JP2012059602A - ワイヤハーネス - Google Patents
ワイヤハーネス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012059602A JP2012059602A JP2010202921A JP2010202921A JP2012059602A JP 2012059602 A JP2012059602 A JP 2012059602A JP 2010202921 A JP2010202921 A JP 2010202921A JP 2010202921 A JP2010202921 A JP 2010202921A JP 2012059602 A JP2012059602 A JP 2012059602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- terminal
- partition member
- wire harness
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
【解決手段】ワイヤハーネス1において、仕切部材50は、フラットケーブル10の端部11の外周面に沿う貫通孔51が形成され、ハウジング20の筒状部21の内側の段差部213に縁部が当接する非弾性体である。蓋部材30は、フラットケーブル10の端部11の外周面に沿う貫通孔31が形成され、筒状部21の導入口211を塞ぐ非弾性体である。止水部材40は、フラットケーブル10の端部11の外周面に密接する貫通孔41が形成され、筒状部21の内側における仕切部材50と蓋部材30との間の領域を満たす弾性体である。フラットケーブル10の端部11は、蓋部材30、止水部材40及び仕切部材50各々の貫通孔31,41,51を貫通する。
【選択図】図1
Description
(1)第1の構成要素は、フラットケーブルである。
(2)第2の構成要素は、フラットケーブルの端部が貫通する筒状部が形成され、フラットケーブルの端部を囲うハウジングである。
(3)第3の構成要素は、フラットケーブルの端部の外周面に沿う形状を有しその端部が貫通する第1の貫通孔が形成され、筒状部の内側の周面に形成された段差部に第1の面の縁部が当接する非弾性体からなる仕切部材である。
(4)第4の構成要素は、フラットケーブルの端部の外周面に沿う形状を有しその端部が貫通する第2の貫通孔が形成され、筒状部におけるフラットケーブルの導入口を塞ぐ非弾性体からなる蓋部材である。
(5)第5の構成要素は、フラットケーブルの端部の外周面に密接する形状を有しその端部が貫通する第3の貫通孔が形成され、筒状部の内側における仕切部材の第1の面に対し反対側の第2の面と蓋部材の内側面との間の領域を満たす弾性体からなる止水部材である。
まず、図1から図5を参照しつつ、本発明の実施形態に係るワイヤハーネス1の構成について説明する。ワイヤハーネス1は、例えば、自動車のバッテリ、インバータ回路又は制御装置などの信号供給源とモータなどの電装機器との間を接続する。図1から図5に示されるように、ワイヤハーネス1は、フラットケーブル10と、防水用のハウジング20と、蓋部材30と、止水部材40と、仕切部材50とを備える。ハウジング20、蓋部材30、止水部材40及び仕切部材50が、ワイヤハーネス1における防水構造を構成している。
フラットケーブル10は、並列状態で絶縁被覆により束ねられた複数の電線12を備え、扁平な断面形状を有するケーブルである。なお、図1(b)において、フラットケーブル10に含まれる複数の電線12の断面図は省略されている。フラットケーブル10の末端、即ち、複数の電線12の末端には、電装機器の端子台60に接続される端子14が設けられている。端子14は、電線12の端部を保持する電線保持部141と、ネジ61によって接続相手の端子台60に連結される連結端子部142とを有している。電線保持部141が電線12の端部を保持することにより、各電線12の芯線13と連結端子部142とが電気的に接続される。なお、図1において、端子台60及びネジ61は、仮想線(二点鎖線)により示されている。
図1及び図2に示されるように、ハウジング20は、フラットケーブル10の端部11及び末端の端子14を囲う部材である。ハウジング20は、筒状部21と末端保護部22との2つの部位から構成された非弾性体からなる部材であり、例えば、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)又はABS樹脂などの絶縁性の樹脂からなる一体成型部材である。
図1及び図3に示されるように、蓋部材30は、筒状部21におけるフラットケーブル10の導入口211を塞ぐ非弾性体からなる部材であり、例えば、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)又はABS樹脂などの絶縁性の樹脂からなる一体成型部材である。蓋部材30の輪郭形状は、筒状部21の導入口211の内面に沿う形状で形成されている。また、蓋部材30には、フラットケーブル10の端部11が貫通する貫通孔31が形成されている。この貫通孔31は、フラットケーブル10の端部11の外周面に沿う扁平した形状で形成されている。また、貫通孔31は、フラットケーブル10を容易に通すことができるよう、フラットケーブル10の表面との間に若干の遊びが形成される程度の大きさで形成されている。
図1及び図4に示されるように、止水部材40は、筒状部21の内側の面とフラットケーブル10の端部11との隙間を埋める弾性体からなる部材である。止水部材40は、例えば、エラストマーなどのゴムからなる部材であり、フラットケーブル10の端部11の外周面に密接する形状の貫通孔41が形成されている。止水部材40の貫通孔41は、フラットケーブル10の端部11の外周面に沿う扁平した形状で形成されている。筒状に形成された止水部材40の外側面42及び内側面43は、筒状部21の内側の面及びフラットケーブル10の端部11の表面各々に対する密着性を高めるために波形に形成されている。
図1及び図5に示されるように、仕切部材50は、筒状部21内において止水部材40に隣接して端子14側に配置される非弾性体からなる部材であり、例えば、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)又はABS樹脂などの絶縁性の樹脂からなる一体成型部材である。仕切部材50の輪郭形状は、筒状部21の内側の面に沿う形状で形成されている。また、仕切部材50には、フラットケーブル10の端部11が貫通する貫通孔51が形成されている。この貫通孔51は、フラットケーブル10の端部11の外周面に沿う扁平した形状で形成されている。
以上に示したワイヤハーネス1においては、フラットケーブル10のねじれの変形は、止水部材40の両側に配置された非弾性体からなる仕切部材50及び蓋部材30各々の貫通孔51,31の縁部により、比較的小さな変形に制限される。しかも、防水用のハウジング20の筒状部21の内面とフラットケーブル10との間の隙間を埋める止水部材40が、非弾性体からなる仕切部材50と蓋部材30との間に挟み込まれるため、止水部材40自体の変形もごくわずかな変形に制限される。従って、ワイヤハーネス1が採用されれば、フラットケーブル10に対してそれをねじる力が加わった場合でも、フラットケーブル10と止水部材40との間に隙間が生じてハウジング20の筒状部21内の防水性能が悪化することを防止できる。
次に、図6及び図7を参照しつつ、ワイヤハーネス1の第1応用例に係るワイヤハーネス1Aについて説明する。このワイヤハーネス1Aは、図1〜図5に示されたワイヤハーネス1と比較して、仕切部材50の形状のみが異なる。図6及び図7において、図1〜図5に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、ワイヤハーネス1Aにおける、ワイヤハーネス1と異なる点についてのみ説明する。
次に、図8及び図9を参照しつつ、ワイヤハーネス1の第2応用例に係るワイヤハーネス1Bについて説明する。このワイヤハーネス1Bは、図1〜図5に示されたワイヤハーネス1と比較して、仕切部材50の形状のみが異なる。図8及び図9において、図1〜図5に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、ワイヤハーネス1Bにおける、ワイヤハーネス1と異なる点についてのみ説明する。
10 フラットケーブル
12 電線
13 芯線
14 端子
20 ハウジング
21 筒状部
22 末端保護部
30 蓋部材
31 貫通孔
32 突起爪
33 溝
40 止水部材
41 止水部材の貫通孔
42 止水部材の外側面
43 止水部材の内側面
50,50A,50B 仕切部材
51 仕切部材の貫通孔
52 仕切部材の縁部
53 仕切部材の基部
54 端子拘束部
54 短詩拘束部
55 ケーブル拘束部
60 端子台
61 ネジ
70 止水栓
141 電線保持部
142 連結端子部
142 電線保持部
211 筒状部の導入口
212 筒状部の導出口
213 段差部
214 嵌合孔
Claims (3)
- フラットケーブルと、
前記フラットケーブルの端部が貫通する筒状部が形成され、前記フラットケーブルの端部を囲うハウジングと、を備えたワイヤハーネスであって、
前記フラットケーブルの端部の外周面に沿う形状を有し該端部が貫通する第1の貫通孔が形成され、前記筒状部の内側の周面に形成された段差部に第1の面の縁部が当接する非弾性体からなる仕切部材と、
前記フラットケーブルの端部の外周面に沿う形状を有し該端部が貫通する第2の貫通孔が形成され、前記筒状部における前記フラットケーブルの導入口を塞ぐ非弾性体からなる蓋部材と、
前記フラットケーブルの端部の外周面に密接する形状を有し該端部が貫通する第3の貫通孔が形成され、前記筒状部の内側における前記仕切部材の前記第1の面に対し反対側の第2の面と前記蓋部材の内側面との間の領域を満たす弾性体からなる止水部材と、を備えることを特徴とするワイヤハーネス。 - 前記仕切部材における前記第1の面に、前記フラットケーブルの末端に設けられた端子と前記筒状部の内側の面との隙間に嵌り込んで前記端子の変位を拘束する端子拘束部が突出して形成されている、請求項1に記載のワイヤハーネス。
- 前記仕切部材における前記第1の貫通孔の周面に形成され、前記フラットケーブルの表面に押し当たって前記フラットケーブルの変位を拘束するケーブル拘束部が形成されている、請求項1に記載のワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010202921A JP5573523B2 (ja) | 2010-09-10 | 2010-09-10 | ワイヤハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010202921A JP5573523B2 (ja) | 2010-09-10 | 2010-09-10 | ワイヤハーネス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012059602A true JP2012059602A (ja) | 2012-03-22 |
JP5573523B2 JP5573523B2 (ja) | 2014-08-20 |
Family
ID=46056459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010202921A Expired - Fee Related JP5573523B2 (ja) | 2010-09-10 | 2010-09-10 | ワイヤハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5573523B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104733950A (zh) * | 2015-03-09 | 2015-06-24 | 连展科技(深圳)有限公司 | 防水型插座电连接器 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240782U (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-11 | ||
JPH0531144U (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-23 | 矢崎総業株式会社 | 防水栓の固定構造 |
JP2003109702A (ja) * | 2001-10-01 | 2003-04-11 | Yazaki Corp | 端子防油水構造 |
JP2008084671A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Union Machinery Co Ltd | コネクタ |
JP2008176977A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Fujikura Ltd | 防水コネクタおよびその製造方法ならびにコネクタの防水構造 |
JP2010113862A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 防水コネクタ及びシール部材 |
-
2010
- 2010-09-10 JP JP2010202921A patent/JP5573523B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240782U (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-11 | ||
JPH0531144U (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-23 | 矢崎総業株式会社 | 防水栓の固定構造 |
JP2003109702A (ja) * | 2001-10-01 | 2003-04-11 | Yazaki Corp | 端子防油水構造 |
JP2008084671A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Union Machinery Co Ltd | コネクタ |
JP2008176977A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Fujikura Ltd | 防水コネクタおよびその製造方法ならびにコネクタの防水構造 |
JP2010113862A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 防水コネクタ及びシール部材 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104733950A (zh) * | 2015-03-09 | 2015-06-24 | 连展科技(深圳)有限公司 | 防水型插座电连接器 |
CN104733950B (zh) * | 2015-03-09 | 2024-03-29 | 连展科技(深圳)有限公司 | 防水型插座电连接器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5573523B2 (ja) | 2014-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5939177B2 (ja) | ワイヤハーネス | |
US7354297B2 (en) | Connector fixing structure | |
WO2011093242A1 (ja) | コネクタ | |
JP5394821B2 (ja) | 防水栓、及び、該防水栓を有するコネクタ | |
WO2012176897A1 (ja) | コネクタ | |
JP5853990B2 (ja) | ワイヤハーネス | |
JP2014086349A (ja) | コネクタ | |
US10326228B2 (en) | Connector having terminal with insulated tip and edges | |
KR101584453B1 (ko) | 커넥터 부착 와이어 하니스의 방수 구조 | |
JP6456510B2 (ja) | 分岐コネクタ | |
JP5888266B2 (ja) | ワイヤハーネス及びワイヤハーネス製造方法 | |
JP2008186706A (ja) | フラットハーネス用コネクタ | |
KR20160138473A (ko) | 다극구조의 전기 플러그 인 커넥터 부분 | |
WO2015022841A1 (ja) | ワイヤハーネス | |
JP5929784B2 (ja) | ワイヤハーネス | |
JP5573523B2 (ja) | ワイヤハーネス | |
JP2009238703A (ja) | ターミナルキャップ | |
KR102275108B1 (ko) | 커넥터 | |
JP4153373B2 (ja) | 圧接コネクタ | |
JP2023001851A (ja) | バスバカバーおよびバスバの配索構造 | |
JP5581924B2 (ja) | ワイヤハーネス | |
JP4153353B2 (ja) | フラットハーネス | |
JP2013258867A (ja) | 電気接続箱 | |
WO2021095540A1 (ja) | 端子付き電線 | |
JP2005004990A (ja) | 圧接端子及び圧接コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130604 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140212 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140603 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5573523 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |