JP3112093U - 光ヘッド及び光ディスク装置 - Google Patents

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JP3112093U
JP3112093U JP2005000687U JP2005000687U JP3112093U JP 3112093 U JP3112093 U JP 3112093U JP 2005000687 U JP2005000687 U JP 2005000687U JP 2005000687 U JP2005000687 U JP 2005000687U JP 3112093 U JP3112093 U JP 3112093U
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一誠 三山
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】光ヘッドの放熱及び保護を行うためのカバー部材及びレーザ光源を簡単な構造とするとともに、ボルトの使用本数を極力抑えることで、製造効率を高め、レーザ光の光軸等のレーザ光源の組立による精度のばらつきを抑制するることができる光ヘッド及び光ディスク装置を提供する。
【解決手段】ベース1の光源装着部11に形成されたボス112とカバー部材3のレーザ光源支持部32に形成されたボス孔321を係合させ、カバー部材3がベース1に位置決めする。ベース1の底面に形成される雌ねじ孔とカバー部材3のカバー部31に形成されるねじ孔とが重なり、この状態でボルト4をねじ孔に貫通させて雌ねじ孔と螺合する。
【選択図】図7

Description

本考案は、光ディスクにレーザ光を照射することでデータの記録及び(又は)読出しを
行うことができる光ディスク装置に関するものであり、特に前記光ディスクにレーザ光を
照射する光ヘッドに関するものである。
映像、音声等の情報の記録媒体としてレーザ光を照射することで情報を記録したり及び
(又は)読出したりすることができる光ディスクが利用されている。前記光ディスクとし
て、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等が広く用いられている
。これら光ディスクを記録媒体として該光ディスクにデータを記録する及び(又は)該光
ディスクからデータの読出す光ディスク装置は、光ディスクの記録面に対しレーザ光を照
射することでデータを記録したり、反射してきた光を検出することでデータを読出したり
する光ヘッドを備えている。
図2に光ヘッドの配置図を示す。図2に示す光ヘッドはそれには限定されないがここで
は、光ディスクに記録されているデータを読出す読出し専用の光ヘッドである。図2に示
すようにレーザ光源Ldと、レーザ光源Ldから照射されたレーザ光の特定波長の光を取
り出すグレーティングGrと、ミラーMrと、コリメータレンズLcと、対物レンズLb
と、ハーフミラーHmと、受光素子Pdとを有している。レーザ光源Ldより照射された
レーザ光グレーティングGrにて特定波長だけ抽出され、ミラーMrで反射されてコリメ
ータレンズLcに入射する。コリメータレンズLcに入射したレーザ光は平行光として出
射され対物レンズLbに入射する。対物レンズLbに入射したレーザ光は光ディスクDs
の記録面に照射される。
このときレーザ光は光ディスクDsの記録層に焦点をあわせて、且つ、光軸と光ディス
クDsの記録層とが垂直になるようにレーザ光を照射する。ハーフミラーHmは入射され
たレーザ光の半分を透過し半分を反射するミラーであり、光ディスクDsで反射した光を
受光素子Pdに導くものである。受光素子Pdは光を電流に変換するものであり、光の強
さによってデータを読み取るものである。
図8(A)に従来の光ヘッドの底面図を、図8(B)に図8(A)に示す光ヘッドの側
面図を示す。図8(A)、図8(B)に示す光ヘッドBはベース91と、ベース91に取
り付けられるレーザ光源ユニット92と、レーザ光を回折するグレーティングGrと、レ
ーザ光源ユニット92から発せられる熱を放熱するためのカバー部材93が取り付けられ
る。
ベース91はレーザ光源ユニット92を配置するための光源装着部911を有しており
、光源装着部911には対角線上に配置された雌ねじ孔912と、雌ねじ孔912が形成
されているのとは異なる対角線上にボス913がそれぞれ2個ずつ形成されている。また
ベース91の底面にも雌ねじ孔914が形成されている。
レーザ光源ユニット92はレーザ光源Ldと、レーザホルダ922とを有している。レ
ーザ光源Ldはレーザホルダ922に形成された貫通孔に圧入固定されている。
カバー部材93は、ベース91の底面に取り付けらるものであり、底面を覆うカバー部
931と、レーザ光源ユニット92を接触保持するレーザ光源保持部932とを有してい
る。グレーティングGrを調整するためのグレーティング調整窓934と、対物レンズを
保持するアクトベース94の傾きを調整する傾き調整窓935とを有している。
レーザ光源Ldを圧入したレーザホルダ922を、光源装着部911に配置する。この
とき、光源装着部911のボス913がレーザホルダ922のボス孔を貫通するように配
置される。このように配置されることで、レーザホルダ922の位置決めを行うことがで
きる。
さらに、レーザホルダ922を貫通したボス913とカバー部材93のレーザ光源保持
部932に形成されたボス孔とが嵌合するようにカバー部材93を取り付ける。
カバー部材93の上からボルトBtを挿入し雌ねじ孔912と螺合することで、レーザ
ホルダ922及びカバー部材93を固定することができる。ボルトBtの締め付け具合を
調整することで、レーザ光源ユニット92の角度を微調整することができ、レーザ光源L
dの調整を行うことができる。また、カバー部材93はカバー部931にもねじ孔936
が形成されており、ねじ孔をベース91の底面に形成されている雌ねじ孔914と重ねて
、ボルトBt2を螺合することで、カバー部材93のカバー部931が浮き上がらないよ
うに固定できる。
特開2004−259432号公報に記載の発明は、光ピックアップにはフレキシブル
基板が取り付けられており、フレキシブル基板の浮き上がりを押えるための押えばねAが
備えられている。押えばねAは光学台にビス止めされると同時に反対側の一部が、光学台
の突起部に挟持されるものを示している。
特開2003−59064号公報に記載の発明は、ねじピンにはんだ付けにてレーザダ
イオード(本考案におけるレーザ光源)を固定するものが示されている。
特開2004−259432号公報 特開2003−59064号公報
光ヘッドBを組み立てるときに、レーザホルダ922及びカバー部材93を固定するた
めのボルトBtが用いられている。カバー部材93の浮き上がりを押えるためのボルトB
t2はベース91のアクセスしやすい場所に設けられた雌ねじ孔914と螺合するが、レ
ーザホルダ922を貫通するボルトBtと螺合する雌ねじ孔924はアクセスしにくく、
それだけ、光ヘッドBの組み立てに時間と手間がかかる。
また、レーザホルダ922に圧入されたレーザ光源Ldのレーザ光の照射方向(光軸)
は非常に繊細な調整が必要であり、わずかな狂いであっても、光ディスクに記録されてい
るデータを読み出せなかったり、光ディスクにデータを記録できなかったりする。その、
レーザホルダ922をボルトBtで組付ける場合、ボルトBtの締め付け力が狂うと光軸
がずれ、不具合が発生する。また、ボルトBtは光ディスク装置を長期間使用している間
に緩むことも多く、ボルトが緩むことで、上述したような不具合が発生することも多い。
さらに、光ヘッドBに取り付けられるレーザホルダ922は小さな部材であり、レーザ
ホルダ922をとめるためのボルトBtも小さく製造するのに、時間と手間がかかり、光
ヘッドB全体としての製造効率が悪くなる。
そこで本考案は、光ヘッドの放熱及び保護を行うためのカバー部材を簡単な構造とする
とともに、ボルトの使用本数を極力抑えることで、製造効率を高めることができる光ヘッ
ド及びこの光ヘッドを用いた光ディスク装置を提供することを目的とする。
また本考案は、簡単な方法でレーザ光源をベースに取り付けることができ、レーザ光の
光軸等のレーザ光源の組立による精度のばらつきを抑制することができる光ヘッド及び光
ヘッドを用いた光ディスク装置を提供することを目的とする
上記目的を達成するために本考案は、光ディスクを回転させるスピンドルモータと、前
記光ディスクに対してレーザ光を照射する光ヘッドと、信号を処理するための信号処理装
置と、前記光ヘッドにて検出され前記信号処理装置にて復号化された信号を外部の映像表
示部に接続するための外部接続部と、制御部とを備える光ディスク装置であって、前記光
ヘッドは、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光から特定の波長の光を取り出
すグレーティングと、前記レーザ光の一部を反射し一部を透過するハーフミラーと、前記
レーザ光を反射するミラーと、前記レーザ光を平行光にするコリメータレンズと、前記レ
ーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズと、光を受光し電気信号に変換する
受光素子と、前記対物レンズを保持するアクトベースと、前記レーザ光源、グレーティン
グ、ハーフミラー、ミラー、受光素子及びアクトベースが固定されるベースと、前記ベー
スの底面を覆うように装着されるカバー部材とを有しており 前記ベースは側面に前記光
源設置部に前記レーザ光源を圧入するための光源圧入孔と、前記光源圧入孔を挟んで対向
する位置にボスとを有する光源設置部と、底面にボルト螺合することができる雌ねじ孔と
を備えており、前記カバー部材は前記ベースに装着したときに該ベースの底面を覆うカバ
ー部と、前記光源設置部を覆う光源支持部とを備え、前記カバー部には前記雌ねじ孔と重
なる位置にねじ孔と、前記グレーティングを調整するためのグレーティング調整窓と、前
記アクトベースの傾きを調整するための傾き調整窓を有しており、前記光源支持部には前
記レーザ光源の一部が貫通する光源貫通孔と、前記ボスが貫通するボス孔とを有しており
、前記カバー部材は前記ボスが前記ボス孔を貫通するように配置するとともに、ボルトを
前記カバー部の外から前記ねじ孔を貫通し、前記ベースの底面の雌ねじ孔と螺合させるこ
とで前記ベースに接続固定されることを特徴とする光ディスク装置を提供する。
この構成によると、前記ベースの背面を覆うためのカバー部材を取り付けるときに、前
記高原設置部に形成されたボスにカバー部材のボス孔を係合し、ボルトで前記底面部に形
成された雌ねじ孔でボルト留めすることができるので、1個のボルトを締めることで、カ
バー部材を取り付けることができる。
また、前記レーザ光源を前記高原設置部の高原圧入孔に直接圧入するので、従来のよう
にレーザ光源を保持するためのレーザホルダを必要としない。前記レーザホルダをボルト
締めにて固定するもののように、ボルトの締め付け度合いによって前記レーザ光源の設置
状態が狂うのを防止することができる。
上記目的を達成するために本考案は、光ヘッドで光ディスクにレーザ光を照射すること
でデータを記録、読出しする光ディスク装置であって、前記光ヘッドは、レーザ光を照射
するレーザ光源と、前記レーザ光源が固定されるベースと、前記ベースの底面を覆うよう
に装着されるカバー部材とを有しており、前記ベースは側面に前記光源設置部に前記レー
ザ光源を圧入するための光源圧入孔と、少なくとも1個のボスとを有する光源設置部と、
底面にボルト螺合することができる雌ねじ孔とを備えており、前記カバー部材は前記ベー
スに装着したときに該ベースの底面を覆うカバー部と、前記光源設置部を覆う光源支持部
とを備え、前記カバー部の前記雌ねじ孔と重なる位置にねじ孔を有し、前記光源支持部に
前記レーザ光源の一部が貫通する光源貫通孔と、前記ボスが貫通するボス孔とを有してお
り、前記カバー部材は前記ボスが前記ボス孔を貫通するように配置するとともに、ボルト
を前記カバー部の外から前記ねじ孔を貫通し、前記ベースの底面の雌ねじ孔と螺合させる
ことで前記ベースに接続固定されることを特徴とする光ディスク装置を提供する。
この構成によると、前記ベースの背面を覆うためのカバー部材を取り付けるときに、前
記高原設置部に形成されたボスにカバー部材のボス孔を係合し、ボルトで前記底面部に形
成された雌ねじ孔でボルト留めすることができるので、1個のボルトを締めることで、カ
バー部材を取り付けることができる。
また、前記レーザ光源を前記高原設置部の高原圧入孔に直接圧入するので、従来のよう
にレーザ光源を保持するためのレーザホルダを必要としない。前記レーザホルダをボルト
締めにて固定するもののように、ボルトの締め付け度合いによって前記レーザ光源の設置
状態が狂うのを防止することができる。
上記目的を達成するために本考案は、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光
から特定の波長の光を取り出すグレーティングと、前記レーザ光の一部を反射し一部を透
過するハーフミラーと、前記レーザ光を平行光にするコリメータレンズと、前記レーザ光
を前記光ディスクに照射するための対物レンズと、
光を受光し電気信号に変換する受光素子と、前記対物レンズを保持するアクトベースと
、前記レーザ光源、グレーティング、ハーフミラー、受光素子及びアクトベースが固定さ
れるベースと、前記ベースの底面を覆うように装着されるカバー部材とを有しており、前
記ベースは側面に前記光源設置部に前記レーザ光源を圧入するための光源圧入孔と、前記
光源圧入孔を挟んで対向する位置にボスとを有する光源設置部と、底面にボルト螺合する
ことができる雌ねじ孔とを備えており、前記カバー部材は前記ベースに装着したときに該
ベースの底面を覆うカバー部と、前記光源設置部を覆う光源支持部とを備え、前記カバー
部には前記雌ねじ孔と重なる位置にねじ孔と、前記グレーティングを調整するためのグレ
ーティング調整窓と、前記アクトベースの傾きを調整するための傾き調整窓を有しており
、前記光源支持部には前記レーザ光源の一部が貫通する光源貫通孔と、前記ボスが貫通す
るボス孔とを有しており、前記カバー部材は前記ボスが前記ボス孔を貫通するように配置
するとともに、ボルトを前記カバー部の外から前記ねじ孔を貫通し、前記ベースの底面の
雌ねじ孔と螺合させることで前記ベースに接続固定されることを特徴とする光ヘッドを提
供する。
この構成によると、前記ベースの背面を覆うためのカバー部材を取り付けるときに、前
記高原設置部に形成されたボスにカバー部材のボス孔を係合し、ボルトで前記底面部に形
成された雌ねじ孔でボルト留めすることができるので、1個のボルトを締めることで、カ
バー部材を取り付けることができる。
また、前記レーザ光源を前記高原設置部の高原圧入孔に直接圧入するので、従来のよう
にレーザ光源を保持するためのレーザホルダを必要としない。前記レーザホルダをボルト
締めにて固定するもののように、ボルトの締め付け度合いによって前記レーザ光源の設置
状態が狂うのを防止することができる。
上記目的を達成するために本考案は、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光
源が固定されるベースと、前記ベースの底面を覆うように装着されるカバー部材とを有し
ており、前記ベースは側面に前記光源設置部に前記レーザ光源を圧入するための光源圧入
孔と、少なくとも1個のボスとを有する光源設置部と、底面にボルト螺合することができ
る雌ねじ孔とを備えており、前記カバー部材は前記ベースに装着したときに該ベースの底
面を覆うカバー部と、前記光源設置部を覆う光源支持部とを備え、前記カバー部の前記雌
ねじ孔と重なる位置にねじ孔を有し、前記光源支持部に前記レーザ光源の一部が貫通する
光源貫通孔と、前記ボスが貫通するボス孔とを有しており、前記カバー部材は前記ボスが
前記ボス孔を貫通するように配置するとともに、ボルトを前記カバー部の外から前記ねじ
孔を貫通し、前記ベースの底面の雌ねじ孔と螺合させることで前記ベースに接続固定され
ることを特徴とする光ヘッドを提供する。
この構成によると、前記ベースの背面を覆うためのカバー部材を取り付けるときに、前
記高原設置部に形成されたボスにカバー部材のボス孔を係合し、ボルトで前記底面部に形
成された雌ねじ孔でボルト留めすることができるので、1個のボルトを締めることで、カ
バー部材を取り付けることができる。
また、前記レーザ光源を前記高原設置部の高原圧入孔に直接圧入するので、従来のよう
にレーザ光源を保持するためのレーザホルダを必要としない。前記レーザホルダをボルト
締めにて固定するもののように、ボルトの締め付け度合いによって前記レーザ光源の設置
状態が狂うのを防止することができる。
本考案によると、ボルトの使用本数を極力抑えて、簡単な構造とするとともに、製造効
率を高めることができる光ヘッド及びこの光ヘッドを用いた光ディスク装置を提供するこ
とができる。
また、前記ボルト留めの場所を前記ベースのアクセスしやすい位置に形成することで、
特殊な工具を用いることなく、また、ねじを雌ねじ孔に配置するのに多くの時間を必要と
せずにカバー部材を取り付けることができるので、製造時及びメンテナンス時等のカバー
部材の着脱を容易に行うことができる。
また本考案によると、簡単な方法でレーザ光源をベースに取り付けることができ、レー
ザ光の光軸等のレーザ光源の組立による精度のばらつきを抑制することができそれだけ、
不具合の少ない光ヘッド及び光ヘッドを用いた光ディスク装置を提供することができる。
これにより、レーザ光源を取り付けるためのホルダを用いる必要がなく、ホルダにレー
ザ光源を取り付けるための手間及び時間を短縮することができる。また、前記ホルダを製
造しなくてよいので、該ホルダの製造に必要な手間、時間、材料及びエネルギ等を削減す
ることができる。これにより、省エネルギ化、ローコスト化を図ることができる。
以下に本考案の実施形態を図面を参照して説明する。図1に本考案にかかる光ディスク
装置の配置図を示す。図1に示す光ディスク装置は、それには限定されないがここではD
VDプレーヤである。図1に示すDVDプレーヤPLは、光ディスク(DVD記録媒体)
Dsを回転させるスピンドルモータSpと、光ディスクDsに光を照射し情報を読出す光
ヘッドAと、光ヘッドAで検出された信号を復号化するデコーダDcと、外部の表示装置
であるモニタMnに接続するための外部接続部Ocと、制御部Contとを備えている。
DVDプレーヤPLは制御部Contによって制御されており、使用者よりDVDを再
生する命令がなされると、まず、スピンドルモータSpを駆動し光ディスクDsを回転さ
せる。光ヘッドAより回動している光ディスクDsにレーザ光を照射し、その反射光を光
ヘッドAで検出する。光ヘッドAに備えられた後述の受光素子Pdは検出した光を電気信
号に変換するものであり、電気信号はデコーダDcに送られ映像用の信号に復調され、外
部接続部Ocを介してモニタMnに送られ、モニタMnに映像を表示する。
図2に光ヘッドの配置図を示す。図2に示す光ヘッドはそれには限定されないがここで
は、光ディスクに記録されているデータを読出す読出し専用の光ヘッドである。図2に示
すようにレーザ光源Ldと、レーザ光源Ldから照射されたレーザ光の特定波長の光を取
り出すグレーティングGrと、ミラーMrと、コリメータレンズLcと、対物レンズLb
と、ハーフミラーHmと、受光素子Pdとを有している。レーザ光源Ldより照射された
レーザ光グレーティングGrにて特定波長だけ抽出され、ミラーMrで反射されてコリメ
ータレンズLcに入射する。コリメータレンズLcに入射したレーザ光は平行光として出
射され対物レンズLbに入射する。対物レンズLbに入射したレーザ光は光ディスクDs
の記録面に照射される。
このときレーザ光は光ディスクDsの記録層に焦点をあわせて、且つ、光軸と光ディス
クDsの記録層とが垂直になるようにレーザ光を照射する。ハーフミラーHmは入射され
たレーザ光の半分を透過し半分を反射するミラーであり、光ディスクDsで反射した光を
受光素子Pdに導くものである。受光素子Pdは光を電流に変換するものであり、光の強
さによってデータを読み取るものである。光ディスクにデータを記録することのできる光
ヘッドも基本的に同様の構成である。上述の各部材へのレーザ光の照射順序はこれに限定
されるものではなく、可能な範囲で順序が入れ替わっているものであっても良い。
図3に本発明に係る光ヘッドの平面図を、図4に図3に示す光ヘッドの底面図を、図5
に図3に示す光ヘッドの側面図を示す。図3、図4、図5に示す光ヘッドAは、ベース1
とアクトベース2とを有している。図3、4、5に示す光ヘッドAはベース1の底面をカ
バーする後述のカバー部材3は取り外している。
ベース1は側面にレーザ光源Ldを装着する光源装着部11と、底面にカバー部材3を
固定するための雌ねじ孔12とを備えている。光源装着部11は略中央にレーザ光源Ld
を圧入するための光源孔111と、レーザ光源Ldの光源孔111を挟んで2個のボス1
12を備えている。
レーザ光源Ldが圧入された光源孔111に近接する位置には、グレーティングGrを
配置するためのグレーティング配置部13が配置されている。レーザ光源Ldにて照射さ
れたレーザ光が遮らないようにするための光路として溝14が形成されている。溝14の
レーザ光源とは反対側の端部140にはハーフミラーHmが配置されており、レーザ光の
半分をミラーMrに向けて反射し半分を透過している。
ベース1には略中央部にレーザ光が通過する貫通孔15が形成されており、貫通孔15
の表側にはコリメータレンズLcが、裏側にはミラーMrが配置している。ハーフミラー
HmとミラーMrの間も、レーザ光が遮らないようにする光路として溝16が形成されて
いる。
ミラーMrはハーフミラーHmで反射したレーザ光をコリメータレンズLcに反射する
ように傾けて取り付けられている。ミラーMrで反射したレーザ光はコリメータレンズL
cに入射し平行光になる。ベース1の表側にはアクトベース2が取り付けられており、ア
クトベース2は、レーザ光が対物レンズLbに入射するように配置されている。
ベース1は摺動するときの方向を規制するための軸Axが摺動可能に貫通する摺動孔1
7と、摺動孔17に隣接して形成されるラックギア18とを有している。ラックギア18
は図示を省略した歯車と歯合しており、歯車が回転することで摺動する。
アクトベース2は対物レンズLbを保持するレンズホルダ21と、レンズホルダ21を
ワイヤばね22を介して支持する支持部23とを有している。アクトベース2は図示を省
略したアクチュエータを用いてレンズホルダ21を移動させ対物レンズLbのトラッキン
グ調整、フォーカシング調整等を行うものである。アクトベース2は光ディスクDsに適
切にレーザ光を照射することができるように調整してベース1に取り付けられるものであ
る。
ベース1にはアクトベース2の傾きを調整するボルト(付図示)を挿入する傾き調整孔
19が形成されており、傾き調整孔19を貫通してアクトベース2と螺合するボルトを調
整することで、アクトベース2の傾きを調整することができる。
ハーフミラーHmのミラーMrと反対側受光素子Pdが取り付けられており、ハーフミ
ラーHmを透過したレーザ光を受光して電気信号に変換する。
図6(A)に本発明にかかる光ヘッドに用いられるカバー部材の平面図を、図6(B)
に図6(A)に示すカバー部材の側面図を示す。図6(A)、(B)に示すように、カバ
ー部材3はベース1の底面を覆うカバー部31と、レーザ光源Ldを支持しカバー部31
と直交するレーザ光源支持部32とを備えている。カバー部材3はそれには限定されない
が、金属板を切曲げて形成されている。
カバー部材3のカバー部31にはベース1の底面に備えられている雌ねじ孔12と重な
る位置に配置されるねじ孔311と、グレーティング配置部13と重なる位置に形成され
たグレーティングGrの調整を行うグレーティング調整用窓312と、アクトベース2の
傾きを調整するための傾き調整窓313とを有している。
また、レーザ光源支持部32には、光源装着部11に備えられているボス112と係合
するためのボス孔321と、光源装着部11の光源孔111と重なる位置に形成される貫
通孔322とを有している。
図7(A)に図3に示す光ヘッドのカバー部材を取り付けた状態の底面図を、図7(B
)に図7(A)に示す光ヘッドの側面図を示す。図7(A)、図7(B)に示すように、
ベース1の底面にカバー部材3を取り付けるときには、まず、ベース1の光源装着部11
に形成されたボス112とカバー部材3のレーザ光源支持部32に形成されたボス孔32
1を係合させる。ボス112をボス孔321に係合することで、カバー部材3がベース1
に対して正しい位置に来るように位置決めできる。すなわち、ベース1の光源装着部11
の光源孔111とカバー部材3のレーザ光源支持部32の貫通孔322とが重なるように
配置される。
さらに、ベース1の底面に形成される雌ねじ孔12とカバー部材3のカバー部31に形
成されるねじ孔311とが重なる。この状態でボルト4をねじ孔311に貫通させて雌ね
じ孔12と螺合することで、カバー部材3をベース1に固定することができる。カバー部
材3を取り付けた状態では、レーザ光源支持部32の貫通孔322より、レーザ光源Ld
の一部がカバー部材3より露出しており、その部分より、レーザ光源Ldへ電力を供給す
ることができる。
また、カバー部材3のカバー部31にはグレーティングGrにアクセスするためのグレ
ーティング調整窓312が形成されており、グレーティングGrにアクセスすることがで
き、カバー部材3を取り外すことなくグレーティングGrの調整を行うことができる。さ
らに、ベース1の表側に配置されるアクトベース2の傾きを調整するねじ(不図示)が挿
入される傾き調整窓313も形成されているので、カバー部材3が取り付けられた状態で
あっても、アクトベース2の傾きを調整することが可能である。
ベース1にカバー部材3を取り付けることで、レーザ光源Ld、ハーフミラーMr、受
光素子Pd等に物品が接触したり、埃、塵等が付着したりして、破損したり故障したりす
るのを抑制することができる。また、光ヘッドAの外部よりレーザ光以外の光が入射する
のを防ぐことができるので、受光素子Pdに入射するレーザ光に不要な光が混入せず、受
光素子Pdにて正確な電気信号に変換することができる。さらに、レーザ光源Ldからの
熱を効率よく放熱することができ、それだけ、光ヘッドAの熱による破損、故障等の不具
合の発生を抑制することができる。
本考案の光ヘッドは、DVD、CD、LD等の光ディスクにレーザ光を照射して情報を
読み出したり、書込み可能な光ディスクに情報を記録したりする光ディスク装置において
適用することができる。
本考案にかかる光ディスク装置の配置図である。 光ヘッドの一例の配置図である。 本考案に係る光ヘッドの平面図である。 図3に示す光ヘッドの側面図である。 図3に示す光ヘッドに用いられるレンズホルダの側面図である。 図(A)は本発明にかかる光ヘッドに用いられるカバー部材の平面図であり、図(B)は図(A)に示すカバー部材の側面図である。 図(A)は図3に示す光ヘッドのカバー部材を取り付けた状態の底面図であり、図(B)は図(A)に示す光ヘッドの側面図である。 図(A)は従来の光ヘッドの底面図であり、図(B)は図(A)に示す光ヘッドの側面図である。
符号の説明
Ds 光ディスク
Mr ミラー
Hm ハーフミラー
Ld レーザ光源
Pd 受光部
1 ベース
11 光源装着部
111 光源孔
112 ボス
12 雌ねじ孔
13 グレーティング配置部
14 溝
15 貫通孔
2 アクトベース
21 レンズホルダ
22 ワイヤばね
23 支持部
3 カバー部材
31 カバー部
311 ねじ孔
312 グレーティング調整窓
313 傾き調整窓
32 レーザ光原子時部
321 ボス孔
322 貫通孔
4 ボルト

Claims (4)

  1. 光ディスクを回転させるスピンドルモータと、前記光ディスクに対してレーザ光を照射
    する光ヘッドと、信号を処理するための信号処理装置と、前記光ヘッドにて検出され前記
    信号処理装置にて復号化された信号を外部の映像表示部に接続するための外部接続部と、
    制御部とを備える光ディスク装置であって、
    前記光ヘッドは、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光から特定の波長の光
    を取り出すグレーティングと、前記レーザ光の一部を反射し一部を透過するハーフミラー
    と、前記レーザ光を反射するミラーと、前記レーザ光を平行光にするコリメータレンズと
    、前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズと、光を受光し電気信号に
    変換する受光素子と、前記対物レンズを保持するアクトベースと、前記レーザ光源、グレ
    ーティング、ハーフミラー、ミラー、受光素子及びアクトベースが固定されるベースと、
    前記ベースの底面を覆うように装着されるカバー部材とを有しており、
    前記ベースは側面に前記光源設置部に前記レーザ光源を圧入するための光源圧入孔と、
    前記光源圧入孔を挟んで対向する位置にボスを有する光源設置部と、底面にボルト螺合す
    ることができる雌ねじ孔とを備えており、
    前記カバー部材は前記ベースに装着したときに該ベースの底面を覆うカバー部と、前記
    光源設置部を覆う光源支持部とを備え、前記カバー部には前記雌ねじ孔と重なる位置にね
    じ孔と、前記グレーティングを調整するためのグレーティング調整窓と、前記アクトベー
    スの傾きを調整するための傾き調整窓を有しており、前記光源支持部には前記レーザ光源
    の一部が貫通する光源貫通孔と、前記ボスが貫通するボス孔とを有しており、
    前記カバー部材は前記ボスが前記ボス孔を貫通するように配置するとともに、ボルトを
    前記カバー部の外から前記ねじ孔を貫通し、前記ベースの底面の雌ねじ孔と螺合させるこ
    とで前記ベースに接続固定されることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ヘッドで光ディスクにレーザ光を照射することでデータを記録、読出しする光ディス
    ク装置であって、
    前記光ヘッドは、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光源が固定されるベー
    スと、前記ベースの底面を覆うように装着されるカバー部材とを有しており、
    前記ベースは側面に前記光源設置部に前記レーザ光源を圧入するための光源圧入孔と、
    少なくとも1個のボスとを有する光源設置部と、底面にボルト螺合することができる雌ね
    じ孔とを備えており、
    前記カバー部材は前記ベースに装着したときに該ベースの底面を覆うカバー部と、前記
    光源設置部を覆う光源支持部とを備え、前記カバー部の前記雌ねじ孔と重なる位置にねじ
    孔を有し、前記光源支持部に前記レーザ光源の一部が貫通する光源貫通孔と、前記ボスが
    貫通するボス孔とを有しており、
    前記カバー部材は前記ボスが前記ボス孔を貫通するように配置するとともに、ボルトを
    前記カバー部の外から前記ねじ孔を貫通し、前記ベースの底面の雌ねじ孔と螺合させるこ
    とで前記ベースに接続固定されることを特徴とする光ディスク装置。
  3. レーザ光を照射するレーザ光源と、
    前記レーザ光から特定の波長の光を取り出すグレーティングと、
    前記レーザ光の一部を反射し一部を透過するハーフミラーと、
    前記レーザ光を平行光にするコリメータレンズと、
    前記レーザ光を前記光ディスクに照射するための対物レンズと、
    光を受光し電気信号に変換する受光素子と、
    前記対物レンズを保持するアクトベースと、
    前記レーザ光源、グレーティング、ハーフミラー、受光素子及びアクトベースが固定さ
    れるベースと、
    前記ベースの底面を覆うように装着されるカバー部材とを有しており、
    前記ベースは側面に前記光源設置部に前記レーザ光源を圧入するための光源圧入孔と、
    前記光源圧入孔を挟んで対向する位置にボスを有する光源設置部と、底面にボルト螺合す
    ることができる雌ねじ孔とを備えており、
    前記カバー部材は前記ベースに装着したときに該ベースの底面を覆うカバー部と、前記
    光源設置部を覆う光源支持部とを備え、前記カバー部には前記雌ねじ孔と重なる位置にね
    じ孔と、前記グレーティングを調整するためのグレーティング調整窓と、前記アクトベー
    スの傾きを調整するための傾き調整窓を有しており、前記光源支持部には前記レーザ光源
    の一部が貫通する光源貫通孔と、前記ボスが貫通するボス孔とを有しており、
    前記カバー部材は前記ボスが前記ボス孔を貫通するように配置するとともに、ボルトを
    前記カバー部の外から前記ねじ孔を貫通し、前記ベースの底面の雌ねじ孔と螺合させるこ
    とで前記ベースに接続固定されることを特徴とする光ヘッド。
  4. レーザ光を照射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源が固定されるベースと、
    前記ベースの底面を覆うように装着されるカバー部材とを有しており、
    前記ベースは側面に前記光源設置部に前記レーザ光源を圧入するための光源圧入孔と、
    少なくとも1個のボスとを有する光源設置部と、底面にボルト螺合することができる雌ね
    じ孔とを備えており、
    前記カバー部材は前記ベースに装着したときに該ベースの底面を覆うカバー部と、前記
    光源設置部を覆う光源支持部とを備え、前記カバー部の前記雌ねじ孔と重なる位置にねじ
    孔を有し、前記光源支持部に前記レーザ光源の一部が貫通する光源貫通孔と、前記ボスが
    貫通するボス孔とを有しており、
    前記カバー部材は前記ボスが前記ボス孔を貫通するように配置するとともに、ボルトを
    前記カバー部の外から前記ねじ孔を貫通し、前記ベースの底面の雌ねじ孔と螺合させるこ
    とで前記ベースに接続固定されることを特徴とする光ヘッド。
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