JP2005259561A - 接続端子及び接続端子の係止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で強固に接続端子を係止をする。
【解決手段】 接続端子10は、接続部11、連結部12及び導体接続部13を備え、連結部の側縁部からその厚さ方向に延びる係止片部15を備えて構成される。接続端子10が取り付けられるコネクタなどの端子取付部材には、係止片部15が挿入嵌合される係止穴部が形成される。係止穴部に係止片部15を完全挿入すれば接続端子10は端子取付部材に係止される。係止片部15と係止穴部との係合により接続端子10を係止するため、従来のランス部などの複雑な係止構造が不要となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気的接続を行う接続端子及び接続端子の端子取付部材への係止構造に関し、特に簡単な構造で強固に端子取付部材に係止することができる接続端子及び接続端子の係止構造に関する。
従来より、例えば部材間を電気的に接続するためのプラグ型及びレセプタクル型コネクタには、それぞれ互いに接続可能な接続端子が内蔵されており、この接続端子は、電線などの導体に接続されたうえでコネクタの端子収容室内に形成されたランス部などにより係止されてコネクタに収容されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−303631号公報(第4−5頁、第8図)
しかしながら、特許文献1のように、接続端子をランス部でコネクタに係止するためには、コネクタの端子収容室内にランス部を形成し更に接続端子にランス部と係合する係合穴部などを形成する必要があるため、特にコネクタの製造作業が繁雑化し製造コストが増加する場合がある。
また、接続端子とコネクタとの係止がランス部により行われるため、接続端子を端子収容室に挿入した際に複雑な形状のランス部と接続端子との係合を確実に行う必要があり、コネクタへの接続端子の装着作業性があまり芳しくないという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構造で強固に係止が可能な接続端子及び接続端子の係止構造を提供することを目的とする。
本発明に係る接続端子は、先端側に形成されて相手方接続端子と接続可能な接続部と、基端側に形成されて導体と接続される導体接続部と、これら接続部及び導体接続部間を連結する板状の連結部とを備えると共に、前記連結部の側縁部から前記連結部の厚さ方向に延びる係止片部を備えてなり、樹脂成形部材からなる端子取付部材に形成された係止穴部に前記係止片部を挿入嵌合することで前記端子取付部材に係止されることを特徴とする。
本発明に係る接続端子の係止構造は、先端側に形成されて相手方接続端子と接続可能な接続部と、基端側に形成されて導体と接続される導体接続部と、これら接続部及び導体接続部間を連結する板状の連結部とを備えた接続端子の樹脂成形部材からなる端子取付部材への係止構造であって、前記接続端子は、前記連結部の側縁部から前記連結部の厚さ方向に延びる係止片部を備え、前記端子取付部材は、前記係止片部が挿入嵌合される係止穴部を備え、前記接続端子は、前記係止穴部に前記係止片部を完全挿入した状態で前記端子取付部材に係止されていることを特徴とする。
なお、端子取付部材は、(1)例えば着脱自在な複数の端子保持ハウジング構成部材からなると共に、これら複数の端子保持ハウジング構成部材を互いに係合した際に先端側に形成される複数の接続端子を接続部を外部に露出させた状態でそれぞれ収容する複数の端子収容室を備えて構成された端子保持ハウジングであると良く、この場合、係止穴部は、端子保持ハウジングの複数の端子収容室にそれぞれ形成されてなり、端子保持ハウジングは、基端側に形成されて端子保持ハウジングが挿入され収容される端子保持ハウジング収容室と、この端子保持ハウジング収容室の先端側に形成されて収容された端子保持ハウジングの複数の端子収容室からそれぞれ露出した複数の接続端子の接続部が配置されると共に相手方コネクタハウジングと嵌合する嵌合部とを備えて構成されたアウターハウジングに収容され、複数の接続端子は、それぞれ係止穴部に係止片部を完全挿入した状態で複数の端子収容室内で係止されていると良い。
又は、端子取付部材は、(2)例えば着脱自在な複数のコネクタハウジング構成部材からなると共に、これら複数のコネクタハウジング構成部材を互いに係合した際に先端側に形成される相手方コネクタハウジングと嵌合する嵌合部と、この嵌合部の基端側に形成される複数の接続端子をそれぞれ収容する複数の端子収容室とを備えて構成されたコネクタハウジングであると良く、この場合、係止穴部は、コネクタハウジングの複数の端子収容室にそれぞれ形成されてなり、複数の接続端子は、それぞれ係止穴部に係止片部を完全挿入した状態で複数の端子収容室内で係止されていると良い。
なお、接続端子は、連結部の両側縁部からそれぞれ相反する連結部の厚さ方向に延びる複数の係止片部を備えても良く、この場合、端子保持ハウジング構成部材やコネクタハウジング構成部材のそれぞれの端子収容室形成部分の対向端面には、それぞれ係止穴部が形成されていると良い。
そして、接続端子は、連結部にその厚さ方向に貫通した状態の端子穴部を備えても良く、この場合、端子取付部材には、端子穴部に嵌合する係止突起部が形成されていると良い。
本発明によれば、接続端子の連結部にその厚さ方向に延びる係止片部が形成され、この係止片部を樹脂成形部材からなる端子取付部材に形成された係止穴部に挿入嵌合して接続端子を係止するため、複雑な係止構造が不要となると共にそれに伴う接続端子や端子取付部材の製造金型などの簡素化が可能となり製造コストを抑えることができる。また、係止片部を係止穴部に挿入嵌合するという簡単な作業で接続端子を端子取付部材に係止することができるため、接続端子の端子取付部材への装着作業性を向上させることができる。更に、接続端子をランス部などを介さずに係止片部を係止穴部に挿入嵌合するという簡単な構造で直接端子取付部材に装着することができると共に、相手方接続端子との接続方向と交差する方向に係止片部が係止穴部に完全挿入されるため、端子取付部材に対して強固に係止することが可能となる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る接続端子を示す外観斜視図である。
接続端子10は、例えば板状の金属母材を打ち抜き/折り曲げ加工等して形成され、先端側に形成された図示しない相手方接続端子と接続可能な接続部11と、基端側に形成された後述するフラットハーネスなどの導体と接続される導体接続部13と、これら接続部11及び導体接続部13を連結する板状の連結部12とを備えると共に、連結部12の側縁部から連結部12の厚さ方向に延びる片状の係止片部15を備えて構成されている。
このように構成された接続端子10を、例えば樹脂成形部材からなる端子取付部材としての図示しないコネクタハウジングに固定する場合、コネクタハウジングの接続端子装着部分に接続端子10の係止片部15が挿入嵌合される係止穴部を形成しておけば、係止片部15を係止穴部に挿入嵌合するだけで接続端子10をコネクタハウジングに係止することができる。
従って、このような構造の接続端子10を用いれば、通常接続端子を係止するためのランス部などの複雑な係止構造を接続端子やコネクタハウジングに備えることが不要で、これらの製造作業や製造金型などを簡素化し製造コストのコストダウンを図ることができる。
また、係止片部15を係止穴部に相手方接続端子との接続方向と交差する方向に挿入嵌合するだけで接続端子10をコネクタハウジングに係止することができるため、接続端子10のコネクタハウジングへの装着作業性を向上させると共に、強固に係止することが可能となる。
図2は、本発明の一実施形態に係る接続端子の係止構造を説明するためのコネクタを示す一部分解外観斜視図、図3は、このコネクタのハーネス装着前の端子保持ハウジングを示す一部分解斜視図、図4は、このコネクタのハーネス装着後の端子保持ハウジングを示す一部分解斜視図、図5は、このコネクタに備えられるハーネスの端末部を示す外観斜視図、図6は、このコネクタの完成状態を示す外観斜視図、図7は、図6のA−A´簡易断面図、図8は、図6のB−B´簡易断面図、図9は、図6のC−C´簡易断面図である。
図2に示すように、コネクタ1は、例えばハーネスとして矩形断面状の複数の導体21が平面状に並設され各導体21の周囲に絶縁被覆22が備えられた構造のフラットハーネス20,20と、このフラットハーネス20,20の各導体21とそれぞれ接続される複数の上述した接続端子10と、これら複数の接続端子10及びフラットハーネス20,20の端末部が収容されるコネクタハウジング2とを備えて構成されている。
なお、このコネクタ1では、コネクタハウジング2は樹脂成形部材からなり、複数の接続端子10が装着される端子取付部材である端子保持ハウジング30と、この端子保持ハウジング30を内部に収容するアウターハウジング40とから構成された構造からなる。
フラットハーネス20,20は、例えば図5に示すように、その端末部において厚さ方向の一方の面側の絶縁被覆22が除去されて各導体21がそれぞれ露出されると共に各導体21間の絶縁被覆22が更に除去されて複数のスリット部23がそれぞれ形成された構造からなる。
また、フラットハーネス20,20の端末部には、ここでは各導体21間の各スリット部23の基端側における導体21形成部分以外の部分の少なくとも2箇所に、後述する嵌合突起部が挿通可能となるような絶縁被覆22を貫通する形状の複数の挿通穴部24が形成されている。
このフラットハーネス20,20の各導体21とそれぞれ接続される複数の接続端子10は、既述のものと同様の接続部11、連結部12、導体接続部13及び係止片部15を有する構造であるため、ここでは説明を省略する。
ここで、各接続端子10の導体接続部13とフラットハーネス20,20の各導体21とは、例えば抵抗溶接(シリーズ溶接)によりそれぞれ接続されている。この接続方式であるシリーズ溶接については公知技術であるため、ここでは説明を省略する。
このコネクタ1のコネクタハウジング2の一部を構成する端子保持ハウジング30は、例えば着脱自在な複数の端子保持ハウジング構成部材からなり、ここでは複数の端子保持ハウジング構成部材は、図3及び図4に示すような端子保持ハウジング本体部31と、この端子保持ハウジング本体部31にそれぞれ係合自在に取り付けられる端子保持リテーナ部32,32とからなる。
なお、この例の端子保持ハウジング30は、端子保持リテーナ部32,32が端子保持ハウジング本体部31の側端部側に形成されたヒンジ部35(図8等参照)を介して端子保持ハウジング本体部31とそれぞれ連結された状態で一体成形された構造からなり、図3及び図4中上下方向から端子保持リテーナ部32,32がそれぞれ端子保持ハウジング本体部31と着脱自在に係合するように形成されている。
この端子保持ハウジング30は、これら端子保持リテーナ部32,32を端子保持ハウジング本体部31に係合した際に、例えば図7に示すように、複数の接続端子10をその接続部11を外部に露出させた状態でそれぞれ内部に収容する複数の端子収容室33,33を備えるように構成されている。
そして、この端子保持ハウジング30は、これら複数の端子収容室33,33の基端側に形成されてフラットハーネス20,20の端末部をその厚さ方向に挟む状態で支持する端末支持部34,34を更に備えるように構成されている。
なお、これら端子保持リテーナ32,32と端子保持ハウジング本体部31との係合は、例えば図2〜図4に示すように、各端子保持リテーナ部32,32の側端部に形成された鉤爪状の突起を有する複数のハウジング係止片36aと、端子保持ハウジング本体部31の側端部に形成されたこれら複数のハウジング係止片36aが引っ掛かりハウジング係止片36aと係合する複数のハウジング係止溝36bとが互いに係合することにより行われる。
また、この端子保持ハウジング30は、端末支持部34,34に、例えば各端子保持リテーナ部32,32と端子保持ハウジング本体部31との完全係合時にフラットハーネス20,20をその厚さ方向に挟み固定する端末固定部37,37(図9参照)が形成されている。
この端末固定部37,37は、例えば端子保持ハウジング本体部31の各端子保持リテーナ部32,32との端末支持部34,34における対向端面に形成された複数の端末固定嵌合突起部37aと、各端子保持リテーナ部32,32の端子保持ハウジング本体部31との端末支持部34,34における各対向端面に形成されたこれら端末固定嵌合突起部37aがそれぞれ嵌合する複数の端末固定嵌合穴部37bとから構成されている。
なお、端子保持ハウジング本体部31に形成された各端末固定嵌合突起部37aは、端子保持ハウジング本体部31と各端子保持リテーナ部32,32との完全係合時に、上述したようにフラットハーネス20,20の端末部の各挿通穴部24を通って各端子保持リテーナ部32,32に形成された各端末固定嵌合穴部37bに嵌合する。
この端子保持ハウジング30の各端子収容室33は、例えば端子保持ハウジング本体部31の各端子保持リテーナ部32,32との対向端面に形成された、フラットハーネス20,20の端末部の各導体21間のスリット部23に嵌り各導体21をそれぞれ隔てると共に各端子収容室33の側壁を構成する突条からなる複数の隔壁部38aを備えている。
これら複数の隔壁部38aは、各端子保持リテーナ部32,32の端子保持ハウジング本体部31との対向端面に形成された、これら複数の隔壁部38aの端部がそれぞれ嵌る複数の隔壁溝部38bに、各端子保持リテーナ部32,32と端子保持ハウジング本体部31との完全係合時に嵌り、これにより端子保持ハウジング30に各端子収容室33が形成される。
そして、各隔壁部38aには一部にその厚さ方向に凹んだ形状の切欠部38c(図3及び図4参照)が形成され、端子保持ハウジング本体部31の切欠部38cと続く部分には係止穴部39(図8参照)が形成されている。
切欠部38cは、図3に示す接続端子10及びフラットハーネス20を図中矢印方向に移動して端子保持ハウジング30に収容する際に、例えば先ず図4に示すように端子保持ハウジング30に装着する場合、各接続端子10に備えられた係止片部15の係止穴部39への挿入を妨げないように設けられている。
そして、図8に示すように、これら切欠部38cを通って係止穴部39に係止片部15が挿入嵌合された各接続端子10は、各端子収容室33において係止片部15及び係止穴部39の係合により確実且つ強固に係止され、この状態で端子保持ハウジング30に係止される。
なお、このように係止された各接続端子10は、各端子保持リテーナ部32,32及び端子保持ハウジング本体部31を係合して端子保持ハウジング30を構成した場合、各端子収容室33の端子保持ハウジング本体部31及び各端子保持リテーナ部32,32の対向端面で、端子収容室33内において連結部12の厚さ方向に更に押さえられて収容されているため、端子保持ハウジング30に確実に係止されたうえで固定される。
このように、このコネクタ1では、連結部12に係止片部15が備えられた各接続端子10を端子保持ハウジング30の端子保持ハウジング本体部31の係止穴部39にそれぞれ挿入嵌合して接続端子10を係止することができるため、ランス部などの複雑な係止構造が不要となりそれに伴う接続端子10や端子保持ハウジング30の製造金型などの簡素化が可能で製造コストの抑制を図ることが可能となる。
また、このコネクタ1では、各接続端子10の係止片部15を端子保持ハウジング10の係止穴部39に挿入嵌合するという簡単な作業で係止することができるため、各接続端子10の装着作業性を向上させることができる。
更に、このコネクタ1では、各接続端子10をランス部などを介さずに係止片部15を係止穴部39に挿入嵌合する簡単な構造で端子保持ハウジング30に装着でき、相手方接続端子との接続方向と交差する方向に係止片部15を係止穴部39に挿入し両者の係合で係止することができるため、端子保持ハウジング30に対して各接続端子10を強固に係止することができる。
一方、この端子保持ハウジング30と共にコネクタハウジング2を構成するアウターハウジング40は、例えば図2に示すように、基端側に形成されて端子保持ハウジング30が挿入され収容される端子保持ハウジング収容室41と、この端子保持ハウジング収容室41の先端側に形成されて収容された端子保持ハウジング30の各端子収容室33,33からそれぞれ露出した各接続端子10の接続部11が配置されると共に図示しない相手方コネクタハウジングと嵌合する嵌合部42とを備えて構成されている。
このように構成されたアウターハウジング40に、各接続端子10及びフラットハーネス20,20の端末部が装着された端子保持ハウジング30を完全挿入した場合、コネクタハウジング2は図6に示すような形状で構成される。なお、このとき、例えばアウターハウジング40の端子保持ハウジング収容室41の開口側をホットメルト樹脂などで塞ぐようにモールドすれば、コネクタ1のフラットハーネス20,20側に防水性能を備えることが可能となる。
このコネクタ1では、コネクタハウジング2が各接続端子10及びフラットハーネス20,20の端末部が装着される端子保持ハウジング30と、この端子保持ハウジング30が装着されるアウターハウジング40とで構成されているため、端子保持ハウジング30の端子保持ハウジング本体部31と各端子保持リテーナ部32,32とを完全係合して各接続端子10を係止片部15及び係止穴部39の係合で係止し端子収容室33で収容すると共に、フラットハーネス20,20の端末部を端末固定部37,37が備えられた端末支持部34,34で支持すれば、各接続端子10及びフラットハーネス20,20の端末部は端子保持ハウジング30に強固に係止されたうえで固定される。
このため、例えばフラットハーネス20,20の長手方向にフラットハーネス20,20を端子保持ハウジング30から引き抜くように引っ張った場合でも、その影響は端子保持ハウジング30に収容された各接続端子10の導体接続部13とフラットハーネス20,20の各導体21との接続部分や各接続端子10に及ぶことはない。
従って、このコネクタ1では、各接続端子10の導体接続部13とフラットハーネス20,20の各導体21との接続部分に、例えば樹脂モールドや補強板具設などのいわゆる補強処理を施さなくてもこの接続部分に対する引っ張りや引き剥がしなどの外力の影響を極力少なくすることができると共に、各接続端子10への外力等の影響をも少なくすることができる。
また、各接続端子10とフラットハーネス20,20とを、これらが装着された端子保持ハウジング30をアウターハウジング20に挿入して収容するだけで、コネクタ1のコネクタハウジング2を構成することができるため、接続端子10の挿入作業やコネクタ1の組立作業を簡素化することができる。
これにより、このコネクタ1では、接続端子10とフラットハーネス20,20との接続部分の補強のための部材等が不要となると共に、接続端子10の係止のための複雑な構造が不要となり、安価に機械的強度を向上させ信頼性を向上させつつ更に組立作業性を向上させることができる。
なお、上述したように、このコネクタ1ではフラットハーネス20,20の端末部は、各導体21間のスリット部23が端子保持ハウジング30の各端子収容室33を構成する隔壁部38aに嵌った状態で端子保持ハウジング30の端末支持部34,34により支持されるため、各導体21間におけるいわゆるウィスカーによる短絡を効果的に防止することもできる。
ここで、端末固定部37,37を構成する各端末固定嵌合突起部37aと各端末固定嵌合穴部37bは、それぞれ端子保持ハウジング本体部31と各端子保持リテーナ部32,32とに反対に形成されていても良い。同様に、各隔壁部38aと各隔壁溝部38bは、それぞれ端子保持ハウジング本体部31と各端子保持リテーナ部32,32とに反対に形成されていても良い。
また、端末固定部37,37は、上記端末固定嵌合突起部37a及び端末固定嵌合穴部37bから構成されるものの他、例えば図10に示すように、各端子保持リテーナ部32,32の端末支持部34,34における端子保持ハウジング本体部31との対向端面に形成され、端子保持ハウジング30に支持されたフラットハーネス20,20の端末部における各導体21間の絶縁被覆22をその厚さ方向に挟み込む複数の端末固定突起部37cから構成されていても良い。
そして、これら端末固定突起部37cの他にも、例えば図示は省略するが、端末固定部37,37は端末支持部34,34で支持されたフラットハーネス20,20の各導体21の配列方向に延びる形状で形成されたフラットハーネス20,20の端末部をその厚さ方向に挟み込む端末固定突条部で構成されていても良い。
なお、これら端末固定突起部37cや端末固定突条部は、端子保持ハウジング30の端子保持ハウジング本体部31及び各端子保持リテーナ部32,32のいずれか一方の端末支持部34,34における対向端面に形成されていれば良い。
また、このコネクタ1のフラットハーネス20,20は、例えば図11に示すような絶縁被覆22で覆われた複数の丸型断面導体21間の絶縁被覆22を繋いだ形状のいわゆるフラットケーブル(FC)20aや、図12に示すような複数の矩形断面導体21の押出成形により所定の回路部を形成してこの回路部を絶縁フィルムなどの絶縁被覆22でラミネートしたいわゆるフレキシブルフラットケーブル(FFC)20bや、図13に示すような絶縁フィルムなどの絶縁被覆22上に各導体21をパターン形成して所定の回路部を形成し、これらの上にカバーレイなどの絶縁被覆22を形成したいわゆるフレキシブルプリント基板(FPC)20cなどを用いて構成しても良い。
更に、このコネクタ1には、図7に示すように、端子保持ハウジング30の端末支持部34,34の基端側におけるフラットハーネス20,20の外部導出側端部近傍に、例えばフラットハーネス20,20をその長手方向に沿った縦断面から見てクランク状に挟持する構造の複数の段差部などから構成されるハーネス固定部29,29が形成されている。
こうして形成されたハーネス固定部29,29は、コネクタ1にいわゆるストレインリリーフ構造を具備するものであり、これにより各接続端子10の導体接続部13とフラットハーネス20,20の各導体21との接続部分に対する引っ張りや引き剥がしなどの外力の影響を更に少なくすることができる。
そして、ハーネス固定部29,29は、図7に示すような端子保持ハウジング30にそれぞれ支持されたフラットハーネス20,20を、その厚さ方向に互いに近接させるようにクランク状に挟持する構造でも良いが、この他にも図示は省略するが、フラットハーネス20,20を互いに離れるようにクランク状に挟持する構造であっても良い。
なお、コネクタ1の各接続端子10の導体接続部13とフラットハーネス20,20の各導体21との接続は、この例ではシリーズ溶接により行われているが、例えばその他にも超音波溶着、レーザ溶接、アーク溶接、半田付け及びピアッシングなどにより行われたり、これらを組み合わせて行われたりしても良い。
このような接続端子10の導体接続部13とフラットハーネス20の導体21との接続は、接続端子10及びフラットハーネス20,20の端子保持ハウジング30へのセット前に行われることはもちろんであるが、このコネクタ1では、複数の端子収容室33,33及び端末支持部34,34が端子保持ハウジング本体部31及び各端子保持リテーナ部32,32を係合して構成される構造であるため、端子保持ハウジング30へのセット後に行うようにすることもできる。
このコネクタ1では、端子保持ハウジング30へのセット後に接続を行う場合でも、各接続端子10は隔壁部38aの側端面と係止片部15及び係止穴部39の係合とである程度位置決めされ、フラットハーネス20,20の端末部は挿通穴部24と端末支持部34,34の端末固定部37,37とである程度位置決めされる構造のため、正確に接続を行うことが可能である。
また、このコネクタ1のコネクタハウジング2を構成する端子保持ハウジング30及びアウターハウジング40には、例えば図8などに示すように、アウターハウジング40の端子保持ハウジング収容室41の内周面に形成された複数の挿入位置決め突条40aと、端子保持ハウジング30の外周面に形成された各挿入位置決め突条40aとそれぞれスライド係合する複数の挿入位置決め溝30aとからなる挿入位置決め部が形成されていても良い。このような挿入位置決め部が形成されていれば、端子保持ハウジング30のアウターハウジング40への誤挿入を防止することができ、端子保持ハウジング収容室41に確実に収容することが可能となる。
なお、この例のコネクタ1の端子保持ハウジング30を構成する端子保持ハウジング本体部31と各端子保持リテーナ部32,32は、ヒンジ部35を介して一体成形されたものであったが、例えば図14に示すように、それぞれ別体で形成されヒンジ部35を介さずにハウジング係止片36aとハウジング係止溝36bとで着脱自在に係合する構造であっても良い。
図15は、本発明の他の実施形態に係る接続端子を示す外観斜視図、図16は、この接続端子が装着される先の例のコネクタのハーネス装着前の他の端子保持ハウジングを示す一部分解斜視図、図17は、この接続端子が装着される先の例のコネクタのハーネス装着後の他の端子保持ハウジングを示す一部分解斜視図、図18は、図17のH−H´簡易断面図である。なお、以降において、既に説明した部分と重複する説明はなるべく割愛することとする。
接続端子10Aは、上記接続端子10と同様に例えば板状の金属母材を打ち抜き/折り曲げ加工等して形成され、接続部11と、導体接続部13と、これらを連結する板状の連結部12とを備える点は同じであるが、連結部12の両側縁部から連結部12の厚さ方向に延びる片状の複数の係止片部15を備えている点が相違している。
なお、これら複数の係止片部15は、図15においてはそれぞれが接続端子10Aの軸方向にずれた位置の連結部12の側縁部から相反する連結部12の厚さ方向に延びるように形成されているが、必ずしもこの形態でなくても良く、連結部12の両側縁部から同一方向に延びるように形成されたりしても良い。
このように構成された接続端子10Aを、例えば端子取付部材である先の例のコネクタ1のコネクタハウジング2に収容するために端子保持ハウジング30Aに係止する場合、図16及び図17に示すように、端子保持ハウジング本体部31及び各端子保持リテーナ部32,32のそれぞれの対向端面の所定位置に係止穴部39を形成しておけば、相反する連結部12の厚さ方向にそれぞれ延びる各係止片部15を係止穴部39に挿入嵌合するようにして端子保持ハウジング本体部31及び各端子保持リテーナ部32,32を係合するだけで接続端子10Aを更に強固に端子保持ハウジング30Aに係止したうえで固定することができる。
即ち、図18に示すように、各接続端子10Aの各係止片部15は、端子保持ハウジング本体部31の係止穴部39と各端子保持リテーナ部32,32の係止穴部39とで端子収容室33において係止されるため、確実に端子保持ハウジング30Aに係止される。
従って、このような構造の接続端子10A及び端子保持ハウジング30Aを用いて両者を係止すれば、上記接続端子10と同様にランス部などの複雑な係止構造が不要で、製造コストのコストダウンを図ることができると共に、接続端子のコネクタハウジングへの装着作業性を向上させることができ、更に強固な係止が可能となる。
その他の効果などについては、既述の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図19は、本発明の他の実施形態に係る接続端子の係止構造を説明するための他のコネクタを示す一部分解外観斜視図、図20は、このコネクタの完成状態を示す外観斜視図、図21は、図20のD−D´簡易断面図、図22は、図20のE−E´簡易断面図、図23は、図20のF−F´簡易断面図、図24は、図20のG−G´簡易断面図である。
図19に示すように、このコネクタ1Aでは、複数の接続端子10Bとフラットハーネス20,20の端末部を収容するコネクタハウジング2Aそのものが、互いに係合自在なコネクタハウジング本体部31A及び複数のコネクタハウジングリテーナ部32A,32Aで構成される着脱自在な複数のコネクタハウジング構成部材からなる点と、接続端子10Bの連結部12に係止片部15の他に端子穴部14が形成され、各コネクタハウジングリテーナ部32A,32A及びコネクタハウジング本体部31Aの対向端面に端子穴部14に嵌る端子係止突起部19a及びこの端子係止突起部19aが嵌合する端子係止穴部19bが備えられている点とが、既述の例の接続端子10,10A及びコネクタ1とは相違している。
即ち、コネクタハウジング2Aは、コネクタハウジング本体部31Aと、このコネクタハウジング本体部31Aにそれぞれ係合自在に取り付けられるコネクタハウジングリテーナ部32A,32Aとからなり、これらはヒンジ部35で連結され一体成形されて、図19中上下方向に係合自在に構成されている。
このコネクタハウジング2Aは、これら各コネクタハウジングリテーナ部32A,32Aをコネクタハウジング本体部31Aと係合した際に、例えば図21に示すように、先端側に形成されて図示しない相手方コネクタハウジングと嵌合する嵌合部42と、この嵌合部42の基端側に形成され複数の接続端子10Bを接続部11を嵌合部42内で露出させた状態でそれぞれ収容する複数の端子収容室33,33とを備えて構成されている。
そして、このコネクタハウジング2Aにも、ここでは各端子収容室33,33の基端側に形成されてフラットハーネス20,20の端末部をその厚さ方向に挟む状態で支持する端末支持部34,34が備えられている。
なお、各コネクタハウジングリテーナ部32A,32A及びコネクタハウジング本体部31Aの端子収容室33における対向端面に形成された各端子係止突起部19a及び端子係止穴部19bは、図23に示すように、各端子係止突起部19aがそれぞれ各接続端子10Bの連結部12に形成された端子穴部14を通って各端子係止穴部19bと嵌合するように形成され、係止片部15及び係止穴部39による各接続端子10Bのコネクタハウジング2Aへの係止を更に確実にするものである。
フラットハーネス20,20を構成する各導体21、絶縁被覆22、スリット部23及び挿通穴部24などの構造は、既述のものと同様であるため、図19〜図24に必要に応じて符号を付して適宜図示するに止め、ここでは説明を省略する。
また、各接続端子10Bを構成する接続部11、連結部12、導体接続部13、端子穴部14及び係止片部15などのその他の構造も、既述のものと同様であるため、ここでは図19〜図24に必要に応じて符号を付して適宜図示するに止め説明を省略する。
更に、コネクタハウジング本体部31Aと各コネクタハウジングリテーナ部32A,32Aとのハウジング係止片36a及びハウジング係止溝36bによる係合、端末固定嵌合突起部37a及び端末固定嵌合穴部37bからなる端末固定部37,37によるフラットハーネス20,20の端末部の固定、各隔壁部38a及び各隔壁溝部38bにより構成される端子収容室33,33の構造及びハーネス固定部29,29によるフラットハーネス20,20のストレインリリーフ構造なども、既述のものと同様であるため、図19〜図24に必要に応じて符号を付して適宜図示するに止め、ここでは説明を省略する。
このコネクタ1Aでは、コネクタハウジング2Aがコネクタハウジング本体部31Aと各コネクタハウジングリテーナ部32A,32Aとで構成され、各接続端子10Bを係止するための係止片部15、係止穴部39、端子係止突起部19a及び端子係止穴部19bが備えられているため、各接続端子10B及びフラットハーネス20,20をコネクタハウジング2Aにセットしてコネクタハウジング本体部31Aと各コネクタハウジングリテーナ部32A,32Aとを完全係合し、フラットハーネス20,20の端末部を端末固定部37,37が備えられた端末支持部34,34で支持すれば、各端末部及び各接続端子10Bはコネクタハウジング2Aに強固且つ確実に係止されたうえで固定される。
なお、端子係止突起部19a及び端子係止穴部19bは、コネクタハウジング2Aに備えられていなくても良い。
その他の効果などについては、既述の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本発明は、接続端子を用いて電気的接続を行う各種の用途に利用できる。
本発明の一実施形態に係る接続端子を示す外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係る接続端子の係止構造を説明するためのコネクタを示す一部分解外観斜視図である。 同コネクタのハーネス装着前の端子保持ハウジングを示す一部分解斜視図である。 同コネクタのハーネス装着後の端子保持ハウジングを示す一部分解斜視図である。 同コネクタに備えられるハーネスの端末部を示す外観斜視図である。 同コネクタの完成状態を示す外観斜視図である。 図6のA−A´簡易断面図である。 図6のB−B´簡易断面図である。 図6のC−C´簡易断面図である。 同コネクタの他の端末固定部を示す簡易断面図である。 同コネクタの他のフラットハーネスを示す外観斜視図である。 同コネクタの他のフラットハーネスを示す外観斜視図である。 同コネクタの他のフラットハーネスを示す外観斜視図である。 同コネクタの他の端子保持ハウジングを示す簡易断面図である。 本発明の他の実施形態に係る接続端子を示す外観斜視図である。 同接続端子が装着される同コネクタのハーネス装着前の他の端子保持ハウジングを示す一部分解斜視図である。 同接続端子が装着される同コネクタのハーネス装着後の他の端子保持ハウジングを示す一部分解斜視図である。 図17のH−H´簡易断面図である。 本発明の他の実施形態に係る接続端子の係止構造を説明するための他のコネクタを示す一部分解外観斜視図である。 同コネクタの完成状態を示す外観斜視図である。 図20のD−D´簡易断面図である。 図20のE−E´簡易断面図である。 図20のF−F´簡易断面図である。 図20のG−G´簡易断面図である。
符号の説明
1,1A…コネクタ、2,2A…コネクタハウジング、10,10B,10C…接続端子、11…接続部、12…連結部、13…導体接続部、14…端子穴部、15…係止片部、20…フラットハーネス、21…導体、22…絶縁被覆、23…スリット部、24…挿通穴部、29…ハーネス固定部、30,30A…端子保持ハウジング、30a…挿入位置決め溝、31…端子保持ハウジング本体部、31A…コネクタハウジング本体部、32…端子保持リテーナ部、32A…コネクタハウジングリテーナ部、33…端子収容室、34…端末支持部、35…ヒンジ部、36a…ハウジング係止片、36b…ハウジング係止溝、37…端末固定部、37a…端末固定嵌合突起部、37b…端末固定嵌合穴部、37c…端末固定突起部、38a…隔壁部、38b…隔壁溝部、38c…切欠部、39…係止穴部、40…アウターハウジング、40a…挿入位置決め突条。

Claims (7)

  1. 先端側に形成されて相手方接続端子と接続可能な接続部と、基端側に形成されて導体と接続される導体接続部と、これら接続部及び導体接続部間を連結する板状の連結部とを備えると共に、前記連結部の側縁部から前記連結部の厚さ方向に延びる係止片部を備えてなり、
    樹脂成形部材からなる端子取付部材に形成された係止穴部に前記係止片部を挿入嵌合することで前記端子取付部材に係止される
    ことを特徴とする接続端子。
  2. 前記接続端子は、前記連結部に前記厚さ方向に貫通した状態の端子穴部を備えてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の接続端子。
  3. 先端側に形成されて相手方接続端子と接続可能な接続部と、基端側に形成されて導体と接続される導体接続部と、これら接続部及び導体接続部間を連結する板状の連結部とを備えた接続端子の樹脂成形部材からなる端子取付部材への係止構造であって、
    前記接続端子は、前記連結部の側縁部から前記連結部の厚さ方向に延びる係止片部を備え、
    前記端子取付部材は、前記係止片部が挿入嵌合される係止穴部を備え、
    前記接続端子は、前記係止穴部に前記係止片部を完全挿入した状態で前記端子取付部材に係止されている
    ことを特徴とする接続端子の係止構造。
  4. 前記端子取付部材は、着脱自在な複数の端子保持ハウジング構成部材からなると共に、これら複数の端子保持ハウジング構成部材を互いに係合した際に先端側に形成される複数の前記接続端子を前記接続部を外部に露出させた状態でそれぞれ収容する複数の端子収容室を備えて構成された端子保持ハウジングであり、
    前記係止穴部は、前記端子保持ハウジングの前記複数の端子収容室にそれぞれ形成されてなり、
    前記端子保持ハウジングは、基端側に形成されて前記端子保持ハウジングが挿入され収容される端子保持ハウジング収容室と、この端子保持ハウジング収容室の先端側に形成されて収容された前記端子保持ハウジングの前記複数の端子収容室からそれぞれ露出した複数の前記接続端子の前記接続部が配置されると共に相手方コネクタハウジングと嵌合する嵌合部とを備えて構成されたアウターハウジングに収容され、
    複数の前記接続端子は、それぞれ前記係止穴部に前記係止片部を完全挿入した状態で前記複数の端子収容室内で係止されている
    ことを特徴とする請求項3記載の接続端子の係止構造。
  5. 前記端子取付部材は、着脱自在な複数のコネクタハウジング構成部材からなると共に、これら複数のコネクタハウジング構成部材を互いに係合した際に先端側に形成される相手方コネクタハウジングと嵌合する嵌合部と、この嵌合部の基端側に形成される複数の前記接続端子をそれぞれ収容する複数の端子収容室とを備えて構成されたコネクタハウジングであり、
    前記係止穴部は、前記コネクタハウジングの前記複数の端子収容室にそれぞれ形成されてなり、
    複数の前記接続端子は、それぞれ前記係止穴部に前記係止片部を完全挿入した状態で前記複数の端子収容室内で係止されている
    ことを特徴とする請求項3記載の接続端子の係止構造。
  6. 前記接続端子は、前記連結部の両側縁部からそれぞれ相反する前記厚さ方向に延びる複数の前記係止片部を備えてなり、
    前記複数のハウジング構成部材の前記端子収容室形成部分の対向端面には、それぞれ前記係止穴部が形成されている
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の接続端子の係止構造。
  7. 前記接続端子は、前記連結部に前記厚さ方向に貫通した状態の端子穴部を備えてなり、
    前記端子取付部材には、前記端子穴部に嵌合する係止突起部が形成されている
    ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項記載の接続端子の係止構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008130311A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2008293667A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Nidec Tosok Corp コネクタ構造

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