JP4790126B2 - スロット付き密閉構造を備えるこぼれ防止厚紙 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、厚紙パッケージ、さらに具体的には、粒状、粉末状またはその他の材料を収納するのに適し、かつ、再閉可能なこぼれ防止パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】
粉末洗濯洗剤等の粒状材料用の再密閉可能な厚紙カートンは、長年にわたり使用されている。これらのカートンは、典型的に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ワニス等の防湿材料、あるいは、当業者には公知のその他の遮断材料で積層または被覆されている厚紙から構成される。この厚紙は、自然の戻り(スプリングバック)を有することから、これらのカートンから成る蓋は、開く傾向があり、これによって、製品の汚染および/または製品による水分の吸収が起こり、いずれも望ましくない。このため、これらのカートンの開閉/止めを繰返し可能にすることが長い間求められてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
いくつかの密閉/止めシステムには、パーフォレーション線を組み合わせた様々なフラップおよびタブ連動構成が含まれている。公知のカートン構成を図1および図2のパッケージ10に示す。パーフォレーション12は、パッケージ10を最初に開ける際、その使用者により破られる。このパーフォレーション12は、典型的に、止めフラップ14とタブ16との間に配置されている。これらの密閉構成は、一般に、止めフラップ14とタブ16間の正しい整合を達成するため、製造中、極めて正確な折曲げおよび接着工程を必要とし、パーフォレーションが硬すぎて破断しない場合には、蓋を初めて開けるとき、これが困難なる恐れがある。さらに、製造および配送の過程で、カートン内での製品の移動が、止めフラップ14の縁に製品の蓄積18(図2)を発生させ、蓋を開けたとき、製品19がこぼれ落ちる可能性がある。また、カートンをひっくり返すと(特に、容量の大きなカートンの場合)、パーフォレーションを破断した後、蓋が開きやすくなる。
【0004】
従って、止めおよび密閉手段を備えるカートンを提供して、パーフォレーションの必要性をなくすことにより、蓋の使用を簡単にすることが求められる。さらに、これまでより製造が容易で、かつ、製造中に、極めて正確な折曲げおよび接着工程を必要としないカートンを提供することも求められる。さらにまた、最初の開封時に粉末がこぼれるのを防止し、カートンをひっくり返しても、蓋が容易に開かないような、改善された密閉構成を有するカートンを提供することが求められる。さらには、蓋の偶然の開きに対する抵抗を改善するため、複数の密閉構成を備え得るカートンを提供することが求められる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
製品を保存するための容器と、この容器を密閉するために、容器に取り付けられた蓋とを含むこぼれ防止再閉可能パッケージを提供する。この容器は、少なくとも1つのスロットを設けた第1パネルと、製品がスロットからこぼれるのを防ぐための、スロットを覆うように延びるカバーとを含む。蓋は、下方に下がるフラップを備え、このフラップには延長部分が付いており、この延長部分は、蓋が閉じた位置にあるとき、上記スロットと嵌め合う。
【0006】
本明細書は、本発明を具体的に示し、明確に請求の範囲を示す請求項で終結するが、添付の図面と共に行う以下の説明からさらに明瞭に理解されると思われる。
【0007】
【実施例】
本発明の好ましい態様を参照にしながら、詳しく説明する。これらの実施例を添付の図面に示すが、全図を通して、同様の番号は、同じ要素を示し、最後の2桁の数字が同じ参照番号(例えば、20と120)は、類似した要素を示すものとする。以下に詳細に述べるように、本発明は、再密閉可能かつこぼれ防止パッケージに関する。ここで使用する用語「こぼれ防止」とは、例えば、微粉または粒子状の製品の不要な逃散を防止するパッケージを意味するものである。本発明に従い作成された特に好ましいカートンまたはパッケージ20を図3に示す。パッケージ20は、6面を有するカートンとして描かれ、容器21と接続した蓋22を備え、この容器21は、底面24と側面パネル26、28、30および32(30および32は図4でよくわかる)から構成されている。蓋、底辺および側面パネルは、各々、内側および外側面を有し、内側面は、パッケージ20の内部に位置し、外側面は、パッケージ20の外側周囲に位置する(外側面は、図3でのみ見える)。
【0008】
パッケージ20は、好ましくは、粉末または粒状の製品34(図4)を保存するのに使用し、そのような製品の例として、洗濯洗剤、食品等が挙げられる。さらに、パッケージ20は、鮮度密封の実施および/または製品の空気または湿気に対する暴露の防止が望まれるその他のあらゆる製品を保存するのに使用することができる。ここで、「粒状」および「粉末状」という用語は、交換可能に用いられ、固体もしくは半固体粒子を含むあらゆる製品を意味する。ここでは、図3に示す6面パッケージの実施例を参照しながら、本発明を説明するが、その他のパッケージ構成および形状を有する用途にも適用できると考えられる。例えば、本発明は、1つ以上の曲面もしくは曲線パネル等を有するパッケージに使用することができる。さらに、本発明は、上面充填(top fill)および側面充填(side fill)カートンで使用することもできる。図3に示すパッケージ20は、カートンの上面に配置された蓋22を備えるが、蓋22を他の位置に配置したり、複数の蓋を備えたり、他の蓋の構成を備えることも考えられる。
【0009】
本発明の一態様によれば、蓋22は、1つ以上の延長部37を備えるタブ36(図4)を含む。この延長部37は、図3および7からよくわかるように、蓋が閉じた位置にあるとき、1つ以上のスロット38と嵌め合う。蓋22は、側面蓋フラップ40および42、上面蓋フラップ44、ならびに、正面蓋フラップ46とを含み、正面蓋フラップ46にはタブ36が接続している。タブ36は、好ましくは、ほぼ正面蓋フラップ46の長さにわたって延び、これによって、蓋22の剛性を補強し、偶然による蓋22の裂けを防止することができる。各延長部37は、図4からよくわかるように、好ましくは、その遠位端に向かってテーパーを有し、これにより、遠位端とその合せスロット38との嵌め合いを容易にする。蓋22は、ヒンジ48により側面パネル32に接続されており、ヒンジ48は、蓋22の上面蓋フラップ44と側面パネル32との間に配置されている。後にわかるが、当業者には公知のように、ヒンジ48は、蓋22と側面パネル32と一体に形成してもよいし、あるいは、個別の構造体として設けてもよい。後にわかるように、側面および正面蓋フラップ40、42および46は、蓋22が閉じた位置にあるとき、それぞれ、側面パネル26、28および30と重なる位置に来る。
【0010】
図4からわかるように、容器21は、開口部39を備え、蓋が持ち上げられた位置にあるとき、開口部39から、製品34を取り出すことができる。1999年3月4日、速達郵便ラベル番号EL251623212USで、本出願と共に提出された名称「カートンの内容物かた容器を離隔するためのシールを有するカートン」の、共に譲渡された(commonly assigned)米国特許出願(本明細書に参照として組み込む)に記載されているようなシールを用いて、開口部を密封し、容器に保存される製品を環境から離隔することができる。このシールは、各側面パネルの外側面部分付近で、容器に取り付けることができる。シールは、線状低密度ポリエチレン(LLFPE)等のポリマーから成るものでよい。シールは、接着剤を用いて取り付ける。
【0011】
パッケージ20は、図5に示す抜板50から形成することができる。抜板50は、図に示すように、蓋フラップ40、42、44および46の各々、ならびに、側面パネル26、28、30および32の各々に対応する形材を有する。説明のため、図5に見えるのは、抜板50のフラップおよびパネルの内側面である。パッケージ20の底面24は、好ましくは、底面フラップ52、54、56および58から形成される。抜板50はまた、側面パネル32の縁に沿って配置された接着剤フラップ59を含む。抜板50のフラップおよびパネルは、切込み線60、62、63、64、65、66、67、68および69により互いに接続して、一体となっている。切込み線は、隣接するフラップまたはパネルからフラップおよびパネルが破断または分離せずに、各々の切込み線に沿って各種フラップおよびパネルの折り曲げが容易にできるに十分な深さまで切込みを入れるものとする。
【0012】
本発明の別の態様によれば、抜板50は、切込み線71で、側面パネル28と接続するスロットカバー70を備える。非常に好ましくは、スロットカバー70は、側面パネル28と一体に形成し、スロットカバー70と側面パネル28が、単一体として形成されるようにする。図5に示すように、スロット38の各々は、側面パネル28を通って延び、蓋22が閉じた位置にあるとき、延長部分37との嵌め合いを固定するのに十分なスロット内利用可能面積を設ける。スロットカバー70の目的は、スロット38を容器の内側から遮蔽し、側面パネル28を完全に通過して延びるスロットを提供することである。スロットカバー70は、単一構造体として示しているが、スロットカバー70が、容器内部に保存される製品からスロット38を遮蔽するのであれば、各スロット38に、個別のスロットカバー70を備える、および/または、別の方法(例えば、スロット38の上ではなく下に取り付ける)で、スロットカバー70を側面パネル28(または別のフラップもしくはパネル)と互いに接続させることも可能である。
【0013】
抜板50からパッケージ20を組み立てるために、図5に示す抜板50をまず折り曲げ、接着して、図6に示すスリーブ74を形成する。スリーブ74を形成する際、接着用フラップ59を、切込み線62に沿って約90度折り曲げる。接着剤は、接着線73に沿って、接着用フラップ59に塗布し、切込み線64、66および68に沿って抜板50を折り、側面パネル30が、接着用フラップ59に隣接して配置され、接着剤により、このフラップ59と接着することにより、スリーブ54を形成するようにする。底面24は、接着剤を用いて、底面用形材52、54、56および58を互いに接続することにより、形成される。同様に、蓋22は、互いにつながっている蓋フラップ76および78と、蓋フラップ40、42および46を接着剤で接続することにより形成される。後にわかるように、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、他の抜板50を用いて、パッケージ20を形成することもできる。例えば、蓋22は、抜板50とは別の構造体として提供することも可能である。さらに、抜板50の寸法および形状を変えてもよく、また、各種パネルおよびフラップの折り曲げおよび接着の順序を変更してもよい。
【0014】
スリーブ74の形成の際、図7に明瞭に示すように、好ましくは、切込み線71に沿って、スロットカバー70を約180度折り曲げる。スロットカバー70は、切込み線71に沿って折り曲げた後、上部接着線82に沿って、接着剤により、それ自体に貼り付ける。スロットカバー70はまた、下部接着線84に沿って、接着剤により側面パネル28に貼り付けるのが好ましい。上部および下部接着線は、スロット38の上下に位置しているため、スロットカバー70と、接着線との組み合わせにより、パッケージ20内に保存される製品から、スロット38が効果的に遮蔽され、これによって、パッケージ20を初めて開けるとき、ならびに、後に開けるとき、延長部分37の周囲での蓄積による製品のこぼれ落ちの可能性が少なくなる。好ましくは、スロットカバー70は、スロット38よりやや大きめにし、上部および下部接着線82および84を覆うことができるように寸法決定する。スロットカバー70は、側面パネル28の長さを横断する方向に延びる単一体として示したが(例えば、図3参照)、側面パネル28の各スロット38に、個別のスロットカバー70を備えることもできる。また、接着線82および84の横断方向に、接着線86および88を追加して、接着剤をスロットの周りに塗布し、これにより、容器21内に保存されている製品34から、スロット38を完全に離隔することも可能である。
【0015】
すでに述べたように、タブ36は、好ましくは、図7に示すように、スロット38と嵌め合う1つ以上の延長部分37を備える。延長部分37は、好ましくは、正面蓋フラップ46に対し鋭角の角度θを成し、これにより、延長部分37の止め機能を助ける。さらに好ましくは、角度θは、約1〜約70度、さらに好ましくは、約5〜約30度の範囲にある。タブ36および延長部分37は、蓋の開閉サイクルの繰り返し後に、その形状および機能を維持するのに十分なリジリエンス(すなわち、戻り)を有するのが好ましい。このリジリエンスはまた、延長部分37がスロット38と嵌め合う際、その嵌め合いを確認させるカチッという音を鳴らすのに役立つ。タブ36が正面蓋フラップ46と接続する箇所で、切り目または部分的スリットと共に用いる、もしくはこれと組み合わせた、タブ36および延長部分37の厚さを様々に変えて、適切な量のリジリエンスを有するタブおよび延長部分を提供することができる。延長部分37がスロット38と完全に嵌め合うように、延長部分37の長さは、側面パネル28の厚さと少なくとも等しくしなければならない。
【0016】
パッケージ20は、2つのスロット38と、2つの合せ延長部分37とを備えるものとして示されているが、パッケージ20は、その他のスロットおよび合せ延長部分および/またはタブ構成を備えていてもよい。例えば、パネル28は、図8に示すように、パッケージ120のほぼ側面パネル28の長さにわたって延びる単一スロット138を備えていてもよい。また、これより大きいパッケージ(例えば、2キログラム以上を充填したときの重量を有するパッケージ)の場合には、容器21に、図示するように、容器ライナー98を備えることにより、強度を補うことができる(容器ライナー98の実施例は、図9および10にも示す)。タブ136は、スロットと嵌め合い、長い単一スロットを用いる場合、延長部分37は必要ないので、延長部分37なしで設けることができる。
【0017】
あるいは、図9に示すように、パネル28には、2つ以上のスロットを設けることもできる。スロット38の長さ、幅および形状は、変えることができ、複数のスロットを同じパネル上に設ける場合には、互いに対するスロットの方向も変えることができる。例えば、図9に示すように、スロットを互いにずらして配置することができる。さらに、図10に示すように、側面パネル28のスロット38と組み合わせて、あるいは、これらに代わり、他の側面パネル(例えば、パネル26および30)に別のスロットを追加してもよい。パッケージ320の蓋22は、さらに、側面パネル26および30のスロット38と嵌め合う追加タブ336および延長部分を備える。パッケージ320を形成するのに使用できる抜板150の実施例を図11に示す。抜板150は、抜板50に類似しているが、追加スロットカバー70を有し、これら追加スロットカバー70は、側面パネル26および30と隣接して配置され、かつ、一体として接続されている。これらのスロットカバーを用いて、側面パネル28のスロット38に関してすでに述べたのと同様、側面パネル26および30のスロット38を覆う。抜板150は、蓋22を付けずに描かれているが、側面パネル30に取り付けるスロットカバー70をこれとは違うように構成し、抜板150に蓋22を一体として接続させることも可能である。
【0018】
追加延長部分を備えることにより、スロットおよびスロットカバーは、蓋22が、例えば、パッケージがひっくり返った際等、使用中の開きに抵抗する能力をさらに高める。さらに、蓋22の隅(すなわち、正面蓋フラップ46と側面蓋フラップ40および42との交差付近)に向かう延長部分37の配置により、蓋/容器止め効率を向上させる。また、複数の側面パネルにスロットおよび延長部分を使用することによっても、本発明の止め効率が高まる。
【0019】
図12および13を参照にすると、上面蓋フラップ44に柔軟なガスケット100(例えば、テープまたは柔軟なシリコーン様の接着剤の形態をした)を設けることにより、蓋22の密封効率をさらに高めることができる。ガスケット100は、好ましくは、U字型をしており、正面および側面蓋フラップ40、42および46に隣接して配置され、蓋が、閉じた位置にあるとき、側面パネル26および30の上部およびスロットカバー70の上部と嵌め合うことができるようにする。ガスケット100は、蓋22が閉じているとき、スロットカバー70と上面蓋フラップ44との間の製品がこぼれるのを防止する。
【0020】
あるいは、図14に示すように、柔軟なガスケット200をパッケージ420の側面パネル26、28および30の上部周囲に沿って、もしくはそれに隣接して設けることもできる。パッケージ420はまた、容器ライナー98および蓋ライナー102も含む。接着剤により、ライナーの各々を、隣接するパネルに貼り付け、パッケージ420の剛性を補強するのが好ましい。
【0021】
本発明の好ましい態様についての以上の記載は、例示および説明のために行ったものである。これらを網羅的とする、あるいは、本発明を、前記の厳密な形態に限定する意図はまったくない。当業者によれば、以上の記載内容に照らして、様々な修正または変更が可能であり、考えられる。また、記載した態様は、本発明の原理およびその実際用途を明瞭に説明するために、選択および記載したものである。本発明の範囲は、添付の請求項により限定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 蓋が持ち上げられ、タブとフラップ間のパーフォレーションが切り離されている、従来のパッケージを示す斜視図である。
【図2】 蓋が閉じた位置にあり、パーフォレーションの破断前の、図1の従来のパッケージを示す拡大部分断面図であり、製品の蓄積が示されている。
【図3】 開く前の状態にある、本発明に従い作成された好ましいパッケージを示す斜視図である。
【図4】 蓋が持ち上げられ、開いた位置にある、図1のパッケージを示す斜視図である。
【図5】 図3のパッケージを作成するのに適した好ましい抜板の平面図である。
【図6】 図5に示した抜板の、最初の折り曲げ後の斜視図である。
【図7】 図3に示したパッケージを線7-7で切断した拡大部分側断面図である。
【図8】 パッケージが単一スロットを有する、本発明に従い作成した別の好ましいパッケージの斜視図である。
【図9】 パッケージが3つのスロットを有する、本発明に従い作成したさらに別の好ましいパッケージの斜視図である。
【図10】 パッケージが、複数の側面パネルに設けられたスロットを有する、本発明に従い作成したさらに別の好ましいパッケージの斜視図である。
【図11】 図10のパッケージを作成するのに適した抜板の実施例を示す平面図である。
【図12】 蓋がガスケットを備える、本発明に従い作成した別の好ましいパッケージの斜視図である。
【図13】 蓋が閉じた位置にある図12のパッケージの、線13−13で切断した拡大部分側断面図である。
【図14】 パッケージが、その容器の上部周囲に沿って、ガスケットを備える、本発明に従い作成したさらに別の好ましいパッケージの斜視図である。
【符号の説明】
22 蓋
28 側面パネル
36 タブ
37 延長部
38 スロット
70 スロットカバー
Claims (8)
- 粒状または粉末状製品のこぼれ防止再密閉可能パッケージにおいて、
少なくとも1つの通過スロットを備える第1パネルを含む、製品の保存容器であって、この容器が、スロットからの製品のこぼれを防止するため、スロットを覆うように延びるカバーを有し、このカバーが、上記第1パネルに取り付けられている上記容器と;
ヒンジにより上記容器に取り付けられた蓋であって、この蓋が、下方に下がるフラップと、フラップに付属する延長部分とを有し、
前記容器が前記蓋によって閉じられるときに前記延長部分が前記スロットに嵌め合うようにかつ前記蓋が固定されるように、前記フラップと前記延長部分とが弾性材からなり、
前記カバーが、前記第1パネルと一体に形成され、この第1パネルの上端で後ろに、カバーを折り曲げることにより、前記スロットを覆い、
前記カバーが前記スロットに対する上部接着線および下部接着線に沿って前記第1パネルに貼り付けられており、前記上部接着線および前記下部接着線は前記スロットに近接している、
ことを特徴とする、こぼれ防止再密閉可能パッケージ。 - 上記カバーが、接着剤により上記第1パネルに取り付けられる、請求項1に記載のパッケージ。
- 上記接着剤を上記スロットの周囲全体に塗布する、請求項2に記載のパッケージ。
- 上記第1パネルがさらに、複数のスロットを備え、上記蓋がさらに、上記複数のスロットと嵌め合う複数の延長部分を備える、請求項1に記載のパッケージ。
- 上記容器がさらに、上記第1パネルと接続した第2パネルを含み、上記複数のスロットの少なくとも1つが上記第2パネルに設けられる、請求項4に記載のパッケージ。
- 上記延長部分が、上記フラップに対し鋭角を成す、請求項1に記載のパッケージ。
- 上記蓋がさらに、上記カバーと密封状態で嵌め合うためのガスケットを含む、請求項1に記載のパッケージ。
- 上記容器がさらに、上記製品の保存容器内に設けられる内側ライナーを含み、このライナーが上記第1パネルおよびカバーに隣接して配置される、請求項1に記載のパッケージ。
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