JPH07271473A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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Publication number
JPH07271473A
JPH07271473A JP6056491A JP5649194A JPH07271473A JP H07271473 A JPH07271473 A JP H07271473A JP 6056491 A JP6056491 A JP 6056491A JP 5649194 A JP5649194 A JP 5649194A JP H07271473 A JPH07271473 A JP H07271473A
Authority
JP
Japan
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connector
computer
main body
portable computer
desk station
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Application number
JP6056491A
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English (en)
Inventor
Ryoji Ninomiya
良次 二宮
Makoto Sakai
誠 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US08/410,516 priority patent/US5664118A/en
Publication of JPH07271473A publication Critical patent/JPH07271473A/ja
Priority to US08/870,032 priority patent/US5930110A/en
Priority to US10/192,275 priority patent/US6701273B2/en
Priority to US10/762,161 priority patent/US7148589B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポータブルコンピュータがデスクステーション
に実際にドッキングされる前にそのドッキングをポータ
ブルコンピュータに通知できるようし、ホットドッキン
グを実現する。 【構成】コンピュータ1がデスクステーション2にセッ
トされた時、通信コネクタ13と26だけが相互接続さ
れ、拡張コネクタ14と28間は分離されている。デス
クステーション2は、通信コネクタ13,26を介し
て、コンピュータ1にドッキング要求コマンドを発行す
る。コンピュータ1は、ドッキング要求コマンドに応答
して電源オフなどの処理を行い、その後、通信コネクタ
13,26を介して、デスクステーション2にドッキン
グ開始コマンドを発行する。デスクステーション2は、
ドッキング開始コマンドに応答してオートローディング
動作を実行して第2コネクタユニット27を移動させ、
これによって拡張コネクタ14と28間を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンピュータシステム
に関し、特にコンピュータ本体と、そのコンピュータ本
体に着脱自在に装着される拡張ユニットとを備えたコン
ピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリにより動作
可能なラップトップタイプまたはノートブックタイプの
パーソナルポータブルコンピュータが種々開発されてい
る。この種のポータブルコンピュータは、その機能拡張
のために、拡張ユニットが必要に応じて装着できるよう
に構成されている。
【0003】拡張ユニットは、複数の拡張コネクタを有
しており、そこに種々のオプションカードを装着するこ
とができる。オプションカードを使用できるようにする
ためには、ポータブルコンピュータのシステム構成情報
を書き換えて、システムを再構成することが必要であ
る。このシステム構成情報の変更は、通常、ユーザによ
って設定されたセットアップ情報などに基づいてシステ
ム起動時に実行される。このため、従来では、コンピュ
ータ本体が電源オンの状態で拡張ユニットを装着して
も、コンピュータ本体は拡張ユニットの存在を認識する
ことができず、拡張ユニットのオプションカードを使用
することができなかった。
【0004】そこで、最近では、ポータブルコンピュー
タの起動中にシステム再構成を行うための機能を備えた
オペレーティングシステムやBIOSなどが開発され始
めている。この種のオペレーティングシステムまたはB
IOSを利用すれば、システム起動中に、そのシステム
環境をオプションカードを使用できる環境に変更するこ
とができる。
【0005】しかしながら、コンピュータ本体が電源オ
ン状態のままでそこに拡張ユニットを装着すると、活線
挿抜などによってコンピュータ本体からオプションカー
ドに予期しない電流が流れ込み、拡張ユニットのオプシ
ョンカードが破壊されるなどの事態が発生する危険があ
る。
【0006】さらに、共に電源オン状態のコンピュータ
本体と拡張ユニットを接続すると、コンピュータ本体の
内蔵デバイスとオプションカードとの間のI/Oアドレ
スなどのハードウェア資源の重複などによりデータバス
コンションが発生し、コンピュータがハングアップして
しまうなどの誤動作が引き起される欠点もあった。この
ため、実際には、システムを起動したまま拡張ユニット
を装着することはできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンピュータシ
ステムでは、コンピュータ本体が電源オン状態のままで
ユーザによって拡張ユニットが装着されると、オプショ
ンカードが破壊されたり、コンピュータがハングアップ
してしまうなどの事態が発生する危険があり、システム
を起動したままコンピュータ本体に拡張ユニットを装着
して使用することはできなかった。
【0008】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、コンピュータ本体を電源オンの状態のまま
拡張ユニットの装着/取り外しを行うことができるコン
ピュータシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】この発明によ
るコンピュータシステムは、第1および第2のコネクタ
を有し、その第2コネクタにシステムバスが接続されて
いるコンピュータと、前記コンピュータの本体に着脱自
在に装着される拡張ユニットとを備えたコンピュータシ
ステムであって、前記拡張ユニットは、ユニット本体
と、このユニット本体に設けられ前記コンピュータ本体
の前記第1コネクタに取り外し可能に接続される第3コ
ネクタであって、前記コンピュータ本体が前記ユニット
本体の装着位置にセットされた時前記第1コネクタに接
続される第3コネクタと、前記ユニット本体に設けられ
前記コンピュータ本体の前記第2コネクタに取り外し可
能に接続される第4コネクタであって、前記セットされ
たコンピュータ本体の前記第2コネクタから分離される
第1位置と前記セットされたコンピュータ本体の第2コ
ネクタに接続される第2位置との間を移動自在に設けら
れ、前記第1位置に予め位置されている第4コネクタ
と、前記第4コネクタに接続され、拡張デバイスが装着
可能な拡張コネクタと、前記第1位置と第2位置間に亙
って前記第4コネクタを移動させるコネクタ移動手段
と、前記第3コネクタに接続され、前記第3コネクタと
前記コンピュータ本体の第1コネクタを介して前記コン
ピュータ本体と通信する通信手段であって、前記コンピ
ュータ本体が前記装着位置にセットされた時、前記第4
コネクタの接続要求信号を前記コンピュータ本体に送信
し、前記コンピュータ本体からの接続許可信号の受信に
応答して前記コネクタ移動手段に前記第4コネクタを前
記第1位置から前記第2位置に移動させる通信手段とを
具備し、前記コンピュータは、前記第1のコネクタに接
続され、前記拡張ユニットからの接続要求信号の受信に
応答して前記コンピュータの電源をオンし、前記拡張ユ
ニットに前記接続許可信号を送信する手段を具備するこ
とを特徴とする。
【0010】このコンピュータシステムにおいては、コ
ンピュータ本体が拡張ユニットが装着された状態では、
拡張ユニットの第3コネクタはコンピュータ本体の第1
コネクタに接続されるが、拡張ユニットの第4コネクタ
は第1位置に位置しており、コンピュータ本体の第2コ
ネクタから分離された状態となっている。拡張ユニット
の通信手段は、第3コネクタおよび第1コネクタを介し
てコンピュータ本体と通信し、これから拡張ユニットが
装着されることを通知するために、第4コネクタの接続
要求信号をコンピュータ本体に送信する。コンピュータ
本体は、接続要求信号を受信した時、もし電源オン状態
であれば電源をオフし、その後拡張ユニットに接続許可
信号を送る。この接続許可信号に応答して、拡張ユニッ
トの第4コネクタが第1位置から第2位置に移動され、
第4コネクタがコンピュータ本体の第2コネクタに接続
される。これにより、拡張ユニットの拡張コネクタが、
第4コネクタおよび第3コネクタを介してコンピュータ
本体のシステムバスに接続される。
【0011】このように、このシステムでは、拡張コネ
クタがコンピュータ本体のシステムバスに実際に接続さ
れる前にその接続がコンピュータ本体に通知されて、コ
ンピュータ本体の電源オフなどの処理が自動的に実行さ
れる。このため、活線挿抜などにより拡張ユニットのオ
プションカードなどの拡張デバイスが破壊されるといっ
た不具合が発生されることがなくなり、コンピュータ本
体が電源オンの状態のままオプションカードを拡張ユニ
ットに装着することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1には、この発明の一実施例に係わるコンピ
ュータシステムの外観が示されている。このコンピュー
タシステムは、ラップトップタイプまたはノートブック
タイプのポータブルコンピュータ1と、そのポータブル
コンピュータ1の本体に取り外し可能に接続される拡張
ユニットであるデスクステーション2から構成される。
【0013】ポータブルコンピュータ1はフラットパネ
ルディスプレイユニット12を備え、このフラットパネ
ルディスプレイユニット12はポータブルコンピュータ
1の本体に閉塞位置と解放位置間を回動自在に取り付け
られている。閉塞位置においては、フラットパネルディ
スプレイユニット12は図示のようにポータブルコンピ
ュータ1の本体上を覆い、解放位置においては、ポータ
ブルコンピュータ1の本体後部に起立する。
【0014】デスクステーション2は、ポータブルコン
ピュータ本体1の持つ機能を拡張するためのものであ
る。デスクステーション2の筐体内には、ポータブルコ
ンピュータ1の持つ機能を拡張するための装置として、
例えば、CD−ROMドライブやハードディスクドライ
ブが収容されると共に、各種オプションカードを接続す
るための拡張コネクタ21a,21bを持つスロットが
設けられている。
【0015】デスクステーション2の筐体は、ポータブ
ルコンピュータ1の本体を収容するための平坦な載置面
22を備えている。この載置面22はポータブルコンピ
ュータ1の本体底面とほほ同じ大きさを有しており、そ
の載置面22の左右両端部にはポータブルコンピュータ
1の本体を装着位置に導入するためのガイド部23,2
4が設けられている。また、載置面22の後端部には第
1のコネクタユニット25が設けられている。この第1
のコネクタユニット25の前面は、ポータブルコンピュ
ータ1の本体が装着位置にセットされた時に、そのポー
タブルコンピュータ1の後面と接触される。
【0016】第1のコネクタユニット25の前面には、
通信用コネクタ26と検出スイッチSW1が設けられて
いる。通信用コネクタ26は、ポータブルコンピュータ
1とデスクステーションとの間の通信に使用される通信
用コネクタであり、ポータブルコンピュータ1の本体が
装着位置にセットされた時そのポータブルコンピュータ
1の本体後面に設けられた対応するコネクタと接続され
る。検出スイッチSW1は、ポータブルコンピュータ1
の本体が装着位置にセットされたか否かを機械的に検出
するためのスイッチであり、ポータブルコンピュータ1
の本体が装着位置にセットされた時にそのポータブルコ
ンピュータ1の本体後面によって押下されてオンする。
この検出スイッチSW1としては、アーマチュアを使用
することが好ましい。
【0017】第1のコネクタユニット25の上面には、
第2のコネクタユニット27が移動自在に設けられてい
る。この第2のコネクタユニット27は、図示矢印で示
されているように、第1のコネクタユニット25の後端
部と前端部との間をモータなどを含む駆動機構によって
移動される。通常は、第2のコネクタユニット27は図
示のように第1のコネクタユニット25の後端部に固定
されており、ポータブルコンピュータ1の本体が装着位
置にセットされた後、第1のコネクタユニット25の前
端部に移動される。
【0018】第2のコネクタユニット27の全面には、
コネクタ28が設けられている。コネクタ28は、拡張
ユニット内の各種拡張装置をポータブルコンピュータ1
のシステムバスに接続するためのものである。このコネ
クタ28は、第2のコネクタユニット27が第1のコネ
クタユニット25の前端部に移動された時、ポータブル
コンピュータ1の本体後面に設けられた対応するコネク
タと接続される。
【0019】ポータブルコンピュータ1の本体をデスク
ステーション2にセットする場合には、ユーザは、ポー
タブルコンピュータ1の本体をその後部から図示矢印で
示すようにデスクステーション2前面のガイド部23,
24に嵌め込み、収容面22上に載置する。そして、ユ
ーザがポータブルコンピュータ1の本体を押し込むと、
ポータブルコンピュータ1の本体はガイド部23,24
に沿って収容面22上を第1コネクタユニット25の方
向にスライドし、ポータブルコンピュータ1の本体後面
が第1コネクタユニット25の前面と接触する装着位置
にセットされる。
【0020】この時、検出スイッチSW1がオンされ、
これによってポータブルコンピュータ1がセットされた
ことがデスクステーション2によって認識される。ま
た、ポータブルコンピュータ1の本体がデスクステーシ
ョン2にセットされた状態では、図2に示されているよ
うに、デスクステーション2の通信コネクタ26とポー
タブルコンピュータ1の通信コネクタ13だけが接続さ
れる。この時、デスクステーション2のコネクタ28と
ポータブルコンピュータ1の拡張コネクタ14は分離さ
れている。
【0021】デスクステーション2は、検出スイッチS
W1のオンに応答して、ポータブルコンピュータ1と通
信する。この通信は、ポータブルコンピュータ1にデス
クステーション2がドッキングされることを通知するた
めに行われるものであり、通信コネクタ26,13を介
してデスクステーション2からポータブルコンピュータ
1に接続要求が送信される。ポータブルコンピュータ1
は、接続要求に応答して、そのポータブルコンピュータ
1自体をパワーオフするなどのデスクステーション2と
のドッキングに必要な処理を行う。この後、ポータブル
コンピュータ1から接続許可信号を受信すると、デスク
ステーション2は、第2コネクタユニット27を第1コ
ネクタユニット25の前端部にまで移動するオートロー
ディング動作を実行し、ポータブルコンピュータ1とデ
スクステーション2をドッキング、すなわちデスクステ
ーション2のコネクタ28とポータブルコンピュータ1
の拡張コネクタ14を接続する。
【0022】このように、このシステムにおいては、デ
スクステーション2のコネクタ28とポータブルコンピ
ュータ1の拡張コネクタ14が接続される前に、デスク
ステーション2の通信コネクタ26とポータブルコンピ
ュータ1の通信コネクタ13が接続されてデスクステー
ション2とポータブルコンピュータ1の通信が行われ、
これによってデスクステーション2とのドッキングに必
要な処理をポータブルコンピュータ1に実行させること
ができる。
【0023】図3には、このコンピュータシステムのシ
ステム構成が示されている。ポータブルコンピュータ1
のシステムボード上には、CPU111、システムコン
トローラ112、メインメモリ113が設けられてい
る。CPU111およびメインメモリ113は、32ビ
ット幅のデータバスを含むCPUローカルバス114に
接続されている。このCPUローカルバス114は、シ
ステムコントローラ112を介して16ビット幅のデー
タバスを含むISA仕様のシステムバス115に接続さ
れている。システムバス115は、拡張コネクタ14に
接続されている。
【0024】また、このシステムボード上には、BIO
S ROM116を初め、デスクステーションインター
フェース回路117、割込みコントローラ(PIC)1
18、システムタイマ(PIT)119、リアルタイム
クロック(RTC)120、キーボードコントローラ
(KBC)121などの各種I/Oと、電源回路(P
S)122、および電源(PS)コントローラ123が
設けられている。
【0025】デスクステーションインターフェース回路
117は、デスクステーション2との間の通信のために
設けられた通信ユニットであり、通信用コネクタ13に
接続されている。また、このデスクステーションインタ
ーフェース回路117は、CPU111との通信のため
にシステムバス115に接続されていると共に、電源コ
ントローラ123との通信のためにその電源コントロー
ラ123にも接続されている。デスクステーションイン
ターフェース回路117からCPU111への通信に
は、ハードウェア割り込み信号が利用される。このハー
ドウェア割り込み信号としては、SMIと称されるシス
テム管理割り込みを利用することが好ましい。これは、
SMIはINTRやNMIよりも優先度の高い最優先度
のマスク不能の割り込みであり、また実行中のアプリケ
ーションプログラムに影響を与えずに所定のSMIサー
ビスルーチンをCPU111に実行させることができる
からである。
【0026】このデスクステーションインターフェース
回路117は、電源回路122からのバックアップ電源
BKによってバックアップされており、ポータブルコン
ピュータ1がパワーオフされている時でもデスクステー
ション2などと通信することができる。
【0027】電源コントローラ123は電源スイッチ
(P−SW1)のオン/オフに応じてポータブルコンピ
ュータ1をパワーオン/パワーオフするためのものであ
り、電源回路122を制御する。この電源コントローラ
123は、バックアップ電源BKによってバックアップ
されており、ポータブルコンピュータ1がパワーオフさ
れている時でも常時動作状態である。
【0028】デスクステーション2には、前述の拡張コ
ネクタ21a,21bに加え、デスクステーションコン
トローラ211、EEPROM212、オートローディ
ング制御機構213、電源ユニット214が設けられて
いる。
【0029】デスクステーションコントローラ211
は、ポータブルコンピュータ1との通信、およびオート
ローディング制御機構213の制御を行う。このデスク
ステーションコントローラ211には、3つの検出スイ
ッチSW1〜SW3からの検出信号が供給される。検出
スイッチSW1は、前述したようにポータブルコンピュ
ータ1がデスクステーション2の装着位置にセットされ
たこと、つまり通信用のコネクタ14,28が相互接続
されたことを検出するものである。検出スイッチSW2
は、第2のコネクタユニット27の移動によってポータ
ブルコンピュータ1がデスクステーション2にドッキン
グされたこと、つまり拡張コネクタ14,28が相互接
続されたことを検出するものである。この検出スイッチ
SW2は、第2のコネクタユニット27を移動させるた
めの駆動機構内に設けられおり、第2のコネクタユニッ
ト27がポータブルコンピュータ1の装着位置に到達し
た時にオンされる機械的なスイッチである。検出スイッ
チSW3はポータブルコンピュータ1をデスクステーシ
ョン2から取り外す時にユーザによって操作されるイジ
ェクトスイッチである。この検出スイッチSW3は、デ
スクステーション2の本体上に設けられている。
【0030】オートローディング制御機構213は、デ
スクステーションコントローラ211からの指示に応じ
て前述の第2のコネクタユニット27の移動制御を行
う。EEPROM212には、デスクステーション2の
属性情報などが格納される。電源ユニット214は2つ
の電源ユニットPS1,PS2から構成されており、電
源スイッチ(P−SW2)のオン/オフに応じてデスク
ステーション2の各ユニットへの電源供給を制御する。
この場合、電源ユニットPS1からの電源電圧P1は電
源スイッチ(P−SW2)のオンに応答して発生される
が、電源ユニットPS2からの電源電圧P2の発生は、
デスクステーション2の拡張コネクタ26がポータブル
コンピュータ1の拡張コネクタ13に接続されるまで待
たされる。この接続の有無は、拡張コネクタ26の所定
ピンの電圧に基づいて決定される。
【0031】電源電圧P1はデスクステーションコント
ローラ211、EEPROM212、およびオートロー
ディング制御機構213の電源として供給され、一方、
電源電圧P2は拡張コネクタ21a,21bの電源とし
て供給される。
【0032】拡張コネクタ21a,21bには、ISA
カードなどの各種オプションカード216,217が装
着される。デスクステーション2がポータブルコンピュ
ータ1にドッキングした状態、つまりコネクタ13,1
6が互いに接続された状態においては、拡張コネクタ2
1a,21bは、内部バス218、コネクタ26,13
を介して、ポータブルコンピュータ1のシステムバス1
15に接続される。
【0033】図4には、デスクステーションコントロー
ラ211周辺の回路構成が示されている。デスクステー
ションコントローラ211は、モータ(M)の駆動/停
止およびモータ(M)の回転方向をそれぞれ指示するた
めの制御信号CNTおよびDIRを発生し、これによっ
てオートローディング制御機構213を制御する。デス
クステーションコントローラ211とEEPROM21
2間のインターフェースには、図示のように、シリアル
クロックSCLK、シリアルデータ入力SIN、および
シリアルデータ出力SOUTから構成されるシリアルイ
ンターフェースが利用されている。この場合、データ書
き込み時はシリアルデータ入力SINのシリアルデータ
はシリアルクロックSCLKに同期してアドレス順にE
EPROM212に書き込まれ、またデータ読み出し時
はシリアルクロックSCLKに同期してEEPROM2
12からデータがアドレス順にシリアルデータ出力SO
UTとして読み出される。
【0034】次に、図5を参照して、ポータブルコンピ
ュータ1にデスクステーション2をドッキングする場合
の全体の動作を説明する。このシステムにおいては、3
つの状態、ポータブルコンピュータ1がデスクステーシ
ョン2から取り外されているリリース状態と、ポータブ
ルコンピュータ1がデスクステーション2の装着位置に
セットされ、通信用のコネクタ13,26間だけが接続
されているセット状態と、オートローディング動作によ
って拡張コネクタ14,28間もが接続されているドッ
キング状態がある。
【0035】ポータブルコンピュータ1にデスクステー
ション2をドッキングする場合には、リリース状態から
セット状態、セット状態からドッキング状態に移行す
る。まず、ユーザは、デスクステーション2をパワーオ
ンしておき、ポータブルコンピュータ1の本体をそのデ
スクステーション2のガイド部23,24に嵌め込み、
そのポータブルコンピュータ1の本体を押し込みながら
装着位置にセットする。これにより、このシステムはリ
リース状態からセット状態に移行する。セット状態に移
行した時、検出スイッチSW1がオンされるので、これ
によってポータブルコンピュータ1がセットされたこと
がデスクステーションコントローラ211に通知され
る。
【0036】デスクステーションコントローラ211
は、検出スイッチSW1のオンに応答して、ドッキング
要求コマンドを発行する(ステップS1)。このドッキ
ング要求コマンドは、セット状態からドッキング状態に
移行可能か否かをポータブルコンピュータ1に問い合わ
せるためのものであり、コネクタ26とコネクタ13の
接続を介して、デスクステーションインターフェース回
路117の通信レジスタにセットされる。
【0037】ポータブルコンピュータ1がパワーオン状
態であれば、デスクステーションインターフェース回路
117は、ドッキング要求コマンドのセットに応答し
て、CPU111にSMIを発行する。これにより、シ
ステムBIOSに制御が移行する。システムBIOS
は、デスクステーションインターフェース回路117に
セットされているコマンドがドッキング要求コマンドで
あることを認識すると、オペレーティングシステムに対
して、これからデスクステーション2とのドッキングが
なされようとしていることを通知する。
【0038】オペレーティングシステムは、デスクステ
ーション2の接続によってシステム環境が変化しても問
題がない場合は、システムBIOSにドッキング可能で
あることを通知する(ドック許可)。この通知に応答し
て、システムBIOSは、サスペンド処理を実行する。
【0039】すなわち、システムBIOSは、オペレー
ティングシステムや実行中のアプリケーションプログラ
ムの再開に必要なシステムステータス(例えば、CPU
111のレジスタや各種I/Oレジスタの内容)をメイ
ンメモリ113にセーブすると共に、ドッキングのため
のサスペンドであることを示すサスペンドフラグをリア
ルタイムクロック120のバックアップされたCMOS
メモリなどに格納する。次いで、システムBIOSは、
電源コントローラ123に対してドックパワーオフコマ
ンドを発行する(ステップS12)。このドックパワー
オフコマンドは、ドッキングのためにポータブルコンピ
ュータ1を一旦パワーオフしてサスペンド状態に設定す
ることを指示するコマンドであり、デスクステーション
インターフェース回路117の通信レジスタ経由で電源
コントローラ123に送られる。
【0040】電源コントローラ123は、電源回路12
2を制御してパワーオフを実行し、その後、デスクステ
ーションコントローラ211に対してドッキング開始コ
マンドを発行する(ステップS13)。このドッキング
開始コマンドは、ドッキング要求コマンドに対する許可
応答であり、デスクステーションインターフェース回路
117のレジスタ経由でデスクステーションコントロー
ラ211に送られる。
【0041】一方、ポータブルコンピュータ1がパワー
オフ状態であれば、ドッキング要求コマンドは電源コン
トローラ123に送られる。電源コントローラ123
は、ドッキング要求コマンドに応答して、すぐにデスク
ステーションコントローラ211にドッキング開始コマ
ンドを発行する(ステップS13)。また、もしドッキ
ング要求コマンドの受信がパワーオフシーケンス中であ
った場合には、電源コントローラ123は、そのパワー
オフシーケンス終了後に、ドッキング開始コマンドを発
行する。このドッキング開始コマンドは、デスクステー
ションインターフェース回路117のレジスタ経由でデ
スクステーションコントローラ211に送られる。
【0042】デスクステーションコントローラ211
は、ステップS11でドッキング要求コマンドを発行す
ると、その応答であるドッキング開始コマンドが返送さ
れるまでの時間を監視する。ドッキング要求コマンド発
行から1秒程度経過してもドッキング開始コマンドが返
送されない場合には、デスクステーションコントローラ
211は、ドッキング要求コマンドを発行しなおすリト
ライ処理を行う。このリトライは、最大5回まで行われ
る。この5回のリトライ中にドッキング開始コマンドが
返送された場合には、デスクステーションコントローラ
211は、オートローディング制御機構213を制御し
てオートローディング動作を実行させ、これによってコ
ネクタ28,14間を接続する。
【0043】コネクタ28,14間が接続された時、つ
まりドッキングが完了した時には、検出スイッチSW2
がオンされる。この検出スイッチSW2のオンに応答し
て、デスクステーションコントローラ211は、オート
ローディング制御機構213を制御してオートローディ
ング動作を停止させると共に、ドッキング完了コマンド
を発行する(ステップS14)。このドッキング完了コ
マンドは、ポ−タブルコンピュータ1とデスクステ−シ
ョンのドッキングが完了したことを示すものであり、コ
ネクタ26とコネクタ13の接続を介して、デスクステ
ーションインターフェース回路117の通信レジスタに
セットされる。
【0044】この時、ポータブルコンピュータ1はパワ
ーオフされているので、ドッキング完了コマンドは電源
コントローラ123によって受け付けられ、ポータブル
コンピュータ1がパワーオンし直される。
【0045】このパワーオンに応答して、CPU11に
よってシステムBIOSが実行される。システムBIO
Sは、サスペンドフラグを参照してシステムがサスペン
ド状態であるか否かを調べ、サスペンド状態であればレ
ジューム処理を実行する。このレジューム処理では、シ
ステムBIOSは、メインメモリ111にセーブされて
いる内容を元の場所にリストアし、これによってシステ
ムをパワーオフ直前の状態に復帰させる。この後、シス
テムBIOSは、ポータブルコンピュータ1の拡張コネ
クタ14にデスクステーション2が装着されていること
を確認し、それをオペレーティングシステムに通知す
る。この後、オペレーティングシステムまたはシステム
BIOSは、デスクステーション2のEEPROM21
2に格納されている情報などからどのようなオプション
カードが接続されているかなどを検出し、そのオプショ
ンカードが使用できる環境にシステム環境を再構成す
る。
【0046】一方、システムがサスペンド状態ではなか
った場合には、システムBIOSは、通常通り、IRT
ルーチンを実行してシステム構成のチェックを行い、そ
こでデスクステーション2の存在を認識する。そして、
オペレーティングシステムをブートした後、システムB
IOSは、デスクステーション2の存在をオペレーティ
ングシステムに通知する。この後、オペレーティングシ
ステムまたはシステムBIOSは、デスクステーション
2のEEPROM212に格納されている情報などから
どのようなオプションカードが接続されているかなどを
検出し、そのオプションカードが使用できる環境にシス
テム環境を再構成する。
【0047】以上のドッキング方法によれば、ポータブ
ルコンピュータ1とデスクステーション2が実際にドッ
キングする前にそのドッキングの発生がコンピュータ1
のオペレーティングシステムに通知でき、ドッキング可
能な場合には、コンピュータ1のパワーオフが自動的に
実行される。また、デスクステーション2の拡張コネク
タ21a,21bには、コンピュータ1がパワーオンさ
れるまでは電源が供給されない。このため、ユーザがパ
ワーオンの状態のコンピュータ1をデスクステーション
2にセットしても、ポータブルコンピュータ1とデスク
ステーション2の拡張コネクタ21a,21bを共にパ
ワ−オフの状態でドッキングでき、ポータブルコンピュ
ータ1が誤動作したり、デスクステーション2のオプシ
ョンカードが破壊されるといった不具合は発生されな
い。また、ドッキング完了後にはポータブルコンピュー
タ1は自動的にパワーオンされて、オプションカードを
使用することが可能なシステム環境が再構成される。し
たがって、ポータブルコンピュータ1をパワーオンにし
たままデスクステーション2とドッキングするというホ
ットドッキングが可能となる。
【0048】なお、ドッキング完了後のコンピュータ1
のパワーオンは、ユーザが手動で行うようにしてもよ
い。以上、ポータブルコンピュータ1とデスクステーシ
ョン2をドッキングする場合の手順について説明した
が、デスクステーション2からポータブルコンピュータ
1を取り外すアンドッキング処理においても、ポータブ
ルコンピュータ1とデスクステーション2間で同様な通
信が実行される。この場合の通信は、ポータブルコンピ
ュータ1をパワーオン状態にしたままデスクステーショ
ン2から取り外しても(ホットイジェクト)、ポータブ
ルコンピュータ1が誤動作しないようにするために行わ
れる。
【0049】以下、図6を参照して、アンドッキング動
作を説明する。ドッキング状態においてユーザがデスク
ステーション2に設けられているイジェクトスイッチS
W3をオンすると、デスクステーションコントローラ2
11がそれを検出し、ポータブルコンピュータ1に対し
イジェクト要求コマンドを発行する(ステップS2
1)。このイジェクト要求コマンドは、イジェクトスイ
ッチSW3がオンされたこと、つまりアンドッキングが
要求されたことをポータブルコンピュータ1に通知する
ためのコマンドであり、コネクタ26とコネクタ13の
接続を介して、デスクステーションインターフェース回
路117の通信レジスタにセットされる。
【0050】ポータブルコンピュータ1がパワーオン状
態であれば、デスクステーションインターフェース回路
117は、イジェクト要求コマンドのセットに応答し
て、CPU111にSMIを発行する。これにより、シ
ステムBIOSに制御が移行する。システムBIOS
は、デスクステーションインターフェース回路117に
セットされているコマンドがイジェクト要求コマンドで
あることを認識すると、オペレーティングシステムに対
して、これからイジェクトが行われようとしていること
を通知する。
【0051】オペレーティングシステムは、デスクステ
ーション2がイジェクトされても問題ない場合はシステ
ムBIOSにイジェクト許可を通知する。もし、オプシ
ョンカードとの通信などが実行中でそれを中断できない
場合などには、オペレーティングシステムによってイジ
ェクト要求が却下され、イジェクト要求コマンドはアボ
ートされる。
【0052】オペレーティングシステムによってイジェ
クトが許可されると、システムBIOSは、サスペンド
処理を実行する。すなわち、システムBIOSは、オペ
レーティングシステムや実行中のアプリケーションプロ
グラムの再開に必要なシステムステータス(例えば、C
PU111のレジスタや各種I/Oレジスタの内容)を
メインメモリ113にセーブすると共に、アンドッキン
グのためのサスペンドであることを示すサスペンドフラ
グをリアルタイムクロック120のCMOSメモリなど
に格納する。次いで、システムBIOSは、電源コント
ローラ123に対してイジェクトパワーオフコマンドを
発行する(ステップS21)。
【0053】このイジェクトパワーオフコマンドは、ア
ンドッキングのためにポータブルコンピュータ1を一旦
パワーオフすることを指示するコマンドであり、デスク
ステーションインターフェース回路117の通信レジス
タ経由で電源コントローラ123に送られる。
【0054】電源コントローラ123は、電源回路12
2を制御してパワーオフを実行し、その後、デスクステ
ーションコントローラ211に対してイジェクト開始コ
マンドを発行する(ステップS22)。このイジェクト
開始コマンドは、イジェクト要求コマンドに対する許可
応答であり、デスクステーションインターフェース回路
117のレジスタ経由でデスクステーションコントロー
ラ211に送られる。
【0055】一方、ポータブルコンピュータ1がパワー
オフ状態であれば、イジェクト要求コマンドは電源コン
トローラ123に送られる。電源コントローラ123
は、イジェクト要求コマンドに応答して、すぐにデスク
ステーションコントローラ211にイジェクト開始コマ
ンドを発行する(ステップS22)。
【0056】デスクステーションコントローラ211
は、ステップS21でイジェクト要求コマンドを発行す
ると、その応答であるイジェクト開始コマンドが返送さ
れるまでの時間を監視する。イジェクト要求コマンド発
行から1秒程度経過してもイジェクト開始コマンドが返
送されない場合には、デスクステーションコントローラ
211は、イジェクト要求コマンドを発行しなおすリト
ライ処理を行う。イジェクト開始コマンドが返送された
場合には、デスクステーションコントローラ211は、
オートローディング制御機構213を制御してモータを
逆回転させ、これによってコネクタ28,14間を分離
する。これにより、システムは、ドッキング状態からセ
ット状態に移行する。
【0057】この後、デスクステーションコントローラ
211は、イジェクト完了コマンドを発行する(ステッ
プS23)。このイジェクト完了コマンドは、ポ−タブ
ルコンピュータ1とデスクステ−ションのアンドッキン
グが完了したことを示すものであり、コネクタ26とコ
ネクタ13の接続を介して、デスクステーションインタ
ーフェース回路117の通信レジスタにセットされる。
【0058】この時、ポータブルコンピュータ1はパワ
ーオフされているので、イジェクト完了コマンドは電源
コントローラ123によって受け付けられ、ポータブル
コンピュータ1がパワーオンし直される。
【0059】このパワーオンに応答して、CPU11に
よってシステムBIOSが実行される。システムBIO
Sは、サスペンドフラグを参照してシステムがサスペン
ド状態であるか否かを調べ、サスペンド状態であればレ
ジューム処理を実行する。このレジューム処理では、シ
ステムBIOSは、メインメモリ111にセーブされて
いる内容を元の場所にリストアし、これによってシステ
ムをパワーオフ直前の状態に復帰させる。この後、シス
テムBIOSは、ポータブルコンピュータ1の拡張コネ
クタ14にデスクステーション2が装着されてないこと
を確認し、それをオペレーティングシステムに通知す
る。この後、オペレーティングシステムまたはシステム
BIOSは、オプションカードを含まない環境にシステ
ム環境を再構成する。
【0060】一方、システムがサスペンド状態ではなか
った場合には、システムBIOSは、通常通り、IRT
ルーチンを実行してシステム構成のチェックを行い、そ
こでデスクステーション2が存在しないことを認識す
る。そして、オペレーティングシステムをブートする。
【0061】以上のアンドッキング方法によれば、ポー
タブルコンピュータ1とデスクステーション2が実際に
アンドッキングする前にそのアンドッキングの発生がコ
ンピュータ1のオペレーティングシステムに通知でき、
アンドッキング可能な場合には、コンピュータ1のパワ
ーオフが自動的に実行される。また、デスクステーショ
ン2の拡張コネクタ21a,21bの電源供給は、コン
ピュータ1のパワーオフに応答して停止される。このた
め、ポータブルコンピュータ1とデスクステーション2
の拡張コネクタ21a,21bを共にパワ−オフの状態
で正常にアンドッキングでき、ポータブルコンピュータ
1の誤動作を防止できる。また、アンドッキング完了後
にはポータブルコンピュータ1は自動的にパワーオンさ
れて、オプションカードを含まない環境にシステム環境
が再構成される。したがって、オペレーティングシステ
ムやシステムBIOSの認識しているシステム環境と実
際のシステム環境が異なることに起因する誤動作も防止
され、ポータブルコンピュータ1をパワーオンにしたま
まデスクステーション2から取り外すというホットイジ
ェクトが可能となる。
【0062】なお、イジェクト完了後のコンピュータ1
のパワーオンは、ユーザが手動で行うようにしてもよ
い。この場合には、イジェクト完了コマンドは発行され
ない。また、イジェクト完了後にコンピュータ1を自動
的にパワーオンするか否かをユーザがモード指定できる
ように構成することもできる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、拡張ユニットの拡張コネクタがコンピュータ本体の
システムバスに実際に電気的に接続される前にその接続
がコンピュータ本体に通知されて、コンピュータ本体の
電源オフなどの処理が自動的に実行される。このため、
コンピュータ本体が電源オンの状態のままユーザがその
コンピュータ本体に拡張ユニットを装着しても、拡張ユ
ニットのオプションカードなどの拡張デバイスが破壊さ
れるといった不具合は発生されない。したがって、いわ
ゆるホットドッキングが可能となる。また、ユーザによ
ってイジェクトスイッチがオンされると、拡張ユニット
の拡張コネクタとコンピュータ本体のシステムバスとの
電気的接続が分離される前にその拡張ユニットの取り外
しがコンピュータ本体に通知されて、コンピュータ本体
の電源オフなどの処理が自動的に実行される。このた
め、コンピュータ本体が電源オンの状態のままユーザが
そのコンピュータ本体を拡張ユニットから取り外すとい
うホットアンドッキングも実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るコンピュータシステ
ム全体の外観を示す斜視図。
【図2】図1のコンピュータシステムにおいてポータブ
ルコンピュータをデスクステーションにセットした状態
を示す断面図。
【図3】図1のコンピュータシステムにおけるポータブ
ルコンピュータおよびデスクステーションそれぞれその
ハードウェア構成を示すブロック図。
【図4】図3のデスクステーションに設けられているユ
ニット間のインターフェースの一例を示す図。
【図5】図1のコンピュータシステムにおいてポータブ
ルコンピュータとデスクステーションをドッキングする
場合にそれらポータブルコンピュータとデスクステーシ
ョン間で実行される通信動作の手順を説明するためのフ
ローチャート。
【図6】図1のコンピュータシステムにおいてポータブ
ルコンピュータをデスクステーションから取り外す場合
にそれらポータブルコンピュータとデスクステーション
間で実行される通信動作の手順を説明するためのフロー
チャート。
【符号の説明】
1…ポータブルコンピュータ、2…デスクステーショ
ン、13,26…通信用コネクタ、14,28…コネク
タ、21a,21b…拡張コネクタ、25…第1コネク
タユニット、27…第2コネクタユニット、111…C
PU、117…デスクステーションインターフェース回
路、123…電源コントローラ、211…デスクステー
ションコントローラ、213…オートローディング制御
機構、214…電源ユニット、216,217…オプシ
ョンカード。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のコネクタを有し、その
    第2コネクタにシステムバスが接続されているコンピュ
    ータと、前記コンピュータの本体に着脱自在に装着され
    る拡張ユニットとを備えたコンピュータシステムであっ
    て、 前記拡張ユニットは、 ユニット本体と、 このユニット本体に設けられ前記コンピュータ本体の前
    記第1コネクタに取り外し可能に接続される第3コネク
    タであって、前記コンピュータ本体が前記ユニット本体
    の装着位置にセットされた時前記第1コネクタに接続さ
    れる第3コネクタと、 前記ユニット本体に設けられ前記コンピュータ本体の前
    記第2コネクタに取り外し可能に接続される第4コネク
    タであって、前記セットされたコンピュータ本体の前記
    第2コネクタから分離される第1位置と前記セットされ
    たコンピュータ本体の第2コネクタに接続される第2位
    置との間を移動自在に設けられ、前記第1位置に予め位
    置されている第4コネクタと、 前記第4コネクタに接続され、拡張デバイスが装着可能
    な拡張コネクタと、 前記第1位置と第2位置間に亙って前記第4コネクタを
    移動させるコネクタ移動手段と、 前記第3コネクタに接続され、前記第3コネクタと前記
    コンピュータ本体の第1コネクタを介して前記コンピュ
    ータ本体と通信する通信手段であって、前記コンピュー
    タ本体が前記装着位置にセットされた時、前記第4コネ
    クタの接続要求信号を前記コンピュータ本体に送信し、
    前記コンピュータ本体からの接続許可信号の受信に応答
    して前記コネクタ移動手段に前記第4コネクタを前記第
    1位置から前記第2位置に移動させる通信手段とを具備
    し、 前記コンピュータは、 前記第1コネクタに接続され、前記拡張ユニットからの
    接続要求信号の受信に応答して前記コンピュータの電源
    をオフし、前記拡張ユニットに前記接続許可信号を送信
    する手段を具備するコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記拡張ユニットは、前記第4コネクタ
    の移動完了に応答して、その移動完了を示す信号を前記
    コンピュータ本体に送信する手段をさらに具備し、 前記コンピュータは、前記移動完了を示す信号の受信に
    応答して前記コンピュータの電源をオンする手段をさら
    に具備することを特徴とする請求項1記載のコンピュー
    タシステム。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータは、前記拡張デバイス
    の属性情報を前記拡張ユニットから読取り、その属性情
    報に従って前記拡張デバイスを使用するためのシステム
    環境を設定する手段をさらに具備することを特徴とする
    請求項1記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記拡張ユニットは、 前記ユニット本体に設けられ、前記拡張ユニットの第4
    コネクタを前記コンピュータ本体の第2コネクタから取
    り外すことを指示するイジェクトスイッチと、 このイジェクトスイッチによって取り外しが指示された
    時前記第4コネクタの取り外し要求信号を前記コンピュ
    ータ本体に送信し、前記コンピュータ本体からの取り外
    し許可信号の受信に応答して、前記コネクタ移動手段に
    前記第4コネクタを前記第2位置から第1位置に移動さ
    せる手段とをさらに具備し、 前記コンピュータは、 前記第1コネクタに接続され、前記拡張ユニットからの
    取り外し要求信号の受信に応答して前記コンピュータの
    電源をオフし、前記拡張ユニットに前記取り外し許可信
    号を送信する手段をさらに具備することを特徴とする請
    求項1記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記拡張ユニットは、前記第4コネクタ
    の移動完了に応答して、その移動完了を示す信号を前記
    コンピュータ本体に送信する手段をさらに具備し、 前記コンピュータは、前記移動完了を示す信号の受信に
    応答して前記コンピュータの電源をオンする手段をさら
    に具備することを特徴とする請求項4記載のコンピュー
    タシステム。
JP6056491A 1994-03-28 1994-03-28 コンピュータシステム Pending JPH07271473A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6056491A JPH07271473A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 コンピュータシステム
US08/410,516 US5664118A (en) 1994-03-28 1995-03-24 Computer system having detachable expansion unit
US08/870,032 US5930110A (en) 1994-03-28 1997-06-05 Computer system having detachable expansion unit
US10/192,275 US6701273B2 (en) 1994-03-28 2002-07-09 Method and apparatus for controlling internal heat generating circuitry
US10/762,161 US7148589B2 (en) 1994-03-28 2004-01-20 Method and apparatus for controlling internal heat generating circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6056491A JPH07271473A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 コンピュータシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07271473A true JPH07271473A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13028567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6056491A Pending JPH07271473A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 コンピュータシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07271473A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100245966B1 (ko) * 1996-02-20 2000-03-02 포만 제프리 엘 휴대형 컴퓨터용 도킹장치
US6061234A (en) * 1999-03-15 2000-05-09 Dell U.S.A., L.P. Secured snap-on cover for a computer system docking station

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100245966B1 (ko) * 1996-02-20 2000-03-02 포만 제프리 엘 휴대형 컴퓨터용 도킹장치
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