JP2002367301A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2002367301A
JP2002367301A JP2001175798A JP2001175798A JP2002367301A JP 2002367301 A JP2002367301 A JP 2002367301A JP 2001175798 A JP2001175798 A JP 2001175798A JP 2001175798 A JP2001175798 A JP 2001175798A JP 2002367301 A JP2002367301 A JP 2002367301A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はガイドシャフトの高さ調整を簡単に
行えると共に、薄型化に対応することを課題とする。 【解決手段】 ガイドシャフト26は、両端に切欠部2
6aが設けられている。この切欠部26aは、軸方向か
らみると、半円形状になっており、軸方向と平行な平面
26bが形成されている。この平面26bは、板バネ4
6の第1付勢部46d,46eに押圧される。これによ
り、平面26bの下方には、板バネ46の第1付勢部4
6d,46eが介在するためのスペースとなり、その分
ガイドシャフト26の取付高さ位置が低くなる。さら
に、平面26bを貫通する26cには、調整ネジ48が
螺入され、この調整ネジ48の締め付け具合によってガ
イドシャフト26の両端の高さ位置が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録再生装置に係
り、特に記録媒体に対して情報の読み取り及び/または
書き込みを行うヘッドの高さ調整が行えるよう構成され
た記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばディスク状記録媒体が装着される
記録再生装置においては、レーザ式光学式ピックアップ
からなる光学式ヘッドがディスク半径方向に移動して記
録媒体に対して情報の読み取り及び/または書き込みを
行う。この種の記録再生装置では、ディスク状記録媒体
が載置されたトレーを装置内に挿入すると、トレー内の
ディスク状記録媒体がターンテーブルにクランプされ、
続いて光学式ヘッドがガイドシャフトにガイドされてデ
ィスク半径方向にシーク動作する。
【0003】この種のディスク状記録媒体が装着される
記録再生装置では、ディスク状記録媒体に高密度に記録
された情報(ピットパターン)を正確に読み取るため、
ディスク状記録媒体に対する光学式ヘッドのシーク動作
位置と、ターンテーブルに装着されたディスク状記録媒
体との距離が一定となるよう光学式ヘッドとディスク状
記録媒体との相対角度を調整する必要がある。
【0004】すなわち、ディスク装置の組み立てライン
においては、ターンテーブル及び光学式ヘッド等の組み
付けが終了した後、ターンテーブルに位置調整用基準デ
ィスクをクランプさせた状態で基準ディスクからの反射
光を光学式ヘッドにより検出する。その際、光学式ヘッ
ドで検出された基準ディスクからの反射光の角度ずれを
測定器(オートコリメータ)で測定しながらレーザ光の
角度が規定値となるように光学ヘッドの取付角度及び基
準ディスクに対する距離(高さ位置)及び傾きを調整す
る。
【0005】基準ディスクに対する光学式ヘッドの高さ
位置は、光学式ヘッドをガイドするガイドシャフトの高
さ位置及び傾きを調整することにより所定位置に保持さ
れる。
【0006】このようなガイドシャフトの高さ位置調整
機構を有する従来の記録再生装置としては、例えば、特
開平11−203801号公報にみられるように、ガイ
ドシャフトとシャーシとの間にコイルバネを介在させ、
シャーシに調整ネジをねじ込みながら調整ネジの頭部を
ガイドシャフトの上部に当接させてガイドシャフトの高
さ位置を調整する構成のものがある。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された構成の記録再生装置においては、丸棒材
からなるガイドシャフトとシャーシとの間にコイルバネ
を圧縮状態で介在させる構成であり、調整ネジの締め付
け具合によってコイルバネの圧縮量が変化してシャーシ
に対するガイドシャフトの保持高さが調整されるため、
ガイドシャフトの調整可能な最小高さが高すぎて、記録
再生装置の薄型化に対応できないという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決した記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、記
録媒体に対して情報の読み取り及び/または書き込みを
行うヘッドと、ヘッドの移動をガイドするガイドシャフ
トと、ガイドシャフトの両端を付勢部材の付勢力に抗し
てシャーシ上の所定高さに調整可能に保持する保持手段
と、を備えてなる記録再生装置において、ガイドシャフ
トの端部に切欠部を設け、切欠部に付勢部材を当接させ
てガイドシャフトの高さ位置を調整可能としたものであ
り、ガイドシャフトの調整可能な最小高さを低くして装
置の薄型化に対応することができる。
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明になる記録再生装置
の一実施例としてのCD−ROMドライブ装置の斜視図
である。図2はトレーが引き出された状態を示すディス
ク装置を示す平面図である。図1乃び図2に示されるよ
うに、記録再生装置としてのCD−ROMドライブ装置
1(以下「装置」と称する)は、ノート型パソコン(図
示せず)の筐体に内蔵される内蔵形の装置である。
【0008】この装置1は、大略、ディスク(図1中、
一点鎖線で示す)を向かい入れるためのトレー2と、ト
レー2を摺動自在に支持するトレー摺動機構4と、トレ
ー2に設けられた光学式ヘッド部5と、載置されたディ
スク(CD−ROM)を回転駆動するターンテーブル6
と、トレー2がディスク装着位置に移動したときトレー
2をロックするロック機構8とよりなる。
【0009】図1は天板9を外してトレー2が装置内に
収納されたディスク装着位置に移動した状態を示し、図
2は同じく天板9を外してトレー2が装置外に引き出さ
れたディスク交換位置に移動した状態を示す。
【0010】このトレー2は、ディスクの一部がトレー
2からはみ出るようにディスク外径よりも横幅寸法が小
さくなるように形成されており、手動操作によりA,B
方向に摺動してディスク交換位置又はディスク装着位置
に至る。
【0011】そのため、装置1には、トレー2をA,B
方向に駆動するための駆動機構(モータ及び伝達機構等
よりなる)が設けられてなく、その分部品点数が減少し
ているため、小型化及び薄型化が図られている。
【0012】10はシャーシで、上記各機構を収納する
収納部10aと、トレー2からはみ出したディスクを保
護するためにはみ出たディスクの下方を覆うカバー部1
0bとよりなる。尚、カバー部10bの下方は、空間で
あり、例えば装置1が組み付けられるノート型パソコン
内の他の機器が配設されるようになる。
【0013】11は前面ベゼルで、トレー2の前端に固
定され、トレー2と一体的にA,B方向に摺動する。こ
の前面ベゼル11の中央には、トレー2を引き出す際に
ロック機構8によるロックを解除させるためのスイッチ
釦12が設けられている。
【0014】トレー2は、ディスクを向かい入れるため
の空間を形成するディスク対向面2aと、ディスク対向
面2aに穿設された光学式ヘッド及びターンテーブル用
の開口2bとを有する。
【0015】ディスク対向面2aは、シャーシ10の収
納部10aを覆うように横幅寸法がディスク外径よりも
小さくなっており、ディスクの約2/3をカバーできる
ように形成されている。従って、図1に示すように、デ
ィスクは右側の周縁部がトレー2のディスク対向面2a
から側方にはみ出す。
【0016】そのため、ディスクを取り出す際は、ディ
スク対向面2aからはみ出たディスクの周縁部を把持す
ることができるので、ディスクを把持するための凹部を
トレー2に設ける必要がないばかりか、トレー2の右側
方全体がディスクを把持するための空間となる。また、
前述したようにシャーシ10もトレー2の横幅寸法に対
応して、収納部10aの横幅寸法が小さくなっており、
トレー2からはみ出したディスクを保護するためのカバ
ー部10bが収納部10aから側方に突出している。
【0017】図2中、一点鎖線で示すように、ディスク
の一部がトレー2のディスク対向面2aからはみ出すよ
うにトレー2が形成されているため、右側におけるディ
スク把持方向が制限されず、トレー2からはみ出したデ
ィスクの周縁部をどこでも把持してディスクをトレー2
から容易に取り出すことができる。
【0018】ここで、トレー2上に搭載された記録再生
ユニット21について説明する。図3は記録再生ユニッ
ト21の底面図である。図3に示されるように、記録再
生ユニット21は、トレー2の上方に固着されるベース
(請求項に記載されたシャーシに相当する)22と、デ
ィスク状記録媒体(図示せず)がクランプされるターン
テーブル6と、ターンテーブル6を駆動するディスクモ
ータ23と、ディスクモータ23を支持するモータベー
ス24と、ディスク状記録媒体に記録された情報を読み
取る光学式ヘッド5と、光学式ヘッド5の移動をガイド
する一対のガイドシャフト25,26と、光学式ヘッド
5をガイドシャフト25,26に沿って移動させる駆動
機構27とからなる。そして、一方のガイドシャフト2
6は、後述する調整機構32により両端の高さ位置及び
傾きを調整可能に保持されている。他方のガイドシャフ
ト25は、後述するように一端がベース22に固定さ
れ、他端が高さ位置を調整可能に保持されている。従っ
て、光学式ヘッド5をガイドする一対のガイドシャフト
25,26は、3点で高さ及び傾きを調整されるように
取り付けられる。
【0019】駆動機構27は、ガイドシャフト25と同
一方向に延在するように支持されたリードスクリュウ2
8と、ギヤ機構29及び光学式ヘッド駆動モータ30が
取り付けられている。そして、光学式ヘッド部5は、リ
ードスクリュウ28のねじ部に係合するため、光学式ヘ
ッド駆動モータ30の回転駆動力がギヤ機構29を介し
てリードスクリュウ28に伝達されると、ガイドシャフ
ト25,26のガイドされるA,B方向に移動する。
【0020】このように、ディスクを回転駆動するター
ンテーブル6及びターンテーブル6を駆動するターンテ
ーブル駆動用モータ23と光学式ヘッド部5がトレー2
に一体的に設けられることによりディスクと光学式ヘッ
ド部5との相対位置精度がトレー2の移動位置精度に影
響されずに済み、ディスクの読み取り精度を向上させる
ことができる。
【0021】図4はベース22の底面図である。図4に
示されるように、ベース22は、中央部分にディスクモ
ータ23及び光学式ヘッド5及びガイドシャフト25,
26を取り付けるための開口22aを有する。また、ベ
ース22には、ガイドシャフト25,26の両端を保持
するためのネジが挿通される小孔35a〜35d、モー
タベース24を固定するためのネジが挿通される小孔3
6、ギヤ機構29及び光学式ヘッド駆動モータ30を保
持する枠体37を固定するためのネジが挿通される小孔
38が設けられている。
【0022】また、小孔35aの側方には、ガイドシャ
フト25の外周に対して延在方向と直交する側方から当
接して位置規制するための位置決め部39が切起こしさ
れている。また、小孔35c,35dの近傍には、ガイ
ドシャフト26の外周に対して延在方向と直交する側方
から当接して位置規制するための位置決め部40,41
が切起こしされている。また、小孔35bには、メネジ
が形成されており、ガイドシャフト25の端部を固定で
きるように設けられている。
【0023】さらに、ベース22の外周には、振動吸収
ダンパ(図示せず)を介してトレー2に固定されるよう
にC字状に形成されて固定部42〜44が3箇所に設け
られている。
【0024】図5はガイドシャフト25,26の形状を
示す図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、
(C)は軸方向からみた図である。図5(A)〜(C)
に示されるように、ガイドシャフト25,26は、ステ
ンレス製丸棒材からなり、両端に切欠部25a,26a
が設けられている。この切欠部25a,26aは、軸方
向からみると、半円形状になっており、軸方向と平行な
平面25b,26bが形成されている。
【0025】この平面25b,26bは、後述するよう
に上方に押圧されるための被押圧面として機能するもの
であり、ガイドシャフト25,26の外周よりも略半径
寸法分だけ上方に位置するように取り付けられる。これ
により、平面25b,26bの下方は、後述する付勢手
段が介在するためのスペースとなり、その分高さ寸法が
小さくなる。
【0026】さらに、平面25b,26bには、軸方向
と直交するネジ孔25c,26cが貫通している。この
ネジ孔25c,26cは、保持手段としての調整ネジ
(後述する)が螺入され、この調整ネジの締め付け具合
によってガイドシャフト25,26の両端の高さ位置及
び傾きが調整される。
【0027】図6はガイドシャフト26を上方に付勢す
るための板バネの形状を示す斜視図である。図6に示さ
れるように、板バネ46は、ガイドシャフト26の延在
方向に延在する起立部46aと、起立部46aの両端付
近から水平方向に突出する水平部46b,46cと、水
平部46b,46cより所定角度で傾斜するようにV字
状に折曲げられた第1付勢部46d,46eと、ガイド
シャフト26の外周を側方から押圧するように3箇所で
起立された第2付勢部46fと、水平部46b,46c
に設けられた取付ネジ孔46g,46hとを有する。
【0028】第1付勢部46d,46eは、ガイドシャ
フト26の両端に設けられた切欠部26aの平面26b
に対向する位置に形成されており、平面26bに当接し
て上方に付勢するように先端部分が下方に湾曲されてい
る。また、第2付勢部46fは、ガイドシャフト26の
外周を位置決め部39〜41に押圧してベース22に対
して所定の取り付け位置にガイドシャフト26を保持す
ることができる。
【0029】さらに、板バネ46は、上記第1付勢部4
6d,46eと第2付勢部46fとが一体に形成されて
いるので、部品点数が削減できると共に、一つの部材で
ガイドシャフト26を上記2方向に付勢するように取り
付けることができ、組み立て作業効率を高めることが可
能になる。
【0030】ここで、ガイドシャフト26の高さ位置及
び傾きを調整する調整機構32について説明する。
【0031】図7は調整機構32の第1実施例の取付構
造を示す縦断面図である。図7に示されるように、調整
機構32は、ガイドシャフト26の端部に螺入される調
整ネジ48と、ガイドシャフト26の端部を付勢する板
バネ46の第1付勢部(付勢部材)46d,46eとを
有する。
【0032】ガイドシャフト26は、外周が位置決め部
39と第2付勢部46fとの間に挟持され、両端部の平
面26bを貫通する取付ネジ孔46g,46hに下方か
ら調整ネジ48が螺入され、調整ネジ48の締め込み具
合で上下動する。尚、調整ネジ48は、頭部48aの端
面中央に四角形または六角形の係合孔(図示せず)が設
けられており、この係合孔に四角形または六角形の治具
を嵌合させて回動される。
【0033】一方、板バネ46の第1付勢部46d,4
6eは、ガイドシャフト26の両端に設けられた平面2
6bを調整ネジ48の先端方向(上方)に付勢してい
る。そのため、調整ネジ48が回動操作されると、調整
ネジ48の回動位置に応じて第1付勢部46d,46e
が弾性変形してその傾斜角度が変化してガイドシャフト
26を昇降させることができる。すなわち、調整ネジ4
8を回動操作するだけで、ベース22に対するガイドシ
ャフト26の高さ位置及び傾きを任意の位置に容易に調
整することができる。これにより、ベース22に対する
ガイドシャフト26の高さ位置及び傾きが調整され、そ
の結果、光学式ヘッド5の高さ位置が調整される。
【0034】このように、板バネ46の第1付勢部46
d,46eが、ガイドシャフト26の両端に設けられた
切欠部26aにより半円形状とされた平面26bに当接
してガイドシャフト26を上方に付勢するため、ガイド
シャフト26の最小高さをより低くい位置に調整するこ
とが可能になり、調整機構32の高さ寸法を低くして装
置の薄型化に対応することができる。
【0035】また、調整ネジ48が平面26bを貫通す
るネジ孔26cに螺入されるため、その分調整機構32
の設置スペースを小さくして小型化できると共に、調整
ネジ48の突出高さを小さくでき、薄型化にも対応する
ことができる。
【0036】さらに、板バネ46は、ガイドシャフト2
6の両端に設けられた平面26bを調整ネジ48の先端
方向(上方)に付勢する第1付勢部46d,46eと、
ガイドシャフト26の外周をベース22の位置決め部4
0,41に押圧してベース22の所定取付位置にガイド
シャフト26を保持する第2付勢部46fとが一体に形
成されているため、組み立て作業効率を高めることが可
能になる。
【0037】次にガイドシャフト25の高さ位置及び傾
きを調整する調整機構33について説明する。
【0038】ガイドシャフト25は、ターンテーブル6
の近傍に保持される一端が調整機構33により調整可能
に保持され、他端が取付ネジ31によりベース22に固
定される。尚、取付ネジ31は、ガイドシャフト25を
貫通してベース22の小孔35bに螺入されてガイドシ
ャフト25を固定するので、付勢手段を介在させる必要
がない。そのため、ガイドシャフト25の他端には、切
欠部25aを設けない構成とすることもできる。
【0039】図8はガイドシャフト25用の調整機構3
3の取付構造を示す縦断面図である。図8に示されるよ
うに、調整機構33は、ガイドシャフト25の端部に螺
入される調整ネジ48と、ガイドシャフト25の端部を
付勢するコイルバネ(付勢部材)50とを有する。
【0040】ガイドシャフト25の一端は、ベース22
の小孔35aに下方から挿入された調整ネジ48が平面
25bを貫通するネジ孔25cに螺入され、調整ネジ4
8の外周に巻装されたコイルバネ50により上方に付勢
される。このコイルバネ50は、ガイドシャフト25の
一端に設けられた平面25bとベース22との間に介在
しており、平面25bを上方に付勢している。そのた
め、調整ネジ48の締め込み具合に応じてコイルバネ5
0が伸縮してガイドシャフト25の一端を昇降させるこ
とができる。これにより、ベース22に対するガイドシ
ャフト25の高さ位置及び傾きが調整され、その結果、
光学式ヘッド5の高さ位置及び傾きが調整される。
【0041】また、調整ネジ48が平面25bを貫通す
るネジ孔25cに螺入されるため、その分調整機構33
のスペースを小さくして小型化できると共に、調整ネジ
48の突出高さを小さくでき、薄型化にも対応すること
ができる。
【0042】図9は調整機構32の第2実施例の取付構
造を示す縦断面図である。図9に示されるように、ガイ
ドシャフト26は、両端部の平面26bを上下方向に貫
通する貫通孔26c’が設けられている。そして、ベー
ス22には、調整ネジ48が螺入されるネジ孔35
c’,35d’が設けられている。第2実施例では、第
1付勢部46d,46eの付勢力がベース22から離間
する方向、すなわち、調整ネジ48の頭部48aに作用
するように構成されている。
【0043】この第2実施例では、調整ネジ48がガイ
ドシャフト26の上方から貫通孔26c’に挿通された
後、ネジ孔35c’,35d’に螺入される。従って、
調整ネジ48は、頭部48aがガイドシャフト26の外
周に当接した状態でネジ孔35c’,35d’に螺入さ
れると、調整ネジ48の回動位置に応じて第1付勢部4
6d,46eが弾性変形してガイドシャフト26を昇降
させることができる。これにより、ベース22に対する
ガイドシャフト26の高さ位置及び傾きが調整され、そ
の結果、光学式ヘッド5の高さ位置及び傾きが調整され
る。
【0044】また、第2実施例では、前述した第1実施
例と同様、板バネ46の第1付勢部46d,46eが、
ガイドシャフト26の両端に設けられた切欠部26aに
より半円形状とされた平面26bに当接してガイドシャ
フト26を上方に付勢するため、ガイドシャフト26の
最小高さをより低く位置に調整することが可能になり、
調整機構32の高さ寸法を低くして装置の薄型化に対応
することができる。
【0045】また、第2実施例では、調整ネジ48が平
面26bを貫通する貫通孔26c’に挿通されるため、
その分調整機構32の設置スペースを小さくして小型化
できると共に、調整ネジ48の突出高さを小さくでき、
薄型化にも対応することができる。
【0046】図10は調整機構32の第3実施例の取付
構造を示す縦断面図である。図10に示されるように、
ベース22の底面には、調整ネジ48の頭部48aが嵌
合するための凹部49が設けられている。そのため、調
整ネジ48は、頭部48aが凹部49に挿入されて突出
しないように取り付けられる。
【0047】従って、調整機構32では、調整ネジ48
の頭部48aがベース22の底面に埋設された状態とな
り、その分薄型化が促進される。
【0048】また、第3実施例では、前述した第1実施
例と同様、板バネ46の第1付勢部46d,46eが、
ガイドシャフト26の両端に設けられた切欠部26aに
より半円形状とされた平面26bに当接してガイドシャ
フト26を上方に付勢するため、ベース22に対するガ
イドシャフト26の最小高さをより低く位置に調整する
ことが可能になり、調整機構32の高さ寸法を低くして
装置の薄型化に対応することができる。
【0049】また、第3実施例では、前述した第1実施
例と同様、調整ネジ48が平面26bを貫通するネジ孔
26cに螺入されるため、その分調整機構32の設置ス
ペースを小さくして小型化できると共に、調整ネジ48
の突出高さを小さくでき、薄型化にも対応することがで
きる。
【0050】尚、上記実施の形態では、光学式ヘッドを
有するCD−ROM装置をディスク装置の一例として挙
げたが、これに限らず、例えばDVD装置あるいは磁気
ヘッドを用いて記録または再生を行う磁気記録方式の記
録再生装置等にも適用できるのは勿論である。
【0051】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ガイドシ
ャフトの端部に切欠部を設け、切欠部に付勢部材を当接
させてガイドシャフトの高さ位置を調整可能としたた
め、ガイドシャフトの高さ位置に付勢部材を配置させる
ことが可能になり、ガイドシャフトの調整可能な最小高
さを低くして装置の薄型化に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる記録再生装置の一実施例としての
CD−ROMドライブ装置の斜視図である。
【図2】トレーを引き出した状態の斜視図である。
【図3】記録再生ユニット21の底面図である。
【図4】ベース22の底面図である。
【図5】ガイドシャフト25,26の形状を示す図であ
り、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は軸方向
からみた図である。
【図6】ガイドシャフト26を上方に付勢するための板
バネの形状を示す斜視図である。
【図7】ガイドシャフト26用の調整機構32の第1実
施例の取付構造を示す縦断面図である。
【図8】ガイドシャフト25用の調整機構33の取付構
造を示す縦断面図である。
【図9】調整機構32の第2実施例の取付構造を示す縦
断面図である。
【図10】調整機構32の第3実施例の取付構造を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
1 CD−ROMドライブ装置 2 トレー 3 サブシャーシ 4 トレー摺動機構 5 光学式ヘッド 6 ターンテーブル 21 記録再生ユニット 22 ベース 23 ディスクモータ 24 モータベース 25,26 ガイドシャフト 25a,26a 切欠部 25b,26b 平面 25c,26c ネジ孔 27 駆動機構 32,33 調整機構 46 板バネ 46a 起立部 46b,46c 水平部 46d,46e 第1付勢部 46f 第2付勢部 46g,46h 取付ネジ孔 48 調整ネジ 25c’,26c’ 貫通孔 35a’〜35d’ ネジ孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して情報の読み取り及び/
    または書き込みを行うヘッドと、 該ヘッドの移動をガイドするガイドシャフトと、 該ガイドシャフトを付勢する付勢部材と、 該ガイドシャフトの両端を前記付勢部材の付勢力に抗し
    てシャーシ上の所定高さに調整可能に保持する保持手段
    と、 を備えてなる記録再生装置において、 前記ガイドシャフトの端部に切欠部を設け、該切欠部に
    前記付勢部材を当接させて前記ガイドシャフトの高さ位
    置を調整可能に構成したことを特徴とする記録再生装
    置。
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