挿入される。そして、順に、残りのホルダ18cが、一対のレール部21間に圧入される。すると、ホルダ18cの案内突起25が案内溝26内に挿入されて、これらのホルダ18cが該レール部21の長手方向に沿って、移動自在となる。
さらに、他の一つのホルダ18bを一対のレール部21の他端部間に圧入して、係合突起23を係合凹部24に係合させる。こうして、図10及び図11に示すように、連結部22と、ホルダ18b,18cとが互いに間隔をあけて平行な状態に配置されて、前述したリアホルダ3が組み立てられる。このように、組み立てられたリアホルダ3は、シール部材4とともに、コネクタブロック7に組み付けられるとともに、該コネクタブロック7とともにアウタケース6内に圧入されて、コネクタハウジング2に組み付けられる。リアホルダ3は、コネクタハウジング2に取り付けられると、前記ホルダ18a,18b,18c間に電線17を位置付ける。
シール部材4は、ゴムなどの弾性材料で構成されている。シール部材4は、一つのコネクタブロック7に一つ設けられている。シール部材4は、図12に示すように、複数のシール体27を備えている。図示例では、シール部材4は、シール体27を五つ備えている。
シール体27は、それぞれ、棒状に形成されている。シール体27は、互いに平行に間隔をあけて配置される。複数のシール体27のうちの図12中最も下方(一方の端)に位置する一つのシール体27(以下、符号27aで示す)は、他のシール体27と相対する表面に設けられた複数の溝28を備えている、溝28は、前述したシール体27aの表面から凹でかつ断面円弧状に形成されている。複数の溝28は、シール体27aの長手方向に沿って、並設されている。また、溝28は、それぞれ、シール体27aの幅方向に沿って、直線状に延在している。
複数のシール体27のうちの図12中最も上方(他方の端)に位置する他の一つのシール体27(以下、符号27bで示す)は、他のシール体27と相対する表面に設けられた前述した複数の溝28を備えている、複数のシール体27のうちの前述したシール体27a,27bを除く残りのシール体27(以下、符号27cで示す)は、互いに相対する表面と、前記シール体27a,27bと相対する表面との双方に、前述した溝28を設けている。前述した溝28は、シール体27a,27b,27c間に通される電線17を内側に位置付ける。
前述したシール部材4は、接着剤などによって、シール体27aにホルダ18aが二つ取り付けられ、シール体27bにホルダ18bが二つ取り付けられ、残りのシール体27c各々にホルダ18cが二つ取り付けられる。このとき、溝28の長手方向に沿って、二つのホルダ18a,18b,18c間にシール体27a,27b,27cが位置付けられる。このように、シール体27a,27b,27cは、各々ホルダ18a,18b,18cに取り付けられる。
そして、シール部材4は、ホルダ18aの連結部22に残りのホルダ18cが順に重ねられる際に、シール体27aに残りのシール体27cが順に重ねられる。そして、最後に、残りのホルダ18cに他の一つのホルダ18bが重ねられる際に、残りのシール体27cに他の一つのシール体27bが重ねられる。シール部材4は、リアホルダ3が組み立てられると同時に、複数のシール体27a,27b,27cが順に重ねられて、組み立てられる。
このとき、シール体27a,27b,27c間には、図16に示すように、プレート状ハウジング11の端子収容溝14内に収容された端子金具13に取り付けられた電線17が位置付けられる。勿論、該電線17は、前述した溝28内に位置付けられる。前述したシール部材4は、リアホルダ3とともにアウタケース6内に圧入されて、コネクタハウジング2に取り付けられる。このように、シール部材4は、ホルダ18a,18b,18c同士が互いに取り付けられて得られたリアホルダ3とともにアウタケース6内に圧入されてコネクタハウジング2に取り付けられると、各シール体27a,27b,27cが圧縮されて電線17との間を水密に保つとともにアウタケース6の内面との間を水密に保つ。
前述したコネクタ1は、以下のように、まず、コネクタブロック7が組み立てられるとともに、該コネクタブロック7にリアホルダ3及びシール部材4が組み付けられる。各プレート状ハウジング11の端子収容溝14内に電線17付きの端子金具13を圧入する。そして、電線17付きの端子金具13をプレート状ハウジング11に取り付ける。
また、接着剤などによって、図13及び図14に示すように、シール体27aにホルダ18aを二つ取り付け、シール体27bにホルダ18bを二つ取り付け、シール体27cにホルダ18cを二つ取り付ける。そして、図15に示すように、一つのシール体27aの溝28内に電線17を重ねるように、該一つのシール体27a及び一つのホルダ18a
に一つのプレート状ハウジング11を組み付ける。そして、該一つのプレート状ハウジング11の電線17にシール体27bを重ねた後、他のプレート状ハウジング11の電線17を重ねる。このように、図16に示すように、シール体27a,27b,27cとプレート状ハウジング11とを交互に重ねる。
そして、これらのプレート状ハウジング11同士を互いに近づける方向に加圧して、複数のプレート状ハウジング11を互いに組み付けるとともに、係合部19によってホルダ18a,18b同士を固定して、ホルダ18a,18b,18c同士及びシール体27a,27b,27c同士を組み付ける。そして、図17に示すように、リアホルダ3及びシール部材4を互いに組み付けられた複数のプレート状ハウジング11に組み付ける。その後、互いに固定された複数のプレート状ハウジング11にカバー部材12を組み付ける。こうして、コネクタブロック7を組み立てるとともに、該コネクタブロック7にリアホルダ3及びシール部材4を組み付ける。
そして、コネクタブロック7をハウジング本体5内に挿入した後、該ハウジング本体5毎にコネクタブロック7、リアホルダ3及びシール部材4をアウタケース6内に圧入する。そして、アウタケース6とリアホルダ3などが互いに係合するなどして、シール部材4の各シール体27a,27b,27cが電線17との間を水密に保って、コネクタ1が組み立てられる。
前述したように組み立てられたコネクタ1は、相手方のコネクタと嵌合して、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成する。
本実施形態によれば、シール部材4のシール体27a,27b,27cがリアホルダ3の合成樹脂で構成されたホルダ18a,18b,18cに接着剤などによって予め取り付けられている。このため、ホルダ18a,18b,18c同士を組み付ける際に、シール体27a,27b,27cの弾性復元力が生じても、該シール体27a,27b,27cがホルダ18a,18b,18cから脱落することを防止できる。したがって、容易にリアホルダ3を組み立てることができ、コネクタ1を容易に組み立てることができる。
一つのホルダ18aのレール部21に沿って、残りのホルダ18cをスライドさせ、更に、他の一つのホルダ18bをレール部21の他端部に係合させることで、リアホルダ3を容易に組み立てることができる。したがって、コネクタ1を容易に組み立てることができる。
リアホルダ3が、ホルダ18a,18b,18cを備えているので、リアホルダ3がホルダ18a,18b,18c間に電線17を確実に位置付けることができる。このため、シール体27a,27b,27c間に電線17を位置付けることができ、コネクタハウジング2内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
本実施形態では、シール部材4を構成するシール体27a,27b,27cを接着剤などによって、リアホルダ3を構成するホルダ18a,18b,18cに取り付けてきた。しかしながら、本発明では、インサート成型によって、シール体27a,27b,27cとホルダ18a,18b,18cとを一体に成型しても良い。
次に、本発明の第2の実施形態にかかるコネクタを、図18ないし図20を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、シール部材4は、図18に示すように、前述した複数のシール体27
a,27b,27cと、絶縁性で硬質な合成樹脂で構成された補強部材29とを備えている。シール体27a,27b,27cは、前述した溝28の長手方向に沿って、該シール体27a,27b,27cを貫通した空隙部としての補強部材収容孔30を備えている。
補強部材収容孔30は、シール体27a,27b,27cの全長に亘って設けられている。また、補強部材収容孔30は、前述した溝28の内面と平行な半円凹凸面31を内面に設けている。半円凹凸面31は、シール体27a,27b,27cの長手方向に沿って、補強部材収容孔30の内側に向かって凸の断面円弧状の凸部が複数並設されることで、形成されている。半円凹凸面31は、溝28の内面と補強部材収容孔30との間の該シール体27a,27b,27cの母材の厚みを一定に形成している。
補強部材29は、一つのシール体27a,27b,27cに対して二つ設けられている。これら二つの補強部材29は、互いに同形状である。補強部材29は、前述した半円凹凸面31即ち溝28の内形に沿って形成されて、補強部材29が補強部材収容孔30内に圧入されると溝28の内面と平行になりかつ該半円凹凸面31即ちシール体27a,27b,27cと密接する半円凹凸部(溝状部に相当する)32と、テーパ部33とを備えている。前述した補強部材29の最大の厚みは、前述した補強部材収容孔30の厚みより厚く形成されている。
テーパ部33は、補強部材29の長手方向の全長に亘って設けられ、該補強部材29の幅方向に沿って該補強部材29を徐々に薄く形成している。前述した二つの補強部材29は、図19に示すように、テーパ部33側から補強部材収容孔30内に圧入される。補強部材29は、図20に示すように、補強部材収容孔30内に収容されて、外表面がシール体27a,27b,27cの表面と面一になる。このように、補強部材29は、補強部材収容孔30内に圧入されて、該シール体27a,27b,27cの空隙部としての補強部材収容孔30内に埋設される。
本実施形態によれば、シール体27a,27b,27cに補強部材29が埋設されているので、該シール体27a,27b,27cが弾性変形しにくくなって(硬くなって)、電線17との間を確実に水密に保つことができる。したがって、コネクタ1内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
また、補強部材29にシール体27a,27b,27cの溝28の内形に沿った半円凹凸部32が設けられているので、シール体27a,27b,27cの溝28の内面が電線17を押圧する力が該溝28の周方向に均一になる。このため、シール体27a,27b,27cが電線17との間をより確実に水密に保つことが可能となり、コネクタ1内に水などの液体が浸入することを確実に防止できる。
さらに、補強部材29が補強部材収容孔30内に圧入されてシール体27a,27b,27cに取り付けられるので、シール体27a,27b,27cに補強部材29を確実に埋設することができる。したがって、シール体27a,27b,27cを確実に硬くすることができ、該シール体27a,27b,27cと電線17との間を確実に水密に保つことができる。
本実施形態では、図21に示すように、一つのシール体27a,27b,27cに対して一つの補強部材29を取り付けるようにしても良い。この場合、図22に示すように、補強部材収容孔30をシール体27a,27b,27cに貫通させなくても良い。なお、図22において、前述した実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
さらに、本実施形態では、補強部材収容孔30に半円凹凸面31を設けずに、補強部材
29に半円凹凸部32を設けなくても良い。例えば、図23に示すように、補強部材29を円柱状に形成して、補強部材収容孔30を断面丸形の孔に形成しても良い。要するに、本発明では、補強部材29を硬質な合成樹脂(材料)で構成すれば、種々の形状にしても良い。なお、図23において、前述した実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
また、本実施形態では、図24に示すように、コネクタ1のシール部材4が、補強部材29同士を固定する固定部34を備えても良い。なお、図24において、前述した実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。図示例では、補強部材29各々は、補強部材収容孔30内に圧入された際に、シール体27a,27b,27c外に突出する突出部35を備えている。固定部34は、互いに固定される二つの補強部材29のうち一方に設けられた係止アーム36と、他方に設けられた係止凹部37とを備えている。
係止アーム36は、一対設けられている。一対の係止アーム36は、補強部材29の長手方向の両端部に設けられている。係止アーム36は、前述した二つの補強部材29のうち一方から他方に向かって延在したアーム本体38と、アーム本体38の二つの補強部材29のうち一方から離れた側の端部に設けられた係止突起39とを備えている。係止突起39は、アーム本体38の端部から該一対の係止アーム36が互いに近づく方向に突出している。
係止凹部37は、他方の補強部材29の長手方向の両端部に設けられ、該補強部材29の端面から凹に形成されている。固定部34は、係止アーム36の係止突起39が係止凹部37内に侵入することで、二つの補強部材29同士を互いに固定する。
この場合、補強部材29同士を固定する固定部34を備えているので、該固定部34によって、シール体27a,27b,27c間の間隔が常に一定に保たれる。このため、該シール体27a,27b,27c間の間隔が、予め定められた所定の間隔よりも遙かに大きくなったり小さくなることを防止できる。したがって、シール体27a,27b,27cと電線17との間をより一層確実に水密に保つことが可能となり、コネクタ1内に水などの液体が浸入することをより一層確実に防止できる。
さらに、本実施形態では、インサート成型によって、図25乃至図27に示すように、補強部材29とシール体27a,27b,27cとを予めを一体に成型(形成)して、該シール体27a,27b,27c内に補強部材29を埋設しても良い。なお、図25乃至図27において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して、説明を省略する。
前述した実施形態では、係合突起23をレール部21に設け、係合凹部24をホルダ18bに設けているが、本発明では、係合突起23をホルダ18bに設け、係合凹部24をレール部21に設けても良い。前述した実施形態では、案内突起25をホルダ18cに設け、案内溝26をレール部21に設けているが、本発明では、案内溝26をホルダ18bに設け、案内突起25をレール部21に設けても良い。
次に、本発明の第3の実施形態にかかるコネクタを、図28ないし図34を参照して説明する。なお、前述した第1及び第2の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図28及び図29に示すように、一つのコネクタブロック7には、一つのリアホルダ3と、一つのシール部材4が取り付けられるようになっている。リアホルダ3は、前述した第1の実施形態と同様に、硬質な合成樹脂で構成されて互いに積層される複数のホルダ18と、ホルダ位置決め手段としての位置決め部40と、ホルダ固定手段としての固定部41とを備えている。本実施形態においても、リアホルダ3は、ホルダ18を五つ備えている。
複数のホルダ18のうち当該複数のホルダ18同士が積層されるとこれら複数のホルダ18の両端に位置する二つのホルダ18(以下、符号18dで示す)は、互いに同形状に形成され、図30に示すように、棒状の本体部42と、該本体部42の長手方向の両端から同方向に立設した一対の側板部43と、複数の仕切り部44とを備えている。仕切り部44は、本体部42から一対の側板部43と同方向に立設して、側板部43間に等間隔に配置されており、互いの間に電線17を位置付ける。仕切り部44は、電線17の長手方向に沿って互いに間隔をあけた一対の立設棒45を備えている。なお、以下、ホルダ18において、同一部分には、同一符号を付して説明する。
また、複数のホルダ18のうち当該複数のホルダ18同士が積層されるとこれら複数のホルダ18の中央に位置する一つのホルダ18(以下、符号18eで示す)は、図30に示すように、棒状の本体部42と、該本体部42の長手方向の両端から両方向に立設した二対の側板部43と、複数の仕切り部44とを備えている。仕切り部44は、本体部42から二対の側板部43と同方向に立設して、側板部43間に等間隔に配置されており、互いの間に電線17を位置付ける。仕切り部44は、電線17の長手方向に沿って互いに間隔をあけた一対の立設棒45を備えている。
さらに、複数のホルダ18のうち前記ホルダ18d,18e間に配置される二つのホルダ18(以下、符号18fで示す)は、図30に示すように、棒状の本体部42と、複数の仕切り部44とを備えている。仕切り部44は、本体部42から両方向に立設して、本体部42の長手方向に沿って等間隔に配置されており、互いの間に電線17を位置付ける。
位置決め部40は、図33及び図34に示すように、ホルダ18fの長手方向の両端からホルダ18d,18eに向かって凸に突出した位置決め棒46と、ホルダ18d,18eの側板部43に設けられた位置決め穴47とを備えている。位置決め部40は、位置決め棒46が位置決め穴47に侵入することで、互いに重なり合うホルダ18d,18e,18f同士を位置決めする。
固定部41は、図31及び図32に示すように、ホルダ18fの仕切り部44の本体部42から離れた側の先端部に設けられた係止爪48と、ホルダ18d,18eの仕切り部44の立設棒45に設けられて前記係止爪48と係止する係止爪49とを備えている。固定部41は、係止爪48,49同士が互いに係止することで、互いに重なり合うホルダ18d,18e,18f同士を固定する。
前述したリアホルダ3は、ホルダ18dと、ホルダ18fと、ホルダ18eと、ホルダ18fと、ホルダ18dと、が順に積層されて組み立てられる。このとき、勿論、前述した位置決め穴47内に位置決め棒46が侵入し、係止爪48,49同士が互いに係止する。また、リアホルダ3は、ホルダ18d,18e,18f間に電線17を位置付けた状態で、シール部材4とともにコネクタブロック7に組み付けられて、コネクタハウジング2に組み付けられる。
シール部材4は、前述した第1の実施形態と同様にシール体27を五つ備えている。シール体27a,27bは、接着剤によって、ホルダ18dに取り付けられ、シール体27cは、接着剤によって、ホルダ18e,18fに取り付けられる。シール部材4は、リアホルダ3とともにコネクタブロック7に組み付けられると、シール体27a,27b,27c間に電線17を位置付けるとともに、当該電線17を溝28内に位置付ける。
本実施形態によれば、前述した第1及び第2の実施形態と同様に、シール部材4のシール体27a,27b,27cがリアホルダ3の合成樹脂で構成されたホルダ18d,18e,18fに接着剤などによって予め取り付けられている。このため、ホルダ18d,18e,18f同士を組み付ける際に、シール体27a,27b,27cの弾性復元力が生じても、該シール体27a,27b,27cがホルダ18d,18e,18fから脱落することを防止できる。したがって、容易にリアホルダ3を組み立てることができ、コネクタ1を容易に組み立てることができる。
また、ホルダ18d,18e,18f同士を位置決めする位置決め部40を備えているので、該位置決め部40によって、ホルダ18d,18e,18f同士即ちシール体27a,27b,27c同士が常に一定の位置関係に保たれる。したがって、シール体27a,27b,27cと電線17との間を確実に水密にでき、コネクタ1内に水などの液体が浸入することをより一層確実に防止できる。
さらに、ホルダ18d,18e,18f同士を固定する固定部41を備えているので、該固定部41によって、ホルダ18d,18e,18f同士即ちシール体27a,27b,27c同士を確実に固定できる。したがって、シール体27a,27b,27cと電線17との間を確実に水密にでき、コネクタ1内に水などの液体が浸入することをより一層確実に防止できる。
また、本実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様に、一つのコネクタブロック7に複数のリアホルダ3を取り付けるようにしても良く、ホルダ18d,18e,18fとシール体27a,27b,27cとをインサート成形によって一体に成形しても良く、第2の実施形態と同様に、シール体27a,27b,27c内に補強部材29を埋設しても良く、補強部材29同士を固定する固定部34を設けても良い。
要するに、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるコネクタの分解斜視図である。 図1に示されたコネクタの断面図である。 図1に示されたコネクタのリアホルダの分解斜視図である。 図3に示されたリアホルダの一つのホルダの斜視図である。 図4に示されたホルダを一部断面で示す斜視図である。 図3に示されたリアホルダの残りのホルダを示す斜視図である。 図3に示された残りのホルダを図4に示されたホルダに取り付ける前の状態を示す正面図である。 図7に示されたホルダの断面図である。 図8に示されたホルダ同士を組み付けた状態を示す断面図である。 図3に示されたリアホルダの斜視図である。 図10に示されたリアホルダの断面図である。 図1に示されたコネクタのシール部材の分解斜視図である。 図3に示されたリアホルダのホルダと図12に示されたシール部材のシール体とを互いに取り付けた状態を示す斜視図である。 図13中の他の一つのホルダと他の一つのシール体とを示す斜視図である。 図13に示された互いに取り付けられた一つのホルダと一つのシール体とプレート状ハウジングとを示す斜視図である。 図1に示されたコネクタのコネクタブロックの一部を分解して示す斜視図である。 図16に示されたコネクタブロックのプレート状ハウジング同士などを互いに組み付けた状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態にかかるコネクタの要部を示す分解斜視図である。 図18に示された補強部材とシール体との組み付け前の状態を示す断面図である。 図19に示された補強部材とシール体とを互いに組み付けた状態を示す断面図である。 図18に示されたコネクタの変形例の要部を示す分解斜視図である。 図21中のXXII−XXII線に沿う断面図である。 図18に示されたコネクタの他の変形例の要部を示す分解斜視図である。 図18に示されたコネクタの別の変形例の要部を示す分解斜視図である。 図18に示されたコネクタの更に別の変形例の要部を示す分解斜視図である。 図25に示されたコネクタのシール体などの断面図である。 図25に示されたコネクタのシール体などの他の断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかるコネクタのコネクタブロックとリアホルダとシール部材を示す斜視図である。 図28に示されたリアホルダとシール部材などを分解して示す斜視図である。 図29に示されたリアホルダのホルダとシール部材のシール体を拡大して示す斜視図である。 図28中のXXXI−XXXI線に沿う断面を示す斜視図である。 図31に示された断面を拡大して示す断面図である。 図29に示されたリアホルダとシール部材の要部を拡大して示す斜視図である。 図33に示されたリアホルダの要部を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 コネクタハウジング
3 リアホルダ
4 シール部材
13 端子金具
17 電線
18 ホルダ
18a 一つのホルダ(ホルダベース)
18b 他の一つのホルダ(積層ホルダ)
18c 残りのホルダ(積層ホルダ)
18d ホルダ
18e ホルダ
18f ホルダ
19 係合部
20 案内部
21 レール部
22 連結部
27 シール体
27a 一つのシール体
27b 他の一つのシール体
27c 残りのシール体
28 溝
29 補強部材
30 補強部材収容孔(空隙部)
31 半円凹凸面
32 半円凹凸部(溝状部)
34 固定部
40 位置決め部(ホルダ位置決め手段)
41 固定部(ホルダ固定手段)

Claims (10)

  1. 端子金具を収容するコネクタハウジングと、
    合成樹脂で構成されかつ互いの間に前記端子金具に取り付けられた電線を位置付けるホルダを複数備え、これらのホルダが互いに取り付けられて、前記コネクタハウジングに取り付けられるリアホルダと、
    弾性材料で構成されかつ互いの間に前記電線を位置付けるシール体を複数備え、これらのシール体各々に前記ホルダが取り付けられて、該ホルダ同士が互いに取り付けられて前記リアホルダが前記コネクタハウジングに取り付けられると、前記電線との間を水密に保つシール部材と、
    を備えたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ホルダとして、前記リアホルダの端に位置付けられるホルダベースと、前記ホルダベースに積層される積層ホルダと、が設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ホルダベースは、連結部と、前記連結部の両端より前記積層ホルダの積層方向に突出したレール部とを備えているとともに、
    前記リアホルダは、前記レール部の長手方向に沿って前記積層ホルダを移動自在とする案内部を備えたことを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記リアホルダは、前記レール部の前記連結部から離れた側の端部と、前記積層ホルダのうちの最も前記連結部から離れた積層ホルダとを係合させる係合部を備えたことを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 前記シール部材は、前記複数のシール体と、合成樹脂で構成されかつシール体各々に形成された空隙部内に埋設された補強部材と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載のコネクタ。
  6. 前記シール体は、内側に電線を位置付ける断面半円形状の溝を備え、
    前記補強部材は、前記溝の内形に沿って形成された溝状部を備えているとともに、前記補強部材が前記空隙部内に圧入されると、前記溝状部が前記溝の内面と平行となるとともに該シール体と密接することを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記補強部材は、前記シール体と一体形成されていることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  8. 前記シール部材は、前記補強部材同士を固定する固定部を備えたことを特徴とする請求項5乃至請求項7のうちいずれか一項に記載のコネクタ。
  9. 前記リアホルダは、互いに重なり合うホルダ同士を位置決めするホルダ位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちいずれか一項に記載のコネクタ。
  10. 前記リアホルダは、互いに重なり合うホルダ同士を固定するホルダ固定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項9のうちいずれか一項に記載のコネクタ。
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