JPH09114566A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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JPH09114566A
JPH09114566A JP7272986A JP27298695A JPH09114566A JP H09114566 A JPH09114566 A JP H09114566A JP 7272986 A JP7272986 A JP 7272986A JP 27298695 A JP27298695 A JP 27298695A JP H09114566 A JPH09114566 A JP H09114566A
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JP
Japan
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power
power supply
main body
expansion device
expansion
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Application number
JP7272986A
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English (en)
Inventor
Shunichi Morisawa
俊一 森沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オプションカードなどの拡張デバイスおよびそ
れらのソフトウェアドライバを動作状態にしたままシス
テムを擬似的にパワーオフする。 【解決手段】コンピュータ本体にドッキングステーショ
ン30またはカードドック40が接続されている状態で
電源スイッチ26または38などを押して電源オフ操作
を行うと、ディスプレイオフ、キーロック、HDDモー
タオフがなされるが、コンピュータ本体内部の各種デバ
イスおよびドッキングステーション30またはカードド
ック40の拡張デバイスに対する電源供給は停止されず
に維持され続ける。したがって、ユーザにはシステムが
パワーオフされているように見えるが、拡張デバイスお
よびそのソフトウェアドライバを動作状態に維持し続け
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機能拡張のため
の拡張デバイスが接続可能なコンピュータシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能なラップトップタイプまたはノートブックタイプの
パーソナルポータブルコンピュータが種々開発されてい
る。この種のポータブルコンピュータは、その機能拡張
のために、拡張ユニットが必要に応じて装着できるよう
に構成されている。
【0003】拡張ユニットは、ハードディスクドライブ
などのドライブ装置を収容するドライブベイや、種々の
オプションカードを装着するための拡張スロットなどを
有している。したがって、この拡張ユニットに必要に応
じてポータブルコンピュータを接続して使用する事によ
り、ポータブルコンピュータの携帯性を損なうこと無
く、そのポータブルコンピュータの機能拡張を容易に行
うことができる。
【0004】また、通常、ポータブルコンピュータにお
いては、その操作性の向上のために、サスペンド・レジ
ューム機能が設けられている。このサスペンド・レジュ
ーム機能は、電源オフ直前のシステム情報をセーブして
おき、電源再投入時にセーブした情報を復元することに
よって電源オフ直前の作業状態に瞬時に復帰する機能で
ある。このサスペンド・レジューム機能を使用した場
合、電源オフ状態、つまりサスペンドモード時において
は、消費電力の低減のために、メモリを除くシステム内
のほとんど全てのデバイスに対する電源供給が停止され
る。
【0005】したがって、もし拡張ユニット接続時にポ
ータブルコンピュータをサスペンド状態に設定すると、
拡張ユニット内のオプションカードに対する電源供給も
停止されることになる。このため、電源再投入時、つま
りレジューム時には、ポータブルコンピュータ内のレジ
ューム処理後に、それらオプションカードに対応するソ
フトウェアドライバ群がそれぞれ対応するオプションカ
ードを初期設定し直すことが必要とされる。
【0006】オプションカードの初期設定には比較的多
くの時間を要するので、この様な初期設定のし直しは、
電源オフ直前の作業状態にシステムを瞬時に復帰させる
というサスペンド・レジューム機能の性能低下を引き起
こす大きな要因となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、オプシ
ョンカードなどの拡張デバイスはポータブルコンピュー
タの機能拡張を行う上で重要であるが、従来では、拡張
デバイスを使用している状態でサスペンドモードに設定
すると、レジューム処理後にソフトウェアドライバ毎に
オプションカードの初期設定処理を行う必要がある。こ
のため、電源オフ直前の作業状態にシステムが復帰させ
るまでに時間がかかるという欠点があった。
【0008】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、従来のサスペンドモードに代えて、オプシ
ョンカードなどの拡張デバイスおよびそれらのソフトウ
ェアドライバを動作状態にしたままシステムを擬似的に
パワーオフできる新たなモードを実現し、レジューム処
理後にソフトウェアドライバ毎にオプションカードの初
期設定処理を行うことなく、電源オフ直前の状態にシス
テムを瞬時に復帰させることができるコンピュータシス
テムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、拡張デバイ
スの接続が可能なコンピュータシステムにおいて、前記
コンピュータシステムをパワーオフするための電源スイ
ッチの操作に応答して、前記拡張デバイスの接続の有無
を検出する手段と、前記拡張デバイスが接続されている
とき、前記システム内部の各種デバイスおよび前記拡張
デバイスに対する電源供給を維持したまま前記コンピュ
ータシステムのディスプレイを消灯して、前記システム
を擬似的にパワーオフする手段とを具備することを特徴
とする。
【0010】このコンピュータシステムにおいては、拡
張デバイスが接続されている状態で電源スイッチをオフ
すると、ディスプレイはオフされるが、システム内部の
各種デバイスおよび拡張デバイスに対する電源供給は停
止されずに維持され続ける。したがって、ユーザにはシ
ステムがパワーオフされているように見えるが、拡張デ
バイスおよびそのソフトウェアドライバを動作状態に維
持し続けることができる。よって、このようにシステム
が擬似的にパワーオフされる新たなシステム状態を従来
のサスペンドモードに代えて使用することにより、レジ
ューム処理後にソフトウェアドライバ毎にオプションカ
ードの初期設定処理を行うことなく、電源オフ直前の状
態にシステムを瞬時に復帰させることが可能となる。
【0011】また、システムの疑似パワーオフ状態にお
いては、より通常のパワーオフ状態に近づけるために、
ディスプレイの消灯に加え、キーボードをロックしてキ
ー入力も無効化することが好ましい。さらに、電力消費
の低減のために、ハードディスク装置のモータも停止さ
せることが好ましい。
【0012】また、この発明は、コンピュータ本体と、
このコンピュータ本体の機能拡張のための各種拡張デバ
イスが接続可能に構成され、前記コンピュータ本体が取
り外し可能に装着される拡張ユニットとを有するコンピ
ュータシステムにおいて、前記コンピュータ本体に、前
記システムのパワーオフを許可または禁止するパワーオ
フ制御手段と、前記コンピュータ本体のディスプレイの
消灯およびキーボードからのキー入力の無効化の少なく
とも一方を実行する疑似パワーオフ手段と、前記コンピ
ュータ本体および前記拡張ユニットそれぞれに設けられ
た各電源スイッチのオン・オフ操作に応答して、前記コ
ンピュータ本体内の各種デバイスおよび前記拡張ユニッ
ト内の拡張デバイスに対する電源供給を制御する電源制
御手段であって、前記電源スイッチのオフ操作に応答し
て前記パワーオフ制御手段に対して電源供給の停止が可
能か否かを問い合わせ、許可されたときに前記コンピュ
ータ本体内の各種デバイスおよび前記拡張拡張ユニット
内の拡張デバイスに対する電源供給を停止する電源制御
手段とを具備し、前記パワーオフ制御手段は、前記電源
制御手段からの問い合わせに応答して前記コンピュータ
本体が前記拡張ユニットに装着されているか否かを検出
し、装着されているとき、前記システムのパワーオフを
禁止して前記電源制御手段に前記コンピュータ本体内の
各種デバイスおよび前記拡張ユニット内の拡張デバイス
に対する電源供給を維持させると共に、前記疑似パワー
オフ手段を起動することを特徴とする。
【0013】このシステムにおいては、コンピュータ本
体に設けられた電源制御手段によって、コンピュータ本
体内の各種デバイスと拡張ユニット内の拡張デバイスの
双方に対する電源供給制御が行われるように構成されて
おり、コンピュータ本体と拡張ユニットとが接続されて
いる場合には、システムパワーオフのための電源スイッ
チの操作が行われても、コンピュータ本体内の各種デバ
イスと拡張ユニット内の拡張デバイスの双方に対する電
源供給はそのまま維持され、ディスプレイの消灯または
キーボードからのキー入力の無効化だけが行われる。よ
って、この場合にも、ユーザにはシステムがパワーオフ
されているように見えるが、拡張デバイスおよびそのソ
フトウェアドライバを動作状態に維持し続けることがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係わるコンピュータシステムの構成が示されている。
このコンピュータシステムは、バッテリ駆動可能なノー
トブックタイプまたはラップトップタイプのポータブル
コンピュータであり、そのシステムボード上には、プロ
セッサバス1、内部PCIバス2、内部ISAバス3、
およびI2 Cバス4が配設されている。また、このポー
タブルコンピュータ本体に設けられたドッキングコネク
タ10には、機能拡張のための拡張ユニットとして、図
2のドッキングステーション30、または図3のカード
ドック(ポートリプリケータ)40がユーザによって必
要に応じて接続される。ドッキングコネクタ10は、図
示のように、3つのコネクタ要素101,102,10
3から構成されている。
【0015】コンピュータ本体内には、CPU11、ホ
スト/PCIブリッジ装置12、メモリ13、ディスプ
レイコントローラ14、DSPインタフェースゲートア
レイ(DSP IF GA)15、内部PCI−ISA
ブリッジ装置16、カードコントローラ17、PCI−
DS(DS:ドッキングステーション)ブリッジ装置1
8、BIOS ROM19、HDD20、キーボードコ
ントローラ21、リアルタイムクロック(RTC)2
2、I/Oコントロールゲートアレイ23、電源コント
ローラ(PSC)24などが設けられている。
【0016】ドッキングステーション30は、PCI拡
張カード、ISA拡張カード、PCカード、HDD、C
D−ROMドライブなどの拡張デバイスの増設のために
使用されるものであり、このドッキングステーション3
0内には、図2に示されているように、外部PCIバス
5および外部ISAバス6が拡張バスとして配設されて
おり、そこにはドライブベイやPCI拡張スロットおよ
びISA拡張スロットなどが接続されている。また、こ
のドッキングステーション30内には、DS−PCI/
ISAブリッジ装置31、DSコントローラ33、EE
PROM34なども設けられている。
【0017】カードドック40は、PCカードスロット
をもつポートリプリケータであり、ここには、図3に示
されているように、I/Oポートコネクタ(マウスコネ
クタ、キーボードコネクタなど)、PCカードコントロ
ーラ41、およびEEPROM43などが設けられてい
る。
【0018】次に、図1のコンピュータ本体に設けられ
た各コンポーネントの機能および構成について説明す
る。CPU11は、例えば、米インテル社によって製造
販売されているマイクロプロセッサ“Pentium”
などによって実現されている。このCPU11の入出力
ピンに直結されているプロセッサバス1は、64ビット
幅のデータバスを有している。
【0019】メモリ13は、オペレーティングシステ
ム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーションプ
ログラム、および処理データなどを格納するメモリデバ
イスであり、複数のDRAMモジュールによって構成さ
れている。このメモリ13は、システムボード上に予め
実装されるシステムメモリ131と、ユーザによって必
要に応じて装着される拡張メモリ132とから構成され
る。これらシステムメモリ131および拡張メモリ13
2を構成するDRAMモジュールとしては、シンクロナ
スDRAMやRambusなど、バンク毎にメモリクロ
ックの供給が必要な高速メモリが利用される。
【0020】このメモリ13は、32ビット幅または6
4ビット幅のデータバスを有する専用のメモリバスを介
してホスト−PCIブリッジ装置12に接続されてい
る。メモリバスのデータバスとしてはプロセッサバス1
のデータバスを利用することもできる。この場合、メモ
リバスは、アドレスバスと各種メモリ制御信号線とから
構成される。
【0021】ホスト/PCIブリッジ装置12は、プロ
セッサバス1と内部PCIバス2との間を繋ぐブリッジ
LSIであり、PCIバス2のバスマスタの1つとして
機能する。このホスト/PCIブリッジ装置12は、プ
ロセッサバス1と内部PCIバス2との間で、データお
よびアドレスを含むバスサイクルを双方向で変換する機
能、およびメモリバスを介してメモリ13をアクセス制
御する機能などを有している。
【0022】内部PCIバス2はクロック同期型の入出
力バスであり、内部PCIバス2上の全てのサイクルは
PCIバスクロックに同期して行われる。PCIバスク
ロックの周波数は最大33MHzである。PCIバス2
は、時分割的に使用されるアドレス/データバスを有し
ている。このアドレス/データバスは、32ビット幅で
ある。
【0023】PCIバス2上のデータ転送サイクルは、
アドレスフェーズとそれに後続する1以上のデータフェ
ーズとから構成される。アドレスフェーズにおいてはア
ドレスおよび転送タイプが出力され、データフェーズで
は8ビット、16ビット、24ビットまたは32ビット
のデータが出力される。
【0024】ディスプレイコントローラ14は、ホスト
/PCIブリッジ装置12と同様にPCIバス2のバス
マスタの1つであり、ビデオメモリ(VRAM)143
の画像データをLCD141や外部のCRTディプレイ
142に表示する。
【0025】DSPインタフェースゲートアレイ15
は、PCIデバイスの1つであり、DSP151、MO
DEM(CODEC)152、およびサウンドCODE
C153と共同して各種サウンド処理や電話/データの
通信処理を行うためのDSPシステムを構成する。
【0026】このDSPインタフェースゲートアレイ1
5は、メモリ13に読み込まれて実行される専用のデバ
イスドライバプログラムの制御の下で、DSP151、
MODEM(CODEC)152、およびサウンドCO
DEC153と通信して、DSP151のデジタル信号
処理機能を利用したサウンド処理や通信処理を制御す
る。
【0027】内部PCI−ISAブリッジ装置16は、
内部PCIバス2と内部ISAバス3との間を繋ぐブリ
ッジLSIであり、PCIデバイスの1つとして機能す
る。この内部PCI−ISAブリッジ装置16には、P
CIバスアービタ、およびDMAコントローラなどが内
蔵されている。内部ISAバス3には、BIOS RO
M19、HDD20、キーボードコントローラ21、R
TC22、I/Oコントロールゲートアレイ23が接続
されている。
【0028】カードコントローラ17は、PCIデバイ
スの1つであり、PCMCIAまたはカードバス仕様の
PCカードを制御する。PCI−DSブリッジ装置18
は、ドッキングステーション30およびカードドック4
0との間でバスの接続および切断を制御する。すなわ
ち、PCI−DSブリッジ装置18は、内部PCIバス
2とPCIバス相当のドッキングバス7とを繋ぐブリッ
ジLSIであり、PCIデバイスの1つとして機能す
る。このドッキングバス7は、ドッキングコネクタ10
のコネクタ要素101を介して外部に導出され、ドッキ
ングステーション30やカードドック40に接続され
る。
【0029】I/Oコントロールゲートアレイ23は、
内部ISAバス3とI2 Cバス4とを繋ぐブリッジLS
Iであり、CPU11によってリード/ライト可能な複
数のレジスタ群を内蔵している。これらレジスタ群を使
用することにより、CPU11とI2Cバス4上の電源
コントローラ24との通信が可能となる。
【0030】このI/Oコントロールゲートアレイ23
からは、ドッキングステーション30やカードドック4
0と接続される制御信号線がドッキングコネクタ10の
コネクタ要素102を介して複数本外部に導出される。
また、I/Oコントロールゲートアレイ23は、コンピ
ュータ本体とドッキングステーション30またはカード
ドック40とのドッキング/アンドッキングを検出し、
さらにコンピュータ本体が電源オン状態のままでドッキ
ングステーション30やカードドック40の接続が行わ
れたときに、活線挿抜などによってドッキングステーシ
ョン30やカードドック40内の拡張デバイスの破壊や
システムの誤動作が生じないように制御する。
【0031】I2 Cバス4は、1本のクロック信号線と
1本のデータ線(SDA)から構成される双方向バスで
あり、これはドックキングコネクタ10のコネクタ要素
103を介して外部に導出されている。
【0032】電源コントローラ(PSC)24は、コン
ピュータ本体の電源スイッチのオン/オフやパネルの開
閉などに応じてコンピュータ本体内部の各種デバイスお
よびドッキングステーション30およびカードドック4
0内の拡張用デバイスに対する電源供給を制御する。
【0033】次に、図2のドッキングステーション30
のコンポーネントについて説明する。前述したように、
ドッキングステーション30は、ポータブルコンピュー
タ本体が取り外し可能に装着される拡張ユニットであ
る。図4はドッキングステーション30の外観を示すも
のであり、図5はコンピュータ本体がドッキングステー
ション30に装着される様子を示すものである。
【0034】図4に示すように、このドッキングステー
ション30の筐体には、ポータブルコンピュータ本体を
収容するための載置面300を備えている。この載置面
300はポータブルコンピュータの本体底面とほぼ同じ
大きさを有しており、その載置面300の左右両端部に
はポータブルコンピュータの本体を装着位置に導入する
ためのガイド部が設けられている。また、そのガイド部
の後端部には、ポータブルコンピュータ本体が装着位置
にセットされて互いのドッキングコネクタ10同士が接
続されたときに、ガイド部から突出してポータブルコン
ピュータ本体底面に設けられた孔に挿入され、そしてポ
ータブルコンピュータ本体をドッキングステーション3
0との接続が確実になされる位置に固定するガイドピン
301が設置されている。このガイドピン301は、イ
ジェクトスイッチ39が押されたときは、ポータブルコ
ンピュータ本体底面に設けられた孔から抜脱されるよう
に下方に押し下げられる。
【0035】また、この載置面300の後端部にはドッ
キングコネクタ10が設けられており、このドッキング
コネクタ10は、装着位置にセットされたポータブルコ
ンピュータ本体後面のドッキングコネクタ10と接続さ
れる。さらに、ドッキングステーション30の筐体に
は、ポータブルコンピュータ本体背面に接合してそのポ
ータブルコンピュータ本体を載置面300に沿って前方
に押し出すための押し出し部302が滑動自在に設けら
れており、これによってポータブルコンピュータ本体と
ドッキングステーション30のドッキングコネクタ10
間が分離され、ポータブルコンピュータ本体がドッキン
グステーション30からイジェクトされる。押し出し部
302は電動モータによって駆動される。
【0036】また、ドッキングステーション30には、
図示のように、電源スイッチ38、パワーインディケー
タ303、ドライブインユースインディケータ304、
ドッキングインディケータ305、およびイジェクトス
イッチ39なども設けられている。パワーインディケー
タ303は、ドッキングステーション30がパワーオン
の状態である旨を呈示するために点灯するものであり、
ドライブインユースインディケータ304は、ドッキン
グステーション30内のたとえば拡張HDDなどがアク
セス中である旨を呈示するためにそのアクセス期間中点
灯を続けるものである。ドッキングインディケータ30
5は、ポータブルコンピュータ本体が装着位置にセット
されたときに点滅を開始して、前述したガイドピン30
1がポータブルコンピュータ本体底面に設けられた孔に
正常に挿通しポータブルコンピュータ本体の固定が完了
した際に継続して点灯するようになる。したがって、ポ
ータブルコンピュータ本体とドッキングステーション3
0との接続が何らかの原因により正しく装着されなかっ
た場合、このドッキングインディケータ305は点滅を
繰り返すことにより警告を発することとなる。
【0037】また、イジェクトスイッチ39は、ドッキ
ングステーション30とドッキングされているコンピュ
ータ本体を、そのドッキングステーション30から取り
外すための操作スイッチであり、このイジェクトスイッ
チ39が押されると、前述したガイドピン301がポー
タブルコンピュータ本体底面に設けられた孔から抜脱さ
れ、その後、押し出し部302によってポータブルコン
ピュータ本体がドッキングステーション30からイジェ
クトされる。
【0038】このような構造を持つドッキングステーシ
ョン30内部に設けられたDS−PCI/ISAブリッ
ジ装置31は、コンピュータ本体からドッキングステー
ション30に導出されるドッキングバス7と外部PCI
バス5および外部ISAバス6とを繋ぐブリッジLSI
である。このDS−PCI/ISAブリッジ装置31
は、PCIデバイスの1つである。
【0039】DSコントローラ33は、ドッキングステ
ーション30の電源のオン/オフ、およびポータブルコ
ンピュータ本体とドッキングステーション30とのドッ
キング/アンドッキングを制御するためのマイコンであ
り、I2 Cバス4を使用してコンピュータ本体の電源コ
ントローラ24およびI/Oコントロールゲートアレイ
23と通信する。
【0040】EEPROM34は、ドッキングステーシ
ョン30の拡張スロットに装着されている拡張カードな
どの属性(アドレス、DMAチャネル、IRQ番号、そ
の他)など、プラグ・アンド・プレイに必要なPnP情
報が格納される。このPnP情報は、コンピュータ本体
とドッキングステーション30とがドッキングされた時
や、コンピュータ本体またはドッキングステーション3
0のパワーオン時などに、BIOS ROM19のシス
テムBIOSの制御の下、I2 Cバス4を介してコント
ロールゲートアレイ23によってEEPROM34から
リードされる。
【0041】カードコントローラ35は、コンピュータ
本体内のカードコントローラ17と同様に、PCMCI
A/カードバス準拠のPCカードを制御する。図3のカ
ードドック40も、ポータブルコンピュータ本体に取り
外し可能に装着できる拡張ユニットである。
【0042】このカードドック40内に設けられたカー
ドコントローラ41は、PCMCIA/カードバス準拠
のPCカードを制御するものである。EEPROM43
は、カードドック40のPCカードスロットに装着され
ているPCカードの属性など、プラグ・アンド・プレイ
に必要なPnP情報が格納される。このPnP情報は、
コンピュータ本体とカードドック40とがドッキングさ
れた時や、コンピュータ本体またはカードドック40の
パワーオン時などに、BIOS ROM19のシステム
BIOSの制御の下、I2Cバス4を介してコントロー
ルゲートアレイ23によってEEPROM43からリー
ドされる。
【0043】図6には、図1〜図3で説明したシステム
構成ユニットのうち、コンピュータ本体100とドッキ
ングステーション30およびカードドック40との間の
ドック/アンドックのための構成ユニットが抽出して示
されている。なお、図中の太線は電源ラインを示すもの
とする。以下、ドック/アンドックのために使用される
信号群について説明する。
【0044】<システム・電源系> VPCCNT :VPCCNTはコンピュータ本体1
00の電源回路(PS)25から常時出力される制御系
の電源である。このVPCCNTは、コンピュータ本体
100の着脱制御のためにドッキングステーション30
およびカードドック40との通信を行うI/Oコントロ
ールゲートアレイ23および電源コントローラ24に供
給される。
【0045】VPCBK :VPCBKは電源回路
(PS)25から出力されるバックアップ電源であり、
電源オン時およびサスペンド時にPCI−DSブリッジ
装置18に供給される。また、VPCBKはレジューム
に必要な情報が消去されてしまうのを防止するために、
図1のメモリ13などにも供給される。
【0046】VPCPWR :VPCPWRは電源回
路(PS)25から出力される駆動電源であり、電源オ
ン時のみ出力される。BIOS ROM19には、VP
CPWRが供給される。
【0047】<電源コントローラ(PSC)> PSW# :(入力)PSW#は電源スイッチ2
6からの電源スイッチ信号であり、電源スイッチ26が
押されたときにLowとなる。
【0048】PTCIRQ# :(入力)RTCIRQ
#はRTC22からの割り込み信号であり、アクティブ
のときにLowとなる。 RI# :(入力)RI#はモデム152から
のリング信号であり、アクティブのときにLowとな
る。
【0049】PNLOF# :(入力)PNLOF#
はパネルスイッチ27からのパネルスイッチ信号であ
り、コンピュータ本体のディスプレイパネルが開かれた
ときにLowとなる。
【0050】BUFOFF# :(出力)BUFOFF
#は駆動電源でドライブされているバスに接続されてい
るゲートアレイのゲートをオフする信号であり、たとえ
ばPCI−DSブリッジ装置18にサスペンド中である
ことを示すときなどに使用される。アクティブのときに
Lowとなる。
【0051】PCLR# :(出力)PCLR#は
電源オン時および電源オフ時に出力されるリセット信号
であり、アクティブのときLowとなる。 RCLR :(出力)RCLRはリジューム時お
よび電源オン時に出力されるリセット信号であり、アク
ティブのときHighとなる。
【0052】DCPWON :(出力)DCPWON
はカードドック40中の電源回路44をオン、およびド
ッキングステーション30に電源0Nを指示する信号で
あり、アクティブのときHighとなる。
【0053】<I/Oコントロールゲートアレイ> DOCDT# :(入力)DOCDT#は、コネクタ
10の所定ピンの電圧値であり、ドッキングステーショ
ン30またはカードドック40にコンピュータ本体が接
続された時にLowとなる。
【0054】<BIOS>BIOS ROM19に格納
されたシステムBIOSは、I/Oコントロールゲート
アレイ23経由で、電源コントローラ24およびドッキ
ングステーション30の制御とデータのやり取りとを行
う。
【0055】DCPCLR# :(出力)DCPCLR
#はドッキングステーション30またはカードドック4
0中のゲートアレイ用のリセット信号であり、アクティ
ブのときLowとなる。
【0056】DOCKEN# :(出力)DOCKEN
#はドッキングステーション30またはカードドック4
0とり間のバスの接続許可信号であり、ドッキングステ
ーション30内のDS−PCI/ISAブリッジ装置3
1やカードドック40のカードコントローラ41にバス
の接続を通知するときに使用される。アクティブのとき
Lowとなる。
【0057】<ドッキングステーション> DSPSW# :(入力)DSPSW#はドッキング
ステーション30内の電源スイッチ38が押下されてい
ることを示す信号であり、アクティブのときLowとな
る。
【0058】DSESW# :(入力)DSESW#
はドッキングステーション30内のイジェクトスイッチ
39が押下されていることを示す信号であり、アクティ
ブのときLowとなる。
【0059】PCLCK :(出力)PCLCKは
コンピュータ本体をロックする機構を動作させる信号で
あり、モータドライブによって前述したロック/イジェ
クト動作を行うイジェクト/ロック機構36に送られ
る。
【0060】PCEJCT :(出力)PCEJCT
はコンピュータ本体をイジェクトする機構を動作させる
信号であり、イジェクト/ロック機構36に送られる。 LCKOK :(入力)LCKOKはコンピュータ
本体のロックが完了したことを示す信号である。
【0061】LCKNG :(入力)LCKNGは
コンピュータ本体のロック途中でロックがひっかかった
ことを示す信号である。 EJCTOK :(入力)EJCTOKはコンピュー
タ本体のイジェクトが完了したことを示す信号である。
【0062】NORMAL/BLOCK/EMEGEN
CY/ :(入力)これらは図5の鍵穴371に挿入さ
れる鍵の位置を示す信号であり、NORMALは通常動
作するところに鍵が位置していることを示す。また、B
LOCKポジションはドックしている場合は本体を機械
的にイジェクトしないようにし、アンドックしている場
合はドックしないようにするところに鍵が位置している
ことを示す。さらに、EMEGENCYはコンピュータ
本体を手動でイジェクトできるようにするところに鍵が
位置していることを示す。
【0063】VDSCNT :VDSCNTは制御系
電源であり、AC入力があれば常に電源回路(DS P
S)35から供給される。 VDSPWR :VDSPWRは駆動電源であり、電
源オン時に電源回路(DS PS)35からPCIスロ
ットやベイ等に供給される。
【0064】PCONF :(出力)PCONFは
VDSPWRが正常時にアクティブとなる信号であり、
アクティブのときにHighとなる。ドッキングステー
ション30の電源回路(DS PS)35はACアダプ
タ接続時のみ正常に動作する。
【0065】なお、ドッキングステーションコントロー
ラ33とコンピュータ本体内のI2Cバスに繋がってい
るデバイスとは電源が異なるため、I2 Cバスとはアナ
ログスイッチ32で接続される。
【0066】<CDOC> EJCTRQ :(出力)EJCTRQはイジェクト
のためのハンドルがある位置まで動いており、コンピュ
ータ本体がイジェクトされようとしていることを示す信
号であり、アクティブのときHighとなる。
【0067】PCONF :(出力)PCONFは
PCカードに供給する電源がオンであることを示す信号
である。 VCDPWR :VCDPWRは電源回路44から出
力される駆動電源であり、PCカードスロットに供給さ
れる。カードドック40の電源回路44は、ACアダプ
タ非接続時でもコンピュータ本体から与えられる電源に
よって動作することができる。
【0068】次に、図7を参照して、図1のシステムで
使用される疑似パワーオフモードについて説明する。こ
の疑似パワーオフモードは図1のコンピュータ本体に図
2のドッキングステーション30または図4のカードド
ック40が接続されている状態でコンピュータ本体の電
源スイッチ26が押されたときに従来のサスペンドモー
ドに代わって使用されるモードである。この疑似パワー
オフモードにおいては、LCD141のバックライト制
御やディスプレイコントローラ14の制御によりLCD
141、CRT142の画面がオフされると共に、キー
ボードコントローラ21の制御によってキーボードから
のキー入力が無効化される(キーロック状態)。さら
に、HDD20のモータの回転も停止される。したがっ
て、ユーザにはシステムがあたかもパワーオフされてい
る状態であるかのように見える。しかし、この疑似パワ
ーオフモードにおいては、実際には、コンピュータ本体
内の全てのデバイスおよびドッキングステーション30
またはカードドック40内のオプションカードやCDー
ROMドライブに対する電源供給は停止されずに、維持
され続ける。
【0069】この疑似パワーオフモードの起動は以下の
手順で行われる。すなわち、コンピュータ本体とドッキ
ングステーションが共に電源オンの状態で接続されてい
るときにユーザがコンピュータ本体の電源スイッチ26
を押すと、信号PSW#がPSC24に送られ、これに
よってPSC24は電源オフ操作がなされたこと検知す
る。そして、PSC24は、BIOS ROM19のシ
ステムBIOSにパワーオフ操作が行われたことを通知
する。
【0070】システムBIOSは、現在疑似パワーオフ
モード中であるか否か調べ、疑似パワーオフモードでな
ければ、オペレーティングシステムのパワードライバ2
01に対してサスペンドを要求して電源オフ可能か否か
を問い合わせ、サスペンド指示が返送されるのを待つ。
パワードライバ201は、メモリに常駐している全ての
ソフトウェアドライバ、つまりドッキングステーション
30内のオプションカードそれぞれに対応するオプショ
ンカードドライバ202および疑似パワーオフ制御ドラ
イバ203に対してサスペンド要求を発行して電源オフ
可能か否かを問い合わせる。
【0071】パワードライバ201は、全てのドライバ
から電源オフ可能であることが通知されたときに、シス
テムBIOSにサスペンド指示を発行して、サスペンド
処理の実行を許可する。システムBIOSは、RTC2
2のCMOSメモリから現在のパワーアップモードがオ
ペレーティングシステムのブートストラップを実行する
ブートモードとシステムパワーオフ直前の作業状態に復
帰するレジュームモードの何れであるかを調べ、レジュ
ームモードあれば、CPU11のレジスタなどのシステ
ムステータスをメモリ13にセーブした後、PSC24
にパワーオフを許可する。PSC24は、レジュームモ
ードでおれば、メモリ13やホットドッキング/アンド
ッキングに必要なデバイスを除くコンピュータ本体内の
他のほとんど全てのデバイスに対する電源供給を停止す
ると共に、ドッキングステーション30のDSC33を
制御してドッキングステーション30も電源オフさせ
る。
【0072】この様に、全てのドライバからサスペンド
許可が得られた場合には、通常の電源オフシーケンスが
実行される。疑似パワーオフ制御ドライバ203は、コ
ンピュータ本体とドッキングステーションが接続されて
いる場合には、システムをサスペンドモードの替わりに
疑似パワーオフモードに設定するために、パワードライ
バ201からの問い合わせに対して、図8の処理を実行
する。
【0073】すなわち、疑似パワーオフ制御ドライバ2
03は、まず、現在のパワーアップモードがブートモー
ドか否かを調べ(ステップS11)、ブートモードであ
れば、パワードライバ201にサスペンドを許可する
(ステップS12)。一方、レジュームモードであれ
ば、コンピュータ本体にドッキングステーション30ま
たはカードドック40が接続されているか否かを調べる
(ステップS13)。これは、たとえば、IOコントロ
ールゲートアレイ23の所定のレジスタにセットされて
いる信号DOCDT#の状態などを読みとることによっ
て行うことができる。
【0074】ドッキングステーション30、カードドッ
ク40が接続されてない場合には、パワードライバ20
1にサスペンドを許可する(ステップS12)。一方、
ドッキングステーション30またはカードドック40が
接続されているならば、パワードライバ201にサスペ
ンドキャンセルを通知する(ステップS14)。この場
合、パワードライバ201からシステムBIOSにパワ
ーオフの禁止が通知され、PSC24の電源オフシーケ
ンスが中止される。これにより、コンピュータ本体内の
全てのデバイスおよびそれに接続されたドッキングステ
ーション30またはカードドック40内の全てのデバイ
スに対する電源供給が維持され続ける。
【0075】この後、疑似パワーオフ制御ドライバ20
3は、システムBIOSに対して疑似パワーオフモード
への移行を指示する(ステップS15)。この指示に応
答して、システムBIOSは、図9の処理を実行する。
【0076】すなわち、システムBIOSは、まず、L
CD141のバックライト制御やディスプレイコントロ
ーラ14を制御することによりLCD141、CRT1
42の画面をオフする(ステップS21)。これによ
り、これらディスプレイの表示画面はブランク状態とな
る。ついで、システムBIOSは、キーボードコントロ
ーラ21を制御して、キーボードからのキー入力を無効
化する(ステップS22)。この場合、ユーザがキーボ
ードからキー入力を行っても、キーボードコントローラ
21からCPU11へのキー入力割り込み信号の発行は
禁止される。ただし、キーボードコントローラ21は、
F1キーまたはEnterキーが押されると、それをシ
ステム管理割り込みSMIによってCPU11通知し、
システムBIOS内のホットキールーチンを実行させ
る。このホットキールーチンには、疑似パワーオフモー
ドを解除するプログラムなどが含まれている。
【0077】この後、システムBIOSは、消費電力の
低減のために、HDD20のモータ回転を停止するため
の設定を行う(ステップS23)。この場合、HDD2
0のモータ回転を実際に停止させてもよいし、所定時間
キー入力がないなどのシステムアイドル状態の時にHD
D20のモータ回転を自動停止させる低消費電力モード
にシステム動作環境を変更してもよい。
【0078】この様に、疑似パワーオフモードにおいて
は、見かけ上はシステムパワーオフ状態と同様の状態と
なるが、電源の供給については、サスペンドモードと異
なり、ほとんど全てのデバイスに対して通常の動作状態
と同じ動作電源電圧が与えられる。よって、電源スイッ
チによって電源オフの操作がなされても、ドッキングス
テーション30のオプションカードなどの拡張デバイス
とそのドライバを共に動作状態に維持することができ
る。
【0079】図10には、疑似パワーオフモードからの
復帰の手順が示されている。すなわち、コンピュータ本
体が電源オンの状態でユーザがコンピュータ本体の電源
スイッチ26を押すと、信号PSW#がPSC24に送
られ、これによってPSC24は電源オフ操作がなされ
たこと検知する。そして、PSC24は、BIOS R
OM19のシステムBIOSにパワーオフ操作が行われ
たことを通知する。
【0080】システムBIOSは、まず、現在疑似パワ
ーオフモード中であるか否か調べ(ステップS31)、
疑似パワーオフモードでなければ、オペレーティングシ
ステムのパワードライバ201に対してサスペンドを要
求して電源オフ可能か否かを問い合わせ、サスペンド指
示が返送されるのを待つ(ステップS33)。以降、図
7で説明した場合と同様の処理を実行する。
【0081】一方、疑似パワーオフモード中であれば、
疑似パワーオフモードを解除する(ステップS32)。
この場合、ディスプレイ画面のオン、キーボードロック
の解除、およびHDDモータ回転停止のための設定の解
除が行われる。
【0082】この様な疑似パワーオフモードの解除は、
ユーザがからみると、まるでレジューム処理が実行され
たかのように見える。疑似パワーオフモードの起動およ
びその解除は、前述したコンピュータ本体の電源スイッ
チの操作だけでなく、他の種々の要因によって行うこと
が可能である。図11には疑似パワーオフモードの起動
手段の一覧が示されており、また図12には疑似パワー
オフモードの解除手段の一覧が示されている。
【0083】すなわち、図11に示されているように、
疑似パワーオフモードは、(1)コンピュータ本体の電
源スイッチ26およびドッキングステーション30の電
源スイッチ38それぞれの操作、(2)コンピュータ本
体のディスプレイパネルのクローズ操作、(3)キーボ
ード上のFnキーとF1キーの同時押下、(4)ソフト
ウェアサスペンドコール、によって起動することができ
る。
【0084】(1)、(2)については、コンピュータ
本体の電源スイッチ26が操作された場合と同様に、電
源オフ要因となる信号がPSC24に入力されることに
よって引き起こされるものである。(3)は、前述のホ
ットキー機能を利用してシステムBIOSを起動して、
画面オフ、キーボードロック、HDDモータオフを実行
させるものであり、ドッキングステーション30または
カードドック40の接続の有無やパワーアップモードの
設定に係わらず、システム状態が疑似パワーオフモード
に移行される。(4)は、SMI割り込みを使用してO
SまたはアプリケーションプログラムからシステムBI
OSを起動して、画面オフ、キーボードロック、HDD
モータオフを実行させるものであり、ドッキングステー
ション30またはカードドック40の接続の有無やパワ
ーアップモードの設定に係わらず、システム状態が疑似
パワーオフモードに移行される。また、電源スイッチが
操作された場合と同様に、疑似パワーオフ制御ドライバ
を使用してレジュームモードで且つドッキングステーシ
ョン30またはカードドック40が接続されているか否
かを調べ、その条件が成立した場合にのみ、システム状
態を疑似パワーオフモードに移行されることもできる。
【0085】また、図12に示されているように、疑似
パワーオフモードの解除は、パワーオンパスワードの未
登録時には、(1)コンピュータ本体の電源スイッチ2
6およびドッキングステーション30の電源スイッチ3
8それぞれの操作、(2)キーボード上のF1またはE
nterキーの押下、(3)ドッキングステーション3
0のイジェクトスイッチ39の操作、によって起動する
ことができる。ここで、パワーオンパスワードとは、電
源投入時にユーザがキーボードから入力するパスワード
であり、予めパスワード登録がなされていれば、その登
録パスワードと入力パスワードとの一致の有無が調べら
れ、一致したときにブートまたはレジュームが開始され
る。また、パスワード未登録の場合には、この様なパス
ワードチェックは行われない。
【0086】(1)については、コンピュータ本体の電
源スイッチ26が操作された場合と同様に、電源オンま
たはオフ要因となる信号がPSC24に入力されること
によって引き起こされるものである。(2)は、前述の
ホットキー機能を利用してシステムBIOSを起動し
て、画面オフ、キーボードロック、HDDモータオフの
解除処理を実行させるものであり、図11の(3)の操
作で疑似パワーオフモードを起動した場合に対応する解
除手法である。(3)は、PSCがイジェクトスイッチ
39の押下を検知した時に、システムBIOSを起動し
て、画面オフ、キーボードロック、HDDモータオフの
解除処理を実行させるものである。イジェクトスイッチ
39の押下に起因して疑似パワーオフモードを解除する
のは、システムBIOSにイジェクトパスワードのチェ
ックを実行させるためである。イジェクト時に実行され
る一連のシーケンスの詳細については、図13で後述す
る。
【0087】また、パワーオンパスワードの登録時に
は、疑似パワーオフモードの解除は、(1)キーボード
から正しいパワーオンパスワードが入力され、その後E
nterキーが押下されたとき、(2)ドッキングステ
ーション30のイジェクトスイッチ39の操作時、に起
動することができる。
【0088】次に、図13を参照して、コンピュータ本
体をドッキングステーション30から取り外す場合のア
ンドッキングシーケンスについて説明する。イジェクト
スイッチ39が押されると、DSESW#がアクティブ
となり、これによってDSC33はイジェクトスイッチ
39が押されたことを検知する。DSC33は、鍵31
の現在の位置がブロック位置(BLOCK)であるか否
かを調べる。ブロック位置(BLOCK)であれば、D
SC33は、イジェクトスイッチ39の押下操作にはな
んら反応しない。
【0089】一方、鍵31の現在の位置がブロック位置
(BLOCK)でなければ、DSC33は、イジェクト
スイッチ39が押されたことを、コマンド(Eject
SW ON)によってPSC24に通知する。PSC
24は、イジェクト要求が発行されている事を、コマン
ド(Eject Request)によってBIOSに
通知する。BIOSは、現在疑似パワーオフモードであ
るか否かを調べ、疑似パワーオフモードであれば、それ
を解除した後に、あらかじめ登録されているイジェクト
パスワードと入力パスワードのチェックを行う。一致し
た場合には、OSにシステム環境の設定変更が可能か否
か問い合わせ、可能であれば、PCI−DSブリッジ1
8にドッキングバス7との間のゲートをオフさせてPC
Iバス2とドッキングバス7間を分離させると共に、D
CPCLR#、DOCKEN#をそれぞれアクティブ、
インアクティブにして、DS−PCI/ISAブリッジ
31とドッキングバス7間を分離させる。この後、BI
OSは、コンピュータ本体をイジェクトすることを指示
するコマンド(Eject Power ON)をPS
C24に発行すると共に、OSと共同してシステム環境
の設定変更を行う。
【0090】PSC24はDCPWONをインアクティ
ブにし、これによってVDSPWRが切られる。そし
て、PSC24は、BIOSにイジェクトを要求し、B
IOSからDSC33にイジェクト要求が送られる。そ
して、DSC33からの指示によってイジェクト/ロッ
ク機構36のイジェクト動作が開始され、コンピュータ
本体がドッキングステーションからイジェクトされる。
そして、DOCDT#はインアクティブになる。
【0091】以上説明したように、この実施形態のシス
テムにおいては、ドッキングステーション30またはカ
ードドック40が接続されている状態で電源スイッチ2
6または38などを押して電源オフ操作を行うと、ディ
スプレイオフ、キーロック、HDDモータオフがなされ
るが、コンピュータ本体内部の各種デバイスおよびドッ
キングステーション30またはカードドック40の拡張
デバイスに対する電源供給は停止されずに維持され続け
る。したがって、ユーザにはシステムがパワーオフされ
ているように見えるが、拡張デバイスおよびそのソフト
ウェアドライバを動作状態に維持し続けることができ
る。よって、このようにシステムが擬似的にパワーオフ
される疑似パワーオフモードを従来のサスペンドモード
に代えて使用することにより、レジューム処理後にドラ
イバ毎にオプションカードなどの初期設定処理を行うこ
となく、電源オフ直前の状態にシステムを瞬時に復帰さ
せることが可能となる。
【0092】また、疑似パワーオフ状態においては、H
DDモータの停止も行われているので、十分な電力消費
の低減をはかることができる。なお、この実施形態で
は、疑似パワーオフモードへの移行条件としてドッキン
グステーション30またはカードドック40の接続の有
無を調べたが、オプションカードそのものが拡張スロッ
トに接続されているかいなかを調べてもよい。これは、
拡張スロットに例えば光センサやマイクロスイッチなど
の検出回路を設けることによって容易に行うことができ
る。この手法は、オプションカードの拡張スロットを本
体内部に持つデスクトップコンピュータにも適用するこ
とができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、従来のサスペンドモードに代えて、オプションカー
ドなどの拡張デバイスおよびそれらのソフトウェアドラ
イバを動作状態にしたままシステムを擬似的にパワーオ
フできるようになり、レジューム処理後にソフトウェア
ドライバ毎にオプションカードの初期設定処理を行うこ
となく、電源オフ直前の状態にシステムを瞬時に復帰さ
せることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るコンピュータシス
テムのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のシステムで使用されるドッキング
ステーションの構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態のシステムで使用されるカードドッ
クの構成を示すブロック図。
【図4】同実施形態のシステムで使用されるドッキング
ステーションの外観を示す図。
【図5】同実施形態のコンピュータ本体がドッキングス
テーションに装着される様子を示す図。
【図6】同実施形態のシステムで使用されるドッキング
ステーションおよびカードドックとの間のドック/アン
ドック制御のための構成を示す図。
【図7】同実施形態のシステムで使用される疑似パワー
オフモードを説明するための図。
【図8】同実施形態のシステムで使用される疑似パワー
オフ制御ドライバの動作を説明するフローチャート。
【図9】同実施形態のシステムにおける疑似パワーオフ
モード時の動作を説明するフローチャート。
【図10】同実施形態のシステムにおける疑似パワーオ
フモードの解除動作を説明するフローチャート。
【図11】同実施形態のシステムにおける疑似パワーオ
フモードの起動要因を説明するため図。
【図12】同実施形態のシステムにおける疑似パワーオ
フモードの解除要因を説明するため図。
【図13】同実施形態のシステムにおいてコンピュータ
本体をドッキングステーションから取り外す場合のアン
ドッキングシーケンスを説明するための図。
【符号の説明】
1…プロセッサバス、2…内部PCIバス、3…内部I
SAバス、4…I2Cバス、5…外部PCIバス、6…
外部ISAバス、10…ドッキングコネクタ、11…C
PU、12…ホスト−PCIブリッジ、13…メモリ、
14…ディスプレイコントローラ、15…DSPインタ
フェースゲートアレイ、16…内部PCI−ISAブリ
ッジ装置、17…カードコントローラ、18…PCI−
DSブリッジ装置、19…BIOS ROM、20…H
DD、21…キーボードコントローラ、22…リアルタ
イムクロック(RTC)、23…I/Oコントロールゲ
ートアレイ、24…電源コントローラ(PSC)、25
…電源回路(PS)、26…電源スイッチ、27…パネ
ルスイッチ、30…ドッキングステーション、31…D
S−PCI/ISAブリッジ装置、33…DSコントロ
ーラ、34…EEPROM、35…カードコントロー
ラ、36…イジェクト/ロック機構、37…鍵、38…
電源スイッチ、39…イジェクトスイッチ、40…カー
ドドック(ポートリプリケータ)、41…PCカードコ
ントローラ、43…EEPROM、44…電源回路、1
00…コンピュータ本体、101,102,103…コ
ネクタ要素、131…システムメモリ、132…拡張メ
モリ、151…DSP、152…モデム(CODE
C)、153…サウンドCODEC、201…パワード
ライバ、202…オプションカードドライバ、203…
疑似パワーオフドライバ、300…載置面、301…ガ
イドピン、302…押し出し部、303…パワーインデ
ィケータ、304…ドライブインユースインディケー
タ、305…ドッキングインディケータ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡張デバイスの接続が可能なコンピュー
    タシステムにおいて、 前記コンピュータシステムをパワーオフするための電源
    スイッチの操作に応答して、前記拡張デバイスの接続の
    有無を検出する手段と、 前記拡張デバイスが接続されているとき、前記システム
    内部の各種デバイスおよび前記拡張デバイスに対する電
    源供給を維持したまま前記コンピュータシステムのディ
    スプレイを消灯して、前記システムを擬似的にパワーオ
    フする手段とを具備することを特徴とするコンピュータ
    システム。
  2. 【請求項2】 前記システムを擬似的にパワーオフする
    手段は、 前記システムのパワーオン時の動作モードが、オペレー
    ティングシステムのブートストラップを実行するブート
    モードとシステムパワーオフ直前の作業状態に復帰する
    レジュームモードの何れであるかを検出する手段を具備
    し、 前記パワーオン時の動作モードが前記レジュームモード
    であり、且つ前記拡張デバイスが接続されているとき、
    前記システム内部の各種デバイスおよび前記拡張デバイ
    スに対する電源供給を維持したまま前記コンピュータシ
    ステムのディスプレイを消灯して、前記システムを擬似
    的にパワーオフすることを特徴とする請求項1記載のコ
    ンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記システムを擬似的にパワーオフする
    手段は、 前記拡張デバイスが接続されているとき、前記システム
    内部の各種デバイスおよび前記拡張デバイスに対する電
    源供給を維持したまま前記コンピュータシステムのディ
    スプレイを消灯し、且つ前記システムのキーボードから
    のキー入力を無効化して、前記システムを擬似的にパワ
    ーオフすることを特徴とする請求項1記載のコンピュー
    タシステム。
  4. 【請求項4】 前記システムを擬似的にパワーオフする
    手段は、 前記拡張デバイスが接続されているとき、前記システム
    内部の各種デバイスおよび前記拡張デバイスに対する電
    源供給を維持したまま前記コンピュータシステムのディ
    スプレイを消灯し、且つ前記システムのディスク装置の
    モータを停止させて、前記システムを擬似的にパワーオ
    フすることを特徴とする請求項1記載のコンピュータシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記システムを擬似的にパワーオフする
    手段は、 前記システムが擬似的にパワーオフされている状態で前
    記電源スイッチが操作されたとき、前記ディスプレイの
    消灯を解除して前記システムを疑似パワーオフ状態から
    復帰させることを特徴とする請求項1記載のコンピュー
    タシステム。
  6. 【請求項6】 拡張デバイスの接続が可能なコンピュー
    タシステムにおいて、 前記コンピュータシステムのパワーオフを許可または禁
    止するパワーオフ制御手段と、 前記システムのディスプレイの消灯およびキーボードか
    らのキー入力の無効化の少なくとも一方を実行する疑似
    パワーオフ手段と、 前記システムの電源スイッチのオン・オフ操作に応答し
    て、前記システム内の各種デバイスおよび前記拡張デバ
    イスに対する電源供給を制御する電源制御手段であっ
    て、前記電源スイッチのオフ操作に応答して前記パワー
    オフ制御手段に対して電源供給の停止が可能か否かを問
    い合わせ、許可されたときに前記システム内の各種デバ
    イスおよび前記拡張デバイスに対する電源供給を停止す
    る電源制御手段とを具備し、 前記パワーオフ制御手段は、 前記電源制御手段からの問い合わせに応答して前記拡張
    デバイスの接続の有無を検出し、前記拡張デバイスが接
    続されているとき、前記システムのパワーオフを禁止し
    て前記電源制御手段に前記システム内の各種デバイスお
    よび前記拡張デバイスに対する電源供給を維持させると
    共に、前記疑似パワーオフ手段を起動することを特徴と
    するコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 コンピュータ本体と、このコンピュータ
    本体の機能拡張のための各種拡張デバイスが接続可能に
    構成され、前記コンピュータ本体が取り外し可能に装着
    される拡張ユニットとを有するコンピュータシステムに
    おいて、 前記コンピュータ本体は、 前記システムのパワーオフを許可または禁止するパワー
    オフ制御手段と、 前記コンピュータ本体のディスプレイの消灯およびキー
    ボードからのキー入力の無効化の少なくとも一方を実行
    する疑似パワーオフ手段と、 前記コンピュータ本体および前記拡張ユニットにそれぞ
    れ設けられた各電源スイッチのオン・オフ操作に応答し
    て、前記コンピュータ本体内の各種デバイスおよび前記
    拡張ユニット内の拡張デバイスに対する電源供給を制御
    する電源制御手段であって、前記電源スイッチのオフ操
    作に応答して前記パワーオフ制御手段に対して電源供給
    の停止が可能か否かを問い合わせ、許可されたときに前
    記コンピュータ本体内の各種デバイスおよび前記拡張ユ
    ニット内の拡張デバイスに対する電源供給を停止する電
    源制御手段とを具備し、 前記パワーオフ制御手段は、 前記電源制御手段からの問い合わせに応答して前記コン
    ピュータ本体が前記拡張ユニットに装着されているか否
    かを検出し、装着されているとき、前記システムのパワ
    ーオフを禁止して前記電源制御手段に前記コンピュータ
    本体内の各種デバイスおよび前記拡張ユニット内の拡張
    デバイスに対する電源供給を維持させると共に、前記疑
    似パワーオフ手段を起動することを特徴とするコンピュ
    ータシステム。
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