JP3077903U - コンピュータのcpuに使用可能なマイクロ薄板型水冷装置 - Google Patents

コンピュータのcpuに使用可能なマイクロ薄板型水冷装置

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JP3077903U JP2000008344U JP2000008344U JP3077903U JP 3077903 U JP3077903 U JP 3077903U JP 2000008344 U JP2000008344 U JP 2000008344U JP 2000008344 U JP2000008344 U JP 2000008344U JP 3077903 U JP3077903 U JP 3077903U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱効率が高く、CPUの操作温度を安定さ
せられるコンピュータのCPUに使用可能なマイクロ薄
板型水冷装置の提供。 【解決手段】 矩形薄板状の中空金属容器と二つの管連
接プラグを具え、該金属容器の中間部分が内向きに凹
み、即ち中間部分の断面が狭く、両側部分の断面が広く
設けられ、該金属容器の底部平面がCPUの上表面に当
接されて、バネ式の留め具により固定され、管連接プラ
グが該金属容器の薄板状平面の対角の対応位置即ち金属
容器の幅広の部分に挿入され、二つの管連接プラグの別
端にそれぞれ水管が接合され、これにより、水流が管連
接プラグを通り該金属容器内に流入して対角位置にある
管連接プラグより流出し、水流が金属容器の中間の狭い
部分に至る時に、ベンチュリー管の原理により、水流の
流速が増加して水流の熱を奪う速度が加速されることを
特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のコンピュータのCPUに使用可能なマイクロ薄板型水冷装置に 係り、特に、ベンチュリー管の原理を利用し、水流が広断面部分から細断面部分 に至る時の流速が増加することを利用して製造された水冷装置であり、放熱効率 を高め、且つコンピュータのCPUの操作温度を安定させられる水冷装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
ICの高性能化の傾向により、発生する大量の熱を如何に制御するかが問題と なる。IC性能が高くなるほど発生する熱量も多くなり、相対的に熱による破壊 が発生しやすくなる。即ち、もし温度が10℃上昇すると、IC寿命は半減する 。このため、如何にICの温度を低く保持するかが、放熱設計の要点であると共 に、製品寿命を決定する。とくに電子製品の軽薄短小化が極限にまで進む過程に あって、演算速度が大幅に向上する一方、コンピュータの熱密度が激増すること になり、この問題を解決するための放熱設計が重要となっている。周知のコンピ ュータのCPUの放熱方式のほとんどは、CPUの上表面にファン及びヒートシ ンクを設けるものとされ、図1に示されるのは、このような周知のCPUの放熱 装置である。図示されるように、ヒートシンク12がCPU14の上表面に設置 されて空気の対流を発生し、さらにファン10で熱エネルギーを拡散させ、冷熱 空気対流の状況を発生している。しかしこのような装置は暫時CPU14の放熱 問題を解決できるが、しかし密閉されて風の流通のない常態高温環境ではCPU 14の放熱問題を解決することができなかった。なぜなら、このような密閉環境 に熱空気が充満すると、利用できる冷空気がなく、このため放熱問題を解決でき ず、このような状況では容易に熱損壊を形成しやすかった。
【0003】 また常態環境中の温度に変化があると、CPU14の温度もそれに伴い改変し 、その操作温度を安定させることができず、ゆえに、瞬間操作温度が過大に改変 して損壊を形成しやすく、且つCPU14にヒートシンク12とファン10を組 み付ける方式は、その体積が大きくなり、ゆえに回路設計エンジニアが効率的に 空間利用を行うことができなかった。
【0004】 このため、周知のコンピュータのCPUの放熱装置が発生する問題を解決し、 温度差を発生しやすい或いは高温の環境でCPUを正常運転させられる装置が求 められていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、一種のコンピュータのCPUに使用可能なマイクロ薄 板型水冷装置を提供することにあり、それは、水冷方式で安定した放熱効率を達 成できる装置であるものとする。
【0006】 本考案の次の目的は、一種のコンピュータのCPUに使用可能なマイクロ薄板 型水冷装置を提供することにあり、それは、水冷装置にベンチュリー管の原理を 利用し、水流流速を増加して水が熱を奪う速度を高め、これにより放熱効率を高 めると共に、CPUの操作温度を安定させられる装置であるものとする。
【0007】 本考案のさらにもう一つの目的は、一種のコンピュータのCPUに使用可能な マイクロ薄板型水冷装置を提供することにあり、それは、周知の弾性片式の留め 具を利用してコンピュータのCPUに取り付けることができ、取付け固定に便利 である装置であるものとする。
【0008】 本考案のさらにまたもう一つの目的は、一種のコンピュータのCPUに使用可 能なマイクロ薄板型水冷装置を提供することにあり、それは、体積が従来のCP U用の放熱装置よりも遙に小さく、ゆえに現段階の電子製品の軽薄短小化の要求 に符合するだけでなく、回路設計エンジニアにとっても更に有効に空間利用を行 えるようにする装置であるものとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、矩形薄板状の中空の金属容器と二つの管連接プラグを具え 、該金属容器の中間部分が内向きに凹み、即ち縦断面において中間部分が狭く、 両辺部分が広い形状とされ、該二つの管連接プラグが、それぞれ該矩形の薄板状 の金属容器の上表面の対角位置に設置され、水流が第1の管連接プラグより該金 属容器中に流入し、第2の管連接プラグを通り該金属容器より流出することを特 徴とする、コンピュータのCPUに使用可能なマイクロ薄板型水冷装置としてい る。 請求項2の考案は、前記金属容器が銅製金属容器とされたことを特徴とする、 請求項1に記載のコンピュータのCPUに使用可能なマイクロ薄板型水冷装置と している。 請求項3の考案は、前記金属容器がアルミニウム製金属容器とされたことを特 徴とする、請求項1に記載のコンピュータのCPUに使用可能なマイクロ薄板型 水冷装置としている。 請求項4の考案は、前記金属容器が弾性片型の留め具によりコンピュータのC PUの上表面に固定されることを特徴とする、請求項1に記載のコンピュータの CPUに使用可能なマイクロ薄板型水冷装置としている。 請求項5の考案は、前記管連接プラグが水管と金属容器の連接装置とされたこ とを特徴とする、請求項1に記載のコンピュータのCPUに使用可能なマイクロ 薄板型水冷装置としている。
【0010】
【考案の実施の形態】
図2及び図3は本考案の斜視図及び使用時の断面図である。図示されるように 、本考案は矩形薄板状の中空の金属容器20と、第1の管連接プラグ22及び第 2の管連接プラグ23を包括する。そのうち該金属容器20の中間部分は内向き に凹み、即ち中間部分の縦断面が狭く設けられ、両辺部分が広い断面を有する形 状とされ、該金属容器20の底部平面がコンピュータのCPU30の上表面に当 接させられ、周知の一般に使用されている弾性片型の留め具32で固定されてい る。第1の管連接プラグ22及び第2の管連接プラグ23はそれぞれ該矩形の薄 板状の金属容器20の上表面の対角位置にそれぞれ設置され、水流24が第1の 管連接プラグ22より該金属容器20中に流入し、並びに第2の管連接プラグ2 3を通り該金属容器20より流出する。水流24が該金属容器20の中間位置を 通る時、水流24の流れる断面積が狭くなり、ゆえにベンチュリー管の原理によ りその流速が加速され、ゆえに水流24が該CPU30の発生する熱を奪う速度 も増加し、これにより放熱効率を高める目的を達成する。CPU30が密閉され て通風のない常態高温環境にある時、一般に水温は室温より低いため、ゆえに冷 空気を必要とせず、ゆえに大幅に該CPU30の温度を下げられるだけでなく、 CPU30の熱損壊を防止し、その温度を安定させることができる。
【0011】 さらに、図4は、本考案の一つの望ましい実施例図であり、図示されるように 、該金属容器20はCPU30の上表面に当接し、並びに一般の弾性片型の留め 具32でCPU30に固定され、第1の管連接プラグ22と第2の管連接プラグ 23にそれぞれゴムホース42が連接され、該ゴムホースの別端が水タンク40 に連接され、水流24がこの水タンク40よりゴムホース42を通って第1の管 連接プラグ22を経由して金属容器20中に流入し、第2の管連接プラグ23と ゴムホース42を通り流出し、さらに水タンク40へと復流する。この水タンク 40には抽水モータ(図示せず)が設けられ、これにより水流24が反復してこ の金属容器20中に流入する。ゆえに本考案はコンピュータのCPU30を冷却 する目的を達成するだけでなく、その操作温度を安定させる目的を達成している 。
【0012】 本考案は並びにコンピュータのCPUに適用されるだけでなく、その他の発熱 しやすく熱損壊を形成しやすい素子或いはICに適用可能であり、例えば、現在 ある3D映像表示カードに運用され、且つ本考案の体積は周知のCPU用放熱装 置よりも遙に小さいため、現段階の電子製品の軽薄短小化の要求に符合し、且つ 回路設計エンジニアがより効率的に空間利用を行えるようにする。
【0013】
【考案の効果】 総合すると、本考案のコンピュータのCPUに使用可能なマイクロ薄板型水冷 装置は、ベンチュリー管の原理を利用し、即ち水流を広い断面より細い断面に流 すときの流速の増加を利用して製造された冷却装置であり、放熱効率を増加する だけでなく、且つCPUの操作温度を安定させることができる。ゆえに、本考案 は新規性、進歩性及び産業上の利用価値を有する考案であり、実用新案登録の要 件に符合する。なお、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれ も本考案の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のコンピュータのCPUの放熱装置の斜視
図である。
【図2】本考案の斜視図である。
【図3】本考案の使用時の断面表示図である。
【図4】本考案の望ましい実施例図である。
【符号の説明】
10 ファン 12 ヒートシンク 14 CPU 20 金属容器 22 第1の管連接プラグ 23 第2の管連接プ
ラグ 24 水流 30 CPU 32 弾性片型の留め具 40 水タンク 42 ゴムホース

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形薄板状の中空の金属容器と二つの管
    連接プラグを具え、該金属容器の中間部分が内向きに凹
    み、即ち縦断面において中間部分が狭く、両辺部分が広
    い形状とされ、該二つの管連接プラグが、それぞれ該矩
    形の薄板状の金属容器の上表面の対角位置に設置され、
    水流が第1の管連接プラグより該金属容器中に流入し、
    第2の管連接プラグを通り該金属容器より流出すること
    を特徴とする、コンピュータのCPUに使用可能なマイ
    クロ薄板型水冷装置。
  2. 【請求項2】 前記金属容器が銅製金属容器とされたこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のコンピュータのCP
    Uに使用可能なマイクロ薄板型水冷装置。
  3. 【請求項3】 前記金属容器がアルミニウム製金属容器
    とされたことを特徴とする、請求項1に記載のコンピュ
    ータのCPUに使用可能なマイクロ薄板型水冷装置。
  4. 【請求項4】 前記金属容器が弾性片型の留め具により
    コンピュータのCPUの上表面に固定されることを特徴
    とする、請求項1に記載のコンピュータのCPUに使用
    可能なマイクロ薄板型水冷装置。
  5. 【請求項5】 前記管連接プラグが水管と金属容器の連
    接装置とされたことを特徴とする、請求項1に記載のコ
    ンピュータのCPUに使用可能なマイクロ薄板型水冷装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006324647A (ja) * 2005-04-21 2006-11-30 Nippon Light Metal Co Ltd 液冷ジャケット
JP2011018940A (ja) * 2005-04-21 2011-01-27 Nippon Light Metal Co Ltd 液冷ジャケット
JP2011526708A (ja) * 2008-06-17 2011-10-13 ソリッド メカ カンパニー,リミテッド 水冷式クーラー固定構造を備えたメインボードテスト用ソケット
JP7469182B2 (ja) 2020-08-25 2024-04-16 鹿島建設株式会社 コンクリート構造物の冷却装置及び冷却方法

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