JP3849463B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記録再生装置に係り、特に記録媒体に対して情報の読み取り及び/または書き込みを行うヘッドの高さ調整が行えるよう構成された記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばディスク状記録媒体が装着される記録再生装置においては、レーザ式光学式ピックアップからなる光学式ヘッドがディスク半径方向に移動して記録媒体に対して情報の読み取り及び/または書き込みを行う。この種の記録再生装置では、ディスク状記録媒体が載置されたトレーを装置内に挿入すると、トレー内のディスク状記録媒体がターンテーブルにクランプされ、続いて光学式ヘッドがガイドシャフトにガイドされてディスク半径方向にシーク動作する。
【0003】
この種のディスク状記録媒体が装着される記録再生装置では、ディスク状記録媒体に高密度に記録された情報(ピットパターン)を正確に読み取るため、ディスク状記録媒体に対する光学式ヘッドのシーク動作位置と、ターンテーブルに装着されたディスク状記録媒体との距離が一定となるよう光学式ヘッドとディスク状記録媒体との相対角度を調整する必要がある。
【0004】
すなわち、ディスク装置の組み立てラインにおいては、ターンテーブル及び光学式ヘッド等の組み付けが終了した後、ターンテーブルに位置調整用基準ディスクをクランプさせた状態で基準ディスクからの反射光を光学式ヘッドにより検出する。その際、光学式ヘッドで検出された基準ディスクからの反射光の角度ずれを測定器(オートコリメータ)で測定しながらレーザ光の角度が規定値となるように光学ヘッドの取付角度及び基準ディスクに対する距離(高さ位置)及び傾きを調整する。
【0005】
基準ディスクに対する光学式ヘッドの高さ位置は、光学式ヘッドをガイドするガイドシャフトの高さ位置及び傾きを調整することにより所定位置に保持される。
【0006】
このようなガイドシャフトの高さ位置調整機構を有する従来の記録再生装置としては、例えば、特開平11−203801号公報にみられるように、ガイドシャフトとシャーシとの間にコイルバネを介在させ、シャーシに調整ネジをねじ込みながら調整ネジの頭部をガイドシャフトの上部に当接させてガイドシャフトの高さ位置を調整する構成のものがある。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載された構成の記録再生装置においては、丸棒材からなるガイドシャフトとシャーシとの間にコイルバネを圧縮状態で介在させる構成であり、調整ネジの締め付け具合によってコイルバネの圧縮量が変化してシャーシに対するガイドシャフトの保持高さが調整されるため、ガイドシャフトの調整可能な最小高さが高すぎて、記録再生装置の薄型化に対応できないという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決した記録再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような特徴を有する。
上記請求項1記載の発明は、記録媒体に対して情報の読み取り及び/または書き込みを行うヘッドと、該ヘッドの移動をガイドするガイドシャフトと、該ガイドシャフトを付勢する付勢部材と、該ガイドシャフトの両端を前記付勢部材の付勢力に抗してシャーシ上の所定高さに調整可能に保持する保持手段と、を備えてなる記録再生装置において、前記ガイドシャフトの端部に切欠部を設け、前記付勢手段は、前記シャーシ上に載置される水平部と、前記ガイドシャフトの切欠部を前記シャーシから離間する方向に付勢するように前記水平部よりV字状に折り曲げられた第1付勢部とが一体に形成された板バネにより構成されていることを特徴とするものであり、ガイドシャフトの調整可能な最小高さを低くして装置の薄型化に対応することができる。
上記請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の記録再生装置であって、前記シャーシ上に起立し、前記ガイドシャフトの延在方向と直交する側方から前記ガイドシャフトの端部に当接する位置決め部を備えてなり、前記板バネは、前記ガイドシャフトの端部を前記位置決め部に押圧する第2付勢部が一体に形成された構成であることを特徴とするものであり、ガイドシャフトを安定に保持することができる。
【0008】
この装置1は、大略、ディスク(図1中、一点鎖線で示す)を向かい入れるためのトレー2と、トレー2を摺動自在に支持するトレー摺動機構4と、トレー2に設けられた光学式ヘッド部5と、載置されたディスク(CD−ROM)を回転駆動するターンテーブル6と、トレー2がディスク装着位置に移動したときトレー2をロックするロック機構8とよりなる。
【0009】
図1は天板9を外してトレー2が装置内に収納されたディスク装着位置に移動した状態を示し、図2は同じく天板9を外してトレー2が装置外に引き出されたディスク交換位置に移動した状態を示す。
【0010】
このトレー2は、ディスクの一部がトレー2からはみ出るようにディスク外径よりも横幅寸法が小さくなるように形成されており、手動操作によりA,B方向に摺動してディスク交換位置又はディスク装着位置に至る。
【0011】
そのため、装置1には、トレー2をA,B方向に駆動するための駆動機構(モータ及び伝達機構等よりなる)が設けられてなく、その分部品点数が減少しているため、小型化及び薄型化が図られている。
【0012】
10はシャーシで、上記各機構を収納する収納部10aと、トレー2からはみ出したディスクを保護するためにはみ出たディスクの下方を覆うカバー部10bとよりなる。尚、カバー部10bの下方は、空間であり、例えば装置1が組み付けられるノート型パソコン内の他の機器が配設されるようになる。
【0013】
11は前面ベゼルで、トレー2の前端に固定され、トレー2と一体的にA,B方向に摺動する。この前面ベゼル11の中央には、トレー2を引き出す際にロック機構8によるロックを解除させるためのスイッチ釦12が設けられている。
【0014】
トレー2は、ディスクを向かい入れるための空間を形成するディスク対向面2aと、ディスク対向面2aに穿設された光学式ヘッド及びターンテーブル用の開口2bとを有する。
【0015】
ディスク対向面2aは、シャーシ10の収納部10aを覆うように横幅寸法がディスク外径よりも小さくなっており、ディスクの約2/3をカバーできるように形成されている。従って、図1に示すように、ディスクは右側の周縁部がトレー2のディスク対向面2aから側方にはみ出す。
【0016】
そのため、ディスクを取り出す際は、ディスク対向面2aからはみ出たディスクの周縁部を把持することができるので、ディスクを把持するための凹部をトレー2に設ける必要がないばかりか、トレー2の右側方全体がディスクを把持するための空間となる。また、前述したようにシャーシ10もトレー2の横幅寸法に対応して、収納部10aの横幅寸法が小さくなっており、トレー2からはみ出したディスクを保護するためのカバー部10bが収納部10aから側方に突出している。
【0017】
図2中、一点鎖線で示すように、ディスクの一部がトレー2のディスク対向面2aからはみ出すようにトレー2が形成されているため、右側におけるディスク把持方向が制限されず、トレー2からはみ出したディスクの周縁部をどこでも把持してディスクをトレー2から容易に取り出すことができる。
【0018】
ここで、トレー2上に搭載された記録再生ユニット21について説明する。
図3は記録再生ユニット21の底面図である。
図3に示されるように、記録再生ユニット21は、トレー2の上方に固着されるベース(請求項に記載されたシャーシに相当する)22と、ディスク状記録媒体(図示せず)がクランプされるターンテーブル6と、ターンテーブル6を駆動するディスクモータ23と、ディスクモータ23を支持するモータベース24と、ディスク状記録媒体に記録された情報を読み取る光学式ヘッド5と、光学式ヘッド5の移動をガイドする一対のガイドシャフト25,26と、光学式ヘッド5をガイドシャフト25,26に沿って移動させる駆動機構27とからなる。そして、一方のガイドシャフト26は、後述する調整機構32により両端の高さ位置及び傾きを調整可能に保持されている。他方のガイドシャフト25は、後述するように一端がベース22に固定され、他端が高さ位置を調整可能に保持されている。従って、光学式ヘッド5をガイドする一対のガイドシャフト25,26は、3点で高さ及び傾きを調整されるように取り付けられる。
【0019】
駆動機構27は、ガイドシャフト25と同一方向に延在するように支持されたリードスクリュウ28と、ギヤ機構29及び光学式ヘッド駆動モータ30が取り付けられている。そして、光学式ヘッド部5は、リードスクリュウ28のねじ部に係合するため、光学式ヘッド駆動モータ30の回転駆動力がギヤ機構29を介してリードスクリュウ28に伝達されると、ガイドシャフト25,26のガイドされるA,B方向に移動する。
【0020】
このように、ディスクを回転駆動するターンテーブル6及びターンテーブル6を駆動するターンテーブル駆動用モータ23と光学式ヘッド部5がトレー2に一体的に設けられることによりディスクと光学式ヘッド部5との相対位置精度がトレー2の移動位置精度に影響されずに済み、ディスクの読み取り精度を向上させることができる。
【0021】
図4はベース22の底面図である。
図4に示されるように、ベース22は、中央部分にディスクモータ23及び光学式ヘッド5及びガイドシャフト25,26を取り付けるための開口22aを有する。また、ベース22には、ガイドシャフト25,26の両端を保持するためのネジが挿通される小孔35a〜35d、モータベース24を固定するためのネジが挿通される小孔36、ギヤ機構29及び光学式ヘッド駆動モータ30を保持する枠体37を固定するためのネジが挿通される小孔38が設けられている。
【0022】
また、小孔35aの側方には、ガイドシャフト25の外周に対して延在方向と直交する側方から当接して位置規制するための位置決め部39が切起こしされている。また、小孔35c,35dの近傍には、ガイドシャフト26の外周に対して延在方向と直交する側方から当接して位置規制するための位置決め部40,41が切起こしされている。また、小孔35bには、メネジが形成されており、ガイドシャフト25の端部を固定できるように設けられている。
【0023】
さらに、ベース22の外周には、振動吸収ダンパ(図示せず)を介してトレー2に固定されるようにC字状に形成されて固定部42〜44が3箇所に設けられている。
【0024】
図5はガイドシャフト25,26の形状を示す図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は軸方向からみた図である。
図5(A)〜(C)に示されるように、ガイドシャフト25,26は、ステンレス製丸棒材からなり、両端に切欠部25a,26aが設けられている。この切欠部25a,26aは、軸方向からみると、半円形状になっており、軸方向と平行な平面25b,26bが形成されている。
【0025】
この平面25b,26bは、後述するように上方に押圧されるための被押圧面として機能するものであり、ガイドシャフト25,26の外周よりも略半径寸法分だけ上方に位置するように取り付けられる。これにより、平面25b,26bの下方は、後述する付勢手段が介在するためのスペースとなり、その分高さ寸法が小さくなる。
【0026】
さらに、平面25b,26bには、軸方向と直交するネジ孔25c,26cが貫通している。このネジ孔25c,26cは、保持手段としての調整ネジ(後述する)が螺入され、この調整ネジの締め付け具合によってガイドシャフト25,26の両端の高さ位置及び傾きが調整される。
【0027】
図6はガイドシャフト26を上方に付勢するための板バネの形状を示す斜視図である。
図6に示されるように、板バネ46は、ガイドシャフト26の延在方向に延在する起立部46aと、起立部46aの両端付近から水平方向に突出する水平部46b,46cと、水平部46b,46cより所定角度で傾斜するようにV字状に折曲げられた第1付勢部46d,46eと、ガイドシャフト26の外周を側方から押圧するように3箇所で起立された第2付勢部46fと、水平部46b,46cに設けられた取付ネジ孔46g,46hとを有する。
【0028】
第1付勢部46d,46eは、ガイドシャフト26の両端に設けられた切欠部26aの平面26bに対向する位置に形成されており、平面26bに当接して上方に付勢するように先端部分が下方に湾曲されている。また、第2付勢部46fは、ガイドシャフト26の外周を位置決め部39〜41に押圧してベース22に対して所定の取り付け位置にガイドシャフト26を保持することができる。
【0029】
さらに、板バネ46は、上記第1付勢部46d,46eと第2付勢部46fとが一体に形成されているので、部品点数が削減できると共に、一つの部材でガイドシャフト26を上記2方向に付勢するように取り付けることができ、組み立て作業効率を高めることが可能になる。
【0030】
ここで、ガイドシャフト26の高さ位置及び傾きを調整する調整機構32について説明する。
【0031】
図7は調整機構32の第1実施例の取付構造を示す縦断面図である。
図7に示されるように、調整機構32は、ガイドシャフト26の端部に螺入される調整ネジ48と、ガイドシャフト26の端部を付勢する板バネ46の第1付勢部(付勢部材)46d,46eとを有する。
【0032】
ガイドシャフト26は、外周が位置決め部39と第2付勢部46fとの間に挟持され、両端部の平面26bを貫通する取付ネジ孔46g,46hに下方から調整ネジ48が螺入され、調整ネジ48の締め込み具合で上下動する。尚、調整ネジ48は、頭部48aの端面中央に四角形または六角形の係合孔(図示せず)が設けられており、この係合孔に四角形または六角形の治具を嵌合させて回動される。
【0033】
一方、板バネ46の第1付勢部46d,46eは、ガイドシャフト26の両端に設けられた平面26bを調整ネジ48の先端方向(上方)に付勢している。そのため、調整ネジ48が回動操作されると、調整ネジ48の回動位置に応じて第1付勢部46d,46eが弾性変形してその傾斜角度が変化してガイドシャフト26を昇降させることができる。すなわち、調整ネジ48を回動操作するだけで、ベース22に対するガイドシャフト26の高さ位置及び傾きを任意の位置に容易に調整することができる。これにより、ベース22に対するガイドシャフト26の高さ位置及び傾きが調整され、その結果、光学式ヘッド5の高さ位置が調整される。
【0034】
このように、板バネ46の第1付勢部46d,46eが、ガイドシャフト26の両端に設けられた切欠部26aにより半円形状とされた平面26bに当接してガイドシャフト26を上方に付勢するため、ガイドシャフト26の最小高さをより低くい位置に調整することが可能になり、調整機構32の高さ寸法を低くして装置の薄型化に対応することができる。
【0035】
また、調整ネジ48が平面26bを貫通するネジ孔26cに螺入されるため、その分調整機構32の設置スペースを小さくして小型化できると共に、調整ネジ48の突出高さを小さくでき、薄型化にも対応することができる。
【0036】
さらに、板バネ46は、ガイドシャフト26の両端に設けられた平面26bを調整ネジ48の先端方向(上方)に付勢する第1付勢部46d,46eと、ガイドシャフト26の外周をベース22の位置決め部40,41に押圧してベース22の所定取付位置にガイドシャフト26を保持する第2付勢部46fとが一体に形成されているため、組み立て作業効率を高めることが可能になる。
【0037】
次にガイドシャフト25の高さ位置及び傾きを調整する調整機構33について説明する。
【0038】
ガイドシャフト25は、ターンテーブル6の近傍に保持される一端が調整機構33により調整可能に保持され、他端が取付ネジ31によりベース22に固定される。尚、取付ネジ31は、ガイドシャフト25を貫通してベース22の小孔35bに螺入されてガイドシャフト25を固定するので、付勢手段を介在させる必要がない。そのため、ガイドシャフト25の他端には、切欠部25aを設けない構成とすることもできる。
【0039】
図8はガイドシャフト25用の調整機構33の取付構造を示す縦断面図である。
図8に示されるように、調整機構33は、ガイドシャフト25の端部に螺入される調整ネジ48と、ガイドシャフト25の端部を付勢するコイルバネ(付勢部材)50とを有する。
【0040】
ガイドシャフト25の一端は、ベース22の小孔35aに下方から挿入された調整ネジ48が平面25bを貫通するネジ孔25cに螺入され、調整ネジ48の外周に巻装されたコイルバネ50により上方に付勢される。このコイルバネ50は、ガイドシャフト25の一端に設けられた平面25bとベース22との間に介在しており、平面25bを上方に付勢している。そのため、調整ネジ48の締め込み具合に応じてコイルバネ50が伸縮してガイドシャフト25の一端を昇降させることができる。これにより、ベース22に対するガイドシャフト25の高さ位置及び傾きが調整され、その結果、光学式ヘッド5の高さ位置及び傾きが調整される。
【0041】
また、調整ネジ48が平面25bを貫通するネジ孔25cに螺入されるため、その分調整機構33のスペースを小さくして小型化できると共に、調整ネジ48の突出高さを小さくでき、薄型化にも対応することができる。
【0042】
図9は調整機構32の第2実施例の取付構造を示す縦断面図である。
図9に示されるように、ガイドシャフト26は、両端部の平面26bを上下方向に貫通する貫通孔26c’が設けられている。そして、ベース22には、調整ネジ48が螺入されるネジ孔35c’,35d’が設けられている。第2実施例では、第1付勢部46d,46eの付勢力がベース22から離間する方向、すなわち、調整ネジ48の頭部48aに作用するように構成されている。
【0043】
この第2実施例では、調整ネジ48がガイドシャフト26の上方から貫通孔26c’に挿通された後、ネジ孔35c’,35d’に螺入される。従って、調整ネジ48は、頭部48aがガイドシャフト26の外周に当接した状態でネジ孔35c’,35d’に螺入されると、調整ネジ48の回動位置に応じて第1付勢部46d,46eが弾性変形してガイドシャフト26を昇降させることができる。これにより、ベース22に対するガイドシャフト26の高さ位置及び傾きが調整され、その結果、光学式ヘッド5の高さ位置及び傾きが調整される。
【0044】
また、第2実施例では、前述した第1実施例と同様、板バネ46の第1付勢部46d,46eが、ガイドシャフト26の両端に設けられた切欠部26aにより半円形状とされた平面26bに当接してガイドシャフト26を上方に付勢するため、ガイドシャフト26の最小高さをより低く位置に調整することが可能になり、調整機構32の高さ寸法を低くして装置の薄型化に対応することができる。
【0045】
また、第2実施例では、調整ネジ48が平面26bを貫通する貫通孔26c’に挿通されるため、その分調整機構32の設置スペースを小さくして小型化できると共に、調整ネジ48の突出高さを小さくでき、薄型化にも対応することができる。
【0046】
図10は調整機構32の第3実施例の取付構造を示す縦断面図である。
図10に示されるように、ベース22の底面には、調整ネジ48の頭部48aが嵌合するための凹部49が設けられている。そのため、調整ネジ48は、頭部48aが凹部49に挿入されて突出しないように取り付けられる。
【0047】
従って、調整機構32では、調整ネジ48の頭部48aがベース22の底面に埋設された状態となり、その分薄型化が促進される。
【0048】
また、第3実施例では、前述した第1実施例と同様、板バネ46の第1付勢部46d,46eが、ガイドシャフト26の両端に設けられた切欠部26aにより半円形状とされた平面26bに当接してガイドシャフト26を上方に付勢するため、ベース22に対するガイドシャフト26の最小高さをより低く位置に調整することが可能になり、調整機構32の高さ寸法を低くして装置の薄型化に対応することができる。
【0049】
また、第3実施例では、前述した第1実施例と同様、調整ネジ48が平面26bを貫通するネジ孔26cに螺入されるため、その分調整機構32の設置スペースを小さくして小型化できると共に、調整ネジ48の突出高さを小さくでき、薄型化にも対応することができる。
【0050】
尚、上記実施の形態では、光学式ヘッドを有するCD−ROM装置をディスク装置の一例として挙げたが、これに限らず、例えばDVD装置あるいは磁気ヘッドを用いて記録または再生を行う磁気記録方式の記録再生装置等にも適用できるのは勿論である。
【0051】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、ガイドシャフトの端部に切欠部を設け、付勢手段が、シャーシ上に載置される水平部と、ガイドシャフトの切欠部をシャーシから離間する方向に付勢するように水平部よりV字状に折り曲げられた第1付勢部とが一体に形成された板バネにより構成されているため、ガイドシャフトの高さ位置に付勢部材を配置させることが可能になり、ガイドシャフトの調整可能な最小高さを低くして装置の薄型化に対応することができる。
また、本発明によれば、シャーシ上に起立し、ガイドシャフトの延在方向と直交する側方からガイドシャフトの端部に当接する位置決め部を備えてなり、板バネが、ガイドシャフトの端部を位置決め部に押圧する第2付勢部が一体に形成されたため、ガイドシャフトを安定に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる記録再生装置の一実施例としてのCD−ROMドライブ装置の斜視図である。
【図2】トレーを引き出した状態の斜視図である。
【図3】記録再生ユニット21の底面図である。
【図4】ベース22の底面図である。
【図5】ガイドシャフト25,26の形状を示す図であり、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は軸方向からみた図である。
【図6】ガイドシャフト26を上方に付勢するための板バネの形状を示す斜視図である。
【図7】ガイドシャフト26用の調整機構32の第1実施例の取付構造を示す縦断面図である。
【図8】ガイドシャフト25用の調整機構33の取付構造を示す縦断面図である。
【図9】調整機構32の第2実施例の取付構造を示す縦断面図である。
【図10】調整機構32の第3実施例の取付構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 CD−ROMドライブ装置
2 トレー
3 サブシャーシ
4 トレー摺動機構
5 光学式ヘッド
6 ターンテーブル
21 記録再生ユニット
22 ベース
23 ディスクモータ
24 モータベース
25,26 ガイドシャフト
25a,26a 切欠部
25b,26b 平面
25c,26c ネジ孔
27 駆動機構
32,33 調整機構
46 板バネ
46a 起立部
46b,46c 水平部
46d,46e 第1付勢部
46f 第2付勢部
46g,46h 取付ネジ孔
48 調整ネジ
25c’,26c’ 貫通孔
35a’〜35d’ ネジ孔

Claims (2)

  1. 記録媒体に対して情報の読み取り及び/または書き込みを行うヘッドと、
    該ヘッドの移動をガイドするガイドシャフトと、
    該ガイドシャフトを付勢する付勢部材と、
    該ガイドシャフトの両端を前記付勢部材の付勢力に抗してシャーシ上の所定高さに調整可能に保持する保持手段と、
    を備えてなる記録再生装置において、
    前記ガイドシャフトの端部に切欠部を設け
    前記付勢手段は、前記シャーシ上に載置される水平部と、前記ガイドシャフトの切欠部を前記シャーシから離間する方向に付勢するように前記水平部よりV字状に折り曲げられた第1付勢部とが一体に形成された板バネにより構成されていることを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記請求項1記載の記録再生装置であって、
    前記シャーシ上に起立し、前記ガイドシャフトの延在方向と直交する側方から前記ガイドシャフトの端部に当接する位置決め部を備えてなり、
    前記板バネは、前記ガイドシャフトの端部を前記位置決め部に押圧する第2付勢部が一体に形成された構成であることを特徴とする記録再生装置。
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