JP2011113678A - フラットケーブル用コネクタ及びその組立方法 - Google Patents

フラットケーブル用コネクタ及びその組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011113678A
JP2011113678A JP2009266638A JP2009266638A JP2011113678A JP 2011113678 A JP2011113678 A JP 2011113678A JP 2009266638 A JP2009266638 A JP 2009266638A JP 2009266638 A JP2009266638 A JP 2009266638A JP 2011113678 A JP2011113678 A JP 2011113678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
flat cable
terminal
flat
terminal block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009266638A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Nomura
章一 野村
Goro Nakamura
悟朗 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2009266638A priority Critical patent/JP2011113678A/ja
Publication of JP2011113678A publication Critical patent/JP2011113678A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】高い生産性で、フラットケーブルとコネクタ端子を接続できるフラットケーブル用コネクタ及びその組立方法を提供する。
【解決手段】フラットケーブル15の平角導体11と同一平面上で交差して導通接続される複数本のコネクタ端子17を並設した端子ブロック19をフラットケーブル15に装着する。端子ブロック17をコネクタハウジング47の内部に収容し開口部にコネクタ端子17の一端部を突出させるとともに側面よりフラットケーブル15を導出させる。端子ブロック19の抜出しを規制するカバー61をコネクタハウジング47の後面開口部53に係合する。フラットケーブル15は、端子ブロック19との間に設けられる位置規制手段により長手方向N及び幅方向Wに位置決めして端子ブロック19に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、平角導体を幅方向に複数本並設したフラットケーブルと複数本のコネクタ端子を接続するフラットケーブル用コネクタ及びその組立方法に関する。
例えば自動車の電気配線では、配索材であるFFC(Flexible Flat Cable)と相手側コネクタとの接続が必要になる場合がある。FFCは、複数本の平角導体を幅方向に並設して、この平角導体の外周を絶縁体で被覆してなる。相手側コネクタは、電線に接続した端子をハウジング内に装着してなる。このようなFFCの接続構造では、一般に、FFCの平角導体のピッチと、相手側コネクタの端子のピッチとは一致しない。そのため、ピッチ違いによるズレが生じる。
このような不具合を解消するものとして例えば特許文献1には、5個の接続端子のうち、中央の接続端子を挟んでその両側に並列して配設される各2個の接続端子の端子本体に、その接続端子のピアッシング接続部の軸線位置と雄状端子部の軸線位置を接続端子が並列して配設される方向に変位させる曲がり部を設けることで、ピッチ変換に対応可能になり、接続の作業性を向上させることができる回転コネクタ用フラットケーブルの端末構造が開示されている。
また、特許文献2には、FFCの平角導体をスリットの設けられる方向転換チップに挿通し、第1のハウジングと第2のハウジングの間に収容されるラックをスライドすることで、方向転換チップを回動させて水平方向の平角導体を捩じるようにして垂直方向に方向転換し、方向転換した平角導体のピッチをピッチ変換ピースにより縮小した状態で導体支持部に挿通させ、且つ導体支持部に設けた開口部に露呈させて相手方コネクタに接続するFFCコネクタが開示されている。
特開2005−310570号公報 特開平8−162228号公報
しかしながら、特許文献1の端末構造は、ピッチ変換ごとに異なる曲がり部を形成するための金型が必要となり、生産性が低い。また、特許文献2のFFCコネクタは、第1、第2のハウジング間にラックと方向転換チップを収容し、さらに、方向転換した平角導体のピッチを変換するピッチ変換ピースを備えるため、コネクタ構造が複雑となり、生産性が低い。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、高い生産性で、フラットケーブルとコネクタ端子を接続できるフラットケーブル用コネクタ及びその組立方法を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 所定ピッチで幅方向に並設した複数本の平角導体の外周を絶縁体で被覆したフラットケーブルと、前記平角導体と異なる端子ピッチに設定される複数本のコネクタ端子と、を接続するフラットケーブル用コネクタであって、
前記フラットケーブルに装着され該フラットケーブルの前記平角導体と同一平面上で交差して導通接続される複数本の前記コネクタ端子を並設した端子ブロックと、
前記端子ブロックを内部に収容し前面開口部に前記コネクタ端子の一端部を突出させるとともに側面より前記フラットケーブルを導出させるコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングの後面開口部に係合し前記端子ブロックの抜出しを規制するカバーと、を具備し、
前記フラットケーブルは、前記端子ブロックとの間に設けられる位置規制手段により長手方向及び幅方向に位置決めされて該端子ブロックに固定されることを特徴とするフラットケーブル用コネクタ。
このフラットケーブル用コネクタによれば、フラットケーブルに装着される端子ブロックのコネクタ端子が、フラットケーブルの平角導体と同一平面上で交差するように配置される。その際、位置規制手段によりフラットケーブルと端子ブロックとが位置規制され、平角導体とコネクタ端子が高精度に位置決めされる。
(2) 請求項1記載のフラットケーブル用コネクタであって、
前記位置決め手段は、前記端子ブロックに突出させた少なくとも一対のピン状の突起部と、前記フラットケーブルに開口形成し前記突起部を係止させる突起部貫通穴と、からなることを特徴とするフラットケーブル用コネクタ。
このフラットケーブル用コネクタによれば、端子ブロックの突起部にフラットケーブルの突起部貫通穴が係止されると、フラットケーブルの長手方向、幅方向に、フラットケーブルと端子ブロックとの相対移動が規制される。
(3) 請求項1又は請求項2記載のフラットケーブル用コネクタであって、
前記端子ブロックが、積層されて前記コネクタハウジング内に収容配置されることを特徴とするフラットケーブル用コネクタ。
このフラットケーブル用コネクタによれば、同一平面上で並設されたコネクタ端子が積層方向にも配設され、コネクタ端子が複数列多段状に配列される。コネクタハウジングが相手側コネクタと嵌合されることで、端子ブロックから突出したコネクタ端子の一端部が、複数列多段状の電気接触部として相手側コネクタと結合される。
(4) 所定ピッチで幅方向に並設した複数本の平角導体の外周を絶縁体で被覆したフラットケーブルと、前記平角導体と異なる端子ピッチに設定される複数本のコネクタ端子と、を接続するフラットケーブル用コネクタの組立方法であって、
前記フラットケーブルの前記平角導体と同一平面上で交差して導通接続される複数本の前記コネクタ端子を並設した端子ブロックを該フラットケーブルに装着する工程と、
前記端子ブロックをコネクタハウジングの内部に収容し前面開口部に前記コネクタ端子の一端部を突出させるとともに側面より前記フラットケーブルを導出させる工程と、
前記端子ブロックの抜出しを規制するカバーを前記コネクタハウジングの後面開口部に係合する工程と、を具備し、
前記フラットケーブルは、前記端子ブロックとの間に設けられる位置規制手段により長手方向及び幅方向に位置決めして該端子ブロックに固定することを特徴とするフラットケーブル用コネクタの組立方法。
このフラットケーブル用コネクタの組立方法によれば、フラットケーブルに装着される端子ブロックのコネクタ端子が、フラットケーブルの平角導体と同一平面上で交差するように配置される。その際、位置規制手段によりフラットケーブルと端子ブロックとが位置規制され、平角導体とコネクタ端子が高精度に位置決めされる。
本発明に係るフラットケーブル用コネクタ及びその組立方法によれば、平角導体とコネクタ端子を相手側ピッチに合わせて接続する構造において、双方を容易且つ高精度に位置決めできる。この結果、高い生産性で、フラットケーブルとコネクタ端子を接続できる。
本発明に係るフラットケーブル用コネクタの分解斜視図である。 接続部が皮むきされたフラットケーブルの斜視図である。 端子ブロックを下側から見た斜視図である。 突起部貫通穴の形成されたフラットケーブル先端部の斜視図である。 複数の端子ブロックを積層した積層体の斜視図である。 左右勝手の異なる変形例に係る端子ブロックの斜視図である。 カバーの斜視図である。 フラットケーブル用コネクタをコネクタ端子の突出方向に沿い且つフラットケーブルに垂直な面で切り欠いた断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るフラットケーブル用コネクタの分解斜視図である。
フラットケーブル用コネクタ100は、所定ピッチP1で幅方向Wに並設した複数本の平角導体11の外周を絶縁体13で被覆したフラットケーブル(FFC)15と、平角導体11と異なる端子ピッチP2に設定される複数本のコネクタ端子17と、を接続する。
図2は接続部が皮むきされたフラットケーブルの斜視図である。
FFC15の平角導体11は、例えば銅又は銅合金からなる。絶縁体13は、ポリプロピレン(PP)やポリブチレンテレフタレート(PBT)などからなる。FFC15は、平角導体11が絶縁体13からなる樹脂被覆によって一体形成されることで、絶縁性、可撓性を有する。
フラットケーブル用コネクタ100は、端子ブロック19を有する。端子ブロック19は、FFC15に装着される。端子ブロック19には複数本の上記コネクタ端子17が並設され、コネクタ端子17はFFC15の平角導体11と同一平面上で交差して導通接続される。端子ブロック19は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタート)などの樹脂材料により一体成形される。
図3は端子ブロックを図1の下側から見た斜視図である。
コネクタ端子17は、本実施の形態において雄端子として形成される。コネクタ端子17は、一端部であるタブ状の電気接触部21が端子ブロック19から突出される。電気接触部21の他端部には接続部23が端子ブロック19内に挿入され、平角導体11と交差して重ねられる。この接続部23が平角導体11に接続されることとなる。
端子ブロック19は、偏平な矩形体状に形成され、電気接触部21を前部から突出し、接続部23を後部から突出する端子固定部25を有する。端子ブロック19は、樹脂材からなる端子固定部25にコネクタ端子17を一体に形成して構成される。例えばコネクタ端子17の電気接触部21と接続部23の間に不図示の係止片を突設し、この係止片を一体成形する。端子ブロック19とコネクタ端子17を一体成形すれば、端子ブロック19とコネクタ端子17との相対位置精度が高まる。これにより、端子ブロック19に装着されるFFC15の平角導体11と、コネクタ端子17との位置合わせ精度も高まる。また、コネクタ端子17を高強度に固定でき、相手側コネクタ端子との接触信頼性も高めることができる。
平角導体11とコネクタ端子17は、直角となるように交差(直交)して配置される。なお、平角導体11とコネクタ端子17は、FFC15や相手側コネクタとの接続方向に応じ直角以外の任意な傾斜角度θで交差してもよい。
平角導体11とコネクタ端子17は、交差した重ね合わせ部が接続ポイントとなる。接続ポイントにおける導体接続は、FFC15の絶縁体13を皮むきして形成した図2に示す開口部27に平角導体11を表出させ、コネクタ端子17を超音波溶接や抵抗溶接、レーザー溶接、圧着、さらに半田付けや加締め等の方法で接続する。開口部27は、FFC15の表裏に形成される。本実施の形態では平角導体11とコネクタ端子17が溶接される。平角導体11とコネクタ端子17は、溶接されることで低抵抗、高強度に導体接続され、高い信頼性で電気接続される。
なお、FFC15とコネクタ端子17の導体接続は、開口部27を形成していない接続ポイントにおいて、コネクタ端子17を加熱しつつ絶縁体13に押圧することにより、絶縁体13を溶融させて平角導体11に接触させた後、溶接電流又は超音波振動を与えて溶接してもよい。
端子ブロック19は、積層して設けることができる。端子固定部25の両側部の下部にはそれぞれ一対の係止片29が垂設される(図3は図1の下側を上とした図のため垂直となる)。積層された端子ブロック19は、係止片29を、下層の端子ブロック19の係止溝31に形成した小突起33に係止し、一体に固定される。
端子ブロック19は、複数が重ねられて図1に示す一つの積層体35となる。この積層体35では、同一平面上で並設したコネクタ端子17が積層方向にも配設され、コネクタ端子17が複数列多段状に配列される(図5参照)。
端子固定部25の後部には一対の平行な位置決め枠部37,37が突設される。FFC15は、この位置決め枠部37,37に掛け渡されて支持される。FFC15の端部を支持する位置決め枠部37には位置規制手段である少なくとも一対(本実施の形態では3つ)のピン状の突起部39が突設されている。
図4は突起部貫通穴の形成されたフラットケーブル先端部の斜視図である。
一方、FFC15の端部には突起部39を係止させる突起部貫通穴41が突起部39の数に応じて開口形成されている。端子ブロック19の突起部39にFFC15の突起部貫通穴41が係止されると、FFC15の長手方向N、幅方向WにFFC15と端子ブロック19との相対移動が規制される。
また、突起部39は、端子ブロック19が積層されると、隣接の位置決め枠部37に穿設された嵌合孔43(図5参照)に先端を嵌合する。突起部39は、積層体35の強固な柱部となる。FFC15は、この突起部39に係止することで、強い外力(特に引っ張り)に耐えて固定可能となっている。
なお、端子ブロック19には図1に示す隔壁45が位置決め枠部37と平行に設けられてもよい。隔壁45は、隣接するコネクタ端子17間を仕切る絶縁壁として作用する。隔壁45を設けることで、端子ブロック19内において、隣接するコネクタ端子17同士の絶縁距離を確保して、短絡が防止される。
図5は複数の端子ブロックを積層した積層体の斜視図である。
複数の端子ブロック19を積層した積層体35は、図1に示すコネクタハウジング47内に収容配置される。コネクタハウジング47は、角筒状に形成され、相手側コネクタ(図示せず)との嵌合側が前、その反対側が後となる。コネクタハウジング47の前部には、相手側コネクタのフード部内側に挿入される嵌合部49が形成される。嵌合部49の内側は前面開口部である嵌合空間51(図8参照)となる。嵌合部49の後方には図1に示す後面開口部53が開口し、後面開口部53は積層体35の挿入口となる。コネクタハウジング47の側面には、後面開口部53から挿入される積層体35の各FFC15を受け入れる切欠55が形成されている。
積層体35は、コネクタハウジング47に収容されることで、電気接触部21を嵌合空間51に突出させる。積層体35は、各端子ブロック19の側面に突設した係止凸部57を、コネクタハウジング47の側面に形成した係止孔59に係止して離脱が規制される。嵌合空間51に複数列多段状に配列された電気接触部21は、コネクタハウジング47が相手側コネクタと嵌合されることで、相手側コネクタの電気接触部と結合される。
図6は左右勝手の異なる変形例に係る端子ブロックの斜視図である。
なお、端子ブロック19は、コネクタ端子17の延在方向に直交する方向の左右いずれの方向から交差するものであってもよい。すなわち、図1では、端子ブロック19に対して右側から交差するFFC15が接続される。図6では、端子ブロック19に対して左側から交差するFFC15が接続されている。
図7はカバーの斜視図、図8はフラットケーブル用コネクタをコネクタ端子の突出方向に沿い且つフラットケーブルに垂直な面で切り欠いた断面図である。
コネクタハウジング47の後面開口部53にはカバー61が係合される。カバー61は、後板63の両側からハウジング装着方向に突出する一対の係止アーム65,65を備える。係止アーム65は、コネクタハウジング47の両側部に付設された係合穴67,67に係合することで、カバー61の離脱を規制する。これにより、カバー61は、積層体35の抜けを規制する。
カバー61には、複数(本実施の形態では3つ)の絶縁リブ69が突設されている。絶縁リブ69は、平板状に形成され、上下に離間する。図8に示すように、カバー61がコネクタハウジング47の後面開口部53に装着されると、カバー61の絶縁リブ69が積層された端子ブロック19同士間に挿入される。絶縁リブ69の挿入は、上下の位置決め枠部37,37同士間となる。端子ブロック19同士間に絶縁リブ69が介在することにより、一方の端子ブロック19における平角導体11、コネクタ端子17の接続部23が、他方の端子ブロック19における平角導体11、コネクタ端子17の接続部23と接触しなくなる。
次に、上記構成を有するフラットケーブル用コネクタ100の組立方法を説明する。
フラットケーブル用コネクタ100を組み立てるには、先ず、FFC15に端子ブロック19を装着する。端子ブロック19の装着は、FFC15の突起部貫通穴41に、端子ブロック19の突起部39を貫通させる。突起部39と突起部貫通穴41が係合することで、端子ブロック19は、FFC15の長手方向N及び幅方向Wに位置決めされる。FFC15は、突起部39に係止した状態(図3の状態)で位置決め枠部37上に載置する。
位置決めされたFFC15と端子ブロック19は、FFC15の開口部27に表出する平角導体11に、所定のコネクタ端子17の接続部23が溶接される。同様にしてFFC15と接続された複数の端子ブロック19は、係止片29を隣接の端子ブロック19の小突起33に係止し、図5に示す一体の積層体35となる。
積層体35は、コネクタハウジング47の後面開口部53に挿入される。後面開口部53に挿入された積層体35は、各端子ブロック19の係止凸部57が、係止孔59に係止してコネクタハウジング47からの離脱が規制される。コネクタハウジング47に装着された積層体35は、各端子ブロック19から突出する電気接触部21が嵌合空間51に配置される。積層体35に接続された各FFC15は、一括してコネクタハウジング47の切欠55から外部へ導出される。
最後に、カバー61の係止アーム65を、コネクタハウジング47の係合穴67に係合することで、コネクタハウジング47の後面開口部53にカバー61を装着する。後面開口部53に装着されたカバー61は、積層体35の抜出しを規制しつつ、端子ブロック19同士間を絶縁することとなる。これで、フラットケーブル用コネクタ100の組立を完了する。
このように、フラットケーブル用コネクタ100では、FFC15に装着される端子ブロック19のコネクタ端子17が、FFC15の平角導体11と同一平面上で交差するように配置される。その際、位置規制手段である突起部39及び突起部貫通穴41により、FFC15と端子ブロック19が位置規制され、平角導体11とコネクタ端子17が高精度に位置決めされることとなる。
したがって、本実施の形態に係るフラットケーブル用コネクタ100及びその組立方法によれば、平角導体11とコネクタ端子17を相手側ピッチに合わせて接続する構造において、双方を容易且つ高精度に位置決めできる。この結果、高い生産性で、FFC15とコネクタ端子17を接続できる。
11 平角導体
13 絶縁体
15 FFC(フラットケーブル)
17 コネクタ端子
19 端子ブロック
21 電気接触部(コネクタ端子の一端部)
39 突起部(位置規制手段)
41 突起部貫通穴(位置規制手段)
47 コネクタハウジング
51 嵌合空間(前面開口部)
53 後面開口部
61 カバー
69 絶縁リブ
100 フラットケーブル用コネクタ
N 長手方向
P1 所定ピッチ
P2 端子ピッチ
W 幅方向

Claims (4)

  1. 所定ピッチで幅方向に並設した複数本の平角導体の外周を絶縁体で被覆したフラットケーブルと、前記平角導体と異なる端子ピッチに設定される複数本のコネクタ端子と、を接続するフラットケーブル用コネクタであって、
    前記フラットケーブルに装着され該フラットケーブルの前記平角導体と同一平面上で交差して導通接続される複数本の前記コネクタ端子を並設した端子ブロックと、
    前記端子ブロックを内部に収容し前面開口部に前記コネクタ端子の一端部を突出させるとともに側面より前記フラットケーブルを導出させるコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングの後面開口部に係合し前記端子ブロックの抜出しを規制するカバーと、を具備し、
    前記フラットケーブルは、前記端子ブロックとの間に設けられる位置規制手段により長手方向及び幅方向に位置決めされて該端子ブロックに固定されることを特徴とするフラットケーブル用コネクタ。
  2. 請求項1記載のフラットケーブル用コネクタであって、
    前記位置決め手段は、前記端子ブロックに突出させた少なくとも一対のピン状の突起部と、前記フラットケーブルに開口形成し前記突起部を係止させる突起部貫通穴と、からなることを特徴とするフラットケーブル用コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のフラットケーブル用コネクタであって、
    前記端子ブロックが、積層されて前記コネクタハウジング内に収容配置されることを特徴とするフラットケーブル用コネクタ。
  4. 所定ピッチで幅方向に並設した複数本の平角導体の外周を絶縁体で被覆したフラットケーブルと、前記平角導体と異なる端子ピッチに設定される複数本のコネクタ端子と、を接続するフラットケーブル用コネクタの組立方法であって、
    前記フラットケーブルの前記平角導体と同一平面上で交差して導通接続される複数本の前記コネクタ端子を並設した端子ブロックを該フラットケーブルに装着する工程と、
    前記端子ブロックをコネクタハウジングの内部に収容し前面開口部に前記コネクタ端子の一端部を突出させるとともに側面より前記フラットケーブルを導出させる工程と、
    前記端子ブロックの抜出しを規制するカバーを前記コネクタハウジングの後面開口部に係合する工程と、を具備し、
    前記フラットケーブルは、前記端子ブロックとの間に設けられる位置規制手段により長手方向及び幅方向に位置決めして該端子ブロックに固定することを特徴とするフラットケーブル用コネクタの組立方法。
JP2009266638A 2009-11-24 2009-11-24 フラットケーブル用コネクタ及びその組立方法 Pending JP2011113678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009266638A JP2011113678A (ja) 2009-11-24 2009-11-24 フラットケーブル用コネクタ及びその組立方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009266638A JP2011113678A (ja) 2009-11-24 2009-11-24 フラットケーブル用コネクタ及びその組立方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011113678A true JP2011113678A (ja) 2011-06-09

Family

ID=44235888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009266638A Pending JP2011113678A (ja) 2009-11-24 2009-11-24 フラットケーブル用コネクタ及びその組立方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011113678A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013197104A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Denso Corp 外部接続導体付き回路基板及びその製造方法
JP2017084775A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 モレックス エルエルシー ケーブルコネクタ
JP2018190639A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 矢崎総業株式会社 コネクタ及びコネクタ製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013197104A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Denso Corp 外部接続導体付き回路基板及びその製造方法
JP2017084775A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 モレックス エルエルシー ケーブルコネクタ
JP2018190639A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 矢崎総業株式会社 コネクタ及びコネクタ製造方法
DE102018206921B4 (de) 2017-05-10 2023-06-07 Yazaki Corporation Verbinder und Herstellungsverfahren des selbigen

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9812801B2 (en) Cable holding member, plug connector, connector device, flat cable, and method for assembling plug connector
JP5854761B2 (ja) 電気コネクタ
JP2010267548A (ja) 電気コネクタ
TW201014046A (en) Power connector with integrated signal connector
US20150194742A1 (en) Insulation displacement unit
JP2009164105A (ja) 第1コネクタ、第2コネクタ及び電気接続装置
JP5748189B2 (ja) 配索材の接続構造
JP2016139577A (ja) シールドコネクタ
JP2011113678A (ja) フラットケーブル用コネクタ及びその組立方法
JP5390792B2 (ja) 接続部材
JP2005302671A (ja) 電気接続装置
JP5289154B2 (ja) コネクタ
JP6080922B2 (ja) 電気コネクタ
JP2015032442A (ja) 電気接続具
JP4317079B2 (ja) ジョイントボックスの電線収束構造
JP2008204720A (ja) 短絡部材、短絡部材付電線、ジョイントコネクタおよび短絡方法
JP5911896B2 (ja) ジョイントコネクタの接続構造及び端子付きジョイントコネクタの製造方法
US20230208061A1 (en) Connector Having a Housing with a Window
JP2010108620A (ja) コネクタおよびコネクタ構造体
JP2009289550A (ja) 分割ジョイントボックスの接続構造
JP2009021118A (ja) 屋内配線用ユニットケーブル
JP2004327219A (ja) ジョイントコネクタ
JP2007280889A (ja) コネクタ
JP5322846B2 (ja) コンタクト及び該コンタクトを用いたコネクタ
JP2009238646A (ja) ジョイントコネクタ