JP3854453B2 - プレートコネクタ用圧接端子 - Google Patents

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    • H01R9/22Bases, e.g. strip, block, panel
    • H01R9/223Insulating enclosures for terminals

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線と圧接する電線接続部と他の端子金具と接続するための電気接触部とが、平面形状がL字状となる位置に配されたプレートコネクタ用圧接端子に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
自動車などに装備されるワイヤハーネスは、電子機器の機能毎などに分けられた複数のサブハーネスとして一旦構成され、これらのサブハーネスを互いに組み付けられて得られるようになっている。このため、前記サブハーネス間の電線相互の接続が煩雑となり、組立時の作業性が悪化する傾向となり最悪の場合には品質が安定しない恐れも生じてきた。
【0004】
このため、前述した電線相互の接続を容易とするために、プレート状の絶縁体と、この絶縁体に装着される圧接端子と、を用い、前記プレート状の絶縁体を複数枚積層して得られるプレートコネクタが提案されている。プレート状の絶縁体は、合成樹脂からなる。プレート状の絶縁体は、平板状の底壁と、この底壁からそれぞれ立設した複数の隔壁と、複数の連通孔と、を備えている。
【0005】
複数の隔壁は、互いに平行でかつ互いに等間隔に配されている。これら複数の隔壁のうち互いに隣り合う隔壁相互間は、電線を収容する電線収容溝をなしている。連通孔は底壁を貫通している。連通孔は、底壁上に載置された圧接端子の電気接触部の筒孔と連なる。
【0006】
圧接端子は、板金を折り曲げて形成される。圧接端子は、電線と接続する電線接続部と、前記電線接続部に連なりかつ筒状の電気接触部と、を備えている。電線接続部は、電線と圧接しかつ互いに相対する対の圧接刃を備えている。電気接触部内には、導電性を有しかつ帯板状の接続バーが挿入される。圧接端子は、電線接続部と、電気接触部とが、平面形状がL字状となるように配置されている。圧接端子は、プレート状の絶縁体の底壁上に載置される。
【0007】
プレート状の絶縁体は、圧接端子を、前記電線収容溝の長手方向と、これらの電線収容溝が互いに並設する方向と、の二方向に沿って並べて前記底壁上に載置する。即ち、プレート状の絶縁体は、圧接端子を、底壁上に二次元のマトリックス状に配置する。圧接端子が二次元のマトリックス状に配置されたプレート状の絶縁体を複数枚積層し、互いに重なる電気接触部のうち所望の電気接触部内に前記接続バーを挿入して、プレートコネクタが得られる。
【0008】
このように、前記プレートコネクタは、電線と圧接する圧接端子を、プレート状の絶縁体の底壁の所望の位置に配し、かつ所望の電気接触部内に接続バーを挿入することによって、前記電線などを相互に予め定められるパターンにしたがって接続する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前述したプレートコネクタのプレート状の絶縁体は、射出成形などによって、合成樹脂などから成形される。このため、前述したプレートコネクタは、前記プレート状の絶縁体の成型時に寸法誤差が比較的大きくなることが考えられる。プレート状の絶縁体の寸法誤差が大きくなると、底壁上に載置した圧接端子の電気接触部と連通孔とが、互いに位置ずれすることが考えられる。
【0010】
底壁上に載置した圧接端子の電気接触部と連通孔とが互いに位置ずれすると、前記接続バーを電気接触部及び連通孔内に挿入しにくくなるとともに、接続バーの挿入時に圧接端子が塑性変形することが考えられる。圧接端子は、最悪の場合には、電気接触部と電線接続部との連結箇所から破壊して、前記電気接触部と電線接続部とが互いに分離することが考えられる。
【0011】
したがって、本発明の目的は、複数が積層されるプレート状の絶縁体に装着された際に、互いに重なる電気接触部を電気的に確実に接続できるプレートコネクタ用圧接端子を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のプレートコネクタ用圧接端子は、電線が圧接される電線接続部と、前記電線接続部に連なりかつ他の端子金具と接続するための挿入子が挿入される筒状の電気接触部と、を有し平面形状がL字状となる位置に前記電線接続部と前記電気接触部とが配されかつプレート状の絶縁体に装着されるとともに該プレート状の絶縁体に装着されると前記電気接触部が該プレート状の絶縁体の連通孔と連通するプレートコネクタ用圧接端子において、前記電線接続部が前記電線を互いの間に位置させる一対の壁を有し、前記電線接続部と電気接触部との連結箇所から前記一対の壁のうち前記電気接触部から離れた壁に亘って前記電線接続部を切り欠いた切欠部を備えたことを特徴としている。
【0014】
請求項に記載の本発明のプレートコネクタは、請求項記載のプレートコネクタ用圧接端子において、前記電線接続部は前記電線を載置しかつ両縁それぞれに前記一対の壁が連なった載置壁を有し、前記切欠部は前記連結箇所から前記電気接触部が一対の壁に近づく方向に沿って前記載置壁を切り欠いた第1切欠と、前記第1切欠に連なりかつ前記電気接触部から離れた壁を前記電線が前記電線接続部に圧接される方向に沿って切り欠いた第2切欠と、を備えていることを特徴としている。
【0015】
請求項に記載の本発明のプレートコネクタは、電線が圧接される電線接続部と、前記電線接続部に連なりかつ他の端子金具と接続するための挿入子が挿入される筒状の電気接触部と、を有し平面形状がL字状となる位置に前記電線接続部と前記電気接触部とが配されかつプレート状の絶縁体に装着されるとともに該プレート状の絶縁体に装着されると前記電気接触部が該プレート状の絶縁体の連通孔と連通するプレートコネクタ用圧接端子において、前記電線接続部が前記電線を互いの間に位置させる一対の壁と、前記電線を載置しかつ両縁それぞれに前記一対の壁が連なった載置壁と、を有し、前記電線接続部と電気接触部との連結箇所から前記一対の壁のうち該電気接触部寄りの壁に亘って前記電線接続部を切り欠いた切欠部を備え、前記切欠部は、前記連結箇所から前記電線接続部に圧接される電線の長手方向に沿って前記載置壁を切り欠いた第3切欠と、前記第3切欠に連なりかつ前記電気接触部寄りの壁を前記電線が前記電線接続部に圧接される方向に沿って切り欠いた第4切欠と、を備えていることを特徴としている。
【0017】
請求項1に記載された本発明によれば、切欠部が、電線接続部と電気接触部との連結箇所から一対の壁のうち一方の壁に亘って、電線接続部を切り欠いている。このため、電気接触部は、該電気接触部が一対の壁に対し接離する方向と、電線接続部に圧接される電線の長手方向と、の双方に沿って、電線接続部に対して相対的に変位自在となる。
【0018】
また、切欠部が、連結箇所から一対の壁のうち電気接触部から離れた壁に亘って切り欠いているので、電気接触部が一対の壁に対し接離する方向と、電線接続部に圧接される電線の長手方向と、の双方に沿って、電気接触部は該電線接続部に対して確実に相対的に変位自在となる。
【0019】
請求項に記載された本発明によれば、切欠部が、電気接触部が一対の壁に近づく方向に沿って載置壁を切り欠いた第1切欠と、電気接触部から離れた壁を前記電線が前記電線接続部に圧接される方向に沿って切り欠いた第2切欠と、を備えている。このため、電気接触部が一対の壁に対し接離する方向と、電線接続部に圧接される電線の長手方向と、の双方に沿って、電気接触部は該電線接続部に対してより一層確実に相対的に変位自在となる。
【0020】
請求項に記載された本発明によれば、切欠部が、連結箇所から一対の壁のうち電気接触部寄りの壁に亘って切り欠いているので、電気接触部が一対の壁に対し接離する方向と、電線接続部に圧接される電線の長手方向と、の双方に沿って、電気接触部は該電線接続部に対して確実に相対的に変位自在となる。
【0021】
また、切欠部が、電線接続部に圧接される電線の長手方向に沿って載置壁を切り欠いた第3切欠部と、電気接触部寄りの壁を前記電線が前記電線接続部に圧接される方向に沿って切り欠いた第4切欠部と、を備えている。このため、電気接触部が一対の壁に対し接離する方向と、電線接続部に圧接される電線の長手方向と、の双方に沿って、電気接触部は該電線接続部に対してより一層確実に相対的に変位自在となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態にかかるプレートコネクタ用圧接端子としてのJB(Junction Block)用圧接端子50を、図1ないし図8を参照して説明する。図1に示す本発明の第1の実施形態にかかるプレートコネクタ用圧接端子としてのJB用圧接端子50は、図3などに示すプレート状の絶縁体としての圧接プレート60に装着され、該圧接プレート60が複数積層されて図5に示すプレートコネクタとしての積層プレートコネクタ1を構成する。
【0023】
JB用圧接端子50は、導電性の板金などを折り曲げるなどして形成されている。JB用圧接端子50は、図1及び図6などに示すように、電線接続部51と、電気接触部52と、複数の係止片58と、切欠部59と、を備えている。電線接続部51は、電線4が載置される平坦な載置壁55と、それぞれ本明細書に記した壁としての一対の側壁56a,56bと、一対のかしめ片53と、圧接部51aと、を備えている。
【0024】
載置壁55は、帯板状に形成されている。一対の側壁56a,56bは、それぞれ帯板状に形成されている。一対の側壁56a,56bは、幅方向に沿った載置壁55の両縁に連なっている。一対の側壁56a,56bは、それぞれ載置壁55に対し立設している。一対の側壁56a,56bは、互いの間に圧接部51aに圧接される電線4を位置させる。
【0025】
かしめ片53は、それぞれ、載置壁55に対し立設している。かしめ片53は、幅方向に沿った載置壁55の両縁に連なっている。かしめ片53は、載置壁55に被さるように折り曲げられることにより載置壁55に載置された電線4を保持する。即ち、かしめ片53は、電線4を載置壁55にかしめる。
【0026】
圧接部51aは、それぞれ互いに対向する二対の圧接刃54a,54bを備えている。圧接刃54a,54bは、それぞれ、載置壁55に対し立設している。圧接刃54a,54bは、それぞれ、側壁56a,56bの内面からこれら一対の側壁56a,56bが互いに近づく方向に突出している。
【0027】
圧接刃54a,54bは、それぞれ、互いの間に電線4を圧入することにより、電線4の被覆部4a(図1に示す)を切り込んで芯線4b(図1に示す)に接触して、前記電線4との間の電気的な接続を確保する。即ち、電線4と圧接する。なお、圧接刃54a,54b間には、図1中の矢印Sに沿って、電線4が圧入される。即ち、電線4は、矢印Sに沿って載置壁55に近づけられて電線接続部51に圧接される。なお、前記矢印Sは、載置壁55に対し近づく方向であり、載置壁55の表面に対し直交している。
【0028】
電気接触部52は、幅方向に沿った載置壁55の一方の縁に連なっている。即ち、電気接触部52は、電線接続部51と連なっている。電気接触部52と電線接続部51とは、JB用圧接端子50の平面形状がL字状となる位置に配されている。電気接触部52は、載置壁55即ち電線接続部51に対し、載置壁55に載置される電線4の図1中に一点鎖線Pで示す長手方向から屈曲した位置に配されている。
【0029】
電気接触部52は、角筒状に形成されている。電気接触部52は、その筒孔が圧接プレート60の連通孔70に連通するように配される。電気接触部52の筒孔内には、挿入子としての図2などに示す接続バー80が挿入される。この接続バー80は、導電性の金属などからなりかつ帯板状に形成されている。電気接触部52の筒孔の縁部には、接続バー80と圧接するための接続ばね片57が設けられている。
【0030】
電気接触部52は、圧接プレート60が互いに積層された際に、電気接触部52の筒孔内に接続バー80が挿入されることによって、互いに重なるJB用圧接端子50同士を電気的に接続する。こうして、電気接触部52は、他の端子金具としての他のJB用圧接端子と接続する。
【0031】
係止片58は、側壁56a,56bの一部が切りかかれて形成されている。係止片58は、側壁56a,56bそれぞれに設けられている。それぞれの係止片58は、一端部が側壁56a,56bに連なり、かつ他端部が側壁56a,56bから離れている。それぞれの係止片58は、特に前記他端部が側壁56a,56bの外面から外方向に向かって突出している。
【0032】
係止片58は、図1などに示すように、前記一端部から他端部に向かうにしたがって徐々に外面から離れるように、前記矢印Sに対し傾斜している。即ち、係止片58は、後述するようにJB用圧接端子50が圧接プレート60に装着された際に、後述する底壁63aから離れるのにしたがって、徐々に互いの間隔が広がるように、前記矢印Sに対し傾斜している。係止片58は、JB用圧接端子50が圧接プレート60に装着された際に、前記他端部が後述する隔壁63bの内面に係止する。
【0033】
切欠部59は、図1中に平行斜線で示す一部分Rから、一対の側壁56a,56bのうち一方に亘って、電線接続部51を切り欠いている。なお、この一部分Rは、電線接続部51と電気接触部52とが互いに連結した連結箇所である。本実施形態では、切欠部59は、連結箇所Rから一対の側壁56a,56bのうち電気接触部52から離れた側壁56bに亘って、電線接続部51を切り欠いている。
【0034】
切欠部59は、第1切欠59aと第2切欠59bとを備えている。第1切欠59aは、前記連結箇所Rから、電気接触部52から離れた側壁56bに向かって載置壁55を切り欠いている。第1切欠59aは、載置壁55の幅方向に沿って、一方の縁から他方の縁に亘って、載置壁55を切り欠いている。第1切欠59aは、載置壁55の幅方向に沿って延びている。即ち、第1切欠59aは、連結箇所Rから電気接触部52が側壁56bに近づく方向に沿って、載置壁55を切り欠いている。
【0035】
第2切欠59bは、一端が第1切欠59aと連なっているとともに、この第1切欠59aと連なる箇所から、側壁56bの載置壁55から離れた縁に向かって延びている。第2切欠59bは、第1切欠59aと連なる箇所から、前記矢印Sに沿う側壁56bの中央部まで、側壁56bを切り欠いている。第2切欠59bは、前記矢印Sに沿って延びている。即ち、第2切欠59bは、第1切欠59aに連なりかつ側壁56bを電線4が電線接続部51に圧接される方向に沿って切り欠いている。
【0036】
JB用圧接端子50は、図6に示すように、電線接続部51が圧接プレート60の後述する電線収容溝61の溝本体61a内に収容され、かつ電気接触部52が電線収容溝61の後述する収容部64内に収容される。JB用圧接端子50は、係止片58が他端部相互間の間隔が狭くなる方向に押圧されて、溝本体61a及び収容部64内に圧入される。JB用圧接端子50は、溝本体61a及び収容部64内に圧入されることで、圧接プレート60に収容される(又は保持されるともいい又は装着されるともいう)。
【0037】
JB用圧接端子50は、電線収容溝61内に収容されると、切欠部59が前述したように電線接続部51を切り欠いているので、図1及び図6中に示す矢印H1及び矢印H2の双方に沿って電気接触部52が電線接続部51に対し相対的に変位自在となる。なお、矢印H1は、電線接続部51に圧接される電線4の長手方向Pに沿っている。矢印H2は、電気接触部52が一対の側壁56a,56bに対し接離する方向に沿っている。
【0038】
また、前記矢印H1,H2に沿って、電気接触部52が電線接続部51に対し相対的に変位する際には、図1中に平行斜線で示す一部分V1,V2が主に弾性または塑性変形する。なお、一部分V1は、第2切欠59bと、側壁56bの載置壁55から離れた縁とに亘る箇所である。一部分V2は、載置壁55の電気接触部52寄りの端部と側壁56bの電気接触部52寄りの端部とを互いに連結する箇所である。
【0039】
圧接プレート60は、絶縁性の合成樹脂などからなり、プレート状即ち平板状に形成されている。圧接プレート60は、図3ないし図6に示すように、矩形状のプレート本体62と、複数の電線収容溝61と、連通孔70(図6に示す)と、を備えている。プレート本体62は、ほぼ平坦な底壁63aと、奥壁65と、一対の側壁67と、底壁63aから立設した複数の隔壁63bと、フランジ部68と、を備えている。
【0040】
奥壁65は、底壁63aの図中奥側に位置する一つの縁部に連なっている。奥壁65は、底壁63aに対し立設している。一対の側壁67は、底壁63aの互いに相対する一対の縁部と前記奥壁65とに連なっている。一対の側壁67は、底壁63aに対し立設している。一対の側壁67は、互いに平行な状態で配されている。
【0041】
隔壁63bは、互いに平行でかつ間隔を存した状態で配されている。隔壁63bは、それぞれ一対の側壁67と平行な状態で配されている。隔壁63bは、それぞれプレート本体62の長手方向に沿って延在している。
【0042】
フランジ部68は、前記底壁63aの縁部からプレート本体62の外方向に向かって突出している。フランジ部68は、奥壁65及び側壁67の外表面から外方向に向かって突出している。フランジ部68は、底壁63aの全周に亘って設けられている。フランジ部68は、底壁63a即ちプレート本体62の剛性を向上させて、底壁63a即ちプレート本体62が湾曲することを防止する。
【0043】
互いに隣り合う一対の隔壁63bと底壁63aとで囲まれる部分は、電線収容溝61をなしている。電線収容溝61は、図6に示すように、溝本体61aと、収容部64とを備えている。溝本体61aは、互いに隣り合う隔壁63bの内面と、底壁53aの表面とで、形成されている。溝本体61aは、前記側壁67及び隔壁63bとに沿って延在している。溝本体61aは、JB用圧接端子50aの電線接続部51を収容する。
【0044】
収容部64は、互いに隣り合う一対の隔壁63bの相互間の間隔を拡げるように、前記隔壁63bから凹に形成されている。収容部64は、一つの電線収容溝61を形成する互いに隣り合う一対の隔壁63bそれぞれに設けられている。収容部64は、溝本体61aの長手方向に沿って、一方の隔壁63bに設けられたものと、他方の隔壁63bに設けられたものと、が交互に設けられている。
【0045】
こうして、収容部64は、それぞれの電線収容溝61の溝本体61aの長手方向に沿って複数並設されている。収容部64は、JB用圧接端子50の電気接触部52を収容する。連通孔70は、収容部64それぞれに一つずつ設けられている。連通孔70は、それぞれプレート本体62の底壁63aを貫通している。
【0046】
また、前記圧接プレート60は、係止突起66と図示しない係止受け突起とをそれぞれ複数備えている。これらの係止突起66と係止受け突起とは互いに係止する。前述した積層プレートコネクタ1を構成する際に、これらの係止突起66と係止受け突起とが互いに係止して、圧接プレート60が互いに固定する。
【0047】
圧接プレート60は、JB用圧接端子50を、前記電線収容溝61の溝本体61aの長手方向と、これらの電線収容溝61が互いに並設する方向と、の二方向に沿って並べて前記底壁63a上に載置する。即ち、圧接プレート60は、JB用圧接端子50を、底壁63a上に二次元のマトリックス状に配置する。
【0048】
前記積層プレートコネクタ1を組み立てる際には、まず、圧接プレート60に、JB用圧接端子50を装着する。このとき、JB用圧接端子50を、前記矢印Sに沿って、底壁63bに近づけて、プレート本体62に装着する。係止片58が隔壁63bの内面に係止して、JB用圧接端子50は、図6などに示すように電線収容溝61内に収容されて、圧接プレート60に固定される。
【0049】
そして、溝本体61a及び収容部64内に収容されたJB用圧接端子50に、電線4を圧接する。このとき、電線4を、前記矢印Sに沿って、電線接続部51の圧接刃54a,54b相互間に圧入する。この状態で、圧接プレート60は、図4に示すように、プレート本体62が互いに平行でかつ間隔を存した状態に積層される。そして、圧接プレート60は、互いに近づけられて、係止突起66と係止受け突起とが互いに係止して固定される。圧接プレート60は、所定の連通孔70及び電気接触部52内に接続バー80が挿入されることによって、図5に示すように、積層プレートコネクタ1を構成する。
【0050】
積層プレートコネクタ1は、JB用圧接端子50を底壁63aに配置する位置及び接続バー80を挿入する位置を選択することによって、JB用圧接端子50それぞれに圧接される電線4を、予め定められるパターンにしたがって接続する。また、前記積層プレートコネクタ1は、例えばリレー、ヒューズなどを装着する電気接続箱内に収容されて、前記電線4と前述したリレーやヒューズなどとを、予め定められる所定のパターンにしたがって接続する。
【0051】
本実施形態によれば、JB用圧接端子50は、電線収容溝61内に収容された際に、電気接触部52が電線接続部51に対し矢印H1,H2に沿って相対的に変位可能となっている。圧接プレート60の製造時に生じる寸法誤差などによって、例えば、図7(A)に示すように、矢印H1に沿って、連通孔70と電気接触部52の筒孔とが互いに位置ずれすることがある。
【0052】
接続バー80を電気接触部52の筒孔内に挿入していく。すると、接続バー80の先端部が連通孔70内に侵入するのにしたがって、図7(B)に示すように、電気接触部52の筒孔と連通孔70とが互いに合致する位置に、電気接触部52が矢印H1に沿って変位する。
【0053】
また、圧接プレート60の製造時に生じる寸法誤差などによって、図8(A)に示すように、矢印H2に沿って、連通孔70と電気接触部52の筒孔とが互いに位置ずれすることがある。この場合でも、接続バー80の先端部が連通孔70内に侵入するのにしたがって、図8(B)に示すように、電気接触部52の筒孔と連通孔70とが互いに合致する位置に、電気接触部52が矢印H2に沿って変位する。
【0054】
このように、本実施形態のJB用圧接端子50は、切欠部59によって、電気接触部52が電線接続部51に対し矢印H1,H2に沿って変位自在となっているので、電気接触部52の筒孔と連通孔70とが位置ずれしても、接続バー80を挿入するのに連動して、筒孔が連通孔70と合致する位置に電気接触部52が変位する。したがって、電気接触部52内に接続バー80を容易に挿入できる。
【0055】
また、電気接触部52が電線接続部51に対して、矢印H1,H2に沿って相対的に変位自在となっているため、接続バー80を電気接触部52内に挿入しても、JB用圧接端子50に過大な応力が加わることを防止できる。このため、JB用圧接端子50は、連結箇所Rから破損して、前記電気接触部52と電線接続部51とが互いに分離することを防止できる。
【0056】
したがって、JB用圧接端子は、複数が積層される圧接プレート60に装着された際に、互いに重なる電気接触部52同士を確実に接続でき、該電気接触部52と電線4とを確実に接続できる。また、切欠部59が、第1切欠59aと第2切欠59bとを備えているので、電気接触部52が電線接続部51に対し、確実に相対的に変位自在となっている。
【0057】
次に、本発明の第2の実施形態にかかるプレートコネクタ用圧接端子としてのJB用圧接端子50を、図9及び図10を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0058】
本実施形態では、切欠部59は、図9に示すように、連結箇所Rから一対の側壁56a,56bのうち電気接触部52寄りの側壁56aに亘って、電線接続部51を切り欠いている。切欠部59は、第3切欠59cと第4切欠59dとを備えている。
【0059】
第3切欠59cは、図9及び図10に示すように、載置壁55の電気接触部52寄りの縁から、長手方向即ち電線4の長手方向Pに沿って、載置壁55を切り欠いている。第3切欠59cは、前述した縁から、該縁と係止片58との間の中央部に亘って、載置壁55を切り欠いている。第3切欠59cは、載置壁55の長手方向即ち電線4の長手方向Pに沿って延びている。即ち、第3切欠59cは、連結箇所Rから電線4の長手方向Pに沿って載置壁55を切り欠いている。
【0060】
第4切欠59dは、一端が第3切欠59cに連なっているとともに、この第3切欠59cと連なる箇所から、側壁56aの載置壁55から離れた縁に向かって延びている。第4切欠59dは、第3切欠59cと連なる箇所から、前記矢印Sに沿って側壁56aの中央部まで、側壁56aを切り欠いている。第4切欠59dは、前記矢印Sに沿って延びている。即ち、第4切欠59dは、第3切欠59cに連なりかつ側壁56aを電線4が電線接続部51に圧接される方向に沿って切り欠いている。
【0061】
本実施形態においても、JB用圧接端子50は、第3切欠59cと第4切欠59dを備えた切欠部59によって、電気接触部52が電線接続部51に対し矢印H1,H2に沿って相対的に変位自在となっている。また、電気接触部52が電線接続部51に対し相対的に変位する際には、一部分V3が主に弾性変形または塑性変形する。なお、この一部分V3は、第4切欠59dと側壁56aの載置壁55から離れた縁とに亘る箇所である。
【0062】
本実施形態のJB用圧接端子50は、図10に示すように、互いに隣り合う隔壁63b相互間に圧入されて、電線収容溝61内に収容される。このとき、係止片58が隔壁63bの内面に係止して、JB用圧接端子50は、圧接プレート60に装着される。
【0063】
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、切欠部59によって、電気接触部52が電線接続部51に対し矢印H1,H2に沿って変位自在となっているので、電気接触部52の筒孔と連通孔70とが位置ずれしても、接続バー80を挿入するのに連動して、筒孔が連通孔70と合致する位置に電気接触部52が変位する。したがって、電気接触部52内に接続バー80を容易に挿入できる。
【0064】
また、電気接触部52が電線接続部51に対して、矢印H1,H2に沿って相対的に変位自在となっているため、接続バー80を電気接触部52内に挿入しても、JB用圧接端子50に過大な応力が加わることを防止できる。このため、JB用圧接端子50は、連結箇所Rから破損して、前記電気接触部52と電線接続部51とが互いに分離することを防止できる。
【0065】
したがって、JB用圧接端子50は、複数が積層される圧接プレート60に装着された際に、互いに重なる電気接触部52同士を確実に接続でき、該電気接触部52と電線4とを確実に接続できる。また、切欠部59が、第3切欠59cと第4切欠59dとを備えているので、電気接触部52が電線接続部51に対し、確実に相対的に変位自在となっている。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、電気接触部が一対の壁に対し接離する方向と、電線接続部に圧接される電線の長手方向と、の双方に沿って、電線接続部に対して相対的に変位自在となっている。このため、プレートコネクタ用圧接端子を、プレート状の絶縁体に装着した際に、電気接触部の筒孔と、該絶縁体の連通孔とが位置ずれしても、挿入子を電気接触部内に挿入するのに連動して、筒孔が連通孔と合致する位置に電気接触部が変位する。したがって、電気接触部内に挿入子を容易に挿入できる。
【0067】
また、電気接触部が電線接続部に対して、前述したように相対的に変位自在となっているため、挿入子を電気接触部内に挿入しても、圧接端子に過大な応力が加わることを防止できる。このため、電気接触部と電線接続部との連結箇所から破損して、前記電気接触部と電線接続部とが互いに分離することを防止できる。
【0068】
したがって、複数が積層されるプレート状の絶縁体に装着された際に、互いに重なる電気接触部同士を確実に接続でき、該電気接触部と電線とを確実に接続できる。
【0069】
また、切欠部が、連結箇所から一対の壁のうち電気接触部から離れた壁に亘って切り欠いているので、電気接触部は該電線接続部に対して確実に相対的に変位自在となっている。このため、電気接触部の筒孔と、該絶縁体の連通孔とが位置ずれしても、挿入子を電気接触部内に挿入するのに連動して、筒孔が連通孔と合致する位置に電気接触部が変位する。したがって、電気接触部内に挿入子を容易に挿入できる。
【0070】
また、電気接触部が電線接続部に対して、前述したように相対的に変位自在となっている。このため、挿入子を電気接触部内に挿入しても、電気接触部と電線接続部との連結箇所から破損して、前記電気接触部と電線接続部とが互いに分離することを防止できる。
【0071】
したがって、複数が積層されるプレート状の絶縁体に装着された際に、互いに重なる電気接触部同士を確実に接続でき、該電気接触部と電線とを確実に接続できる。
【0072】
請求項に記載の本発明は、切欠部が、載置壁を切り欠いた第1切欠と、電気接触部から離れた壁を切り欠いた第2切欠と、を備えている。このため、電気接触部は、電線接続部に対してより一層確実に相対的に変位自在となっている。このため、電気接触部の筒孔と、該絶縁体の連通孔とが位置ずれしても、挿入子を電気接触部内に挿入するのに連動して、筒孔が連通孔と合致する位置に電気接触部が変位する。したがって、電気接触部内に挿入子を容易に挿入できる。
【0073】
また、電気接触部が電線接続部に対して、前述したように相対的に変位自在となっている。このため、挿入子を電気接触部内に挿入しても、電気接触部と電線接続部との連結箇所から破損して、前記電気接触部と電線接続部とが互いに分離することを防止できる。
【0074】
したがって、複数が積層されるプレート状の絶縁体に装着された際に、互いに重なる電気接触部同士を確実に接続でき、該電気接触部と電線とを確実に接続できる。
【0075】
請求項に記載の本発明は、切欠部が連結箇所から一対の壁のうち電気接触部寄りの壁に亘って切り欠いているので、電気接触部が該電線接続部に対して確実に相対的に変位自在となっている。このため、電気接触部の筒孔と、該絶縁体の連通孔とが位置ずれしても、挿入子を電気接触部内に挿入するのに連動して、筒孔が連通孔と合致する位置に電気接触部が変位する。したがって、電気接触部内に挿入子を容易に挿入できる。
【0076】
また、電気接触部が電線接続部に対して、前述したように相対的に変位自在となっている。このため、挿入子を電気接触部内に挿入しても、電気接触部と電線接続部との連結箇所から破損して、前記電気接触部と電線接続部とが互いに分離することを防止できる。
【0077】
したがって、複数が積層されるプレート状の絶縁体に装着された際に、互いに重なる電気接触部同士を確実に接続でき、該電気接触部と電線とを確実に接続できる。
【0078】
また、切欠部が、載置壁を切り欠いた第3切欠部と、電気接触部寄りの壁を切り欠いた第4切欠部と、を備えている。このため、電気接触部は該電線接続部に対してより一層確実に相対的に変位自在となっている。このため、電気接触部の筒孔と、該絶縁体の連通孔とが位置ずれしても、挿入子を電気接触部内に挿入するのに連動して、筒孔が連通孔と合致する位置に電気接触部が変位する。したがって、電気接触部内に挿入子を容易に挿入できる。
【0079】
また、電気接触部が電線接続部に対して、前述したように相対的に変位自在となっている。このため、挿入子を電気接触部内に挿入しても、電気接触部と電線接続部との連結箇所から破損して、前記電気接触部と電線接続部とが互いに分離することを防止できる。
【0080】
したがって、複数が積層されるプレート状の絶縁体に装着された際に、互いに重なる電気接触部同士を確実に接続でき、該電気接触部と電線とを確実に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるJB用圧接端子を示す斜視図である。
【図2】同実施形態のJB用圧接端子の電気接触部内に挿入される接続バーを示す斜視図である。
【図3】同実施形態のJB用圧接端子が装着される圧接プレートなどを示す斜視図である。
【図4】図3に示された圧接プレートが互いに間隔を存して重ねられた状態を示す斜視図である。
【図5】図3に示された圧接プレートが互いに固定されて得られた積層プレートコネクタを示す斜視図である。
【図6】図3に示された圧接プレートに図1に示されたJB用圧接端子が装着された状態を示す平面図である。
【図7】(A)は矢印H1に沿って電気接触部の筒孔と連通孔とが互いに位置ずれした状態を示す断面図である。
(B)は図7(A)に示す状態から矢印H1に沿って電気接触部が変位して筒孔と連通孔とが互いに合致した状態を示す断面図である。
【図8】(A)は矢印H2に沿って電気接触部の筒孔と連通孔とが互いに位置ずれした状態を示す断面図である。
(B)は図8(A)に示す状態から矢印H2に沿って電気接触部が変位して筒孔と連通孔とが互いに合致した状態を示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態にかかるJB用圧接端子を示す斜視図である。
【図10】図9に示されたJB用圧接端子が圧接プレートに装着された状態を示す平面図である。
【符号の説明】
4 電線
50 JB用圧接端子(プレートコネクタ用圧接端子)
51 電線接続部
52 電気接触部
55 載置壁
56a 側壁(電気接触部寄りの壁)
56b 側壁(電気接触部から離れた壁)
59 切欠部
59a 第1切欠
59b 第2切欠
59c 第3切欠
59d 第4切欠
60 圧接プレート(プレート状の絶縁体)
70 連通孔
80 接続バー(挿入子)
R 連結箇所
P 電線の長手方向
S 電線の圧接方向

Claims (3)

  1. 電線が圧接される電線接続部と、前記電線接続部に連なりかつ他の端子金具と接続するための挿入子が挿入される筒状の電気接触部と、を有し平面形状がL字状となる位置に前記電線接続部と前記電気接触部とが配されかつプレート状の絶縁体に装着されるとともに該プレート状の絶縁体に装着されると前記電気接触部が該プレート状の絶縁体の連通孔と連通するプレートコネクタ用圧接端子において、
    前記電線接続部が前記電線を互いの間に位置させる一対の壁を有し、
    前記電線接続部と電気接触部との連結箇所から前記一対の壁のうち前記電気接触部から離れた壁に亘って前記電線接続部を切り欠いた切欠部を備えたことを特徴とするプレートコネクタ用圧接端子。
  2. 前記電線接続部は、前記電線を載置しかつ両縁それぞれに前記一対の壁が連なった載置壁を有し、
    前記切欠部は、前記連結箇所から前記電気接触部が一対の壁に近づく方向に沿って前記載置壁を切り欠いた第1切欠と、前記第1切欠に連なりかつ前記電気接触部から離れた壁を前記電線が前記電線接続部に圧接される方向に沿って切り欠いた第2切欠と、を備えていることを特徴とする請求項記載のプレートコネクタ用圧接端子。
  3. 電線が圧接される電線接続部と、前記電線接続部に連なりかつ他の端子金具と接続するための挿入子が挿入される筒状の電気接触部と、を有し平面形状がL字状となる位置に前記電線接続部と前記電気接触部とが配されかつプレート状の絶縁体に装着されるとともに該プレート状の絶縁体に装着されると前記電気接触部が該プレート状の絶縁体の連通孔と連通するプレートコネクタ用圧接端子において、
    前記電線接続部が前記電線を互いの間に位置させる一対の壁と、前記電線を載置しかつ両縁それぞれに前記一対の壁が連なった載置壁と、を有し、
    前記電線接続部と電気接触部との連結箇所から前記一対の壁のうち該電気接触部寄りの壁に亘って前記電線接続部を切り欠いた切欠部を備え、
    前記切欠部は、前記連結箇所から前記電線接続部に圧接される電線の長手方向に沿って前記載置壁を切り欠いた第3切欠と、前記第3切欠に連なりかつ前記電気接触部寄りの壁を前記電線が前記電線接続部に圧接される方向に沿って切り欠いた第4切欠と、を備えていることを特徴とするプレートコネクタ用圧接端子。
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