JP4795039B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に搭載される加熱定着器として用いれば好適な定着装置に関する。
複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に搭載される加熱装置(画像加熱定着装置)としては、熱ローラ方式やフィルム加熱方式の加熱装置を用いる例が多い。
熱ローラ方式の加熱装置は、ハロゲンヒータ(加熱源)を内包する定着ローラ(定着部材)と、この定着ローラと接してニップ部を形成する加圧ローラ(加圧部材)と、を有する。そしてニップ部で記録材を挟持搬送しつつ記録材上の未定着トナー像(現像像)を加熱定着するものである。
フィルム加熱方式の加熱装置は、特許文献1〜4などに提案されている。すなわち、セラミックス製のヒータ(加熱源)に耐熱性の定着フィルム(定着部材)を加圧ローラ(加圧部材)で密着させて摺動搬送させ、この定着フィルムを挟んでヒータと加圧ローラとで圧接ニップ部を形成している。そしてニップ部で記録材を挟持搬送しつつ記録材上の未定着トナー像(現像像)を加熱定着するものである。
ところで、上記の熱ローラ方式やフィルム加熱方式の加熱装置を搭載する画像形成装置でヒータの発熱領域よりも小サイズの記録材に連続プリントすると、ヒータの記録材が通過しない領域(非通紙部領域)が過度に昇温することが知られている。ヒータの非通紙部領域が過昇温すると、加熱装置の構成部材に熱的損傷を与える恐れがあった。
そこで、上記画像形成装置において、小サイズの記録材を連続プリントする場合、ヒータの非通紙部領域の過昇温を抑えるためには、プリント間隔を広げる制御を行い単位時間当たりの出力枚数(スループット)を大きく低下させなければならなかった。
また、小サイズの記録材を連続プリントした直後に大サイズの記録材をプリントした場合、ヒータの非通紙部昇温が発生した領域でホットオフセット等の定着不良が発生する恐れがあった。この現象を防止するためには、小サイズの記録材を連続プリントしたあと、非通紙部領域の温度が十分に低くなるまで休止時間を設けなければならなかった。
そこで、従来、小サイズの記録材を連続プリントときは、ヒータの非通紙部領域での発熱量を記録材が通過する領域(通紙部領域)に対して小さくする加熱装置が、熱ローラ方式およびフィルム加熱方式のそれぞれの加熱装置で提案されている(特許文献5、6)。
特開昭63−313182号公報 特開平2−157878号公報 特開平4−44075号公報 特開平4−204980号公報 特開平05−134575号公報 特開平10−177319号公報
上記の特許文献5、6で提案されている加熱装置は、何れも小サイズ記録材用のヒータ8b1と大サイズ記録材用のヒータの2つのヒータを備え、それぞれ独立に通電制御され、点灯duty比を変えることができる。これによって、記録材のサイズに適した発熱分布を形成することができる。
本発明は、上記従来の加熱装置をさらに発展させたものである。
本発明の目的は、小サイズの記録材(小幅記録材)の定着を開始する際に、ヒータの発熱量不足による定着不良の発生を抑制できる定着装置を提供することにある。
本発明に係る定着装置の代表的な構成は、筒状のフィルムと、前記フィルムの内周面と接触し、記録材の搬送方向に直交する方向で端部よりも中央部の発熱量が大きい第1の発熱体と、記録材の搬送方向で直交する方向で中央部よりも端部の発熱量が大きい第2の発熱体と、を有するヒータと、前記フィルムを介して前記ヒータと接触してニップ部を形成する加圧手段と、前記ヒータの温度を検知する温度検知手段と、目標温度と前記検知温度の差分に応じてPI制御を行い、前記温度検知手段の検知温度を目標温度に維持するための発熱量を算出し、前記第1の発熱体及び前記第2の発熱体の発熱量を独立に制御することが可能な制御手段と、を備え、トナー像を担持する記録材を前記ニップ部で搬送してトナー像を記録材に定着する定着装置において、記録材の搬送方向に直交する方向の幅が所定の幅以下の記録材の定着を開始する際に、前記第1の発熱体に対する前記第2の発熱体の発熱比率は、第1の発熱比率に設定され、前記検知温度を前記目標温度に維持するために必要な発熱量が、記録材を定着している期間で小さくなると、前記第1の発熱体に対する前記第2の発熱体の発熱比率は、前記第1の発熱比率よりも小さい第2の発熱比率に変更されることを特徴とする。
本発明によれば、小サイズの記録材(小幅記録材)の定着を開始する際に、ヒータの発熱量不足による定着不良の発生を抑制できる定着装置を提供することができる。
以下、本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
(第一実施形態)
(1)画像形成装置例
図4は本発明に係る加熱装置を搭載できる画像形成装置の一例の概略構成模型図である。
本実施形態の画像形成装置は電子写真方式を用いたレーザービームプリンタである。このプリンタは、記録材(転写紙)の使用可能な最大サイズがA3サイズのプリンタである。記録材の搬送基準は、記録材の搬送方向と直交する幅方向において記録材幅の中心と加熱源の長手方向長さの中心を一致させた状態に記録材を搬送する中央基準搬送である。
プリンタは、ホストコンピュータ(不図示)からプリント信号を制御部(不図示)で取り込むと、像担持体としてドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)1が駆動手段(不図示)によって矢印方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転される。
帯電ローラ(帯電手段)2はその感光ドラム1の外周面(表面)を所定の極性、所定の電位に一様に帯電する。その感光ドラム1表面に対しレーザースキャナユニット(露光手段)3によって画像信号に基づいた画像露光Lがなされ、感光ドラム1表面に画像信号に応じた静電潜像が形成される。
静電潜像は現像装置(現像手段)4によって選択的にトナー(現像剤)が付着されてトナー像として可視化され、感光ドラム1の回転にともない感光ドラム1と転写ローラ(転写手段)5間の転写部Tへ搬送される。
一方、転写部Tには給送機構(不図示)から記録材Pが搬送される。記録材Pが転写部Tに搬送されると、転写部Tでは転写ローラ5に感光ドラム1表面のトナー像と逆極性の電界が印加される。これにより感光ドラム1表面のトナー像が用紙P上に転写される。
トナー像が転写された記録材Pは、画像加熱定着装置(加熱装置)6へと搬送され、ここで未定着トナー像(現像像)が加熱・加圧されて記録材P面に定着される。
未定着トナー像の定着処理を受けた記録材Pは外部の排紙トレー(不図示)上に画像形成物(プリント、コピー)として排出される。
記録材Pに転写されないで感光ドラム1表面に残った転写残トナはクリーニング装置(クリーニング手段)7によって除去され、感光ドラム1は次の画像形成に供される。
以上の動作を繰り返すことで、次々と画像形成を行うことができる。
(2)定着装置6
図5は定着装置6の一例の横断面側面模型図である。この定着装置6はフィルム加熱方式の定着装置である。
定着装置6は、セラミック製のヒータ(加熱源)8を保持させたガイド部材(支持部材)9を加圧ステイ(不図示)によって可撓性を有するスリーブ状の定着フィルム(定着部材)10を介して加圧ローラ(加圧部材)11に所定の押圧力をもって圧接させている。これによって、フィルム10と加圧ローラ11との間にニップ部(圧接ニップ部、定着ニップ部)Nを形成している。
フィルム10は、定着処理の高速化の一環としての熱容量低減のために、耐熱性のPTFE、PFA又はFEP等を主成分とする無端状の単層で構成され、全層厚が100μm以下、好ましくは40μm以上80μm以下に採られている。或いは、ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES又はPPS等を主成分とする無端状の基体の外周面にPTFE、PFA又はFEP等をコーティングした複合層に構成され、全層厚が100μm以下、好ましくは40μm以上80μm以下に採られている。
ガイド部材9は、PPS、液晶ポリマー等の高耐熱性樹脂材等により横断面略半円形樋型に形成してある。このガイド部材は、ヒータ8を支持するとともにフィルム10の内面を長手方向全域にわたってガイドする機能をもつ。
加圧ローラ11は、アルミニウムや鉄の芯金11aの外周面に、耐熱性のシリコーンゴムやフッ素ゴム、あるいは発泡シリコーンゴムの弾性層11bを形成し、さらに表面にPFA、PTFE、FEPなどの離型性層11cを形成することで構成したものである。この加圧ローラ11は、芯金11aの一端部に設けた駆動ギア(不図示)が定着モータMから回転力を受けることによって矢印方向へ回転されるようになっている。
図6はヒータ8の概略構成模型図である。
8aはアルミナ、窒化アルミなどを主成分にした良熱伝導性セラミック基板(以下、基板と称す)であり、記録材Pの搬送方向と直交する方向を長手とする細長い部材である。本実施形態では、基板8aは、厚み1.0mm、幅10mm、長さ330mmの寸法に形成してある。8b1は小サイズ記録材用の抵抗発熱体(以下、小サイズ用発熱体と称す(第一発熱体))である。8b2は大サイズ記録材用の抵抗発熱体(以下、大サイズ用発熱体と称す)(第二発熱体))である。小サイズ用発熱体8b1と、大サイズ用発熱体8b2は、基板8aの片面に例えばAg/Pd(銀パラジウム)、RuO Ta などの抵抗ペーストをスクリーン印刷法によって印刷・焼成することで形成されている。小サイズ用発熱体8b1と、大サイズ用発熱体8b2は、それぞれ基板8aの長手方向に沿って形成してある。8c1,8c2,8c3は基板8aの片面上で小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の両端に設けられた導電パターンであり、AgもしくはAg/Pdなどの良導体ペーストをスクリーン印刷法によって印刷・焼成することで形成されている。導電パターン8c1は小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の共通電極である。導電パターン8c2は小サイズ用発熱体8b1の給電電極である。導電パターン8c3は大サイズ用発熱体8b2の給電電極である。さらに、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2を覆うように耐圧ガラスをスクリーン印刷法によって印刷・焼成して、保護ガラス層(絶縁保護層)8dを形成している。
このヒータ8はガラス層8dを設けた側が表面側であり、ガラス層8dの面にフィルム10の内面が摺動する。このヒータ8を、ガイド部材9の下面に長手に沿って形成した溝9a内にヒータ8表面側を外側にして嵌め込んで耐熱性接着剤で接着して保持させてある。ヒータ8の基板8aの裏面には、サーミスタ(温度検知手段)12が小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2に跨るように当接もしくは近接して配置されている。
図6において、CPU(制御手段)15はサーミスタ12の出力値(温度情報)を取り込む。CPU15はその出力値に基づいてサーミスタ12の温度が所定の定着目標温度になるように、交流電源波形に対してトライアック14a,14bの点灯時間を駆動制御する、いわゆる位相制御や波数制御を用いている。またCPU15は、トライアック14a,14bの点灯duty比(発熱比率)を切り換えることができる。CPU15による点灯duty比の切り換えについては追って説明する。
本実施形態の定着装置6は、図5に示すように、加圧ローラ11が矢印方向に回転されると、加圧ローラ11の回転によるフィルム10表面との摺動摩擦力により、フィルム10に回転力が作用してフィルム10がガイド部材9の外回りを矢印方向に回転する。そしてサーミスタ12の出力値に基づいてCPU15がトライアック14a,14bの点灯時間を駆動制御することによってヒータ8が定着目標温度に温調制御される。この状態において、未定着トナー像Tを担持した記録材Pをニップ部Nで挟持搬送することにより、ヒータ8の熱がフィルム10を介して記録材Pに付与され、未定着トナー像Tが記録材P面に熱定着される。その記録材Pはフィルム10表面から曲率分離されてニップ部Nから排出される。
(3)ヒータ8の発熱分布、及び、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の点灯duty比の説明
ヒータ8において、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2は、それぞれ電源13からトライアック14a,14bを介してそれぞれ独立に通電されて発熱する。本実施形態では、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2は、基板8aの長手方向において、記録材Pの搬送方向における発熱体幅が両端から中央部にかけて連続的に変化するように形成した。これによって、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ発熱体8b2の発熱分布が図7に示すものになるように形成した。すなわち、小サイズ用発熱体8b1は、長手中央において対称であって中央部で発熱量を大きくなるようにした。一方、大サイズ用発熱体8b2は、長手中央において対称であって両端部で発熱量を大きくなるようにした。ここで、本実施形態では小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の長手寸法はそれぞれ305mm、最大発熱量はそれぞれ100Vで600Wとなるようしている。
本実施形態では、記録材Pのサイズに応じて、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2との点灯duty比はCPU15によって表1のように切り換えられるものとしている。
そして、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ発熱体8b2は、それぞれ対応するトライアック14a,14bにより独立に通電制御されて点灯duty比を変えることで、図8のように、記録材Pのサイズに適した発熱分布を形成することができる。すなわち、A3などの大サイズの記録材Pをニップ部Nで挟持搬送する場合は、点灯duty比を1:1として、ヒータ8長手方向全体で均一な発熱分布とすることで、A3サイズの記録材Pが通過する通紙部領域で均一な定着性を得ることができる。一方、A4縦サイズなどの小サイズの記録材Pをニップ部Nで挟持搬送する場合は、点灯duty比を1:0.5として大サイズ用発熱体8b2の発熱量を低減し、A4縦サイズの記録材Pが通過しない非通紙部領域の発熱を抑制する。これによって非通紙部領域の非通紙部昇温を緩和することができる。
本実施形態の定着装置6において、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2との点灯duty比を換えたときの最大可能発熱量を表2に示す。
点灯duty比を1:1とすると、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の最大可能発熱量の和は1200Wであり、このとき最も大きな発熱量を得ることが可能である。従がって、プリントジョブスタートに定着装置6の温度を定着可能温度まで昇温させるときは、点灯duty比を1:1にすることで可能な限り早い昇温を行うことができる。すなわち、最も早いウエイトタイムを達成することができる。
一方、点灯duty比を1:0.5にすると、小サイズの記録材Pのプリント時においては非通紙部昇温が小さくなるものの、最大可能発熱量の和が小さくなってしまう。従がって、昇温が遅くなり、ウエイトタイムが長くなる。
さらに、昇温時は点灯duty比を1:1とし、昇温後に1:0.5に切り換える制御をおこなうと、最大可能発熱量の和が小さくなる。そのため、例えば定着装置6が温まっていない状態など定着可能温度を保つために大きな電力を必要とする状態では、電力が不足して未定着トナー像Tに定着不良が発生する恐れがある。
あるいは、厚紙や、搬送方向に長い縦長の記録材Pのように熱容量の大きな記録材Pをプリントする場合に、最大可能発熱量の和が小さくなる方向に点灯duty比を切り換えると、電力が不足して未定着トナー像Tに定着不良が発生する恐れがある。
(4)小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2との点灯duty比の切り換え制御の説明
本実施形態においては、小サイズ用発熱体8b1は、サーミスタ12の出力値が目標定着温度となるように、CPU15によってトライアック14aを駆動することで電力供給量を調整されるものとしている。一方、大サイズ用発熱体8b2は、小サイズ用発熱体8b1に対して所定の点灯duty比になるようにCPU15によってトライアック14aを駆動することで電力供給量を調整されるものとしている。
次に、本実施形態の定着装置6の特徴について詳細に説明する。
本実施形態の定着装置6の特徴は、記録材の連続搬送中(以下、連続通紙中と称す)に小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の点灯duty比を切り換える際に条件を設けることにある。
図1はCPU15によって実行される点灯duty比の切り換え制御のアルゴリズムである。図1に示す制御は、上記の定着装置6を用いてA4縦サイズの記録材Pを連続通紙する場合の例である。さらに、スタート直後の昇温時では小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の点灯duty比を1:1とし、連続通紙中に前記点灯duty比を1:0.5に切り換えるものである。
S1においてプリントジョブをスタートする。本実施形態の制御では、目標温度を190℃とし(S2)、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の点灯duty比=1:1(S3)、点灯率100%一定の定電圧制御(S4)で昇温させている。
このように、点灯duty比を1:1、点灯率100%とすると、ヒータ8の最大可能発熱量が得られるので、可能な限り早い昇温を行うことができる。すなわち、最も早いウエイトタイムを達成することができる。
さらに本実施形態では、オーバーシュートによる温調制御の発散を防止するために、サーミスタ温度が180℃に到達したとき(S5のYES)に、点灯率Xn=80%としてPI制御を開始する(S6)。
ここでPI制御について説明する。
PI制御は、比例制御(以下、P制御と称する)と、積分制御(以下、I制御と称する)からなる。すなわち、制御されているヒータ12の温度を所定周期ごとにサーミスタ12で検出する。そして、この出力値(検出値)と、その出力値の目標とする値との差分に応じて、P制御によって操作される変数と、I制御によって操作される変数とを決定し、制御値をこの2つの変数によって調整する。
具体的に、本実施形態でのPI制御を説明する。
まず、I制御によって操作される変数Inの初期値を、PI制御の初期の点灯率である80%とする(Xn=In0=80%)。次に、サーミスタ12の出力値Vを100msecごとに検知する。目標とする190℃となるときの出力値と出力値Vとの差分ΔVを算出し、差分ΔVの積算値Vnを算出する。積算値Vnに応じて表3によって積分制御による変数量ΔIを決定し、変数量ΔIによってI制御によって操作された変数In+1を決定する(In+1=In+ΔI)。
さらにP制御をおこなう。前記差分ΔVに応じて表4によって比例要素による変数量ΔP決定する。
以上のように求められたIn+1、ΔPから、次の制御値としての点灯率Xn+1を決定する(Xn+1=In+1 +ΔP)。最後に、変数Inと小サイズ発熱体8b1の点灯率Xnは更新される(In=In+1、Xn=Xn+1)。
本実施形態では、以上のような点灯率Xnの調整を100msec周期で行っている。
本実施形態ではPI制御としたが、微分制御(D制御)による制御値の操作をおこなってもよい。また、表3、表4のパラメータは、良好な温調制御が行われるものであれば異なるものでもよい。
図1のS7で記録材Pの給紙をおこなう。給紙のタイミングは、記録材Pの未定着トナー像Tが良好に定着させるのであればPI制御開始のタイミングS6よりも先に行ってもよい。
給紙された記録材Pの後端がニップ部Nから排出されたら(S8のYES)、点灯duty比がすでに1:0.5に切り換えられているか否かを判断する(S9)。S9において切り換えられていない場合(NO)には、I制御によって操作される変数Inを所定値Y1と比較する(S10)。S10においてIn<Y1である場合は点灯duty比を1:0.5に切り換える(S11)。In≧Y1の場合は点灯duty比の変更は行わない。S9において点灯duty比がすでに1:0.5に切り換えられている場合(YES)は、S10、S11を行わない。
ここで、本実施形態では所定値Y=75%としている。
S13で、全てのプリント処理が終了していなければ、S7〜12の処理を繰り返す。全てのプリント処理が終了していれば、制御を終了する(S13)。
ここで、本実施形態の定着装置6の上記制御の特徴はS8〜S11にある。すなわち、記録材Pの連続通紙中に、小サイズ用発熱体と大サイズ用発熱体との点灯duty比を最大可能発熱量が小さくなる方向に切り換える場合は、記録材Pがニップ部Nから排出されるときの変数Inが所定値よりも小さいことを条件とすることにある。
本実施形態の効果を、以下に紹介する比較例を用いて説明する。
図2に比較例としての制御のアルゴリズムを示す。
図2においてS28以外のS21〜S27、S29、S30は本実施形態の上記アルゴリズムと同じである。すなわち、本実施形態の上記アルゴリズムに対する違いは、小サイズ用発熱体と大サイズ用発熱体との点灯duty比を切り換えることに対して条件が設けられていないことにある(S28参照)。
本実施形態の制御の効果を図3に示す。
図3において、実線は本実施形態の制御で動作させたときのサーミスタ温度、点線は比較例の制御で動作させたときのサーミスタ温度を示す。図3に示すサーミスタ温度のデータは、本実施形態の定着装置6および画像形成装置を温度15℃湿度10%の環境で十分に冷却し、100Vの電圧環境で動作させ、坪量90g/m2の記録材Pを連続通紙したものである。
同図において、比較例の制御でのサーミスタ温度は、点灯duty比が変更されたタイミングで温度が低下している。これは、温調温度を保つために大きな電力を必要とする状態で、最大可能発熱量の和が小さくなる方向に点灯duty比を切り換えたために、電力が不足して温調できなくなったためである。
一方、本実施形態の制御でのサーミスタ温度は、目標温度である190℃をほぼ保っている。これは、I制御によって操作される変数Inの値が大きいときは大きな電力を必要とするために点灯duty比を切り換えず、変数Inが所定値Y1=75%よりも小さくなったときに点灯duty比を切り換えたことによる。この点灯duty比の切り換えは、必要電力が小さくなり点灯duty比を切り換えても電力が足りると判断したことによる。より詳しくは、次のa),b)の2つの点を把握した上で点灯duty比を切り換えることによる。a)変数InがY1よりも小さいことから、小サイズ用発熱体8b1の発熱量が最大可能発熱量に対して十分に小さい状態にあり、大サイズ用発熱体8b2の電力が制限された後は小サイズ用発熱体8b1の電力を増加することが可能であること。b)これによって温調に必要な電力が確保できること。
さらに表5に、本実施形態と比較例(従来例)とで記録材Pを連続通紙したときの未定着トナー像Tの定着性を比較したデータを示す。
定着性の評価は、記録材Pに6mmのべた黒画像を印字して、所定の圧力で擦った前後での濃度の変化率(以下、濃度低下率と称する)を見ることでおこなった。濃度低下率は値が大きいほど定着性が悪いことを意味する。ここで、濃度低下率が20%以下のときを○とし、0.20%以上となったときを×とした。
濃度低下率=(初期画像濃度−擦り後画像濃度)/初期画像濃度×100(%)
表5において、従来例は1〜4枚目で×となった。1〜4枚目は図3でサーミスタ温度が目標温度よりも低下しているときである。一方、本実施形態ではつねに○となった。
以上のように本実施形態によれば、連続通紙中に、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の点灯duty比を最大可能発熱量が小さくなる方向に切り換えるときには、I制御によって操作される変数が所定値以下であることを条件としている。そして、大サイズ用発熱体8b2の電力が制限されても小サイズ用発熱体8b1の電力を増加することが可能であること、これによって温調に必要な電力が確保できることを把握して点灯duty比を切り換えている。これによって、未定着トナー像Tの定着不良を防止することができる。
本実施形態においては、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の長手寸法を同寸法、最大可能発熱量を同じ値とした。さらに発熱分布を長手方向で連続的に変化するように規定した。しかし、小サイズ用発熱体8b1の発熱分布が長手中央で高く、大サイズ用発熱体8b2の発熱分布は長手端部で高く、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2とがそれぞれ独立に駆動することが可能であれば、異なる構成を有してもよい。さらに、発熱体の数は2本に限らず、2本以上の複数でも良い。
(第二実施形態)
第一実施形態の定着装置6では、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の点灯duty比を連続通紙中に1:1から1:0.5に切り換えられるようにした。そして、上記のように点灯duty比を切り換えるときは記録材Pがニップ部Nから排出されるときのI制御によって操作される変数Inが所定値よりも小さいことを条件とした。
第二実施形態の定着装置6では、CPU15によって実行される点灯duty比の切り換え制御のアルゴリズムにおいて、切り換えられる点灯duty比が1:0.5以外にも複数設けられている。そして、切り換えられる点灯duty比に応じて、上記の条件となる変数としてそれぞれ異なる値が設定されていることを特徴とする。
非通紙部昇温は、ヒータ8の長手方向において記録材Pの幅が狭いほど高温になる。従がって、小サイズ用発熱体8b1に対する大サイズ用発熱体8b2の点灯duty比は、記録材Pが通過するニップ部Nの領域(通紙部領域)幅によって複数設定される方が好ましい。しかし前述のように、点灯duty比を最大可能発熱量が小さくなる方向に切り換えると、前記点灯duty比を切り換えた直後で電力が不足し、定着可能な温度が保たれずに定着不良が発生する恐れがあった。
ここで、表6に示すように、最大可能発熱量は点灯duty比によって決定される。従がって、点灯duty比の変更を許可する条件となる所定値も、複数の点灯duty比に応じてそれぞれ異なる値を設定されていることが好ましい。
以上のようにすることで、連続通紙中にどのような点灯duty比に切り換えても、第一実施形態と同様に、電力が不足することなく良好な定着性を得ることができる。
(第三実施形態)
第三実施形態の定着装置6では、第一実施形態の点灯duty比を切り換える条件にさらにもう一つの条件を加える。すなわち、CPU15によって実行される点灯duty比の切り換え制御のアルゴリズムにおいて、1枚の記録材Pがニップ部Nを通過している間での変数Inの増加量ΔInが所定値Y2以下であることとする条件を加える。
第一実施形態における条件は、定着装置6が十分に温まっておらず、定着可能温度を保つための必要電力が大きい状態では点灯duty比を切り換えないようにする条件であった。
第三実施形態における条件は、厚紙や、搬送方向に長い縦長の記録材Pのような熱容量の大きな記録材Pを連続通紙する場合などでは、最大可能発熱量の和が小さくなる方向に点灯duty比を切り換えないようにする条件である。
図9に第三実施形態のアルゴリズムを示す。
同図において、S31〜S40は第一実施形態のS1〜S10と同じである。本実施形態の特徴はS41の条件を更に加えたことにある。
S41で、1枚の記録材Pがニップ部Nを通過する区間での変数Inの増加量ΔInを把握し、所定値Y2と比較する。増加量ΔInが所定値Y2よりも大きい場合(YES)は点灯duty比の切り換えは行わず、増加量ΔInが所定値Y2よりも小さい場合(NO)は点灯duty比を切り換える(S42)。
本実施形態では、Y2=10%とした。すなわち、1枚の記録材Pがニップ部Nの通過中に変数Inが10%増加するほど熱容量の大きな記録材である場合は、点灯duty比の切り換えは行わないこととしている。
以上のように、連続通紙中に、小サイズ用発熱体8b1と大サイズ用発熱体8b2の点灯duty比を最大可能発熱量が小さくなる方向に切り換えるときには、次のことを条件とする。すなわち、1枚の記録材Pがニップ部Nを通過している間での変数Inの増加量ΔInが所定値よりも小さいことを条件とする。これにより、熱容量の大きな記録材Pが通紙されていること、これによって点灯duty比を最大可能発熱量が小さくなる方向に切り換えると定着不良が発生する可能性があることを判断し、点灯duty比の切り換えを行わないことで、定着不良を防止することができる。
第一実施形態に係る制御のアルゴリズム 比較例としての制御のアルゴリズム 第一実施形態に係る制御の効果 本発明に係る加熱装置を搭載できる画像形成装置の一例の概略構成模型図 定着装置の一例の横断面側面模型図 ヒータの概略構成模型図 小サイズ発熱体と大サイズ発熱体の発熱分布 点灯duty比と発熱分布の関係 第三実施形態に係る制御のアルゴリズム
符号の説明
8‥‥ヒータ、8a‥‥ヒータ基板、8b1‥‥小サイズ用発熱体、
8b2‥‥大サイズ用発熱体、10‥‥定着フィルム、11‥‥加圧ローラ、
12‥‥サーミスタ、13‥‥電源、14a,14b‥‥トライアック、
15‥‥CPU

Claims (1)

  1. 筒状のフィルムと、
    前記フィルムの内周面と接触し、記録材の搬送方向に直交する方向で端部よりも中央部の発熱量が大きい第1の発熱体と、記録材の搬送方向で直交する方向で中央部よりも端部の発熱量が大きい第2の発熱体と、を有するヒータと、
    前記フィルムを介して前記ヒータと接触してニップ部を形成する加圧手段と、
    前記ヒータの温度を検知する温度検知手段と、
    目標温度と前記検知温度の差分に応じてPI制御を行い、前記温度検知手段の検知温度を目標温度に維持するための発熱量を算出し、前記第1の発熱体及び前記第2の発熱体の発熱量を独立に制御することが可能な制御手段と、
    を備え、トナー像を担持する記録材を前記ニップ部で搬送してトナー像を記録材に定着する定着装置において、
    記録材の搬送方向に直交する方向の幅が所定の幅以下の記録材の定着を開始する際に、前記第1の発熱体に対する前記第2の発熱体の発熱比率は、第1の発熱比率に設定され、
    前記検知温度を前記目標温度に維持するために必要な発熱量が、記録材を定着している期間で小さくなると、前記第1の発熱体に対する前記第2の発熱体の発熱比率は、前記第1の発熱比率よりも小さい第2の発熱比率に変更されることを特徴とする定着装置。
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