JP4777783B2 - レーザー加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物の所定の領域にレーザー光線を照射して所定の加工を施すレーザー加工装置に関する。
当業者には周知の如く、半導体デバイス製造工程においては、シリコン等の半導体基板の表面に絶縁膜と機能膜が積層された積層体によって複数のIC、LSI等のデバイスをマトリックス状に形成した半導体ウエーハが形成される。このように形成された半導体ウエーハは上記デバイスがストリートと呼ばれる分割予定ラインによって区画されており、このストリートに沿って切断することによって個々の半導体チップを製造している。また、サファイヤ基板等の表面に格子状に形成されたストリートによって複数の領域が区画され、この区画された領域に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスが形成された光デバイスウエーハは、ストリートに沿って個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
このような半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のウエーハのストリートに沿った切断は、通常、ダイサーと称されている切削装置によって行われている。この切削装置は、被加工物であるウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを切削するための切削手段と、チャックテーブルと切削手段とを相対的に移動せしめる移動手段とを具備している。切削手段は、高速回転せしめられる回転スピンドルと該スピンドルに装着された切削ブレードを含んでいる。切削ブレードは円盤状の基台と該基台の側面外周部に装着された環状の切れ刃からなっており、切れ刃は例えば粒径3μm程度のダイヤモンド砥粒を電鋳によって固定し厚さ20μm程度に形成されている。このような切削ブレードによってウエーハを切削すると、切断されたチップの切断面に欠けやクラックが発生するため、この欠けやクラックの影響を見込んでストリートの幅は50μm程度に形成されている。しかるに、半導体チップのサイズが小型化されると、チップに占めるストリートの割合が大きくなり、生産性が低下する原因となる。また、切削ブレードによる切削においては、送り速度に限界があるとともに、切削屑の発生によりチップが汚染されるという問題がある。
また、近時においては、IC、LSI等のデバイスをより微細に形成するために、シリコンウエーハの如き半導体ウエーハ本体の表面にSiOF、BSG(SiOB)等の無機物系の膜やポリイミド系、パリレン系等のポリマー膜である有機物系の膜からなる低誘電率絶縁体(Low−k膜)を積層せしめた形態の半導体ウエーハや、テスト エレメント
グループ(Teg)と称する金属パターンが施された半導体ウエーハが実用化されている。低誘電率絶縁体(Low−k膜)を積層せしめた形態の半導体ウエーハを切削ブレードによりストリートに沿って切削すると、低誘電率絶縁体が剥離するという問題がある。また、テスト エレメント グループ(Teg)と称する金属パターンが施された半導体ウエーハを切削ブレードによりストリートに沿って切削すると、金属パターンが銅等の粘りのある金属によって形成されているためにバリが発生するという問題がある。
一方、近年半導体ウエーハ等の板状の被加工物を分割する方法として、被加工物に形成されたストリートに沿ってパルスレーザー光線を照射することによりレーザー加工溝を形成し、このレーザー加工溝に沿ってメカニカルブレーキング装置によって割断する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平10−305420号公報
レーザー加工は切削加工に比して加工速度を速くすることができるとともに、サファイヤのように硬度の高い素材からなるウエーハであっても比較的容易に加工することができる。また、レーザー光線を照射してレーザー加工溝を形成する方法は、低誘電率絶縁体層が剥離する問題を解消することができるとともに、バリが発生するという問題も解消することができる。しかしながら、ウエーハのストリートに沿ってレーザー光線を照射すると、照射された領域に熱エネルギーが集中してデブリが発生し、このデブリがチップの表面に付着してチップの品質を低下させるという新たな問題が生じる。
上記デブリによる問題を解消するために、ウエーハの加工面にポリビニルアルコール等の保護被膜を被覆し、保護被膜を通してウエーハにレーザー光線を照射するようにしたレーザー加工方法が提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
特開2004−188475号公報
しかるに、被加工物の加工面に保護被膜を被覆する保護被膜形成装置と、保護被膜を通して被加工物にレーザー光線を照射するレーザー加工装置をそれぞれ設置することは工場スペースの面からも、また被加工物の装置間の搬送の面からも必ずしも効率的ではない。
そこで、被加工物の加工面に保護被膜を被覆するとともにレーザー加工後に保護膜を洗浄する保護被膜形成兼洗浄手段を備えたレーザー加工装置が提案されている(例えば、特許文献3参照。)
特開2004−322168号公報
而して、上記公報に開示されたレーザー加工装置は、保護被膜形成兼洗浄手段が被加工物の加工面に保護被膜を被覆する機能とレーザー加工後に保護被膜を洗浄する機能を具備しているので、レーザー加工後の被加工物を洗浄している間には次の被加工物に保護被膜を被覆することはできない。従って、一つの被加工物に対して保護被膜被覆工程、レーザー加工工程、洗浄工程を実施した後でなければ次の被加工物に対して保護被膜被覆工程を実施することができないため、加工効率が悪い。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、被加工物の加工面に保護被膜を被覆する機能とレーザー加工後に保護被膜を洗浄する機能を備え、かつ加工効率を良好にすることができるレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、被加工物を収容したカセットが載置されるカセット載置テーブルと、該カセット載置テーブルに載置されたカセットから被加工物を搬出および搬入する搬出搬入手段と、該搬出搬入手段によって搬出された被加工物を仮置きする仮置きテーブルと、具備するレーザー加工装置において、
該仮置きテーブルに搬出された加工前の被加工物を該チャックテーブルに搬送する第1の搬送経路に配設され、加工前の被加工物の加工面に保護被膜を被覆する保護被膜形成手段と、
該チャックテーブルに保持された加工後の被加工物を該仮置きテーブルに搬送する第2の搬送経路に配設され、加工後の被加工物の加工面に被覆されている保護被膜を洗浄除去する洗浄手段と、
該仮置きテーブルに搬出された加工前の被加工物を該保護被膜形成手段に搬送するとともに該洗浄手段によって洗浄された加工後の被加工物を該仮置きテーブルに搬送する第1の搬送手段と、
該保護被膜形成手段によって保護被膜が被覆された加工前の被加工物を該チャックテーブルに搬送するとともに該チャックテーブルに保持された加工後の被加工物を該洗浄手段に搬送する第2の搬送手段と、を具備している、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
本発明によるレーザー加工装置は、保護被膜形成手段と洗浄手段を備えているので、レーザー光線照射工程が実施された被加工物に対して洗浄工程を実施している間に、次に加工する被加工物を保護被膜形成手段に搬送して保護被膜被覆工程を実施することができるので、生産効率を向上することができる。
以下、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。
図1に示すレーザー加工装置は、略直方体状の装置ハウジング2を具備している。この装置ハウジング2内には、被加工物を保持する被加工物保持手段としてのチャックテーブル3が加工送り方向である矢印Xで示す方向に移動可能に配設されている。チャックテーブル3は、吸着チャック支持台31と、該吸着チャック支持台31上に装着された吸着チャック32を具備しており、該吸着チャック32の表面である載置面上に被加工物である例えば円盤状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。また、チャックテーブル3は、図示しない回転機構によって回動可能に構成されている。このように構成されたチャックテーブル3の吸着チャック支持台31には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ33が配設されている。
図示のレーザー加工装置は、上記チャックテーブル3の吸着チャック32上に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段4を備えている。レーザー光線照射手段4は、実質上水平に配置された円筒形状のケーシング41を含んでいる。ケーシング41内には図示しないYAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器や繰り返し周波数設定手段を備えたパルスレーザー光線発振手段が配設されている。上記ケーシング41の先端部には、パルスレーザー光線発振手段から発振されたパルスレーザー光線を集光するための集光器42が装着されている。
図示のレーザー加工装置は、上記チャックテーブル3の吸着チャック32上に保持された被加工物の表面を撮像し、上記レーザー光線照射手段4の集光器42から照射されるレーザー光線によって加工すべき領域を検出する撮像手段5を具備している。この撮像手段5は、図示の実施形態においては可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。また、図示のウエーハの分割装置は、撮像手段5によって撮像された画像を表示する表示手段6を具備している。
図示のレーザー加工装置は、被加工物である半導体ウエーハ10を収容するカセットが載置されるカセット載置部13aを備えている。カセット載置部13aには図示しない昇降手段によって上下に移動可能にカセットテーブル131が配設されており、このカセットテーブル131上にカセット13が載置される。半導体ウエーハ10は、環状のフレーム11に装着された保護テープ12の表面に貼着されており、保護テープ12を介して環状のフレーム11に支持された状態で上記カセット13に収容される。なお、半導体ウエーハ10は、図8に示すように表面10aに格子状に形成された複数の分割予定ライン101によって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイス102が形成されている。このように構成された半導体ウエーハ10は、図1に示すように環状のフレーム11に装着された保護テープ12に表面10aを上側にして裏面が貼着される。
図示のレーザー加工装置は、上記カセット13に収納された加工前の半導体ウエーハ10を搬出するとともに加工後の半導体ウエーハ10をカセット13に搬入する被加工物搬出搬入手段14と、該被加工物搬出搬入手段14によって搬出された加工前の半導体ウエーハ10を仮置きする仮置きテーブル15と、仮置きテーブル15に搬出された加工前の半導体ウエーハ10をチャックテーブル3に搬送する第1の搬送経路に配設され加工前の半導体ウエーハ10の加工面に保護被膜を被覆する保護被膜形成手段7と、チャックテーブル3に保持された加工後の半導体ウエーハ10を仮置きテーブル15に搬送する第2の搬送経路に配設され加工後の半導体ウエーハ10の加工面に被覆されている保護被膜を洗浄除去する洗浄手段8を具備している。なお、上記第1の搬送経路と第2の搬送経路は、それぞれ異なる搬送経路であることが重要である。また、図示のレーザー加工装置は、仮置きテーブル15に搬出された加工前の半導体ウエーハ10を保護被膜形成手段7に搬送するとともに洗浄手段8によって洗浄された加工後の半導体ウエーハ10を仮置きテーブル15に搬送する第1の搬送手段16と、保護被膜形成手段7によって保護被膜が被覆された加工前の半導体ウエーハ10をチャックテーブル3に搬送するとともにチャックテーブル3に保持された加工後の半導体ウエーハ10を洗浄手段8に搬送する第2の搬送手段17を備えている。
次に、上記保護被膜形成手段7について、図2乃至図4を参照して説明する。
図示の実施形態における保護被膜形成手段7は、スピンナーテーブル機構71と、該スピンナーテーブル機構71を包囲して配設されたスピンナーテーブル収容手段72を具備している。スピンナーテーブル機構71は、スピンナーテーブル711と、該スピンナーテーブル711を回転駆動する電動モータ712と、該電動モータ712を上下方向に移動可能に支持する支持機構713を具備している。スピンナーテーブル711は多孔性材料から形成された吸着チャック711aを具備しており、この吸着チャック711aが図示しない吸引手段に連通されている。従って、スピンナーテーブル711は、吸着チャック711aに被加工物であるウエーハを載置し図示しない吸引手段により負圧を作用せしめることにより吸着チャック711上にウエーハを保持する。なお、スピンナーテーブル711には、上記環状のフレーム11を固定するためのクランプ714が配設されている。電動モータ712は、その駆動軸712aの上端に上記スピンナーテーブル711を連結する。上記支持機構713は、複数本(図示の実施形態においては3本)の支持脚713aと、該支持脚713aをそれぞれ連結し電動モータ712に取り付けられた複数本(図示の実施形態においては3本)のエアシリンダ713bとからなっている。このように構成された支持機構713は、エアシリンダ713bを作動することにより、電動モータ712およびスピンナーテーブル711を図3に示す上方位置である被加工物搬入・搬出位置と、図4に示す下方位置である作業位置に位置付ける。
上記スピンナーテーブル収容手段72は、収容容器721と、該収容容器721を支持する3本(図2には2本が示されている)の支持脚722と、上記電動モータ712の駆動軸712aに装着されたカバー部材723とを具備している。収容容器721は、図3および図4に示すように円筒状の外側壁721aと底壁721bと内側壁721cとからなっている。底壁721bの中央部には上記電動モータ712の駆動軸712aが挿通する穴721dが設けられおり、この穴721dの周縁から上方に突出する内側壁721cが形成されている。上記カバー部材723は、円盤状に形成されており、その外周縁から下方に突出するカバー部723aを備えておる。このように構成されたカバー部材723は、電動モータ712およびスピンナーテーブル711が図4に示す作業位置に位置付けられると、カバー部723aが上記収容容器721を構成する内側壁721cの外側に隙間をもって重合するように位置付けられる。
図示の保護被膜形成手段7は、上記スピンナーテーブル711に保持された加工前の被加工物である半導体ウエーハ10の表面に、液状樹脂を供給する樹脂液供給手段74を具備している。樹脂液供給手段74は、スピンナーテーブル711に保持された加工前のウエーハの表面に向けて液状樹脂を供給する樹脂液供給ノズル741と、該樹脂液供給ノズル741を揺動せしめる正転・逆転可能な電動モータ742を備えており、樹脂液供給ノズル741が図示しない樹脂液供給源に接続されている。樹脂液供給ノズル741は、水平に延び先端部が下方に屈曲されたノズル部741aと、該ノズル部741aの基端から下方に延びる支持部741bとからなっており、支持部741bが上記収容容器721を構成する底壁721bに設けられた図示しない挿通穴を挿通して配設され図示しない液状樹脂液供給源に接続されている。また、上記樹脂液供給ノズル741の支持部741bが挿通する図示しない挿通穴の周縁には、支持部741bとの間をシールするシール部材(図示せず)が装着されている。
次に、上記洗浄手段8について、図5乃至図7を参照して説明する。
図示の実施形態における洗浄手段8は、スピンナーテーブル機構81と、該スピンナーテーブル機構81を包囲して配設された洗浄水受け手段82を具備している。スピンナーテーブル機構81は、上記保護被膜形成手段7のスピンナーテーブル機構71と同様に、スピンナーテーブル811と、該スピンナーテーブル811を回転駆動する電動モータ812と、該電動モータ812を上下方向に移動可能に支持する支持機構813を具備している。スピンナーテーブル811は多孔性材料から形成された吸着チャック811aを具備しており、この吸着チャック811aが図示しない吸引手段に連通されている。従って、スピンナーテーブル811は、吸着チャック811aに被加工物であるウエーハを載置し図示しない吸引手段により負圧を作用せしめることにより吸着チャック811上にウエーハを保持する。なお、スピンナーテーブル811には、上記環状のフレーム11を固定するためのクランプ814が配設されている。電動モータ812は、その駆動軸812aの上端に上記スピンナーテーブル811を連結する。上記支持機構813は、複数本(図示の実施形態においては3本)の支持脚813aと、該支持脚813aをそれぞれ連結し電動モータ812に取り付けられた複数本(図示の実施形態においては3本)のエアシリンダ813bとからなっている。このように構成された支持機構813は、エアシリンダ813bを作動することにより、電動モータ812およびスピンナーテーブル811を図6に示す上方位置である被加工物搬入・搬出位置と、図7に示す下方位置である作業位置に位置付ける。
上記洗浄水受け手段82は、洗浄水受け容器821と、該洗浄水受け容器821を支持する3本(図5には2本が示されている)の支持脚822と、上記電動モータ812の駆動軸812aに装着されたカバー部材823とを具備している。洗浄水受け容器821は、図6および図7に示すように円筒状の外側壁821aと底壁821bと内側壁821cとからなっている。底壁821bの中央部には上記電動モータ812の駆動軸812aが挿通する穴821dが設けられおり、この穴821dの周縁から上方に突出する内側壁821cが形成されている。また、図6に示すように底壁821bには排液口821eが設けられており、この排液口821eにドレンホース824が接続されている。上記カバー部材823は、円盤状に形成されており、その外周縁から下方に突出するカバー部823aを備えておる。このように構成されたカバー部材823は、電動モータ812およびスピンナーテーブル811が図7に示す作業位置に位置付けられると、カバー部823aが上記洗浄水受け容器821を構成する内側壁821cの外側に隙間をもって重合するように位置付けられる。
図示の洗浄手段8は、上記スピンナーテーブル811に保持された加工後の被加工物であるウエーハを洗浄するための洗浄水供給手段84を具備している。洗浄水供給手段84は、スピンナーテーブル811に保持された加工後のウエーハに向けて洗浄水を噴出する洗浄水ノズル841と、該洗浄水ノズル841を揺動せしめる正転・逆転可能な電動モータ842を備えており、該洗浄水ノズル841が図示しない洗浄水供給源に接続されている。洗浄水ノズル841は、水平に延び先端部が下方に屈曲されたノズル部841aと、該ノズル部841aの基端から下方に延びる支持部841bとからなっており、支持部841bが上記洗浄水受け容器821を構成する底壁821bに設けられた図示しない挿通穴を挿通して配設され図示しない洗浄水供給源に接続されている。なお、洗浄水ノズル841の支持部841bが挿通する図示しない挿通穴の周縁には、支持部841bとの間をシールするシール部材(図示せず)が装着されている。
図示の洗浄手段8は、スピンナーテーブル811に保持された洗浄後のウエーハの表面にエアーを吹き付けるエアー供給手段85を具備している。エアー供給手段85は、スピンナーテーブル811に保持されたウエーハに向けてエアーを噴出するエアーノズル851と、該エアーノズル851を揺動せしめる正転・逆転可能な電動モータ(図示せず)を備えており、該エアーノズル851が図示しないエアー供給源に接続されている。エアーノズル851は、水平に延び先端部が下方に屈曲されたノズル部851aと、該ノズル部851aの基端から下方に延びる支持部851bとからなっており、支持部851bが上記洗浄水受け容器821を構成する底壁821bに設けられた図示しない挿通穴を挿通して配設され図示しないエアー供給源に接続されている。なお、エアーノズル851の支持部851bが挿通する図示しない挿通穴の周縁には、支持部851bとの間をシールするシール部材(図示せず)が装着されている。
次に、上記第1の搬送手段16および第2の搬送手段17について、図1を参照して説明する。
第1の搬送手段16は、仮置きテーブル15と保護被膜形成手段7と洗浄手段8に対して等距離の位置に配設されている。この第1の搬送手段16は、一般に使用されている搬送手段と同一の構成でよく、上記環状のフレーム11を吸引保持する保持手段161と、該保持手段161を上下方向に昇降可能で且つ旋回可能に支持する支持手段162とからなっている。このように構成された第1の搬送手段16は、仮置きテーブル15に搬出された加工前の半導体ウエーハ10(環状のフレーム11に装着された保護テープ12の表面に貼着された状態)を保護被膜形成手段7に搬送するとともに洗浄手段8によって洗浄された加工後の半導体ウエーハ10(環状のフレーム11に装着された保護テープ12の表面に貼着された状態)を仮置きテーブル15に搬送する。
上記第2の搬送手段17は、上記チャックテーブル3と保護被膜形成手段7と洗浄手段8に対して等距離の位置に配設されている。この第2の搬送手段17は、上記第1の搬送手段16と実質的に同一の構成でよく、上記環状のフレーム11を吸引保持する保持手段171と、該保持手段171を上下方向に昇降可能で且つ旋回可能に支持する支持手段172とからなっている。このように構成された第2の搬送手段17は、保護被膜形成手段7によって保護被膜が被覆された加工前の半導体ウエーハ10(環状のフレーム11に装着された保護テープ12の表面に貼着された状態)をチャックテーブル3に搬送するとともにチャックテーブル3に保持された加工後の半導体ウエーハ10(環状のフレーム11に装着された保護テープ12の表面に貼着された状態)を洗浄手段8に搬送する。
図示のレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作動について説明する。
図1に示すように環状のフレーム11に保護テープ12を介して支持された加工前の半導体ウエーハ10(以下、単に半導体ウエーハ10という)は、加工面である表面10aを上側にしてカセット13の所定位置に収容されている。カセット13の所定位置に収容された加工前の半導体ウエーハ10は、図示しない昇降手段によってカセットテーブル131が上下動することにより搬出位置に位置付けられる。次に、被加工物搬出搬入手段14が進退作動して搬出位置に位置付けられた半導体ウエーハ10を仮置き部15aに配設された仮置きテーブル15に搬出する。仮置きテーブル15に搬出された半導体ウエーハ10は、中心位置を合わせる中心位置合せ工程が実施される。次に、仮置きテーブル15によって中心位置合わせされた加工前の半導体ウエーハ10は、第1の搬送手段16の保持手段161によって吸引保持され、支持手段162を中心とする旋回動作によって保護被膜形成手段7を構成するスピンナーテーブル711の吸着チャック711a上に搬送され、該吸着チャック711aに吸引保持される(ウエーハ保持工程)。また、環状のフレーム11がクランプ714によって固定される。このとき、スピンナーテーブル711は図3に示す被加工物搬入搬出位置に位置付けられており、樹脂供給ノズル741は図2および図3に示すようにスピンナーテーブル711の上方から離隔した待機位置に位置付けられている。
加工前の半導体ウエーハ10を保護被膜形成手段7のスピンナーテーブル711上に保持するウエーハ保持工程を実施したならば、スピンナーテーブル711を図4に示す作業位置に位置付け、電動モータ742を作動して樹脂液供給ノズル741を支持部741bを中心として揺動し、ノズル部741aの先端をスピンナーテーブル711上に保持された半導体ウエーハ10の加工面である表面10aの中央領域の上方に位置付ける。次に、電動モータ712を作動してスピンナーテーブル711(図2参照)を300〜1000rpm回転速度で回転する。従って、スピンナーテーブル711に保持された半導体ウエーハ10(環状のフレーム11に装着された保護テープ12の表面に貼着された状態)は、図9において矢印70で示す方向に回転せしめられる。このように半導体ウエーハ10が回転している状態で、図9に示すように樹脂液供給ノズル741のノズル部741aから半導体ウエーハ10の表面10a(加工面)の中央領域に所定量の液状樹脂100を30秒間程度滴下する。なお、液状樹脂100は、例えばPVA(Poly Vinyl Alcohol)、PEG(Poly Ethylene Glycol)、PEO(Poly Ethylene Oxide)等の水溶性のレジストが望ましい。この結果、半導体ウエーハ10の表面10a(加工面)の中央領域に滴下された液状樹脂100は、遠心力によって外周部まで流動し半導体ウエーハ10の表面10aを被覆する。この液状の樹脂は経時的に硬化して、図10に示すように半導体ウエーハ10の表面10aに保護被膜110を形成する(保護被膜被覆工程)。この保護被膜110の厚さは、上記樹脂液供給ノズル741から滴下される液状樹脂100の量によって決まるが、1〜10μm程度でよい。
上述した保護被膜被覆工程によって半導体ウエーハ10の加工面である表面10aに保護被膜110を被覆したならば、スピンナーテーブル711を図3に示す被加工物搬入・搬出位置に位置付けるとともに、スピンナーテーブル711に保持されている半導体ウエーハ10の吸引保持を解除する。そして、スピンナーテーブル711上の半導体ウエーハ10は、第2の搬送手段17の保持手段171によって吸引保持され、支持手段172を中心とする旋回動作によってチャックテーブル3の吸着チャック32上に搬送され、該吸着チャック32に吸引保持される。このようにして半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル3は、図示しない移動手段によってレーザー光線照射手段4に配設された撮像手段5の直下に位置付けられる。
チャックテーブル3が撮像手段5の直下に位置付けられると、撮像手段5および図示しない制御手段によって半導体ウエーハ10に所定方向に形成されているストリート101と、ストリート101に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段4の集光器42との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理が実行され、レーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。また、半導体ウエーハ10に形成されている上記所定方向に対して直角に延びるストリート101に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。このとき、半導体ウエーハ10のストリート101が形成されている表面10aには保護被膜110が形成されているが、保護膜110が透明でない場合は赤外線で撮像して表面からアライメントすることができる。
以上のようにしてチャックテーブル3上に保持されている半導体ウエーハ10に形成されているストリート101を検出し、レーザー光線照射位置のアライメントが行われたならば、図11の(a)で示すようにチャックテーブル3をレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段4の集光器42が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定のストリート101を集光器42の直下に位置付ける。このとき、図11の(a)で示すように半導体ウエーハ10は、ストリート101の一端(図11の(a)において左端)が集光器42の直下に位置するように位置付けられる。次に、レーザー光線照射手段4の集光器42からパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル3即ち半導体ウエーハ10を図11の(a)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる(レーザー光線照射工程)。そして、図11の(b)で示すようにストリート101の他端(図11の(b)において右端)が集光器42の直下位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル3即ち半導体ウエーハ10の移動を停止する。このレーザー光線照射工程においては、パルスレーザー光線の集光点Pをストリート101の表面付近に合わせる。
上述したレーザー光線照射工程を実施することにより、半導体ウエーハ10のストリート101には図12に示すようにレーザー加工溝120が形成される。このとき、図12に示すようにレーザー光線の照射によりデブリ130が発生しても、このデブリ130は保護被膜110によって遮断され、デバイス102およびボンディングパッド等に付着することはない。そして、上述したレーザー光線照射工程を半導体ウエーハ10の全てのストリート101に実施する。
なお、上記レーザー光線照射工程は、例えば以下の加工条件で行われる。
レーザー光線の光源 :YVO4レーザーまたはYAGレーザー
波長 :355nm
繰り返し周波数 :20kHz
出力 :3W
パルス幅 :0.1ns
集光スポット径 :φ5μm
加工送り速度 :100mm/秒
上述したレーザー光線照射工程を半導体ウエーハ10の全てのストリート101に沿って実施したならば、半導体ウエーハ10を保持しているチャックテーブル3は、最初に半導体ウエーハ10を吸引保持した位置に戻され、ここで半導体ウエーハ10の吸引保持を解除する。そして、半導体ウエーハ10は、第2の搬送手段17の保持手段171によって吸引保持され、支持手段172を中心とする旋回動作によって洗浄手段8を構成するスピンナーテーブル811の吸着チャック811a上に搬送され、該吸着チャック811aに吸引保持される。このとき、洗浄水ノズル841およびエアーノズル851は、図5および図6に示すようにスピンナーテーブル811の上方から離隔した待機位置に位置付けられている。
加工後の半導体ウエーハ10が洗浄手段8のスピンナーテーブル811上に保持されたならば、洗浄工程を実行する。即ち、スピンナーテーブル811を図7に示す作業位置に位置付けるとともに、洗浄水供給手段86の電動モータ842を駆動して洗浄水供給ノズル841のノズル部841aの噴出口をスピンナーテーブル811上に保持された半導体ウエーハ10の中心部上方に位置付ける。そして、スピンナーテーブル811を例えば300〜500rpmの回転速度で回転しつつノズル部841aの噴出口から純水とエアーとからなる洗浄水を噴出する。即ち、ノズル部841aは所謂2流体ノズルで構成され0.2MPa程度の純水が供給されるとともに、0.3〜0.5MPa程度のエアーが供給され、純水がエアーの圧力で噴出して半導体ウエーハ10の加工面である表面10aを洗浄する。このとき、電動モータ842が駆動して洗浄水供給ノズル841のノズル部841aの噴出口から噴出された洗浄水がスピンナーテーブル811に保持された半導体ウエーハ10の中心に当たる位置から外周部に当たる位置までの所要角度範囲で揺動せしめられる。この結果、半導体ウエーハ10の表面10aに被覆された保護被膜110が上述したように水溶性の樹脂によって形成されているので、保護被膜110を容易に洗い流すことができるとともに、レーザー加工時に発生したデブリ130も除去される。
上述した洗浄工程が終了したら、乾燥工程を実行する。即ち、洗浄水供給ノズル841を待機位置に位置付けるとともに、エアー供給手段85のエアーノズル851を構成するノズル部851aの噴出口をスピンナーテーブル811上に保持された半導体ウエーハ10の中心部上方に位置付ける。そして、スピンナーテーブル711を例えば2000〜3000rpmの回転速度で回転しつつノズル部851aの噴出口からエアーを15秒程度噴出する。このとき、エアーノズル851をノズル部851aの噴出口されたエアーがスピンナーテーブル811に保持された半導体ウエーハ10の中心に当たる位置から外周部に当たる位置までの所要角度範囲で揺動せしめられる。この結果、半導体ウエーハ10の表面が乾燥される。
上述したように加工後の半導体ウエーハ10の洗浄および乾燥が終了したら、スピンナーテーブル811の回転を停止するとともに、エアー供給手段85のエアーノズル851を待機位置に位置付ける。そして、スピンナーテーブル811を図6に示す被加工物搬入搬出位置に位置付けるとともに、スピンナーテーブル811に保持されている半導体ウエーハ10の吸引保持を解除する。次に、スピンナーテーブル811上の加工後の半導体ウエーハ10は、第1の搬送手段16によって仮置き部15aに配設された仮置きテーブル15に搬出する。仮置きテーブル15に搬出された加工後の半導体ウエーハ10は、被加工物搬出手段14によってカセット13の所定位置に収納される。
なお、上述したレーザー光線照射工程が実施された半導体ウエーハ10を洗浄手段8に搬送し洗浄工程および乾燥工程を実施している間に、被加工物搬出搬入手段14を作動して次に加工する加工前の半導体ウエーハ10をカセット13から仮置きテーブル15に搬出し、仮置きテーブル15に搬出された半導体ウエーハ10を第1の搬送手段16によって保護被膜形成手段7に搬送する。そして、保護被膜形成手段7に搬送された次に加工する半導体ウエーハ10に対して上述した保護被膜被覆工程を実施する。このようにして保護被膜被覆工程が実施された半導体ウエーハ10は、第2の搬送手段17によって保護被膜形成手段7からチャックテーブル3に搬送され上述したレーザー光線照射工程が実施される。そして、レーザー光線照射工程が実施された半導体ウエーハ10は、第2の搬送手段17によって洗浄手段8に搬送され、上記洗浄工程および乾燥工程が実施される。このように、図示の実施形態においては、保護被膜形成手段7と洗浄手段8を備えているので、レーザー光線照射工程が実施された半導体ウエーハ10に対して洗浄工程および乾燥工程を実施している間に、次に加工する半導体ウエーハ10を保護被膜形成手段7に搬送して保護被膜被覆工程を実施することができるので、生産効率を向上することができる。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される保護被膜形成手段の一部を破断して示す斜視図。 図2に示す保護被膜形成手段のスピンナーテーブルを被加工物搬入・搬出位置に位置付けた状態を示す説明図。 図2に示す保護被膜形成浄手段のスピンナーテーブルを作業位置に位置付けた状態を示す説明図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される洗浄手段の一部を破断して示す斜視図。 図2に示す洗浄手段のスピンナーテーブルを被加工物搬入・搬出位置に位置付けた状態を示す説明図。 図2に示す洗浄手段のスピンナーテーブルを作業位置に位置付けた状態を示す説明図。 図1に示すレーザー加工装置によって加工される被加工物としての半導体ウエーハの斜視図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施される保護被膜被覆工程を示す説明図。 保護被膜形成工程によって保護被膜が被覆された被加工物としての半導体ウエーハの要部拡大断面図。 図1に示すレーザー加工装置によるレーザー光線照射工程を示す説明図。 図11に示すレーザー光線照射工程によってレーザー加工された被加工物としての半導体ウエーハの要部拡大断面図。
符号の説明
2:装置ハウジング
3:チャックテーブル
4:レーザー光線照射手段
41: レーザー光線発振手段
42:集光器
5:撮像機構
6:表示手段
7:保護被膜形成手段
71:スピンナーテーブル機構
711:スピンナーテーブル
712:電動モータ
72:洗浄水受け手段
74:樹脂液供給手段
741:樹脂液供給ノズル
8:洗浄手段
81:スピンナーテーブル機構
811:スピンナーテーブル
812:電動モータ
82:洗浄水受け手段
78:洗浄水供給手段
841:洗浄水ノズル
85:エアー供給手段
851:エアーノズル
10:半導体ウエーハ
101:ストリート
102:デバイス
110:保護被膜
11:環状のフレーム
12:保護テープ
13:カセット
14:被加工物搬・搬入手段
15:仮置きテーブル
16:第1の搬送手段
17:第2の搬送手段

Claims (1)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、被加工物を収容したカセットが載置されるカセット載置テーブルと、該カセット載置テーブルに載置されたカセットから被加工物を搬出および搬入する搬出搬入手段と、該搬出搬入手段によって搬出された被加工物を仮置きする仮置きテーブルと、具備するレーザー加工装置において、
    該仮置きテーブルに搬出された加工前の被加工物を該チャックテーブルに搬送する第1の搬送経路に配設され、加工前の被加工物の加工面に保護被膜を被覆する保護被膜形成手段と、
    該チャックテーブルに保持された加工後の被加工物を該仮置きテーブルに搬送する第2の搬送経路に配設され、加工後の被加工物の加工面に被覆されている保護被膜を洗浄除去する洗浄手段と、
    該仮置きテーブルに搬出された加工前の被加工物を該保護被膜形成手段に搬送するとともに該洗浄手段によって洗浄された加工後の被加工物を該仮置きテーブルに搬送する第1の搬送手段と、
    該保護被膜形成手段によって保護被膜が被覆された加工前の被加工物を該チャックテーブルに搬送するとともに該チャックテーブルに保持された加工後の被加工物を該洗浄手段に搬送する第2の搬送手段と、を具備している、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
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