JP4783326B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4783326B2
JP4783326B2 JP2007104071A JP2007104071A JP4783326B2 JP 4783326 B2 JP4783326 B2 JP 4783326B2 JP 2007104071 A JP2007104071 A JP 2007104071A JP 2007104071 A JP2007104071 A JP 2007104071A JP 4783326 B2 JP4783326 B2 JP 4783326B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
cooling fan
heating element
heat receiving
receiving member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007104071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008263028A (ja
Inventor
功 奥津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007104071A priority Critical patent/JP4783326B2/ja
Priority to US12/045,436 priority patent/US7697288B2/en
Publication of JP2008263028A publication Critical patent/JP2008263028A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4783326B2 publication Critical patent/JP4783326B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/42Fillings or auxiliary members in containers or encapsulations selected or arranged to facilitate heating or cooling
    • H01L23/427Cooling by change of state, e.g. use of heat pipes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • G06F1/203Cooling means for portable computers, e.g. for laptops
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Description

本発明は、冷却ファンを備える電子機器に関する。
ポータブルコンピュータのような電子機器は、CPUやノース・ブリッジ(登録商標)のような発熱体を搭載している。このような発熱体の冷却を促進するため、電子機器は種々の冷却ユニットを備えている。
特許文献1には、発熱体、受熱部、フィン、およびファンを備えたファン装置が開示されている。このファン装置は、受熱部に熱接続されたプレートと、このプレートに固定されるとともにプレートとの間に風路を形成するカバーとを有する。フィンおよびファンは、このカバーとプレートとの間の風路に設けられる。発熱体の発する熱は、受熱部を介してプレートに伝わり、プレートを介してフィンに運ばれる。ファンがフィンを冷却することで、発熱体の冷却が促進される。
特開2001−44348号公報
上記ファン装置のような冷却ユニットにおいて受熱部と発熱体との間の伝熱性を高めるためには、板ばねのような押圧部材をプリント回路板に取り付け、受熱部を発熱体に向けて押圧することが考えられる。これにより受熱部と発熱体との間の伝熱性を向上させ、冷却ユニットの冷却性能を高めることができる。
しかしそのような押圧部材を設けると、その押圧部材を固定するためのスペースおよび固定部材が必要となるため、電子機器の小型化を図る上で有利ではない。
本発明の目的は、小型化を図ることができる電子機器を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、筐体と、上記筐体に収容され、発熱体が実装された回路基板と、ファンケース部を備え、上記筐体内に固定され冷却ファンと、記発熱体に熱的に接続された受熱部材と、上記ファンケース部と一体に設けられ、上記冷却ファンが上記筐体内に固定された状態で上記受熱部材を上記発熱体に向けて押さえ、上記受熱部材を介して上記発熱体に熱的に接続された金属板部と、上記冷却ファンの排気口から外れた位置に開口部が設けられた複数のフィン片が並べられ、上記冷却ファンに冷却される放熱フィンと、上記発熱体からの熱を上記放熱フィンに伝え、上記開口部が設けられた領域に取り付けられた熱伝導部材と、を具備する。
この構成によれば、電子機器の小型化を図ることができる。
以下に本発明の実施の形態を、ポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
図1ないし図9は、本発明の一つの実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と、表示ユニット3とを備えている。
本体2は、箱状に形成された筐体4を有する。筐体4は、上壁4a、周壁4b、および下壁4cを有する。筐体4は、上壁4aを含む筐体カバー5と、下壁4cを含む筐体ベース6とを備えている。筐体カバー5は、筐体ベース6に対して上方から組み合わされ、筐体ベース6に着脱自在に支持されている。上壁4aは、キーボード7を支持している。周壁4bには、例えば複数の排気孔4dが開口している。
表示ユニット3は、ディスプレイハウジング8と、このディスプレイハウジング8に収容された液晶表示モジュール9とを備えている。液晶表示モジュール9は、表示画面9aを有する。表示画面9aは、ディスプレイハウジング8の前面の開口部8aを通じてディスプレイハウジング8の外部に露出している。
表示ユニット3は、筐体4の後端部に一対のヒンジ部10a,10bを介して支持されている。そのため、表示ユニット3は、上壁4aを上方から覆うように倒される閉じ位置と、上壁4aを露出させるように起立する開き位置との間で回動可能である。
図2および図3に示すように、筐体4は、回路基板12、発熱体13、および冷却ユニット14を収容している。発熱体13は、回路基板12に実装されている。発熱体13の一例は、CPU、グラフィックチップ、ノースブリッジ、またはメモリなどである。ただし発熱体は、上記の例に限らず、回路基板12に実装され、放熱が望まれる種々の部品が該当する。
図3に示すように、冷却ユニット14は、第1のユニット14aと、第2のユニット14bとを備える。第1のユニット14aは、受熱部材21、熱伝導部材22、放熱フィン23、および保持部材24を含む。第2のユニット14bは、押さえ部材25、および冷却ファン26を含む。
受熱部材21の一例は、銅合金で形成された受熱板である。受熱部材21は、発熱体13に対向するとともに、発熱体13に熱的に接続される。図6に示すように、受熱部材21と発熱体13との間には、例えば伝熱材31が設けられている。伝熱材31の一例は、グリスまたは伝熱シートである。伝熱材31を設けると、受熱部材21と発熱体13との間の熱接続性が高まる。
熱伝導部材22の一例は、ヒートパイプである。図3に示すように、熱伝導部材22は、受熱部材21と放熱フィン23との間に亘って設けられている。熱伝導部材22は、受熱部材21に熱的に接続された受熱端部22aと、放熱フィン23に熱的に接続された放熱端部22bとを有する。図6に示すように、受熱端部22aは、受熱部材21と押さえ部材25との間に配置されるとともに、受熱部材21に例えば蝋付け固定されている。熱伝導部材22は、発熱体13の発する熱の一部を放熱フィン23に伝える。
図8に示すように、放熱フィン23は、板状に形成された複数のフィン片32を有する。なお図8では説明のため、熱伝導部材22を二点鎖線で示している。フィン片32は、いわゆる仕切り板である。複数のフィン片32は、互いに板面を向かい合わせるとともに、板面の間に隙間を空けて並べて配置されている。図7に示すように、放熱フィン23は、冷却ファン26に対向する上流部35と、筐体4の排気孔4dに対向する下流部36とを有する。
図7に示すように、放熱フィン23は、例えば冷却ファン26の吐出方向に直交する方向に沿って冷却ファン26よりも厚く形成されている。なお放熱フィン23の厚さとは、図7中の上下方向の幅である。
複数のフィン片32は、それぞれ同じ隅部に、該フィン片32の一部を切り取る切欠き部41が形成されている。本実施形態に係るフィン片32は、それぞれ上流部35の上方隅部に切欠き部41を有する。複数のフィン片32の切欠き部41が協働して、放熱フィン23の上流部35の上方隅部には切欠き部41により切り取られた領域である凹部42が形成されている。凹部42は、例えば冷却ファン26に対向する放熱フィン23の端部において、冷却ファン26の側方を外れて設けられている。
図8に示すように、各フィン片32の上下端は、隣り合うフィン片32を向いて略直角に折り曲げられ、隣のフィン片32に接している。詳しくは、複数のフィン片32の下端が折り曲げられ、放熱フィン23の底壁44を形成している。
さらに、フィン片32の下流部36の上端が折り曲げられ、放熱フィン23の第1の天井壁45を形成している。フィン片32の上流部35の上端が折り曲げられ、放熱フィン23の第2の天井壁46を形成している。図7および図8に示すように、放熱フィン23は、上下方向および長手方向には閉じられている。
一方、放熱フィン23は、冷却ファン26の吐出方向(すなわち上流部35と下流部36とを結ぶ方向)には開放されている。詳しくは、第1の天井壁45と第2の天井壁46との間には、複数のフィン片32の間に開口する第1の開口部51が形成されている。同様に、第2の天井壁46と底壁44との間には第2の開口部52が形成されている。第2の開口部52は、冷却ファン26に対向している。第1の天井壁45と底壁44との間には第3の開口部53が形成されている。
凹部42は、第2の天井壁46と第1の開口部51とによって規定されている。凹部42は、例えば放熱フィン23の長手方向の全長に亘って設けられている。凹部42の寸法は、種々選択的に設定できるが、その一例は熱伝導部材22の断面寸法と略同じである。
図7に示すように、熱伝導部材22は、凹部42に配置される。詳しくは、熱伝導部材22は、第2の天井壁46に載置されるとともに第2の天井壁46に固定される。熱伝導部材22の固定方法の一例は、半田付けであるが他の方法であってもよい。図8に示すように、第2の天井壁46に配置された熱伝導部材22は、冷却ファン26の側方を外れて開口する第1の開口部51を覆う。
なお第1の開口部51の開口縁と熱伝導部材22との間の隙間を半田などで密封すると、ポータブルコンピュータ1の冷却性能が向上する。この半田による密封は、例えばヒートパイプのような角がR形状を有する熱伝導部材22を用いる場合に適している。
図6に示すように、冷却ファン26は、ファンケース55と、このファンケース55に回転可能に収容されたインペラ56とを有する。ファンケース55は、ケースベース61とケースカバー62とを有する。ケースベース61は、底壁61aと、この底壁61aの周縁から起立する周壁61bとを有し、一方が開口した椀状に形成されている。ケースカバー62は、ケースベース61に組み合わされ、ケースベース61の開口部61cを塞ぐ。これにより、ケースカバー62とケースベース61との間には、インペラ56が回転する内部空間Sが形成されている。ケースベース61の一例は、合成樹脂で形成される。ケースカバー62の一例は、金属で形成され、ケースベース61に比べて高い熱伝導性を有する。
図7に示すように、冷却ファン26は、吸気口26aと排気口26bとを有する。吸気口26aは、筐体4内に開口している。排気口26bは、放熱フィン23の第2の開口部52に対向している。冷却ファン26は、吸気口26aを通じて筐体4内の空気を吸い込むとともに、吸い込んだ空気を排気口26bから放熱フィン23に向けて吐出する。これにより冷却ファン26は、放熱フィン23を冷却する。
図3および図6に示すように、筐体4には冷却ファン26が固定される第1および第2の固定部64,65が設けられている。第1の固定部64は、例えば回路基板12の一部に対向する領域に設けられている。例えば第2の固定部65は、回路基板12を外れた領域に設けられている。なお第1および第2の固定部64,65は、それぞれ回路基板12に対向する領域に設けられてもよく、回路基板12を外れる領域に設けられてもよい。
本実施形態に係る固定部64,65の数は例えば二つであるが、その数は限定されない。第1および第2の固定部64,65は、例えば筐体4の内壁面に設けられるボスである。第1および第2の固定部64,65は、雌ねじが形成されたねじ穴66が開口している。
図5に示すように、第1および第2の固定部64,65は、冷却ファン26の両側に位置するように設けられる。第1および第2の固定部64,65は、発熱体13から冷却ファン26に向く方向に交差する方向に沿って互いに離間して設けられる。
ケースカバー62は、第1の固定部64に対向する領域に突出する張出部67を有する。図3に示すように、張出部67には、第1の固定部64に対向する第1のねじ挿通孔68が開口している。第2の固定部65に対向するケースカバー62の領域には、第2のねじ挿通孔69が開口している。
図3および図6に示すように、押さえ部材25は、発熱体13とは反対側から受熱部材21および熱伝導部材22に対向している。押さえ部材25は、受熱部材21および熱伝導部材22を覆う大きさを有している。押さえ部材25は、ファンケース55と一体に設けられている。詳しくは、押さえ部材25は、ケースカバー62と一体に設けられ、ケースカバー62に支持されている。換言すれば、押さえ部材25がケースカバー62から受熱部材21に対向する領域に向いて延びているといえる。
押さえ部材25およびケースカバー62は、例えば板部材71で一体に形成されている。板部材71の一例は、例えばアルミニウム合金、鋼、またはマグネシウム合金のような金属で形成されている。例えばアルミニウム合金は、熱伝導性および軽量性に優れるため板部材71の材質として適している。
図6に示すように、押さえ部材25と熱伝導部材22との間にはスペーサ72が配置されている。スペーサ72の一例は、例えばゴムやスポンジのような弾性部材である。スペーサ72が弾性を有すると、発熱体13が傾きを有するときに、受熱部材21および熱伝導部材22が発熱体13の傾きに追従して傾くことができ、受熱部材21と発熱体13との密着性が高まり、受熱部材21と発熱体13との熱接続性が高まる。
本実施形態に係るスペーサ72は、弾性および熱伝導性を有する伝熱シートである。スペーサ72が熱伝導性を有すると、押さえ部材25が受熱部材21に熱的に接続される。
図6に示すように、押さえ部材25とケースカバー62との間には、板部材71が折り曲げられた折曲部73が設けられている。折曲部73は、第1の屈曲73aと、第2の屈曲73bとを含む。第1の屈曲73aは、ケースカバー62の周縁に隣接して設けられ、板部材71が発熱体13から離れる方向に向いて折れ曲る。第2の屈曲73bは、押さえ部材25の周縁に隣接して設けられ、押さえ部材25が発熱体13と略平行に延びるように折れ曲る。
押さえ部材25とケースカバー62との間に折曲部73が設けられると、押さえ部材25の配置高さに影響されずに冷却ファン26の配置高さを設定することができる。図6に示すように、冷却ファン26は、例えば回路基板12の基板面に平行な方向に沿って、回路基板12と並んで配置される。図2に示すように、折曲部73の第1および第2の屈曲73a,73bには、それぞれ凹部73cが設けられている。第1および第2の屈曲73a,73bに凹部73cが設けられると、板部材71の剛性が高まり、押さえ部材25の反り返りが抑制される。
押さえ部材25の周縁部には、部分的に絞り部74が設けられている。絞り部74は、押さえ部材25の周縁が折り曲げられ、周縁部の強度を向上させている。この絞り部74は、ケースカバー62および押さえ部材25を外れた折曲部73の両周縁73d,73eにも連続して設けられており、折曲部73の強度を向上させている。
図3に示すように、押さえ部材25のなかで冷却ファン26とは反対の周縁部には、第1の係合部81が設けられている。押さえ部材25のなかで放熱フィン23とは反対側の周縁部には、第2の係合部82が設けられている。第1および第2の係合部81,82は、それぞれ押さえ部材25の周縁が切り欠かれた切欠き部83を有する。
保持部材24は、受熱部材21を取り囲む枠状に形成されている。保持部材24は、例えば固定部材85を介して受熱部材21に固定され、受熱部材21を保持している。保持部材24および固定部材85の一例は、例えばアルミニウム合金のような金属で形成されている。なお保持部材24は、受熱部材21とともに銅合金で形成してもよい。ただし例えばアルミニウム合金のような比重の小さい材料で保持部材24を形成すると銅合金で形成する場合に比べて軽量化に有利である。
図2に示すように、保持部材24は、第3および第4の係合部86,87を有する。第3および第4の係合部86,87の一例は、押さえ部材25を向いて延びるとともに、押さえ部材25の第1および第2の係合部81,82の切欠き部83に係合するフックである。第3および第4の係合部86,87が第1および第2の係合部81,82に係合すると、第1のユニット14aが第2のユニット14bに保持され、第1および第2のユニット14a,14bが互いに一体になる。これにより、第1および第2のユニット14a,14bは、一つのユニットとして取り扱いが可能となる。
図9に示すように、押さえ部材25は、受熱部材21に対向する第1の面25aと、第1の面25aの裏側に形成される第2の面25bとを有する。例えばフック状に形成された第3および第4の係合部86,87の先端は、押さえ部材25の第2の面25bとの間に隙間を空けて、第2の面25bに対向している。係合部86,87と第2の面25bとの間の隙間は遊びとして機能し、受熱部材21、熱伝導部材22、および保持部材24が押さえ部材25に対して傾くことを許容する。すなわ、発熱体13が傾きを有するときに、受熱部材21および熱伝導部材22が発熱体13の傾きに追従して傾くことができる。
図5に示すように、回路基板12は、冷却ファン26を避けるように切り欠かれている。換言すると、回路基板12の切り欠かれた領域に冷却ファン26を収容することで、回路基板12と冷却ファン26とを水平方向に並べて配置することができる。回路基板12は、例えばねじのような固定部材により筐体4に固定されている。回路基板12の一部は、筐体4に設けられた第1の固定部64に対向している。図6に示すように、第1の固定部64に対向する回路基板12の領域には、ねじ挿通孔89が開口している。
図3に示すように、ポータブルコンピュータ1は、冷却ファン26を第1および第2の固定部64,65に固定する第1および第2の固定部材91,92を備える。第1および第2の固定部材91,92の一例は、ねじである。第1の固定部材91は、冷却ファン26の第1のねじ挿通孔68および回路基板12のねじ挿通孔89に挿通されるとともに、第1の固定部64に係合する。すなわち第1の固定部材91は、回路基板12を冷却ファン26と共に固定する。なお必要に応じて、冷却ファン26の張出部67と回路基板12と間には、高さ調整用のスタッド94などが設けられる。第2の固定部材92は、冷却ファン26の第2のねじ挿通孔69に挿通されるとともに、第2の固定部65に係合する。
ファンケース55と一体に設けられた押さえ部材25は、冷却ファン26が筐体4内に固定されるに伴い受熱部材21を発熱体13に向けて押圧する。すなわち、冷却ファン26の固定位置は、冷却ファン26を筐体4内に固定すると押さえ部材25が冷却ファン26に対してわずかに弾性変形するように設定されている。
すなわち、第1および第2の固定部材91,92により冷却ファン26を筐体4内に固定することで、押さえ部材25およびケースカバー62を含む板部材71を板ばねとして機能させ、受熱部材21に対して発熱体13に向く押圧力を加える。この押圧力の一例は、例えば約0.2Kgfである。ただし押圧力の大きさは上記例に限らず、例えば受熱部材21が発熱体13から離れない程度の荷重でもよい。さらに押さえ部材25は、この押さえ部材25と受熱部材21との間に配置された熱伝導部材22の受熱端部22aを発熱体13に向けて押圧する。
次に、ポータブルコンピュータ1の機能について説明する。
押さえ部材25が受熱部材21を発熱体13に向けて押し付け、受熱部材21は発熱体13に強固に熱的に接続されている。これにより、発熱体13の発する熱の多くは受熱部材21に受熱される。受熱部材21に伝わった熱の一部は、熱伝導部材22を介して放熱フィン23から放熱される。
さらに受熱部材21に伝わった熱の一部は、金属製の押さえ部材25にも伝わり、押さえ部材25を介してケースカバー62へと伝わる。ケースカバー62は、インペラ56が回転する冷却ファン26の内部空間Sに露出されている。ケースカバー62に伝わった熱は、冷却ファン26の駆動に伴いインペラ56周囲の風速の速い領域で空気に熱伝達するため、効率よく放熱される。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、小型化を図ることができる。すなわち、押さえ部材25がファンケース55に一体に設けられ、冷却ファン26を筐体4内に固定するに伴い押さえ部材25が受熱部材21を押圧すると、冷却ファン26を固定する固定部材91,92によって押さえ部材25を併せて固定することができる。つまり、受熱部材21の押圧用のばね構造を別途設ける必要がなくなる。したがって受熱部材21を押さえる板ばねを固定するスペースおよびその板ばねの固定部材を設ける必要がなくなるので、小型化を図ったポータブルコンピュータ1を得ることができる。
冷却ファン26が筐体4に固定されると、上記ばね構造を取り付けるための領域を回路基板12に確保する必要がなくなる。すなわち回路基板12に上記ばね構造用のボスや穴を設ける必要がなくなる。これにより回路基板12の実装制限が緩和され、回路基板12の小型化を図ることができる。
押さえ部材25および冷却ファン26のケースカバー62が板部材71で一体に形成されると、特別な接合等を必要とすることなく、押さえ部材25を容易にファンケース55と一体に設けることができる。さらに、第1および第2の固定部材91,92によって締結されるケースカバー62と一体に押さえ部材25が設けられていると、第1および第2の固定部材91,92によって押さえ部材25に安定して押圧力を作用させることができる。
押さえ部材25が金属で形成されるとともに受熱部材21に熱的に接続されていると、放熱経路が増えて、発熱体13の熱の一部は板部材71を通じて放熱される。換言すれば、押さえ部材25は放熱部材の一つである。すなわち本実施形態においては、放熱部材である押さえ部材25によって受熱部材21が押圧されているといえる。
冷却ファン26が固定される固定部64,65が発熱体13から冷却ファン26を向く方向に対して交差する方向に沿って互いに離間して設けられていると、発熱体13の中心と冷却ファン26の中心とを通る線(以下、中心延長線)が2つの固定部64,65の間を通る。この中心延長線が2つの固定部64,65の間を通ると、押さえ部材25に対する支持が安定し、受熱部材21に対してバランス良く荷重を掛けることができる。
なお冷却ファン26が固定される固定部を三つ以上設ける場合は、冷却ファン26の中心に対して最外両端に位置する固定部の間に上記中心延長戦が通れば、上記と同様の効果を得ることができる。
回路基板12の一部が冷却ファン26と共締めされると、筐体4内に必要な固定箇所をさらに少なくすることができる。また、熱伝導部材22が押さえ部材25により押圧されると、熱伝導部材22の押圧用のばね構造を別途設ける必要がなくなる。
近年、ポータブルコンピュータ1はさらに薄型化が望まれている。放熱フィン23に凹部42を設けるとともに、熱伝導部材22を凹部42に取り付けると、放熱フィン23と熱伝導部材22とを合わせた実装高さを小さくすることができる。すなわち放熱フィン23と熱伝導部材22と小さくまとめて配置することができるので、ポータブルコンピュータ1の薄型化を図ることができる。凹部42が放熱フィン23の隅部に設けられていると、凹部42に対して熱伝導部材22を取り付けやすい。
さらに近年では、ポータブルコンピュータの小型化に対応すべく薄型の冷却ファン26が多く用いられるようになっている。一方、発熱体13の発熱量は増加する傾向にあり、放熱性能を高めるために放熱フィン23のフィン面積を大きくすることが考えられている。大きなフィン面積を確保するために放熱フィン23の厚さを冷却ファン26よりも大きくすると、複数のフィン片の間に形成される隙間が冷却ファン26の側方を外れた領域にも開口することになる。
このような放熱フィン23を用いると、冷却ファン26から吐出された空気の一部が放熱フィン23のなかで逆流し、冷却ファン26の側方を外れた開口を通じて冷却ファン26の上方または下方へと抜けるおそれがある。放熱フィン23を一度通過した空気は温められており、温められた空気が筐体4内に戻ると放熱性能が低下する。
一方、本実施形態に係る放熱フィン23は、上流部35の隅部が切り欠かれて凹部42を形成されており、この凹部42に熱伝導部材22が取り付けられ第1の開口部51を覆っている。また第2の開口部52は、冷却ファン26の厚さと略同じ大きさである。すなわち熱伝導部材22が冷却ファン26の側方を外れた第1の開口部51の蓋をすることで、冷却ファン26から吐出された空気は第1または第2の開口部51,52を通じて筐体4内に戻ることなく、第3の開口部53から筐体4の外に排気される。
次に、第1の参考例に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ101を、図10を参照して説明する。なお上記実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。ポータブルコンピュータ101の冷却ユニット102は、受熱部材21、保持部材24、押さえ部材25、および冷却ファン26を有する。この第1の参考例では熱伝導部材22および放熱フィン23は設けられていない。受熱部材21は、ヒートシンクとして機能する。
発熱体13の発する熱の多くは、受熱部材21に伝わる。受熱部材21に伝わった熱の一部は、受熱部材21がヒートシンクとして機能することで筐体4内に放熱される。さらに受熱部材21に伝わった熱の一部は、押さえ部材25に伝わり、押さえ部材25を介してケースカバー62へと伝わる。ケースカバー62に伝わった熱は、冷却ファン26の駆動に伴いインペラ56周囲の風速の速い領域で空気に熱伝達するため、効率よく放熱される。
このような構成のポータブルコンピュータ101によれば、上記実施形態と同様の理由で、小型化を図ることができる。
次に、第2の参考例に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ111を、図11および図12を参照して説明する。なお上記実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。ポータブルコンピュータ111の冷却ユニット112は、受熱部材21および冷却ファン26を有する。冷却ファン26は、ケースベース61とケースカバー62とを有する。
図12に示すように、受熱部材21は、発熱体13に対向するとともに、発熱体13に熱的に接続される。受熱部材21は、ファンケース55と一体に設けられている。詳しくは、受熱部材21は、ケースカバー62と一体に設けられ、ケースカバー62に支持されている。換言すれば、受熱部材21がケースカバー62から発熱体13に対向する領域に向いて延びているといえる。
受熱部材21およびケースカバー62は、例えば板部材71で一体に形成されている。板部材71の一例は、例えばアルミニウム合金、鋼、またはマグネシウム合金のような金属材料で形成されている。
図12に示すように、受熱部材21と発熱体13との間には伝熱材31が配置されている。伝熱材31を設けると、受熱部材21と発熱体13との間の熱接続性が高まる。伝熱材31の一例は、伝熱シートまたはグリスである。伝熱材31が弾性を有すると、発熱体13が傾きを有しても、受熱部材21が発熱体13の傾きに影響されにくく、発熱体13と受熱部材21との間の熱接続性が高まる。
ファンケース55と一体に設けられた受熱部材21は、冷却ファン26が筐体4内に固定されるに伴い発熱体13に向けて押圧される。すなわち、冷却ファン26の固定位置は、冷却ファン26を筐体4内に固定すると受熱部材21がわずかに弾性変形するように設定されている。
すなわち、第1および第2の固定部材91,92により冷却ファン26を筐体4内に固定することで、受熱部材21およびケースカバー62を含む板部材71を板ばねとして機能させ、受熱部材21に対して発熱体13に向く押圧力を加える。
第1および第2の固定部64,65は、発熱体13から冷却ファン26に向く方向に交差する方向に沿って互いに離間して設けられている。
発熱体13の発する熱の一部は、受熱部材21を伝わり、受熱部材21がヒートシンクとして機能することで発熱体13の放熱が促進される。さらに受熱部材21に伝わった熱の一部は、ケースカバー62へと伝わり、冷却ファン26の駆動に伴いインペラ56周囲の風速の速い領域で空気に熱伝達して効率よく放熱される。
このような構成のポータブルコンピュータ111によれば、小型化を図ることができる。すなわち、受熱部材21がファンケース55に一体に設けられ、冷却ファン26を筐体4内に固定するに伴い受熱部材21が発熱体13に向いて押圧されると、冷却ファン26を固定する固定部材91,92によって受熱部材21を併せて押圧することができる。つまり、受熱部材21の押圧用のばね構造を別途設ける必要がなくなり、小型化を図ったポータブルコンピュータ111を得ることができる。
冷却ファン26が筐体4に固定されると、上記ばね構造を取り付けるための領域を回路基板12に確保する必要がなくなるので、回路基板12の実装制限が緩和される。受熱部材21およびケースカバー62が板部材71で一体に形成されると、受熱部材21を容易にファンケース55と一体に設けることができる。
なお図11中に二点差線で示すように、ポータブルコンピュータ111は、熱伝導部材22と放熱フィン23とを備えてもよい。また本発明でいう「ファンケースと一体に設けられ」とは、ファンケース55と一体に成形されていることに加え、ファンケース55と別体に成形された部材がファンケース55に取り付け、ファンケース55と一体に取り扱われるものも含む。例えば図11中の一点鎖線Aで囲む受熱部材21の中央部は、受熱部材21の他の部分およびファンケース55とは別に銅合金で形成されてもよい。別に成形された部材をファンケースに支持させた場合も本発明でいう「ファンケースと一体に設けられ」に含まれる。
次に、上記実施形態及び第2の参考例に係る放熱フィンの変形例を、図13ないし図16を参照して説明する。以下に説明する各種放熱フィン23a,23b,23c,23dは、上記実施形態及び第2の参考例に係るポータブルコンピュータ1,111おいて適宜採用することができる。
図13に示す放熱フィン23aは、上流部35の下方隅部が切り欠かれている。詳しくは、複数のフィン片32の上端が折り曲げられ、放熱フィン23aの天井壁121を形成している。
フィン片32の下流部36の下端が折り曲げられ、放熱フィン23aの第1の底壁122を形成している。フィン片32の上流部35の下端が折り曲げられ、放熱フィン23aの第2の底壁123を形成している。放熱フィン23aは、上下方向および左右方向には閉じられている。
放熱フィン23aの上流部35の下方隅部には、各フィン片32の切り欠かれた領域により凹部42が形成されている。熱伝導部材22は、凹部42に配置され、第1の開口部51を覆う。
このような構成の放熱フィン23aによれば、放熱フィン23aと熱伝導部材22とを合わせた実装高さが抑えることができる。さらに冷却ファン26から吐出された空気は第1の開口部51から筐体4内に戻らないので放熱性能が向上する。
図14および図15に、下流部36に凹部42が形成された放熱フィン23b,23cを示す。なお放熱フィン23,23aと同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
これらのような放熱フィン23b,23cによれば、放熱フィン23b,23cと熱伝導部材22とを合わせた実装高さを抑えることができる。
なお放熱フィン23,23a,23b,23cの凹部42の大きさの一例は、熱伝導部材22の断面寸法と略同じであるが、凹部42の大きさはこれに限らない。例えば図16に示すように、凹部42に取り付けた熱伝導部材22の一部が放熱フィン23dから飛び出ても、放熱フィン23dと熱伝導部材22とを合わせた実装高さを抑えることができるといえる。
実装高さを抑えることができる凹部42の一例として、例えば熱伝導部材22の中心が凹部42内に位置するように凹部42が設けられていると放熱フィン23,23a,23b,23c,23dと熱伝導部材22とを合わせた実装高さを特に抑えることができるといえる。
以上、一つの実施形態に係るポータブルコンピュータ1ついて説明したが、本発明はもちろんこれ限定されるものではない。
冷却ファン26は筐体4に固定されるものに限るものではなく、例えば回路基板12に固定されてもよい。第1の固定部64は共締めでなくてもよい。冷却ファン26は、放熱フィン23に対向する領域に吸気口26aを有するいわゆる側面吸気タイプでもよい。
以下、いくつかの参考例の電子機器を付記する。
一つの参考例に係る電子機器は、筐体と、上記筐体に収容された回路基板と、上記回路基板に実装された発熱体と、上記筐体内に固定されるとともに、ファンケースを備えた冷却ファンと、上記発熱体に対向するとともに上記発熱体に熱的に接続された受熱部材と、上記発熱体とは反対側から上記受熱部材に対向する押さえ部材と、を具備し、上記押さえ部材は、上記ファンケースと一体に設けられ、上記冷却ファンが上記筐体内に固定されるに伴い上記受熱部材を上記発熱体に向けて押圧する。
この参考例では、板部材71は必ずしも金属で形成される必要はない。スペーサ72は熱伝導性を有する必要はない。受熱部材21が設けられている場合は、板部材71は放熱用部材として機能を持たず、少なくとも受熱部材21を押圧する機能を有すればよい。
上記電子機器の一例では、上記冷却ファンに冷却される放熱フィンと、上記受熱部材と上記放熱フィンとの間に亘って設けられ、上記発熱体の発する熱の一部を上記放熱フィンに伝える熱伝導部材と、を備え、上記熱伝導部材の一端部は、上記受熱部材と上記押さえ部材との間に配置され、上記押さえ部材により上記発熱体に向けて押圧される。上記放熱フィンは、互いに並んで配置される複数のフィン片を有し、この複数のフィン片は、それぞれ同じ隅部に切欠き部が形成され、上記熱伝導部材は、上記切欠き部によって切り取られた領域に配置される。上記放熱フィンは、上記冷却ファンの吐出方向に直交する方向に沿って上記冷却ファンよりも厚く形成され、上記切欠き部によって切り取られた領域は、上記冷却ファンに対向する上記放熱フィンの端部において上記冷却ファンの側方を外れて設けられており、上記熱伝導部材は、上記冷却ファンの側方を外れて開口する上記複数のフィン片の間の開口を覆う。
本発明の一つの実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 本発明の一つの実施形態の冷却ユニットの斜視図。 図2中に示された冷却ユニットを一部分解して示す斜視図。 図2中に示された冷却ファンと押さえ部材の底面図。 図2中に示された冷却ユニットの平面図。 図5中に示されたF6−F6線に沿う冷却ユニットの断面図。 図2中に示された冷却ファンと放熱フィンの断面図。 図7中に示されたF8−F8線に沿う放熱フィンの側面図。 図5中に示されたF9−F9線に沿う冷却ユニットの断面図。 第1の参考例に係る冷却ユニットの断面図。 第2の参考例に係る冷却ユニットの斜視図。 図11中に示された冷却ユニットの断面図。 本発明の実施形態及び第2の参考例に係る放熱フィンの第1の変形例の断面図。 本発明の実施形態及び第2の参考例に係る放熱フィンの第2の変形例の断面図。 本発明の実施形態及び第2の参考例に係る放熱フィンの第3の変形例の断面図。 本発明の実施形態及び第2の参考例に係る放熱フィンの第4の変形例の断面図。
符号の説明
1,101,111…ポータブルコンピュータ、4…筐体、12…回路基板、13…発熱体、21…受熱部材、22…熱伝導部材、23,23a,23b,23c,23d…放熱フィン、24…保持部材、25…押さえ部材、25a…第1の面、25b…第2の面、26…冷却ファン、32…フィン片、41…切欠き部、51…開口部、55…ファンケース、61…ケースベース、62…ケースカバー、64,65…固定部、71…板部材、91,92…固定部材。

Claims (3)

  1. 筐体と、
    上記筐体に収容され、発熱体が実装された回路基板と、
    ファンケース部を備え、上記筐体内に固定され冷却ファンと、
    記発熱体に熱的に接続された受熱部材と、
    上記ファンケース部と一体に設けられ、上記冷却ファンが上記筐体内に固定された状態で上記受熱部材を上記発熱体に向けて押さえ、上記受熱部材を介して上記発熱体に熱的に接続された金属板部と、
    上記冷却ファンの排気口から外れた位置に開口部が設けられた複数のフィン片が並べられ、上記冷却ファンに冷却される放熱フィンと、
    上記発熱体からの熱を上記放熱フィンに伝え、上記開口部が設けられた領域に取り付けられた熱伝導部材と、
    を具備したことを特徴とする電子機器
  2. 請求項に記載の電子機器において、
    上記受熱部材を保持した保持部材を備え、
    上記金属板部は、上記受熱部材に面した第1の面と、上記第1の面とは反対側に位置された第2の面とを有し、
    上記保持部材は、上記金属板部を向いて延びフックを有し、このフックの先端は、上記金属板部の第2の面との間に隙間を空けて上記第2の面に面したことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項に記載の電子機器において、
    上記筐体に設けられ複数の固定部と、
    上記冷却ファンを上記固定部に固定した固定部材と、を備え、
    上記回路基板は、少なくとも一つの上記固定部に面するとともに、上記固定部材によって上記冷却ファンと共に上記固定部に固定されことを特徴とする電子機器。
JP2007104071A 2007-04-11 2007-04-11 電子機器 Expired - Fee Related JP4783326B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007104071A JP4783326B2 (ja) 2007-04-11 2007-04-11 電子機器
US12/045,436 US7697288B2 (en) 2007-04-11 2008-03-10 Electronic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007104071A JP4783326B2 (ja) 2007-04-11 2007-04-11 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008263028A JP2008263028A (ja) 2008-10-30
JP4783326B2 true JP4783326B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=39853512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007104071A Expired - Fee Related JP4783326B2 (ja) 2007-04-11 2007-04-11 電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7697288B2 (ja)
JP (1) JP4783326B2 (ja)

Families Citing this family (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101242723A (zh) * 2007-02-09 2008-08-13 富准精密工业(深圳)有限公司 弹片固定结构及散热模组
WO2009123618A1 (en) * 2008-04-01 2009-10-08 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Apparatuses and methods for dissipating heat from a computer component
CN101674717B (zh) * 2008-09-11 2012-05-16 富准精密工业(深圳)有限公司 散热装置
US10914308B2 (en) * 2009-01-05 2021-02-09 Intel Corporation Crossflow blower apparatus and system
US8107239B2 (en) 2009-02-27 2012-01-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and cooling fan
CN101840257A (zh) * 2009-03-21 2010-09-22 富瑞精密组件(昆山)有限公司 散热模组及其固定装置
CN101861078A (zh) * 2009-04-10 2010-10-13 富准精密工业(深圳)有限公司 散热装置及其制造方法
JP5402200B2 (ja) * 2009-04-20 2014-01-29 株式会社リコー 熱移動機構及び情報機器
CN101965116A (zh) * 2009-07-21 2011-02-02 富准精密工业(深圳)有限公司 散热模组
CN101968670A (zh) * 2009-07-27 2011-02-09 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电脑一体机
JP2011081437A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Toshiba Corp 電子機器
US9429167B2 (en) * 2009-10-23 2016-08-30 Sunonwealth Electric Machine Industry Co., Ltd. Heat dissipating fan
US9399999B2 (en) * 2009-10-23 2016-07-26 Sunonwealth Electric Machine Industry Co., Ltd. Heat dissipating fan
US8305761B2 (en) 2009-11-17 2012-11-06 Apple Inc. Heat removal in compact computing systems
JP2011128708A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Toshiba Corp 電子機器
CN102135117A (zh) * 2010-01-23 2011-07-27 富准精密工业(深圳)有限公司 离心风扇
JP4751475B1 (ja) * 2010-04-09 2011-08-17 株式会社東芝 テレビ接続装置、冷却モジュール、電子機器
JP4892078B2 (ja) * 2010-05-11 2012-03-07 株式会社東芝 電子機器
TWI414685B (zh) * 2010-09-21 2013-11-11 Sunonwealth Electr Mach Ind Co 散熱風扇
CN102480906A (zh) * 2010-11-26 2012-05-30 英业达股份有限公司 电路模块与应用该电路模块的电子装置
CN102635574A (zh) * 2011-02-15 2012-08-15 建准电机工业股份有限公司 散热风扇及其扇框
JP5927539B2 (ja) * 2011-07-25 2016-06-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
TW201315360A (zh) * 2011-09-21 2013-04-01 Foxconn Tech Co Ltd 散熱裝置
TWI458893B (zh) * 2011-09-23 2014-11-01 Inventec Corp 風扇結構及應用其的電子裝置
CN103096674B (zh) * 2011-11-02 2015-11-11 纬创资通股份有限公司 固定机构、电子装置及固定电子组件的方法
TW201328570A (zh) * 2011-12-28 2013-07-01 Foxconn Tech Co Ltd 散熱模組
CN103188914A (zh) * 2011-12-29 2013-07-03 富瑞精密组件(昆山)有限公司 散热模组
GB2501766B (en) * 2012-05-04 2018-10-03 Nidec Control Techniques Ltd Plate
TW201403295A (zh) * 2012-07-11 2014-01-16 Foxconn Tech Co Ltd 電子裝置
JP5991125B2 (ja) * 2012-09-28 2016-09-14 富士通株式会社 電子機器
TW201440624A (zh) * 2013-04-02 2014-10-16 Quanta Comp Inc 散熱模組及其離心式風扇
CN104735950A (zh) * 2013-12-20 2015-06-24 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 散热模组
US9379037B2 (en) 2014-03-14 2016-06-28 Apple Inc. Thermal module accounting for increased board/die size in a portable computer
TW201538063A (zh) * 2014-03-26 2015-10-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 電子裝置及其散熱風扇
CN105988546A (zh) * 2015-02-10 2016-10-05 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 散热模组
CN105992493A (zh) * 2015-02-10 2016-10-05 富瑞精密组件(昆山)有限公司 散热装置及其组装方法
EP3266288A4 (en) * 2015-04-20 2018-11-14 Hewlett Packard Enterprise Development LP Supplemental air cooling
JP6456891B2 (ja) * 2016-09-23 2019-01-23 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 電子機器
JP6666560B2 (ja) * 2016-09-29 2020-03-18 富士通クライアントコンピューティング株式会社 放熱部品及び放熱部品を備える端末装置
JP7195770B2 (ja) 2018-05-30 2022-12-26 キヤノン株式会社 冷却ユニットを用いた撮像装置および電子機器
JP6828085B2 (ja) * 2019-05-09 2021-02-10 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 熱輸送装置および電子機器
US11375647B2 (en) * 2019-08-16 2022-06-28 Apple Inc. Cooling fan and electronic devices with a cooling fan
JP2021052090A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 電子機器
US20240023280A1 (en) * 2022-07-13 2024-01-18 Dell Products L.P. Apparatus for direct contact heat pipe

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4119008B2 (ja) * 1998-06-23 2008-07-16 株式会社東芝 回路部品の冷却装置および電子機器
JP2000216575A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Toshiba Corp 冷却装置及び冷却装置を内蔵した電子機器
JP3814818B2 (ja) 1999-07-29 2006-08-30 東芝ホームテクノ株式会社 ヒートシンク付ファン装置
JP2001085585A (ja) * 1999-09-13 2001-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷却ファン取付装置
JP4327320B2 (ja) * 2000-01-07 2009-09-09 株式会社東芝 電子機器
JP2001237579A (ja) * 2000-02-24 2001-08-31 Sony Corp 放熱装置及び放熱装置を有する電子機器
JP3413151B2 (ja) * 2000-03-23 2003-06-03 古河電気工業株式会社 ヒートシンク
JP2002118388A (ja) * 2000-08-01 2002-04-19 Sony Corp 放熱装置および放熱装置を有する電子機器
JP3594238B2 (ja) * 2001-03-29 2004-11-24 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 電子機器用冷却装置及び電子機器
US6373700B1 (en) * 2001-06-18 2002-04-16 Inventec Corporation Heat sink modular structure inside an electronic product
JP2003115570A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Toshiba Corp 電子機器
TW516812U (en) * 2001-10-31 2003-01-01 Foxconn Prec Components Co Ltd Heat dissipating module
JP3637304B2 (ja) * 2001-11-29 2005-04-13 株式会社東芝 小型電子機器
TW543839U (en) * 2002-02-08 2003-07-21 Via Tech Inc Multi-opening heat dissipation module of high power electronic device
JP3634825B2 (ja) * 2002-06-28 2005-03-30 株式会社東芝 電子機器
TW527101U (en) * 2002-07-23 2003-04-01 Abit Comp Corp Interface card heat sink
US6712129B1 (en) * 2002-10-29 2004-03-30 Taiwan Trigem Information Co., Ltd. Heat dissipation device comprised of multiple heat sinks
JP4329623B2 (ja) 2004-06-07 2009-09-09 パナソニック株式会社 送風ファン及びそれを備えた電子機器
CN1848035A (zh) * 2005-04-14 2006-10-18 富准精密工业(深圳)有限公司 锁固组件
CN101026944A (zh) * 2006-02-22 2007-08-29 富准精密工业(深圳)有限公司 散热装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7697288B2 (en) 2010-04-13
US20080253083A1 (en) 2008-10-16
JP2008263028A (ja) 2008-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4783326B2 (ja) 電子機器
JP4719079B2 (ja) 電子機器
JP4675666B2 (ja) 電子機器
US7649736B2 (en) Electronic device
US7535712B2 (en) Electronic apparatus
US8059410B2 (en) Heat dissipation device
US7262965B2 (en) Thermal structure for electric devices
JP5231732B2 (ja) 冷却装置、およびこれを備えた電子機器
US7688586B2 (en) Electronic device and heat conduction member
US6765794B1 (en) Heat sink, manufacturing method thereof, and electronic apparatus having the heat sink
US20090129020A1 (en) Electronic apparatus
US7679907B2 (en) Electronic apparatus and fin unit
CN112198942A (zh) 散热模块、电子设备、散热模块用散热板
US8254129B2 (en) Electronic apparatus
JP4171028B2 (ja) 電子機器
JP2005057070A (ja) 電子機器の放熱構造
JP2000075960A (ja) 電子機器システムおよび電子機器の機能を拡張するための拡張装置
JP5175900B2 (ja) 電子機器
JP4897107B2 (ja) 電子機器
JP2009064922A (ja) 電子機器および冷却ユニット
JP5197725B2 (ja) 電子機器
JP2002333931A (ja) カード型デバイス
TW200807226A (en) Thermal module
JP2011141593A (ja) 情報処理装置
JP2006099630A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110708

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees