JP2008176977A - 防水コネクタおよびその製造方法ならびにコネクタの防水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの防水加工に関する作業時間を短縮しつつ高い防水性を確保すること。
【解決手段】防水コネクタ1は、雄および雌コネクタハウジング10,20と、各挿入口13,23に雄および雌接続端子50,60が接続された端末部が収容される平形ケーブル30,40と、各平形ケーブル30,40の端末部を各コネクタハウジング10,20に対して固定するとともに挿入口13,23を閉塞するリテーナ70,80と、各挿入口13,23を密封してさらに閉塞する樹脂モールド部98,99とを備えて構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、フレキシブルプリント基板(Flexible Printed Circuit:FPC)などによって構成される帯状の平形ケーブルの電気的接続に使用されるコネクタに関し、特に防水性を有する防水コネクタおよびその製造方法ならびにコネクタの防水構造に関する。
自動車などに搭載される帯状の平形ケーブルからなる電気配線の接続には、例えば水に曝される被水環境下にて使用されることを前提に、コネクタ内部への水の浸入を防ぐ防水タイプのコネクタである防水コネクタが用いられている。このような防水コネクタとしては、例えば次のようなものが知られている。
すなわち、防水コネクタは、次のように構成される。まず、接続端子と配線との接合部の周囲に、接合部を内含するような形状の第1の樹脂モールド部を形成し、この接合部をコネクタハウジングの基端側に形成された接合部収容孔に挿入する。挿入されたFPCの端末部に接合された接続端子は、接合部収容孔の先端側に形成された端子収容孔に挿通され、先端部が嵌合部内に突出され、端子収容孔内に形成された係止ランス部が係止穴と係合することで端子収容孔内に係止固定される。
そして、FPCの端末部は、接合部収容孔の基端開口部側から充填された第2の樹脂モールド部により接合部収容孔の内側で密封され、コネクタハウジングと一体化される。この防水コネクタでは、第1および第2の樹脂モールド部を同一設備にて形成することができるので、安価に製造することができる構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の防水コネクタは、コネクタハウジングの嵌合部にFPCのシール体を嵌合して、このFPCの接点部を圧接端子に接続した場合に、FPCのシール体の係止突起部をコネクタハウジングの係止孔部に係脱可能に係止することができるので、FPCのコネクタハウジングへの係止を簡単に行いつつシール性を確保することができる構成となっている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−170627号公報 特開2001−155815号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されている従来の防水コネクタでは、第1および第2の樹脂モールド部を同一設備とはいえ別々の工程で形成する必要があるため、コネクタの防水加工に関する作業時間の短縮を図りにくいという問題があった。
また、上述した特許文献2に記載されている従来の防水コネクタでは、FPCに形成されたシール体がゴムなどの弾性部材からなり、シール体の係止突起部をコネクタハウジングの係止孔部に係止して防水性を確保しているため、シール体の係止状態や変形・劣化などによって防水性を確実に維持できなくなる場合があるという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、コネクタの防水加工に関する作業時間を短縮することができるとともに高い防水性を確保することができる防水コネクタおよびその製造方法ならびにコネクタの防水構造を提供することを目的とする。
本発明に係る防水コネクタは、複数の導体が絶縁被覆によって覆われて平面状に並設された平形ケーブルと、前記平形ケーブルの端末部にて前記複数の導体と接続される複数の接続端子と、前記複数の接続端子が前記平形ケーブルの端末部とともに挿入される挿入口を有し、該複数の接続端子を該端末部とともに内部に収容するコネクタハウジングとを備えたコネクタであって、前記平形ケーブルの端末部は、前記コネクタハウジングの挿入口の内側所定位置に圧入あるいは係止され該挿入口を閉塞するリテーナによって該コネクタハウジングに対して固定され、前記コネクタハウジングの挿入口は、前記リテーナより開口側が樹脂モールド部によって密封されさらに閉塞されていることを特徴とする。
本発明に係る防水コネクタは、以上のように構成することにより、樹脂モールド部を形成する工程が一つとなりコネクタの防水加工に関する作業時間を短縮することができるとともに、コネクタハウジングの挿入口をリテーナによって閉塞したうえで樹脂モールド部によって密封しさらに閉塞するため高い防水性を確保することができるようになる。
樹脂モールド部は、例えばポリアミド系、ポリオレフィン系およびポリウレタン系熱可塑性樹脂のいずれか一つからなるものであるとよい。また、樹脂モールド部は、例えば紫外線硬化性樹脂からなるものであってもよい。
平形ケーブルは、例えば複数の導体が絶縁フィルム上にパターン形成されこの絶縁フィルムとともに絶縁被覆を構成するカバーレイによって覆われた構造からなるフレキシブルプリント基板、または例えば複数の導体がラミネートあるいは押出しにより平面的に形成された絶縁被覆によって覆われた構造からなるフレキシブルフラットケーブルである。
本発明に係る防水コネクタの製造方法は、複数の導体が絶縁被覆によって覆われて平面状に並設された平形ケーブルと、前記平形ケーブルの端末部にて前記複数の導体と接続される複数の接続端子と、前記複数の接続端子が前記平形ケーブルの端末部とともに挿入される挿入口を有し、該複数の接続端子を該端末部とともに内部に収容するコネクタハウジングとを備えたコネクタの製造方法であって、前記平形ケーブルの端末部に前記複数の接続端子を接続する工程と、この工程によって前記複数の接続端子が接続された前記平形ケーブルの端末部を前記コネクタハウジングの挿入口に挿入し該コネクタハウジングの内部に収容する工程と、前記コネクタハウジングの挿入口の内側所定位置にリテーナを圧入あるいは係止して該挿入口を閉塞するとともに前記平形ケーブルの端末部を前記コネクタハウジングに対して固定する工程と、前記コネクタハウジングの挿入口に樹脂材料を充填して該挿入口の前記リテーナより開口側を樹脂モールド部によって密封してさらに閉塞する工程とを含むことを特徴とする。
本発明に係るコネクタの防水構造は、複数の導体が絶縁被覆によって覆われて平面状に並設された平形ケーブルと、前記平形ケーブルの端末部にて前記複数の導体と接続される複数の接続端子と、前記複数の接続端子が前記平形ケーブルの端末部とともに挿入される挿入口を有し、該複数の接続端子を該端末部とともに内部に収容するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの挿入口の内側所定位置に圧入あるいは係止され該挿入口を閉塞するとともに前記平形ケーブルの端末部を前記コネクタハウジングに対して固定するリテーナと、前記コネクタハウジングの挿入口に充填され該挿入口の前記リテーナより開口側を密封してさらに閉塞する樹脂モールド部とを備えてなることを特徴とする。
本発明によれば、コネクタの防水加工に関する作業時間を短縮することができるとともに高い防水性を確保することが可能となる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る防水コネクタの一部を未完成状態で示す全体斜視図である。また、図2は、同防水コネクタの完成状態における嵌合時の図1のA−A’断面図である。
図1および図2に示すように、防水コネクタ1は、例えば樹脂成形部材からなる雄コネクタハウジング(プラグ型コネクタハウジング)10と、この雄コネクタハウジング10と嵌合する同じく樹脂成形部材からなる雌コネクタハウジング(レセプタクル型コネクタハウジング)20と、これら両コネクタハウジング10,20に端末部が収容される帯状の平形ケーブル30,40とを備えて構成される。
また、防水コネクタ1は、これら平形ケーブル30,40の端末部にて配線32,42と接続され両コネクタハウジング10,20に収容される雄接続端子50および雌接続端子60と、これら両コネクタハウジング10,20に挿入されるリテーナ70,80と、両コネクタハウジング10,20に充填され形成される樹脂モールド部98,99とを備えて構成される。
平形ケーブル30,40は、この例ではフレキシブルプリント基板からなり、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)、ポリオレフィン(PO)、液晶ポリマー(LCP)などからなる絶縁性を有する絶縁フィルム31,41上に、金、銀、銅あるいは炭素などによる導体パターンからなる複数の配線32,42を形成し、これら絶縁フィルム31,41および配線32,42の上を電気的絶縁性を有する合成樹脂などからなるカバーレイ33,43でさらに覆った構造からなる。
なお、フレキシブルプリント基板が絶縁フィルム31,41の両面に配線32,42を有する構造である場合には、カバーレイ33,43は、両面の絶縁フィルム31,41および配線32,42をそれぞれ覆うように形成されるとよい。また、平形ケーブル30,40の端末部では、カバーレイ33,43が除去されて配線32,42が露出した状態に形成される。さらに、平形ケーブル30,40は、フレキシブルプリント基板により構成される他に、例えば複数の配線32,42がラミネートあるいは押出しにより平面的に形成された絶縁被覆によって覆われた構造からなるフレキシブルフラットケーブルであってもよい。
雄および雌接続端子50,60は、この例ではそれぞれ互いに直接接続される板状の接続部51および筒状の接続部61と、平形ケーブル30,40の端末部においてそれぞれ露出状態の配線32,42と圧着、溶接、加締め、ピアッシング等により接続される配線接続部52,62と、後述する各コネクタハウジング10,20の係止ランス18,28と係合する係合穴53,63とを備えて構成されている。なお、雌接続端子60の筒状の接続部61内には、雄接続端子50の板状の接続部51と接触するための接触片64が形成されている。
雄および雌コネクタハウジング10,20は、それぞれ先端側に凸状の嵌合部11および凹状の嵌合部21を有するとともに、雄コネクタハウジング10については嵌合部11の基端側に、雌コネクタハウジング20については嵌合部21の内側に、それぞれ複数の雄および雌接続端子50,60を内部空間に収容する端子収容部12,22を有する。
各端子収容部12,22には、内部に例えばそれぞれ収容された雄および雌接続端子50,60の係合穴53,63と係合してこれらを端子収容部12,22に係止固定するための係止ランス18,28が形成されている。
なお、雄コネクタハウジング10の嵌合部11の外壁側には、凹み部19が形成されており、この凹み部19に、例えばシリコンゴムやエラストマーなどの弾性部材からなる環状のシール材97が装着され、このシール材97により、雌コネクタハウジング20の嵌合部21との嵌合の際に、両コネクタハウジング10,20の嵌合部分がシールされる。
また、雄および雌コネクタハウジング10,20は、互いに完全嵌合された際に、嵌合状態を保持するために係合する係合片19および係合部29を有する。両コネクタハウジング10,20の嵌合状態を解除する場合は、係合片19を撓ませて係合部29との係合状態を解除した後、両コネクタハウジング10,20を引き離すようにすればよい。
また、雄および雌コネクタハウジング10,20は、それぞれ端子収容部12,22の後端側に、各端子収容部12,22の内部空間と連通するとともに、各コネクタハウジング10,20の基端側に向かってそれぞれ段階的に断面積が広くなるような内部空間を有し、各コネクタハウジング10,20の基端において開口する挿入口13,23を有している。
リテーナ70,80は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)や液晶ポリマー(LCP)などからなる樹脂成形部材であり、その外周表面に各挿入口13,23内の所定位置に形成された係止溝14,24と係合する係止片71,81を有する。このリテーナ70,80は、各挿入口13,23の端子収容部12,22側に挿入されて平形ケーブル30,40の端末部を各コネクタハウジング10,20に固定するとともに、各挿入口13,23を端末部とともに塞ぐように係止して閉塞する。なお、リテーナ70,80は、各挿入口13,23の端子収容部12,22側に圧入により挿入されてもよい。
このようなリテーナ70,80により、雄および雌コネクタハウジング10,20の端子収容部12,22に収容された雄および雌接続端子50,60は、それぞれ係止ランス18,28との係合によるコネクタハウジングへの係止の他にさらに強固に係止固定される。
そして、平形ケーブル30,40の端末部が各接続端子50,60とともに挿入され、さらにリテーナ70,80が挿入された各コネクタハウジング10,20の挿入口13,23は、リテーナ70,80よりも開口側が樹脂モールド部98,99により密封されてさらに閉塞される。樹脂モールド部98,99は、例えばポリアミド系、ポリオレフィン系およびポリウレタン系熱可塑性樹脂や、紫外線硬化性樹脂などの樹脂材料によって構成され、各挿入口13,23に充填された後に硬化させることによって形成される。
このように構成された防水コネクタ1では、両コネクタハウジング10,20の挿入口13,23がリテーナ70,80によって閉塞されたうえで、さらに樹脂モールド部98,99によって密封されて閉塞されるため、各挿入口13,23側からの水分の浸入を確実に遮断することができる。両コネクタハウジング10,20の嵌合部11,21側は、シール材97により封止されているため、同様に水分が浸入することはない。
したがって、各コネクタハウジング10,20の挿入口13,23に対し、リテーナ70,80を挿入して樹脂モールド部98,99を形成するという簡単な工程で防水処理を施すことができるため、防水加工に関する作業時間を従来よりも大幅に短縮することができ、各挿入口13,23のリテーナ70,80より開口側を樹脂モールド部98,99によって密封するため高い防水性を確保することができる。
図3は、本発明の一実施形態に係る防水コネクタの製造工程の例を示すフローチャートである。なお、以降において、既に説明した部分と重複する箇所には同一の符号を付して説明を省略する。ここでは、説明の便宜のため、防水コネクタ1のうちの雄コネクタハウジング10を製造する場合を例に挙げて説明するが、雌コネクタハウジング20についても同様の工程で製造することができる。
図3に示すように、防水コネクタ1の雄コネクタハウジング10の製造工程では、まず、平形ケーブル30の端末部における配線32に、雄接続端子50の配線接続部52を圧着、溶接(抵抗溶接など)、加締め、ピアッシングなどによって接続する(ステップS101)。次に、別工程にて成形された雄コネクタハウジング10の挿入口13に、雄接続端子50が接続された平形ケーブル30の端末部を挿入し、雄接続端子50の係合穴53を係止ランス18と係合して、雄コネクタハウジング10の内部に収容する(ステップS102)。
そして、平形ケーブル30の端末部が挿入された雄コネクタハウジング10の挿入口13に、リテーナ70を挿入して係止片71を係止溝14に係合させ、挿入口13を閉塞するとともに挿入口13内の所定位置にて平形ケーブル30の端末部を固定する(ステップS103)。最後に、挿入口13の開口側から上述したような樹脂材料を充填し、リテーナ70よりも開口側にて硬化させて樹脂モールド部98を形成し、挿入口13を密封してさらに閉塞する(ステップS104)。
このようにして防水コネクタ1を製造すれば、雄および雌コネクタハウジング10,20における防水加工に関する作業時間を大幅に短縮することができるとともに、高い防水性を継続して確保することができる防水コネクタ1を製造することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る防水コネクタの一部を未完成状態で示す全体斜視図である。 同防水コネクタの完成状態における嵌合時の図1のA−A’断面図である。 同防水コネクタの製造工程の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…防水コネクタ、10…雄コネクタハウジング、11,21…嵌合部、12,22…端子収容部、13,23…挿入口、14,24…係止溝、20…雌コネクタハウジング、30,40…平形ケーブル、31,41…絶縁フィルム、32,42…配線、33,43…カバーレイ、50…雄接続端子、51,61…接続部、52,62…配線接続部、53,63…係合穴、60…雌接続端子、64…接触片、70,80…リテーナ、71,81…係止片、97…シール材、98,99…樹脂モールド部。

Claims (10)

  1. 複数の導体が絶縁被覆によって覆われて平面状に並設された平形ケーブルと、
    前記平形ケーブルの端末部にて前記複数の導体と接続される複数の接続端子と、
    前記複数の接続端子が前記平形ケーブルの端末部とともに挿入される挿入口を有し、該複数の接続端子を該端末部とともに内部に収容するコネクタハウジングと
    を備えたコネクタであって、
    前記平形ケーブルの端末部は、前記コネクタハウジングの挿入口の内側所定位置に圧入あるいは係止され該挿入口を閉塞するリテーナによって該コネクタハウジングに対して固定され、
    前記コネクタハウジングの挿入口は、前記リテーナより開口側が樹脂モールド部によって密封されさらに閉塞されている
    ことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記樹脂モールド部は、ポリアミド系、ポリオレフィン系およびポリウレタン系熱可塑性樹脂のいずれか一つからなるものであることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
  3. 前記樹脂モールド部は、紫外線硬化性樹脂からなるものであることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
  4. 前記平形ケーブルは、前記複数の導体が絶縁フィルム上にパターン形成され該絶縁フィルムとともに前記絶縁被覆を構成するカバーレイによって覆われた構造からなるフレキシブルプリント基板、または前記複数の導体がラミネートあるいは押出しにより平面的に形成された前記絶縁被覆によって覆われた構造からなるフレキシブルフラットケーブルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の防水コネクタ。
  5. 複数の導体が絶縁被覆によって覆われて平面状に並設された平形ケーブルと、
    前記平形ケーブルの端末部にて前記複数の導体と接続される複数の接続端子と、
    前記複数の接続端子が前記平形ケーブルの端末部とともに挿入される挿入口を有し、該複数の接続端子を該端末部とともに内部に収容するコネクタハウジングと
    を備えたコネクタの製造方法であって、
    前記平形ケーブルの端末部に前記複数の接続端子を接続する工程と、
    この工程によって前記複数の接続端子が接続された前記平形ケーブルの端末部を前記コネクタハウジングの挿入口に挿入し該コネクタハウジングの内部に収容する工程と、
    前記コネクタハウジングの挿入口の内側所定位置にリテーナを圧入あるいは係止して該挿入口を閉塞するとともに前記平形ケーブルの端末部を前記コネクタハウジングに対して固定する工程と、
    前記コネクタハウジングの挿入口に樹脂材料を充填して該挿入口の前記リテーナより開口側を樹脂モールド部によって密封してさらに閉塞する工程と
    を含むことを特徴とする防水コネクタの製造方法。
  6. 前記リテーナより開口側を密封して閉塞する工程では、ポリアミド系、ポリオレフィン系およびポリウレタン系熱可塑性樹脂のいずれか一つからなる前記樹脂材料を前記コネクタハウジングの挿入口に充填することを特徴とする請求項5記載の防水コネクタの製造方法。
  7. 前記リテーナより開口側を密封して閉塞する工程では、紫外線硬化性樹脂からなる前記樹脂材料を前記コネクタハウジングの挿入口に充填することを特徴とする請求項5記載の防水コネクタの製造方法。
  8. 複数の導体が絶縁被覆によって覆われて平面状に並設された平形ケーブルと、
    前記平形ケーブルの端末部にて前記複数の導体と接続される複数の接続端子と、
    前記複数の接続端子が前記平形ケーブルの端末部とともに挿入される挿入口を有し、該複数の接続端子を該端末部とともに内部に収容するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングの挿入口の内側所定位置に圧入あるいは係止され該挿入口を閉塞するとともに前記平形ケーブルの端末部を前記コネクタハウジングに対して固定するリテーナと、
    前記コネクタハウジングの挿入口に充填され該挿入口の前記リテーナより開口側を密封してさらに閉塞する樹脂モールド部とを備えてなる
    ことを特徴とするコネクタの防水構造。
  9. 前記樹脂モールド部は、ポリアミド系、ポリオレフィン系およびポリウレタン系熱可塑性樹脂のいずれか一つからなるものであることを特徴とする請求項8記載のコネクタの防水構造。
  10. 前記樹脂モールド部は、紫外線硬化性樹脂からなるものであることを特徴とする請求項8記載のコネクタの防水構造。
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