JP4591688B2 - 光ヘッド及びこれを備えた光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクにレーザ光を照射することでデータの記録及び(又は)読出しを
行うことができる光ディスク装置に関するものであり、特に前記光ディスクにレーザ光を
照射する光ヘッドに関するものである。
映像、音声等の情報の記録媒体としてレーザ光を照射することで情報を記録したり及び
(又は)読出したりすることができる光ディスクが利用されている。前記光ディスクとし
て、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等が広く用いられている
。これら光ディスクを記録媒体として該光ディスクにデータを記録する及び(又は)該光
ディスクからデータの読出す光ディスク装置は、光ディスクの記録面に対しレーザ光を照
射することでデータを記録したり、反射してきた光を検出することでデータを読出したり
する光ヘッドを備えている。
図2に光ヘッドの配置図を示す。図2に示す光ヘッドはそれには限定されないがここで
は、光ディスクに記録されているデータを読出す読出し専用の光ヘッドである。図2に示
すようにレーザ光源Ldと、レーザ光源Ldから照射されたレーザ光の特定波長の光を取
り出すグレーティングGrと、ミラーMrと、コリメータレンズLcと、対物レンズLb
と、ハーフミラー3と、受光素子Pdとを有している。レーザ光源Ldより照射されたレ
ーザ光グレーティングGrにて3ビーム化され、ミラーMrで反射されてコリメータレン
ズLcに入射する。コリメータレンズLcに入射したレーザ光は平行光として出射され対
物レンズLbに入射する。対物レンズLbに入射したレーザ光は光ディスクDsの記録面
に照射される。
このときレーザ光は光ディスクDsの記録層に焦点をあわせて、且つ、光軸と光ディス
クDsの記録層とが垂直になるようにレーザ光を照射する。ハーフミラー3は入射された
レーザ光の半分を透過し半分を反射するミラーであり、光ディスクDsで反射した光を受
光素子Pdに導くものである。受光素子Pdは光を電流に変換するものであり、光の強さ
によってデータを読み取るものである。
図7に従来の光ヘッドの底面図を、図8に図7に示す光ヘッドのハーフミラー配置部の
拡大断面図を示す。光ヘッドBはスライドベース91とスライドベース91に取り付けら
れたアクチュエータ92とを有している。図7に示すようにスライドベース91にはレー
ザ光源Ld、グレーティングGr、ハーフミラー3、ミラーMr、コリメータレンズLc
及び受光素子Pdが取り付けられている。レーザ光源LdはレーザホルダLhに圧入固定
された後、スライドベース91に取り付けられている。
また、アクチュエータ92はアクトベース921と、アクトベース921に取付固定さ
れる支持部材922と、支持部材922にワイヤーばね924を介して弾性支持されるレ
ンズホルダ923と、レンズホルダ923に取り付けられる対物レンズLbとを有してい
る。
図8は便宜上光ヘッドの底部が上になるように示されている。図8に示すように、ハー
フミラー3はスライドベース91のハーフミラー配置部94の平面部940に平面部94
0に対して所定の角度(ここでは垂直)をなすように取り付けられている。ハーフミラー
3は、底面30がスライドベース91のハーフミラー配置部94の平面部940に接触す
るように配置されており、ハーフミラーの両端部を平面部940より立設する支持部94
1と当接するとともに接着されることで、平面部940に対して直角に取り付けられる。
レーザ光源Ld光ヘッドから光ディスクDsに対して正確にレーザ光を照射するため、
また、光ディスクDsで反射したレーザ光を正確に受光するために、上述の各光学素子は
設置場所及び設置角度を精度よく配置する必要がある。特に、ハーフミラー3の平面部9
40に対する傾き角度(傾角)には規格があり、光ヘッドBの光ディスクDsへのデータ
の書込み、光ディスクDsからのデータの読出しの精度を高くするためには、ハーフミラ
ー3の傾角を厳密に合わせなくてはならない。
そこで、光学素子を取り付けるときの設置場所及び角度の精度を高めるために特開20
00−105942号公報及び特開2004−54006号公報に記載の発明に光学素子
を精度よく取り付ける方法が示されている。すなわち、特開2000−105942号公
報に記載の発明は、平行平面板(本発明におけるハーフミラー3)の厚さ方向、高さ方
向、長手方向のいずれの方向にも力を付勢し、行平面板を光学基台(本発明におけるス
ライドベース)の支持部に押し付ける光学素子支持部品を用いるものを示している。
また、特開2004−54006号公報に記載の発明は、光学素子(本発明におけるハ
ーフミラー3)の底面をハウジング底面に設けられた複数の極小面又は点接触面の支持部
材で支持し、光学素子側面は基準面に密着固定するとともに押圧部材により押圧して取り
付けるものを示している。
取付治具にてハーフミラー3を規定の傾角になるように押えておき、取付治具で押えた
状態でハーフミラー3を接着固定し、固定された後に取付治具を取り外す組立方法も用い
られている。
特開2000−105942号公報 特開2004−54006号公報
しかしながら、特開2000−105942号公報に記載の発明では平行平面板を配置
するのに光学部品支持部材を、特開2004−54006号公報に記載の発明では光学素
子を押圧固定するための押圧部材が必要となり、光ヘッドの構成部材が増える。また、取
付治具を使う場合、光ヘッドの構成部材は増えないが、取付治具を別途準備しなくてはな
らず、それだけ、組み立てに必要な部材が多くなる。
さらに、上記の組み立て方法では、補助部品(光学部品支持部材、押圧部材)及び固定
冶具(組立治具)を光学素子(平行平面板、ハーフミラー)にあてがわなくてはならない
。このとき、補助部品や固定治具を取り付けるのに手間と時間がかかる。また、光ヘッド
の組み立ては組立機械を用いることで自動化されているが、上述のような補助部品や固定
治具を用いて支持する場合、手作業による取り付けが必要である。手作業による取付を行
うことで、組み立てに手間及び時間がかかり、組み立てコストが高くなる。
また、光ヘッドに光学素子を取り付ける場合、該光学素子の光ヘッド取付位置との接触
面の表面粗さが細かく、レーザ光入射面及び出射面との角度等の精度が高くなくてはなら
ない。また、前記光学素子の取付位置の該光学素子との接触面の表面粗さが細かくなくて
はならない。このことは、前記光学素子とその取付位置の接触面の加工に手間と、時間が
かかり、光ヘッドの組み立てにコストがかかる。また、前記光学素子と前記取付位置との
接触面に異物が介在すると、表面粗さが細かくても、光学素子が傾いて取り付けられてし
まい、前記光学素子の傾角精度が落ちる。
上述のような補助部品や固定治具を自動的に取り付ける組立機械を用いることで手作業
を省くことができるが、新たに組立機械を導入しなくてはならず、大きな設備投資が必要
となり、製造コストが高くなる。
そこで本発明は、光学素子(ハーフミラー、グレーティング等)を取付位置に取り付け
るときに補助部品や固定治具を用いることなく、前記光学素子を高精度に正確な取付位置
に正確な傾角で取り付け固定することができ、それだけ、レーザ光の光ディスクへの照射
及び光ディスクにて反射したレーザ光の受光精度の高い光ヘッド及びこの光ヘッドを用い
た光ディスク装置を提供することを目的とする。
また本発明は、簡単な方法で光学素子(ハーフミラー、グレーティング等)を正確な位
置及び傾角で配置し、組立工程を容易に自動化することができるとともに光学素子の組み
立てによるレーザ光の照射及び受光精度のばらつきを抑制することができる光ヘッド及び
光ヘッドを用いた光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、光ディスクを回転させるスピンドルモータと、前記光ディスクに対してレーザ光を照射する光ヘッドと、信号を処理するための信号処理装置と、前記光ヘッドにて検出され前記信号処理装置にて復号化された信号を外部の映像表示部に接続するための外部接続部と、制御部とを備える光ディスク装置であって、前記光ヘッドは、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光を3ビーム化するグレーティングと、前記レーザ光の一部を反射し一部を透過するハーフミラーと、前記レーザ光を反射するミラーと、前記レーザ光を平行光にするコリメータレンズと、前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズと、光を受光し電気信号に変換する受光素子と、前記対物レンズを保持するアクチュエータと、前記レーザ光源、グレーティング、ハーフミラー、ミラー、コリメータレンズ及び受光素子が固定されるスライドベースとを有しており、前記スライドベースは側面にレーザホルダに圧入された前記レーザ光源を装着する光源装着部と、前記グレーティング、ハーフミラー、ミラー、コリメータレンズ及び受光素子を配置しレーザ光が通過するレーザ光通過孔とを有しており、前記レーザ光通過孔は途中で分岐しており、該分岐部に前記ハーフミラーを配置するためのハーフミラー配置部が形成されており、前記ハーフミラーは底面と、前記底面と直交し入射してきたレーザ光を反射する反射面と、前記反射面を透過したレーザ光が出射する出射面とを有しており、前記ハーフミラー配置部は前記ハーフミラーを前記レーザ光源から出射されたレーザ光はハーフミラーで反射されてミラーに入射し、前記光ディスクで反射してきたレーザ光が前記ハーフミラーを透過したレーザ光が受光素子に入射するように配置するものであり、前記ハーフミラーの底面が配置される底面部と、前記底面部に鉛直に立設る支持壁部と、前記底面部の前記支持壁部との連結部に形成され、前記ハーフミラーの底面が挿入される凹溝とを有しており、前記凹溝は前記支持壁部と反対側が所定の傾角を有する傾斜部を有しており、前記ハーフミラーの底面と入射面にて形成される稜線部が前記傾斜部の中段に配置され、前記ハーフミラーの出射面が前記支持壁部と同一平面となるように前記支持壁部に当接することで該ハーフミラーの位置決め及び傾角の調整ができることを特徴とする。
この構成によると、前記ハーフミラーを底部が凹溝に挿入されるように配置することで
稜線部が傾斜部に沿ってすべり、ハーフミラー配置部に規定の傾角で精度よく配置される
また、この構成によると、前記光ヘッドの前記ハーフミラーを、補助部品や固定治具を
用いることなく、簡単に正確な位置、正確な傾角で配置することができる。
さらにこの構成によると、前記ハーフミラーの底面及び該ハーフミラーの底面と当接す
る底面部の加工精度が一定の精度であれば、前記ハーフミラーを正確な位置及び正確な傾
角で配置することができる。
上記目的を達成するため本発明は、光ヘッドで光ディスクにレーザ光を照射することでデータを記録、読出しする光ディスク装置であって、前記光ヘッドには光学素子が取り付けられており、前記光ヘッドの光学素子が取り付けられる部分は、前記光学素子が配置される底部と、前記底部から鉛直に立設し、前記光学素子の一部が接触支持される支持壁部と、前記底部の前記支持壁部との連結部に形成され、前記光学素子の一部が挿入される凹溝とを有しており、前記凹溝は前記支持壁部との連結部の反対側が所定の傾角の傾斜部を有しており、前記光学素子の底面及び底面と隣り合う面とで構成される稜線部が前記傾斜部の中段に配置され、前記光学素子の一部が前記支持壁部と同一平面となるように前記支持壁部に当接することで該光学素子の位置決め及び傾角の調整ができることを特徴とする。
この構成によると、前記光学素子を底部が凹溝に挿入されるように配置することで稜線
部が傾斜部に沿ってすべり、光学素子配置部に規定の傾角で精度よく配置される。
また、この構成によると、前記光ヘッドの前記光学素子を、補助部品や固定治具を用い
ることなく、簡単に正確な位置、正確な傾角で配置することができる。
さらにこの構成によると、前記光学素子の底面及び該光学素子の底面と当接する底面部
の加工精度が一定の精度であれば、前記光学素子を正確な位置及び正確な傾角で配置する
ことができる。
上記構成の前記光学素子として、ハーフミラー、グレーティング等を挙げることができ
る。また、これらに限定されるものではなく、平面部に所定の角度で配置される光学素子
の取り付けに広く採用することができる。
上記構成の規定の傾角として、例えば45°を採用することができる。また、45°だ
けでなく、光学素子配置部に光学素子を配置するときに光学素子が、前記支持壁部と反対
側に倒れない角度を広く採用することができる。
上記目的を達成するため本発明は、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光を3ビーム化するグレーティングと、前記レーザ光の一部を反射し一部を透過するハーフミラーと、前記レーザ光を反射するミラーと、前記レーザ光を平行光にするコリメータレンズと、前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズと、光を受光し電気信号に変換する受光素子と、前記対物レンズを保持するアクチュエータと、前記レーザ光源、グレーティング、ハーフミラー、ミラー、コリメータレンズ及び受光素子が固定されるスライドベースとを有しており、前記スライドベースは側面にレーザホルダに圧入された前記レーザ光源を装着する光源装着部と、前記グレーティング、ハーフミラー、ミラー、コリメータレンズ及び受光素子を配置しレーザ光が通過するレーザ光通過孔とを有しており、前記レーザ光通過孔は途中で分岐しており、該分岐部に前記ハーフミラーを配置するためのハーフミラー配置部が形成されており、前記ハーフミラーは底面と、前記底面と直交し入射してきたレーザ光を反射する反射面と、前記反射面を透過したレーザ光が出射する出射面とを有しており、前記ハーフミラー配置部は前記ハーフミラーを前記レーザ光源から出射されたレーザ光はハーフミラーで反射されてミラーに入射し、前記光ディスクで反射してきたレーザ光が前記ハーフミラーを透過したレーザ光が受光素子に入射するように配置するものであり、前記ハーフミラーの底面が配置される底面部と、前記底面部に鉛直に立設る支持壁部と、前記底面部の前記支持壁部との連結部に形成され、前記ハーフミラーの底面が挿入される凹溝とを有しており、前記凹溝は前記支持壁部と反対側が所定の傾角を有する傾斜部を有しており、前記ハーフミラーの底面と入射面にて形成される稜線部が前記傾斜部の中段に配置され、前記ハーフミラーの出射面が前記支持壁部と同一平面となるように前記支持壁部に当接することで該ハーフミラーの位置決め及び傾角の調整ができることを特徴とする。
この構成によると、前記ハーフミラーを底部が凹溝に挿入されるように配置することで
稜線部が傾斜部に沿ってすべり、ハーフミラー配置部に規定の傾角で精度よく配置される
また、この構成によると、前記光ヘッドの前記ハーフミラーを、補助部品や固定治具を
用いることなく、簡単に正確な位置、正確な傾角で配置することができる。
さらにこの構成によると、前記ハーフミラーの底面及び該ハーフミラーの底面と当接す
る底面部の加工精度が一定の精度であれば、前記ハーフミラーを正確な位置及び正確な傾
角で配置することができる。
上記目的を達成するため本発明は、光ディスクにレーザ光を照射する光ヘッドであって、前記光ヘッドには光学素子が取り付けられており、前記光ヘッドの光学素子が取り付けられる部分は、前記光学素子が配置される底部と、前記底部から鉛直に立設し、前記光学素子の一部が接触支持される支持壁部と、前記底部の前記支持壁部との連結部に形成され、前記光学素子の一部が挿入される凹溝とを有しており、前記凹溝は前記支持壁部との連結部の反対側が所定の傾角の傾斜部を有しており、前記光学素子の底面及び底面と隣り合う面とで構成される稜線部が前記傾斜部の中段に配置され、前記光学素子の一部が前記支持壁部と同一平面となるように前記支持壁部に当接することで該光学素子の位置決め及び傾角の調整ができることを特徴とする。
この構成によると、前記光学素子を底部が凹溝に挿入されるように配置することで稜線
部が傾斜部に沿ってすべり、光学素子配置部に規定の傾角で精度よく配置される。
また、この構成によると、前記光ヘッドの前記光学素子を、補助部品や固定治具を用い
ることなく、簡単に正確な位置、正確な傾角で配置することができる。
さらにこの構成によると、前記光学素子の底面及び該光学素子の底面と当接する底面部
の加工精度が一定の精度であれば、前記光学素子を正確な位置及び正確な傾角で配置する
ことができる。
上記構成の前記光学素子として、ハーフミラー、グレーティング等を挙げることができ
る。また、これらに限定されるものではなく、平面部に所定の角度で配置される光学素子
の取り付けに広く採用することができる。
上記構成の規定の傾角として、例えば45°を採用することができる。また、45°だ
けでなく、光学素子配置部に光学素子を配置するときに光学素子が、前記支持壁部と反対
側に倒れない角度を広く採用することができる。
本発明によると、光学素子(ハーフミラー、グレーティング等)を取付位置に取り付け
るときに補助部品や固定治具を用いることなく、前記光学素子を高精度に正確な取付位置
に正確な傾角で取り付け固定することができ、それだけ、レーザ光の光ディスクへの照射
及び光ディスクにて反射したレーザ光の受光精度の高い光ヘッド及びこの光ヘッドを用い
た光ディスク装置を提供することができる。
また本発明によると、簡単な方法で光学素子(ハーフミラー、グレーティング等)を正
確な位置及び傾角で配置し、組立工程を容易に自動化することができるとともに光学素子
の組み立てによるレーザ光の照射及び受光精度のばらつきを抑制することができる光ヘッ
ド及び光ヘッドを用いた光ディスク装置を提供することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1に本発明にかかる光ディスク
装置の配置図を示す。図1に示す光ディスク装置は、それには限定されないがここではD
VDプレーヤである。図1に示すDVDプレーヤPLは、光ディスク(DVD記録媒体)
Dsを回転させるスピンドルモータSpと、光ディスクDsに光を照射し情報を読出す光
ヘッドAと、光ヘッドAで検出された信号を復号化するデコーダDcと、外部の表示装置
であるモニタMnに接続するための外部接続部Ocと、制御部Contとを備えている。
DVDプレーヤPLは制御部Contによって制御されており、使用者よりDVDを再
生する命令がなされると、まず、スピンドルモータSpを駆動し光ディスクDsを回転さ
せる。光ヘッドAより回動している光ディスクDsにレーザ光を照射し、その反射光を光
ヘッドAで検出する。光ヘッドAに備えられた後述の受光素子Pdは検出した光を電気信
号に変換するものであり、電気信号はデコーダDcに送られ映像用の信号に復調され、外
部接続部Ocを介してモニタMnに送られ、モニタMnに映像を表示する。
図2に光ヘッドの一例の配置図を示す。図2に示す光ヘッドはそれには限定されないが
ここでは、光ディスクに記録されているデータを読出す読出し専用の光ヘッドである。図
2に示すようにレーザ光源Ldと、レーザ光源Ldから照射されたレーザ光の特定波長の
光を取り出すグレーティングGrと、ミラーMrと、コリメータレンズLcと、対物レン
ズLbと、ハーフミラー3と、受光素子Pdとを有している。レーザ光源Ldより照射さ
れたレーザ光グレーティングGrにて特定波長だけ抽出され、ミラーMrで反射されてコ
リメータレンズLcに入射する。コリメータレンズLcに入射したレーザ光は平行光とし
て出射され対物レンズLbに入射する。対物レンズLbに入射したレーザ光は光ディスク
Dsの記録面に照射される。
このときレーザ光は光ディスクDsの記録層に焦点をあわせて、且つ、光軸と光ディス
クDsの記録層とが垂直になるようにレーザ光を照射する。ハーフミラー3は入射された
レーザ光の半分を透過し半分を反射するミラーであり、光ディスクDsで反射した光を受
光素子Pdに導くものである。受光素子Pdは光を電流に変換するものであり、光の強さ
によってデータを読み取るものである。光ディスクにデータを記録することのできる光ヘ
ッドも基本的に同様の構成である。上述の各部材へのレーザ光の照射順序はこれに限定さ
れるものではなく、可能な範囲で順序が入れ替わっているものであっても良い。
図3に本発明にかかる光ヘッドの平面図を、図4に図3に示す光ヘッドの底面図を、図
5に図3に示す光ヘッドの断面図を示す。図3、図4、図5に示す光ヘッドAは、スライ
ドベース1と、アクチュエータ2とを有している。
スライドベース1は側面にレーザ光源Ldを装着する光源装着部11と、光学素子を配
置しレーザ光が通過するレーザ光通過孔12と、アクチュエータ2を取り付けるアクチュ
エータ取付部13と、スライドベース1の摺動方向に配置された摺動軸Axと摺動可能に
係合する摺動孔14と、スライドベース1を摺動方向に往復動するように駆動する駆動機
構15とを有している。
光源装着部11はレーザ光通過孔12と連通するための光源孔111が形成されており
、レーザ光源Ldより出射されたレーザ光は光源孔111を通過してレーザ光通過孔12
に入射する。ここでレーザ光源LdはレーザホルダLhに圧入固定されており、レーザホ
ルダLhを光源装着部11に、レーザ光源Ldのレーザ光が出射する部分が面するように
取り付けることで、光ヘッドAにレーザ光を取り付けられるものである。レーザホルダL
hはここでは、ボルトBtにて光源装着部11に固定される。また、ボルトBtによる固
定方法以外にも、レーザホルダLhが光源装着部11に確実に固定できる固定方法を広く
採用することができる。
レーザ光通過孔12は光源孔111を通過したレーザ光が遮られること無く通過するた
めに形成されている。レーザ光通過孔12はレーザ光源Ldに近いほうからグレーティン
グGrを配置するためのグレーティング配置部121、ハーフミラー3を配置するための
ハーフミラー配置部4、ミラーMrを配置するためのミラー配置部123が形成されてい
る。
レーザ光通過孔12はハーフミラー配置部4でスライドベース1の上面に沿って屈曲し
、さらに、ミラー配置部123でスライドベース1の上面に向けて屈曲しており、レーザ
光通過孔12の端部にはコリメータレンズLcが取り付けられている。また、レーザ光通
過孔12はハーフミラー配置部4で受光孔122に分岐しており、受光孔122には受光
素子Pdが配置されている(図4参照)。
駆動機構15は光ヘッドAの摺動方向に配置されるラックギア151と、ラックギア1
51と歯合するピニオンギア152とを有している。ピニオンギア152は図示を省略し
たモータ等の原動機と連結されており、ピニオンギア152が回転し、その回転をラック
ギア151に伝達することで光ヘッドAを駆動する。
ハーフミラー3は入射したレーザ光のうち半分を透過し、半分を反射するものである。
すなわち、レーザ光源Ldより出射され、グレーティングGrを通過したレーザ光のうち
半分が反射して、ミラーMrに入射する。また、光ディスクDsで反射され、ミラーMr
にて反射されてきたレーザ光のうち半分がハーフミラー3を透過して、受光素子Pdに入
射する。
ハーフミラー3は直方体形状を有するプリズムであり、底面30と、底面30と直交し
、入射するレーザ光の半分を反射する反射面31と、反射面31と平行に形成され、反射
面31を透過したレーザ光が出射する出射面32とを有している。
グレーティングGrから出射したレーザ光がハーフミラー3に入射する。入射したレー
ザ光のうち半分は反射面31で反射され、進行方向が曲げてミラーMrに入射する。また
、ミラーMrで反射されハーフミラー3に入射したレーザ光のうち半分は反射面31を透
過し出射面32より受光孔122に出射される。
このようにハーフミラー3はレーザ光通過孔12が屈曲し、分岐する部分に取り付けら
れ、3方向にレーザ光を屈曲させるものであるので、スライドベース1のハーフミラー配
置部4はハーフミラー3の両端部を支持し、ハーフミラー3にて反射されるレーザ光及び
ハーフミラー3を透過するレーザ光の通過を妨げない形状になっている。また、ハーフミ
ラー3はスライドベース1のレーザ光通過孔12の底面に対して規定の角をなすように配置される。
ミラーMrはハーフミラー3で反射したレーザ光をコリメータレンズLcに反射するよ
うに傾けて取り付けられている(図5参照)。ミラーMrで反射したレーザ光はコリメー
タレンズLcに入射し平行光になる。スライドベース1の表側にはアクチュエータ2が取
り付けられており、アクチュエータ2は、レーザ光が対物レンズLbに入射するように配
置されている。
アクチュエータ2はアクトベース21と、アクトベース21に取り付けられる支持部材
22と、対物レンズLbを保持するレンズホルダ23と、支持部材22及びレンズホルダ
23に取り付けられ、レンズホルダ23をアクトベース21に接触しないように支持する
ワイヤーばね24とを有している。
アクトベース21にはレンズホルダ23に磁界を作用させるための永久磁石(図示省略
)が取り付けられている。レンズホルダ23は中央に貫通孔230を有しており、貫通孔
230には対物レンズLbが取り付けられている。また、レンズホルダ23には図示を省
略したトラッキングコイル及びフォーカシングコイルとが備えられている。
レンズホルダ23に接続しているワイヤーばね24はレンズホルダ23を弾性支持する
のみでなく、上述のトラッキングコイル及びフォーカシングコイルに電力を供給する電力
供給用の線としても利用される。ワイヤーばね24よりトラッキングコイルに電力が供給
されると、トラッキングコイルは永久磁石が作り出す磁界の中に配置されているので、電
磁気力にて光ディスクDsの半径方向(トラッキング方向)にレンズホルダ23(対物レ
ンズLb)を駆動する。
フォーカシングコイルも同様に永久磁石の磁界とコイルに流れる電流によって電磁気力
が発生し光ディスクDsのディスク面に対して直角方向(フォーカシング方向)にレンズ
ホルダ23(対物レンズLb)を駆動する。これにより、光ディスクDsの所定の位置に
レーザスポットを調整することができる。
図6(A)に本発明にかかる光ヘッドのハーフミラー配置部の拡大底面図を、図6(B
)に図6(A)に示す光ヘッドのハーフミラー配置部の拡大断面図を示す。図6(A)、
(B)に示すようにハーフミラー配置部4は平面部40と、ハーフミラー3のレーザ光が
透過するレーザ光出射面32の両端部320が当接する支持壁部41とを有している。平
面部40の支持壁部41との接続部には凹溝42が形成されている。
凹溝42の支持壁部41と連結する側の内面421は支持壁部41のハーフミラー3と
接触する面と同一平面になるように形成されている。また、内面421が形成されている
のと反対側は、一定の角度(それには限らないが、ここでは45°)の傾斜角を有する傾
斜部422が形成されている。
ハーフミラー3がハーフミラー配置部4に配置される場合、ハーフミラー3の底面は凹
溝42の一部に挿入される。凹溝42の傾斜部422とハーフミラー3のレーザ光が反射
する反射面31及びハーフミラー3の底面30にて形成される稜線310が凹溝42の傾
斜部422の中段に配置される。ハーフミラー3は稜線310が傾斜部422に押されて
ハーフミラー配置部4の支持壁部41に向けて力が作用し、稜線310が傾斜部422に
沿ってスライドする。このとき傾斜部422の角度が適切であれば、ハーフミラー3が稜
線310を中心に、底面30が傾斜部422に接触する方向に倒れる方向に力が付与する
これにより、ハーフミラー3は出射面32がハーフミラー配置部4の支持壁部41に正
確に当接して配置される。換言すると、ハーフミラー3は底部30が凹溝42に入るよう
にハーフミラー配置部4に配置することで、ハーフミラー3の出射面32を支持壁部41
に当接するように配置することができる。
これにより、支持壁部41を正しい傾角になるように形成しておけば、ハーフミラー3
の出射面32を支持壁部41に沿わせることができるので、配置するときに傾角の細かい
調整を行うことなく高い精度でハーフミラー3を配置することができる。この状態でレー
ザ光の反射及び透過に影響しない部分に接着剤を塗布することでハーフミラー3をスライ
ドベース1に正確な傾角で取り付けることが可能である。
ハーフミラー3は底面30が凹溝42の底面部423と接触しない状態でハーフミラー
配置部4に配置され、接着固定されるので、ハーフミラー3の底面30及び凹溝42の底
面部423の表面の粗さがある程度粗くても、ハーフミラー3の反射面31及び出射面3
2の平面部40に対する傾角を精度よく調整することができる。また、ハーフミラー3の
底面30と凹溝42の底面部423との間に間隙があるので、一定の大きさ以下の塵、埃
等の異物が介在しても、ハーフミラー3の反射面31及び出射面32の平面部40に対す
る傾角を精度よく調整することができる。
このことにより、ハーフミラー3の底面30及び(又は)ハーフミラー配置部4の平面
部40の加工精度が多少低くても、光ヘッドAの光ディスクDsからのデータの読出し及
び(又は)データの書込みを正確に行うことができる。
上記実施例において、ハーフミラー配置部4の平面部40に形成された凹溝42の傾斜
部422の傾斜角として45°であるものを示しているが、それに限定されるものではな
い。ハーフミラー3の反射面31が傾斜部422に沿う方向に傾倒しない角度を広く採用
することができる。
上記実施例において光学素子としてハーフミラー3を例に説明してきたが、それに限定
されるものではなく、光ヘッドのスライドベース1の平面部に所定の角度で立設配置され
る光学素子に対して広く採用することができる。
本発明の光ヘッドは、DVD、CD、LD等の光ディスクにレーザ光を照射して情報を
読み出したり、書込み可能な光ディスクに情報を記録したりする光ディスク装置において
適用することができる。
本発明にかかる光ディスク装置の配置図である。 光ヘッドの一例の配置図である。 本発明にかかる光ヘッドの平面図である。 図3に示す光ヘッドの底面図である。 図3に示す光ヘッドをX−X線で切った断面の断面図である。 図(A)に本発明にかかる光ヘッドのハーフミラー配置部の拡大底面図であり、図(B)に図(A)に示す光ヘッドのハーフミラー配置部の拡大断面図である。 従来の光ヘッドの底面図である。 図7に示す光ヘッドのハーフミラー配置部の拡大断面図である。
符号の説明
Ds 光ディスク
Mr ミラー
Ld レーザ光源
Pd 受光部
1 スライドベース
11 光源装着部
12 レーザ光通過孔
121 グレーティング配置部
122 受光孔
123 ミラー配置部
13 アクチュエータ取付部
14 摺動孔
15 駆動機構
151 ラックギア
152 ピニオンギア
2 アクチュエータ
21 アクトベース
22 支持部材
23 レンズホルダ
24 ワイヤーばね
3 ハーフミラー
30 底面
31 反射面
310 稜線
32 出射面
4 ハーフミラー配置部
40 平面部
41 支持壁部
42 凹溝
421 内面
422 傾斜部

Claims (6)

  1. 光ディスクを回転させるスピンドルモータと、前記光ディスクに対してレーザ光を照射する光ヘッドと、信号を処理するための信号処理装置と、前記光ヘッドにて検出され前記信号処理装置にて復号化された信号を外部の映像表示部に接続するための外部接続部と、制御部とを備える光ディスク装置であって、
    前記光ヘッドは、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光を3ビーム化するグレーティングと、前記レーザ光の一部を反射し一部を透過するハーフミラーと、前記レーザ光を反射するミラーと、前記レーザ光を平行光にするコリメータレンズと、前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズと、光を受光し電気信号に変換する受光素子と、前記対物レンズを保持するアクチュエータと、前記レーザ光源、グレーティング、ハーフミラー、ミラー、コリメータレンズ及び受光素子が固定されるスライドベースとを有しており、
    前記スライドベースは側面にレーザホルダに圧入された前記レーザ光源を装着する光源装着部と、前記グレーティング、ハーフミラー、ミラー、コリメータレンズ及び受光素子を配置しレーザ光が通過するレーザ光通過孔とを有しており、
    前記レーザ光通過孔は途中で分岐しており、該分岐部に前記ハーフミラーを配置するためのハーフミラー配置部が形成されており、
    前記ハーフミラーは底面と、前記底面と直交し入射してきたレーザ光を反射する反射面と、前記反射面を透過したレーザ光が出射する出射面とを有しており、
    前記ハーフミラー配置部は前記ハーフミラーを前記レーザ光源から出射されたレーザ光はハーフミラーで反射されてミラーに入射し、前記光ディスクで反射してきたレーザ光が前記ハーフミラーを透過したレーザ光が受光素子に入射するように配置するものであり、前記ハーフミラーの底面が配置される底面部と、前記底面部に鉛直に立設る支持壁部と、前記底面部の前記支持壁部との連結部に形成され、前記ハーフミラーの底面が挿入される凹溝とを有しており、
    前記凹溝は前記支持壁部と反対側が所定の傾角を有する傾斜部を有しており、前記ハーフミラーの底面と入射面にて形成される稜線部が前記傾斜部の中段に配置され、前記ハーフミラーの出射面が前記支持壁部と同一平面となるように前記支持壁部に当接することで該ハーフミラーの位置決め及び傾角の調整ができることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ヘッドで光ディスクにレーザ光を照射することでデータを記録、読出しする光ディスク装置であって、前記光ヘッドには光学素子が取り付けられており、前記光ヘッドの光学素子が取り付けられる部分は、前記光学素子が配置される底部と、前記底部から鉛直に立設し、前記光学素子の一部が接触支持される支持壁部と、前記底部の前記支持壁部との連
    結部に形成され、前記光学素子の一部が挿入される凹溝とを有しており、
    前記凹溝は前記支持壁部との連結部の反対側が所定の傾角の傾斜部を有しており、前記光学素子の底面及び底面と隣り合う面とで構成される稜線部が前記傾斜部の中段に配置され、前記光学素子の一部が前記支持壁部と同一平面となるように前記支持壁部に当接することで該光学素子の位置決め及び傾角の調整ができることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記光学素子はハーフミラーである請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光を3ビーム化するグレーティングと、前記レーザ光の一部を反射し一部を透過するハーフミラーと、前記レーザ光を反射するミラーと、前記レーザ光を平行光にするコリメータレンズと、前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズと、光を受光し電気信号に変換する受光素子と、前記対物レンズを保持するアクチュエータと、前記レーザ光源、グレーティング、ハーフミラー、ミラー、コリメータレンズ及び受光素子が固定されるスライドベースとを有しており、
    前記スライドベースは側面にレーザホルダに圧入された前記レーザ光源を装着する光源装着部と、前記グレーティング、ハーフミラー、ミラー、コリメータレンズ及び受光素子を配置しレーザ光が通過するレーザ光通過孔とを有しており、
    前記レーザ光通過孔は途中で分岐しており、該分岐部に前記ハーフミラーを配置するためのハーフミラー配置部が形成されており、
    前記ハーフミラーは底面と、前記底面と直交し入射してきたレーザ光を反射する反射面と、前記反射面を透過したレーザ光が出射する出射面とを有しており、
    前記ハーフミラー配置部は前記ハーフミラーを前記レーザ光源から出射されたレーザ光はハーフミラーで反射されてミラーに入射し、前記光ディスクで反射してきたレーザ光が前記ハーフミラーを透過したレーザ光が受光素子に入射するように配置するものであり、前記ハーフミラーの底面が配置される底面部と、前記底面部に鉛直に立設る支持壁部と、前記底面部の前記支持壁部との連結部に形成され、前記ハーフミラーの底面が挿入される凹溝とを有しており、
    前記凹溝は前記支持壁部と反対側が所定の傾角を有する傾斜部を有しており、前記ハーフミラーの底面と入射面にて形成される稜線部が前記傾斜部の中段に配置され、前記ハーフミラーの出射面が前記支持壁部と同一平面となるように前記支持壁部に当接することで該ハーフミラーの位置決め及び傾角の調整ができることを特徴とする光ヘッド。
  5. ディスクにレーザ光を照射する光ヘッドであって、前記光ヘッドには光学素子が取り付けられており、前記光ヘッドの光学素子が取り付けられる部分は、前記光学素子が配置される底部と、前記底部から鉛直に立設し、前記光学素子の一部が接触支持される支持壁部と、前記底部の前記支持壁部との連結部に形成され、前記光学素子の一部が挿入される凹溝とを有しており、
    前記凹溝は前記支持壁部との連結部の反対側が所定の傾角の傾斜部を有しており、前記光学素子の底面及び底面と隣り合う面とで構成される稜線部が前記傾斜部の中段に配置され、前記光学素子の一部が前記支持壁部と同一平面となるように前記支持壁部に当接することで該光学素子の位置決め及び傾角の調整ができることを特徴とする光ヘッド。
  6. 前記光学素子はハーフミラーである請求項5に記載の光ヘッド。
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