JP2001084064A - コンピュータシステム及びコンピュータの拡張装置 - Google Patents

コンピュータシステム及びコンピュータの拡張装置

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JP2001084064A
JP2001084064A JP26232399A JP26232399A JP2001084064A JP 2001084064 A JP2001084064 A JP 2001084064A JP 26232399 A JP26232399 A JP 26232399A JP 26232399 A JP26232399 A JP 26232399A JP 2001084064 A JP2001084064 A JP 2001084064A
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power supply
main body
expansion device
expansion
computer main
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JP26232399A
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English (en)
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Shingo Sonoda
信吾 園田
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、所望する任意の機能拡張が無駄のな
い経済的に有利な拡張装置構成で構築できるとともに、
パーソナルコンピュータ本体の機能を十分に活用した、
使い勝手の良い、高機能化、高性能化システムが容易に
構築できるコンピュータシステム、及びコンピュータの
拡張装置を提供することを課題とする。 【解決手段】CPU101は拡張コントローラ(EC)
103を介してドッキングベース20と接続されたこと
を認識すると、BIOS−ROM102に格納された拡
張電源制御のためのBIOS処理ルーチン(RT)に従
う電源投入シーケンスを実行する。拡張電源制御回路
(G2)205は、上記拡張電源確認信号(PCON
F)と拡張電源制御信号(EBPON)とが有効となる
ことにより、拡張ボックス30の電源装置301にオン
/オフ制御信号(EBPO)を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能拡張装置を着
脱可能に設けてなるコンピュータシステム、及びコンピ
ュータの拡張機器に関する。
【0002】更に本発明はドッキングステーションのハ
ードウェアによる電源投入シーケンス機能をもつコンピ
ュータの拡張機器に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータの機能拡
張に適用されるドッキング構成としては、パーソナルコ
ンピュータ本体とドッキングベースとでなる2つの装置
構成によるものが主流であり、ドッキングベースに拡張
ボックスを着脱可能にした構成に於いても電源制御を必
要としないパススルーの信号を扱う構成であった。
【0004】このように、従来では、ドッキングベース
に拡張ボックスを着脱可能にした構成に於いて、拡張ボ
ックス側に電源回路が存在しないことから、電源シーケ
ンス等について何ら考慮する必要がなく、従って装置構
成は簡素であるが、機能拡張の面に於いては、ドッキン
グベースに拡張ボックスを付けて使用する場合であって
もドッキングベースのみを用いた場合と大差はなく、拡
張ボックスを選択的に用いた、システムの高機能化、高
性能化を図る上で、その要求に十分応えることができな
いという問題がある。特に近年では、パーソナルコンピ
ュータ本体の処理能力が著しく向上し、また、これに伴
い各種の拡張デバイスも出現しているが、上記したよう
に、従来ではドッキングベースに拡張ボックスを着脱可
能にした構成に於いても、ドッキングベースのみを用い
た場合に比べ機能拡張の面で大差はなく、パーソナルコ
ンピュータ本体の機能を十分に活用した所望の高機能
化、高性能化システムを構築する上で、その要求に十分
応えることができないという問題が生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、ドッキングベースに拡張ボックスを着脱可能にし
た構成に於いて、拡張ボックス側に電源回路が存在しな
いことから、電源シーケンス等について何ら考慮する必
要がなく、装置構成は簡素であるが、機能拡張の面では
ドッキングベースに拡張ボックスを付けて使用する場合
であってもドッキングベースのみを用いた場合と大差は
なく、従ってパーソナルコンピュータ本体の機能を十分
に活用した所望の高機能化、高性能化システムを構築す
る上で、その要求に十分応えることができないという問
題が生じていた。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
所望する任意の機能拡張が無駄のない経済的に有利な拡
張装置構成で構築できるとともに、パーソナルコンピュ
ータ本体の機能を十分に活用した、使い勝手の良い、高
機能化、高性能化システムが容易に構築できるコンピュ
ータシステム、及びコンピュータの拡張装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】また、本発明は、コンピュータ本体と接続
されることによりコンピュータ本体の機能を拡張するド
ッキングベースに相当する第1の拡張装置、及び当該第
1の拡張装置に接続されてコンピュータ本体の機能を更
に拡張する電源装置を備えた拡張ボックスに相当する第
2の拡張装置をそれぞれ拡張機器とするコンピュータシ
ステムに於いて、上記第2の拡張装置を接続した第1の
拡張装置にコンピュータ本体を接続する際の上記各拡張
装置の電源投入シーケンスを簡単なBIOS及びハード
ウェア制御で実現できるコンピュータシステム、及びコ
ンピュータの拡張装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、コンピュータ本体と接続
されることによりコンピュータ本体の機能を拡張するド
ッキングベースに相当する第1の拡張装置、及び当該第
1の拡張装置に接続されてコンピュータ本体の機能を更
に拡張する電源装置を備えた拡張ボックスに相当する第
2の拡張装置をそれぞれ拡張機器とするコンピュータシ
ステムに於いて、上記各拡張装置の着脱作業を容易かつ
迅速に、しかも安全かつ確実に行うことのできるコンピ
ュータシステム、及びコンピュータの拡張装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
本体と接続されることによりコンピュータ本体の機能を
拡張するドッキングベースに相当する第1の拡張装置、
及び当該第1の拡張装置に接続されてコンピュータ本体
の機能を更に拡張する電源装置を備えた拡張ボックスに
相当する第2の拡張装置をそれぞれ拡張機器とするコン
ピュータシステムに於いて、上記第2の拡張装置を接続
した第1の拡張装置にコンピュータ本体を接続する際の
上記各拡張装置の電源投入シーケンスを簡単なBIOS
とハードウェア制御との組み合わせにより実現したこと
を特徴とする。
【0010】また、本発明は、上記コンピュータシステ
ムに於いて、上記拡張装置の着脱検知及びこれに伴うイ
ベント発生の通知機能をもつことにより、コンピュータ
本体と上記各拡張装置とのホットドッキング・ホットア
ンドッキング、ワームドッキング・ワームアンドッキン
グを可能にしたことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、上記コンピュータシステ
ムに於いて、上記第1の拡張装置に、上記第2の拡張装
置に設けらけれた電源装置の電源オン/オフ制御及び電
源状態検知機能を実現するハードウェア回路をもつこと
で、上記拡張装置間に於けるコールドドッキング・コー
ルドアンドッキング以外の各ドッキングに於いても第2
の拡張装置が認識されないだけで、コンピュータ本体及
び第1の拡張装置の動作には影響を及ぼさず、かつ、電
気的に安全にアンドッキングできる構成としたことを特
徴とする。
【0012】また、本発明は、上記コンピュータシステ
ムに於いて、コンピュータ本体の制御の下に上記第1の
拡張装置が上記第2の拡張装置に設けられた電源装置を
オン/オフ制御する制御手段、及び前記状態信号を入力
し監視して当該状態信号が異常を示したとき前記第2の
拡張装置に設けられた電源装置を強制的にオフする制御
手段を有して、第2の拡張装置が接続された第1の拡張
装置がコンピュータ本体にドッキングされた状態で、第
1のまたは第2の拡張装置の電源回路に、操作上または
回路上の異常が生じた際に、それらの異常を検知し、ハ
ードウェア制御で速やかに電源をオフすることのでき
る、安全性の高いドッキング・アンドッキング機構を実
現したことを特徴とする。
【0013】また、本発明は、上記コンピュータシステ
ムに於いて、上記各拡張装置に、それぞれ固有のID情
報を記憶した、例えばEEPROMで構成されたID情
報記憶手段を有し、コンピュータ本体が、例えばI
バス等のシリアルバス経由で前記ID情報記憶手段に記
憶されたID情報を読み取り、正規の拡張装置が接続さ
れているか否かを判断することのできる構成として、安
全性の高い機能拡張機構を実現し、かつセキュリティ機
能を容易に付加することができるようにしたことを特徴
とする。
【0014】また、本発明は、上記コンピュータシステ
ムに於いて、上記各拡張装置に、コンピュータ本体が非
接続時でも内部の動作電源により、コンピュータ本体か
らの設定情報を記憶しておくことが可能なI/Oエキス
パンダ(汎用ポート)を有して、コンピュータ本体が非
接続となっても、それ以前の設定状態を保持すること
で、コンピュータ本体が非接続時でも上記各拡張装置の
電源回路制御状態を保持することを可能にし、これによ
り、例えばLANあるいはPCIカードのWOL(Wa
ke ON Lan)機能を有効にした場合に、コンピ
ュータ本体を非接続(アンドック)しても、それ以前の
設定状態を継続して保持でき、従って再度接続したとき
に、WOLをイネーブルにし直す必要がない、使い勝手
のよいシステムを実現したことを特徴とする。
【0015】また、本発明は、上記コンピュータシステ
ムに於いて、上記各拡張装置に、シリアルPCIバスの
接続手段を有して、当該シリアルPCIバスの接続を上
記第2の拡張装置に設けられた電源装置の状態信号をも
とに接続/切離制御することにより、コンピュータ本体
と第1の拡張装置との間に於ける、例えばPCIバスの
バスインタフェース、及び第1の拡張装置と第2の拡張
装置との間に於ける同様のバスインタフェースをコンピ
ュータ本体の動作に影響を及ぼすことなく、接続/切離
制御できるようにしたことを特徴とする。
【0016】上記したような機能をもつことにより、コ
ンピュータ本体と接続されることによりコンピュータ本
体の機能を拡張するドッキングベースに相当する第1の
拡張装置、及び当該第1の拡張装置に接続されてコンピ
ュータ本体の機能を更に拡張する電源装置を備えた拡張
ボックスに相当する第2の拡張装置をそれぞれ拡張機器
とするコンピュータシステムに於いて、所望する任意の
機能拡張が無駄のない経済的に有利な拡張装置構成で構
築できるとともに、パーソナルコンピュータ本体の機能
を十分に活用した、使い勝手の良い、高機能化、高性能
化システムが容易に構築できる。また、上記第2の拡張
装置を接続した第1の拡張装置にコンピュータ本体を接
続する際の上記各拡張装置の電源投入シーケンスを簡単
なBIOS及びハードウェア制御で実現できる。更に、
上記各拡張装置の着脱作業を容易かつ迅速に、しかも安
全かつ確実に行うことができ、使い勝手のよいシステム
が構築できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。
【0018】図1及び図5はそれぞれ本発明の実施形態
に於ける要部の構成を示すブロック図である。
【0019】図中、10はドッキングベースに接続する
ための拡張用のコネクタ(CN)を有してなるパーソナ
ルコンピュータ本体(PC本体)である。20はパーソ
ナルコンピュータ本体10の拡張用コネクタ(CN)に
接続されるドッキングベースであり、拡張ボックス接続
用のケーブル接続コネクタを有してなる。30はドッキ
ングベース20にコネクタ付ケーブル(CB)を用いて
接続される拡張ボックスであり、後述する電源装置を内
蔵する。
【0020】1A,2A,3A、及び、101乃至11
0はそれぞれパーソナルコンピュータ本体10の構成要
素をなすもので、1AはPCIバス、2AはI2Cバ
ス、3AはISAバスである。
【0021】101はシステム全体の制御を司るCPU
であり、ここではドッキングベース20の接続確認に伴
い、BIOS−ROM102に格納された拡張電源制御
のためのBIOS処理ルーチン(RT)に従う図2に示
すような電源投入シーケンスを含むシステム電源の制御
処理を実行する。
【0022】102はCPU101が実行する各種の制
御プログラムが格納されたBIOS−ROMであり、こ
こでは図2に示すような電源投入シーケンスを実現する
拡張装置電源制御のためのBIOS処理ルーチン(R
T)が格納され、ISAバス3A、ISA−PCIバス
ブリッジ(ISA−PCI BRIDGE)107、P
CIバス1A、PCIバスブリッジ(PCI BRID
GE)108等を介してCPU101に読み込まれる。
【0023】103はドッキングベース20及び拡張ボ
ックス30の電源制御を含む拡張制御を行う拡張コント
ローラ(EC)であり、CPU101の制御の下に、I
2Cバス2Aを介し、ドッキングベース20、及び拡張
ボックス30との間で後述する各種信号を授受する。
【0024】104は図示しないACアダプタより出力
されるDC電源(直流電源)を入力するDC電源入力部
(DC−IN)、105は内蔵二次電池(BATT)で
あり、それぞれ図示しない電源スイッチを介して電源供
給ライン(DL)に直流電源を出力する。
【0025】106は上記電源供給ライン(DL)上の
直流電源から、動作用Vcc電源、拡張用電源(L5
V)、及びバックアップ用電源(B5V)を生成するD
C/DCコンバータであり、拡張コントローラ(EC)
103から出力される拡張電源供給制御信号(DOCV
ON)に従い拡張用電源(L5V)を出力制御する。
【0026】107はPCIバス1AとISAバス3A
とを接続するISA−PCIバスブリッジ(ISA−P
CI BRIDGE)、108はPCIバス1AとCP
U101(CPUバス)とを接続するPCIバスブリッ
ジ(PCI BRIDGE)である。
【0027】109は電源スイッチのオン/オフに関係
なく常時供給される電源(S5V)により駆動されるI
O制御回路(IO−CONT)であり、ここでは拡張用
コネクタ(CN)を介して入力された着脱検知信号(E
JC)、及び接続検知信号(DOCT1,DOCT2)
等によりドッキングベース20の着脱状態を監視し、そ
の着脱状態に従うイベント発生を拡張コントローラ(E
C)103に通知する。
【0028】110はドッキングベース20に接続され
るPCIバス1Aに設けられたバススイッチ(Q−S
W)であり、ドッキングベース20の電源確認信号(P
CONF)等により生成される図示しない回路からの制
御信号を受けて、PCIバス1A,1Bの接続/切離を
行う。
【0029】1B,2B、及び、201乃至214はそ
れぞれドッキングベース20の構成要素をなすもので、
1BはPCIバス、2BはI2Cバスである。201は
図示しないACアダプタより出力されるDC電源(直流
電源)を入力するDC電源入力部(DC−IN)、20
2は後述するI/Oエキスパンダ(GPIO)203か
ら出力される拡張電源制御信号(LAUXON)に従い
上記DC電源入力部(DC−IN)201より出力され
る直流電源から、内部の拡張用動作電源(LAUX3
V)を生成するDC/DCコンバータである。
【0030】203はI2Cバス2Bに接続されたI/
Oエキスパンダ(GPIO)であり、上記DC電源入力
部(DC−IN)201より出力される直流電源もとに
生成された内部電源(LS5V)により、パーソナルコ
ンピュータ本体10が非接続となっても設定情報を保持
する汎用ポートである。
【0031】204は拡張電源制御回路(G1)であ
り、パーソナルコンピュータ本体10に設けられた拡張
コントローラ(EC)103から出力される拡張電源制
御信号(DOCPWN)に従い、DC/DCコンバータ
202より出力される内部の拡張用電源(LAUX3
V)から拡張用動作電源(L3V)を生成するととも
に、その内部電源の供給状態を拡張電源確認信号(PC
ONF)としてパーソナルコンピュータ本体10の拡張
コントローラ(EC)103に返す。
【0032】205は拡張電源制御回路(G2)であ
り、I/Oエキスパンダ(GPIO)203から出力さ
れる拡張電源制御信号(EBPON)、及び制御回路2
04から出力される拡張電源確認信号(PCONF)等
に従い、拡張ボックス30に設けられた電源装置301
のオン/オフ制御信号(EBPO)を生成するととも
に、上記電源装置301より出力される、電源が正常に
供給されているか否かを示す給電状態信号(EPCN
F)をもとに上記電源装置301のオン/オフ制御信号
(EBPO)を出力制御する。
【0033】206はパーソナルコンピュータ本体10
に設けられたPCIバス1A、及びドッキングベース2
0に設けられたPCIバス1Bをコネクタ付ケーブル
(CB)を介して拡張ボックス30に設けられたPCI
バスにバス接続するためのシリアルPCIバスブリッジ
(PCI BRIDGE)であり、拡張ボックス30に
設けられた電源装置301より送出される給電状態信号
(EPCNF)により接続/切離制御され、拡張ボック
ス30に設けられたシリアルPCIバスブリッジ(PC
I BRIDGE)303との間でPCIシリアルバス
PCIバス1B(S),1C(S)を介してバス接続を
行う。
【0034】207はドッキングベース20に設けられ
たI2Cバス2Bと拡張ボックス30に設けられたI2
Cバス2Cとを拡張ボックス30に設けられた電源装置
301より送出される給電状態信号(EPCNF)によ
り接続/切離制御するバススイッチ(Q−SW)であ
る。
【0035】208はLANコントローラ(LAN−C
ONT)、209はUSB機器接続部(USB−HU
B)、210はドッキングベース20とパーソナルコン
ピュータ本体10との着脱に伴いオン/オフされるイジ
ェクトスイッチ(Eject−SW)である。このイジ
ェクトスイッチ(Eject−SW)210より得られ
る着脱検知信号(EJC)は、コネクタ接続検知信号
(DOCT1,DOCT2)とともにパーソナルコンピ
ュータ本体10のIO制御回路(ID−CONT)10
9に入力される。
【0036】211はI2Cバス2A,2Bを介してパ
ーソナルコンピュータ本体10のCPU101よりアク
セスされる、ドッキングベース20に固有のID情報が
格納されたEEP−ROMである。
【0037】212はLANコネクタ(LAN−C
N)、213はLANコントローラ(LAN−CON
T)208のEEP−ROM、214はLANコントロ
ーラ(LAN−CONT)208のバススイッチ(Q−
SW)である。
【0038】1C,2C、及び、301乃至311はそ
れぞれ拡張ボックス30の構成要素をなすもので、1C
はPCIバス、2CはI2Cバスである。301は拡張
ボックス30の内蔵電源ユニットとなる電源装置(PO
WER SUPPLY)であり、ドッキングベース20
より入力されたオン/オフ制御信号(EBPO)により
オン/オフ制御されて、内部の回路モジュール及び拡張
機器に動作用電源(E12VP,E12VM,E5V
等)を供給し、かつ当該給電が正常に行われているか否
かを示す給電状態信号(EPCNF)を出力する。
【0039】302はI2Cバス2Cに接続されたI/
Oエキスパンダ(GPIO)であり、上記電源装置30
1より出力される動作用電源(E5V,E3V)によ
り、パーソナルコンピュータ本体10が非接続となって
も設定情報を保持する汎用ポートである。
【0040】303はI/Oエキスパンダ(GPIO)
302から出力される、電源がすべて立ち上がったこと
を示す信号を受けて、ドッキングベース20に設けられ
たシリアルPCIバスブリッジ(PCI BRIDG
E)206との間でPCIシリアルバスPCIバス1B
(S),1C(S)を介してバス接続を行うシリアルP
CIバスブリッジ(PCI BRIDGE)である。
【0041】304はIDEスロット(IDE−SLO
T1,IDE−SLOT2)305,306に実装され
たデバイスを制御するIDEコントローラ(IDE−C
ONT)、307,308はPCIデバイスが実装され
るPCIスロット(PCI−SLOT1,PCI−SL
OT2)である。
【0042】311はI2Cバス2A,2B,2Cを介
してパーソナルコンピュータ本体10のCPU101よ
りアクセスされる、拡張ボックス30に固有のID情報
が格納されたEEP−ROMである。
【0043】図2は上記BIOS−ROM102に格納
された拡張電源制御のためのBIOS処理ルーチン(R
T)に従う電源投入シーケンスを示すフローチャートで
ある。
【0044】図3、及び図4はそれぞれ上記実施形態に
於ける動作を説明するための各ステータスでのドッキン
グ状態を示す図である。
【0045】ここで上記各図を参照して本発明の実施形
態に於ける動作を説明する。
【0046】先ず図1及び図2を参照して本発明の第1
実施形態に於ける動作を説明する。
【0047】この第1実施形態は、拡張ボックス30を
接続したドッキングベース20にパーソナルコンピュー
タ本体10がドッキングされるときに、ドッキングベー
ス20の電源投入シーケンスを必要最小限のBIOS動
作で実現する。
【0048】パーソナルコンピュータ本体10は拡張装
置の電源制御を行う拡張コントローラ(EC)103を
有する。CPU101はISAバス3Aを介して拡張コ
ントローラ(EC)103 をBIOS制御することが
できる。具体的には、図2に示すBIOS動作のみでド
ッキングベース20及び拡張ボックス30の電源がすべ
てオン制御される。この電源制御は実際には確認動作等
の途中で行なうが、ここでは上記電源制御のための主要
動作のみについて示す。
【0049】パーソナルコンピュータ本体10がドッキ
ングベース20に接続されると、その接続状態がIO制
御回路(ID−CONT)109により検知され、その
着脱状態に従うイベント発生が拡張コントローラ(E
C)103に通知される。
【0050】CPU101は拡張コントローラ(EC)
103を介してドッキングベース20と接続されたこと
を認識すると、BIOS−ROM102に格納された拡
張電源制御のためのBIOS処理ルーチン(RT)に従
い図2に示すような電源投入シーケンスを実行する。
【0051】この処理は、先ず、拡張電源供給制御信号
(DOCVON)を有効(例えば高レベル)にし、当該
拡張電源供給制御信号(DOCVON)によりDC/D
Cコンバータ106を起動して、DC/DCコンバータ
106より出力された拡張用電源(L5V)をドッキン
グベース20に供給する(図2ステップS1)。
【0052】次に、ドッキングベース20のDC電源入
力部(DC−IN)201にDC電源が供給されている
か否かを判断し(図2ステップS2)、DC電源が供給
されていなければ、以降の処理を行わず、この電源投入
シーケンスを終了する。
【0053】また、DC電源が供給されている際は、ド
ッキングベース20のI/Oエキスパンダ(GPIO)
203を介して拡張電源制御信号(EBPON)及び拡
張電源制御信号(LAUXON)を有効にし、拡張電源
制御信号(LAUXON)によりDC/DCコンバータ
202を起動して、拡張用電源(LAUX3V)を出力
制御する(図2ステップS3)。
【0054】この拡張用電源(LAUX3V)が出力さ
れると、拡張電源確認信号(PCONF)が有効とな
り、この状態が拡張電源制御回路(G2)205に通知
されるとともにパーソナルコンピュータ本体10の拡張
コントローラ(EC)103に通知される。
【0055】拡張電源制御回路(G2)205は、上記
拡張電源確認信号(PCONF)と拡張電源制御信号
(EBPON)とが有効となることにより、拡張ボック
ス30の電源装置301にオン/オフ制御信号(EBP
O)を出力する。
【0056】一方、上記拡張電源確認信号(PCON
F)がパーソナルコンピュータ本体10の拡張コントロ
ーラ(EC)103に入力されることにより、拡張コン
トローラ(EC)103を介して拡張電源制御信号(D
OCPWN)が出力され、当該拡張電源制御信号(DO
CPWN)により、拡張電源制御回路(G2)205を
介して拡張用電源(LAUX3V)から拡張用動作電源
(L3V)が生成される(図2ステップS4)。
【0057】拡張ボックス30の内蔵電源装置301
は、上記電源装置301のオン/オフ制御信号(EBP
O)を受けると、動作用電源(E12VP,E12V
M,E5V等)を生成し、当該電源を内部の回路モジュ
ール及び拡張機器に供給する。更に当該給電が正常に行
われることによって、その旨を示す例えば高レベルの給
電状態信号(EPCNF)を出力する。
【0058】上記高レベルの給電状態信号(EPCN
F)により、ドッキングベース20に設けられたシリア
ルPCIバスブリッジ(PCI BRIDGE)20
6、及びバススイッチ(Q−SW)207がそれぞれバ
ス接続を行い、これによりPCIバス1B,1Cがシリ
アルPCIバスブリッジ(PCI BRIDGE)20
6,302を介してバス接続されるとともに、I2Cバ
ス2B,2CがLANコントローラ(LAN−CON
T)208を介してバス接続される。
【0059】上記したような拡張電源制御により、簡単
な必要最小限のBIOS制御により、拡張ボックス30
を接続したドッキングベース20に、パーソナルコンピ
ュータ本体10接続することにより、ドッキングベース
20及び拡張ボックス30の電源オンシーケンスが速や
かに、かつ安全に実行される。また、純粋なハードウェ
ア以外に、この必要最小限のBIOSが関与することに
より、OSやドライバ、ユーティリティ等へのドッキン
グ時の通知が容易に行える。更に上記した電源オンシー
ケンスを行なうBIOS及びハードウェアを付加したこ
とにより、ハードウェアによる安全機構を備えた拡張ボ
ックス30の電源制御が実現でき、これによりドッキン
グ時のインタフェース制御を他に影響を及ぼすことなく
円滑に行なうことができるから、拡張ボックス30の使
用が容易となる。
【0060】次に、図1を参照して本発明の第2実施形
態に於ける動作を説明する。
【0061】この第2実施形態は、拡張ボックス30を
接続したドッキングベース20に、パーソナルコンピュ
ータ本体10が接続された際に、その接続状態を検知す
る信号およびこの信号の状態を観測して、状態に従うイ
ベント発生を拡張コントローラ(EC)103に通知す
る回路(IC)を具備して、拡張ボックス30を接続し
たドッキングベース20とパーソナルコンピュータ本体
10との、ホットドッキング・ホットアンドッキング、
ワームドッキング・ワームアンドッキングを可能として
いる。
【0062】パーソナルコンピュータ本体10に設けら
れたIO制御回路(ID−CONT)109は、拡張用
コネクタ(CN)を介して入力された着脱検知信号(E
JC)、及び接続検知信号(DOCT1,DOCT2)
等によりドッキングベース20の着脱状態を監視し、そ
の着脱状態に従うイベント発生を拡張コントローラ(E
C)103に通知する。
【0063】上記接続検知信号(DOCT1,DOCT
2)により、パーソナルコンピュータ本体10がACP
I仕様によるシステムデータ定義によるステータスS0
の状態のときでも、ステータスS3あるいはステータス
S4状態のときでも、接続(ドッキング)されたという
イベントは拡張コントローラ(EC)103に伝えるこ
とができる。よってホットドッキング、ワームドッキン
グが可能である。
【0064】ドッキングベース20はイジェクトスイッ
チ(Eject−SW)210を有する。このイジェク
トスイッチ(Eject−SW)210の状態変化も上
記IO制御回路(ID−CONT)109により確認す
ることができ、同様に拡張コントローラ(EC)103
に通知される。このイジェクトスイッチ(Eject−
SW)210はシステムS0時に有効で、イジェクトス
イッチ(Eject−SW)210のスイッチオンによ
り、OSに対してイジェクトを要求することができる。
これはOSによるアンドック要求と同等である。また、
システムS3、システムS4時のアンドックは先に述べ
た接続検知信号(DOCT1,DOCT2)により拡張
コントローラ(EC)103に通知される。
【0065】システムS0時は上記したイジェクト要求
により、OSが必要な動作を正常に終了させてからイジ
ェクト可能であるという通知を(画面を通して)発行す
るので、その後、アンドックすれば問題はない。システ
ムS3、システムS4時はパーソナルコンピュータ本体
10とドッキングベース20との間で、通信は行われて
いない(AOL(Alert ON Lan)関係を除
く)ので、接続変化(脱着)の状態さえ拡張コントロー
ラ(EC)103に伝えることができれば問題ない。以
上により、ホットアンドッキング、ワームアンドッキン
グが可能となる。
【0066】上記したように、ドッキングベース20に
イジェクトスイッチ(Eject−SW)210を有
し、パーソナルコンピュータ本体10に、電源スイッチ
のオン/オフに関係なく常時供給される電源(S5V)
により駆動され、拡張用コネクタ(CN)を介して入力
された着脱検知信号(EJC)、及び接続検知信号(D
OCT1,DOCT2)等によりドッキングベース20
の着脱状態を監視し、その着脱状態に従うイベント発生
を拡張コントローラ(EC)103に通知するIO制御
回路(ID−CONT)109を設けたことにより、拡
張ボックス30を接続したドッキングベース20とパー
ソナルコンピュータ本体10との接続状態が、システム
のどの状態でもBIOSにハードウェアで通知されるの
で、ホットドッキング・ホットアンッキング、ワームド
ッキング・ワームアンッキングが可能になる。
【0067】次に図1と図3及び図4を参照して本発明
の第3実施形態に於ける動作を説明する。
【0068】この第3実施形態は、ドッキングベース2
0と拡張ボックス30とに、それぞれパーソナルコンピ
ュータ本体10の接続有無に関係なく内部の電源供給源
により直接駆動されて、パーソナルコンピュータ本体1
0か非接続の状態でも、設定状態を保持するI/Oエキ
スパンダ(GPIO)203,302を具備して、拡張
ボックス30はドッキングベース20とコールドドッキ
ング、コールドアンドッキングのみ可能であるが、他の
状態でドッキングを行なっても拡張ボックス30が認識
されないだけで、パーソナルコンピュータ本体10およ
びドッキングベース20の動作には影響を及ぼさず、ま
た他の状態からアンドッキングする場合は、パーソナル
コンピュータ本体10から拡張側デバイスへのアクセス
中にはロックする可能性があるが電気的には安全にアン
ドッキング可能なシステムを実現している。
【0069】ここで拡張ボックス30をドッキングした
ときについて簡単に述べる。
【0070】拡張ボックス30を認識させるためには、
拡張ボックス30の内蔵電源ユニットとなる電源装置
(POWER SUPPLY)301をオン制御しなけ
ればならない。そのためには、電源装置301のオン/
オフ制御信号(EBPO)をアクティブにする必要があ
り、これを制御できるのが、ドッキングベース20に設
けられたI/Oエキスパンダ(GPIO)203より出
力される拡張電源制御信号(EBPON)である。この
信号に注目して、パーソナルコンピュータ本体10の各
ステータスでの拡張ボックスドッキングに関してまとめ
ると図3に示すようになる。
【0071】次に、拡張ボックス30をアンドッキング
したときについて簡単に述べる。
【0072】拡張ボックス30が外されると、電源装置
301のオン/オフ制御信号(EBPO)は自動的に無
効(低レベル)になるため、拡張ボックス30の内蔵電
源ユニットとなる電源装置301はオフ制御される。
【0073】電源装置301にACコードを介してAC
電源が供給されている際は、電源装置301のオン/オ
フ状態に拘わらず拡張用電源(EAUX5V)が出力さ
れ、この電源がI/Oエキスパンダ(GPIO)302
に供給されている。ここでパーソナルコンピュータ本体
10とドッキングベース20と拡張ボックス30とが接
続されている状態下に於いて、各ステータス時に拡張ボ
ックス30を外した場合についてまとめると図4に示す
ようになる。
【0074】上記したように、ドッキングベース20と
拡張ボックス30とに、それぞれパーソナルコンピュー
タ本体10か非接続の状態でも設定状態を保持するI/
Oエキスパンダ(GPIO)203,302をもつこと
で、拡張ボックス30はドッキングベース20とコール
ドドッキング、コールドアンドッキングのみ可能である
が、他の状態でドッキングを行なっても拡張ボックス3
0が認識されないだけで、パーソナルコンピュータ本体
10およびドッキングベース20の動作には影響を及ぼ
さず、また他の状態からアンドッキングする場合は、パ
ーソナルコンピュータ本体10から拡張側デバイスへの
アクセス中にはロックする可能性があるが電気的には安
全にアンドッキング可能な使い勝手のよいシステムが実
現できる。
【0075】次に図1を参照して本発明の第4実施形態
に於ける動作を説明する。
【0076】この第4実施形態は、拡張側に於いて電源
異常状態を自動的に検知し対応する回路を設けた構成と
して、拡張ボックス30を接続したドッキングベース2
0がパーソナルコンピュータ本体10にドッキングされ
た状態で、ドッキングベース20あるいは拡張ボックス
30の電源回路に操作上又はハードウェア上の異常が生
じた場合に、それを検知し、速やかにハードウェアによ
って電源を強制オフすることが可能である。
【0077】具体的にそれぞれの電源がどのように制御
されるかを以下に示す。
【0078】ドッキングベース20の拡張用電源(LA
UX3V)、及び拡張用動作電源(L3V)に於いて、
拡張用動作電源(L3V)の電源状態は、拡張電源確認
信号(PCONF)をパーソナルコンピュータ本体10
の拡張コントローラ(EC)103で観測することによ
り認識できる。拡張電源確認信号(PCONF)がイリ
ーガルに無効化(低レベル)となった場合は、パーソナ
ルコンピュータ本体10からの制御でI/Oエキスパン
ダ(GPIO)203を介し拡張電源制御信号(LAU
XON)を無効(低レベル)にすることで、拡張用電源
(LAUX3V)、及び拡張用動作電源(L3V)をオ
フすることが可能である。
【0079】拡張用電源(L5V)の電源状態は、当該
電源がパーソナルコンピュータ本体10内のVcc電源
ラインに接続されているので、当該電源の異常時は、パ
ーソナルコンピュータ本体10のVccと扱いが同じに
なり、図示しないパーソナルコンピュータ本体10の既
存の電源監視機能により認識される。
【0080】拡張ボックス30内の各電源(EAUX5
V,E12VP,E12VM,E5V等)の状態は、拡
張ボックス30の内蔵電源ユニットとなる電源装置30
1から出力される給電状態信号(EPCNF)により認
識できる。上記各電源のいずれかに異常が生じると給電
状態信号(EPCNF)が無効(低レベル)となり、こ
の信号状態から上記各電源の状態を認識できる。また、
本発明の実施形態では、上記給電状態信号(EPCN
F)が無効(低レベル)になると、当該信号により拡張
電源制御回路(G2)205が電源装置301のオン/
オフ制御信号(EBPO)を無効(低レベル)にして、
拡張ボックス30を電源遮断状態とする。
【0081】このように、拡張側電源の検知回路を有す
ることにより、電源異常状態が生じても、システム及び
ユーザに危害を加えることなく速やかに電源をオフする
ことが可能である。尚、この電源異常状態に至る理由に
は2通りあり、ユーザが何も行なうことなく回路異常だ
けで異常に至ることもあれば、ユーザが無意識のうち
に、仕様上許されない状態でのACコードの着脱や、各
種拡張機器の脱着等により結果的に電源異常に至ること
もある。これらのすべての異常に対してシステム保護効
果をもつ。
【0082】次に図5を参照して本発明の第5実施形態
に於ける動作を説明する。
【0083】この第5実施形態は、ドッキングベース2
0と拡張ボックス30との各I2Cバス2B,2C上に
それぞれ機器に固有のID情報を格納しているEEP−
ROM211,311を設けて、CPU101が拡張コ
ントローラ(EC)103、及びI2Cバス2A,2
B,2Cを介してアクセスすることができる構成とし、
パーソナルコンピュータ本体10がサポートしない、拡
張機器(ドッキングベース20、拡張ボックス30)が
接続された際にこれを検知し、誤った機器使用を防止し
て、安全性の高い運用を可能にしている。
【0084】ドッキングベース20のI2Cバス2Bに
はドッキングベース20に固有のID情報が格納された
EEP−ROM211が接続され、拡張ボックス30の
I2Cバス2Cには拡張ボックス30に固有のID情報
が格納されたEEP−ROM311が接続される。
【0085】ドッキングベース20に設けられたEEP
−ROM211は、パーソナルコンピュータ本体10か
ら供給される、電源スイッチのオン/オフに関係なく常
時供給される電源(S5V)により駆動され、パーソナ
ルコンピュータ本体10と接続後、ドッキングベース2
0のドッキングベースの電源(S5V)さえ安定すれ
ば、パーソナルコンピュータ本体10の拡張コントロー
ラ(EC)103から、このEEP−ROM211をア
クセスすることができる。即ち、上記第1実施形態で述
べた電源投入ケンスに入る前に、EEP−ROM211
の内容を確認をすることができる。この際、サポートし
ていないドッキングベースである場合には、BIOS制
御によりドッキングベースへの電源供給を禁止し電源オ
ン制御を行なわない。
【0086】拡張ボックス30に設けられたEEP−R
OM311は、電源装置301にAC電源が供給されて
いる状態下に於いて、ドッキングベース20に設けられ
たI2Cバス2B上のバススイッチ(Q−SW)207
がオンになれば、パーソナルコンピュータ本体10の拡
張コントローラ(EC)103からアクセスすることが
可能である。この際、バススイッチ(Q−SW)207
は給電状態信号(EPCNF)が正常状態(高レベル)
を示しているとき、オン状態となってI2Cバス2B,
2C間をバス接続する。
【0087】拡張ボックス30側の電源が正常にオンし
ない場合は、拡張ボックス30側のEEP−ROM31
1を読むことができないので、その場合は、パーソナル
コンピュータ本体10の拡張コントローラ(EC)10
3からドッキングベース20のI/Oエキスパンダ(G
PIO)203をアクセスして、拡張電源制御信号(E
BPON)を強制的に無効(低レベル)にして、電源装
置301のオン/オフ制御信号(EBPO)をスイッチ
オフ制御状態(低レベル)にし、拡張ボックス30の電
源装置301をオフ制御することが可能になる。
【0088】拡張ボックス30側の電源が正常にオンし
た場合であっても、EEP−ROM311を読んで、サ
ポートしていない拡張ボックスであることが判明したと
きは、パーソナルコンピュータ本体10の拡張コントロ
ーラ(EC)103からドッキングベース20のI/O
エキスパンダ(GPIO)203をアクセスして、、拡
張電源制御信号(EBPON)を強制的に無効(低レベ
ル)にして、電源装置301のオン/オフ制御信号(E
BPO)をスイッチオフ制御状態(低レベル)にし、拡
張ボックス30の電源装置301をオフ制御することが
可能になる。
【0089】このように、ドッキングベース20と拡張
ボックス30との各I2Cバス2B,2C上にそれぞれ
機器に固有のID情報を格納しているEEP−ROM2
11,311を設けて、CPU101が拡張コントロー
ラ(EC)103、及びI2Cバス2A,2B,2Cを
介してアクセスすることができる構成としたこにより、
パーソナルコンピュータ本体10がサポートしていない
正規外のドッキングベースや正規外の拡張ボックスが接
続された場合であっても、それを検知して、正規外の拡
張システム構成で不用意に電源をオンする不都合を回避
でき、常に正規の拡張システム構成での使用のみを可能
とすることができる。
【0090】次に図5を参照して本発明の第6実施形態
に於ける動作を説明する。
【0091】この第6実施形態は、上記した第5実施形
態と同様に、ドッキングベース20と拡張ボックス30
との各I2Cバス2B,2C上にそれぞれEEP−RO
M211,311を設け、CPU101が拡張コントロ
ーラ(EC)103、及びI2Cバス2A,2B,2C
を介してアクセスすることができる構成として、ID情
報をもとにセキュリティ機能を付加することを可能とし
ている。
【0092】即ち、ドッキングベース20と拡張ボック
ス30とにそれぞれEEP−ROM211,311を設
けて、それぞれ個別にID情報を設定することにより、
ユーザが許す組み合わせ以外では電源をオンしないシス
テムとすることができる。この結果としてドッキングベ
ース側のストレージデバイス等に格納されている情報を
保護することができる。
【0093】この第6実施形態では、上記した第5実施
形態の機能の拡張により、さまざまな機能拡張を可能と
している。
【0094】具体例を挙げると、ドッキングベース2
0、及び拡張ボックス30のストレージデバイス等に格
納されている情報を保護することができる。
【0095】また、WOLイネーブル状態でスタンバイ
中のドッキングベース20及び拡張ボックス30の保護
が可能となる。
【0096】また、ドッキングベース20に、許されな
い(正規外の)パーソナルコンピュータ本体を接続して
も、ドッキングベース20、拡張ボックス30側にアク
セスすることができず、従って正規外の拡張システム動
作を禁止することができる。
【0097】また、ドッキングベース20のEEP−R
OM211にパーソナルコンピュータ本体10のIDを
書き込み、それを必ず参照するようなドライバにする等
の確認手段も講じることが可能となる。
【0098】また、許されない組み合わせでLAN機能
を使用した場合に、AOLとしてサーバに通知すること
が可能となる。
【0099】次に図5を参照して本発明の第7実施形態
に於ける動作を説明する。
【0100】この第7実施形態は、ドッキングベース2
0と拡張ボックス30とに、それぞれパーソナルコンピ
ュータ本体10の接続有無に関係なく内部の電源供給源
により直接駆動されて、パーソナルコンピュータ本体1
0か非接続の状態でも、設定状態を保持するI/Oエキ
スパンダ(GPIO)203,302を具備して、パー
ソナルコンピュータ本体10が非接続時でもドッキング
ベース20および拡張ボックス30の電源回路制御状態
を保持することを可能とし、これにより、例えば、LA
NあるいはPCIカードのWOL(Wake ON L
an)機能を有効にした場合、パーソナルコンピュータ
本体10の接続を一旦解除しても、その状態を保持して
おり、再度接続したときに、WOLをイネーブルにし直
す必要はなく、従って使い勝手のよい拡張システム構成
とすることができる。
【0101】ドッキングベース20のI2Cバス2Bに
はI/Oエキスパンダ(GPIO)203が接続され、
拡張ボックス30のI2Cバス2CにはI/Oエキスパ
ンダ(GPIO)302が接続されている。
【0102】ドッキングベース20のI/Oエキスパン
ダ(GPIO)203は、DC電源入力部(DC−I
N)201より出力される直流電源もとに生成された内
部電源(LS5V)により駆動されるので、ACアダプ
タが接続されている場合は常に状態を保持することが可
能である。パーソナルコンピュータ本体10の接続時に
拡張コントローラ(EC)103からの制御で、WOL
イネーブルのために拡張電源制御信号(LAUXON)
を有効(高レベル)にしておいた場合、例えパーソナル
コンピュータ本体10がアンドックされた場合でも、上
記有効(高レベル)状態を保持する。即ち、拡張用電源
(LAUX3V)を出力状態にして、LANコントロー
ラ(LAN−CONT)208のWOL関係ロジックを
有効にする。
【0103】拡張ボックス30のI/Oエキスパンダ
(GPIO)302も、基本的には上記I/Oエキスパ
ンダ(GPIO)203と同じ動作が可能である。拡張
ボックス30の内蔵電源ユニットとなる電源装置301
にACコードを介してAC電源が供給されていれば、電
源装置301のオン/オフ状態に拘わらず拡張用電源
(EAUX5V)は出力されており、従ってこのI/O
エキスパンダ(GPIO)302も設定状態を保持する
ことが可能である。パーソナルコンピュータ本体10と
ドッキングベース20との接続時に拡張コントローラ
(EC)103からの制御で、WOLイネーブルのため
に拡張電源制御信号(LAUXON)を有効(高レベ
ル)にしておいた場合、例えパーソナルコンピュータ本
体10がアンドックされた場合であっても、上記有効
(高レベル)状態を保持する。即ち、拡張用電源(LA
UX3V)を出力状態にして、PCIカードに於けるL
ANコントローラ(LAN−CONT)208のWOL
関係ロジックを有効にすることができる。
【0104】上記したように、ドッキングベース20と
拡張ボックス30との各I2Cバス2B,2Cに、それ
ぞれI/Oエキスパンダ(GPIO)203,302を
設けたことにより、パーソナルコンピュータ本体10に
よって設定された、ドッキングベース20と拡張ボック
ス30の各回路状態を例えパーソナルコンピュータ本体
10が脱着された場合であっても保持し、パーソナルコ
ンピュータ本体10が再度接続されたときに、恰も常に
接続されていたかのように動作することが可能になる。
逆に、ドッキングベースと拡張ボックスとの間で仕様外
の接続をした場合であっても、上記各I/Oエキスパン
ダ(GPIO)203,302の状態保持機能により、
電気的に安全な接続状態を確保することができる。
【0105】次に、図1及び図5を参照して本発明の第
8実施形態に於ける動作を説明する。
【0106】この第8実施形態は、ドッキングベース2
0のPCIバス1A上に於ける拡張ボックス接続端と、
拡張ボックス30のPCIバス1C上に於けるドッキン
グベース接続端とに、それぞれシリアルPCIバスブリ
ッジ(PCI BRIDGE)206,303を設け、
その間をPCIシリアルバス1B(S),1C(S)に
より接続して、パーソナルコンピュータ本体10とドッ
キングベース20との間のバス接続をパーソナルコンピ
ュータ本体10の動作に影響を及ぼすことなく接続し、
動作させることを可能としている。
【0107】ドッキングベース20に設けられたシリア
ルPCIバスブリッジ(PCI BRIDGE)206
は拡張用電源(L5V)と拡張用動作電源(L3V)と
を受けて動作可状態となり、電源装置301からの給電
状態信号(EPCNF)が異常を示すとバスを切り離
す。この際は、上記給電状態信号(EPCNF)により
I2Cバス2B上のバススイッチ(Q−SW)207も
バスを切り離す。拡張ボックス30に設けられたシリア
ルPCIバスブリッジ(PCI BRIDGE)303
はドッキングベース20の電源が立ち上がった後に電源
装置301より出力される電源(E5V,E3V)によ
り動作可状態となる。これにより、パーソナルコンピュ
ータ本体10とドッキングベース20との間のバスイン
タフェース、ドッキングベース20と拡張ボックス30
との間のバスインタフェース等を、パーソナルコンピュ
ータ本体10の動作に影響を及ぼすことなく接続し動作
させることが可能である。
【0108】上記した各実施形態の機能をもつことによ
り、パーソナルコンピュータ本体10と接続されること
によりパーソナルコンピュータ本体10の機能を拡張す
るドッキングベース20、及び当該ドッキングベース2
0に接続されてパーソナルコンピュータ本体10の機能
を更に拡張する電源装置301を備えた拡張ボックス3
0をそれぞれ拡張機器とするコンピュータシステムに於
いて、所望する任意の機能拡張が無駄のない経済的に有
利な拡張装置構成で構築できるとともに、パーソナルコ
ンピュータ本体の機能を十分に活用した、使い勝手の良
い、高機能化、高性能化システムが容易に構築できる。
また、上記拡張ボックス30を接続したドッキングベー
ス20に、パーソナルコンピュータ本体10を接続する
際の上記各拡張装置の電源投入シーケンスを簡単なBI
OS及びハードウェア制御で実現できる。更に、上記各
拡張装置の着脱作業を容易かつ迅速に、しかも安全かつ
確実に行うことができ、使い勝手のよいシステムが構築
できる。
【0109】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、所
望する任意の機能拡張が無駄のない経済的に有利な拡張
装置構成で構築できるとともに、パーソナルコンピュー
タ本体の機能を十分に活用した、使い勝手の良い、高機
能化、高性能化システムが容易に構築できるコンピュー
タシステム、及びコンピュータの拡張装置が提供でき
る。
【0110】また、コンピュータ本体と接続されること
によりコンピュータ本体の機能を拡張するドッキングベ
ースに相当する第1の拡張装置、及び当該第1の拡張装
置に接続されてコンピュータ本体の機能を更に拡張する
電源装置を備えた拡張ボックスに相当する第2の拡張装
置をそれぞれ拡張機器とするコンピュータシステムに於
いて、上記第2の拡張装置を接続した第1の拡張装置に
コンピュータ本体を接続する際の上記各拡張装置の電源
投入シーケンスを簡単なBIOS及びハードウェア制御
で実現できるコンピュータシステム、及びコンピュータ
の拡張装置が提供できる。しかも電源オンシーケンスに
BIOSが関与することにより、OSやドライバ、ユー
ティリティへのドッキング時の通知が容易になる。
【0111】また、コンピュータ本体と接続されること
によりコンピュータ本体の機能を拡張するドッキングベ
ースに相当する第1の拡張装置、及び当該第1の拡張装
置に接続されてコンピュータ本体の機能を更に拡張する
電源装置を備えた拡張ボックスに相当する第2の拡張装
置をそれぞれ拡張機器とするコンピュータシステムに於
いて、上記各拡張装置の着脱作業を容易かつ迅速に、し
かも安全かつ確実に行うことのできるコンピュータシス
テム、及びコンピュータの拡張装置が提供できる。
【0112】また、上記コンピュータシステムに於い
て、上記拡張装置の着脱検知及びこれに伴うイベント発
生の通知機能をもつことにより、コンピュータ本体と上
記各拡張装置とのホットドッキング・ホットアンドッキ
ング、ワームドッキング・ワームアンドッキングを可能
にしたシステムが容易に構築できる。
【0113】また、上記コンピュータシステムに於い
て、上記第1の拡張装置に、上記第2の拡張装置に設け
らけれた電源装置の電源オン/オフ制御及び電源状態検
知機能を実現するハードウェア回路をもつことで、上記
拡張装置間に於けるコールドドッキング・コールドアン
ドッキング以外の各ドッキングに於いても第2の拡張装
置が認識されないだけで、コンピュータ本体及び第1の
拡張装置の動作には影響を及ぼさず、かつ、電気的に安
全にアンドッキングできるシステムが提供できる。
【0114】また、上記コンピュータシステムに於い
て、コンピュータ本体の制御の下に上記第1の拡張装置
が上記第2の拡張装置に設けられた電源装置をオン/オ
フ制御する制御手段、及び前記状態信号を入力し監視し
て当該状態信号が異常を示したとき前記第2の拡張装置
に設けられた電源装置を強制的にオフする制御手段を有
して、第2の拡張装置が接続された第1の拡張装置がコ
ンピュータ本体にドッキングされた状態で、第1のまた
は第2の拡張装置の電源回路に、操作上または回路上の
異常が生じた際に、それらの異常を検知し、ハードウェ
ア制御で速やかに電源をオフすることのできる、安全性
の高いドッキング・アンドッキング機構が実現できる。
【0115】また、上記コンピュータシステムに於い
て、上記各拡張装置に、それぞれ固有のID情報を記憶
した、例えばEEPROMで構成されたID情報記憶手
段を有し、コンピュータ本体が、例えばICバス等の
シリアルバス経由で前記ID情報記憶手段に記憶された
ID情報を読み取り、正規の拡張装置が接続されている
か否かを判断することのできる構成として、安全性の高
い機能拡張機構を実現し、かつセキュリティ機能を容易
に付加することができる。
【0116】また、上記コンピュータシステムに於い
て、上記各拡張装置に、コンピュータ本体が非接続時で
も内部の動作電源により、コンピュータ本体からの設定
情報を記憶しておくことが可能なI/Oエキスパンダ
(汎用ポート)を有して、コンピュータ本体が非接続と
なっても、それ以前の設定状態を保持することで、コン
ピュータ本体が非接続時でも上記各拡張装置の電源回路
制御状態を保持することを可能にし、これにより、例え
ばLANあるいはPCIカードのWOL機能を有効にし
た場合に、コンピュータ本体を非接続(アンドック)し
ても、それ以前の設定状態を継続して保持でき、従って
再度接続したときに、WOLをイネーブルにし直す必要
がない、使い勝手のよいシステムを実現できる。
【0117】また、上記コンピュータシステムに於い
て、上記各拡張装置に、シリアルPCIバスの接続手段
を有して、当該シリアルPCIバスの接続を上記第2の
拡張装置に設けられた電源装置の状態信号をもとに接続
/切離制御することにより、コンピュータ本体と第1の
拡張装置との間に於ける、例えばPCIバスのバスイン
タフェース、及び第1の拡張装置と第2の拡張装置との
間に於ける同様のバスインタフェースをコンピュータ本
体の動作に影響を及ぼすことなく、接続/切離制御でき
る使い勝手のよいシステムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於けるシステムの要部の構
成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態に於ける電源制御のためのBIO
S処理ルーチン(RT)に従う電源投入シーケンスを示
すフローチャート。
【図3】上記実施形態に於ける動作を説明するための各
ステータスでのドッキング状態を示す図。
【図4】上記実施形態に於ける動作を説明するための各
ステータスでのドッキング状態を示す図。
【図5】本発明の実施形態に於けるシステムの要部の構
成を示すブロック図。
【符号の説明】
1A,1B,1C…PCIバス 2A,2B,2C…I2Cバス 3A…ISAバス 10…パーソナルコンピュータ本体(PC本体) 20…ドッキングベース 30…拡張ボックス 101…CPU 102…BIOS−ROM 103…拡張コントローラ(EC) 104…DC電源入力部(DC−IN) 105…内蔵二次電池(BATT) 106…DC/DCコンバータ 107…ISA−PCIバスブリッジ(ISA−PCI
BRIDGE) 108…PCIバスブリッジ(PCI BRIDGE) 109…IO制御回路(IO−CONT) 110…バススイッチ(Q−SW) 201…DC電源入力部(DC−IN) 202…DC/DCコンバータ 203…I/Oエキスパンダ(GPIO) 204…拡張電源制御回路(G1) 205…拡張電源制御回路(G2) 206…シリアルPCIバスブリッジ(PCI BRI
DGE) 207…バススイッチ(Q−SW) 208…LANコントローラ(LAN−CONT) 209…USB機器接続部(USB−HUB) 210…イジェクトスイッチ(Eject−SW) 211…EEP−ROM 212…LANコネクタ(LAN−CN) 213…LANコントローラのEEP−ROM 214…バススイッチ(Q−SW) 301…電源装置(POWER SUPPLY) 302…I/Oエキスパンダ(GPIO) 303…シリアルPCIバスブリッジ(PCI BRI
DGE) 304…IDEコントローラ(IDE−CONT) 305…IDEスロット(IDE−SLOT1) 306…IDEスロット(IDE−SLOT2) 307…PCIスロット(PCI−SLOT1) 308…PCIスロット(PCI−SLOT2) 311…EEP−ROM

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ本体と、 前記コンピュータ本体に接続可能な第1の拡張装置と、 前記第1の拡張装置に接続可能な第2の拡張装置と、 前記第1の拡張装置が前記第2の拡張装置を接続した状
    態で前記コンピュータ本体に接続された際に前記第1の
    拡張装置及び第2の拡張装置の電源投入制御を行う電源
    制御手段とを具備してなることを特徴とするコンピュー
    タシステム。
  2. 【請求項2】 コンピュータ本体と、 前記コンピュータ本体に接続可能な第1の拡張装置と、 前記第1の拡張装置に接続可能な第2の拡張装置と、 前記第1の拡張装置に前記コンピュータ本体が接続され
    た際に、前記コンピュータ本体が前記第1の拡張装置の
    電源投入制御を行い、当該電源投入後、前記第1の拡張
    装置が前記第2の拡張装置の電源投入制御を行う電源制
    御手段とを具備してなることを特徴とするコンピュータ
    システム。
  3. 【請求項3】 コンピュータ本体と、前記コンピュータ
    本体に接続する接続手段を有してなる第1の拡張装置
    と、前記第1の拡張装置に接続する接続手段を有してな
    る第2の拡張装置とでなり、 前記第2の拡張装置に、内部の回路モジュール及び拡張
    機器に動作用電源を供給する電源装置を有し、 前記コンピュータ本体に、前記第1の拡張装置が接続さ
    れたとき、当該第1の拡張装置の電源オンシーケンスを
    実行する制御手段を有し、 前記第1の拡張装置に、前記電源オンシーケンスに従い
    前記第2の拡張装置に設けられた電源装置をオン制御す
    る制御手段を有してなることを特徴とするコンピュータ
    システム。
  4. 【請求項4】 コンピュータ本体と、 前記コンピュータ本体に接続する接続手段を有してなる
    第1の拡張装置と、 前記第1の拡張装置に接続する接続手段を有してなる第
    2の拡張装置と、 前記コンピュータ本体と前記第1の拡張装置との着脱状
    態を監視し、当該監視に伴うシステムの状態を前記コン
    ピュータ本体のプログラム処理部に通知する手段とを具
    備してなることを特徴とするコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 コンピュータ本体と、前記コンピュータ
    本体に接続する接続手段を有してなる第1の拡張装置
    と、前記第1の拡張装置に接続する接続手段を有してな
    る第2の拡張装置とでなり、 前記第2の拡張装置に、内部の回路モジュール及び拡張
    機器に動作用電源を供給し、かつ当該給電が正常に行わ
    れているか否かを示す状態信号を出力する電源装置を有
    し、 前記コンピュータ本体に、前記第2の拡張装置に設けら
    れた電源装置をオン/オフ制御する制御手段、及び前記
    状態信号を前記第1の拡張装置を介して入力し監視して
    当該状態信号が異常を示したとき前記第1の拡張装置を
    介し前記第2の拡張装置に設けられた電源装置を強制的
    にオフする制御手段を有してなることを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  6. 【請求項6】 コンピュータ本体と、前記コンピュータ
    本体に接続する接続手段を有してなる第1の拡張装置
    と、前記第1の拡張装置に接続する接続手段を有してな
    る第2の拡張装置とでなり、 前記各拡張装置に、それぞれ固有のID情報を記憶した
    ID情報記憶手段を有し、 前記コンピュータ本体に前記ID情報記憶手段に記憶さ
    れたID情報を読み取る手段、及び当該ID情報をもと
    に正規の拡張装置が接続されているか否かを判断する拡
    張装置確認手段を有してなることを特徴とするコンピュ
    ータシステム。
  7. 【請求項7】 コンピュータ本体と、前記コンピュータ
    本体に接続する接続手段を有してなる第1の拡張装置
    と、前記第1の拡張装置に接続する接続手段を有してな
    る第2の拡張装置とでなり、 前記各拡張装置に、それぞれ内部の電源供給源により直
    接駆動され、前記コンピュータ本体が非接続となっても
    設定情報を保持するIOエキスパンダを有してなること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 コンピュータ本体と、前記コンピュータ
    本体に接続する接続手段を有してなる第1の拡張装置
    と、前記第1の拡張装置に接続する接続手段を有してな
    る第2の拡張装置とでなり、 前記第2の拡張装置に、内部の回路モジュール及び拡張
    機器に動作用電源を供給し、かつ当該給電が正常に行わ
    れているか否かを示す状態信号を出力する電源装置を有
    し、 前記各拡張装置に、当該装置間でPCIバス接続を行う
    シリアルPCIバスの接続手段を有して、前記状態信号
    が正常な給電状態を示しているとき前記コンピュータ本
    体と前記第1、第2の拡張装置が前記シリアルPCIバ
    スを介してバス接続されることを特徴とするコンピュー
    タシステム。
  9. 【請求項9】 コンピュータ本体と、前記コンピュータ
    本体に接続する接続手段を有してなる第1の拡張装置
    と、前記第1の拡張装置に接続する接続手段を有してな
    る第2の拡張装置とでなり、 前記第2の拡張装置に、内部の回路モジュール及び拡張
    機器に動作用電源を供給し、かつ当該給電が正常に行わ
    れているか否かを示す状態信号を出力する電源装置を有
    し、 前記各拡張装置に、前記状態信号が正常な給電状態を示
    しているとき当該拡張装置間でPCIバス接続を行うシ
    リアルPCIバスの接続手段を有して、前記各拡張装置
    間がシリアルPCIバス構造によりケーブル接続される
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 内部の回路モジュール及び拡張機器に
    給電する電源装置を有してなる拡張装置と、前記拡張装
    置の接続手段を有してなるドッキングベースと、前記ド
    ッキングベースの接続手段を有してなるコンピュータ本
    体とでなり、前記ドッキングベースが前記拡張装置と接
    続された状態で前記コンピュータ本体に接続された際
    に、前記コンピュータ本体が前記拡張装置の電源オンシ
    ーケンスを実行することを特徴とするコンピュータシス
    テム。
  11. 【請求項11】 機能を拡張するドッキングベース、及
    び当該ドッキングベースに接続して用いられる本体機能
    を更に拡張する拡張ユニットを拡張機器として接続可能
    なコンピュータに於いて、 前記拡張ユニットを接続したドッキングベースの着脱を
    検知する着脱検知手段と、 前記着脱検知手段によるドッキングベースの着脱検知に
    従い、前記ドッキングベース及び拡張ユニットの動作用
    電源を制御する電源制御手段とを具備してなることを特
    徴とするコンピュータ。
  12. 【請求項12】 前記電源制御手段は、前記着脱検知手
    段により前記ドッキングベースが接続されたことを検知
    した際に、前記ドッキングベースに接続された拡張ユニ
    ットに設けられた電源装置を含む拡張機器の電源投入シ
    ーケンスを実行するプログラム制御手段を有してなる請
    求項11記載のコンピュータ。
  13. 【請求項13】 前記電源制御手段は、前記着脱検知手
    段により前記ドッキングベースが接続されたことを検知
    した際に、BIOS制御により前記ドッキングベースの
    機器動作用電源の投入シーケンスを実行し、当該機器動
    作用電源の投入に伴うハードウェア制御により前記ドッ
    キングベースに接続された拡張ユニットに設けられた電
    源装置をオン制御する請求項11記載のコンピュータ。
  14. 【請求項14】 前記着脱検知手段により前記拡張ユニ
    ットを接続したドッキングベースの着脱状態を検知した
    際に、当該検知の状態に従うイベントを発行する手段を
    有してなる請求項11記載のコンピュータ。
  15. 【請求項15】 コンピュータ本体の機能を拡張し、コ
    ンピュータ本体の機能を更に拡張する際に、電源装置を
    内蔵する専用の拡張ユニットが接続されるドッキングベ
    ースに於いて、 前記コンピュータ本体にシリアルバスを介して接続さ
    れ、内部の電源供給源により直接駆動されて、前記コン
    ピュータ本体と非接続状態となった際も状態を保持する
    IOエキスパンダと、 前記IOエキスパンダの出力信号をもとに前記拡張ユニ
    ットに設けられた電源装置をオン/オフ制御する信号を
    生成する回路とを具備してなることを特徴とするドッキ
    ングベース。
  16. 【請求項16】 コンピュータ本体に接続されることに
    より当該コンピュータ本体の機能を拡張するドッキング
    ベースと、前記ドッキングベースに接続されることによ
    り前記コンピュータ本体の機能を更に拡張する拡張ユニ
    ットとでなるコンピュータの拡張機器であって、 前記拡張ユニットに、内部の回路モジュール及び拡張機
    器に動作用電源を供給し、かつ当該給電が正常に行われ
    ているか否かを示す状態信号を出力する電源装置を有
    し、 前記ドッキングベースに、前記コンピュータ本体の電源
    投入制御に従い前記拡張ユニットに設けられた電源装置
    をオン制御する手段と、 前記拡張ユニットに設けられた電源装置より状態信号を
    受け、当該状態信号が異常を示したとき前記第2の拡張
    装置に設けられた電源装置を強制的にオフする制御手段
    とを具備してなることを特徴とするコンピュータの拡張
    機器。
  17. 【請求項17】 コンピュータ本体に接続されることに
    より当該コンピュータ本体の機能を拡張するドッキング
    ベースと、前記ドッキングベースに接続されることによ
    り前記コンピュータ本体の機能を更に拡張する拡張ユニ
    ットとでなるコンピュータの拡張機器であって、 前記拡張ユニットが接続されたドッキングベースに、前
    記コンピュータ本体が接続されたとき、前記コンピュー
    タ本体とドッキングベースと拡張ユニットとを相互に接
    続するシリアルバスと、 前記ドッキングベースと前記拡張ユニットとに独立して
    設けられ、それぞれ内部のシリアルバス接続されたID
    情報の記憶手段とを具備してなることを特徴とするコン
    ピュータの拡張機器。
  18. 【請求項18】 コンピュータ本体に接続されることに
    より当該コンピュータ本体の機能を拡張するドッキング
    ベースと、前記ドッキングベースに接続されることによ
    り前記コンピュータ本体の機能を更に拡張する電源装置
    を内蔵した拡張ユニットとでなるコンピュータの拡張機
    器であって、 前記拡張ユニットが接続されたドッキングベースに、前
    記コンピュータ本体が接続されたとき、前記コンピュー
    タ本体とドッキングベースと拡張ユニットとを相互に接
    続するシリアルバスと、 前記ドッキングベースと前記拡張ユニットとに独立して
    設けられ、それぞれ内部のシリアルバス接続され、かつ
    内部の電源供給源により直接駆動されて、前記コンピュ
    ータ本体が非接続となっても状態を保持するIOエキス
    パンダとを具備してなることを特徴とするコンピュータ
    の拡張機器。
  19. 【請求項19】 コンピュータ本体に接続されることに
    より当該コンピュータ本体の機能を拡張するドッキング
    ベースと、前記ドッキングベースに接続されることによ
    り前記コンピュータ本体の機能を更に拡張する拡張ユニ
    ットとでなるコンピュータの拡張機器であって、 前記拡張ユニットに、内部の回路モジュール及び拡張機
    器に動作用電源を供給し、かつ当該給電が正常に行われ
    ているか否かを示す状態信号を出力する電源装置を有
    し、 前記ドッキングベース及び拡張ユニットに、当該装置間
    でPCIバス接続を行うシリアルPCIバスの接続手段
    を有して、 前記状態信号が正常な給電状態を示しているとき前記ド
    ッキングベースと前記拡張ユニットが前記シリアルPC
    Iバスを介してバス接続されることを特徴とするコンピ
    ュータの拡張機器。
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