JP4607068B2 - 光ピックアップ - Google Patents

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本発明は、光ディスクに対して記録/再生を行うための光ディスク装置に関し、特に、光ディスク装置の光ピックアップに関する。より詳細には、異なる光学特性を有する複数種類の光ディスクの記録/再生を可能とするように複数の対物レンズを搭載した光ピックアップに関する。
異なる光学特性を有する複数種類の光ディスクについて、これらの記録/再生を可能にするための光ディスク装置用の光ピックアップとしては、様々な構成が考え出されている。特に、高密度記録媒体であるブルーレイディスクの出現により、今後は、従来の赤色系の光ディスク(CDやDVD)に加え、青色系の光ディスク(HD−DVDやブルーレイディスク)についても記録/再生可能な光ディスク装置が求められている。
ひとつの光ピックアップを用いて異なる光学特性を有する複数種類の光ディスクの記録/再生を可能にするには、光ピックアップに対して対物レンズをどのように搭載するかが大きな問題となる。その問題を解決する手段として、大きく2つの方法が考えられている。第1の方法は、異なる光学特性を有する複数種類の光ディスクに互換した1つの対物レンズを搭載することである。第2の方法は、複数種類の光ディスクに対応した対物レンズを複数搭載することである。
次に、図6を参照しながら、主要な光ディスクに対応する対物レンズの厚みについて説明する。図6の(A)において符号101で示されるものは、DVDとCDの互換対物レンズである。この互換対物レンズ101の厚みTaは、約1.3mmとなっている。また、符号102で示されるものは、ブルーレイディスクに対応したブルーレイ対物レンズである。このブルーレイ対物レンズ102の厚みTbは、約2.5mmである。また、符号103で示されるものは、DVD/CDとブルーレイディスクとに利用可能なBD/DVD/CD互換対物レンズである。このBD/DVD/CD互換対物レンズ103の厚みTcは、約4.5mmである。対物レンズのみでこの4.5mmの厚みを有した場合では、立ち上げミラーを対物レンズの直下に配置することを考慮すると、薄型の一つの目安とされているノートパソコンのスリムドライブの厚み(7.3mm)よりも光ピックアップの厚みが厚くなるという問題があった。
そのため、薄型化という観点から、ブルーレイディスクとDVD/CDとのいずれについても記録/再生可能な光ピックアップの構成としては、上記第2の方法(対物レンズを複数搭載する方法)が有力とされている。
ところで、光ピックアップは、図7に示すように、光ディスク装置A0の内部に設けられたトラバースユニット50に搭載される。光ディスク装置A0には、挿入口51から差し入れるようにして光ディスクDが装填され、この光ディスクDがスピンドル軸(図示略)に支持される。トラバースユニット50は、光ディスクDの記録面(図7においては下面)側で半径方向に沿う一対のレール52に支持され、駆動手段53は、レール52に沿って光ディスクDの半径方向にトラバースユニット50を往復移動させるように設けられている。ここで、トラバースユニット50から光ディスクに向かう方向、すなわち光ピックアップから光ディスクDにレーザ光を照射する方向をフォーカス方向F、トラバースユニット50の移動方向、すなわち光ディスクDの半径方向をラジアル方向R、フォーカス方向Fとラジアル方向に直交する方向、すなわち光ディスクDの接線方向をタンジェンシャル方向Tとする。
図8は、特許文献1に開示された光ピックアップ用のアクチュエータを示す斜視図である。このアクチュエータ100は、2つの対物レンズが光ディスクDの半径方向となる様に、図7におけるトラバースユニット50に搭載される。よって、2つの対物レンズの並び方向がラジアル方向R、対物レンズの光軸方向がフォーカス方向F、ラジアル方向Rとフォーカス方向Fに直交する方向がタンジェンシャル方向Tとなる。アクチュエータ100は、異なる光学特性の光ディスクに対応した対物レンズ112,113を一つの可動体111に搭載し、可動体111がフォーカス方向Fおよびラジアル方向Rに独立して駆動可能となるように構成された2軸駆動装置である。このようなアクチュエータ100は、光学特性が異なる複数の光ディスクを記録/再生するための光ピックアップに適用することができる。
特許文献1に記載のアクチュエータ100は、可動体111がホルダ114を介してベース130に支持された構造からなる。可動体111には、2つの対物レンズ112,113がラジアル方向Rに並ぶように搭載されている。このようなアクチュエータ100には、ホルダ114に対して可動体111を繋ぎ、この可動体111をフォーカス方向Fおよびラジアル方向Rに揺動可能に支持する支持部材115、可動体111をフォーカス方向Fに揺動させるための第1の磁気回路150、および可動体111をラジアル方向Rに揺動させるための第2の磁気回路160が含まれている。
対物レンズ112,113の並び方としては、高密度光ディスクのデータ記録/再生領域が低密度光ディスクのデータ記録/再生領域よりも内径側に位置することを配慮し、符号112で示される対物レンズが高密度光ディスク用として光ディスクの内径側に位置するように設置されている。
第1および第2の磁気回路150,160のそれぞれは、タンジェンシャル方向Tに沿って対物レンズ112,113を挟むように2組配置されている。第1の磁気回路150の各組は、フォーカス磁石151およびフォーカスコイル152で構成されており、第2の磁気回路160の各組は、トラック磁石161およびトラックコイル162で構成されている。フォーカス磁石151およびトラック磁石161は、永久磁石からなり、フォーカス磁石151がトラック磁石161よりも可動体111の外側に設けられている。フォーカスコイル152は、可動体111とフォーカス磁石151との間に設けられており、トラックコイル162は、可動体111とトラック磁石161との間に設けられている。
このようなアクチュエータ100を利用した光ピックアップとしては、図9に示されるような構成に必然的になる。すなわち、アクチュエータ100の下方には、レーザ光Lを出射する光源140、コリメータレンズ141、レーザ光Lを対物レンズ112,113に導くための立ち上げミラー135、および図外の光ディスクで反射して戻ってきたレーザ光Lにつき、その光量などを検出するための光検出器143が設置されている。光源140と立ち上げミラー135との間には、光源140からのレーザ光Lを透過して立ち上げミラー135に導くとともに、光ディスクから反射して戻ってきたレーザ光Lを光検出器143に導くためのハーフミラー142が設けられている。
レーザ光源140から出射したレーザ光Lは、ハーフミラー142を透過した後、立ち上げミラー135を介していずれか一方の対物レンズ112,113へと導かれ、ディスク回転機構に保持された光ディスクの記録面に照射される。光ディスクの記録面で反射したレーザ光Lは、対物レンズ112,113および立ち上げミラー135を通過し、さらにハーフミラー142を経由して光検出器143に導かれる。
特開2003−281758号公報
上記特許文献1に記載のアクチュエータを用いた光ピックアップでは、図9に示されるように、アクチュエータの下方に立ち上げミラーを設置せざるを得ないため、薄型化を実現するには、磁気回路や立ち上げミラーといった構成部品を小型化しなければならない。
しかしながら、磁気回路を小型化した場合には、フォーカス方向あるいはラジアル方向の駆動性能が低下し、消費電力の増加や追従精度の低下といった問題も生じるため、磁気回路の小型化については難点があった。
また、立ち上げミラーのサイズは、対物レンズの有効径に依存しており、光学的な設計条件としては、立ち上げミラーで反射したレーザ光の幅が対物レンズの有効径よりも大きくなければならないため、立ち上げミラーの小型化や薄型化についても極めて困難であった。
そこで、可動体111の対物レンズ112,113の搭載されている中央部の厚さを磁気回路150,160の厚さより薄くすることを考えた。
図10は、可動体の中央部を薄型化した光ピックアップを示す斜視図である。この光ピックアップ200において、可動体211は、対物レンズ212,213を搭載した中央部211Aと、この中央部211Aからラジアル方向Rの両側に延びてコイルブロック220を備えた側部211Bとを有する。中央部211Aは、側部211Bよりも厚みが小さく、かつ、側部211Bより上側に形成されている。このような中央部211Aにおいて、2つの対物レンズ212,213は、タンジェンシャル方向Tに並ぶように配置されている。
立ち上げミラー232,233は、少なくともその一部が可動体211の両側部211B、すなわち一対のコイルブロック220の間に介在しており、可動体211の中央部211Aが両側部211Bよりも上方に位置する分、可動体211の中央部211Aに対してできる限り近付けられている。これにより、光ピックアップ200の厚みは、ホルダ214やベース230の厚みによって規定され、立ち上げミラー232,233が光ピックアップ200の厚みを増大させることはない。そのため、立ち上げミラー232,233については、光学的な設計条件としてレーザ光の幅が対物レンズ212,213の有効径よりも大きくなるように必要十分なサイズとなっており、所望とする光学的性能を備えた上で光ピックアップ200の小型・薄型化が実現されている。
しかしながら、可動体の中央部211Aを薄型化し側部211Bより上側に形成したために可動体211の重心位置が上方に位置するようになっている。一方、可動体211はコイルブロック220に流した電流と磁石231の間に生じる電磁力により揺動させられるのであるが、トラックコイル222に発生するラジアル方向の電磁力はトラックコイル222のフォーカス方向Fで互いに逆向きに電流が流れる平行な通電部分のうち、いずれか一方の通電部分222Aに生じるので、可動体211の重心位置との関係においてモーメントが発生する。このモーメントにより可動体211はフォーカス方向にも揺動させられるという不都合が生じる。
図11は、トラックコイル222に発生した電磁力と可動体の重心位置との関係により生じるモーメントを示す図であり、図10における可動体211をタンジェンシャル方向から見た図である。電磁力F0が、重心位置に向かう力F1とモーメントを発生させる力F2とに分解されている。力F2により発生するモーメントにより可動体211は反時計回りに回転させられて、フォーカス方向にも揺動させられることになる。よって、ラジアル方向の調整により、調整の必要がないフォーカス方向にも揺動させられてしまい、フォーカス方向の調整が狂ってしまうという不都合が生じる。また、ディスクに対してレンズ傾きが発生することになるため、コマ収差による記録再生特性の劣化が生じる。
また、可動体の中央部211Aの薄型化により十分な機械剛性を確保するのが難しく、コイルブロックのコイルに電流を流して駆動した際に、変形モードが低い周波数から発生するために位置決め精度が十分に確保できないという問題もある。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものである。本発明の目的は、可動体の中央部を薄型化しても電磁力によるモーメントが発生せず、機械剛性を確保できる光ピックアップを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
請求項1に記載の光ピックアップは、2つの対物レンズと、前記2つの対物レンズを保持する平板状の保持部と、この保持部の両端で前記対物レンズの光軸と平行な第1の方向に延設された側部を有する断面略コ字形の可動体と、前記可動体を前記第1の方向と当該第1の方向に直交する前記2つの側部が配置された第2の方向とに変位可能に支持する支持部材と、前記可動体の2つの側部に挟まれた空間の前記対物レンズのそれぞれに対向する位置に配置され、前記第1,第2の方向に直交する第3の方向からの光線を前記第1の方向に反射して前記対物レンズのそれぞれを透過させ、当該対物レンズを透過した光線を前記第3の方向に反射する2つのミラーと、前記可動体の2つの側部に設けられた一対のコイルブロックと当該一対のコイルブロックに対向して配置された一対の磁石とからなり、前記可動体を前記第1の方向と前記第2の方向に変位させる駆動源とを備えた光ピックアップであって、前記可動体の2つの側部の内側面に両側部を連結する補強部材設けられているとともに、前記可動体の保持部には、前記2つの対物レンズが前記第3の方向に並んで保持されており、前記補強部材は、前記可動部の2つの側部に挟まれた空間であって、前記2つのミラーに挟まれた空間に設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の光ピックアップは、請求項1に記載の光ピックアップにおいて、前記補強部材は、板状の部材であることを特徴とする。
請求項に記載の光ピックアップは、請求項1に記載の光ピックアップにおいて、前記補強部材は、棒状の部材であることを特徴とする。
請求項に記載の光ピックアップは、請求項1に記載の光ピックアップにおいて、前記補強部材は、前記可動体の2つの側部の内側面ではなく先端面で両側部を連結する梁形状の部材であることを特徴とする。
このような構成によれば、複数の対物レンズを搭載した可動体、一対のコイルブロック、2組の磁石、および複数の支持部材といった構成部品を機能的に損なうことなくコンパクトに配置するために可動体中央部を薄型化しても、補強部材により可動体の機械剛性が確保され、共振周波数を上げる事ができ、変形モードが発生しにくくなる。また、補強部材の重量により可動体の重心位置が下がり、トラックコイルに電磁力が生じてもモーメントが発生しなくなる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
図1〜4は、本発明に係る光ピックアップの第1の実施形態を示している。本実施形態の光ピックアップA1は、光学特性が異なる複数の光ディスク(たとえばブルーレイディスク、DVD、CD)に対応して2種類のレンズを搭載したものであり、光ディスクの記録や再生を光学的に行うためのものである。なお、光ピックアップA1は、2つの対物レンズが光ディスクDの円周方向となる様に、図7におけるトラバースユニット50に搭載される。よって、2つの対物レンズの並び方向がタンジェンシャル方向T、対物レンズの光軸方向がフォーカス方向F、タンジェンシャル方向Tとフォーカス方向Fに直交する方向がラジアル方向Rとなる。
図1および図2に示すように、光ピックアップA1は、可動体11、2つの対物レンズ12,13、ホルダ14、複数の支持ワイヤ15、一対をなす2つのコイルブロック20、ベース30、2つで組をなす2組の磁石31、および2つの立ち上げミラー32、33を有して構成されている。1つのコイルブロック20は、1つのフォーカスコイル21と2つのトラックコイル22とで構成されている。可動体11、対物レンズ12,13、ホルダ14、支持ワイヤ15、コイルブロック20は、上部アセンブリとして構成されており、ベース30、磁石31、立ち上げミラー32、33は、下部アセンブリとして構成されている。上部アセンブリおよび下部アセンブリは、ホルダ14とベース30とが別の基板(図示略)などに固定されることで一体化されている。
可動体11は、対物レンズ12,13を搭載し、薄型化されたた中央部11Aと、この中央部11Aからラジアル方向Rの両側に延びてコイルブロック20を備えた側部11Bと、2つの側部11Bの下面のタンジェンシャル方向で中央となる位置を接続する様に梁形状に設けられた補強部材11Dとを有する。中央部11Aは、側部11Bよりも厚みが小さく、かつ、側部11Bより上側に形成されている。このような中央部11Aにおいて、2つの対物レンズ12,13は、タンジェンシャル方向Tに並ぶように配置されている。
側部11Bは、フォーカス方向Fに貫通した空間をもち、この空間に磁心としてベース30の一部(以下、「磁心部」と呼ぶ)30Aが差し入れられるようになっている。このような側部11Bの内壁面全体には、フォーカスコイル21が形成されており、タンジェンシャル方向Tに臨む両側の外壁面には、トラックコイル22が形成されている。また、ラジアル方向Rに臨む側部11Bの外側部分には、凸部11Cが形成されており、この凸部11Cには、タンジェンシャル方向Tに延びる支持ワイヤ15の先端が接続されている。支持ワイヤ15の基端は、ホルダ14の両端部に固定されている。これにより、可動体11は、フォーカス方向Fおよびラジアル方向Rには揺動可能である一方、タンジェンシャル方向Tには揺動不可であり、いわゆる2軸駆動方式に構成されている。
補強部材11Dは、中央部11Aが薄い可動体11の機械剛性を確保し、共振周波数を上げて変形モードを発生しにくくするために設けられている。図3は、(a)補強部材がない場合と、(b)補強部材がある場合とで、それぞれ可動体11にフォーカス方向Fに力を加えてタンジェンシャル方向Tから見た状態を有限要素法で解析を行い、モードアニメーション表示したときの図である。計算されたフォーカス方向Fの曲げモード共振周波数は(a)の場合7.8kHz、(b)の場合16.7kHzであった。補強部材がある場合は、ない場合と比べて2倍以上曲げモード共振周波数が大きくなり、機械剛性が改善されている。また、補強部材11Dは、可動体11の重心位置を下方に調整するためのバランサの役目も担っている。すなわち、補強部材11Dは、トラックコイル22に電磁力が生じてもモーメントが発生しなくなるように、可動体11の重心位置を調整できる重量になっている。なお、補強部材11Dは、可動体の中央部11Aや側部11Bの材質と同じものを用いてこれらと一体で成形してもよいし、可動体11の重心位置の調整のため金属など可動体11の他の部分より比重が高いもので成形してもよい。また、補強部材11Dは、後述する2つの立ち上げミラー32,33の間の下方を通り、可動体11の揺動によっても立ち上げミラー32,33に接触しないように位置している。
一方の対物レンズ12は、たとえば第1光ディスクの記録や再生に用いられ、フォーカス方向Fにレーザ光を透過して第1光ディスクに集光させる。他方の対物レンズ13も、フォーカス方向Fにレーザ光を透過するものであるが、この対物レンズ13は、上記第1光ディスクとは光学特性が異なる第2光ディスクの記録や再生に用いられるものであり、第1光ディスクの場合とは異なる波長のレーザ光を第2光ディスクに対して集光させるものである。このような第1および第2光ディスクは、一般的に記録密度や厚み寸法といった光学特性についての仕様が異なり、具体的なディスクの種類としては、CD、DVD、HD−DVD、ブルーレイディスクがある。本実施形態では、一例として一方の対物レンズ12をCDやDVDに対応したもの、他方の対物レンズ13をブルーレイディスクに対応したものとする。
ホルダ14は、ベース30と同程度の厚みをもつとともに、ベース30よりもラジアル方向Rに若干大きく形成されている。ラジアル方向Rに延びたホルダ14の両端部には、支持ワイヤ15の基端が固定されている。このようなホルダ14は、ベース30に対してタンジェンシャル方向Tに所定の間隔をあけて横付けするように設置され、可動体11は、支持ワイヤ15を介して片持梁状に保持された姿勢でベース30と重なり合うように配置される。そのため、ホルダ14の下部には、図外の光源からタンジェンシャル方向Tに沿って進行してきたレーザ光をそのまま可動体11の下方へと進行させるための導光孔14Aが設けられている。
支持ワイヤ15は、先述したように可動体11を片持梁状に支持するためのものであり、可動体11の片方の側部11Bの外側凸部11Cに複数設けられている。これらの支持ワイヤ15は、フォーカスコイル21やトラックコイル22に給電するための導線としても機能している。なお、支持ワイヤ15は、可動体11の片方の側部11Bにつきフォーカスコイル21およびトラックコイル22を駆動するのに必要な数だけ設けられ、図1および図2においては、片側に3本の支持ワイヤ15が示されているが、3本以上の支持ワイヤを設けるようにしてもよい。
フォーカスコイル21は、コイル軸をフォーカス方向Fに延ばした姿勢をとり、可動体11の側部11Bに一体的に設けられている。トラックコイル22は、コイル軸をタンジェンシャル方向Tに延ばした姿勢をとり、フォーカスコイル21のタンジェンシャル方向両外側に位置して可動体11の側部11Bに一体的に設けられている。このようなフォーカスコイル21は、トラックコイル22と重なる位置の通電部分21Aが磁石31による磁界の作用を受けやすく、トラックコイル22は、フォーカス方向Fで互いに逆向きに電流が流れる平行な通電部分のうち、いずれか一方の通電部分22Aが磁石31による磁界の作用を受けやすいようになっている。そのため、フォーカスコイル21の通電部分21Aに対して垂直磁界が作用することにより、可動体11は、フォーカス方向Fに揺動させられ、これとは独立してトラックコイル22の通電部分22Aに対して垂直磁界が作用することにより、可動体11は、ラジアル方向Rに揺動させられる。
ベース30は、磁心部30Aをタンジェンシャル方向Tに挟んだ位置に磁石31が固定されるとともに、下端部に立ち上げミラー32,33が固定され、磁心部30Aと磁石31との間や立ち上げミラー32,33の上方に可動体11を配置可能な形状をもつ。ベース30の下部には、図外の光源からタンジェンシャル方向Tに沿って進行してきたレーザ光をそのまま立ち上げミラー32,33へと進行させるための切り欠き部30Bが設けられている。
磁石31は、概ねベース30の四隅に固定されており、磁心部30Aを挟んでタンジェンシャル方向Tに対向する2つの磁石31が一つの組をなしている。一つの組をなす磁石31は、磁極の向きがタンジェンシャル方向Tに沿って互いに逆向きとなるように設置されており、具体的には、たとえば全ての磁石31が磁心部30Aに対してN極を向けるように設置されている。これにより、2つのフォーカスコイル21についてフォーカス方向Fの軸周りで電流の向きが同一となるように駆動すると、各フォーカスコイル21の通電部分21Aに同一向きの電磁力が作用し、可動体11が全体的にフォーカス方向Fに揺動させられる。その際の変位量は、フォーカスコイル21に対する駆動電流を調整することで制御される。また、全てのトラックコイル22の通電部分22Aにおける電流の向きがそれぞれ対応する磁石31から見て同一となるようにトラックコイル22を駆動すると、これらの通電部分22Aに同一向きの電磁力が作用し、可動体11が全体的にラジアル方向Rに揺動させられる。その際の変位量は、トラックコイル22に対する駆動電流を調整することで制御される。なお、可動体11の重心位置は、補強部材11Dにより調整されているので、トラックコイルに生じる電磁力によってモーメントが発生することはない。
以上のように、フォーカスコイル21および磁石31は、フォーカシング制御用の磁気回路として機能しており、トラックコイル22および磁石31は、トラッキング制御用の磁気回路として機能している。各磁石31は、フォーカシング制御用およびトラッキング制御用として共用される。これらの磁気回路は、可動体11、ホルダ14、支持ワイヤ15、およびベース30と組み合わされることでアクチュエータを構成している。このような構成により、必要十分な電磁気的性能を備えた上で光ピックアップA1の小型・薄型化が実現されている。
立ち上げミラー32,33は、ベース30の内部まで入り込んで固定されており、それぞれ対応する対物レンズ12,13に対して反射面を傾けた格好で可動体11の中央部11Aに対向配置されている。また、立ち上げミラー32,33は、その間に補強部材11Dを通すだけの隙間をあけて配置されている。なお、対物レンズ11,12の間隔が狭い場合や補強部材11Dのタンジェンシャル方向Tの厚さが大きい場合など、補強部材11Dを通すだけの隙間をあける事ができない場合は、補強部材11Dを可動体11とは別体で製造し、可動体11をベース30に組み合わせた上で可動体11に補強部材11Dを取り付ける。
立ち上げミラー32,33は、ホルダ14の導光孔14Aやベース30の切り欠き部30Bとタンジェンシャル方向Tに対向する位置にある。一方の立ち上げミラー32は、タンジェンシャル方向Tに沿う一方の向きに進行してきたレーザ光を上方に反射し、対物レンズ12へとレーザ光を導くように配置されている。他方の立ち上げミラー33は、その反射面が上記立ち上げミラー32の反射面とは逆向きになっており、この立ち上げミラー33は、タンジェンシャル方向Tに沿って上記とは正反対の向きに進行してきたレーザ光を上方に反射し、対物レンズ13へとレーザ光を導くように配置されている。なお、補強部材11Dは、立ち上げミラー32,33の間、すなわち、反射面とは反対側に位置しているので、レーザ光を遮るようなことはない。
図4に示すように、光ピックアップA1は、レーザ光源40A,40B、コリメータレンズ41A,41B、ビームスプリッタ42A,42B、光検出器43A,43Bといった他の光学部品とともに光ディスク装置(図示略)に組み込まれている。光ディスクDは、フォーカス方向Fに沿う図示しないスピンドル軸に支持された状態で記録面を光ピックアップA1に対向させるように配置され、記録時や再生時には、光ディスクDがスピンドル軸周りに高速回転させられる。なお、図4においては図示略するが、ラジアル方向Rは、紙面を貫く方向となっている。光ディスク装置には、対物レンズ12,13に対してより効率的にレーザ光を入射したり、あるいは光ディスクDからの反射光を効率良く光検出器43A,43Bへと導くための光学部品が備えられるが、これらについては図示略している。
たとえば図4において、タンジェンシャル方向Tの左側に配置されたレーザ光源40Aがレーザ光L1を発した場合、このレーザ光L1は、タンジェンシャル方向T右向きに進んでコリメータレンズ41Aおよびビームスプリッタ42Aを透過するとともに、ホルダ14の導光孔14Aおよびベース30の左側にある切り欠き部30Bを通過し、そのまま左側の立ち上げミラー32に入射する。そして、レーザ光L1は、立ち上げミラー32の反射面でフォーカス方向F上向きに反射され、最終的に対物レンズ12を介して光ディスクDに照射される。一方、タンジェンシャル方向Tの右側に配置されたレーザ光源40Bがレーザ光L2を発した場合、このレーザ光L2は、タンジェンシャル方向T左向きに進んでコリメータレンズ41Bおよびビームスプリッタ42Bを透過するとともに、ベース30の右側にある切り欠き部30Bを通過し、そのまま右側の立ち上げミラー33に入射する。そして、レーザ光L2は、立ち上げミラー33の反射面でフォーカス方向F上向きに反射され、最終的に対物レンズ13を介して光ディスクDの記録面に照射される。
実際の動作としては、光ディスク装置に光ディスクDが装填されると、両方のレーザ光源40A,40Bからレーザ光L1,L2が同時に出力され、これらのレーザ光L1,L2が光ディスクDの記録面に照射され、それぞれの照射位置で反射する。反射したレーザ光L1,L2は、それぞれ対応する対物レンズ12,13をフォーカス方向F下向きに透過し、上記で説明したのとは逆向きに進むことでビームスプリッタ42A,42Bに達し、これらのビームスプリッタ42A,42Bで反射して光検出器43A,43Bへと導かれる。
光検出器43A,43Bでは、光ディスクDの記録面で反射して戻ってきたレーザ光L1,L2の光量や、回折パターンなどが検出される。このような光検出器43A,43Bからの出力信号に基づき、図示しないディスク判別回路が光ディスクDの種類を判定する。この判定結果として、現在装填されている光ディスクDが記録/再生可能なものではないと判定された場合には、読み取りエラーとしてレーザ光源40A,40Bによるレーザ光の出力が停止する。
一方、たとえばCDの光ディスクDが装填された場合には、その光ディスクDが適切なCDであると判定され、左側の対物レンズ12および立ち上げミラー32、ならびに左側の光学部品40A〜43Aのみを用いて光ディスクDに対する記録/再生が行われる。同様に、たとえばブルーレイディスクといった光ディスクDが装填された場合には、その光ディスクDが適切なブルーレイディスクであると判定され、右側の対物レンズ13および立ち上げミラー33、ならびに右側の光学部品40B〜43Bのみを用いて光ディスクDに対する記録/再生が行われる。
光ディスクDに対する記録/再生時においては、光検出器43A,43Bによってフォーカシングエラー検出処理やトラッキングエラー検出処理が行われ、フォーカシングエラーが検出されると、フォーカスコイル21を駆使してフォーカシング制御が行われる。トラッキングエラーが検出された場合には、トラックコイル22を駆使してトラッキング制御が行われる。このようなフォーカシング制御やトラッキング制御は、フィードバック制御によって実現されている。
したがって、本実施形態の光ピックアップA1によれば、光ピックアップA1のサイズを全体的に薄型で小さく抑えるために可動体の中央部11Aを薄くしたが、補強部材11Dにより可動体11の機械剛性を確保し、共振周波数を上げて変形モードを発生しにくくしているので、可動体11を駆動しても位置決め精度が十分に確保できなくなることはない。また、補強部材11Dにより、可動体11の重心位置が調整されているので、トラックコイルに電磁力が生じてもモーメントが発生しなくなる。
なお、上記実施形態では、補強部材11Dは2つの側部11Bの下面に梁形状に設けられているが、2つの側部11Bの内側面に棒状に設けられていてもよいし、立ち上げミラー32,33の間隔が十分広い場合は、図5のように2つの側部11Bの内側面に板状に設けられていてもよい。なお、補強部材を板状に設けた場合は、可動体11の剛性をより高めることができるが、2つの立ち上げミラーとの間に常に補強部材11Dが位置することとなり、組み立て誤差の吸収のためや立ち上げミラーと補強部材11Dとの接触を避けるために、各立ち上げミラー32,33と補強部材11Dとの間に少なくとも0.3mmの隙間が必要となる。
また、上記実施形態では、2つの対物レンズをタンジェンシャル方向Tに並べた場合を説明したが、2つの対物レンズはラジアル方向Rに並んでいてもよい。また、対物レンズが1つの場合はもちろん、立ち上げミラーが補強部材に接触しないように配置できる限り、3つ以上の対物レンズを搭載していても構わない。
上記実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
少なくとも1の対物レンズと、
前記対物レンズを保持する平板状の保持部と、この保持部の両端で前記対物レンズの光軸と平行な第1の方向に延設された側部を有する断面略コ字形の可動体と、
前記可動体を前記第1の方向と当該第1の方向に直交する前記2つの側部が配置された第2の方向とに変位可能に支持する支持部材と、
前記可動体の2つの側部に挟まれた空間の前記対物レンズに対向する位置に配置され、前記第1,第2の方向に直交する第3の方向からの光線を前記第1の方向に反射して前記対物レンズを透過させ、当該対物レンズを透過した光線を前記第3の方向に反射するミラーと、
前記可動体の2つの側部に設けられた一対のコイルブロックと当該一対のコイルブロックに対向して配置された一対の磁石からなり、前記可動体を前記第1の方向と前記第2の方向に変位させる駆動源と、
を備えた光ピックアップであって、
前記可動体の2つの側部の内側面に両側部を連結する補強部材を設けたことを特徴とする、光ピックアップ。
(付記2)
前記可動体の保持部には2つの対物レンズが前記第3の方向に並んで保持されるとともに、前記可動部の2つの側部に挟まれた空間には各対物レンズに対向して2つのミラーが配置され、
前記補強部材は、前記可動部の2つの側部に挟まれた空間であって、前記2つミラーに挟まれた空間に設けられていることを特徴とする、付記1に記載の光ピックアップ。
(付記3)
前記補強部材は、板状の部材であることを特徴とする、付記1または2に記載の光ピックアップ。
(付記4)
前記補強部材は、棒状の部材であることを特徴とする、付記1または2に記載の光ピックアップ。
(付記5)
前記補強部材は、前記可動体の2つの側部の内側面ではなく先端面で両側部を連結する梁形状の部材であることを特徴とする、付記1または2に記載の光ピックアップ。
(付記6)
前記コイルブロックには、第1の方向にコイル軸を延ばした格好で前記可動体を第1の方向に駆動するためのフォーカスコイルと、第3の方向にコイル軸を延ばした格好となるように前記フォーカスコイルの外側に付設され、前記可動体を第2の方向に駆動するためのトラックコイルとが含まれていることを特徴とする、付記1ないし5のいずれかに記載の光ピックアップ。
(付記7)
前記複数の支持部材を介して片持梁状に前記可動体を保持するホルダを備えており、このホルダには、第3の方向に沿って前記立ち上げミラーへとレーザ光を進行させるための導光孔が設けられている、付記1ないし6のいずれかに記載の光ピックアップ
(付記8)
付記1ないし7のいずれかに記載の光ピックアップを備えたことを特徴とする、光ディスク装置。
本発明によれば、機械剛性を確保したまま可動体の中央部を薄くすることで、光ピックアップを小型・薄型化することができ、さらにこのような光ピックアップを適用することで光ディスク装置全体の小型・薄型化を実現することができる。
本発明に係る光ピックアップの実施形態を示す分解斜視図である。 図1に示した光ピックアップの全体斜視図である。 補強部材の有無による可動体の特性比較を示す図である。 図2のI−I線に沿う断面図である。 本発明に係る光ピックアップの他の実施形態を示す分解斜視図である。 各種の光ディスクに対応する対物レンズの厚みを説明するための説明図である。 光ピックアップを内蔵した光ディスク装置を示す奢侈図である。 従来技術に係る光ピックアップ用のアクチュエータを示す斜視図である。 図8のII−II線に沿う断面図である。 従来技術に係る光ピックアップを示す分解斜視図である。 従来技術に係る光ピックアップの可動体に発生するモーメントを説明するための図である。
符号の説明
A1〜A2 光ピックアップ
F フォーカス方向(第1の方向)
R ラジアル方向(第2の方向)
T タンジェンシャル方向(第3の方向)
L1,L2 レーザ光
11 可動体
11A 可動体の中央部(保持部)
11B 可動体の側部
11D、E 補強部材
12,13 対物レンズ
14 ホルダ
14A 導光孔
15 支持ワイヤ(支持部材)
20 コイルブロック
21 フォーカスコイル
22 トラックコイル
31 磁石
32,33 立ち上げミラー

Claims (4)

  1. 2つの対物レンズと、
    前記2つの対物レンズを保持する平板状の保持部と、この保持部の両端で前記対物レンズの光軸と平行な第1の方向に延設された側部を有する断面略コ字形の可動体と、
    前記可動体を前記第1の方向と当該第1の方向に直交する前記2つの側部が配置された第2の方向とに変位可能に支持する支持部材と、
    前記可動体の2つの側部に挟まれた空間の前記対物レンズのそれぞれに対向する位置に配置され、前記第1,第2の方向に直交する第3の方向からの光線を前記第1の方向に反射して前記対物レンズのそれぞれを透過させ、当該対物レンズを透過した光線を前記第3の方向に反射する2つのミラーと、
    前記可動体の2つの側部に設けられた一対のコイルブロックと当該一対のコイルブロックに対向して配置された一対の磁石とからなり、前記可動体を前記第1の方向と前記第2の方向に変位させる駆動源と、
    を備えた光ピックアップであって、
    前記可動体の2つの側部の内側面に両側部を連結する補強部材設けられているとともに、前記可動体の保持部には、前記2つの対物レンズが前記第3の方向に並んで保持されており、
    前記補強部材は、前記可動部の2つの側部に挟まれた空間であって、前記2つのミラーに挟まれた空間に設けられていることを特徴とする、光ピックアップ。
  2. 前記補強部材は、板状の部材であることを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 前記補強部材は、棒状の部材であることを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップ。
  4. 前記補強部材は、前記可動体の2つの側部の内側面ではなく先端面で両側部を連結する梁形状の部材であることを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップ。
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