JP3383489B2 - 拡張ユニットおよびこの拡張ユニットに接続可能なコンピュータ - Google Patents

拡張ユニットおよびこの拡張ユニットに接続可能なコンピュータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機能拡張のため
の拡張ユニットおよびこの拡張ユニットに接続可能なコ
ンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能なラップトップタイプまたはノートブックタイプの
パーソナルポータブルコンピュータが種々開発されてい
る。この種のポータブルコンピュータは、その機能拡張
のために、拡張ユニットが必要に応じて装着できるよう
に構成されている。
【0003】拡張ユニットは、ハードディスクドライブ
などのドライブ装置を収容するドライブベイや、種々の
オプションカードを装着するための拡張スロットなどを
有している。したがって、この拡張ユニットに必要に応
じてポータブルコンピュータを接続して使用する事によ
り、ポータブルコンピュータの携帯性を損なうこと無
く、そのポータブルコンピュータの機能拡張を容易に行
うことができる。
【0004】しかし、従来の拡張ユニットにおいては、
その拡張ユニットに対するポータブルコンピュータの着
脱に関するセキュリティーに不足していた。例えば、従
来では、拡張ユニットに接続されているポータブルコン
ピュータを誰でも簡単にその拡張ユニットから取り外す
ことができるため、拡張ユニットに接続されているポー
タブルコンピュータが他人によって勝手に取り外されて
持ち去られるという危険があった。また、従来の拡張ユ
ニットにおいては、その拡張ユニットに接続可能なポー
タブルコンピュータを有してさえいれば、その拡張ユニ
ットの所有者のみならず、誰でもその拡張ユニットに自
分のポータブルコンピュータを接続することによってそ
の拡張ユニットを使用する事もできる。このため、拡張
ユニット内のオプションカードが無断で使用されたり、
ハードディスクからのデータ読み出しやデータ破壊とい
った悪質な行為が他人によって行われる危険もあった。
【0005】ところで、最近では、プラグアンドプレイ
など、システム環境の再構成を自動的に行うための機能
を備えたオペレーティングシステムやBIOSなどが開
発され始めている。この種のオペレーティングシステム
またはBIOSを利用すれば、そのシステム環境をオプ
ションカードなどを使用できる環境に自動変更する事が
できる。このため、近頃では、前述した他人による拡張
ユニットの不正使用もさらに容易になってきている。
【0006】また、最近では、PCカードコントローラ
を内蔵したポートリプリケータなど、簡易型の拡張ユニ
ットなども開発されている。このため、用途に合わせ
て、同一のポータブルコンピュータを、複数種の拡張ユ
ニットに選択的に接続して使用するといった運用も行わ
れている。このような使用環境下で前述のプラグアンド
プレイを実現するためには、拡張ユニットの接続の有無
だけでなく、接続されている拡張ユニットの種類を認識
する機能も必要となるが、従来では、このような機能は
実現されていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、拡張ユ
ニットはポータブルコンピュータの機能拡張を行う上で
重要であるが、従来では、拡張ユニットに対するポータ
ブルコンピュータの着脱に関するセキュリティーに不足
しており、拡張ユニットからのポータブルコンピュータ
の取り外しや、拡張ユニットの無断使用などを防止する
事は困難であった。また、ポータブルコンピュータを複
数種の拡張ユニットに選択的に接続して使用するという
環境下では、プラグアンドプレイに代表される自動環境
設定機能を有効に活用できない問題があった。
【0008】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、拡張ユニットからのポータブルコンピュー
タの取り外しや拡張ユニットの無断使用などを防止する
ためのセキュリティー機能を搭載することよって十分な
セキュリティー性を実現し得る拡張ユニットおよびその
拡張ユニットを使用するコンピュータを提供することを
目的とする。
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンピュー
タ本体の機能拡張のために前記コンピュータ本体が取り
外し可能に装着される拡張ユニットにおいて、前記コン
ピュータ本体を前記コンピュータ本体と前記拡張ユニッ
ト本体のコネクタ間が接続される前記拡張ユニット上の
装着位置にロックするロック手段と、前記拡張ユニット
本体に設けられたイジェクトスイッチの操作に応答し
て、前記ロック手段によるロックを解除して前記コンピ
ュータ本体を前記拡張ユニット本体から分離するイジェ
クト手段と、前記拡張ユニット本体に設けられ、鍵が取
り外し自在に挿入される鍵穴を有する錠機構であって、
前記拡張ユニット本体への前記コンピュータ本体の接続
禁止を示す第1位置または前記拡張ユニット本体への前
記コンピュータ本体の接続許可を示す第2位置に設定さ
れる錠機構と、この錠機構が前記第1位置に設定されて
いる状態で前記コンピュータ本体が前記ユニット本体上
の前記装着位置に装着されたとき、前記イジェクト手段
を使用して前記コンピュータ本体を前記拡張ユニット本
体から分離する手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】この拡張ユニットにおいては、その拡張ユ
ニット本体に錠機構が設けられており、ユーザがその錠
機構の鍵穴に鍵を差し込んで錠機構を第1位置に設定し
ておくと、拡張ユニット本体へのコンピュータ本体の接
続が禁止される。すなわち、錠機構が第1位置に設定さ
れている状態においてコンピュータ本体がユニット本体
上の装着位置に新たに装着されたことが検出されると、
イジェクト手段によるイジェクト動作が実行されてコン
ピュータ本体が拡張ユニット本体から分離される。よっ
て、拡張ユニット内のオプションカードが無断で使用さ
れたり、ハードディスクからのデータ読み出しやデータ
破壊といった悪質な行為が他人によって行われる危険が
なくなり、十分なセキュリティー性を実現できるように
なる。
【0014】また、錠機構の第1位置が、前述した拡張
ユニット本体からのコンピュータ本体の分離禁止と、拡
張ユニット本体へのコンピュータ本体の接続禁止の双方
を指定する位置として規定しておき、錠機構が第1位置
にあるときは、イジェクトスイの無効化、および新たに
装着されたコンピュータ本体のイジェクトを実行するこ
とが好ましい。これにより、拡張ユニットからのコンピ
ュータの取り外しと拡張ユニットの無断使用の双方を防
止する事ができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。
【0018】図1には、この発明の一実施形態に係わる
コンピュータシステムの構成が示されている。このコン
ピュータシステムは、バッテリ駆動可能なノートブック
タイプまたはラップトップタイプのポータブルコンピュ
ータであり、そのシステムボード上には、プロセッサバ
ス1、内部PCIバス2、内部ISAバス3、およびI
Cバス4が配設されている。また、このポータブルコ
ンピュータ本体に設けられたドッキングコネクタ10に
は、機能拡張のための拡張ユニットとして、図2のドッ
キングステーション30、または図3のカードドック
(ポートリプリケータ)40がユーザによって必要に応
じて接続される。ドッキングコネクタ10は、図示のよ
うに、3つのコネクタ要素101,102,103から
構成されている。
【0019】コンピュータ本体内には、CPU11、ホ
スト/PCIブリッジ装置12、メモリ13、ディスプ
レイコントローラ14、DSPインタフェースゲートア
レイ(DSP IF GA)15、内部PCI−ISA
ブリッジ装置16、カードコントローラ17、PCI−
DS(DS:ドッキングステーション)ブリッジ装置1
8、BIOS ROM19、HDD20、キーボードコ
ントローラ21、リアルタイムクロック(RTC)2
2、I/Oコントロールゲートアレイ23、電源コント
ローラ(PSC)24などが設けられている。
【0020】ドッキングステーション30は、PCI拡
張カード、ISA拡張カード、PCカード、HDD、C
D−ROMドライブなどの拡張デバイスの増設のために
使用されるものであり、このドッキングステーション3
0内には、図2に示されているように、外部PCIバス
5および外部ISAバス6が拡張バスとして配設されて
おり、そこにはドライブベイやPCI拡張スロットおよ
びISA拡張スロットなどが接続されている。また、こ
のドッキングステーション30内には、DS−PCI/
ISAブリッジ装置31、DSコントローラ33、EE
PROM34なども設けられている。
【0021】カードドック40は、PCカードスロット
をもつポートリプリケータであり、ここには、図3に示
されているように、I/Oポートコネクタ(マウスコネ
クタ、キーボードコネクタなど)、PCカードコントロ
ーラ41、およびEEPROM43などが設けられてい
る。
【0022】次に、図1のコンピュータ本体に設けられ
た各コンポーネントの機能および構成について説明す
る。
【0023】CPU11は、例えば、米インテル社によ
って製造販売されているマイクロプロセッサ“Pent
ium”などによって実現されている。このCPU11
の入出力ピンに直結されているプロセッサバス1は、6
4ビット幅のデータバスを有している。
【0024】メモリ13は、オペレーティングシステ
ム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーションプ
ログラム、および処理データなどを格納するメモリデバ
イスであり、複数のDRAMモジュールによって構成さ
れている。このメモリ13は、システムボード上に予め
実装されるシステムメモリ131と、ユーザによって必
要に応じて装着される拡張メモリ132とから構成され
る。これらシステムメモリ131および拡張メモリ13
2を構成するDRAMモジュールとしては、シンクロナ
スDRAMやRambusなど、バンク毎にメモリクロ
ックの供給が必要な高速メモリが利用される。
【0025】このメモリ13は、32ビット幅または6
4ビット幅のデータバスを有する専用のメモリバスを介
してホスト−PCIブリッジ装置12に接続されてい
る。メモリバスのデータバスとしてはプロセッサバス1
のデータバスを利用することもできる。この場合、メモ
リバスは、アドレスバスと各種メモリ制御信号線とから
構成される。
【0026】ホスト/PCIブリッジ装置12は、プロ
セッサバス1と内部PCIバス2との間を繋ぐブリッジ
LSIであり、PCIバス2のバスマスタの1つとして
機能する。このホスト/PCIブリッジ装置12は、プ
ロセッサバス1と内部PCIバス2との間で、データお
よびアドレスを含むバスサイクルを双方向で変換する機
能、およびメモリバスを介してメモリ13をアクセス制
御する機能などを有している。
【0027】内部PCIバス2はクロック同期型の入出
力バスであり、内部PCIバス2上の全てのサイクルは
PCIバスクロックに同期して行なわれる。PCIバス
クロックの周波数は最大33MHzである。PCIバス
2は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有
している。このアドレス/データバスは、32ビット幅
である。
【0028】PCIバス2上のデータ転送サイクルは、
アドレスフェーズとそれに後続する1以上のデータフェ
ーズとから構成される。アドレスフェーズにおいてはア
ドレスおよび転送タイプが出力され、データフェーズで
は8ビット、16ビット、24ビットまたは32ビット
のデータが出力される。
【0029】ディスプレイコントローラ14は、ホスト
/PCIブリッジ装置12と同様にPCIバス2のバス
マスタの1つであり、ビデオメモリ(VRAM)143
の画像データをLCD141や外部のCRTディプレイ
142に表示する。
【0030】DSPインタフェースゲートアレイ15
は、PCIデバイスの1つであり、DSP151、MO
DEM(CODEC)152、およびサウンドCODE
C153と共同して各種サウンド処理や電話/データの
通信処理を行うためのDSPシステムを構成する。
【0031】このDSPインタフェースゲートアレイ1
5は、メモリ13に読み込まれて実行される専用のデバ
イスドライバプログラムの制御の下で、DSP151、
MODEM(CODEC)152、およびサウンドCO
DEC153と通信して、DSP151のデジタル信号
処理機能を利用したサウンド処理や通信処理を制御す
る。
【0032】内部PCI−ISAブリッジ装置16は、
内部PCIバス2と内部ISAバス3との間を繋ぐブリ
ッジLSIであり、PCIデバイスの1つとして機能す
る。この内部PCI−ISAブリッジ装置16には、P
CIバスアービタ、およびDMAコントローラなどが内
蔵されている。内部ISAバス3には、BIOS RO
M19、HDD20、キーボードコントローラ21、R
TC22、I/Oコントロールゲートアレイ23が接続
されている。
【0033】カードコントローラ17は、PCIデバイ
スの1つであり、PCMCIAまたはカードバス仕様の
PCカードを制御する。
【0034】PCI−DSブリッジ装置18は、ドッキ
ングステーション30およびカードドック40との間で
バスの接続および切断を制御する。すなわち、PCI−
DSブリッジ装置18は、内部PCIバス2とPCIバ
ス相当のドッキングバス7とを繋ぐブリッジLSIであ
り、PCIデバイスの1つとして機能する。このドッキ
ングバス7は、ドッキングコネクタ10のコネクタ要素
101を介して外部に導出され、ドッキングステーショ
ン30やカードドック40に接続される。
【0035】I/Oコントロールゲートアレイ23は、
内部ISAバス3とICバス4とを繋ぐブリッジLS
Iであり、CPU11によってリード/ライト可能な複
数のレジスタ群を内蔵している。これらレジスタ群を使
用することにより、CPU11とICバス4上の電源
コントローラ24との通信が可能となる。
【0036】このI/Oコントロールゲートアレイ23
からは、ドッキングステーション30やカードドック4
0と接続される制御信号線がドッキングコネクタ10の
コネクタ要素102を介して複数本外部に導出される。
また、I/Oコントロールゲートアレイ23は、コンピ
ュータ本体とドッキングステーション30またはカード
ドック40とのドッキング/アンドッキングを検出し、
さらにコンピュータ本体が電源オン状態のままでドッキ
ングステーション30やカードドック40の接続が行な
われたときに、活線挿抜などによってドッキングステー
ション30やカードドック40内の拡張デバイスの破壊
やシステムの誤動作が生じないように制御する。
【0037】ICバス4は、1本のクロック信号線と
1本のデータ線(SDA)から構成される双方向バスで
あり、これはドックキングコネクタ10のコネクタ要素
103を介して外部に導出されている。
【0038】電源コントローラ24は、電源スイッチの
オン/オフやパネルの開閉などに応じてコンピュータ本
体をパワーオン/パワーオフするためのものであり、ま
た、ドッキングステーション30およびカードドック4
0とのドック/アンドックのための電源制御を行なう。
【0039】次に、図2のドッキングステーション30
のコンポーネントについて説明する。
【0040】前述したように、ドッキングステーション
30は、ポータブルコンピュータ本体が取り外し可能に
装着される拡張ユニットである。図4はこの発明の一実
施形態に係わるドッキングステーション30の外観を示
すものであり、図5はコンピュータ本体がドッキングス
テーション30に装着される様子を示すものである。
【0041】図4に示すように、このドッキングステー
ション30の筐体には、ポータブルコンピュータ本体を
収容するための載置面300を備えている。この載置面
300はポータブルコンピュータの本体底面とほぼ同じ
大きさを有しており、その載置面300の左右両端部に
はポータブルコンピュータの本体を装着位置に導入する
ためのガイド部が設けられている。また、そのガイド部
の後端部には、ポータブルコンピュータ本体が装着位置
にセットされて互いにドッキングコネクタ10が接続さ
れたときに、ガイド部から突出してポータブルコンピュ
ータ本体底面に設けられた孔に挿入され、そしてポータ
ブルコンピュータ本体をドッキングステーション30と
の接続が確実になされる位置に固定するガイドピン30
1が設置されている。このガイドピン301は、イジェ
クトスイッチ39が押されたときは、ポータブルコンピ
ュータ本体底面に設けられた孔から抜脱されるように下
方に押し下げられる。
【0042】また、この載置面300の後端部にはドッ
キングコネクタ10が設けられており、このドッキング
コネクタ10は、装着位置にセットされたポータブルコ
ンピュータ本体後面のドッキングコネクタ10と接続さ
れる。さらに、ドッキングステーション30の筐体に
は、ポータブルコンピュータ本体背面に接合してそのポ
ータブルコンピュータ本体を載置面300に沿って前方
に押し出すための押し出し部302が滑動自在に設けら
れており、これによってポータブルコンピュータ本体と
ドッキングステーション30のドッキングコネクタ10
間が分離され、ポータブルコンピュータ本体がドッキン
グステーション30からイジェクトされる。
【0043】押し出し部302は電動モータによって駆
動されるが、後述する錠機構が所定位置にあるときは、
ユーザによる手動式操作レバー306の操作に連動して
手動で滑動可能となる。
【0044】また、ドッキングステーション30には、
図示のように、電源スイッチ38、パワーインディケー
タ303、ドライブインユースインディケータ304、
ドッキングインディケータ305、およびイジェクトス
イッチ39なども設けられている。パワーインディケー
タ303は、ドッキングステーション30がパワーオン
の状態である旨を呈示するために点灯するものであり、
ドライブインユースインディケータ304は、ドッキン
グステーション30内のたとえば拡張HDDなどがアク
セス中である旨を呈示するためにそのアクセス期間中点
灯を続けるものである。ドッキングインディケータ30
5は、ポータブルコンピュータ本体が装着位置にセット
されたときに点滅を開始して、前述したガイドピン30
1がポータブルコンピュータ本体底面に設けられた孔に
正常に挿通しポータブルコンピュータ本体の固定が完了
した際に継続して点灯するようになる。したがって、ポ
ータブルコンピュータ本体とドッキングステーション3
0との接続が何らかの原因により正しく装着されなかっ
た場合、このドッキングインディケータ305は点滅を
繰り返すことにより警告を発することとなる。
【0045】また、イジェクトスイッチ39は、ドッキ
ングステーション30とドッキングされているコンピュ
ータ本体を、そのドッキングステーション30から取り
外すための操作スイッチであり、このイジェクトスイッ
チ39が押されると、前述したガイドピン301がポー
タブルコンピュータ本体底面に設けられた孔から抜脱さ
れ、その後、押し出し部302によってポータブルコン
ピュータ本体がドッキングステーション30からイジェ
クトされる。
【0046】また、図6に示されているように、ドッキ
ングステーション30の右側面には、ドッキングステー
ション30に対するポータブルコンピュータの着脱に関
するセキャリティー機能を実現するための錠機構が設け
られている。この錠機構は、鍵穴371を持つキーシリ
ンダと、そのキーシリンダを回転させるために鍵穴37
1に取り外し自在に挿入される鍵37とから構成されて
いる。錠機構は、互いにキーシリンダの回転位置に対応
する3つの位置、ノーマル位置(NORMAL)、ブロ
ック位置(BLOCK)、エマージェンシー位置(EM
ERGENCY)を有する。
【0047】ノーマル位置(NORMAL)はドッキン
グステーション30に対するポータブルコンピュータの
着脱を許可する位置である。鍵37のキーポジションが
ノーマル位置(NORMAL)の状態においては、ポー
タブルコンピュータがドッキングステーション30上の
装着位置に装着されたならば、そのポータブルコンピュ
ータはガイドピン301によってドッキングステーショ
ン30上にロックされ、またイジェクトスイッチ39が
押されると、ガイドピン301が押し下げられる、そし
て押し出し部302によってポータブルコンピュータが
ドッキングステーション30からイジェクトされる。
【0048】ブロック位置(BLOCK)は、ドッキン
グステーション30に対するポータブルコンピュータの
新たな装着および取り外しを禁止する位置である。鍵3
7のキーポジションがブロック位置(BLOCK)の状
態においては、ポータブルコンピュータがドッキングス
テーション30上の装着位置に装着されると、押し出し
部302が駆動されてポータブルコンピュータがドッキ
ングステーション30からイジェクトされる。また、イ
ジェクトスイッチ39の押下操作は無効化され、ドッキ
ングステーション30にロックされているポータブルコ
ンピュータはロック状態ままま維持される。さらに、ポ
ータブルコンピュータが既にドッキングステーション3
0上にロックされている状態でドッキングステーション
30が電源オンされた時、もしくは錠機構がブロック位
置(BLOCK)に設定された時はそのまま何の動作も
行われず、また、ポータブルコンピュータがロックされ
た状態でなければイジェクト動作が行われる。
【0049】エマージェンシー位置(EMERGENC
Y)は、前述した電動式のロック/イジェクト機構を一
切使用せず、手動によるポータブルコンピュータのイジ
ェクトを許可する位置である。鍵37のキーポジション
がエマージェンシー位置(EMERGENCY)にある
場合のみ、手動式操作レバー306を利用したポータブ
ルコンピュータの手動イジェクトが可能となる。すなわ
ち、手動式操作レバー306と押し出し部302とを機
械的に連結させるリンク機構は、エマージェンシー位置
(EMERGENCY)以外ではその時のキーシリンダ
ーの位置とリンク機構との配置関係によって分離された
状態となっており、エマージェンシー位置(EMERG
ENCY)でのみ手動式操作レバー306と押し出し部
302とが機械的に連結される。
【0050】このような構造を持つドッキングステーシ
ョン30内部に設けられたDS−PCI/ISAブリッ
ジ装置31は、コンピュータ本体からドッキングステー
ション30に導出されるドッキングバス7と外部PCI
バス5および外部ISAバス6とを繋ぐブリッジLSI
である。このDS−PCI/ISAブリッジ装置31
は、PCIデバイスの1つである。
【0051】DSコントローラ33は、ドッキングステ
ーション30の電源のオン/オフ、およびポータブルコ
ンピュータ本体とドッキングステーション30とのドッ
キング/アンドッキングを制御するためのマイコンであ
り、ICバス4を使用してコンピュータ本体の電源コ
ントローラ24およびI/Oコントロールゲートアレイ
23と通信する。
【0052】EEPROM34は、ドッキングステーシ
ョン30の拡張スロットに装着されている拡張カードな
どの属性(アドレス、DMAチャネル、IRQ番号、そ
の他)など、プラグ・アンド・プレイに必要なPnP情
報が格納される。このPnP情報は、コンピュータ本体
とドッキングステーション30とがドッキングされた時
や、コンピュータ本体またはドッキングステーション3
0のパワーオン時などに、BIOS ROM19のシス
テムBIOSの制御の下、ICバス4を介してコント
ロールゲートアレイ23によってEEPROM34から
リードされる。
【0053】カードコントローラ35は、コンピュータ
本体内のカードコントローラ17と同様に、PCMCI
A/カードバス準拠のPCカードを制御する。
【0054】図3のカードドック40も、ポータブルコ
ンピュータ本体に取り外し可能に装着できる拡張ユニッ
トである。
【0055】このカードドック40内に設けられたカー
ドコントローラ41は、PCMCIA/カードバス準拠
のPCカードを制御するものである。
【0056】EEPROM43は、カードドック40の
PCカードスロットに装着されているPCカードの属性
など、プラグ・アンド・プレイに必要なPnP情報が格
納される。このPnP情報は、コンピュータ本体とカー
ドドック40とがドッキングされた時や、コンピュータ
本体またはカードドック40のパワーオン時などに、B
IOS ROM19のシステムBIOSの制御の下、I
Cバス4を介してコントロールゲートアレイ23によ
ってEEPROM43からリードされる。
【0057】次に、図7および図8を参照して、カード
ドック40の筐体構造を説明する。
【0058】図7に示されているように、カードドック
40の筐体は、ポータブルコンピュータ本体を収容する
ための載置面400を備えている。この載置面400は
ポータブルコンピュータの本体底面とほぼ同じ大きさを
有しており、その載置面400の左右両端の後端部に
は、ポータブルコンピュータ本体底面に設けられた孔に
挿入され、ポータブルコンピュータ本体とカードドック
40のコネクタ10同志が接続されるようにポータブル
コンピュータ本体を装着位置に案内するガイドピン40
2が設けられている。このガイドピン402は手動ハン
ドル401の操作に連動して載置面400上の前方位置
と後方位置間を移動するものであり、ユーザによって手
動ハンドル401が持ち上げられた時には載置面400
の前方に位置され、また、図示のように手動ハンドル4
01が押し下げられた時には載置面400の後方に位置
される。ポータブルコンピュータ本体をカードドック4
0に装着する場合には、まず、手動ハンドル401が持
ち上げられ、その状態でポータブルコンピュータ本体底
面の穴がガイドピン402に嵌め込まれる。そして、手
動ハンドル401が押し下げられることにより、ガイド
ピン402がポータブルコンピュータ本体をカードドッ
ク40の装着位置に案内し、コネクタ10同志が接続さ
れる。ポータブルコンピュータ本体をカードドック40
から取り外す場合には、手動ハンドル401が持ち上げ
られ、これによってポータブルコンピュータ本体がガイ
ドピン402によって前方に押し出され、コネクタ10
間の接続が互いに分離される。
【0059】図8は、カードドック40を背面からみた
ときの外観図である。ここでは、手動ハンドル401が
持ち上げられた状態が示されている。カードドック40
の筐体に設けられている検出スイッチ403は、手動ハ
ンドル401が持ち上げられたことなどを検知するため
に利用される。
【0060】図9には、図1〜図3で説明したシステム
構成ユニットのうち、コンピュータ本体100とドッキ
ングステーション30およびカードドック40との間の
ドック/アンドックのための構成ユニットが抽出して示
されている。なお、図中の太線は電源ラインを示すもの
とする。以下、ドック/アンドックのために使用される
信号群について説明する。
【0061】<システム・電源系> VPCCNT :VPCCNTはコンピュータ本体1
00の電源回路(PS)25から常時出力される制御系
の電源である。このVPCCNTは、コンピュータ本体
100の着脱制御のためにドッキングステーション30
およびカードドック40との通信を行うI/Oコントロ
ールゲートアレイ23および電源コントローラ24に供
給される。
【0062】VPCBK :VPCBKは電源回路
(PS)25から出力されるバックアップ電源であり、
電源オン時およびサスペンド時にPCI−DSブリッジ
装置18に供給される。また、VPCBKはレジューム
に必要な情報が消去されてしまうのを防止するために、
図1のメモリ13などにも供給される。
【0063】VPCPWR :VPCPWRは電源回
路(PS)25から出力される駆動電源であり、電源オ
ン時のみ出力される。BIOS ROM19には、VP
CPWRが供給される。
【0064】<電源コントローラ(PSC)> PSW# :(入力)PSW#は電源スイッチ2
6からの電源スイッチ信号であり、電源スイッチ26が
押されたときにLowとなる。
【0065】PTCIRQ# :(入力)RTCIRQ
#はRTC22からの割り込み信号であり、アクティブ
のときにLowとなる。
【0066】RI# :(入力)RI#はモデ
ム152からのリング信号であり、アクティブのときに
Lowとなる。
【0067】PNLOF# :(入力)PNLOF#
はパネルスイッチ27からのパネルスイッチ信号であ
り、コンピュータ本体のディスプレイパネルが開かれた
ときにLowとなる。
【0068】BUFOFF# :(出力)BUFOFF
#は駆動電源でドライブされているバスに接続されてい
るゲートアレイのゲートをオフする信号であり、たとえ
ばPCI−DSブリッジ装置18にサスペンド中である
ことを示すときなどに使用される。アクティブのときに
Lowとなる。
【0069】PCLR# :(出力)PCLR#は
電源オン時および電源オフ時に出力されるリセット信号
であり、アクティブのときLowとなる。
【0070】RCLR :(出力)RCLRはリ
ジューム時および電源オン時に出力されるリセット信号
であり、アクティブのときHighとなる。
【0071】DCPWON :(出力)DCPWON
はカードドック40中の電源回路44をオン、およびド
ッキングステーション30に電源0Nを指示する信号で
あり、アクティブのときHighとなる。
【0072】<I/Oコントロールゲートアレイ> DOCDT# :(入力)DOCDT#は、コネクタ
10の所定ピンの電圧値であり、ドッキングステーショ
ン30またはカードドック40にコンピュータ本体が接
続された時にLowとなる。
【0073】<BIOS>BIOS ROM19に格納
されたシステムBIOSは、I/Oコントロールゲート
アレイ23経由で、電源コントローラ24およびドッキ
ングステーション30の制御とデータのやり取りとを行
なう。
【0074】DCPCLR# :(出力)DCPCLR
#はドッキングステーション30またはカードドック4
0中のゲートアレイ用のリセット信号であり、アクティ
ブのときLowとなる。
【0075】DOCKEN# :(出力)DOCKEN
#はドッキングステーション30またはカードドック4
0とり間のバスの接続許可信号であり、ドッキングステ
ーション30内のDS−PCI/ISAブリッジ装置3
1やカードドック40のカードコントローラ41にバス
の接続を通知するときに使用される。アクティブのとき
Lowとなる。
【0076】<ドッキングステーション> DSPSW# :(入力)DSPSW#はドッキング
ステーション30内の電源スイッチ38が押下されてい
ることを示す信号であり、アクティブのときLowとな
る。
【0077】DSESW# :(入力)DSESW#
はドッキングステーション30内のイジェクトスイッチ
39が押下されていることを示す信号であり、アクティ
ブのときLowとなる。
【0078】PCLCK :(出力)PCLCKは
コンピュータ本体をロックする機構を動作させる信号で
あり、モータドライブによって前述したロック/イジェ
クト動作を行うイジェクト/ロック機構36に送られ
る。
【0079】PCEJCT :(出力)PCEJCT
はコンピュータ本体をイジェクトする機構を動作させる
信号であり、イジェクト/ロック機構36に送られる。
【0080】LCKOK :(入力)LCKOKは
コンピュータ本体のロックが完了したことを示す信号で
ある。
【0081】LCKNG :(入力)LCKNGは
コンピュータ本体のロック途中でロックがひっかかった
ことを示す信号である。
【0082】EJCTOK :(入力)EJCTOK
はコンピュータ本体のイジェクトが完了したことを示す
信号である。
【0083】NORMAL/BLOCK/EMEGEN
CY/ :(入力)これらは鍵37の位置を示す信号で
あり、NORMALは通常動作するところに鍵47が位
置していることを示す。また、BLOCKポジションは
ドックしている場合は本体を機械的にイジェクトしない
ようにし、アンドックしている場合はドックしないよう
にするところに鍵37が位置していることを示す。さら
に、EMEGENCYはコンピュータ本体を手動でイジ
ェクトできるようにするところに鍵37が位置している
ことを示す。
【0084】VDSCNT :VDSCNTは制御系
電源であり、AC入力があれば常に電源回路(DS P
S)35から供給される。
【0085】VDSPWR :VDSPWRは駆動電
源であり、電源オン時に電源回路(DS PS)35か
らPCIスロットやベイ等に供給される。
【0086】PCONF :(出力)PCONFは
VDSPWRが正常時にアクティブとなる信号であり、
アクティブのときにHighとなる。ドッキングステー
ション30の電源回路(DS PS)35はACアダプ
タ接続時のみ正常に動作する。
【0087】なお、ドッキングステーションコントロー
ラ33とコンピュータ本体内のI2Cバスに繋がってい
るデバイスとは電源が異なるため、I2Cバスとはアナ
ログスイッチ32で接続される。
【0088】<CDOC> EJCTRQ :(出力)EJCTRQはハンドル4
01がある位置まで動いており、コンピュータ本体がイ
ジェクトされようとしていることを示す信号であり、ア
クティブのときHighとなる。EJCTRQは、図8
の検出スイッチ403から出力される。
【0089】PCONF :(出力)PCONFは
PCカードに供給する電源がオンであることを示す信号
である。
【0090】VCDPWR :VCDPWRは電源回
路44から出力される駆動電源であり、PCカードスロ
ットに供給される。カードドック40の電源回路44
は、ACアダプタ非接続時でもコンピュータ本体から与
えられる電源によって動作することができる。
【0091】次に、図10および図11を参照して、コ
ンピュータ本体をドッキングステーション30/カード
ドック40に装着する場合のドッキングシーケンスにつ
いて説明する。
【0092】コンピュータ本体とドッキングステーショ
ン30またはカードドック40のドッキングコネクタ1
0同志が接続されると、DOCCDT#がアクティブに
なる。これによってI/Oコントロールゲートアレイ2
3がドッキングステーション30またはカードドック4
0との接続を検知し、それをSMI(システム管理割り
込み)によってCPU11に通知する。もし、このと
き、電源オフの状態であったならば、電源コントローラ
24によって電源オンされた後に、CPU11に接続検
知を通知する。CPU11はBIOSの実行を開始す
る。BIOSは、コンピュータ本体とドッキングステー
ション30またはカードドック40のドッキングコネク
タ10同志が物理的に接続されたことを示すコマンド
(Docking)を電源コントローラ(PSC)24
に発行する。電源コントローラ(PSC)24は、DC
PWONをアクティブにして電源オンをドッキングステ
ーション30またはカードドック40に指示する。
【0093】コンピュータ本体とドッキングステーショ
ン30が接続された場合には、そのDCPWONに応答
して、VDSPWRが供給開始され、またその電源供給
が正常に行われると、PCONFがアクティブになる。
また、ドッキングステーション30においては、コンピ
ュータ本体が接続された時にそのコンピュータ本体から
VPCCNTが供給されるので、その時点でDSC33
によるロッキング制御処理(PC−LOCK)が開始さ
れる。そして、鍵31がノーマル位置(NORMAL)
であれば、ロック/イジェクト機構36によってコンピ
ュータ本体がドッキングステーション30上にロックさ
れる。
【0094】一方、コンピュータ本体とカードドック4
0が接続された場合には、そのDCPWONに応答し
て、VCDPWRが供給開始され、またその電源供給が
正常に行われると、PCONFがアクティブになる。ま
た、この時、既にコンピュータ本体はカードドック40
にロックされている。
【0095】この後、電源コントローラ(PSC)24
は、PCONFによってドッキングステーション30ま
たはカードドック40の内部電源が正常にオンされた事
を確認すると、ドッキングステーション30またはカー
ドドック40とコンピュータ本体間の電源レベルが同じ
になった事を、コマンド(Dock Complet
e)によってBIOSに通知する。
【0096】BIOSは、PCI−DSブリッジ18に
ドッキングバス7との間のゲートをオンさせてPCIバ
ス2とドッキングバス7間を接続させると共に、DOC
KEN#、DCPCLR#をアクティブして、DS−P
CI/ISAブリッジ31とドッキングバス7間、また
はカードコントローラ41とドッキングバス7間を接続
させる。
【0097】この後、BIOSは、DOCKEN#によ
ってコンピュータ本体とドッキングステーション30、
またはカードドック40間のバス接続がなされたこと
を、コマンド(Dock ON)によって電源コントロ
ーラ(PSC)24に通知すると共に、OSと共同して
ドッキングステーション30またはカードドック40を
できるようにするための環境設定を行う。
【0098】図11には、DSC33によって実行され
るロッキング制御処理について説明する。
【0099】DSC33は、VPCCNTがオンになっ
たことを検出すると(ステップS21)、現在の鍵31
の位置がブロック位置(BLOCK)であるか否かを調
べる(ステップS22)。ブロック位置(BLOCK)
でなければ、一定時間ウエイトした後、電源コントロー
ラ24に対してロックリクエストコマンドを発行してロ
ックしてもよいか否かを問い合わせる。このロックリク
エストコマンドの発行処理は2回までリトライされ、そ
れまでに電源コントローラ24からACKが返送された
ならば(ステップS25〜S28)、イジェクト/ロッ
ク機構36にロック動作を開始させる(ステップS2
8)。ガイドピン301によって正常にコンピュータ本
体がロックされるとロッキング制御処理は終了するが、
途中でガイドピン301がひっかかるなどによってエラ
ーが発生すると(ステップS29〜S31)、DSC3
3は、イジェクト/ロック機構36にコンピュータ本体
をイジェクトさせる(ステップS32)。
【0100】一方、ステップS22にて、鍵31の位置
がブロック位置(BLOCK)であることを検出した場
合には、DSC33は、まず、ポータブルコンピュータ
が既にドッキングステーション30上にロックされてい
る状態であるか否かを調べ(ステップS33)、ポータ
ブルコンピュータがロックされた状態でなければ、ステ
ップS32のイジェクト動作を実行する。したがって、
鍵37のキーポジションがブロック位置(BLOCK)
の状態においては、ポータブルコンピュータがドッキン
グステーション30上の装着位置に装着されると、押し
出し部302が駆動されてポータブルコンピュータがド
ッキングステーション30からイジェクトされる。
【0101】また、図11のロッキング制御処理は定期
的に実行されるので、ポータブルコンピュータが既にド
ッキングステーション30上にロックされている状態で
ドッキングステーション30が電源オンされた時、もし
くは錠機構がブロック位置(BLOCK)に設定された
時はそのまま何の動作も行われず、また、ポータブルコ
ンピュータがロックされた状態でなければイジェクト動
作が行われる。
【0102】次に、図12を参照して、コンピュータ本
体をドッキングステーション30から取り外す場合のア
ンドッキングシーケンスについて説明する。
【0103】イジェクトスイッチ39が押されると、D
SESW#がアクティブとなり、これによってDSC3
3はイジェクトスイッチ39が押されたことを検知す
る。DSC33は、鍵31の現在の位置がブロック位置
(BLOCK)であるか否かを調べる。ブロック位置
(BLOCK)であれば、DSC33は、イジェクトス
イッチ39の押下操作にはなんら反応しない。
【0104】一方、鍵31の現在の位置がブロック位置
(BLOCK)でなければ、DSC33は、イジェクト
スイッチ39が押されたことを、コマンド(Eject
SW ON)によって電源コントローラ24に通知す
る。電源コントローラ24は、イジェクト要求が発行さ
れている事を、コマンド(Eject Reques
t)によってBIOSに通知する。BIOSは、イジェ
クトパスワードの設定か成されていればパスワードチェ
ックを行った後、OSにシステム環境の設定変更が可能
か否か問い合わせ、可能であれば、PCI−DSブリッ
ジ18にドッキングバス7との間のゲートをオフさせて
PCIバス2とドッキングバス7間を分離させると共
に、DCPCLR#、DOCKEN#をそれぞれアクテ
ィブ、インアクティブにして、DS−PCI/ISAブ
リッジ31とドッキングバス7間を分離させる。この
後、BIOSは、コンピュータ本体をイジェクトするこ
とを指示するコマンド(Eject Power O
N)を電源コントローラ24に発行すると共に、OSと
共同してシステム環境の設定変更を行う。
【0105】電源コントローラ24はDCPWONをイ
ンアクティブにし、これによってVDSPWRが切られ
る。そして、電源コントローラ24は、BIOSにイジ
ェクトを要求し、BIOSからDSC33にイジェクト
要求が送られる。そして、DSC33からの指示によっ
てイジェクト/ロック機構36のイジェクト動作が開始
され、コンピュータ本体がドッキングステーションから
イジェクトされる。そして、DOCDT#はインアクテ
ィブになる。
【0106】コンピュータ本体をカードドック40から
取り外す場合のアンドッキングシーケンスは、イジェク
ト検出スイッチ403からの信号(EJCTRQ)など
がトリガとなるだけで、まず、ゲートオフによってバス
接続を切り離し、そしてカードドックの電源を切ってか
らイジェクトを行う点についてはドッキングステーショ
ン30の場合と同様である。
【0107】また、カードドック40の場合は、ハンド
ル401の操作によつイジェクトを行うため、検出スイ
ッチ403によってイジェクト操作の開始が検知されて
からすぐにバス接続が切り離されてしまう可能性があ
る。このため、ソフトウェア的にBIOSにイジェクト
要求を通知するためのイジェクトボタンをOS上に用意
しておき、ユーザがそのボタンを画面上などで選択する
事によってイジェクト要求を発行する事が好ましい。こ
のイジェクトボタンは、ドッキングステーション30の
場合にも適用する事ができる。
【0108】次に、図14、図15を参照して同実施形
態のコンピュータシステムが電源オフの状態から電源オ
ンの状態に移行した際の動作を説明する。
【0109】コンピュータシステムが電源オフの状態か
ら電源オンの状態に移行したとき、まず電源コントロー
ラ24が、システムの電源オンの開始要因を判定して、
その判定結果をI/Oコントロールゲートアレイ23の
レジスタ内の所定のアドレスにセットする。同実施形態
のコンピュータシステムの電源オンの開始要因を以下に
示す。
【0110】(1)コンピュータ本体の電源スイッチオ
ン。
【0111】(2)コンピュータ本体のディスプレイパ
ネルの開放。
【0112】(3)RTCの割り込み。
【0113】(4)モデムリング割り込み。
【0114】(5)ドッキングステーションの電源スイ
ッチオン。
【0115】(6)ドッキングステーションのイジェク
トスイッチオン。
【0116】なお、ドッキングステーションのイジェク
トスイッチが押されたときにコンピュータ本体の電源が
オンとなるのは、ドッキングステーションからのコンピ
ュータ本体の取り外しを許可するか否かの判定を行なう
ためである。
【0117】コンピュータ本体の電源スイッチが押され
た場合、電源スイッチ26からのPSW#信号がLow
となり、コンピュータ本体のディスプレイパネルが開か
れた場合には、パネルスイッチ27からのPNLOF#
信号がLowとなる。また、RTCの割り込みの場合、
RTC22からのRTCIRQ#信号がLowとなり、
モデムリング割り込みの場合には、モデム152からの
RI#信号がLowとなる。そして、電源コントローラ
24は、これらの信号を監視することによってコンピュ
ータシステムの電源オンの開始要因を判定する。
【0118】一方、ドッキングステーションの電源スイ
ッチが押された場合、電源スイッチ38からのDSPS
W#信号がLowとなり、また、ドッキングステーショ
ンのイジェクト電源スイッチが押された場合、イジェク
トスイッチ39からのDSESW#信号がLowとな
る。DSコントローラ33は、これらの信号を監視し
て、その電源オンの開始要因をICバス4を介してコ
マンドにより電源コントローラ24に通知する。これに
より電源コントローラ24はコンピュータシステムの電
源オンの開始要因を判定する。
【0119】この電源コントローラ24による電源オン
の開始要因の判定およびその判定結果のセットにより、
BIOS19などの上位アプリケーションプログラムへ
電源オンの開始要因を伝達することができ、前述したよ
うな電源オンの開始要因それぞれに応じた処理を自動的
に実行するなどといったことが実現できる。
【0120】この電源オンの開始要因の判定およびその
判定結果のセットが終了すると、電源コントローラ24
は、システムのドッキング状態と接続されたドッキング
ステーション30またはカードドック40の電源状態と
をチェックする。
【0121】図15にこのときの動作手順を示す。
【0122】電源コントローラ24は、まずDOCDT
#信号がアクティブかどうかをI/Oコントロールゲー
トアレイ23のレジスタを参照することにより検査する
(ステップS1)。インアクティブの場合には、ドッキ
ングコネクタは未接続であると判断し(ステップS
2)、すなわちドッキングステーション30およびカー
ドドック40のいずれも接続されていないと判断してこ
の処理を終了する。
【0123】一方、アクティブの場合には、接続されて
いる拡張ユニット(ドッキングステーション30または
カードドック40)にACアダプタが接続されているか
どうかを検査して(ステップS3)、ACアダプタが接
続されていない場合には、PCONF信号がアクティブ
かどうかを検査する(ステップS4)。ACアダプタか
らの電源ラインはコネクタを介してコンピュータ本体に
送られ、そこでコンピュータ本体のACアダプタからの
電源ラインと接続されている。したがって、このACア
ダプタの接続有無は、たとえばこの電源ラインの電圧を
電源コントローラ24などが監視することなどによって
検査できる。
【0124】PCONF信号がアクティブの場合には、
カードドック40が接続されていると判断して(ステッ
プS5)、この処理を終了する。また、インアクティブ
の場合には、(1)ドッキングステーション30が接続
されているがドッキングステーション30で電源異常が
発生している(ACアダプタ未接続を含む)、または
(2)カードドック40が接続されているがカードドッ
ク40で電源異常が発生している、のいずれかであると
判断して(ステップS6)、この処理を終了する。な
お、ドッキングステーション30の稼働にはACアダプ
タの接続が必須であるが、カードドック40ではACア
ダプタ未接続の場合でもコンピュータ本体に内蔵された
バッテリなどからの電力供給により稼働できる。この違
いは双方の消費電力の違いから発生するものである。
【0125】一方、ACアダプタが接続されている場合
には、電源コントローラ24は、DSコントローラ33
に対してその装置固有のステータスをリードするための
コマンド(Read DS Typeコマンド)を発行
しその応答を監視する(ステップS7,ステップS
8)。このコマンドに対する応答が2回続けて無い場合
(ステップS9)、電源コントローラ24は、PCON
F信号がアクティブかどうかを検査し(ステップS1
0)、アクティブの場合には、カードドック40が接続
されていると判断して(ステップS11)、この処理を
終了する。また、インアクティブの場合には、カードド
ック40が接続されているがカードドック40で電源異
常が発生していると判断して(ステップS12)この処
理を終了する。
【0126】一方、Read DS Typeコマンド
に対してエラー応答が返された場合には、ドッキングス
テーション30が接続されているが何等かの異常が発生
していると判断する(ステップS13)。なお、この異
常は返送されたエラー応答の内容により判別される。
【0127】また、Read DS Typeコマンド
に対してノーマル応答が返された場合には、PCONF
信号がアクティブかどうかを検査して(ステップS1
4)、アクティブの場合には、ドッキングステーション
30が接続されていると判断して(ステップS15)こ
の処理を終了し、インアクティブの場合には、ドッキン
グステーション30が接続されているがドッキングステ
ーション30で電源異常が発生していると判断して(ス
テップS16)この処理を終了する。
【0128】そして、電源コントローラ24は、このチ
ェック結果をI/Oコントロールゲートアレイ23のレ
ジスタ内の所定のアドレスにセットする。
【0129】このようにして、接続されている拡張ユニ
ットの種類を判別できるようになるので、コンピュータ
本体を複数種の拡張ユニットに選択的に接続して使用す
るという環境下でも自動環境設定を有効に活用すること
ができる。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、拡張ユニットからのポータブルコンピュータの取り
外しや拡張ユニットの無断使用などを防止するためのセ
キュリティー機能を錠機構を利用して実現されており、
拡張ユニットに対するポータブルコンピュータの着脱に
関して十分なセキュリティー性を確保できる。また、接
続されている拡張ユニットの種類を判別することができ
るため、ポータブルコンピュータを複数種の拡張ユニッ
トに選択的に接続して使用するという環境下でも自動環
境設定を有効に活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るコンピュータシス
テムのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のシステムで使用されるドッキング
ステーションの構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態のシステムで使用されるカードドッ
クの構成を示すブロック図。
【図4】同実施形態のシステムで使用されるドッキング
ステーションの外観を示す図。
【図5】同実施形態のコンピュータ本体がドッキングス
テーションに装着される様子を示す図。
【図6】同実施形態のシステムで使用されるドッキング
ステーションに設けられた錠機構を説明するための図。
【図7】同実施形態のシステムで使用されるカードドッ
クを正面から見た場合の外観図。
【図8】同実施形態のシステムで使用されるカードドッ
クを背面から見た場合の外観図。
【図9】同実施形態のシステムで使用されるドッキング
ステーションおよびカードドックとの間のドック/アン
ドック制御のための構成を示す図。
【図10】同実施形態のシステムにおいてコンピュータ
本体をドッキングステーション/カードドックに装着す
る場合のドッキングシーケンスを説明するための図。
【図11】図10のドッキングシーケンス内で実行され
るロッキング制御処理の手順を示すフローチャート。
【図12】同実施形態のシステムにおいてコンピュータ
本体をドッキングステーション/カードドックから取り
外す場合のアンドッキングシーケンスを説明するための
図。
【図13】同実施形態のシステムにおいてシステム電源
オフの状態からシステム電源オンの状態に移行した際に
実行される動作の手順を示す図。
【図14】同実施形態のシステムにおいてコンピュータ
本体に接続された拡張ユニットがドッキングステーショ
ン/カードドックのいずれであるかを判別するための手
順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…プロセッサバス、2…内部PCIバス、3…内部I
SAバス、4…ICバス、5…外部PCIバス、6…
外部ISAバス、10…ドッキングコネクタ、11…C
PU、12…ホスト−PCIブリッジ、13…メモリ、
14…ディスプレイコントローラ、15…DSPインタ
フェースゲートアレイ、16…内部PCI−ISAブリ
ッジ装置、17…カードコントローラ、18…PCI−
DSブリッジ装置、19…BIOS ROM、20…H
DD、21…キーボードコントローラ、22…リアルタ
イムクロック(RTC)、23…I/Oコントロールゲ
ートアレイ、24…電源コントローラ(PSC)、25
…電源回路(PS)、26…電源スイッチ、27…パネ
ルスイッチ、30…ドッキングステーション、31…D
S−PCI/ISAブリッジ装置、33…DSコントロ
ーラ、34…EEPROM、35…カードコントロー
ラ、36…イジェクト/ロック機構、37…鍵、38…
電源スイッチ、39…イジェクトスイッチ、40…カー
ドドック(ポートリプリケータ)、41…PCカードコ
ントローラ、43…EEPROM、44…電源回路、1
00…コンピュータ本体、101,102,103…コ
ネクタ要素、131…システムメモリ、132…拡張メ
モリ、151…DSP、152…モデム(CODE
C)、153…サウンドCODEC、300…載置面、
301…ガイドピン、302…押し出し部、303…パ
ワーインディケータ、304…ドライブインユースイン
ディケータ、305…ドッキングインディケータ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ本体の機能拡張のために前
    記コンピュータ本体が取り外し可能に装着される拡張ユ
    ニットにおいて、 前記コンピュータ本体を前記コンピュータ本体と前記拡
    張ユニット本体のコネクタ間が接続される前記拡張ユニ
    ット上の装着位置にロックするロック手段と、 前記拡張ユニット本体に設けられたイジェクトスイッチ
    の操作に応答して、前記ロック手段によるロックを解除
    して前記コンピュータ本体を前記拡張ユニット本体から
    分離するイジェクト手段と、 前記拡張ユニット本体に設けられ、鍵が取り外し自在に
    挿入される鍵穴を有する錠機構であって、前記拡張ユニ
    ット本体への前記コンピュータ本体の接続禁止を示す第
    1位置または前記拡張ユニット本体への前記コンピュー
    タ本体の接続許可を示す第2位置に設定される錠機構
    と、 この錠機構が前記第1位置に設定されている状態で前記
    コンピュータ本体が前記ユニット本体上の前記装着位置
    に装着されたとき、前記イジェクト手段を使用して前記
    コンピュータ本体を前記拡張ユニット本体から分離する
    手段とを具備することを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 コンピュータ本体の機能拡張のために前
    記コンピュータ本体が取り外し可能に装着される拡張ユ
    ニットにおいて、 前記コンピュータ本体を前記コンピュータ本体と前記拡
    張ユニット本体のコネクタ間が接続される前記拡張ユニ
    ット上の装着位置にロックするロック手段と、 前記拡張ユニット本体に設けられたイジェクトスイッチ
    の操作に応答して、前記ロック手段によるロックを解除
    して前記コンピュータ本体を前記拡張ユニット本体から
    分離するイジェクト手段と、 前記拡張ユニット本体に設けられ、鍵が取り外し自在に
    挿入される鍵穴を有する錠機構であって、前記拡張ユニ
    ット本体への前記コンピュータ本体の接続禁止および前
    記拡張ユニット本体からの前記コンピュータ本体の分離
    禁止を示す第1位置、または前記拡張ユニット本体への
    前記コンピュータ本体の接続許可および前記拡張ユニッ
    ト本体からの前記コンピュータ本体の分離許可を示す第
    2位置に設定される錠機構と、 この錠機構が前記第1位置に設定されている状態で前記
    コンピュータ本体が前記ユニット本体上に装着されたと
    き、前記イジェクト手段を使用して前記コンピュータ本
    体を前記拡張ユニット本体から分離する手段と、 前記錠機構が前記第1位置に設定されている状態で前記
    イジェクトスイッチが操作されたとき、前記コンピュー
    タ本体を前記拡張ユニット上の装着位置に保持するため
    に前記イジェクトスイッチの操作を無効化する手段とを
    具備することを特徴とする拡張ユニット。
  3. 【請求項3】 前記錠機構は、 前記拡張ユニット本体から前記コンピュータ本体を手動
    で分離することを許可する第3の位置をさらに有し、 前記鍵機構が前記第3の位置にあるときのみ作動するよ
    うに構成され、前記拡張ユニット本体に設けられた手動
    式操作子の操作に連動して前記拡張ユニット本体から前
    記コンピュータ本体を分離させる手動式イジェクト機構
    をさらに具備することを特徴とする請求項2記載の拡張
    ユニット。
  4. 【請求項4】 前記ロック手段は、前記コンピュータ本
    体が前記拡張ユニットの装着位置に装着されたことを検
    知する検知手段を具備し、この検知手段が前記コンピュ
    ータ本体の装着を検知し、かつ前記錠機構が前記第1位
    置にある場合、前記錠機構は前記コンピュータ本体の接
    続状態を保持することを特徴とする請求項2記載の拡張
    ユニット。
  5. 【請求項5】 前記錠機構は、前記コンピュータ本体に
    対しリクエストコマンドを送出する送出手段を具備し、
    この送出手段が送出したリクエストコマンドに応答する
    所定のコマンドを当該拡張ユニットが受信した場合、前
    記コンピュータ本体を装着位置に保持することを特徴と
    する請求項2記載の拡張ユニット。
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