JP3413151B2 - ヒートシンク - Google Patents

ヒートシンク

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徹 有本
隆雄 小林
勝 大海
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子等の各
種電子部品を冷却するための超薄型ヒートシンク、特
に、偏平型ヒートパイプと複数枚のコの字形板状フィン
とを備えたヒートシンクに関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン等の各種機器や電子設備等の電
気・電子機器に搭載されている半導体素子等の電子部品
は、その使用によってある程度の発熱が避けがたく、近
年はその冷却が重要な技術課題となりつつある。冷却を
要する電気・電子素子を冷却する方法として、例えば機
器にファンを取り付け、機器筐体内の空気の温度を下げ
る方法や、被冷却素子に冷却体を取り付けることによっ
て、その被冷却素子を冷却する方法等が代表的に知られ
ている。
【0003】被冷却素子に取り付ける冷却体として、単
なる伝熱性の金属材ではなく、ヒートパイプ構造の冷却
体、或いは、例えば銅材やアルミニウム材などの伝熱性
に優れた丸型ヒートパイプを取り付けた形態のものが提
案、実用化されている。ヒートパイプは、密封された空
洞部を備えており、その空洞部に収容された作動流体の
相変態と移動により熱の輸送が行われる。熱の一部は、
ヒートパイプを構成する容器(コンテナ)を直接伝わっ
て運ばれるが、大部分の熱は、作動流体による相変態と
移動によって移動される。
【0004】ヒートパイプの吸熱側において、ヒートパ
イプを構成する容器(コンテナ)の材質中を熱伝導して
伝わってきた熱により、作動流体が蒸発し、その蒸気が
ヒートパイプの放熱側に移動する。放熱側では、作動流
体の蒸気は冷却され再び液相状態い戻る。そして、液相
に戻った作動流体は再び吸熱側に移動(還流)する。こ
のような作動流体の相変態や移動によって、熱の移動が
なされる。
【0005】ヒートパイプ内の作動流体としては通常、
水や水溶液、アルコール、その他有機溶剤等が使用され
る。特殊な用途としては水銀を作動流体に用いる場合も
ある。前述したようにヒートパイプは内部の作動流体の
相変態等の作用を利用するものであるので、密封された
内部への作動流体以外のガス等の混入をなるべく避ける
ように製造されることになる。このような混入物は、通
常、製造途中に混入する大気(空気)や作動流体中に溶
在している炭酸ガス等である。
【0006】ヒートパイプの形状は、代表的な丸パイプ
形状の他、平面型も広く用いられている。平面型のヒー
トパイプは、その形状から、半導体素子等の被冷却素子
と広い面積で接触させやすい等の利点を有している。更
に、ヒートパイプで移動した熱をファン等を使用して強
制的に冷却するヒートシンクが広く用いられてきてい
る。
【0007】更に、近年エレクトロニクス機器は、CP
U等の高出力、高集積の部品を内蔵している。半導体素
子等の各種電子部品は、集積度が極めて高くなり、高速
で情報の演算、制御等の処理を行うので、多量の熱を発
生する。高出力かつ高集積の部品である半導体素子等の
熱を冷却する装置が要求されている。
【0008】更に、インターネットを介する活動の機会
が急激に増大し、デスクトップ型の固定されたパソコン
ではその機能を十分に発揮することができないような状
態が多くなってきた。即ち、CPU等の各種電子部品を
搭載するパソコン等は、小型化し、移動性を備え、車等
で移動の途中においても、出張先においてもその機能を
十分に発揮することが重要な要素として考慮されるよう
になってきている。
【0009】それに伴って、CPU等の各種電子部品を
冷却するヒートシンクも小型薄型化が要求されるように
なってきている。図6にヒートパイプを用いた従来のヒ
ートシンクを示す。図7は、従来のヒートシンクの部分
拡大図である。図6に示すように、従来のヒートシンク
は、丸型ヒートパイプ20と、丸型ヒートパイプ20の
一方端部(即ち、放熱側)に設けられた複数枚の放熱フ
ィン21からなっている。従来のヒートシンクにおいて
は、図7に示すように、放熱効果を高めるために、放熱
フィン21の中央部をバーリング加工22によって穴を
開けて、開口部に丸型ヒートパイプ20が挿入されて、
放熱フィンと丸型ヒートパイプが接続されている。
【0010】しかしながら、図6に示す従来のヒートシ
ンクにおいては、丸型ヒートパイプ20が挿入される放
熱フィン21は、その高さが所定以上の値、例えば、1
0mmを超える値になり、上述した高い移動性を備えた
超薄型のパソコンに搭載することができないという致命
的な欠陥がある。
【0011】
【発明が解決しょうとする課題】上述したように、CP
U等の各種電子部品を搭載するパソコンは、薄型小型化
し、集積度の高くなったCPUを冷却するためのヒート
シンクを配置するスペースが制約され、更に、性能の高
いヒートシンクが要求される。特に、10mm以下、更
には、7〜8mm程度の高さを要求されると、上述した
従来のヒートシンクでは対応が不可能であるという問題
点が有る。
【0012】従って、この発明の目的は、高い移動性を
有する薄型小型の電子機器等に搭載可能な放熱性能に優
れたヒートシンクを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した従
来の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた。その結果、
厚さが例えば1.5mm以下の偏平状ヒートパイプを用
い、上面部、垂直面部および下面部からなるコの字形板
材からなり、上述した垂直面部の最下部に形成された、
偏平状ヒートパイプが挿入されるコの字形開口部を有す
る板状フィンが複数枚並列配置されたフィン部を上述し
た偏平状ヒートパイプの端部に取り付け、そして、コの
字形開口部を有する板状フィンが複数枚並列配置された
上記フィン部の両側面に備えられた、並列配置された複
数個の矩形の開口部からファンによって空気を吹き付け
強制空冷することによって、高い移動性を有する薄型小
型のパソコン等に搭載可能な、且つ、放熱性能に優れた
ヒートシンクを提供することができることを知見した。
【0014】この発明は、上記知見に基づいてなされた
ものであって、この発明のヒートシンクの第1の態様
は、下記部材を備えたヒートシンクである (a)作動液が封入され、密閉された空洞部を有する偏
平状ヒートパイプ、(b)上面部、垂直面部および下面
部からなるコの字形板材からなり、前記垂直面部の最下
部に形成された、前記偏平状ヒートパイプが嵌合される
コの字形開口部を有する板状フィンが複数枚並列配置さ
れたフィン部。
【0015】この発明のヒートシンクの第2の態様は、
前記コの字形開口部を有する板状フィンが複数枚並列配
置された前記フィン部に形成された溝部の形状が前記偏
平状ヒートパイプの形状と同一であることを特徴とする
ヒートシンクである。
【0016】この発明のヒートシンクの第3の態様は、
前記コの字形開口部は、その上端部に、前記下面部と同
一方向且つ平行に延伸し、前記下面部と概ね同一幅を有
し、前記偏平状ヒートパイプの上面と密接する縁部を備
えていることを特徴とするヒートシンクである。
【0017】この発明のヒートシンクの第4の態様は、
前記コの字形開口部の縁部が前記偏平状ヒートパイプの
上面と密接し、そして、前記下面部が前記偏平状ヒート
パイプの下面と概ね同一平面に位置していることを特徴
とするヒートシンクである。
【0018】この発明のヒートシンクの第5の態様は、
前記コの字形開口部を有する板状フィンが複数枚並列配
置された前記フィン部の両側面は、並列配置された複数
個の矩形の開口部を備えていることを特徴とするヒート
シンクである。
【0019】この発明のヒートシンクのその他の態様
は、前記偏平状ヒートパイプが曲線部を備えていること
を特徴とする、ヒートシンクである。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明のヒートシンクの態様に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。この発明の
ヒートシンクは、作動液が封入され、密閉された空洞部
を有する偏平状ヒートパイプ、および、上面部、垂直面
部および下面部からなるコの字形板材からなり、上記垂
直面部の最下部に形成された、上記偏平状ヒートパイプ
が嵌合されるコの字形開口部を有する板状フィンが複数
枚並列配置されたフィン部を備えている。
【0021】図1は、この発明のヒートシンクの1つの
態様を表側から見た斜視図である。図1に示すように、
偏平状ヒートパイプ2の1つの端部(即ち、放熱側)に
は、コの字形開口部を有する板状フィン4が複数枚並列
配置されたフィン部3が備えられている。この発明の偏
平状ヒートパイプ2は、例えば、厚さ1mm、幅10m
mの薄型の偏平状ヒートパイプである。偏平状ヒートパ
イプの密閉された空洞部には、(図示しない)メッシュ
状のウイックが内蔵され、(図示しない)作動液が封入
されている。作動液の還流を容易にするために、偏平状
ヒートパイプの中央部にメッシュ状ウイックを配置し、
両側部を通路として開放してもよい。なお、この発明の
偏平状ヒートパイプの厚さは1.5mm未満が好まし
い。
【0022】図2は、この発明のヒートシンクの1つの
態様を裏側から見た斜視図である。図2に示すように、
この発明のヒートシンクにおいて、コの字形開口部を有
する板状フィンが複数枚並列配置されて形成された溝
部、即ち、コの字形開口部が並列配置されて形成され、
偏平状ヒートパイプが嵌合される溝部の形状が偏平状ヒ
ートパイプの形状と同一である。図3は、この発明の板
状フィンの1つの態様の表側からの斜視図である。図4
は、この発明の板状フィンの1つの態様の裏側からの斜
視図である。図3に示すように、板状フィン4は、上面
部5、垂直面部6および下面部7からなるコの字形板材
からなっており、上記垂直面部6の最下部に形成され
た、上記偏平状ヒートパイプ2に嵌合されるコの字形開
口部8を有している。この発明の下面部は2つの部分に
分離されている。上述した開口部8は垂直部6によって
上の辺が形成され、垂直部および下面部によって両側の
辺が形成されたコの字形からなっている。即ち、開口部
8には偏平状ヒートパイプ2が嵌合される。図4に示す
ように、偏平状ヒートパイプが挿入される開口部8が垂
直面の最下部に形成されている。
【0023】更に、図3に示すように、コの字形開口部
8に嵌合された偏平状ヒートパイプ2とコの字形板材4
との間の熱的接続を容易にするために、開口部8の上端
部には、上面部5と同一方向且つ平行に延伸し、上面部
5と概ね同一幅を有し、偏平状ヒートパイプ2の上面と
密接する縁部9を備えている。このように開口部を形成
することによって、偏平状ヒートパイプ2の上面は開口
部の縁部9に熱的に接続し、そして、偏平状ヒートパイ
プ2の両側面はコの字形板材4の分離された2つの下面
部7によって嵌合され熱的に接続し、CPU等の発熱体
からの熱は、偏平状ヒートパイプ2の放熱側からフィン
部3を介して外部に放熱される。即ち、偏平状ヒートパ
イプ2とフィン4との間の接触部分の面積を増大してい
る。
【0024】なお、偏平状ヒートパイプとは、このよう
に板状フィンと熱的に接続する部分が少なくとも偏平状
もしくは平面形状であるものを含む。従って、円筒状ヒ
ートパイプを偏平加工したヒートパイプの他に板形状ヒ
ートパイプであってもよい。コの字形開口部8を有する
板状フィン4が複数枚並列配置されたフィン部の両側面
は、並列配置された複数個の矩形の開口部10を備えて
いるので、何れか1方から(図示しない)ファン等によ
って空気を送り込み、強制空冷することによって、更
に、ヒートシンクの放熱効果を高めることができる。図
2に示すように、板状フィン4の分離された2つの下面
部7は偏平状ヒートパイプの両側面と密接している。
【0025】図5に、偏平状ヒートパイプの端部に複数
枚の板状フィンが取り付けられたヒートシンクの断面を
示す。図5に示すように、偏平状ヒートパイプは、板状
フィン4の下面部7の側部と縁部9とによって嵌合され
密接し、熱的に接続されている。図5に示すように、側
面部には広い空間の矩形の開口部10が形成されてい
る。
【0026】更に、CPU等の発熱体の電子機器内の配
置位置に適応して、偏平状ヒートパイプ2が湾曲部を備
えていてもよい。即ち、CPU等の発熱体に偏平状ヒー
トパイプの吸熱部を接続し、偏平状ヒートパイプの例え
ば中央部において概ね直角方向に曲がる湾曲部を備え、
更に所定の長さにわたり直線的に延伸して、他端部の放
熱側に上述したフィン部3を備えてもよい。
【0027】この発明のヒートパイプのコンテナの材質
は、銅またはアルミニウム等の熱伝導の良好な金属を使
用することができる。ウイックは偏平状ヒートパイプの
コンテナと同一材質の部材を使用することができる。作
動液は、ヒートパイプのコンテナの材質との適合性に応
じて、水、代替フロン、フロリナートを使用する。な
お、コンテナの材質は、作動液としての水との適合性に
優れた銅が望ましい。
【0028】
【実施例】以下に、この発明の面型ヒートパイプを実施
例により、更に詳細に説明する。以下に述べる方法によ
って、図1に示すこの発明のヒートシンクを製作した。
即ち、板厚0.5mmのアルミニウム板材によってコの
字形板材(板状フィン)4を調製した。板状フィンの上
面部は幅1.5mm、長さ20mmからなっており、下
面部は幅1.5mm、長さ6mmの2つの部分からなっ
ている。2つの下面部の間には8mmの開口部用の間隙
が形成されている。上面部および下面部を接続する垂直
面部は高さ7mm、横20mmからなっている。
【0029】更に、垂直面部の最下部には高さ1.5m
m、長さ8mmのコの字形開口部8が設けられている。
コの字形開口部の上端部には幅1.5mm、長さ8mm
の縁部が設けられている。このように調製された12枚
のコの字形板材を並列配置して、側面部に矩形の開口部
10が形成されたフィン部4を調製した。
【0030】次いで、OFC(無酸素高伝導銅)材によ
って厚さ1mm、幅7mmの偏平状ヒートパイプのコン
テナを調製した。コンテナ内の中央部にはOFCメッシ
ュのウイックを設置し、コンテナの両側部は通路として
開放した。作動液として純水を使用し、コンテナ内に封
入し、減圧密閉した。このように調製した偏平状ヒート
パイプを、フィン部のコの字形開口部8に緊密に嵌合
し、ヒートシンクを調製した。
【0031】このように調製したこの発明のヒートシン
クは、偏平状ヒートパイプの上面とコの字形開口部の上
端部に設けられた複数個の縁部とが密接し、そして、偏
平状ヒートパイプの側面と複数個のコの字形板材の下面
部の側面とが密接している。更に、複数個のコの字形板
材を並列配置することによって、側面部に形成された複
数個の矩形の開口部10の一方端に接して、フィン部と
同一高さのファンを取り付けた。
【0032】この発明のヒートシンクは高さが7mmの
極めて小型のヒートシンクであり、且つ、大きく開放さ
れた複数の矩形の開口部からファンによって強制空冷す
るので、放熱効果が大きく、移動性を有する薄型小型の
パソコンに搭載されるCPUを冷却するために使用する
ことができる。
【0033】
【発明の効果】上述したように、この発明によると、高
い移動性を有する薄型小型の電子機器等に搭載可能な放
熱性能に優れたヒートシンク、特に、高さ10mm以下
のヒートシンクを提供することができ、産業上利用価値
が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のヒートシンクの1つの態様
を表側から見た斜視図である。
【図2】図2は、この発明のヒートシンクの1つの態様
を裏側から見た斜視図である。
【図3】図3は、この発明の板状フィンの1つの態様の
表側からの斜視図である。
【図4】図4は、この発明の板状フィンの1つの態様の
裏側からの斜視図である。
【図5】図5は、偏平状ヒートパイプの端部に複数枚の
板状フィンが取り付けられたヒートシンクの断面を示す
概略断面図である。
【図6】図6は、ヒートパイプを用いた従来のヒートシ
ンクを示す図である。
【図7】図7は、従来のヒートシンクの部分拡大図であ
る。
【符号の説明】
1.ヒートシンク 2.偏平状ヒートパイプ 3.フィン部 4.コの字形板材 5.上面部 6.垂直面部 7.下面部 8.コの字形開口部 9.縁部 10.矩形開口部 20.丸型ヒートパイプ 21.フィン 22.バーリング加工
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大海 勝 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−211657(JP,A) 特開 平9−203590(JP,A) 特開 平11−340391(JP,A) 実開 平3−64368(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/34 - 23/473

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記部材を備えたヒートシンク (a)作動液が封入され、密閉された空洞部を有する偏
    平状ヒートパイプ、(b)上面部、垂直面部および下面
    部からなるコの字形板材からなり、前記垂直面部の最下
    部に形成された、前記偏平状ヒートパイプが嵌合される
    コの字形開口部を有する板状フィンが複数枚並列配置さ
    れたフィン部。
  2. 【請求項2】前記コの字形開口部を有する板状フィンが
    複数枚並列配置された前記フィン部に形成された溝部の
    形状が前記偏平状ヒートパイプの形状と同一であること
    を特徴とする、請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 【請求項3】前記コの字形開口部は、その上端部に、前
    記下面部と同一方向且つ平行に延伸し、前記下面部と概
    ね同一幅を有し、前記偏平状ヒートパイプの上面と密接
    する縁部を備えていることを特徴とする、請求項1に記
    載のヒートシンク。
  4. 【請求項4】前記コの字形開口部の縁部が前記偏平状ヒ
    ートパイプの上面と密接し、そして、前記下面部が前記
    偏平状ヒートパイプの下面と概ね同一平面に位置してい
    ることを特徴とする、請求項3に記載のヒートシンク。
  5. 【請求項5】前記コの字形開口部を有する板状フィンが
    複数枚並列配置された前記フィン部の両側面は、並列配
    置された複数個の矩形の開口部を備えていることを特徴
    とする、請求項1から4の何れか1項に記載のヒートシ
    ンク。
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