JP3111412U - 光ヘッド及び光ディスク装置 - Google Patents

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JP3111412U
JP3111412U JP2005000688U JP2005000688U JP3111412U JP 3111412 U JP3111412 U JP 3111412U JP 2005000688 U JP2005000688 U JP 2005000688U JP 2005000688 U JP2005000688 U JP 2005000688U JP 3111412 U JP3111412 U JP 3111412U
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哲也 吉田
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 特殊な治具を用いたり、アクチュエータベースを取り外さなくても、着脱可
能なアクチュエータカバーを有する光ヘッド及びこれを用いた光ディスク装置を提供する

【解決手段】 第1突出部211に形成される位置決めボス241は、第1突出部21
1の突出方向と直行する方向に傾斜し、第1突出部211の中央に1個、第2突出部21
2に形成される位置決めボス242アクトカバー5の取り付け方向に広がるように傾斜し
て2個形成されている。
【選択図】 図3

Description

本考案は、光ディスクにレーザ光を照射することで、該光ディスクからデータを読み出
す及び(又は)光ディスクにデータを書き込む光ヘッドとこれを用いた光ディスク装置に
関するものである。
映像、音声等の情報の記録媒体としてレーザ光を照射することで情報を記録したり及び
(又は)読出したりすることができる光ディスクが利用されている。前記光ディスクとし
て、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等が広く用いられている
。これら光ディスクを記録媒体として該光ディスクにデータを記録する及び(又は)該光
ディスクからデータの読出す光ディスク装置は、光ディスクの記録面に対しレーザ光を照
射することでデータを記録したり、反射してきた光を検出することでデータを読出したり
する光ヘッドを備えている。
図2に光ヘッドの配置図を示す。図2に示す光ヘッドはそれには限定されないがここで
は、光ディスクに記録されているデータを読出す読出し専用の光ヘッドである。図2に示
すようにレーザ光源Ldと、ミラーMrと、コリメータレンズLcと、対物レンズLbと
、ビームスプリッタBsと、受光素子Pdとを有している。レーザ光源Ldより照射され
たレーザ光はミラーMrで反射されてコリメータレンズLcに入射する。コリメータレン
ズLcに入射したレーザ光は平行光として出射され対物レンズLbに入射する。対物レン
ズLbに入射したレーザ光はDVDメディアDsの記録面に照射される。対物レンズLb
はアクチュエータ91に配置されている。
このときレーザ光は光ディスクDsの記録層に焦点をあわせて、且つ、光軸と光ディス
クDsの記録層とが垂直になるようにレーザ光を照射する。ビームスプリッタBsは入射
されたレーザ光の半分を透過し半分を反射するプリズムであり、光ディスクDsで反射し
た光を受光素子Pdに導くものである。受光素子Pdは光を電流に変換するものであり、
光の強さによってデータを読み取るものである。光ディスクにデータを記録することので
きる光ヘッドも基本的に同様の構成である。
図9に従来の光ヘッドに用いられるアクチュエータの平面図を、図10に従来のアクト
ベースの平面図を、図11に図10に示すアクトベースの正面図を示す。図9に示すアク
チュエータ91は、対物レンズLbを保持するレンズホルダ92と、レンズホルダが取り
付けられるアクトベース93とを有している。アクトベース93は一対の突出部931を
有しており、一対の突出部931の間にレンズホルダ92が配置される。
図10、図11に示すように突出部931には永久磁石932が配置されており、レン
ズホルダ92には永久磁石932によって磁界が作用している。さらに、一対の突出部9
31と係合し、レンズホルダ92を覆うように配置されたアクトカバー94が取り付けら
れている。突出部931のレンズホルダ92と反対側にはアクトカバー94の後述する係
合孔945と係合し、アクトカバー94の位置決めを行うための位置決めボス933が形
成されている。位置決めボス933は直方体形状を有している。
レンズホルダ92には、光ディスクに対して垂直方向に移動させるフォーカシング、光
ディスクの半径方向に移動させるトラッキング、光ディスクに対して傾けるチルトを行う
ためのコイル921、922、923が形成されている。コイル921、922、923
には一定の磁界が作用しており、この状態でコイル921、922、923に電流を流す
ことで、レンズホルダ92を駆動して、フォーカシング、トラッキング、チルトを行う。
レンズホルダ92はアクトベース91に設けられた支持部95に、金属性のワイヤーば
ね951を介して支持されている。ワイヤーばね951はレンズホルダ92を支持すると
ともに、コイル921、922、923に電流を流す送電線としても利用されている。ワ
イヤーばね951はレンズホルダ92の両側面に配置されており、レンズホルダ92の側
面にはんだ付けにて取り付けられてレンズホルダ92を弾性支持している。
図9に示すようにアクトカバー94はレンズホルダ92の上面を覆うカバー部941と
、アクトベース93の突出部931と係合する係合部942とを有している。カバー部9
41にはレーザ貫通孔943が形成されており、レンズホルダ92に備えられた対物レン
ズLbより出射したレーザ光が透過し、光ディスクに照射するためのものである。また、
カバー部941は切曲げられて弾性部944を形成している。弾性部944は突出部93
1に配置された永久磁石932と接触する形状で形成されている。係合部942は突出部
931に形成された位置決めボス933が貫通し係合する係合孔945とを有している。
アクチュエータカバー94は上部より押し込むことで取り付けられる。このとき、アク
トカバー94は弾性的に変形することで、係合孔945と位置決めボス933とを係合し
て位置決め、抜けとめを行いつつ取り付けることができる。
(特開2004−63031号公報、特開2003−123297号公報、特開2000
−251298号公報参照)
特開2004−63031号公報 特開2003−123297号公報 特開2000−251298号公報
しかしながら、突出部931に形成された位置決めボス933を係合部942の係合孔
945と係合することで、位置決め、抜けとめを行うので、取り付けるのは取り付けやす
いが、取り外すときはアクトベース93の底面側よりドライバ等の工具を挿入したり、特
殊な治具を用いたりして位置決めボス933と係合孔945の係合をはずさなくてはなら
ない。
このアクトカバー94を用いるものの場合、設計変更やメンテナンスのためにアクトカ
バー94をはずすのに、特殊治具を用いなくてはならない。また、特殊治具がない場合、
アクトベース94の底面側からドライバ等を挿入しなくてはならないので、アクトベース
94を光ヘッドから取り外さなさなくてはならず、非常に手間がかかる。特許文献1〜3
に示した発明も同様の問題を有している。
そこで本考案は、特殊な治具を用いたり、アクチュエータベースを取り外さなくても、
着脱可能なアクチュエータカバーを有する光ヘッド及びこれを用いた光ディスク装置を提
供することを目的とする。
上記目的を達成するために本考案は、回転している円盤状の光ディスクにレーザ光を照
射することで、データの記録、読出を行う光ディスク装置であって、前記光ディスクを回
転させるスピンドルモータと、前記光ディスクに対してレーザ光を照射する光ヘッドと、
信号を処理するための信号処理装置と、前記光ヘッドにて検出され前記信号処理装置にて
復号化された信号を外部の映像表示部に接続するための外部接続部と、制御部とを備えて
おり、前記光ヘッドはベースと、前記レーザ光源より照射されたレーザ光を反射するミラ
ーと、前記ミラーにて反射されたレーザ光を平行光にするコリメータレンズと、前記光デ
ィスクで反射した光を分光するビームスプリッタと、光を受光する受光素子と、前記レー
ザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズを保持するアクチュエータとを有して
おり、前記アクチュエータは、アクトベースと前記対物レンズを保持するレンズホルダと
、前記レンズホルダを支持するための支持部と、前記支持部に固定されるとともに前記レ
ンズホルダを弾性支持する直線状に形成されたワイヤーばねと、前記レンズホルダを挟ん
で配置される一対の突出部と、前記突出部に取り付けられ前記レンズホルダ内部に磁界を
発生させるための永久磁石と、前記突出部と係合し、前記レンズホルダを覆うアクトカバ
ーとを有しており、前記レンズホルダは、該レンズホルダを前記光ディスクのディスク面
に対して垂直方向に動かすためのフォーカシングコイルと、平行する方向に移動するため
のトラッキングコイルと、傾き方向に移動するためのチルトコイルとを有しており、前記
突出部は前記アクトカバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決めボスを有し
ており、前記アクトカバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダの上部に配置
され、レーザ光が通過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成され前記突出部
の位置決めボスと係合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付けられた永久磁
石に接触する弾性部とを有しており、前記位置決めボスは傾斜しており、前記支持部側の
突出部に形成された位置決めボスはディスク面と平行な方向に広がるように1個形成され
ており、他方の突出部に形成された位置決めボスはディスク面に対して垂直な方向に遠ざ
かるに従って広がるように2個形成されていることを特徴とする。
この構成によると、前記レンズホルダを覆う前記アクトカバーをアクトベースの着脱を
行うことなく、該アクトカバーの弾性変形を利用して着脱することができる。また、特殊
な工具及び治具を用いることなく、前記アクトカバーの着脱を行うことができる。
前記支持部側の突出部に形成された位置決めボスをディスク面と平行な方向に広がるよ
うに形成しており、アクセスしにくいボスを上述のように形成しているので、前記アクト
カバーの着脱に手間がかからない。
上記目的を達成するために本考案は、回転している円盤状の光ディスクに光ヘッドにて
レーザ光を照射することで、データの記録、読出を行う光ディスク装置であって、前記光
ヘッドは前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズを保持するアクチュ
エータとを有しており、前記アクチュエータは、アクトベースと前記対物レンズを保持す
るレンズホルダと、前記レンズホルダを挟んで配置される突出部と、前記突出部に取り付
けられ前記レンズホルダ内部に磁界を発生させるための永久磁石と、前記突出部と係合し
、前記レンズホルダを覆うアクトカバーとを有しており、前記突出部は前記アクトカバー
と係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決めボスを有しており、前記アクトカバー
は突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダの上部に配置され、レーザ光が通過する
貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成され前記突出部の位置決めボスと係合する
係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付けられた永久磁石に接触する弾性部とを有
しており、前記位置決めボスは傾斜しており、前記一方の突出部に形成された位置決めボ
スはディスク面に対して垂直な方向に遠ざかるに従って広がるように1又は複数個形成さ
れており、他方の突出部に形成された位置決めボスはディスク面と平行な方向に広がるよ
うに形成されていることを特徴とする。
この構成によると、前記レンズホルダを覆う前記アクトカバーをアクトベースの着脱を
行うことなく、該アクトカバーの弾性変形を利用して着脱することができる。また、特殊
な工具及び治具を用いることなく、前記アクトカバーの着脱を行うことができる。
上記目的を達成するために本考案は、回転している円盤状の光ディスクに光ヘッドにて
レーザ光を照射することで、データの記録、読出を行う光ディスク装置であって、前記光
ヘッドは前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズを保持するアクチュ
エータとを有しており、前記アクチュエータは、アクトベースと前記対物レンズを保持す
るレンズホルダと、前記レンズホルダを挟んで配置される一対の突出部と、前記突出部に
取り付けられ前記レンズホルダ内部に磁界を発生させるための永久磁石と、前記突出部と
係合し、前記レンズホルダを覆うアクトカバーとを有しており、前記突出部は前記アクト
カバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決めボスを有しており、前記アクト
カバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダの上部に配置され、レーザ光が通
過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成され前記突出部の位置決めボスと係
合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付けられた永久磁石に接触する弾性部
とを有しており、前記位置決めボスは傾斜しており、前記支持部側の突出部に形成された
位置決めボスはディスク面と平行な方向に広がるように形成されており、他方の突出部に
形成された位置決めボスはディスク面に対して垂直な方向に遠ざかるに従って広がるよう
に1個又は複数個形成されていることを特徴とする。
この構成によると、前記レンズホルダを覆う前記アクトカバーをアクトベースの着脱を
行うことなく、該アクトカバーの弾性変形を利用して着脱することができる。また、特殊
な工具及び治具を用いることなく、前記アクトカバーの着脱を行うことができる。
前記支持部側の突出部に形成された位置決めボスをディスク面と平行な方向に広がるよ
うに形成しており、アクセスしにくいボスを上述のように形成しているので、前記アクト
カバーの着脱に手間がかからない。
上記目的を達成するために本考案は、回転している円盤状の光ディスクにレーザ光を照
射する光ヘッドであって、前記光ヘッドはベースと、前記レーザ光源より照射されたレー
ザ光を反射するミラーと、前記ミラーにて反射されたレーザ光を平行光にするコリメータ
レンズと、前記光ディスクで反射した光を分光するビームスプリッタと、光を受光する受
光素子と、前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズを保持するアクチ
ュエータとを有しており、前記アクチュエータは、アクトベースと前記対物レンズを保持
するレンズホルダと、前記レンズホルダを支持するための支持部と、前記支持部に固定さ
れるとともに前記レンズホルダを弾性支持する直線状に形成されたワイヤーばねと、前記
レンズホルダを挟んで配置される一対の突出部と、前記突出部に取り付けられ前記レンズ
ホルダ内部に磁界を発生させるための永久磁石と、前記突出部と係合し、前記レンズホル
ダを覆うアクトカバーとを有しており、前記レンズホルダは、該レンズホルダを前記光デ
ィスクのディスク面に対して垂直方向に動かすためのフォーカシングコイルと、平行する
方向に移動するためのトラッキングコイルと、傾き方向に移動するためのチルトコイルと
を有しており、前記突出部は前記アクトカバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う
位置決めボスを有しており、前記アクトカバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザ
ホルダの上部に配置され、レーザ光が通過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に
形成され前記突出部の位置決めボスと係合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取
り付けられた永久磁石に接触する弾性部とを有しており、前記位置決めボスは傾斜してお
り、前記支持部側の突出部に形成された位置決めボスはディスク面と平行な方向に広がる
ように1個形成されており、他方の突出部に形成された位置決めボスはディスク面に対し
て垂直な方向に遠ざかるに従って広がるように2個形成されていることを特徴とする。
この構成によると、前記レンズホルダを覆う前記アクトカバーをアクトベースの着脱を
行うことなく、該アクトカバーの弾性変形を利用して着脱することができる。また、特殊
な工具及び治具を用いることなく、前記アクトカバーの着脱を行うことができる。
前記支持部側の突出部に形成された位置決めボスをディスク面と平行な方向に広がるよ
うに形成しており、アクセスしにくいボスを上述のように形成しているので、前記アクト
カバーの着脱に手間がかからない。
上記目的を達成するために本考案は、回転している円盤状の光ディスクにレーザ光を照
射する光ヘッドであって、前記光ヘッドは前記レーザ光を前記光ディスクに照射するため
の対物レンズを保持するアクチュエータとを有しており、前記アクチュエータは、アクト
ベースと前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダを挟んで配置され
る一対の突出部と、前記突出部に取り付けられ前記レンズホルダ内部に磁界を発生させる
ための永久磁石と、前記突出部と係合し、前記レンズホルダを覆うアクトカバーとを有し
ており、前記突出部は前記アクトカバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決
めボスを有しており、前記アクトカバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダ
の上部に配置され、レーザ光が通過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成さ
れ前記突出部の位置決めボスと係合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付け
られた永久磁石に接触する弾性部とを有しており、前記位置決めボスは傾斜しており、前
記一方の突出部に形成された位置決めボスはディスク面に対して垂直な方向に遠ざかるに
従って広がるように1又は複数個形成されており、他方の突出部に形成された位置決めボ
スはディスク面と平行な方向に広がるように形成されていることを特徴とする。
この構成によると、前記レンズホルダを覆う前記アクトカバーをアクトベースの着脱を
行うことなく、該アクトカバーの弾性変形を利用して着脱することができる。また、特殊
な工具及び治具を用いることなく、前記アクトカバーの着脱を行うことができる。
上記目的を達成するために本考案は、回転している円盤状の光ディスクにレーザ光を照
射する光ヘッドであって、前記光ヘッドは前記レーザ光を前記光ディスクに照射するため
の対物レンズを保持するアクチュエータとを有しており、前記アクチュエータは、アクト
ベースと前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダを挟んで配置され
る一対の突出部と、前記突出部に取り付けられ前記レンズホルダ内部に磁界を発生させる
ための永久磁石と、前記突出部と係合し、前記レンズホルダを覆うアクトカバーとを有し
ており、前記突出部は前記アクトカバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決
めボスを有しており、前記アクトカバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダ
の上部に配置され、レーザ光が通過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成さ
れ前記突出部の位置決めボスと係合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付け
られた永久磁石に接触する弾性部とを有しており、前記位置決めボスは傾斜しており、前
記支持部側の突出部に形成された位置決めボスはディスク面と平行な方向に広がるように
形成されており、他方の突出部に形成された位置決めボスはディスク面に対して垂直な方
向に遠ざかるに従って広がるように1個又は複数個形成されていることを特徴とする光ヘ
ッド。
この構成によると、前記レンズホルダを覆う前記アクトカバーをアクトベースの着脱を
行うことなく、該アクトカバーの弾性変形を利用して着脱することができる。また、特殊
な工具及び治具を用いることなく、前記アクトカバーの着脱を行うことができる。
前記支持部側の突出部に形成された位置決めボスをディスク面と平行な方向に広がるよ
うに形成しており、アクセスしにくいボスを上述のように形成しているので、前記アクト
カバーの着脱に手間がかからない。
本考案によると、前記レンズホルダを覆う前記アクトカバーをアクトベースの着脱を行
うことなく、該アクトカバーの弾性変形を利用して着脱することができる。また、特殊な
工具及び治具を用いることなく、前記アクトカバーの着脱を行うことができる。このこと
により、光ヘッドの設計、製造及び調整等でアクトカバーを取り外すときにかかる手間を
大幅に低減することが可能である。
これにより、特殊な治具を用いたり、アクチュエータベースを取り外さなくても、着脱
可能なアクチュエータカバーを有する光ヘッド及びこれを用いた光ディスク装置を提供す
ることができる。
またアクトカバーを取り外すのにかかる時間を短縮し、手間を省略することができるの
で、製造に必要な装置の小型化をすることができる。また、時間、手間を削減することが
できるので、製造効率が高くそれだけ、製造、調整にかかるコストを低減することが可能
である。
以下に本考案の実施形態を図面を参照して説明する。図1に本考案にかかる光ディスク
装置の配置図を示す。図1に示す光ディスク装置は、それには限定されないがここではD
VDプレーヤである。図1に示すDVDプレーヤPLは、DVDメディアDsを回転させ
るスピンドルモータSpと、DVDメディアDsにレーザ光を照射し情報を読出す光ヘッ
ドAと、光ヘッドAで検出された信号を復号化するデコーダDcと、外部の表示装置であ
るモニタMnに接続するための外部接続部Ocと、制御部Contとを備えている。光ヘ
ッドAはレーザ光の光軸を調整するアクチュエータ1を有している。
DVDプレーヤPLは制御部Contによって制御されており、使用者よりDVDを再
生する命令がなされると、まず、スピンドルモータSpを駆動しDVDメディアDsを回
転させる。光ヘッドAより回動しているDVDメディアDsにレーザ光を照射し、その反
射光を光ヘッドAで検出する。光ヘッドAに備えられた後述の受光素子Pdは検出した光
を電気信号に変換するものであり、電気信号はデコーダDcに送られ映像用の信号に復調
され、外部接続部Ocを介してモニタMnに送られ、モニタMnに映像を表示する。
図2に光ヘッドの一例の配置図を示す。図2に示す光ヘッドAは、従来と実質上同一の
構造を有している。すなわち、レーザ光源Ldと、ミラーMrと、コリメータレンズLc
と、対物レンズLbと、ビームスプリッタBsと、受光素子Pdとを有している。レーザ
光源Ldより照射されたレーザ光はミラーMrで反射され、コリメータレンズLcに入射
し、平行光に変化してコリメータレンズLcより出射する。コリメータレンズLcより出
射したレーザ光は対物レンズLbに入射し対物レンズLbよりDVDメディアDsに照射
される。対物レンズLbは光ヘッドAに備えられるアクチュエータ1に保持されている。
このときレーザ光はDVDメディアDsの記録層に焦点をあわせて、且つ、光軸とDV
DメディアDsの記録層とが垂直になるようにレーザ光を照射する。ビームスプリッタB
sは入射されたレーザ光の半分を透過し半分を反射するプリズムであり、DVDメディア
Dsで反射した光を受光素子Pdに導くものである。受光素子Pdは光を電流に変換する
ものであり、光の強さによってデータを読み取るものである。上述の各部材へのレーザ光
の照射順序はこれに限定されるものではなく、可能な範囲で順序が入れ替わっているもの
であっても良い。
図3に本考案にかかる光ヘッドに用いられるアクチュエータの平面図を示す。・。図3
に示すアクチュエータ1はアクトベース2と、アクトベース2に配置され対物レンズLb
を保持するレンズホルダ3と、レンズホルダ3を支持する支持部4と、前記レンズホルダ
3を覆うアクトカバー5と、支持部4とレンズホルダ3とに連結しレンズホルダ3を弾性
支持するワイヤーばね6とを有している。
図4に本発明にかかる光ヘッドに用いられるアクトベースの平面図を、図5に図4に示
すアクトベースの正面図を示す。図4に示すようにアクトベース2はアクトベース2より
対向して突出する一対の突出部21(211、212)と、突出部21に対向して取り付
けられる一対の永久磁石22と、レーザ光が通過する貫通孔23とを備えている。突出部
21(211、212)の間にレンズホルダ3を貫通するヨーク7が形成されており、対
向する突出部21(211、212)、すなわち、対向する永久磁石22の間にレンズホ
ルダ3を配置する配置部が形成されている。アクトベース2の突出部21(211、21
2)は永久磁石22が取り付けられるのと反対側に後述するアクトカバー5の係合孔51
3と係合する位置決めボス24(241、242)が形成されている。
レンズホルダ3には一対の永久磁石22によって磁界が作用している。レンズホルダ3
はレンズホルダ3を光ディスクDsのディスク面に垂直な方向に駆動するフォーカシング
コイル31と、レンズホルダ3を光ディスクDsの半径方向に駆動するトラッキングコイ
ル32と、光ディスクDsに対して傾くように駆動するチルトコイル33と、対物レンズ
Lbを配置するためレンズ配置孔30と、ヨーク7が貫通するヨーク孔34とを有してい
る。
ワイヤーばね6はレンズホルダ3を弾性支持するとともにフォーカシングコイル31、
トラッキングコイル32及びチルトコイル33に電力を供給する電力遷都しても用いられ
る。フォーカシングコイル31、トラッキングコイル32及びチルトコイル33には永久
磁石22による磁界が作用しており、各コイルに電流を流すことで電磁力により対物レン
ズLbを動かし、光ディスクDsのディスク面に形成されるレーザスポットの位置を調整
することができる。
図3に示すように、レンズホルダ3を覆うようにアクトカバー5を取り付けることで、
レンズホルダ3のフォーカシングコイル31に過電流が流れて、光ディスクDsの配置方
向に強い力がかかっても、レンズホルダ3はアクトカバー5に接触して停止し、光ディス
クDsが傷つくのを防ぐことが可能である。
図4、図5に示すように、突出部21はアクトベース2から突出しており、ここでは便
宜上図4中で左に示されている突出部を第1突出部211、右に示されている突出部を第
2突出部212と示す。第1突出部211に形成される位置決めボス241は、図4に示
すように、第1突出部211の突出方向と直行する方向に傾斜して形成されるものであり
、第1突出部211の中央に1個形成されている。
また、第2突出部212に形成される位置決めボス242は図5に示すようにアクトカ
バー5の取り付け方向に(図中下方に向かって)広がるように傾斜して2個形成されてい
る。第2突出部212に位置決めボス242が2個形成されていることで、位置決め精度
を高めることが可能である。
図6に本発明にかかる光ヘッドに用いられるアクトカバーの平面図を、図7に図6に示
すアクトカバーの正面図を示す。図6、図7に示すアクトカバー5は金属板を切曲げて形
成されるものであり、アクトベース2の突出部21(211、212)と係合する係合部
51と、レンズホルダ3を覆うカバー部52と、カバー部52を切曲げて形成される弾性
部53と、レーザ光が通過するレーザ孔54とを有している。
アクトカバー5の係合部51はアクトベース2の第1突出部211と係合する第1係合
部511と、第2突出部212と係合する第2係合部512とを有している。第1係合部
512には第1突出部211に形成される位置決めボス241と係合するための1個の係
合孔513が形成されている。第2係合部512には第2突出部に形成されている位置決
めボス242と係合するための2個の係合孔513が形成されている。また、係合部51
は両側部が折り曲げられて、突出部21(211、212)の側部を覆うことができる側
部ガイド55を有している。側部ガイド55はレンズホルダ3が大きく動きすぎたときに
、ワイヤーばね6が突出部211に接触するのを防いでいる。
図8(A)〜図8(C)にアクトベースにアクトカバーを着脱する手順の概略図を示す
。まずアクトベース2にアクトカバー5を取り付ける手順を説明する。アクトベース2に
アクトカバー5を取り付ける場合、第1突出部211に形成され
る位置決めボス241とアクトカバー5の第1係合部511の係合孔513を係合する。
このとき、アクトカバー5は弾性的に変形し第1突出部211と第1係合部511が係合
し、カバー部52と第2係合部512が斜めに配置されている。
第2突出部212の位置決めボス242は下方に向かって傾斜する形状を有しているの
で、上より押さえつけることで第2係合部512が位置決めボス242によって押され拡
がり、係合孔513と係合するまで押すことで、位置決めボス242が係合孔513を貫
通する。この状態でアクトカバー5はアクトベース2に装着されている。このとき、カバ
ー部52に形成された弾性部53がアクトカバー3を持ち上げる方向に付勢するので、位
置決めボス241と係合孔513及び位置決めボス242と係合孔513とが強固に係合
するので、アクトカバー3がアクトベース2より外れるのを防ぐ。
図7(B)に示す状態で、アクトカバー5のカバー部52を押す。カバー部52を押す
ことで、弾性部53が変形するとともに弾性部53を支点としてカバー部52がたわむ。
カバー部52がたわむことで、第1係合部511及び第2係合部512が外側に膨らむ(
図7(C)参照)。第1係合部511の係合孔513と第1突出部211の位置決めボス
241との係合が浅くなる。この状態で、アクトカバー5を第1突出部211に形成され
た位置決めボス241が広がる方向(図3中反時計回り)に回動させることで、第1係合
部511に形成された係合孔513と第1突出部211に形成された位置決めボス241
とが外れる。その後、第2係合部512の係合孔513と第2突出部212の位置決めボ
ス242とを外すことで、アクトベース2よりアクトカバー5を取り外すことができる。
上記実施例では第2突出部212に形成される位置決めボス242が2個形成されてい
るものを例示しているが、それに限定されるものではなく、1個のもの、さらに多数備え
ているものを例示することができる。位置決めボス241(アクトカバー5を装着する方
向に直角に広がるボス)を第1突出部211及び位置決めボス242(アクトカバー5を
装着する方向に広がるボス)を第2突出部212に形成したものを例示しているが、それ
に限定されるものではなく、逆になってもよいが、図3を見ればわかるように第1突出部
211は隣に支持部4が配置されるので、第1突出部211に位置決めボス241を形成
するほうが、アクトカバー5を着脱しやすい。
本考案の光ヘッドは、DVD、CD、LD等の光ディスクにレーザ光を照射して情報を
読み出したり、書込み可能な光ディスクに情報を記録したりする光ディスク装置において
適用することができる。
本考案にかかる光ディスク装置の配置図である。 光ヘッドの一例の配置図である。 本考案にかかる光ヘッドに用いられるアクチュエータの平面図である。 本発明にかかる光ヘッドに用いられるアクトベースの平面図である。 図4に示すアクトベースの正面図である。 本発明にかかる光ヘッドに用いられるアクトカバーの平面図である。 図6に示すアクトカバーの正面図である。 図(A)〜図(C)はアクトベースにアクトカバーを着脱する手順の概略図である。 従来の光ヘッドに用いられるアクチュエータの平面図である。 従来のアクトベースの平面図である。 図10に示すアクトベースの正面図である。
符号の説明
1 アクチュエータ
2 アクトベース
21 突出部
211 第1突出部
212 第2突出部
22 永久磁石
23 貫通孔
24 位置決めボス
241 位置決めボス
242 位置決めボス
3 レンズホルダ
31 フォーカシングコイル
32 トラッキングコイル
33 チルトコイル
34 ヨーク孔
4 支持部
5 アクトカバー
51 係合部
511 第1係合部
512 第2係合部
513 係合孔
52 カバー部
53 弾性部
54 レーザ孔
6 ワイヤーばね
7 ヨーク

Claims (6)

  1. 回転している円盤状の光ディスクにレーザ光を照射することで、データの記録、読出を
    行う光ディスク装置であって、
    前記光ディスクを回転させるスピンドルモータと、前記光ディスクに対してレーザ光を
    照射する光ヘッドと、信号を処理するための信号処理装置と、前記光ヘッドにて検出され
    前記信号処理装置にて復号化された信号を外部の映像表示部に接続するための外部接続部
    と、制御部とを備えており、
    前記光ヘッドはベースと、前記レーザ光源より照射されたレーザ光を反射するミラーと
    、前記ミラーにて反射されたレーザ光を平行光にするコリメータレンズと、前記光ディス
    クで反射した光を分光するビームスプリッタと、光を受光する受光素子と、前記レーザ光
    を前記光ディスクに照射するための対物レンズを保持するアクチュエータとを有しており

    前記アクチュエータは、アクトベースと前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前
    記レンズホルダを支持するための支持部と、前記支持部に固定されるとともに前記レンズ
    ホルダを弾性支持する直線状に形成されたワイヤーばねと、前記レンズホルダを挟んで配
    置される一対の突出部と、前記突出部に取り付けられ前記レンズホルダ内部に磁界を発生
    させるための永久磁石と、前記突出部と係合し、前記レンズホルダを覆うアクトカバーと
    を有しており、
    前記レンズホルダは、該レンズホルダを前記光ディスクのディスク面に対して垂直方向
    に動かすためのフォーカシングコイルと、平行する方向に移動するためのトラッキングコ
    イルと、傾き方向に移動するためのチルトコイルとを有しており、
    前記突出部は前記アクトカバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決めボス
    を有しており、
    前記アクトカバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダの上部に配置され、
    レーザ光が通過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成され前記突出部の位置
    決めボスと係合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付けられた永久磁石に接
    触する弾性部とを有しており、
    前記位置決めボスは傾斜しており、前記支持部側の突出部に形成された位置決めボスは
    ディスク面と平行な方向に広がるように1個形成されており、他方の突出部に形成された
    位置決めボスはディスク面に対して垂直な方向に遠ざかるに従って広がるように2個形成
    されていることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 回転している円盤状の光ディスクに光ヘッドにてレーザ光を照射することで、データの
    記録、読出を行う光ディスク装置であって、
    前記光ヘッドは前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズを保持する
    アクチュエータとを有しており、
    前記アクチュエータは、アクトベースと前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前
    記レンズホルダを挟んで配置される突出部と、前記突出部に取り付けられ前記レンズホル
    ダ内部に磁界を発生させるための永久磁石と、前記突出部と係合し、前記レンズホルダを
    覆うアクトカバーとを有しており、
    前記突出部は前記アクトカバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決めボス
    を有しおり、
    前記アクトカバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダの上部に配置され、
    レーザ光が通過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成され前記突出部の位置
    決めボスと係合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付けられた永久磁石に接
    触する弾性部とを有しており、
    前記位置決めボスは傾斜しており、前記一方の突出部に形成された位置決めボスはディ
    スク面に対して垂直な方向に遠ざかるに従って広がるように1又は複数個形成されており
    、他方の突出部に形成された位置決めボスはディスク面と平行な方向に広がるように形成
    されていることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 回転している円盤状の光ディスクに光ヘッドにてレーザ光を照射することで、データの
    記録、読出を行う光ディスク装置であって、
    前記光ヘッドは前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズを保持する
    アクチュエータとを有しており、
    前記アクチュエータは、アクトベースと前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前
    記レンズホルダを挟んで配置される一対の突出部と、前記突出部に取り付けられ前記レン
    ズホルダ内部に磁界を発生させるための永久磁石と、前記突出部と係合し、前記レンズホ
    ルダを覆うアクトカバーとを有しており、
    前記突出部は前記アクトカバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決めボス
    を有しており、
    前記アクトカバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダの上部に配置され、
    レーザ光が通過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成され前記突出部の位置
    決めボスと係合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付けられた永久磁石に接
    触する弾性部とを有しており、
    前記位置決めボスは傾斜しており、前記支持部側の突出部に形成された位置決めボスは
    ディスク面と平行な方向に広がるように形成されており、他方の突出部に形成された位置
    決めボスはディスク面に対して垂直な方向に遠ざかるに従って広がるように1個又は複数
    個形成されていることを特徴とする光ディスク装置。
  4. 回転している円盤状の光ディスクにレーザ光を照射する光ヘッドにおいて、
    前記光ヘッドはベースと、前記レーザ光源より照射されたレーザ光を反射するミラーと
    、前記ミラーにて反射されたレーザ光を平行光にするコリメータレンズと、前記光ディス
    クで反射した光を分光するビームスプリッタと、光を受光する受光素子と、前記レーザ光
    を前記光ディスクに照射するための対物レンズを保持するアクチュエータとを有しており

    前記アクチュエータは、アクトベースと前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前
    記レンズホルダを支持するための支持部と、前記支持部に固定されるとともに前記レンズ
    ホルダを弾性支持する直線状に形成されたワイヤーばねと、前記レンズホルダを挟んで配
    置される一対の突出部と、前記突出部に取り付けられ前記レンズホルダ内部に磁界を発生
    させるための永久磁石と、前記突出部と係合し、前記レンズホルダを覆うアクトカバーと
    を有しており、
    前記レンズホルダは、該レンズホルダを前記光ディスクのディスク面に対して垂直方向
    に動かすためのフォーカシングコイルと、平行する方向に移動するためのトラッキングコ
    イルと、傾き方向に移動するためのチルトコイルとを有しており、
    前記突出部は前記アクトカバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決めボス
    を有しており、
    前記アクトカバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダの上部に配置され、
    レーザ光が通過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成され前記突出部の位置
    決めボスと係合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付けられた永久磁石に接
    触する弾性部とを有しており、
    前記位置決めボスは傾斜しており、前記支持部側の突出部に形成された位置決めボスは
    ディスク面と平行な方向に広がるように1個形成されており、他方の突出部に形成された
    位置決めボスはディスク面に対して垂直な方向に遠ざかるに従って広がるように2個形成
    されていることを特徴とする光ヘッド。
  5. 回転している円盤状の光ディスクにレーザ光を照射する光ヘッドであって、
    前記光ヘッドは前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズを保持する
    アクチュエータとを有しており、
    前記アクチュエータは、アクトベースと前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前
    記レンズホルダを挟んで配置される一対の突出部と、前記突出部に取り付けられ前記レン
    ズホルダ内部に磁界を発生させるための永久磁石と、前記突出部と係合し、前記レンズホ
    ルダを覆うアクトカバーとを有しており、
    前記突出部は前記アクトカバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決めボス
    を有しており、
    前記アクトカバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダの上部に配置され、
    レーザ光が通過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成され前記突出部の位置
    決めボスと係合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付けられた永久磁石に接
    触する弾性部とを有しており、
    前記位置決めボスは傾斜しており、前記一方の突出部に形成された位置決めボスはディ
    スク面に対して垂直な方向に遠ざかるに従って広がるように1又は複数個形成されており
    、他方の突出部に形成された位置決めボスはディスク面と平行な方向に広がるように形成
    されていることを特徴とする光ヘッド。
  6. 回転している円盤状の光ディスクにレーザ光を照射する光ヘッドであって、
    前記光ヘッドは前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズを保持する
    アクチュエータとを有しており、
    前記アクチュエータは、アクトベースと前記対物レンズを保持するレンズホルダと、前
    記レンズホルダを挟んで配置される一対の突出部と、前記突出部に取り付けられ前記レン
    ズホルダ内部に磁界を発生させるための永久磁石と、前記突出部と係合し、前記レンズホ
    ルダを覆うアクトカバーとを有しており、
    前記突出部は前記アクトカバーと係合し該アクトカバーの位置決めを行う位置決めボス
    を有しており、
    前記アクトカバーは突出部と係合する係合部と、前記レーザホルダの上部に配置され、
    レーザ光が通過する貫通孔を有するカバー部と、前記係合部に形成され前記突出部の位置
    決めボスと係合する係合孔と、前記突出部及び前記突出部に取り付けられた永久磁石に接
    触する弾性部とを有しており、
    前記位置決めボスは傾斜しており、前記支持部側の突出部に形成された位置決めボスは
    ディスク面と平行な方向に広がるように形成されており、他方の突出部に形成された位置
    決めボスはディスク面に対して垂直な方向に遠ざかるに従って広がるように1個又は複数
    個形成されていることを特徴とする光ヘッド。
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