JP4784759B2 - Plc装置 - Google Patents

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Description

この発明は、基本ブロックと1又は2以上の増設ブロックとを増設ケーブルを介して連設してなるPLC装置に関する。
基本ブロックと1又は2以上の増設ブロックとを増設ケーブルを介して連設してなるPLC装置は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなPLC装置の一例の外観構成図が図11に示されている。同図に示されるように、このPLC装置は、1台の基本ブロック1と1台又は2台以上(この例では2台)の増設ブロック2,3とを増設ケーブルを介して連設してなるものである。なお、同図(a)は増設ブロック3が未だ接続されていない増設前の状態、同図(b)は増設ブロック3が既に接続された増設後の状態を示している。
基本ブロック1は、電源ユニット11及びブロック間接続ユニット14のほかに、複数の制御ユニットを含んでいる。この例にあっては、制御ユニットとしては、CPUユニット12及び3台のI/Oユニット(INユニット、OUTユニット、IN,OUT混在ユニットを含む)13とが示されているが、その他、制御ユニットとしては、通信ユニット(マスタ・スレーブ通信ユニット、PLC間通信ユニットを含む)、各種の特殊機能ユニット(PID演算ユニット、モーション・コントロールユニット等々)を含めても良い。
それらのユニット11〜14は、マザーボード上に内部バスを敷設してなるベースユニット(バックプレーンとも称される)10に対して、それぞれコネクタ(図示せず)を介して着脱自在に装着されている。これにより、CPUユニット12と各I/Oユニット13のそれぞれは、内部バス(図示せず)を介して結ばれることとなる。
増設ブロック2は、電源ユニット21及びブロック間接続ユニット23のほかに、複数の制御ユニットを含んでいる。この例にあっては、制御ユニットとしては、5台のI/Oユニット(INユニット、OUTユニット、IN,OUT混在ユニットを含む)22が示されているが、その他、制御ユニットとしては、通信ユニット(マスタ・スレーブ通信ユニット、PLC間通信ユニットを含む)、各種の特殊機能ユニット(PID演算ユニット、モーション・コントロールユニット等々)を含めても良い。
それらのユニット21〜23は、マザーボード上に内部バスを敷設してなるベースユニット(バックプレーンとも称される)20に対して、それぞれコネクタ(図示せず)を介して着脱自在に装着されている。これにより、各I/Oユニット22のそれぞれは、内部バス(図示せず)を介して結ばれることとなる。
増設ブロック3は、電源ユニット31及びブロック間接続ユニット33のほかに、複数の制御ユニットを含んでいる。この例にあっても、制御ユニットとしては、5台のI/Oユニット(INユニット、OUTユニット、IN,OUT混在ユニットを含む)32が示されているが、その他、制御ユニットとしては、通信ユニット(マスタ・スレーブ通信ユニット、PLC間通信ユニットを含む)、各種の特殊機能ユニット(PID演算ユニット、モーション・コントロールユニット等々)を含めても良い。
それらのユニット31〜33は、マザーボード上に内部バスを敷設してなるベースユニット(バックプレーンとも称される)30に対して、それぞれ基板コネクタ(図示せず)を介して着脱自在に装着されている。これにより、各I/Oユニット32のそれぞれは、内部バス(図示せず)を介して結ばれることとなる。
ブロック間接続ユニット14,23,33は、ほぼ同様な構造を有する。すなちわ、それらのユニット14,23,33の背面側は基板コネクタを介してベースユニット10,20,30上の内部バス(図示せず)に接続される。また、それらのユニット14,23,33の前面側には、内部バスを外部へ導出するための外部導出口として機能するレセクタプル(コネクタの一方の接続部材)が設けられている。
より具体的には、基本ブロック1のブロック間接続ユニット14の前面には、ベースユニット10上に敷設された内部バス(図12符号101参照)を外部へと導出するための下段側外部導出口として機能するレセクタプル14aが設けられている。
また、増設ブロック2のブロック間接続ユニット23の前面には、ベースユニット20上に敷設された内部バス(図12符号201参照)を外部へと導出するための下段側外部導出口として機能するレセクタプル23aと、ベースユニット20上に敷設された内部バス(図12符号201参照)を外部へと導出するための上段側外部導出口として機能するレセクタプル23bとが、左右に並べて配置されている。
さらに、増設ブロック3のブロック間接続ユニット33の前面には、ベースユニット30上に敷設された内部バス(図12符号301参照)を外部へと導出するための下段側外部導出口として機能するレセクタプル33aと、ベースユニット20上に敷設された内部バス(図12符号301参照)を外部へと導出するための上段側外部導出口として機能するレセクタプル33bとが、左右に並べて配置されている。
基本ブロック1と増設ブロック2との間、増設ブロック2と増設ブロック3との間は、ケーブルで結ばれる。すなわち、この例にあっては、基本ブロック1のブロック間接続ユニット14と増設ブロック2のブロック間接続ユニット23との間は、ケーブル41で結ばれる。同様にして、増設ブロック2のブロック間接続ユニット23と増設ブロック3のブロック間接続ユニット33との間は、ケーブル42で結ばれる。
より具体的には、ケーブル41の上段側端部にはプラグ(コネクタの他方の接続部材)41aが取り付けられ、ケーブル41の下段側端部にはプラグ41bが取り付けられている。同様にして、ケーブル42の上段側端部にはプラグ42aが取り付けられており、ケーブル42の下段側端部にはプラグ42bが取り付けられている。これらのプラグはほぼ同一の構造を有しており、1つのケーブル引き込み口と1つの接続口とを有する。プラグと引き込まれたケーブルとの接続はネジ止めや半田付け等の固定的な手段で行われる。
基本ブロック1のブロック間接続ユニット14と増設ブロック2のブロック間接続ユニット23との間をケーブル41で結ぶ場合、プラグ41aはレセプタクル14aに装着され、プラグ41bはレセクタプル23bに装着される。このとき、プラグ41aとレセプタクル14aとで着脱可能なコネクタが構成され、プラグ41bとレセプタクル23bとで着脱可能なコネクタが構成される。
同様にして、増設ブロック2のブロック間接続ユニット23と増設ブロック3のブロック間接続ユニット33との間をケーブル42で結ぶ場合、プラグ42aはレセプタクル23aに装着され、プラグ42bはレセクタプル33bに装着される。このとき、プラグ42aとレセプタクル23aとで着脱可能なコネクタが構成され、プラグ42bとレセプタクル33bとで着脱可能なコネクタが構成される。
換言すれば、基本ブロック1の下段側外部導出口(レセクタプル14a)と増設ブロック2の上段側外部導出口(レセクタプル23b)との間、及び上段側に位置する増設ブロック2の下段側外部導出口(レセクタプル23a)と下段側に位置する増設ブロック3の上段側外部導出口(レセクタプル33b)との間は、ケーブル41,42をそれそれ介して結ばれると共に、ケーブル41,42の両端と各外部導出口(レセクタプル14a,23a,23b,33a,33b)との間には、着脱可能なコネクタ(レセプタクルとプラグとの組)が介在されることとなる。
このようなPLC装置の電気的ハードウェア構成図が図12に示されている。なお、図において、10a,20a,30aは、ベースユニット10,20,30上におけるCPUユニットと電源ユニット以外のユニットを取り外して露出させた領域である。
同図に示されるように、基本ブロック1のベースユニット10の領域10aには、ASICで構成されたベース制御回路103が設けられている。また、増設ブロック2のベースユニット20の領域20aには、それぞれASICで構成されたベース制御回路203と、電源状態通知回路204とが設けられている。さらに、増設ブロック3のベースユニット30の領域30aには、それぞれASICで構成されたベース制御回路303と、電源状態通知回路304とが設けられている。
ベース制御回路103,203,303は、それぞれ、内部レジスタ103a、203a,303aを含んでいる。内部レジスタ103a、203a,303aは同様な構成を有するものである。ベース制御回路103,203,303は、内部レジスタ103a,203a,303aに対するリード・ライト動作を管理する。内部レジスタには、当該ベースユニット上に装着されるI/Oユニットや制御ユニット毎に給電するかどうかの情報などが格納される。CPUユニットは、バスライン101、201、301を介して内部レジスタ103a、203a、303aの内容をリードまたはライトすることができる。
電源状態通知回路204,304は、それぞれ電源ユニット21、31の状態を監視し、その結果をバスライン206、306を介してCPUユニットへ伝える機能を備えている。
特開平6−124103号公報
しかしながら、このような従来のブロック単位(ベースユニット単位)での増設が可能なPLC装置にあっては、PLC装置が運転状態において新たに増設ブロックを追加して連設すると、バス異常や増設ブロック電源OFF異常等が発生し、運転を停止してしまう。そのため、運転中のPLC装置に対して新たに増設ブロックを追加して連設するためには、その都度、PLC装置の運転を停止させなければならないという問題点がある。
この発明は、上述の問題点に着目してなされたのであり、その目的とするところは、装置の運転を停止させることなく、ブロック単位(ベースユニット単位)での増設を実現可能としたPLC装置を提供することにある。
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であればよういに理解されるであろう。
上記の課題は、次のような構成を有するPLCにより解決される。すなわち、このPLC装置は、基本ブロックと1又は2以上の増設ブロックとを増設ケーブルを介して連設してなるものである。
基本ブロックは、CPUユニット及びI/Oユニットを含む複数の制御ユニットと、それらの制御ユニット同士を結ぶ内部バスと、内部バスを外部へと導出する下段側外部導出口とを含み、増設ブロックは、I/Oユニットを含む複数の制御ユニットと、それら制御ユニット同士を結ぶ内部バスと、内部バスを外部へ導出する上段側外部導出口、又は、内部バスを外部へ導出する上段側外部導出口及び下段側外部導出口とを含んでいる。
また、基本ブロックの下段側外部導出口と増設ブロックの上段側外部導出口との間、及び上段側に位置する増設ブロックの下段側外部導出口と下段側に位置する増設ブロックの上段側外部導出口との間は、ケーブルを介して結ばれると共に、ケーブルの両端と各外部導出口との間には、着脱可能なコネクタが介在されている。
また、各増設ブロックのそれぞれには、内部バスと下段側外部導出口との間をON、OFFすることができる下段増設バスゲート回路と、下段増設バス制御信号を記憶させるための第1の記憶領域と、下段増設電源状態通知信号を記憶させるための第2の記憶領域とを有すると共に、それらの記憶領域は内部バスを介してリード又はライト可能とされた内部レジスタと、電源が投入状態にあるのか、電源が断たれた状態にあるのかを検知して、上段に位置するブロックへと通知されるべき下段増設電源状態通知信号を生成する機能を有する電源状態通知回路と、下段側に位置する増設ブロックから到来する下段増設電源状態通知信号を内部レジスタの第2の記憶領域にライトする機能と、内部レジスタの第1の記憶領域に記憶された下段増設バス制御信号の内容に応じて下段増設バスゲートをON、OFFする機能とを有する制御手段と、が設けられている。
そして、新たに追加される増設ブロックと基本ブロックに含まれるCPUユニットとが内部レジスタを介して情報のやり取りを行うことで、増設ブロックのオンライン装着を可能される。
このような構成によれば、下段側外部導出口から内部バスに至る経路に介在される下段増設バスゲートは、追加されるブロックの電源が投入されない限りOFF状態に維持されるため、コネクタ装着時には追加されるブロックの電源を断っておくことで、コネクタ装着時に既存システムの内部バスに異常信号が入り込むことを回避できる一方、コネクタ装着後に追加されるブロックに電源投入することで、下段増設バスゲートは独りでにON状態とされるから、追加されたブロックの起動をスムーズに行うことができる。
上述のPLC装置にあっては、内部バスと下段側外部導出口との間をON、OFFすることができる下段増設バスゲート回路と、下段増設バス制御信号を記憶させるための第1の記憶領域と、下段増設電源状態通知信号を記憶させるための第2の記憶領域とを有すると共に、それらの記憶領域は内部バスを介してリード又はライト可能とされた内部レジスタと、下段側に位置する増設ブロックから到来する下段増設電源状態通知信号を内部レジスタの第2の記憶領域にライトする機能と、内部レジスタの第1の記憶領域に記憶された下段増設バス制御信号の内容に応じて下段増設バスゲートをON、OFFする機能とを有する制御手段と、を基本ブロックにも設けてもよい。
このような構成によれば、基本ブロックに対して増設ブロックを連結する作業についても、システムの稼働を継続しつつ行うことができる。
本発明によれば、装置の運転を停止させることなく、ブロック単位(ベースユニット単位)での増設を実現可能としたPLC装置を提供することができる。
以下に、この発明に係るPLC装置の好適な実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この発明に係るPLC装置の外観構成図は図11と同じであり、その説明は省略する。
本発明に係るPLC装置の電気的ハードウェア構成図が図1に示されている。なお、図において、10a,20a,30aは、ベースユニット10,20,30上におけるCPUユニットと電源ユニット以外のユニットを取り外して露出させた領域である。
同図に示されるように、基本ブロック1のベースユニット10の領域10aには、それぞれASICで構成された下段増設バス制御手段102と、ベース制御回路103とが設けられている。また、増設ブロック2のベースユニット20の領域20aには、それぞれASICで構成された下段増設バス制御手段202と、ベース制御回路203と、電源状態通知回路204とが設けられている。さらに、増設ブロック3のベースユニット30の領域30aには、それぞれASICで構成された下段増設バス制御手段302と、ベース制御回路303と、電源状態通知回路304とが設けられている。
下段増設バス制御手段102,202,302は、図6に示される下段増設バスゲート回路601をそれぞれ含んでいる。この下段増設バスゲート回路601は、各ブロック1〜3内において、内部バスと下段側外部導出口との間をON、OFF可能とされている。図6を用いて下段増設バスゲート回路601をより詳細に説明する。なお、同図中の構成要素において、図1と同じ構成要素については図1と同じ番号を付してある。下段増設バスゲート回路601は、各ブロックの内部バス101、201、301を延長する接続経路101a,201a,301aと101c,201c,301cとの間にスリーステートバッファ601aを介在させる構成となっている。各ブロックの接続経路101c,201c,301cはそれぞれ下段側外部導出口としてのレセプタクル14a,23a,33aに接続されている。そして、スリーステートバッファ601aの切替入力端には、切替用の制御信号ラインとして下段増設バス制御信号105a,205a,305aが接続されている。そのため、このスリーステートバッファ601aは、下段増設バス制御信号の論理状態に応じてイネーブルまたはディスイネーブルの状態に制御される。その結果、この下段増設バスゲート回路601は、内部バスと下段側外部導出口との間をON、OFFすることができる。
図1に戻って、より具体的には、基本ブロック1内の下段増設バス制御手段102に含まれる下段増設バスゲート回路601は、内部バス101とレセクタプル(下段側外部導出口)14aとの間の接続経路101aに介在されている。したがって、この下段増設バスゲート回路601がON状態とされると、内部バス101とレセクタプル14aとの間が導通状態となって、追加される増設ブロックの運転が可能となるのに対して、下段増設バスゲート回路601がOFF状態とされると、内部バス101とレセクタプル14aとの間は非導通状態となり、レセクタプル14aを介する外部からの異常信号の侵入を阻止できる。
増設ブロック2内の下段増設バス制御手段202に含まれる下段増設バスゲート回路601は、内部バス201とレセクタプル(下段側外部導出口)23aとの間の接続経路201aに介在されている。すなわち、内部バス201は、レセクタプル(下段側外部導出口)23aとの接続経路201aとレセクタプル(上段側外部導出口)23bとの接続経路201bとを有するが、下段増設バスゲート回路601は、内部バス201とレセクタプル(下段側外部導出口)23aとの間の接続経路201aに介在される。したがって、この下段増設バスゲート回路601がON状態とされると、内部バス201とレセクタプル23aとの間が導通状態となって、追加される増設ブロックの運転が可能となるのに対して、下段増設バスゲート回路601がOFF状態とされると、内部バス201とレセクタプル23aとの間は非導通状態となり、レセクタプル23aを介する外部からの異常信号の侵入を阻止できる。
増設ブロック3内の下段増設バス制御手段302に含まれる下段増設バスゲート回路601は、内部バス301とレセクタプル(下段側外部導出口)33aとの間の接続経路301aに介在されている。すなわち、内部バス301は、レセクタプル(下段側外部導出口)33aとの接続経路301aとレセクタプル(上段側外部導出口)33bとの接続経路301bとを有するが、下段増設バスゲート回路601は、内部バス301とレセクタプル(下段側外部導出口)33aとの間の接続経路301aに介在される。したがって、この下段増設バスゲート回路601がON状態とされると、内部バス301とレセクタプル33aとの間が導通状態となって、追加される増設ブロックの運転が可能となるのに対して、下段増設バスゲート回路601がOFF状態とされると、内部バス301とレセクタプル33aとの間は非通状態となり、レセクタプル33aを介する外部からの異常信号の侵入を阻止できる。
ベース制御回路103,203,303は、それぞれ、内部レジスタ103a、203a,303aを含んでいる。内部レジスタ103a、203a,303aは同様な構成を有するものであり、例えば、図2に示されるように、複数の個別内部レジスタ1〜nを有している。この例では、第k番目の個別レジスタ内には、第1の記憶領域A1と第2の記憶領域A2とが定義されており、そのうち、第1の記憶領域A1には「下段増設バス制御信号」の状態(ON/OFF、“1”/“0”)が記憶され、第2の記憶領域A2には「下段増設電源状態通知信号」の状態(ON/OFF、“1”/“0”)が記憶される。ベース制御回路103,203,303は、内部レジスタ103a,203a,303aに対するリード・ライト動作を管理する。内部レジスタには、当該ベースユニット上に装着されるI/Oユニットや制御ユニット毎に給電するかどうかの情報などが格納される。CPUユニットは、バスライン101、201、301を介して内部レジスタ103a、203a、303aの内容をリードまたはライトすることができる。
電源状態通知回路204,304は、それぞれ、電源ユニット21、31の状態を監視し、その結果をバスライン206、306を介してCPUユニットへ伝える機能を備えている。
基本ブロック1内の下段増設バス制御手段102は、図8に示される下段増設電源状態通知回路603を含んでいる。また、増設ブロック2、3内の下段増設バス制御手段202、302は、図7に示される下段増設電源状態通知回路602を含んでいる。
図8を用いて基本ブロック1の下段増設バス制御手段102に含まれる下段増設電源状態通知回路603をより詳細に説明する。なお、同図中の構成要素において、図1と同じ構成要素については図1と同じ番号を付してある。下段増設電源状態通知回路603は、接続経路107cを入力とし、出力を下段増設電源状態通知信号105bとするOR回路603aで構成される。この接続経路107cは、基本ブロック1と増設ブロック2がケーブル41で接続された状態において、増設ブロック2の電源状態通知回路204から出力されるバスライン206を入力とするOR回路602b(図7参照)の出力信号ラインと接続される。したがって、基本ブロック1の下段に位置する増設ブロック2の電源ユニット21の状態が基本ブロック1の内部レジスタ103aに格納される。
続いて、図7を用いて増設ブロック2、3の下段増設バス制御手段202、302に含まれる下段増設電源状態通知回路602をより詳細に説明する。なお、同図中の構成要素において、図1と同じ構成要素については図1と同じ番号を付してある。増設ブロック2の下段増設バス制御手段202に含まれる下段増設電源状態通知回路602は、接続経路207cを入力とし、出力を下段増設電源状態通知信号205bとするOR回路602aで構成される。この接続経路207cは、増設ブロック2と増設ブロック3がケーブル42で接続された状態において、増設ブロック3の電源状態通知回路304から出力されるバスライン306を入力とするOR回路602bの出力信号ラインと接続される。したがって、増設ブロック2の下段に位置する増設ブロック3の電源ユニット31の状態が増設ブロック2の内部レジスタ203aに格納される。同様にして、増設ブロック3の内部レジスタ303aには、増設ブロック3の下段に増設された増設ブロックの電源ユニットの状態が格納される。
図5には、下段増設バス制御手段の処理がフローチャートで示されている。下段増設バス制御手段102,202,302には、図5(b)に示されるように、それぞれ下段に位置するブロック(ベース)の電源状態通知回路204,304から送られてくる下段増設電源状態通知信号を受信すると共に(ステップ511)、これをそれぞれ内部レジスタ103a,203a,303aの下段増設電源状態通知信号領域(第2の記憶領域A2)に状態書き込みをする(ステップ512)ようにした第1の機能と、図5(a)に示されるように、内部レジスタ103a,203a,303aの下段増設バス制御信号領域(第1の記憶領域A1)から状態読み出しを行い(ステップ501)、下段増設バス制御信号の状態が"1"にセットされていれば(ステップ502YES)、対応する下段増設バスゲートをONさせるのに対して(ステップ503)、"1"にセットされていなければ(ステップ502NO)、対応する下段増設バスゲートをOFFさせるようにした(ステップ504)、第2の機能とが組み込まれている。
換言すれば、各下段増設バス制御手段102,202,302には、下段側に位置する増設ブロックから到来する下段増設電源状態通知信号の状態を内部レジスタの第2の記憶領域(A2)にライトする第1の機能と、内部レジスタの第1の記憶領域(A1)に記憶された下段増設バス制御信号の状態に応じて下段増設バスゲートをONOFFする第2の機能とが組み込まれているのである。
一方、基本ブロック1に搭載されたCPUユニット12の側には、図4に示されるように、オンラインベース追加(オンラインブロック追加)のための処理が組み込まれている。
すなわち、この処理においては、先ず、その時点で最も下段に位置するブロックのベースユニットの内部レジスタにアクセスすることにより、その内部レジスタの第記憶領域(A)に記憶された下段増設電源状態通知信号の状態をリードする(ステップ401)。
ここで、その時点で最も下段に位置するブロックのベースユニットの内部レジスタにアクセスする手段については、システム起動時におけるアドレス認識結果が利用される。すなわち、この例にあっては、図9に示されるように、各ベースニット10,20,30のそれぞれには、ベース位置指定信号ライン101,20,301と加算器108,208,308とが組み込まれている。そして、各ベースユニット10,20,30がケーブル41,42を介して順に芋蔓式に連結されることで、加算器108,208,308の作用により、各ベースユニット10,20,30には自動的に固有のベース位置(アドレス)が割り付けられる。
一方、システムの起動時にあっては、図10に示されるように、各ベースユニット上に搭載された各ユニット(UNIT)及びベース制御回路103,203,303へとアクセスしつつ(ステップ1001)、そのレスポンスの正常/異常を確認することで(ステップ1002)、該当するアドレスにユニット又はベース制御回路の搭載を認識する処理(ステップ1003)を、全てのユニット及びベース制御回路のそれぞれについて繰り返すことにより(ステップ1004)、アドレス認識結果が得られることとなる。こうして得られたアドレス認識結果に基づいて、前述のその時点で最も下段に位置するブロックのベースユニットの内部レジスタへのアクセスが行われるのである。
図4に戻って、リードされた下段増設電源状態通知信号の状態に基づいて、電源が正常(投入状態)であるか、異常(投入されていない状態)であるかの判定が行われる(ステップ402)。なお、その前提としては、下段増設電源状態通知信号の状態は、システム起動時には“電源異常”に設定されている。
ここで、電源正常と判定されると(ステップ402YES)、そのベースユニットの内部レジスタの第1の記憶領域(A1)には、下段増設バス制御信号のセット状態(“1”)が書き込まれる。すると、前述の下段増設バス制御手段に組み込まれた第2の機能の作用により、その最下段に位置するベースユニットの下段増設バスゲートはOFF状態からON状態へと操作され(ステップ404)、これにより現在最下段に位置するベースユニットの内部バスとこれから追加されようとするベースユニットの内部バスとが導通することなる。なお、その前提としては、システム起動時に下段増設バス制御信号はリセット状態(“0”)とされている。
続いて、追加されるベースユニットから規定の情報が取得され(ステップ405)、その取得された情報に基づいて、そのベースユニットの正常/異常の判定が行われる(ステップ406)。
ここで、追加されるベースユニットが正常であると判定されると(ステップ406YES)、ステップ408へと進んで、追加されるベースユニットの内部レジスタの第1の記憶領域には、下段増設バス制御信号のリセット状態(“0”)が書き込まれる。すると、前述の下段増設バス制御手段に組み込まれた第2の機能の作用により、追加されるベースユニットの下段増設バスゲートはON状態からOFF状態へと操作され、これにより追加されるベースユニットの内部バスと下段側外部導出口との間は非導通となる。これに対して、追加されるベースユニットが異常であると判定されると(ステップ406NO)、その追加は失敗であると認識されて(ステップ407)、最下段ベースの内部レジスタの第1の記憶領域には、下段増設バス制御信号のリセット状態(“0”)が書き込まれる(ステップ409)。すると、前述の下段増設バス制御手段に組み込まれた第2の機能の作用により、その最下段に位置するベースユニットの下段増設バスゲートはON状態からOFF状態へと操作され、これにより現在最下段に位置するベースユニットの内部バスとこれから追加されようとするベースユニットの内部バスとが非導通となる。なお、ステップ402の処理で電源が正常でないと判定されるとベースユニットの追加は失敗であると認識され(ステップ403)、この処理を終了する。このオンラインベース追加のための処理を実行するタイミングとしては、例えば、CPUユニットの繰り返し処理の一部として周期的に実行するように構成することが考えられる。CPUユニットは、電源ON後、初期処理を実行し、その後、共通処理、ユーザプログラム実行処理、I/Oリフレッシュ処理、周辺サービス処理の4つの処理を繰り返し実行することが知られている。例えば、この共通処理の一部として図4で示される処理を実行するように構成することができる。もちろん、ベースユニット増設のために増設ケーブルが装着されたことを検出し、割込み処理にて実行するように構成しても良い。
次に、上述の構成(下段増設バス制御手段の回路構成及び機能、ベース制御回路の内部構成、電源状態通知回路の回路構成及び機能、CPUユニットの処理)を前提として、この実施形態に係るPLC装置の作用を図3のフローチャートを参照して説明する。
同図に示されるように、ユーザは先ず、追加するユニット(I/Oユニット、通信ユニット、特殊機能ユニット等々)を実装したユニットベースを稼働中のシステムに接続する(ステップ301)。すなわち、図1の例であれば、先ず、同図(a)に示されるように、増設ブロック3を用意し、次に、同図(b)に示されるように、増設ブロック2と増設ブロック3とをケーブル42で連結する。このとき、増設ブロック2には上段側レセクタプル23bとは別に、下段側レセクタプル23aが用意されている。
続いて、ユーザは、追加ベースの電源をONする(ステップ302)。すなわち、図1の例であれば、追加ベースである増設ブロック3について、電源スイッチの操作等で電源投入を行う。すると、前述した電源状態通知回路304が作動することにより、所定の信号ライン並びにケーブル42を介して、増設ブロック3から増設ブロック2へと下段ベース電源状態通知信号が送られ、これを受けて、下段増設バス制御手段202に組み込まれた第1の機能の作用により、内部レジスタ203a内の第2の記憶領域(A2)には、下段ベース電源状態通知信号が自動的に書き込まれる。
続いて、先に図4を参照して説明したCPUユニット側の処理(オンラインベース追加処理)が実行される(ステップ303)。すると、CPUユニット12は、内部レジスタ203a内の第2の記憶領域(A2)から下段ベース電源状態通知信号を読み出すと共に、これが“電源正常”であることから、内部レジスタ203a内の第1の記憶領域(A1)に対して、下段増設バス制御信号のセット状態を示す“1”を書き込む。
すると、下段増設バス制御手段202に組み込まれた第2の機能の作用により、下段増設バス制御手段202に組み込まれた下段増設バスゲートはOFF状態からON状態へと操作され、これにより現在最下段に位置するベースユニット20の内部バス201とこれから追加されようとするベースユニット30の内部バス301とが導通して、増設成功となる。なお、予定された成功条件が不成立の場合には、前述したように、増設失敗となる。
すなわち、追加ベースの状態が正常であれば(ステップ304YES)、ベース追加は正常終了して、追加システムでの稼働が継続されるの(ステップ305)に対して、追加ベースの状態が正常でなければ(ステップ304NO)、ベース追加は失敗終了して、追加前の状態に戻る(ステップ306)。
このように、この実施例装置によれば、既存システムを構成する最下段のブロック2の下段側レセプタクル23aから内部バス201に至る経路に介在される下段増設バスゲート601は、追加されるブロック3の電源が投入されない限りOFF状態に維持されるため、コネクタ装着時には追加されるブロック3の電源を断っておくことで、コネクタ装着時に既存システムの内部バスに異常信号が入り込むことを回避できる一方、コネクタ装着後に追加されるブロック3に電源投入することで、下段増設バスゲート601は独りでにON状態とされるから、追加されたブロック3の起動をスムーズに行うことができる。
加えて、この実施形態にあっては、基本ブロック1内にも、下段増設バス制御手段102、ベース制御回路103が内蔵されているため、基本ブロック1に対して増設ブロック2を連結する作業についても、システムの稼働を継続しつつ行うことができる。
なお、以上の実施形態においては、本発明をビルディング・ブロック型のPLCに適用したが、本発明は各ユニット内にバスの一部を内蔵させ、それらのユニットを互いに隣接してコネクタ接続することで、一連の内部バスが出現するようにしたバックプレーンレス型のPLC装置にも適用することができる。
本発明によれば、装置の運転を停止させることなく、ブロック単位(ベースユニット単位)での増設を簡単な操作で実現可能としたPLC装置を提供することができる。
本発明に係るPLC装置の電気的ハードウェア構成図である。 内部レジスタの詳細構成図である。 追加の為のユーザ操作を示すフローチャートである。 オンラインベース追加のためのCPUユニットの処理を示すフローチャートである。 下段増設バス制御手段の処理を示すフローチャートである。 ASICで構成される各回路の概念図(その1)である。 ASICで構成される各回路の概念図(その2)である。 ASICで構成される各回路の概念図(その3)である。 絶対アドレスの割付方法の説明図である。 ユニット/アドレス認識の為のCPUユニットの処理を示すフローチャートである。 従来PLC装置の外観構成図である。 従来PLC装置の電気的ハードウェア構成図である。
1 基本ブロック
2 増設ブロック
3 増設ブロック
10 ベースユニット
10a ユニット装着領域
11 電源ユニット
12 CPUユニット
13 I/Oユニット
14 ブロック間接続ユニット
14a レセプタクル
20 ベースユニット
20a ユニット装着領域
21 電源ユニット
22 I/Oユニット
23 ブロック間接続ユニット
23a レセプタクル
30 ベースユニット
30a ユニット装着領域
31 電源ユニット
32 I/Oユニット
33 ブロック間接続ユニット
33a レセプタクル
41 ケーブル
41a プラグ
41b プラグ
42 ケーブル
42a プラグ
42b プラグ
101 内部バス
101a 接続経路
102 下段増設バス制御手段
103 ベース制御回路
103a 内部レジスタ
201 内部バス
201a 接続経路
201b 接続経路
202 下段増設バス制御手段
203 ベース制御回路
203a 内部レジスタ
204 電源状態通知回路
301 内部バス
301a 接続経路
301b 接続経路
302 下段増設バス制御手段
303 ベース制御回路
303a 内部レジスタ
304 電源状態通知回路
A1 第1の記憶領域
A2 第2の記憶領域
601 下段バスゲート回路
602 下段増設電源状態通知回路
603 下段増設電源状態通知回路

Claims (2)

  1. 基本ブロックと1又は2以上の増設ブロックとを増設ケーブルを介して連設してなるPLC装置であって、
    基本ブロックは、
    CPUユニット及びI/Oユニットを含む複数の制御ユニットと、
    それらの制御ユニット同士を結ぶ内部バスと、
    内部バスを外部へと導出する下段側外部導出口とを含み、
    増設ブロックは、
    I/Oユニットを含む複数の制御ユニットと、
    それら制御ユニット同士を結ぶ内部バスと、
    内部バスを外部へ導出する上段側外部導出口、又は、内部バスを外部へ導出する上段側外部導出口及び下段側外部導出口とを含み、
    基本ブロックの下段側外部導出口と増設ブロックの上段側外部導出口との間、及び上段側に位置する増設ブロックの下段側外部導出口と下段側に位置する増設ブロックの上段側外部導出口との間は、ケーブルを介して結ばれると共に、ケーブルの両端と各外部導出口との間には、着脱可能なコネクタが介在されており、
    各増設ブロックのそれぞれには、
    内部バスと下段側外部導出口との間をON、OFFすることができる下段増設バスゲート回路と、
    下段増設バス制御信号を記憶させるための第1の記憶領域と、下段増設電源状態通知信号を記憶させるための第2の記憶領域とを有すると共に、それらの記憶領域は内部バスを介してリード又はライト可能とされた内部レジスタと、
    電源が投入状態にあるのか、電源が断たれた状態にあるのかを検知して、上段に位置するブロックへと通知されるべき下段増設電源状態通知信号を生成する機能を有する電源状態通知回路と、
    下段側に位置する増設ブロックから到来する下段増設電源状態通知信号を内部レジスタの第2の記憶領域にライトする機能と、
    第2の記憶領域に記憶された下段増設電源状態通知信号をリードし、リードした下段増設電源状態通知信号の状態に基づいて、電源正常と判定されると第1の記憶領域に下段増設バス制御信号をセット状態とし、電源異常と判定されると第1の記憶領域に下段増設バス制御信号をリセット状態とする機能と、
    内部レジスタの第1の記憶領域に記憶された下段増設バス制御信号がセット状態であれば下段増設バスゲートをONとし下段増設バス制御信号がリセット状態であれば下段増設バスゲートをOFFする機能とを有する制御手段と、が設けられており、
    それにより、新たに追加される増設ブロックと基本ブロックに含まれるCPUユニットとが内部レジスタを介して情報のやり取りを行うことで、増設ブロックのオンライン装着を可能としたことを特徴とするPLC装置。
  2. 内部バスと下段側外部導出口との間をON、OFFすることができる下段増設バスゲート回路と、
    下段増設バス制御信号を記憶させるための第1の記憶領域と、下段増設電源状態通知信号を記憶させるための第2の記憶領域とを有すると共に、それらの記憶領域は内部バスを介してリード又はライト可能とされた内部レジスタと、
    下段側に位置する増設ブロックから到来する下段増設電源状態通知信号を内部レジスタの第2の記憶領域にライトする機能と、
    第2の記憶領域に記憶された下段増設電源状態通知信号をリードし、リードした下段増設電源状態通知信号の状態に基づいて、電源正常と判定されると第1の記憶領域に下段増設バス制御信号をセット状態とし、電源異常と判定されると第1の記憶領域に下段増設バス制御信号をリセット状態とする機能と、
    内部レジスタの第1の記憶領域に記憶された下段増設バス制御信号がセット状態であれば下段増設バスゲートをONとし下段増設バス制御信号がリセット状態であれば下段増設バスゲートをOFFする機能とを有する制御手段と、が基本ブロックにも設けられてる、ことを特徴とする請求項1に記載のPLC装置。
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