JP5065722B2 - レーザー加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工装置、更に詳しくは被加工物の加工面に保護膜を被覆する保護膜被覆手段を備えたレーザー加工装置に関する。
当業者には周知の如く、半導体デバイス製造工程においては、シリコン等の半導体基板の表面に絶縁膜と機能膜が積層された積層体によって複数のIC、LSI等の半導体チップをマトリックス状に形成した半導体ウエーハが形成される。このように形成された半導体ウエーハは上記半導体チップがストリートと呼ばれる分割予定ラインによって区画されており、このストリートに沿って切断することによって個々の半導体チップを製造している。また、サファイヤ基板等の表面に格子状に形成されたストリートによって複数の領域が区画され、この区画された領域に窒化ガリウム系化合物半導体等が積層された光デバイスが形成された光デバイスウエーハは、分割予定ラインに沿って個々の発光ダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
このような半導体ウエーハや光デバイスウエーハ等のウエーハのストリートに沿った切断は、通常、ダイサーと称されている切削ブレードを備えた切削装置によって行われている。
一方、近年半導体ウエーハ等の板状の被加工物を分割する方法として、被加工物に形成されたストリートに沿ってパルスレーザー光線を照射することによりレーザー加工溝を形成し、このレーザー加工溝に沿ってメカニカルブレーキング装置によって割断する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平10−305420号公報
レーザー加工は切削加工に比して加工速度を速くすることができるとともに、サファイヤのように硬度の高い素材からなるウエーハであっても比較的容易に加工することができる。しかるに、ウエーハのストリートに沿ってレーザー光線を照射すると照射された領域に熱エネルギーが集中してデブリが発生し、このデブリが回路に接続されるボンディングパッド等に付着してチップの品質を低下させるという新たな問題が生じる。
上記デブリによる問題を解消するために、ウエーハの加工面にポリビニルアルコール等の保護膜を被覆し、保護膜を通してウエーハにレーザー光線を照射するようにしたレーザー加工方法が提案されている。(例えば、特許文献2、3参照。)
特開2004−188475号公報 特開2004−322168号公報
而して、ウエーハの加工面に被覆された保護膜が所望の厚み形成されていなかったり、保護膜の厚みにバラツキがあると、ウエーハに所望のレーザー加工を施すことができず、デバイスの品質を低下させるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、被加工物の加工面に被覆された保護膜の厚みを確認することができる機能を備えたレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物の加工面に保護膜を被覆する保護膜被覆手段と、加工面に保護膜が被覆された被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物の加工面にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、を具備するレーザー加工装置において、
該保護膜被覆手段によって被加工物の加工面に被覆された保護膜の厚みを計測する厚み計測手段を具備し、
該保護膜被覆手段は被加工物を保持する被加工物保持テーブルと該被加工物保持テーブルに保持された被加工物に液状樹脂を供給する樹脂液供給手段を備えており、
該厚み計測手段は厚み計測部と該厚み計測部を支持する支持手段とを備え、該支持手段は厚み計測部を該被加工物保持テーブルの上方位置である検出位置と該検出位置から退避する待機位置に位置付ける、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
記支持手段は被加工物保持テーブルと上記チャックテーブルとの間に配設され、厚み計測部を上記待機位置からチャックテーブルの上方位置である検出位置に作動可能に構成されている。
また、上記保護膜被覆手段は被加工物の加工面に被覆された保護膜を洗浄する洗浄手段を備えており、上記厚み計測手段は厚み計測部からの検出信号に基いて被加工物の加工面に被覆された保護膜の厚みが所定の範囲か否かを判定するとともに上記保護膜被覆手段および洗浄手段を制御する制御手段を具備し、該制御手段は保護膜の厚みが所定の範囲でないと判定した場合には洗浄手段を作動して被加工物の加工面に被覆された保護膜を洗浄し、その後保護膜被覆手段を作動して被加工物の加工面に保護膜を被覆する。
上記樹脂液供給手段から供給される液状樹脂は水溶性樹脂であり、上記洗浄手段は洗浄液として水を用いることが望ましい。
本発明によるレーザー加工装置は、被加工物を保持する被加工物保持テーブルと該被加工物保持テーブルに保持された被加工物に液状樹脂を供給する樹脂液供給手段とを備えた保護膜被覆手段と、該保護膜被覆手段によって被加工物の加工面に被覆された保護膜の厚みを計測する厚み計測手段を備えており、該厚み計測手段は厚み計測部と該厚み計測部を支持する支持手段とを備え、該支持手段は厚み計測部を該被加工物保持テーブルの上方位置である検出位置と該検出位置から退避する待機位置に位置付けるように構成したので、保護膜の厚みが所定範囲に形成された被加工物についてレーザー加工することができるため、安定したレーザー加工を施すことができる。
以下、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。
図1に示すレーザー加工装置は、略直方体状の装置ハウジング2を具備している。この装置ハウジング2内には、被加工物を保持する被加工物保持手段としてのチャックテーブル3が切削送り方向である矢印Xで示す方向に移動可能に配設されている。チャックテーブル3は、吸着チャック支持台31と、該吸着チャック支持台31上に装着された吸着チャック32を具備しており、該吸着チャック32の表面である載置面上に被加工物である例えば円盤状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。また、チャックテーブル3は、図示しない回転機構によって回動可能に構成されている。このように構成されたチャックテーブル3の吸着チャック支持台31には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ34が配設されている。
図示のレーザー加工装置は、レーザー光線照射手段4を備えている。レーザー光線照射手段4は、レーザー光線発振手段41と、該レーザー光線発振手段によって発振されたレーザー光線を集光する集光器42を具備している。
図示のレーザー加工装置は、上記チャックテーブル3の吸着チャック32上に保持された被加工物の表面を撮像し、上記レーザー光線照射手段4の集光器41から照射されるレーザー光線によって加工すべき領域を検出する撮像手段5を具備している。この撮像手段5は顕微鏡やCCDカメラ等の光学手段からなっており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。また、図示のウエーハの分割装置は、撮像手段5によって撮像された画像を表示する表示手段6を具備している。
図示のレーザー加工装置は、加工前の被加工物であるウエーハの表面(加工面)に保護膜を被覆するとともに、加工後のウエーハの表面に被覆された保護膜を除去する保護膜形成兼洗浄手段7を具備している。この保護膜形成兼洗浄手段7について、図2乃至図4を参照して説明する。
図示の実施形態における保護膜形成兼洗浄手段7は、スピンナーテーブル機構71と、該スピンナーテーブル機構71を包囲して配設された洗浄水受け手段72を具備している。スピンナーテーブル機構71は、被加工物保持テーブルとしてのスピンナーテーブル711と、該スピンナーテーブル711を回転駆動する電動モータ712と、該電動モータ712を上下方向に移動可能に支持する支持機構713を具備している。スピンナーテーブル711は多孔性材料から形成された吸着チャック711aを具備しており、この吸着チャック711aが図示しない吸引手段に連通されている。従って、スピンナーテーブル711は、吸着チャック711aに被加工物であるウエーハを載置し図示しない吸引手段により負圧を作用せしめることにより吸着チャック711上にウエーハを保持する。なお、スピンナーテーブル711には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ機構714が配設されている。電動モータ712は、その駆動軸712aの上端に上記スピンナーテーブル711を連結する。上記支持機構713は、複数本(図示の実施形態においては3本)の支持脚713aと、該支持脚713aをそれぞれ連結し電動モータ712に取り付けられた複数本(図示の実施形態においては3本)のエアシリンダ713bとからなっている。このように構成された支持機構713は、エアシリンダ713bを作動することにより、電動モータ712およびスピンナーテーブル711を図3に示す上方位置である被加工物搬入・搬出位置と、図4に示す下方位置である作業位置に位置付ける。
上記洗浄水受け手段72は、洗浄水受け容器721と、該洗浄水受け容器721を支持する3本(図2には2本が示されている)の支持脚722と、上記電動モータ712の駆動軸712aに装着されたカバー部材723とを具備している。洗浄水受け容器721は、図3および図4に示すように円筒状の外側壁721aと底壁721bと内側壁721cとからなっている。底壁721bの中央部には上記電動モータ712の駆動軸712aが挿通する穴721dが設けられおり、この穴721dの周縁から上方に突出する内側壁721cが形成されている。また、図2に示すように底壁721bには排液口721eが設けられており、この排液口721eにドレンホース724が接続されている。上記カバー部材723は、円盤状に形成されており、その外周縁から下方に突出するカバー部723aを備えておる。このように構成されたカバー部材723は、電動モータ712およびスピンナーテーブル711が図4に示す作業位置に位置付けられると、カバー部723aが上記洗浄水受け容器721を構成する内側壁721cの外側に隙間をもって重合するように位置付けられる。
図示の実施形態における保護膜形成兼洗浄手段7は、上記スピンナーテーブル711に保持された加工前の被加工物であるウエーハの加工面に液状の樹脂液を供給する樹脂液供給手段74を具備している。樹脂液供給手段74は、スピンナーテーブル711に保持された加工前のウエーハの加工面に向けて液状の樹脂液を供給する樹脂供給ノズル741と、該樹脂供給ノズル741を揺動せしめる正転・逆転可能な電動モータ742を備えており、樹脂供給ノズル741が図示しない樹脂液供給源に接続されている。樹脂供給ノズル741は、水平に延びるノズル部741aと、該ノズル部741aから下方に延びる支持部741bとからなっており、支持部741bが上記洗浄液回収容器721を構成する底壁721bに設けられた図示しない挿通穴を挿通して配設され図示しない樹脂液供給源に接続されている。なお、樹脂供給ノズル741の支持部741bが挿通する図示しない挿通穴の周縁には、支持部741bとの間をシールするシール部材(図示せず)が装着されている。
図示の実施形態における保護膜形成兼洗浄手段7は、上記スピンナーテーブル711に保持された加工後の被加工物であるウエーハを洗浄するための洗浄水供給手段75およびエアー供給手段76を具備している。洗浄水供給手段75は、スピンナーテーブル711に保持された加工後のウエーハに向けて洗浄水を噴出する洗浄水ノズル751と、該洗浄水ノズル751を揺動せしめる正転・逆転可能な電動モータ752を備えており、該洗浄水ノズル751が図示しない洗浄水供給源に接続されている。洗浄水ノズル751は、水平に延び先端部が下方に屈曲されたノズル部751aと、該ノズル部751aの基端から下方に延びる支持部751bとからなっており、支持部751bが上記洗浄液回収容器721を構成する底壁721bに設けられた図示しない挿通穴を挿通して配設され図示しない洗浄水供給源に接続されている。なお、洗浄水ノズル751の支持部751bが挿通する図示しない挿通穴の周縁には、支持部751bとの間をシールするシール部材(図示せず)が装着されている。
上記エアー供給手段76は、スピンナーテーブル711に保持された洗浄後のウエーハに向けてエアーを噴出するエアーノズル761と、該エアーノズル761を揺動せしめる正転・逆転可能な電動モータ(図示せず)を備えており、該エアーノズル761が図示しないエアー供給源に接続されている。洗浄水ノズル761は、水平に延び先端部が下方に屈曲されたノズル部761aと、該ノズル部761aの基端から下方に延びる支持部761bとからなっており、支持部761bが上記洗浄液回収容器721を構成する底壁721bに設けられた図示しない挿通穴を挿通して配設され図示しないエアー供給源に接続されている。なお、エアーノズル761の支持部761bが挿通する図示しない挿通穴の周縁には、支持部761bとの間をシールするシール部材(図示せず)が装着されている。
図1に戻って説明を続けると、上記保護膜形成兼洗浄手段7によって被加工物の加工面に被覆された保護膜の厚みを計測する厚み計測手段8を具備している。
図示の実施形態における厚み計測手段8は、厚み計測部を構成するU字状に形成された枠体81を具備しており、この枠体81が装置ハウジング2に配設された支持手段80に支持されている。支持手段80は、上下方向に移動調整可能に且つ回動調整可能に配設された支持ロッド801と、該支持ロッド801に一端が固着された支持アーム802とを具備しており、支持アーム802の他端に上記枠体81が取り付けられる。このように構成された支持手段80は、被加工物保持テーブルとしてのスピンナーテーブル711と上記チャックテーブル3との間に配設され、厚み計測部を構成する枠体81をスピンナーテーブル711の上方位置である計測位置と該計測位置から退避する図1に示す待機位置に位置付ける。また、支持手段80は、厚み計測部を構成する枠体81を図1に示す待機位置からチャックテーブル3の上方位置である計測位置に作動可能に構成されている。
厚み計測手段8の詳細について、図5および図6を参照して説明する。
上記厚み計測部を構成する枠体81には、発光手段82と受光手段83が対向して配設されている。発光手段82は、図6に示すように発光素子821と投光レンズ822を具備している。発光素子821は、例えば波長が670nmのレーザー光線を発光する。発光素子821によって発光された波長が670nmのレーザー光線は、図6に示すように投光レンズ822を通り、上記チャックテーブル36上に保持される被加工物Wに所定の入射角αをもって照射する。
上記受光手段83は、図6に示すように光位置検出素子831と受光レンズ832を具備しており、上記発光手段82から照射されたレーザー光線が被加工物Wで正反射する位置に配設されている。このように構成された受光手段83は、光位置検出素子831が受光した受光信号を制御手段9に送る。また、図示の実施形態における厚み計測手段8は、図5に示すように上記発光手段82および受光手段83の傾斜角度を調整するための角度調整ツマミ82aおよび83aを備えている。この角度調整ツマミ82aおよび83aを回動することにより、発光手段82から照射されるレーザー光線の入射角αおよび受光手段83の受光角度を調整することができる。
以上のように構成された厚み計測手段8による被加工物Wの加工面(上面)に被覆された保護膜L(保護膜の被覆については後で詳細に説明する)の厚みの計測について、図6を参照して説明する。
発光素子821から投光レンズ822を介して被加工物Wの加工面(上面)に被覆された保護膜Lの上面に照射されたレーザー光線は1点鎖線で示すように反射し、受光レンズ832を介して光位置検出素子831のA点で受光される。一方、保護膜Lを透過したレーザー光線は、保護膜Lの下面で反射し、2点鎖線で示すように受光レンズ832を介して光位置検出素子831のB点で受光される。このようにして光位置検出素子831が受光したデータは、制御手段9に送られる。そして、制御手段9は光位置検出素子831によって検出されたA点とB点との間隔Hに基づいて、保護膜Lの厚みtを演算する(t=H/2sin α)(厚み計測工程)。なお、保護膜Lの屈折率を考慮する場合は、屈折率に対応する係数を上記演算式に導入すればよい。なお、図示の実施形態における制御手段9は、上記発光手段82、受光手段83と支持手段80および上記保護膜形成兼洗浄手段7や上記各手段を制御する。
図1に戻って説明を続けると、図示のレーザー加工装置は、被加工物であるウエーハとしての半導体ウエーハ10を収容するカセットが載置されるカセット載置部13aを備えている。カセット載置部13aには図示しない昇降手段によって上下に移動可能にカセットテーブル131が配設されており、このカセットテーブル131上にカセット13が載置される。半導体ウエーハ10は、環状のフレーム11に装着された保護テープ12の表面に貼着されており、保護テープ12を介して環状のフレーム11に支持された状態で上記カセット13に収容される。なお、半導体ウエーハ10は、図7に示すように表面10aに格子状に配列された複数の分割予定ライン101によって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイス102が形成されている。このように構成された半導体ウエーハ10は、図1に示すように環状のフレーム11に装着された保護テープ12に表面10a即ちストリート101およびデバイス102が形成されている面を上側にして裏面が貼着される。
図示のレーザー加工装置は、上記カセット13に収納された加工前の半導体ウエーハ10を仮置き部14aに配設された位置合わせ手段14に搬出するとともに加工後の半導体ウエーハ10をカセット13に搬入する被加工物搬出・搬入手段15と、位置合わせ手段14に搬出された加工前の半導体ウエーハ10を保護被膜形成兼洗浄手段7に搬送するとともに保護膜形成兼洗浄手段7によって洗浄された加工後の半導体ウエーハ10を位置合わせ手段14に搬送する第1の被加工物搬送手段16と、保護膜形成兼洗浄手段7によって表面に保護膜が被覆された半導体ウエーハ10を上記チャックテーブル3上に搬送するとともにチャックテーブル3上で切削加工された半導体ウエーハ10を保護膜形成兼洗浄手段7に搬送する第2の被加工物搬送手段17を具備している。
図示のレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作動について説明する。
図1に示すように環状のフレーム11に保護テープ12を介して支持された加工前の半導体ウエーハ10(以下、単に半導体ウエーハ10という)は、加工面である表面10aを上側にしてカセット13の所定位置に収容されている。カセット13の所定位置に収容された加工前の半導体ウエーハ10は、図示しない昇降手段によってカセットテーブル131が上下動することにより搬出位置に位置付けられる。次に、被加工物搬出・搬入手段15が進退作動して搬出位置に位置付けられた半導体ウエーハ10を仮置き部14aに配設された位置合わせ手段14に搬出する。位置合わせ手段14に搬出された半導体ウエーハ10は、位置合わせ手段14によって所定の位置に位置合せされる。次に、位置合わせ手段14によって位置合わせされた加工前の半導体ウエーハ10は、第1の被加工物搬送手段16の旋回動作によって保護膜形成兼洗浄手段7を構成するスピンナーテーブル711の吸着チャック711a上に搬送され、該吸着チャック711a上に吸引保持される(ウエーハ保持工程)。また、環状のフレーム11がクランプ714によって固定される。このとき、スピンナーテーブル711は図3に示す被加工物搬入・搬出位置に位置付けられており、樹脂供給ノズル741と洗浄水ノズル751およびエアーノズル761は図2および図3に示すようにスピンナーテーブル711の上方から離隔した待機位置に位置付けられている。
加工前の半導体ウエーハ10が保護膜形成兼洗浄手段7のスピンナーテーブル711上に保持するウエーハ保持工程を実施したならば、半導体ウエーハ10の加工面である表面10aに保護膜を被覆する保護膜被覆工程および該保護膜被覆工程によって被覆された保護膜の厚みを測定する厚み計測工程を実施する。この保護膜被覆工程および厚み計測工程について、図8に示すフローチャートをも参照して説明する。
半導体ウエーハ10が保護膜形成兼洗浄手段7のスピンナーテーブル711上に保持されたならば、制御手段9は先ずステップS1において保護膜被覆工程を実施する。即ち、制御手段9は、スピンナーテーブル711を作業位置に位置付けるとともに、樹脂液供給手段74の電動モータ742を駆動して図9の(a)に示すように樹脂供給ノズル741のノズル部741aの噴出口をスピンナーテーブル711上に保持された半導体ウエーハ10の中心部上方に位置付ける。そして、制御手段9は、上記樹脂液供給手段74を作動し、環状のフレーム11に装着された保護テープ12の表面に貼着された半導体ウエーハ10の表面10a(加工面)の中央領域に樹脂液供給手段74の樹脂液供給ノズル741から所定量の液状樹脂100を滴下する。なお、液状樹脂100は、例えばPVA(Poly Vinyl Alcohol)、PEG(Poly Ethylene Glycol)、PEO(Poly Ethylene Oxide)等の水溶性のレジストが望ましい。そして、液状樹脂100の供給量は、例えば直径が200mmのウエーハの場合、10〜20ミリリットル(ml)程度でよい。
このようにして、半導体ウエーハ10の表面10a(加工面)の中央領域へ所定量の液状樹脂100を滴下したならば、制御手段9は図9の(b)に示すようにスピンナーテーブル711を矢印で示す方向に例えば100rpmで5秒間程度回転する。この結果、半導体ウエーハ10の表面10a(加工面)の中央領域の滴下された液状樹脂100は、遠心力の作用で外周に向けて流動し半導体ウエーハ10の表面10a(加工面)の全面に拡散せしめられ、半導体ウエーハ10の表面10a(加工面)には、図9の(b)および(c)に示すように厚さが0.2〜10μmの保護膜110が形成される(保護膜被覆工程)。この保護膜110の厚みは、液状樹脂100の供給量、スピンナーテーブル711の回転速度および回転時間によって調整することができる。
上述した保護膜被覆工程を実施したならば、制御手段9はステップS2に進んで、半導体ウエーハ10の表面10a(加工面)に被覆された保護膜110の厚みを計測する厚み計測工程を実施する。即ち、制御手段9は厚み計測手段8を構成する支持手段80の支持ロッド801を作動し、支持アーム802に取り付けられた計測部を構成する枠体81(発光手段82および受光手段83が配設されている)を半導体ウエーハ10の上方における計測位置に位置付ける。そして、制御手段9は発光手段82および受光手段83を作動し、受光手段83から送られる受光データに基いて上述したように保護膜の厚みtを演算する(t=H/2sin α)。なお、厚み計測工程は、計測部を構成する枠体81(発光手段82および受光手段83が配設されている)を半導体ウエーハ10の上方における複数の計測位置に位置付けて複数回実施する。
なお、厚み計測工程は、上述した保護膜被覆工程が実施された半導体ウエーハ10を上記チャックテーブル3に搬送した後に、厚み計測手段8の厚み計測部を構成する枠体61を図1に示す待機位置からチャックテーブル3の上方位置である計測位置に位置付けて実施してもよい。
次に、制御手段9はステップS3に進んで、上記ステップS2で求めた保護膜の厚みtが所定範囲か否かを判定する。このとき、上記厚み計測工程を複数の計測位置で実施している場合には、全ての計測位置における厚みtが全て所定範囲か否かを判定する。なお、制御手段9は、その判定結果と計測値を表示手段6に表示してもよい。
上記ステップS3において保護膜の厚みtが所定範囲であるならば、制御手段9は上記保護膜被覆工程が適正に実施されたものと判断し、このルーチンを終了する。一方、ステップS3において保護膜の厚みtが所定範囲でないならば、制御手段9は保護膜の厚みtが適正でないと判断し、保護膜の被覆を再実施するためにステップS4に進み、洗浄工程を実施する。なお、洗浄工程を実施するに先立って、制御手段9は厚み計測手段8を構成する支持手段80の支持ロッド801を作動し、支持アーム802に取り付けられた計測部を構成する枠体81(発光手段82および受光手段83が配設されている)図1に示す待機位置に位置付ける。
次に、ステップS4における洗浄工程について説明する。
即ち、制御手段9は、洗浄水供給手段76の図示しない電動モータを駆動して洗浄水供給ノズル761のノズル部761aの噴出口をスピンナーテーブル711上に保持された半導体ウエーハ10の中心部上方に位置付ける。そして、制御手段9はスピンナーテーブル711を例えば800rpmの回転速度で回転しつつノズル部761aの噴出口から純水とエアーとからなる洗浄水を噴出する。なお、ノズル部761aは所謂2流体ノズルで構成され0.2MPa程度の純水が供給されるとともに、0.3〜0.5MPa程度のエアーが供給され、純水がエアーの圧力で噴出して半導体ウエーハ10の加工面である表面10aを洗浄する。このとき、制御手段9は図示しない電動モータを駆動して洗浄水供給ノズル761のノズル部761aの噴出口から噴出された洗浄水をスピンナーテーブル711に保持された半導体ウエーハ10の中心に当たる位置から外周部に当たる位置までの所要角度範囲で揺動せしめる。この結果、半導体ウエーハ10の表面10aに被覆された保護被膜110が上述したように水溶性の樹脂によって形成されているので、保護被膜110を容易に洗い流すことができる。
上述した洗浄工程が終了したら、制御手段9は乾燥工程を実行する。即ち、制御手段9は洗浄水供給ノズル761を待機位置に位置付け、スピンナーテーブル711を例えば3000rpmの回転速度で15秒程度回転せしめるとともに、エアー供給手段75のエアーノズル751からエアーを半導体ウエーハ10の表面10aに噴出する。このとき、制御手段9は図示しない電動モータを駆動してエアー供給手段75のエアーノズル751の噴出口から噴出されたエアーがスピンナーテーブル711に保持された半導体ウエーハ10の中心に当たる位置から外周部に当たる位置までの所要角度範囲で揺動せしめる。この結果、半導体ウエーハ10は乾燥せしめられる。
ステップS5において乾燥工程を実施したならば、制御手段9はステップS6に進んで保護膜被覆工程を再度実施する。この保護膜被覆工程は、上記ステップS1と同様に実施する。そして、制御手段9はステップS7に進んで、ステップS6の保護膜被覆工程において半導体ウエーハ10の表面10a(加工面)に再被覆された保護膜110の厚みを計測する厚み計測工程を実施する。この厚み計測手段工程は、上記ステップS2と同様に実施し、保護膜110の厚みtを求める。
次に、制御手段9はステップS8に進んで、上記ステップS7で求めた保護膜の厚みtが所定範囲か否かを判定する。このステップS8は、上記ステップS3と同様に実施する。ステップS8において保護膜の厚みtが所定範囲であるならば、制御手段9は再実施した保護膜被覆工程が適正に実施されたものと判断し、このルーチンを終了する。一方、ステップS8において保護膜の厚みtが所定範囲でないならば、制御手段9は再実施した保護膜被覆工程においても保護膜の厚みtが適正でないと判断し、ステップS9に進んで表示手段6に警報表示する。この警報表示に基いて保護膜被覆工程の加工条件を変更することができる。
以上のようにして保護膜被覆工程および厚み計測工程を実施し、半導体ウエーハ10の加工面である表面10aに被覆された保護膜110の厚みtが所定範囲であるならば、スピンナーテーブル711を図3に示す被加工物搬入・搬出位置に位置付けるとともに、スピンナーテーブル711に保持されている半導体ウエーハ10の吸引保持を解除する。そして、スピンナーテーブル711上の半導体ウエーハ10は、第2の被加工物搬送手段17によってチャックテーブル3の吸着チャック32上に搬送され、該吸着チャック32に吸引保持される。このようにしてチャックテーブル3の吸着チャック32上に半導体ウエーハ10を吸引保持したならば、チャックテーブル3を図示しない移動手段によってレーザー光線照射手段4に配設された撮像手段5の直下に位置付ける。チャックテーブル3が撮像手段5の直下に位置付けられると、撮像手段5および制御手段9によって半導体ウエーハ10に所定方向に形成されているストリート101と、ストリート101に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段4の集光器42との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理が実行され、レーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。また、半導体ウエーハ10に形成されている上記所定方向に対して直角に延びるストリート101に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。このとき、半導体ウエーハ10のストリート101が形成されている表面10aには保護被膜110が形成されているが、保護膜110が透明でない場合は赤外線で撮像して表面からアライメントすることができる。
以上のようにしてチャックテーブル3上に保持されている半導体ウエーハ10に形成されているストリート101を検出し、レーザー光線照射位置のアライメントが行われたならば、図で示すようにチャックテーブル3をレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段4の集光器42が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定のストリート101を集光器42の直下に位置付ける。このとき、図10の(a)で示すように半導体ウエーハ10は、ストリート101の一端(図10の(a)において左端)が集光器42の直下に位置するように位置付けられる。次に、レーザー光線照射手段4の集光器42からパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル3即ち半導体ウエーハ10を図10の(a)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる。そして、図10の(b)で示すようにストリート101の他端(図10の(b)において右端)が集光器42の直下位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル3即ち半導体ウエーハ10の移動を停止する。このレーザー加工溝形成工程においては、パルスレーザー光線の集光点Pをストリート101の表面付近に合わせる。
上述したレーザー光線照射工程を実施することにより、半導体ウエーハ10のストリート101には図11に示すようにレーザー加工溝120が形成される。このとき、図11に示すようにレーザー光線の照射によりデブリ130が発生しても、このデブリ130は保護膜110によって遮断され、デバイス102およびボンディングパッド等に付着することはない。このレーザー光線照射工程においては、半導体ウエーハ10の加工面である表面10aに形成された保護膜110の厚みが所定範囲に形成されているため、安定したレーザー加工溝120を形成することができる。そして、上述したレーザー光線照射工程を半導体ウエーハ10の全てのストリート101に実施する。
なお、上記レーザー光線照射工程は、例えば以下の加工条件で行われる。
レーザー光線の光源 :YVO4レーザーまたはYAGレーザー
波長 :355nm
繰り返し周波数 :50kHz
出力 :4W
集光スポット :楕円形:長軸200μm、短軸10μm
加工送り速度 :150mm/秒
上述したレーザー光線照射工程を半導体ウエーハ10の全てのストリート101に沿って実施したならば、半導体ウエーハ10を保持しているチャックテーブル3は、最初に半導体ウエーハ10を吸引保持した位置に戻され、ここで半導体ウエーハ10の吸引保持を解除する。そして、半導体ウエーハ10は、第2の被加工物搬送手段17によって保護膜形成兼洗浄手段7を構成するスピンナーテーブル711の吸着チャック711a上に搬送され、該吸着チャック711aに吸引保持される。このとき樹脂供給ノズル741とエアーノズル751および洗浄水ノズル761は、図3および図4に示すようにスピンナーテーブル711の上方から離隔した待機位置に位置付けられている。そして、制御手段9は、上述した洗浄工程を実施する。この結果、この結果、半導体ウエーハ10の表面10aに被覆された保護被膜110が洗い流されるとともに、レーザー加工時に発生したデブリ130も除去される。このようにして洗浄工程が終了したら、制御手段9は上述した乾燥工程を実行し、加工および洗浄後の半導体ウエーハ10を乾燥せしめる。
上述したように加工後の半導体ウエーハ10の洗浄および乾燥が終了したら、スピンナーテーブル711の回転を停止するとともに、エアー供給手段75のエアーノズル751を待機位置に位置付ける。そして、スピンナーテーブル711を図3に示す被加工物搬入・搬出位置に位置付けるとともに、スピンナーテーブル711に保持されている半導体ウエーハ10の吸引保持を解除する。次に、スピンナーテーブル711上の加工後の半導体ウエーハ10は、第1の被加工物搬送手段16によって仮置き部14aに配設された位置合わせ手段14に搬出する。位置合わせ手段14に搬出された加工後の半導体ウエーハ10は、被加工物搬出手段15によってカセット13の所定位置に収納される。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される保護膜形成兼洗浄手段の一部を破断して示す斜視図。 図2に示す保護膜形成兼洗浄手段のスピンナーテーブルを被加工物搬入・搬出位置に位置付けた状態を示す説明図。 図2に示す保護被膜形成兼洗浄手段のスピンナーテーブルを作業位置に位置付けた状態を示す説明図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される厚み計測手段を示す斜視図。 図5に示す厚み計測手段の計測状態を示す説明図。 図5に示す厚み計測手段を構成する制御手段の動作手順を示すフローチャート。 図1に示すレーザー加工装置によって加工される被加工物としての半導体ウエーハの斜視図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施する保護膜被覆工程を示す説明図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施するレーザー光線照射工程を示す説明図。 図10に示すレーザー光線照射工程によってレーザー加工された被加工物としての半導体ウエーハの要部拡大断面図。
符号の説明
2:装置ハウジング
3:チャックテーブル
4:レーザー光線照射手段
41:レーザー光線発振手段
42:集光器
5:撮像機構
6:表示手段
7:保護被膜形成兼洗浄手段
71:スピンナーテーブル機構
711:スピンナーテーブル
712:電動モータ
72:洗浄水受け手段
74:樹脂液供給手段
741:樹脂液供給ノズル
75:エアー供給手段
751:エアーノズル
76:洗浄水供給手段
761:洗浄水ノズル
8:厚み計測手段
80:支持手段
81:枠体
82:発光手段
83:受光手段
9:制御手段
10:半導体ウエーハ
101:ストリート
102:デバイス
130:保護被膜
11:環状のフレーム
12:保護テープ
13:カセット
14:位置合わせ手段
15:被加工物搬出・搬入手段
16:被加工物搬送手段
17:洗浄搬送手段

Claims (4)

  1. 被加工物の加工面に保護膜を被覆する保護膜被覆手段と、加工面に保護膜が被覆された被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物の加工面にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、を具備するレーザー加工装置において、
    該保護膜被覆手段によって被加工物の加工面に被覆された保護膜の厚みを計測する厚み計測手段を具備し、
    該保護膜被覆手段は被加工物を保持する被加工物保持テーブルと該被加工物保持テーブルに保持された被加工物に液状樹脂を供給する樹脂液供給手段を備えており、
    該厚み計測手段は厚み計測部と該厚み計測部を支持する支持手段とを備え、該支持手段は厚み計測部を該被加工物保持テーブルの上方位置である検出位置と該検出位置から退避する待機位置に位置付ける、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 該支持手段は該被加工物保持テーブルと該チャックテーブルとの間に配設され、該厚み計測部を該待機位置からチャックテーブルの上方位置である検出位置に作動可能に構成されている、請求項記載のレーザー加工装置。
  3. 該保護膜被覆手段は被加工物の加工面に被覆された保護膜を洗浄する洗浄手段を備えており、該厚み計測手段は厚み計測部からの検出信号に基いて被加工物の加工面に被覆された保護膜の厚みが所定の範囲か否かを判定するとともに該保護膜被覆手段および該洗浄手段を制御する制御手段を具備し、該制御手段は保護膜の厚みが所定の範囲でないと判定した場合には該洗浄手段を作動して被加工物の加工面に被覆された保護膜を洗浄し、その後該保護膜被覆手段を作動して被加工物の加工面に保護膜を被覆する護膜被覆工程を実施する、請求項記載のレーザー加工装置。
  4. 該樹脂液供給手段から供給される液状樹脂は水溶性樹脂であり、該洗浄手段は洗浄液として水を用いる、請求項記載のレーザー加工装置。
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