JP4770715B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4770715B2
JP4770715B2 JP2006313292A JP2006313292A JP4770715B2 JP 4770715 B2 JP4770715 B2 JP 4770715B2 JP 2006313292 A JP2006313292 A JP 2006313292A JP 2006313292 A JP2006313292 A JP 2006313292A JP 4770715 B2 JP4770715 B2 JP 4770715B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
side wall
wall surface
slide base
pickup device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006313292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008130146A (ja
Inventor
徹夫 西館
正明 末次
豊史 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2006313292A priority Critical patent/JP4770715B2/ja
Priority to US11/979,983 priority patent/US7792008B2/en
Priority to DE602007002605T priority patent/DE602007002605D1/de
Priority to EP07022214A priority patent/EP1923879B1/en
Publication of JP2008130146A publication Critical patent/JP2008130146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4770715B2 publication Critical patent/JP4770715B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/082Aligning the head or the light source relative to the record carrier otherwise than during transducing, e.g. adjusting tilt set screw during assembly of head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/22Apparatus or processes for the manufacture of optical heads, e.g. assembly
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、光ディスク装置に搭載される光ピックアップ装置に関し、特に、レーザーダイオードを保持するLDホルダーの取付部分を改良して組立作業性の向上を図った光ピックアップ装置に関する。
光ディスク装置に搭載される従来の光ピックアップ装置は、回折格子(グレーティング)、偏光ビームスプリッター又はハーフミラー、立上げミラー、コリメートレンズ、対物レンズ、対物レンズアクチュエータ、光検出器などを搭載したスライドベースの側壁面に、レーザーダイオードを保持したLDホルダーを、そのレーザーダイオードが回折格子の正面に位置するように取付けている。
このような光ピックアップ装置のLDホルダーとして、例えば、レーザーダイオードを備えたホルダー本体を板金製の取付具に揺動可能に保持させたものが知られている(特許文献1)。このLDホルダーは、板金製の取付具をスライドベースの側壁面沿いに摺動させながら位置合わせをして接着固定すると共に、ホルダー本体を所謂あおり動作させながらレーザーダイオードの傾角を調整してホルダー本体を取付具に接着固定することにより、スライドベースの側壁面に取付けられるものである。
また、フォトダイオードを実装したプリント基板に係合孔を設ける一方、ピックアップベースに半田付け可能な係合ピンを突設し、この係合ピンを係合孔に挿通して半田付けすることにより、フォトダイオードを正確に位置決めできるようにした光ピックアップ装置(特許文献2)や、レーザーダイオードを光学ベースの正確な位置に取付け、レーザーダイオードのステム部のV溝にホルダー内側の凸条部をスライド係合させて放熱用の該ホルダーを取付けることにより、該ホルダーを回転方向に位置決めできるようにした光ピックアップ装置(特許文献3)なども知られている。
特開2006−134408号公報 特開平10−97730号公報 特開2005−108300号公報
しかしながら、前記特許文献1のLDホルダーは、板金製の取付具を位置合わせしてスライドベースの側壁面に接着固定する作業と、ホルダー本体をあおり動作させレーザーダイオードの傾角を調整して取付具に接着固定する作業とが必要であるため、組立作業性があまり良くないという問題があり、また、ホルダー本体のほかに板金製の取付具を必要とするため、この取付具を省略して部品点数の削減を図ることができないという問題もあった。
一方、前記特許文献2の光ピックアップ装置は、フォトダイオードを実装したプリント基板の係合孔にピックアップベースの係合ピンを挿通することによってフォトダイオードを正確に位置決めし、半田付けによって強固に取付けることができるものであるが、プリント基板は調整治具によるチャッキングが容易でないことに加えて、上記のように係合ピンを係合孔に挿通するとフォトダイオードの傾角等の調整がし辛くなるため、やはり組立作業性が良くないという問題があった。
また、前記特許文献3の光ピックアップ装置は、レーザーダイオードのステム部のV溝とホルダー内側の凸条部とのスライド係合によって、放熱用のホルダーを回転方向に位置決めして該ステムに取付けることができるものであるが、レーザーダイオードを調整治具でチャッキングし光軸の方向等を調整をして光学ベースの正確な位置に取付けることが容易でないため、やはり組立作業性が良くないという問題があった。
本発明は上記事情の下になされたもので、その解決しようとする課題は、レーザーダイオードを保持したLDホルダーを、レーザーダイオードの調整が自在な状態で、スライドベースの側壁面に仮止め可能とし、調整治具によるLDホルダーのチャッキングや接着剤塗布等の組立作業性を向上させることができる光ピックアップ装置を提供することにある。そして、ホルダーを所謂あおり動作させるための板金製の取付具を不要とし、部品点数の削減とコストダウンを可能にする光ピックアップ装置を提供することも、解決課題としている。
上記課題を解決するため、本発明に係る光ピックアップ装置は、回折格子、偏光ビームスプリッター又はハーフミラー、立上げミラー、コリメートレンズ、対物レンズ、対物レンズアクチュエータ、光検出器などが搭載されたスライドベースと、レーザダイオードを保持してそのレーザダイオードが上記回折格子の正面に位置するように上記スライドベースの側壁面に接着固定されるLDホルダーと、を備える光ピックアップ装置であって、上記スライドベースの側壁面と上記LDホルダーのいずれか一方に形成された複数の嵌合部と、他方に形成されて上記嵌合部が遊嵌される複数の被嵌合部と、上記レーザダイオードの端子に半田付けされたフレキシブルプリント回路と、を有して、上記嵌合部を上記被嵌合部にそれぞれ遊嵌してそれらの嵌合部と被嵌合部との間にレーザダイオードの調整に必要な調整用隙間を確保したときに、上記フレキシブルプリント回路により上記LDホルダーが上記側壁面に押し付けられることによって、そのLDホルダーが上記レーザーダイオードの調整が自在な状態でスライドベースの側壁面に仮止めされるように構成され、上記LDホルダーの両側面又は上下両面に調整治具のチャッキング用凹所が形成され、上記スライドベースの側壁面と対向する上記LDホルダーの対向面に、上記スライドベースの側壁面と線接触又は点接触する一組のLD調整用凸部が形成されていることを特徴とするものである。
このような光ピックアップの代表的な形態としては、a)上記嵌合部が、上記スライドベースの側壁面に形成されたボス部でなり、上記被嵌合部が、上記LDホルダーの対向面に形成されて上記ボス部の直径よりも大きい口径の穴部でなるもの、b)上記被嵌合部が、上記スライドベースの側壁面に形成された穴部でなり、上記嵌合部が、上記LDホルダーの対向面に形成された上記穴部の口径よりも小さい直径のボス部でなるもの、c)上記嵌合部が、上記スライドベースの側壁面に形成されたボス部でなり、上記被嵌合部が、上記LDホルダーの両側面のボス部対応箇所に形成されて上記ボス部を遊嵌できる大きさの切欠部でなるものがある。
本発明の光ピックアップ装置のように、スライドベースの側壁面とLDホルダーとのうちの一方に形成した複数の嵌合部を、他方に形成した複数の被嵌合部にそれぞれ遊嵌して、両者の間にレーザダイオードの調整に必要な調整用隙間を確保したときに、レーザダイオードの端子に半田付けされたフレキシブルプリント回路によりLDホルダーがスライドベースの側壁面に押し付けられることによって、LDホルダーがレーザーダイオードの調整が自在な状態でスライドベースの側壁面に仮止めされるように構成されていると、調整治具によるLDホルダーのチャッキングや、LDホルダーへの接着剤(紫外線硬化型接着剤)の塗布作業がし易くなり、調整治具でレーザーダイオードの取付位置、光軸の方向、光度分布などを調整したのち接着剤を紫外線硬化させることによって、LDホルダーを作業性良く且つ正確にスライドベースの側壁面に接着固定できるので、組立作業性が向上する。
そして、LDホルダーの両側面又は上下両面に、調整治具のチャッキング用凹所を形成しているので、調整治具で該凹所を挟持することによってLDホルダーを確実かつ簡単にチャッキングできるようになり、LDホルダーのズレなどを生じさせることなくレーザーダイオードの調整を精度良く行うことができるので、組立作業性が一層向上する。
また、上記の作用効果に加えて、LD調整用凸部をスライドベースの側壁面に線接触又は点接触させたまま、このLD調整用凸部を支点にしてLDホルダーをあおり動作させると共に、スライドベースの側壁面沿いにLDホルダーを摺動させることによって、レーザーダイオードの取付位置、光軸の方向、光度分布などの調整を精度良く行うことができるようになり、あおり動作に必要な従来の板金製の取付具などが不要となるので、部品点数の削減とコストダウンを図ることも可能となる。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係る光ピックアップ装置の斜視図、図2は同光ピックアップ装置の底面図、図3は同光ピックアップ装置の拡大部分底面図、図4はLDホルダーを分離した同光ピックアップ装置の拡大部分底面図、図5は同光ピックアップ装置のLDホルダーの斜視図である。
この光ピックアップ装置は、光ディスク記録・再生装置などに搭載されるものであって、図1に示すように、アルミダイカスト等の金属製のスライドベース1の上面には、対物レンズ2を保持した対物レンズアクチュエータ3と、その支持ベース4が取付けられている。この対物レンズアクチュエータ3は、対物レンズ2を駆動して、光ディスクに対するフォーカス制御、トラック制御、チルト制御を行うもので、スライドベース1の中央付近の孔に固定されたコリメートレンズ5の真上に上記の対物レンズ2が位置するように位置決めされている。
一方、このスライドベース1の裏面側には、図2に示すように、レーザーダイオード6から出たレーザービームを回折して3ビームを発生させる回折格子7と、このビームを直角に反射させるハーフミラー8と、直角に反射されたビームを更に上方に反射させる立上げミラー9が装着されており、この立上げミラー9は前記コリメートレンズ5の直下に位置決めされている。そして、上記のレーザーダイオード6を保持したLDホルダー10は、そのレーザーダイオード6が回折格子7の正面に位置するように、スライドベース1の側壁面1aに接着固定されており、更に、ハーフミラー8を挟んで立上げミラー9と反対側のスライドベース側壁面には、光ディスクからの反射光を検出する光検出器11が取付けられている。なお、レーザーダイオード6の端子にはフレキシブルプリント回路(不図示)が半田付けされている。
また、スライドベース1の両側には、図1に示すように、軸受部1b、1cが形成されており、この軸受部1b、1cに光ディスク記録・再生装置の2本のガイド軸(主軸と副軸)を挿通することによって、スライドベース1がスライド自在に光ディスク記録・再生装置に搭載されるようになっている。
このような光ピックアップ装置は、光ディスク記録・再生装置の2本のガイド軸に沿ってトラッキング方向に移動しながら、レーザーダイオード6から発せられたレーザービームを光ディスクに照射し、光ディスクからの反射光を光検出器11で検出することによって、記録・再生が行われる。即ち、レーザーダイオード6から発せられたレーザービームは、回折格子7で3ビームに回折されて、ハーフミラー8で直角に反射され、更に立上げミラー9で上方に反射されて、コリメートレンズ5を透過し、対物レンズ2で集光されて光ディスクに照射される。そして、光ディスクで反射された光は、対物レンズ2とコリメートレンズ5を通って立上げミラー9で反射され、ハーフミラー8を透過して光検出器11で検出されることにより、記録・再生が行われるようになっている。
この光ピックアップ装置の大きい特徴は、レーザーダイオード6を保持したLDホルダー10の取付部分にある。即ち、図3,図4に示すように、LDホルダー10を取付けるスライドベース1の側壁面1aには、嵌合部として二つのボス部1d,1dが回折格子7の両側に位置して突設されており、これに対向するLDホルダー10の対向面10aには、被嵌合部として、口径がボス部1dの直径よりも大きい二つの穴部10b,10bが、レーザーダイオード6の取付孔10cの両側に位置して形成されている。そして、図3に示すように、これらの穴部10b,10bに上記のボス部1d,1dが遊嵌されることによって、ボス部1dと穴部10bとの間にレーザーダイオード6の調整に必要な調整用空隙12が確保されるようになっている。
また、このLDホルダー10の対向面10aには、図5に示すように、スライドベース1の側壁面1aと線接触する一組の蒲鉾形のLD調整用凸部10d,10dが、レーザーダイオード6の取付孔10cの両側に位置して一体に形成されている。このLD調整用凸部10d,10dは、LDホルダー10に対するレーザーダイオード6の取付回転角度に対応する角度で斜め方向に形成することが好ましい。そして、このLDホルダー10の両側面には、調整治具のチャッキング用凹所10e,10eがV形に形成されている。
レーザーダイオード6を保持した上記のLDホルダー10は、次の要領で、スライドベース1の側壁面1aに紫外線硬化型接着剤13で接着固定されている。
a)まず、側壁面1aのボス部1d,1dとLDホルダー10の穴部10b,10bを遊嵌して、ボス部1dと穴部10bの間に調整用空隙12を確保することにより、LDホルダー10をレーザーダイオード6の調整が自在な状態でスライドベース1の側壁面1aに仮止めする。その場合、レーザーダイオード6の端子に半田付けされたフレキシブルプリント回路(不図示)によって、LDホルダー10が側壁面1aに押し付けられるので、LDホルダー10が脱落するような心配はない。
b)次に、紫外線硬化型接着剤13をLDホルダー10と側壁面1aとの隙間に注入、塗布する。この接着剤塗布作業は、LDホルダー10をスライドベース1の側壁面1aに仮止めしているので、容易かつ効率良く行うことができる。
c)次に、調整治具のフォークでLDホルダー10の両側面のチャッキング用凹所10e,10eを挟持して、LDホルダー10をチャッキングし、調整治具でレーザーダイオード6の取付位置、光軸の方向、光度分布などを調整する。このようにLDホルダー10のチャッキング用凹所10e,10eを挟持すると、確実かつ簡単にLDホルダー10をチャッキングすることができ、LDホルダー10のズレなどを生じさせることなくレーザーダイオード6の調整を行うことができる。しかも、レーザーダイオード6の調整は、LDホルダー10のLD調整用凸部10d,10dをスライドベース1の側壁面1aに線接触させたまま、該凸部10d,10dを支点にしてLDホルダー10をあおり動作させると共に、側壁面1a沿いにLDホルダー10を摺動させることによって、精度良く行うことができる。
d)レーザーダイオード6の調整が終わると、LDホルダー10をそのままの姿勢に保って紫外線を照射し、接着剤13を硬化させて、LDホルダー10の取付け作業を完了し、LDホルダー10のチャッキング用凹所10e,10eから調整治具のフォークを外す。
上記のように、この光ピックアップ装置は、LDホルダー10を接着固定する前に、スライドベース1のボス部1d,1dとLDホルダー10の穴部10b,10bを遊嵌させたときに、フレキシブルプリント回路によりLDホルダー10がスライドベース1の側壁面1aに押し付けられて、LDホルダー10が、レーザーダイオード6の調整が自在な状態でスライドベース1の側壁面1aに仮止めされるように構成されているので、調整治具によるLDホルダー10のチャッキングや、紫外線硬化型接着剤13の塗布作業がし易くなり、また、レーザーダイオード6の調整も簡単にかつ精度良く行うことができるので、組立作業性が向上するといった効果を得ることができる。そして、従来のLDホルダーのあおり動作に必要な板金製の取付具などが不要となるので、部品点数を削減してコストダウンを図ることもできる。
図6は本発明の他の実施形態に係る光ピックアップ装置の拡大部分底面図、図7はLDホルダーを分離した同光ピックアップ装置の拡大部分底面図、図8は同光ピックアップ装置のLDホルダーの斜視図である。
図6〜図8に示すように、この光ピックアップ装置のスライドベース1の側壁面1aには、被嵌合部として二つの穴部1e,1eが回折格子7の両側に位置して形成されており、これと対向するLDホルダー10の対向面10aには、嵌合部として直径が上記穴部1eの口径よりも小さい二つのボス部10f,10fが、レーザーダイオード6の取付孔10cの両側に位置して形成されている。そして、図6に示すように、これらのボス部10f,10fが上記の穴部1e,1eに遊嵌されることによって、ボス部10fと穴部1eとの間にレーザーダイオード6の調整に必要な調整用空隙12が確保されるようになっている。
この光ピックアップ装置は、LDホルダー10のボス部10f,10fとスライドベース1の穴部1e,1eを遊嵌させたときに、フレキシブルプリント回路によりLDホルダー10がスライドベース1の側壁面1aに押し付けられて、LDホルダー10が、レーザーダイオード6の調整が自在な状態でスライドベース1の側壁面1aに仮止めされるように構成されているので、既述した要領でレーザーダイオード6の調整をした後、紫外線硬化型接着剤13を硬化させて、LDホルダー10をスライドベース1の側壁面1aに接着固定したものであり、前記実施形態の光ピックアップ装置と同様の作用効果を奏するものである。
尚、この光ピックアップ装置の他の構成は、前記実施形態の光ピックアップ装置のそれと同様であるから、図6〜図8において、同一部材に同一符号を付すにとどめ、重複する説明は省略する。
図9は本発明の更に他の実施形態に係る光ピックアップ装置の拡大部分底面図、図10はLDホルダーを分離した同光ピックアップ装置の拡大部分底面図、図11は同光ピックアップ装置のLDホルダーの斜視図である。
図9〜図11に示すように、この光ピックアップ装置のスライドベース1の側壁面1aには、嵌合部として二つのボス部1d,1dが回折格子7の両側に位置して形成されており、LDホルダー10の両側面のボス部対応箇所には、被嵌合部として、ボス部1dを遊嵌できる大きさを有する二つのV形の切欠部10g,10gが形成されている。そして、図9に示すように、これらの切欠部10g,10gに上記のボス部1d,1dを遊嵌させたときに、フレキシブルプリント回路によりLDホルダー10がスライドベース1の側壁面1aに押し付けられて、LDホルダー10が、レーザーダイオード6の調整が自在な状態でスライドベース1の側壁面1aに仮止めされるように構成されている。また、図11に示すように、LDホルダー10の上下両面には、調整治具のチャッキング用凹所10e,10eがV形に形成されている。
この光ピックアップ装置は、スライドベース1のボス部1d,1dとLDホルダー10の切欠部10g,10gを遊嵌させることによって、LDホルダー10をレーザーダイオード6の調整が自在な状態でスライドベース1の側壁面1aに仮止めし、既述した要領でレーザーダイオード6の調整をした後、紫外線硬化型接着剤13を硬化させて、LDホルダー10をスライドベース1の側壁面1aに接着固定したものであり、前記実施形態の光ピックアップ装置と同様の作用効果を奏するものである。
尚、この光ピックアップ装置の他の構成は、前記実施形態の光ピックアップ装置のそれと同様であるから、図9〜図11において、同一部材に同一符号を付すにとどめ、重複する説明は省略する。
以上、代表的な実施形態を挙げて本発明の光ピックアップ装置を説明したが、本発明は上記の実施形態のみに限定されるものではなく、ハーフミラーに代えて偏光ビームスプリッターを組み込んだ光ピックアップ装置、例えば、レーザーダイオードから発せられたレーザービームを回折格子で3ビームに回折して偏光ビームスプリッターを透過させ、立上げミラーで上方に反射させて、コリメートレンズ、対物レンズを経て光ディスクに照射すると共に、光ディスクで反射して戻ってきた光を偏光ビームスプリッターで光検出器へ送って検出することにより、記録・再生を行うようにした光ピックアップ装置などにも、勿論、適用可能なものである。
本発明の一実施形態に係る光ピックアップ装置の斜視図である。 同光ピックアップ装置の底面図である。 同光ピックアップ装置の拡大部分底面図である。 LDホルダーを分離した同光ピックアップ装置の拡大部分底面図である。 同光ピックアップ装置のLDホルダーの斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る光ピックアップ装置の拡大部分底面図である。 LDホルダーを分離した同光ピックアップ装置の拡大部分底面図である。 同光ピックアップ装置のLDホルダーの斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る光ピックアップ装置の拡大部分底面図である。 LDホルダーを分離した同光ピックアップ装置の拡大部分底面図である。 同光ピックアップ装置のLDホルダーの斜視図である。
1 スライドベース
1a 側壁面
1d ボス部(嵌合部)
1e 穴部(被嵌合部)
2 対物レンズ
3 対物レンズアクチュエータ
5 コリメートレンズ
6 レーザーダイオード
7 回折格子
8 ハーフミラー
9 立上げミラー
10 LDホルダー
10a 対向面
10b 穴部(被嵌合部)
10d LD調整用凸部
10e 調整治具のチャッキング用凹所
10f ボス部(嵌合部)
10g 切欠部(被嵌合部)
11 光検出器
12 調整用空隙
13 接着剤

Claims (4)

  1. 回折格子、偏光ビームスプリッター又はハーフミラー、立上げミラー、コリメートレンズ、対物レンズ、対物レンズアクチュエータ、光検出器などが搭載されたスライドベースと、レーザダイオードを保持してそのレーザダイオードが上記回折格子の正面に位置するように上記スライドベースの側壁面に接着固定されるLDホルダーと、を備える光ピックアップ装置であって、
    上記スライドベースの側壁面と上記LDホルダーのいずれか一方に形成された複数の嵌合部と、他方に形成されて上記嵌合部が遊嵌される複数の被嵌合部と、上記レーザダイオードの端子に半田付けされたフレキシブルプリント回路と、を有して、上記嵌合部を上記被嵌合部にそれぞれ遊嵌してそれらの嵌合部と被嵌合部との間にレーザダイオードの調整に必要な調整用隙間を確保したときに、上記フレキシブルプリント回路により上記LDホルダーが上記側壁面に押し付けられることによって、そのLDホルダーが上記レーザーダイオードの調整が自在な状態でスライドベースの側壁面に仮止めされるように構成され、
    上記LDホルダーの両側面又は上下両面に調整治具のチャッキング用凹所が形成され、上記スライドベースの側壁面と対向する上記LDホルダーの対向面に、上記スライドベースの側壁面と線接触又は点接触する一組のLD調整用凸部が形成されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 上記嵌合部が、上記スライドベースの側壁面に形成されたボス部でなり、上記被嵌合部が、上記LDホルダーの対向面に形成されて上記ボス部の直径よりも大きい口径の穴部でなる請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 上記被嵌合部が、上記スライドベースの側壁面に形成された穴部でなり、上記嵌合部が、上記LDホルダーの対向面に形成された上記穴部の口径よりも小さい直径のボス部でなる請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  4. 上記嵌合部が、上記スライドベースの側壁面に形成されたボス部でなり、上記被嵌合部が、上記LDホルダーの両側面のボス部対応箇所に形成されて上記ボス部を遊嵌できる大きさの切欠部でなる請求項1に記載の光ピックアップ装置。
JP2006313292A 2006-11-20 2006-11-20 光ピックアップ装置 Expired - Fee Related JP4770715B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006313292A JP4770715B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 光ピックアップ装置
US11/979,983 US7792008B2 (en) 2006-11-20 2007-11-13 Optical pickup apparatus
DE602007002605T DE602007002605D1 (de) 2006-11-20 2007-11-15 Optische Lesekopfvorrichtung
EP07022214A EP1923879B1 (en) 2006-11-20 2007-11-15 Optical pickup apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006313292A JP4770715B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 光ピックアップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008130146A JP2008130146A (ja) 2008-06-05
JP4770715B2 true JP4770715B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=38969960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006313292A Expired - Fee Related JP4770715B2 (ja) 2006-11-20 2006-11-20 光ピックアップ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7792008B2 (ja)
EP (1) EP1923879B1 (ja)
JP (1) JP4770715B2 (ja)
DE (1) DE602007002605D1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178861A (ja) * 2012-02-29 2013-09-09 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光ピックアップ
KR20150058970A (ko) * 2013-11-21 2015-05-29 삼성전자주식회사 멀티빔 광원장치, 이의 조정방법, 광학주사장치 및 전자사진방식의 화상형성장치

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6251046A (ja) * 1985-08-29 1987-03-05 Nec Home Electronics Ltd 光記録再生装置用光ヘツド
JPS63241729A (ja) * 1987-03-27 1988-10-07 Nec Home Electronics Ltd 光学ヘツドの半導体レ−ザ−取付調整機構
JPH1097730A (ja) 1996-09-19 1998-04-14 Mitsumi Electric Co Ltd 光ピックアップ装置
JP3519597B2 (ja) * 1998-04-22 2004-04-19 シャープ株式会社 レーザ照射位置の調整機構
JP2000057611A (ja) * 1998-08-14 2000-02-25 Sony Corp 光学ピックアップ装置
JP2000331351A (ja) * 1999-05-21 2000-11-30 Ricoh Co Ltd レーザユニットおよびレーザユニット取付装置
JP3663141B2 (ja) * 2001-02-23 2005-06-22 三洋電機株式会社 光学ヘッドの光検出器取付装置
JP3985562B2 (ja) * 2002-02-25 2007-10-03 株式会社日立製作所 光ヘッド及び光ディスク装置
JP2003257049A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Hitachi Ltd 部材の接続固定構造およびこの構造を有する光ヘッド
JP2004039043A (ja) 2002-07-01 2004-02-05 Mitsumi Electric Co Ltd 光ピックアップ
JP3661189B2 (ja) * 2003-01-23 2005-06-15 船井電機株式会社 光ピックアップ
JP3841217B2 (ja) * 2003-06-17 2006-11-01 船井電機株式会社 光ピックアップ
JP2005108300A (ja) 2003-09-29 2005-04-21 Toshiba Corp 光ピックアップ装置
JP4032425B2 (ja) * 2003-11-12 2008-01-16 船井電機株式会社 光ヘッド装置
JP3960308B2 (ja) * 2003-12-25 2007-08-15 船井電機株式会社 光ピックアップ
US7573800B2 (en) * 2004-01-29 2009-08-11 Panasonic Corporation Optical pickup and optical disk apparatus
JP2006041042A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Sharp Corp レーザーダイオードの光軸調整構造および光ピックアップ装置
JP3879859B2 (ja) 2004-11-04 2007-02-14 船井電機株式会社 レーザダイオードホルダー
JP4552620B2 (ja) * 2004-11-26 2010-09-29 日本ビクター株式会社 半導体レーザー装置及び半導体レーザー装置の光軸調整方法
US8102752B2 (en) * 2005-06-02 2012-01-24 Sharp Kabushiki Kaisha Optical head and optical pickup device with a holder structure providing optical axis adjustment
JP2007058902A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Funai Electric Co Ltd 光ピックアップ
JP4501817B2 (ja) * 2005-08-30 2010-07-14 船井電機株式会社 光ヘッド及びこれを備えた光ディスク装置
JP2007141362A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Funai Electric Co Ltd 光ヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
EP1923879B1 (en) 2009-09-30
US7792008B2 (en) 2010-09-07
DE602007002605D1 (de) 2009-11-12
EP1923879A1 (en) 2008-05-21
US20080259768A1 (en) 2008-10-23
JP2008130146A (ja) 2008-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101216875B1 (ko) 렌즈 고정 장치 및 광 픽업 장치
JP4770715B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP3792462B2 (ja) 光ピックアップ装置およびその製造方法
JP3855931B2 (ja) 光ヘッド装置
JPH087315A (ja) 光学ピックアップ
JP3943059B2 (ja) 光ヘッド装置
JP2005311203A (ja) 発光素子の固定ホルダ、光ピックアップおよび情報処理装置
JP5370383B2 (ja) 光学素子ホルダ及びそれを備えた光ピックアップ
JP2009266264A (ja) 光ピックアップ
JP2005310319A (ja) 発光素子の固定ホルダ、光ピックアップおよび情報処理装置
JP2008084363A (ja) 光ピックアップ装置
JP2003217134A (ja) 光ピックアップ装置
JPH07240035A (ja) 光ピックアップ及び光ピックアップの製造方法
JP2006172666A (ja) 光ピックアップ装置および光ディスク装置におけるレンズホンダ取付方法
JP4591688B2 (ja) 光ヘッド及びこれを備えた光ディスク装置
JP3999240B2 (ja) 光ヘッド及び光ピックアップ装置
JP4961198B2 (ja) 光学式ピックアップの製造方法
JP2010186519A (ja) 光ピックアップ
JP2003187461A (ja) 光ピックアップ
JP2001067718A (ja) 光ピックアップ
JP2005141821A (ja) 光ピックアップ装置
JP2002288863A (ja) 光学ピックアップ及びディスクドライブ装置
JP2009004044A (ja) 光ヘッド、その製造方法及び光記録再生装置
JP2001056940A (ja) 光ピックアップ、光ピックアップにおける光源ユニットの位置調整方法及び光ディスクドライブ装置
JP2013186929A (ja) 光ピックアップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110606

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees