JP2006310007A - ワイヤハーネスの組立方法、ワイヤハーネス及びコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスの組立にかかる所要時間と費用の抑制を図ることができるワイヤハーネスの組立方法、ワイヤハーネス及びコネクタを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス1はFFC2とコネクタ3とを備えている。FFC2は複数の導体4と該導体4を被覆する絶縁体5を備えている。コネクタ3はピアッシング端子6とコネクタハウジング7とカバー部材8を備えている。ピアッシング端子6は爪部13を有している。コネクタハウジング7はピアッシング端子6を複数装着する。コネクタハウジング7とカバー部材8とにはFFC2の絶縁体5のみを挟持する隔壁19,20が設けられている。複数のピアッシング端子6をコネクタハウジング7に装着し爪部13にFFC2を貫通させて該爪部13を曲げてワイヤハーネス1を組み立てる。
【選択図】図3

Description

本発明は、FPC(フレキシブル・プリント・サーキット)やFFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)などのフラット回路体を備えたワイヤハーネスの組立方法、ワイヤハーネス及びフラット回路体が取り付けられるコネクタに関する。
移動体としての自動車には、種々の電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器にバッテリなどの電源からの電力や制御装置からの制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、フラット回路体としてのFFCと、コネクタとを備えている。
フラット回路体は、断面矩形状の導体と、前記導体を被覆するフィルム状の絶縁体とを備えている。導体は、複数設けられている。導体は、それそれ、直線状に延在している。複数の導体は、互いに平行に配置されている。絶縁体は、導体同士を互いに絶縁している。
コネクタは、端子金具と、コネクタハウジングとを備えている。端子金具は、導電性の板金を折り曲げられて得られる。端子金具は、相手側の端子金具と接続する電気接触部と、前述したFFCの導体と接続する電線接続部とを一体に備えている。電線接続部は、底板と、該底板から立設した複数の爪部を備えている。電線接続部は、爪部が底板に重ねられたFFCの導体と絶縁体とを貫通し、該爪部が底板に向かって曲げられて、FFCの導体と接続される。
コネクタハウジングは、絶縁性の合成樹脂で構成され、扁平な箱状に形成されている。コネクタハウジングは、端子金具を収容する端子収容室を複数備えている。
前述したワイヤハーネスは、以下のように組み立てられる。まず、連鎖状に連結された複数の端子金具から一つずつ端子金具が分離されて、該分離された端子金具にFFCが取り付けられる。そして、FFCが取り付けられた端子金具をコネクタハウジングの端子収容室内に挿入する。こうして、ワイヤハーネスが組み立てられる。則ち、一つずつ端子金具にFFCを取り付けて、該FFCを取り付けた端子金具を一つずつコネクタハウジングに取り付けて、前述したワイヤハーネスが組み立てられる。
しかしながら、従来のワイヤハーネスの組立方法では、一つずつ端子金具にFFCを取り付けて、該FFCを取り付けた端子金具を一つずつコネクタハウジングに取り付けるので、コネクタの組立則ちワイヤハーネスの組立にかかる所要時間が長時間化していた。則ち、ワイヤハーネスの組立にかかる作業の効率が低下する傾向であった。
また、一つずつ端子金具にFFCを取り付けるため、端子金具にFFCを取り付ける際に用いる金型が、端子金具と同等の大きさになって、小型化される傾向であった。このため、前述した金型の機械的な強度が低下して、金型の寿命が短くなる傾向であった。このように、金型の交換頻度が増加して、端子金具にFFCを取り付ける作業則ちワイヤハーネスの組立作業にかかる費用が増加する傾向であった。
したがって、本発明の目的は、ワイヤハーネスの組立にかかる所要時間と費用の抑制を図ることができるワイヤハーネスの組立方法、ワイヤハーネス及びコネクタを提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のワイヤハーネスの組立方法は、導体と該導体を覆う絶縁体とを有したフラット回路体と、前記フラット回路体の導体が取り付けられる電線接続部を有する端子金具と、前記端子金具を複数装着するコネクタハウジングと、を備えたワイヤハーネスの組立方法であって、複数の端子金具を前記コネクタハウジングに装着して、これら複数の端子金具の電線接続部に前記フラット回路体を重ね、該フラット回路体を前記電線接続部に近づけて、フラット回路体の導体に電線接続部の爪部を貫通させて、更に爪部を曲げて、前記コネクタハウジングに装着された複数の端子金具に前記フラット回路体を取り付けることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のワイヤハーネスは、導体と該導体を覆う絶縁体とを有したフラット回路体と、前記フラット回路体の導体が取り付けられる電線接続部を有する端子金具と、前記端子金具を複数装着するコネクタハウジングと、を備えたワイヤハーネスであって、複数の端子金具を前記コネクタハウジングに装着して、これら複数の端子金具の電線接続部に前記フラット回路体を重ね、該フラット回路体を前記電線接続部に近づけて、フラット回路体の導体に電線接続部の爪部を貫通させて、更に爪部を曲げて、前記コネクタハウジングに装着された複数の端子金具に前記フラット回路体が取り付けられたことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項2に記載のワイヤハーネスにおいて、前記コネクタハウジングが、各導体が端子金具の電線接続部と接続可能な位置に前記フラット回路体を位置決めする位置決め手段を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項2又は請求項3に記載のワイヤハーネスにおいて、前記コネクタハウジングに取り付けられて、前記フラット回路体が取り付けられた端子金具の電線接続部を覆うカバー部材を更に備え、前記コネクタハウジングと前記カバー部材は、それぞれ、互いの間に前記フラット回路体の前記絶縁体のみを挟持する挟持部が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項4に記載のワイヤハーネスにおいて、前記コネクタハウジングに設けられた挟持部と前記カバー部材に設けられた挟持部は、それぞれ、複数設けられていることを特徴としている。
請求項6に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項4又は請求項5に記載のワイヤハーネスにおいて、前記コネクタハウジングに設けられた挟持部と前記カバー部材に設けられた挟持部は、それぞれ、前記フラット回路体の前記導体の長手方向に沿って直線状に延在していることを特徴としている。
請求項7に記載の本発明のコネクタは、フラット回路体の導体が取り付けられる電線接続部を有する端子金具が複数装着されるコネクタハウジングを備えたコネクタであって、前記コネクタハウジングが、各導体が端子金具の電線接続部と接続可能な位置に前記フラット回路体を位置決めする位置決め手段を備えたことを特徴としている。
請求項8に記載の本発明のコネクタは、請求項7に記載のコネクタにおいて、前記コネクタハウジングに取り付けられて、前記フラット回路体が取り付けられた端子金具の電線接続部を覆うカバー部材を更に備え、前記コネクタハウジングと前記カバー部材は、それぞれ、互いの間に前記フラット回路体の絶縁体のみを挟持する挟持部が設けられていることを特徴としている。
請求項9に記載の本発明のコネクタは、請求項8に記載のコネクタにおいて、前記コネクタハウジングに設けられた挟持部と前記カバー部材に設けられた挟持部は、それぞれ、複数設けられていることを特徴としている。
請求項10に記載の本発明のコネクタは、請求項8又は請求項9に記載のコネクタにおいて、前記コネクタハウジングに設けられた挟持部と前記カバー部材に設けられた挟持部は、それぞれ、前記フラット回路体の前記導体の長手方向に沿って直線状に延在していることを特徴としている。
請求項1に記載した本発明のワイヤハーネスの組立方法によれば、複数の端子金具をコネクタハウジングに装着して、これら複数の端子金具の電線接続部に一括してフラット回路体を取り付ける。
請求項2に記載した本発明のワイヤハーネスによれば、複数の端子金具をコネクタハウジングに装着して、これら複数の端子金具の電線接続部に一括してフラット回路体を取り付ける。
請求項3に記載した本発明のワイヤハーネスによれば、位置決め手段を備えているので、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置を、各導体に各端子金具の電線接続部が接続可能な位置に保つことができる。
請求項4に記載した本発明のワイヤハーネスによれば、カバー部材の挟持部とコネクタハウジングの挟持部との間にフラット回路体の絶縁体のみを挟持するので、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置が変化しても、この相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることを防止できる。
請求項5に記載した本発明のワイヤハーネスによれば、挟持部が複数設けられているので、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置が変化しても、この相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることを確実に防止できる。
請求項6に記載した本発明のワイヤハーネスによれば、挟持部が導体の長手方向に沿って直線状に延在しているので、挟持部とフラット回路体の絶縁体との接触面積を大きくすることができる。したがって、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置が変化しても、この相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることをより確実に防止できる。
請求項7に記載した本発明のコネクタによれば、位置決め手段を備えているので、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置を、各導体に各端子金具の電線接続部が接続可能な位置に保つことができる。
請求項8に記載した本発明のコネクタによれば、カバー部材の挟持部とコネクタハウジングの挟持部との間にフラット回路体の絶縁体のみを挟持するので、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置が変化しても、この相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることを防止できる。
請求項9に記載した本発明のコネクタによれば、挟持部が複数設けられているので、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置が変化しても、この相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることを確実に防止できる。
請求項10に記載した本発明のコネクタによれば、挟持部が導体の長手方向に沿って直線状に延在しているので、挟持部とフラット回路体の絶縁体との接触面積を大きくすることができる。したがって、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置が変化しても、この相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることをより確実に防止できる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、コネクタハウジングに装着された複数の端子金具の電線接続部に一括してフラット回路体を取り付けるので、端子金具の電線接続部にフラット回路体を取り付ける作業則ちワイヤハーネスの組立作業にかかる所要時間を著しく短縮することができる。
また、複数の端子金具の電線接続部に一括してフラット回路体を取り付けるので、端子金具の電線接続部にフラット回路体を取り付ける際に用いられる金型を、複数の端子金具を合わせた大きさと同等にでき、全体として大きくすることができる。このため、前述した金型の機械的な強度を向上させることができ、金型の寿命を延ばすことができる。したがって、端子金具の電線接続部にフラット回路体を取り付ける作業則ちワイヤハーネスの組立作業に用いられる金型の交換頻度を減少させることができ、ワイヤハーネスの組立作業にかかる費用を低減することができる。
さらに、コネクタハウジングに、該コネクタハウジングに装着された端子金具の電線接続部を露出させる切欠きが形成されていると、フラット回路体を端子金具の電線接続部に重ねて、該フラット回路体を電線接続部に向かって押圧することで、電線接続部にフラット回路体を取り付けることができる。このため、フラット回路体の端末の互いに隣接する導体間の絶縁体を除去することなく、該フラット回路体を端子金具に取り付けることができる。したがって、端子金具の電線接続部にフラット回路体を取り付ける作業則ちワイヤハーネスの組立作業にかかる所要時間をより著しく短縮することができる。
請求項2に記載の本発明は、コネクタハウジングに装着された複数の端子金具の電線接続部に一括してフラット回路体を取り付けるので、端子金具の電線接続部にフラット回路体を取り付ける作業則ちワイヤハーネスの組立作業にかかる所要時間を著しく短縮することができる。
また、複数の端子金具の電線接続部に一括してフラット回路体を取り付けるので、端子金具の電線接続部にフラット回路体を取り付ける際に用いられる金型を、複数の端子金具を合わせた大きさと同等にでき、全体として大きくすることができる。このため、前述した金型の機械的な強度を向上させることができ、金型の寿命を延ばすことができる。したがって、端子金具の電線接続部にフラット回路体を取り付ける作業則ちワイヤハーネスの組立作業に用いられる金型の交換頻度を減少させることができ、ワイヤハーネスの組立作業にかかる費用を低減することができる。
さらに、コネクタハウジングに、該コネクタハウジングに装着された端子金具の電線接続部を露出させる切欠きが形成されていると、フラット回路体を端子金具の電線接続部に重ねて、該フラット回路体を電線接続部に向かって押圧することで、電線接続部にフラット回路体を取り付けることができる。このため、フラット回路体の端末の互いに隣接する導体間の絶縁体を除去することなく、該フラット回路体を端子金具に取り付けることができる。したがって、端子金具の電線接続部にフラット回路体を取り付ける作業則ちワイヤハーネスの組立作業にかかる所要時間をより著しく短縮することができる。
請求項3に記載の本発明は、コネクタハウジングとフラット回路体とが位置ずれすることを防止できるので、フラット回路体の各導体を確実に各端子金具の電線接続部に接続することができる。
請求項4に記載の本発明は、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることを防止できるので、フラット回路体の導体と端子金具とを確実に接続でき、これらの接続が不安定になることを防止できる。
請求項5に記載の本発明は、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることを確実に防止できるので、フラット回路体の導体と端子金具とを確実に接続でき、これらの接続が不安定になることを確実に防止できる。
請求項6に記載の本発明は、挟持部とフラット回路体の絶縁体との接触面積を大きくすることができ、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることをより確実に防止できる。したがって、フラット回路体の導体と端子金具とをより確実に接続でき、これらの接続が不安定になることをより確実に防止できる。
請求項7に記載の本発明は、コネクタハウジングとフラット回路体とが位置ずれすることを防止できるので、フラット回路体の各導体を確実に各端子金具の電線接続部に接続することができる。
請求項8に記載の本発明は、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることを防止できるので、フラット回路体の導体と端子金具とを確実に接続でき、これらの接続が不安定になることを防止できる。
請求項9に記載の本発明は、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることを確実に防止できるので、フラット回路体の導体と端子金具とを確実に接続でき、これらの接続が不安定になることを確実に防止できる。
請求項10に記載の本発明は、挟持部とフラット回路体の絶縁体との接触面積を大きくすることができ、コネクタハウジングとフラット回路体との相対的な位置の変化がフラット回路体の導体と端子金具との接続箇所に伝わることをより確実に防止できる。したがって、フラット回路体の導体と端子金具とをより確実に接続でき、これらの接続が不安定になることをより確実に防止できる。
以下、本発明の一実施形態にかかるワイヤハーネス、コネクタ及びワイヤハーネスの組立方法を図1乃至図10を参照して説明する。
ワイヤハーネス1は、図1に示すように、フラット回路体としてのFFC(Flexible Flat Cable)2と、コネクタ3と、を備えている。
FFC2は、図2及び図3に示すように、複数の導体4と、該導体4を被覆する絶縁体5と、を備えている。
導体4は、導電性を有する金属からなる。導体4は、少なくとも銅、または銅合金を含んでいる。導体4は、断面形が矩形状に形成されている。導体4は、直線状に延びている。複数の導体4は、互いに平行に配置されている。
絶縁体5は、一対の絶縁シート5a,5bを備えている。絶縁シート5a,5bは、絶縁性の合成樹脂からなり帯状に形成されている。絶縁シート5a,5bは、例えばポリエチレンテレフタレート(Polyethyleneterephthalate:PET)などからなる。一対の絶縁シート5a,5bは、互いの間に複数の導体4を挟んでいる。一対の絶縁シート5a,5bは、複数の導体4同士を電気的に絶縁している。絶縁体5は、一対の絶縁シート5a,5b間に複数の導体4を挟むことで、これらの導体4を被覆している。
本明細書に記したフラット回路体とは、複数の導体と、該導体を被覆する絶縁性の被覆部とを備えて扁平な帯状に形成されているものを示す。
コネクタ3は、図2ないし図4に示すように、端子金具としてのピアッシング端子6と、コネクタハウジング7と、カバー部材8とを備えている。
ピアッシング端子6は、導電性の板金を折り曲げるなどして得られ、図4に示すように、相手側の端子金具と接続する電気接触部9と、FFC2の導体4と接続される電線接続部10と、を一体に備えている。
電気接触部9は、角筒状の筒部11と、該筒部11内に収容された図示しないばね片とを備えている。筒部11は、図示例では、四角筒に形成されている。ばね片は、筒部内に侵入した相手側の端子金具の雄タブなどの挿入子を、筒部11の内面に向かって付勢して該内面との間に挟む。電気接触部9は、筒部11内に相手側の端子金具の雄タブなどの挿入子が挿入され、ばね片が筒部11の内面との間に前述した挿入子を挟むことで、相手側の端子金具と電気的及び機械的に接続する。
電線接続部10は、底壁12と、この底壁12の幅方向の両端部から立設した複数の爪部13と、を備えている。底壁12は、筒部11の外壁に連なっている。複数の爪部13は、底壁12則ちピアッシング端子6の長手方向に沿って並べられている。互いに相対する爪部13は、千鳥状に配されている。爪部13は、図2及び図3に示すように、底壁12の両縁から立設した状態でFFC2の絶縁体5と導体4とを貫通して、底壁12から離れた先端が底壁12に近づくように曲げられる。
電線接続部10は、複数の爪部13がFFC2の絶縁体5と導体4とを貫通して(突き破って)、該導体4と接触して、FFC2と電気的に接続される。電線接続部10は、さらに貫通した複数の爪部13の先端が互いに内向きに折り曲げられて、FFC2と機械的に接続される(FFC2をかしめる)。
コネクタハウジング7は、絶縁性の合成樹脂からなり、扁平な箱状に形成されている。コネクタハウジング7は、複数の端子収容室14と、位置決め手段としての一対の位置決め突起15と、を備えている。
端子収容室14は、直線状の延びた空間である。複数の端子収容室14は、互いに平行に配置されている。端子収容室14は、それぞれ、ピアッシング端子6を収容する。端子収容室14は、ピアッシング端子6の電線接続部10を収容する接続部収容溝16と、ピアッシング端子6の電気接触部9を収容する接触部収容室17とを備えている。
また、コネクタハウジング7には、切欠き18が設けられている。切欠き18は、コネクタハウジング7を切り欠いた格好に形成されている。切欠き18は、端子収容室14の接続部収容溝16内に収容する電線接続部10を、底壁12に直交する方向に沿ってコネクタハウジング7外に露出させる。則ち、切欠き18は、電線接続部10を、爪部13が底壁12から立設する側にコネクタハウジング7外に露出させる。この切欠き18によって、コネクタハウジング7には、端子収容室14内に収容されるピアッシング端子6の底壁12の表面に対し交差(図示例では直交)する方向に沿って平坦な段差面18aが設けられている。段差面18aは、接続部収容溝16と接触部収容室17との間に設けられている。
位置決め突起15は、前述した段差面18aの端子収容室14に収容されるピアッシング端子6則ち該ピアッシング端子6に取り付けられるFFC2の幅方向の両端に設けられている。一対の位置決め突起15は、前述した幅方向に沿って、互いに間隔をあけて配置されている。
位置決め突起15は、段差面18aから端子収容室14内に収容されるピアッシング端子6の電線接続部10の端に向かって凸に形成されている。位置決め突起15の段差面18aからの突出量は、端子収容室14内に収容されたピアッシング端子6の爪部13を加締めることを可能とする(が加締められることを許容する)値となっている。一対の位置決め突起15間の間隔は、FFC2の幅と略等しい。一対の位置決め突起15は、互いの間にFFC2を位置付けて、各導体4がピアッシング端子6の電線接続部10と電気的に接続可能な位置に、該FFC2を位置決めする。
カバー部材8は、絶縁性の合成樹脂で構成され、樋状に形成されている。カバー部材8は、切欠き18を塞ぐようにコネクタハウジング7に取り付けられる。カバー部材8は、コネクタハウジング7に取り付けられると、コネクタハウジング7とともにピアッシング端子6の電線接続部10を覆う。
また、コネクタハウジング7とカバー部材8とには、それぞれ挟持部としての隔壁19,20が設けられている。コネクタハウジング7の隔壁19は、端子収容室14の接続部収容溝16側に複数設けられている。隔壁19は、端子収容室14の長手方向則ちピアッシング端子6の電線接続部10に取り付けられるFFC2の導体4の長手方向に沿って延在している。隔壁19は、端子収容室14同士を仕切っている。則ち、互いに隣り合う隔壁19間は、端子収容室14の接続部収容溝16となっている。また、隔壁19は、端子収容室14同士を仕切ることで、端子収容室14内に収容されるピアッシング端子6の電線接続部10に取り付けられるFFC2の絶縁体5のみが表面上に位置付けられる。則ち、隔壁19は、表面上にFFC2の導体4が位置付けられない。
カバー部材8の隔壁20は、該カバー部材8がコネクタハウジング7に取り付けられると、コネクタハウジング7の隔壁19と重なる位置に配置されている。則ち、カバー部材8の隔壁20は、複数設けられている。隔壁20は、端子収容室14の長手方向則ちピアッシング端子6の電線接続部10に取り付けられるFFC2の導体4の長手方向に沿って延在している。このため、隔壁20は、端子収容室14内に収容されるピアッシング端子6の電線接続部10に取り付けられるFFC2の絶縁体5のみが表面上に位置付けられる。則ち、隔壁20は、表面上にFFC2の導体4が位置付けられない。
コネクタハウジング7にカバー部材8が取り付けられた状態でコネクタハウジング7の隔壁19と、カバー部材8の隔壁20との間隔は、FFC2の絶縁体5のみの厚みより若干小さい。則ち、コネクタハウジング7にカバー部材8が取り付けられると、隔壁19,20は、互いの間にFFC2の絶縁体5のみを挟持し、図3中の二点鎖線で示す位置から図2中に実線で示す位置まで該絶縁体5を変形させて厚みを薄くさせる。
さらに、コネクタハウジング7とカバー部材8とには、互いに係止する図示しない係止部が設けられている。係止部同士が係止して、コネクタハウジング7にカバー部材8が取り付けられる。
前述した構成のワイヤハーネス1は、以下のように組み立てられる。まず、コネクタハウジング7の端子収容室14内にピアッシング端子6を挿入する。接続部収容溝16内に電線接続部10を位置付け、接触部収容室17内に電気接触部9を位置付けて、端子収容室14内にピアッシング端子6を収容する。こうして、全ての端子収容室14にピアッシング端子6を収容して、コネクタハウジング7にピアッシング端子6を装着する。
そして、図5に示すように、ピアッシング端子6が装着されたコネクタハウジング7を圧着機21のベース22に取り付ける。圧着機21は、爪部13にFFC2を貫通させて、該爪部13を加締める装置である。
そして、図6に示すように、コネクタハウジング7の切欠き18上にFFC2を位置付ける。このとき、一対の位置決め突起15間にFFC2の端を位置付けて、該FFC2を一対の位置決め突起15で位置決めする。そして、図7に示すように、圧着機21の金型23を、コネクタハウジング7の切欠き18と端子収容室14内に収容されたピアッシング端子6の底壁12に直交する方向に沿って並ぶ位置に位置付ける。
なお、金型23は、図10に示すように、板状に形成された本体部24と、該本体部24に複数設けられたキャビティ25と、を備えている。キャビティ25は、端子収容室14則ちコネクタハウジング7に取り付けられるピアッシング端子6と同数設けられている。キャビティ25は、金型23がコネクタハウジング7の切欠き18と前述した直交する方向に沿って並ぶと、ピアッシング端子6の電線接続部10と前述した直交する方向に沿って並ぶ位置に配置されている。
キャビティ25は、本体部24のコネクタハウジング7と相対する表面から凹に形成されている。キャビティ25の内面には、一対の曲面26が設けられている。一対の曲面26は、コネクタハウジング7に装着されたピアッシング端子6の幅方向に沿って並設されている。一対の曲面26は、コネクタハウジング7に装着されたピアッシング端子6から離れる方向に凸に形成されている。一対の曲面26間には、コネクタハウジング7に装着されたピアッシング端子6に向かって凸の突起27が設けられている。
そして、圧着機21の金型23をコネクタハウジング7の切欠き18に近づける。すると、金型23によって、FFC2がピアッシング端子6の電線接続部10に押し付けられて、爪部13がFFC2の絶縁体5と導体4とを貫通するとともに、該FFC2を貫通した爪部13がキャビティ25内に侵入する。すると、爪部13は、キャビティ25の内面に設けられた曲面26に沿って先端が変位して、該先端が底壁12に近づく方向に曲げられる。金型23がコネクタハウジング7に近づくと、図8に示すように、爪部13が完全に曲げられて、該爪部13がかしめられる。金型23をコネクタハウジング7から遠ざける。そして、図9に示すように、コネクタハウジング7をベース22から取り外して、該コネクタハウジング7にカバー部材8を取り付ける。こうして、前述した構成のワイヤハーネス1が組み立てられる。
このように、前述したワイヤハーネス1は、複数のピアッシング端子6をコネクタハウジング7に装着して、これら複数のピアッシング端子6の電線接続部10にFFC2を重ね、該FFC2を電線接続部10に近づけて、FFC2の導体4に電線接続部10の爪部13を貫通させて、更に貫通した爪部13を曲げて、コネクタハウジング7に装着された複数のピアッシング端子6にFFC2を取り付けて、組み立てられる。前述したように組み立てられたワイヤハーネス1は、コネクタ3が自動車に搭載される電子機器のコネクタなどと嵌合して、前述した自動車に配索される。
本実施形態によれば、複数のピアッシング端子6をコネクタハウジング7に装着して、これら複数のピアッシング端子6の電線接続部10に一括してFFC2を取り付ける。このため、ピアッシング端子6の電線接続部10にFFC2を取り付ける作業則ちワイヤハーネス1の組立作業にかかる所要時間を著しく短縮することができる。
また、複数のピアッシング端子6の電線接続部10に一括してFFC2を取り付けるので、ピアッシング端子6の電線接続部10にFFC2を取り付ける際に用いられる金型23を、複数のピアッシング端子6を合わせた大きさと同等にでき、全体として大きくすることができる。
このため、前述した金型23の機械的な強度を向上させることができ、金型23の寿命を延ばすことができる。したがって、ピアッシング端子6の電線接続部10にFFC2を取り付ける作業則ちワイヤハーネス1の組立作業に用いられる金型23の交換頻度を減少させることができ、ワイヤハーネス1の組立作業にかかる費用を低減することができる。
さらに、コネクタハウジング7に、該コネクタハウジング7に装着されたピアッシング端子6の電線接続部10を露出させる切欠き18が形成されている。このため、FFC2をピアッシング端子6の電線接続部10に重ねて、該FFC2を電線接続部10に向かって押圧することで、電線接続部10にFFC2を取り付けることができる。このため、FFC2の端末の互いに隣接する導体4間の絶縁体5を除去することなく、該FFC2をピアッシング端子6に取り付けることができる。したがって、ピアッシング端子6の電線接続部10にFFC2を取り付ける作業則ちワイヤハーネス1の組立作業にかかる所要時間をより著しく短縮することができる。
また、コネクタ3が、FFC2を位置決めする位置決め手段としての位置決め突起15を備えているので、コネクタハウジング7とFFC2との相対的な位置を、各導体4に各ピアッシング端子6の電線接続部10が接続可能な位置に保つことができる。このように、コネクタハウジング7とFFC2とが位置ずれすることを防止できるので、FFC2の各導体4を確実に各ピアッシング端子6の電線接続部10に接続することができる。
カバー部材8の隔壁20とコネクタハウジング7の隔壁19との間にFFC2の絶縁体5のみを挟持するので、コネクタハウジング7とFFC2との相対的な位置が変化しても、この相対的な位置の変化がFFC2の導体4とピアッシング端子6との接続箇所に伝わることを防止できる。このため、FFC2の導体4とピアッシング端子6とを確実に接続でき、これらの接続が不安定になることを防止できる。
隔壁19,20がそれぞれ複数設けられているので、コネクタハウジング7とFFC2との相対的な位置が変化しても、この相対的な位置の変化がFFC2の導体4とピアッシング端子6との接続箇所に伝わることを確実に防止でき、FFC2の導体4とピアッシング端子6との接続が不安定になることを確実に防止できる。
隔壁19,20がそれぞれ導体4の長手方向に沿って直線状に延在しているので、隔壁19,20とFFC2の絶縁体5との接触面積を大きくすることができる。したがって、隔壁19,20がそれぞれ複数設けられているので、コネクタハウジング7とFFC2との相対的な位置の変化がFFC2の導体4とピアッシング端子6との接続箇所に伝わることをより確実に防止でき、FFC2の導体4とピアッシング端子6との接続が不安定になることをより確実に防止できる。
本実施形態では、フラット回路体として、FFC2を用いている。しかしながら、本発明では、FPC(フレキシブル・プリント・サーキット)などの他の扁平な帯状のフラット回路体を用いても良い。
また、本実施形態では、ピアッシング端子6の電気接触部9が筒状の所謂雌形の電気接触部となっている。しかしながら、本発明では、ピアッシング端子6の電気接触部9を棒状又は板状の所謂雄形の電気接触部にしても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるワイヤハーネスを示す斜視図である。 図1中のII−II線に沿う断面図である。 図2中のIII部を拡大して示す断面図である。 図1に示されたワイヤハーネスを分解して示す斜視図である。 図1に示されたワイヤハーネスのピアッシング端子が装着されたコネクタハウジングをベースに取り付けた状態を示す斜視図である。 図5に示されたピアッシング端子の電線接続部にFFCを重ねた状態を示す斜視図である。 図6に示されたピアッシング端子の電線接続部とFFCの端末上に金型を配置した状態を示す斜視図である。 図7に示されたピアッシング端子の爪部をかしめて、ピアッシング端子にFFCを取り付けた状態を示す斜視図である。 図8に示されたコネクタハウジングの切欠き上にカバー部材を配置した状態を示す斜視図である。 図7に示された金型を示す斜視図である。
符号の説明
1 ワイヤハーネス
2 FFC(フラット回路体)
4 導体
5 絶縁体
6 ピアッシング端子(端子金具)
7 コネクタハウジング
8 カバー部材
10 電線接続部
13 爪部
15 位置決め突起(位置決め手段)
19,20 隔壁(挟持部)

Claims (10)

  1. 導体と該導体を覆う絶縁体とを有したフラット回路体と、
    前記フラット回路体の導体が取り付けられる電線接続部を有する端子金具と、
    前記端子金具を複数装着するコネクタハウジングと、を備えたワイヤハーネスの組立方法であって、
    複数の端子金具を前記コネクタハウジングに装着して、これら複数の端子金具の電線接続部に前記フラット回路体を重ね、該フラット回路体を前記電線接続部に近づけて、フラット回路体の導体に電線接続部の爪部を貫通させて、更に爪部を曲げて、前記コネクタハウジングに装着された複数の端子金具に前記フラット回路体を取り付けることを特徴とするワイヤハーネスの組立方法。
  2. 導体と該導体を覆う絶縁体とを有したフラット回路体と、
    前記フラット回路体の導体が取り付けられる電線接続部を有する端子金具と、
    前記端子金具を複数装着するコネクタハウジングと、を備えたワイヤハーネスであって、
    複数の端子金具を前記コネクタハウジングに装着して、これら複数の端子金具の電線接続部に前記フラット回路体を重ね、該フラット回路体を前記電線接続部に近づけて、フラット回路体の導体に電線接続部の爪部を貫通させて、更に爪部を曲げて、前記コネクタハウジングに装着された複数の端子金具に前記フラット回路体が取り付けられたことを特徴とするワイヤハーネス。
  3. 前記コネクタハウジングが、各導体が端子金具の電線接続部と接続可能な位置に前記フラット回路体を位置決めする位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のワイヤハーネス。
  4. 前記コネクタハウジングに取り付けられて、前記フラット回路体が取り付けられた端子金具の電線接続部を覆うカバー部材を更に備え、
    前記コネクタハウジングと前記カバー部材は、それぞれ、互いの間に前記フラット回路体の前記絶縁体のみを挟持する挟持部が設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のワイヤハーネス。
  5. 前記コネクタハウジングに設けられた挟持部と前記カバー部材に設けられた挟持部は、それぞれ、複数設けられていることを特徴とする請求項4記載のワイヤハーネス。
  6. 前記コネクタハウジングに設けられた挟持部と前記カバー部材に設けられた挟持部は、それぞれ、前記フラット回路体の前記導体の長手方向に沿って直線状に延在していることを特徴とする請求項4又は請求項5記載のワイヤハーネス。
  7. フラット回路体の導体が取り付けられる電線接続部を有する端子金具が複数装着されるコネクタハウジングを備えたコネクタであって、
    前記コネクタハウジングが、各導体が端子金具の電線接続部と接続可能な位置に前記フラット回路体を位置決めする位置決め手段を備えたことを特徴とするコネクタ。
  8. 前記コネクタハウジングに取り付けられて、前記フラット回路体が取り付けられた端子金具の電線接続部を覆うカバー部材を更に備え、
    前記コネクタハウジングと前記カバー部材は、それぞれ、互いの間に前記フラット回路体の絶縁体のみを挟持する挟持部が設けられていることを特徴とする請求項7記載のコネクタ。
  9. 前記コネクタハウジングに設けられた挟持部と前記カバー部材に設けられた挟持部は、それぞれ、複数設けられていることを特徴とする請求項8記載のコネクタ。
  10. 前記コネクタハウジングに設けられた挟持部と前記カバー部材に設けられた挟持部は、それぞれ、前記フラット回路体の前記導体の長手方向に沿って直線状に延在していることを特徴とする請求項8又は請求項9記載のコネクタ。
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