JP4770283B2 - メモリ制御装置及びメモリ制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、メモリ制御装置に関し、特に、セルフリフレッシュモードに遷移可能な揮発性の記憶手段を備えたメモリ制御装置及びメモリ制御方法に関する。
現在、省電力モードへ移行可能なパーソナルコンピュータ等の情報処理装置が知られている。省電力モードは、ディスプレイ、及び周辺機器等への電力供給を停止し、データ保持に必要な最低限の電力のみを消費する状態にする機能であり、情報処理装置のCPUだけではなく、情報処理装置の各構成要素各々にも搭載されている。
情報処理装置のメインメモリとして広く用いられている揮発性メモリについても、省電力機能を有するものが普及しており、揮発性メモリチップ単体で自動的にリフレッシュを行うセルフリフレッシュ機能を備えた製品がある。この揮発性メモリでは、セルフリフレッシュモード中は、揮発性メモリ中のセルフリフレッシュ機能を実行する回路以外の部分はスリープするため、消費電力を抑えることができる。また、省電力モードへ移行されることによって、揮発性メモリを制御するためのメモリコントローラ等のメモリ制御装置への電力供給がオフされて、メモリ制御装置からリフレッシュサイクルが与えられない状態であっても、揮発性メモリのセルフリフレッシュ機能によって揮発性メモリ自身が自動的にリフレッシュを行うことができるため、揮発性メモリに記憶されたデータは消失しない。
情報処理装置として、省電力モードが解除されたときに省電力モードに移行する前の状態となるように復帰するために、省電力モードに入る直前に省電力モードに移行する直前の装置の状態を示す情報を揮発性メモリに記憶する情報処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の技術では、省電力モードに移行する直前に、コンピュータシステムの揮発性レジスタの情報、キャッシュ、ビデオメモリなどの状態を示す情報を全て不揮発性メモリ(固定ディスクドライバ)に書込み、省電力モードからの復帰時に、不揮発性メモリに記憶されている情報をロードしてロードした情報に基づいて省電力モードに移行する前の状態へ復帰している。
特開平7−44285号公報
近年、省電力モードに移行するときには、メインメモリとして用いられている揮発性メモリをセルフリフレッシュモードへ移行させると共に、揮発性メモリへの電力供給は継続したままで、メモリ制御装置、CPU、ディスプレイ、及び周辺機器への電力供給を停止するような制御が多く行われている。上記特許文献1の技術を適用し、揮発性メモリに省電力モードに移行する前の装置の状態を示す情報を記憶するようにすれば、省電力モードからの復帰時における省電力モードへの移行前の情報のロード時間を不揮発性メモリからロードする場合に比べて短縮することができると考えられる。しかしながら、揮発性メモリは、正常な動作が実行されるために電源投入直後には初期化(イニシャライズ)が行われる必要があるため、メモリ制御装置は、メモリ制御装置自身に電力供給が開始されたときには、揮発性メモリが省電力モードに移行したセルフリフレッシュモードにあるのか、それとも電力の供給が停止された状態から復帰した状態にあるのかが判別不可能であるため、一律に揮発性メモリに対してイニシャライズを行っている。
揮発性メモリがセルフリフレッシュ状態にあるときにイニシャライズコマンドが発行されると、揮発性メモリに記憶されている情報が保証されなくなり、省電力モードからの復帰時に、揮発性メモリ内の情報を使用すると省電力モードへの移行前の状態に正常復元することができない、という問題があった。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、省電力モードからの復帰時に、揮発性メモリに記憶されている信頼性の高い情報を利用可能なメモリ制御装置及びメモリ制御方法を提供することを目的とする。
本発明のメモリ制御装置は、省電力モードへの切替指示を表す省電力指示信号が入力されてから所定時間後に電源供給回路からの電力供給が遮断されるメモリ制御装置であって、前記省電力指示信号が入力されてから前記所定時間内に、省電力モードからの復帰を示す情報を格納手段へ格納すると共に、前記メモリ制御装置本体内に記憶されている、当該メモリ制御装置の省電力モード移行前の、セルフリフレッシュモードに遷移可能な揮発性の記憶手段のリフレッシュ間隔時間を前記記憶手段へ記憶した後に、前記記憶手段にセルフリフレッシュモードへの移行を指示する指示手段と、前記電源供給回路から電力が供給されたときに、前記格納手段に格納されている情報に基づいて、前記電源供給回路から電力が供給された状況が省電力モードからの復帰か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって、省電力モードからの復帰が判別された場合前記記憶手段のセルフリフレッシュモードを解除するまでに前記記憶手段のリフレッシュ間隔時間を一旦設定可能な最小時間に設定し、その後に前記記憶手段へセルフリフレッシュモードを解除するための解除信号を出力する解除信号出力手段と、前記解除信号出力手段によって前記解除信号が出力された後に、前記記憶手段に記憶された当該記憶手段のリフレッシュ間隔時間を設定する設定手段と、を備えている。
本発明のメモリ制御装置は、省電力モードへの切替指示を表す省電力指示信号が入力されてから所定時間後に電源供給回路からの電力供給が遮断される。指示手段は、省電力モードへの切替指示を表す省電力指示信号が入力されてから電力供給が遮断されるまでの間の所定時間内に、省電力モードからの復帰を示す情報を格納手段へ格納すると共に、セルフリフレッシュモードに遷移可能な揮発性の記憶手段へメモリ制御装置本体内に記憶されている、当該メモリ制御装置の省電力モード移行前の前記記憶手段のリフレッシュ間隔時間を記憶した後に、前記記憶手段にセルフリフレッシュモードへの移行を指示する。記憶手段は、メモリ制御装置本体内に記憶されているリフレッシュ間隔時間を記憶すると共に、セルフリフレッシュモードへ移行する。判別手段は、電源供給回路から電力が供給されたときに、格納手段に格納されている情報が省電力モードからの復帰を示す情報であるか否かを判別することによって、省電力モードからの復帰か否かを判別する。解除信号出力手段は、判別手段によって省電力モードからの復帰が判別された場合に、前記記憶手段のセルフリフレッシュモードを解除するまでに前記記憶手段のリフレッシュ間隔時間を一旦設定可能な最小時間に設定し、その後に前記記憶手段へセルフリフレッシュモードを解除するための解除信号を出力する。解除信号が入力されると、記憶手段はセルフリフレッシュモードを解除し、外部からの情報読出し及び書込み可能な状態となる。
そして、設定手段は、前記解除信号出力手段によって前記解除信号が出力された後に、前記記憶手段に記憶された当該記憶手段のリフレッシュ間隔時間を設定する。
このように、本発明のメモリ制御装置は、省電力指示信号が入力されると、メモリ制御装置本体内に記憶されているリフレッシュ間隔時間をセルフリフレッシュモードに遷移可能な揮発性の記憶手段へ記憶してこの記憶手段へセルフリフレッシュへの移行を指示すると共に省電力モードからの復帰を示す情報を格納手段に格納した後に、電源供給が遮断され、電源供給回路から電力が供給されたときに、消費電力モードからの復帰か否かを判別し、省電力モードからの復帰が判別された場合には、前記記憶手段のセルフリフレッシュモードを解除するまでに前記記憶手段のリフレッシュ間隔時間を一旦設定可能な最小時間に設定し、その後に前記記憶手段へセルフリフレッシュモードを解除するための解除信号を出力する。
このように、省電力モードからの復帰時には、記憶手段を初期化することなく、記憶手段へセルフリフレッシュモードを解除するための解除信号を出力するので、省電力モードからの復帰時に揮発性の記憶手段に記憶されている信頼性の高い情報を利用することができる。
また、省電力モードからの復帰時に、揮発性の記憶手段に記憶されている情報を利用することができるので、不揮発性の記憶手段に省電力モードへ移行する前の装置本体内に設定されている情報を記憶して省電力モードからの復帰時に利用する場合に比べて、省電力モードに遷移する前の状態への復帰を高速に行うことが可能となる。
また、前記判別手段によって非省電力モードからの復帰が判別されたときに、前記記憶手段を初期化するための初期化信号を前記記憶手段へ出力する初期化信号出力手段を備えることによって、メモリ制御装置本体のみではなく不揮発性の記憶手段への電力供給が遮断された状態等の非省電力モードからの復帰時には、記憶手段を正常に動作させるために記憶手段の初期化を行うことができる。
なお、前記記憶手段は、SDRAM、DDR SDRAM、DDRII SDRAM、QDR SDRAM、及びRDRAMであればよい。
なお、以下のメモリ制御方法によって、省電力モードからの復帰時に揮発性の記憶手段に記憶されている信頼性の高い情報を利用することができる。詳細には、省電力モードへの切替指示を表す省電力指示信号が入力されてから所定時間後に電源供給回路からの電力供給が遮断されるメモリ制御装置のメモリ制御方法であって、省電力モードへの切替指示を表す省電力指示信号が入力されてから前記所定時間内に、省電力モードからの復帰を示す情報を格納手段へ格納すると共に、メモリ制御装置本体内に記憶されている、当該メモリ制御装置の省電力モード移行前の、セルフリフレッシュモードに遷移可能な揮発性の記憶手段のリフレッシュ間隔時間を前記記憶手段へ記憶した後に、前記記憶手段にセルフリフレッシュモードへの移行を指示する指示工程と、前記電源供給回路から電力が供給されたときに、前記格納手段に格納されている情報に基づいて、前記電源供給回路から電力が供給された状況が省電力モードからの復帰か否かを判別する判別工程と、省電力モードからの復帰を判別した場合前記記憶手段のセルフリフレッシュモードを解除するまでに前記記憶手段のリフレッシュ間隔時間を一旦設定可能な最小時間に設定し、その後に前記記憶手段へセルフリフレッシュモードを解除するための解除信号を出力する解除信号出力工程と、前記解除信号出力工程によって前記解除信号が出力された後に、前記記憶手段に記憶された当該記憶手段のリフレッシュ間隔時間を設定する設定工程と、を含むメモリ制御方法。
本発明に係るメモリ制御装置及びメモリ制御方法は、省電力指示信号が入力されると、装置本体内に設定されている情報を揮発性の記憶手段へ記憶してこの記憶手段へセルフリフレッシュへの移行を指示すると共に省電力モードからの復帰を示す情報を格納手段に格納した後に、電源供給が遮断され、電源供給回路から電力が供給されたときに、電力モードからの復帰か否かを判別し、省電力モードからの復帰が判別された場合には、記憶手段へセルフリフレッシュモードを解除するための解除信号を出力するので、省電力モードからの復帰時に、揮発性の記憶手段に記憶されている信頼性の高い情報を利用することができる、という効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に示すように、情報処理装置10は、CPU12、SDRAMコントローラ14、SDRAM16、省エネ復帰認識回路18、論理回路20、電源供給回路22、及び電源供給回路24を備えている。
CPU12は、SDRAMコントローラ14及び論理回路20にデータや信号を授受可能に接続されると共に、論理回路20を介して電源供給回路22及び電源供給回路24各々にデータや信号授受可能に接続され、SDRAMコントローラ14を介してSDRAM16にデータや信号授受可能に接続されている。
SDRAM16は、メインメモリとして使用され、CPU12が行う様々な処理に必要なデータが記憶される。SDRAM16は、揮発性メモリであり、SDRAMコントローラ14の制御により、適切なリフレッシュ間隔をあけながら内部で自動的にリフレッシュを実行するセルフリフレッシュモードと、SDRAMコントローラ14の制御によってリフレッシュを行う通常動作モードと、の何れかに切替えられる。
なお、本実施の形態では、メインメモリとして使用される揮発性メモリは、SDRAMである場合を説明するが、DDR SDRAM、DDRII SDRAM、QDR SDRAM、及びRDRAMの何れであってもよい。
SDRAMコントローラ14は、CPU12とSDRAM16との間でデータや信号の授受を行い、CPU12の制御に基づいてSDRAM16を制御し、CPU12の命令に応じてSDRAM16へ、セルフリフレッシュモードへの移行を指示するセルフリフレッシュ指示信号、及びセルフリフレッシュモードを解除するための解除信号等を出力する。SDRAM16がセルフリフレッシュモードから解除されているときには、SDRAMコントローラ14は、SDRAM16に対して定期的(設定されたリフレッシュサイクル(以下、リフレッシュ間隔時間という)毎)にリフレッシュを実行させる。
詳細には、SDRAMコントローラ14は、CLK信号線36及びCKE信号線38各々によってCLK信号及びクロックイネーブル(以下、CKEという)信号各々をSDRAM16へ出力可能に接続されると共に、専用バス34によってデータ授受可能に接続されている。CKE信号線38には、SDRAM16がセルフリフレッシュに移行しているときに誤って解除されることを防止するためにプルダウン抵抗40が設けられている。SDRAMコントローラ14からSDRAM16へCKE信号線39を介して出力されるCKE信号がローレベルに保たれている間、SDRAM16ではセルフリフレッシュ動作が継続され、CKE信号がハイレベルになると、セルフリフレッシュモードは解除される。セルフリフレッシュモードとなると、SDRAM16では、適切なリフレッシュ間隔をあけながら、メモリ内部で自動的にリフレッシュが実行される。すなわち、CKE信号がハイレベルである状態は、セルフリフレッシュモードを解除するための解除信号が出力されている状態を示し、CKE信号がローレベルである状態は、セルフリフレッシュモードへの移行を指示するセルフリフレッシュ指示信号が出力されている状態を示している。SDRAM16に記憶されているデータは、専用バス34を介して読取られる。CPU12は、情報処理装置10全体を制御する。
省エネ復帰認識回路18は、省電力モードを示す情報を記憶するための回路であって、SDRAMコントローラ14とデータ授受可能に接続されている。
電源供給回路24は、SDRAM16及び省エネ復帰認識回路18に電力を供給し、論理回路20と信号授受可能に接続されている。電源供給回路24は、論理回路20によって、SDRAM16及び省エネ復帰認識回路18各々への電力供給または電力遮断が制御される。
電源供給回路22は、CPU12及びSDRAMコントローラ14を含む情報処理装置10の装置各部に電力を供給し、論理回路20と信号授受可能に接続されている。電源供給回路22は、論理回路20によってCPU12及びSDRAMコントローラ14を含む装置各部への電力供給または電力遮断が制御される。
論理回路20には、省エネモードからの復帰を指示するときにユーザによって操作指示される指示ボタンを含むユーザ・インターフェース(以下、UIという)26が信号授受可能に接続されている。更に、論理回路20は、省エネ復帰制御可能なASIC28及びネットワーク32を介して外部装置とデータや信号を授受するためのインターフェイス(以下、I/Fという)に接続されている。
以下、本実施の形態に係る情報処理装置10のSDRAMコントローラ14において、省電力モードへの移行時に実行される処理について説明する。
SDRAMコントローラ14では、図示を省略したEEPROM等の不揮発性の記憶部に予めインストールされたアプリケーションがCPU12によって実行されること等によって、CPU12が省電力モードへの移行を判別したときに、CPU12が省電力モードへの切替指示を示す省電力指示信号を論理回路20及びSDRAMコントローラ14各々へ出力すると、SDRAMコントローラ14では図2に示す処理ルーチンが実行される。
なお、CPU12による省電力モードへの移行の判別は、上記形様に限られるものではなく、例えば、UI16及びネットワーク32を介して外部装置から省電力モードへの切替指示を示す省電力指示信号が入力されるようにし、この省電力指示信号の入力によって省電力モードへの移行を判別するようにしてもよい。
ステップ100では、CPU12から省電力モードへの切替指示を示す省電力指示信号が入力されたか否かを判別し、肯定されるとステップ102へ進む。
ステップ102では、現在SDRAMコントローラ14に設定されているリフレッシュ間隔時間(リフレッシュ間隔時間Aとする)を、専用バス34を介してSDRAM16へ書き込む。
次のステップ104では、CKE信号線38を介してCKE信号をアサート(CKE信号がローレベルになるように制御)することによって、セルフリフレッシュモードへの移行を指示するセルフリフレッシュ信号をSDRAM16へ出力し、SDRAM16をセルフリフレッシュモードへ移行させる。入力されるCKE信号がローレベルとなると、SDRAM16はセルフリフレッシュモードへ移行し、SDRAM16内部で自動的にリフレッシュを実行するセルフリフレッシュを行う。
次のステップ106では、省エネ復帰認識回路18へ、省電力モードを示す情報を記憶することによって、省エネ復帰認識回路18をセットした後に、本ルーチンを終了する。
なお、上記ステップ100の判断の実行前にCPU12からSDRAMコントローラ14へ出力される省電力指示信号は、論理回路20へも出力される。論理回路20は、CPU12から省電力モードへの切替指示を示す省電力指示信号が入力されてから所定時間後に、電源供給回路22によって電力が供給されるCPU12及びSDRAMコントローラ14を含む装置各部への電力供給を遮断するようにこの電源供給回路22を制御する。この所定時間としては、SDRAMコントローラ14における図2に示す処理ルーチンの実行に要する予め計測された時間、またはこの時間より長い時間が定められる。
このため、SDRAMコントローラ14によって上記ステップ100からステップ106の処理が実行された後に、論理回路20による電源供給回路22の制御によって、CPU12及びSDRAMコントローラ14を含む情報処理装置10の装置各部への電力供給が遮断される。すなわち、電源供給回路24によって電力が供給されるSDRAM16及び省エネ復帰認識回路24以外の情報処理装置10の装置各部への電力供給が遮断されて、情報処理装置10が省電力モードへと移行する。
次に、論理回路20による電源供給回路22の制御によって、電源供給回路22からSDRAMコントローラ14への電力供給が開始されたときに、SDRAMコントローラ14において実行される処理について説明する。
電源供給回路22からSDRAMコントローラ14への電力供給は、省電力モードからの復帰指示を示す復帰指示信号が論理回路20に入力されたときに、論理回路20による電源供給回路22の制御によって行われる。または、図示を省略した電源スイッチのユーザによるON操作によって情報処理装置10の装置各部へ電力が供給されたときに行われる。なお、省電力モードからの復帰指示を示す復帰指示信号は、UI26に含まれる図示を省略した省エネ復帰指示ボタンのユーザによる操作指示により、または外部装置からネットワーク32を介して入力される。
SDRAMコントローラ14では、電源供給回路22から電力供給が開始されると、図3に示す処理ルーチンが実行されてステップ200へ進む。
ステップ200では、省エネ復帰認識回路18に省電力モードを示す情報が記憶されているか否かを判別することによって、SDRAMコントローラ14への電力供給開始が、省電力モードからの復帰であるのか、図示を省略した電源スイッチがユーザによってオフされることによって情報処理装置10装置各部全体への電力供給が停止された状態から復帰したのかを判断する。
ステップ200で否定されて、情報処理装置10装置各部全体への電力供給が停止された状態から復帰した場合には、ステップ202へ進み、SDRAM16の初期化(イニシャライズ)を実行した後に、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ200で肯定され、省電力モードからの復帰である場合には、ステップ204へ進み、リフレッシュ間隔時間(所謂、リフレッシュサイクル)として設定可能な最小時間をリフレッシュ間隔時間(以下、リフレッシュ間隔時間Bという)として設定する。
次のステップ206では、CKE信号線38を介してCKE信号をネゲート(CKE信号がハイレベルになるように制御)することによって、セルフリフレッシュモードを解除するための解除信号をSDRAM16へ出力し、SDRAM16をセルフリフレッシュモードから解除する。入力されるCKE信号がハイレベルとなると、SDRAM16はセルフリフレッシュモードを解除し、SDRAMコントローラ14により情報の読み書き可能な状態となる。
次のステップ208では、SDRAM16に記憶されているリフレッシュ間隔時間Aを、専用バス34を介して読取り、次のステップ210において、読取ったリフレッシュ間隔時間Aを、リフレッシュ間隔時間として設定する。
次のステップ210では、省エネ復帰認識回路18をクリアした後に、本ルーチンを終了する。
CPU12は、電源供給回路22からの電力供給が開始されると、SDRAMコントローラ14を介してSDRAM16に記憶されているデータを取得して、省電力モードからの復帰処理等を実行する。
以上説明したように、本発明の情報処理装置10のSDRAMコントローラ14は、省電力モードに移行するときには、SDRAMコントローラ14内に設定されている情報をSDRAM16に記憶した後にSDRAM16をセルフリフレッシュモードに移行するように制御すると共に、省エネ復帰認識回路18に省電力モードを示す情報を記憶した後に電力が遮断される。SDRAMコントローラ14は、SDRAMコントローラ14への電力供給が開始されたときに、省エネ復帰認識回路18に記憶されている情報に基づいて省電力モードからの復帰か否かを判別し、情報処理装置10装置各部全体への電力供給が停止された状態から復帰を判別した場合には、SDRAM16を初期化し、省電力モードからの復帰を判別した場合には、SDRAM16を初期化せずにSDRAM16のセルフリフレッシュモードを解除した後にSDRAM16に記憶されている情報に基づいて省電力モードからの復帰処理を行う。
このように、省電力モードへ移行する前に、SDRAM16に省電力モードへ突入する前のSDRAMコントローラ14の状態を示す情報を記憶し、省電力モードからの復帰時には、SDRAM16を初期化することなくSDRAM16のセルフリフレッシュモードを解除して、SDRAM16に記憶されている情報に基づいて省電力モードからの復帰処理を行うことができるので、省電力モードからの復帰時にSDRAM16に記憶されている情報を確実に使用することができる。
また、省電力モード移行前の状況を表す情報をSDRAM16に記憶して、省電力モードからの復帰時にSDRAM16に記憶されている情報を読取ることによって省電力モード移行前の状態に復帰するので、省電力モードへ移行する前の状況を表す情報を不揮発性メモリに記憶して、省電力モードからの復帰時に不揮発性メモリから情報を読取って省電力モード移行前の状態に復帰する場合に比べて、省電力モードからの復帰時に、高速に省電力モード移行前の状態に復帰することができる。
なお、上述した実施の形態では、SDRAM16に、SDRAMコントローラ14に設定されているリフレッシュ間隔時間をSDRAM16に記憶する例について説明したが、省電力モードへの移行時にSDRAM16に記憶する情報は、リフレッシュ間隔時間に限られるものではなく、情報処理装置10の省電力モードへ移行する前の状況を示す各種情報を記憶するようにしてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、本発明を実現する構成を備えたものであればよく、上述した情報処理装置の構成に限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 省電力モード移行時にSDRAMコントローラで実行される処理を示したフローチャートである。 電力供給開始時に、SDRMコントローラで実行される処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 情報処理装置
14 SDRAMコントローラ
16 SDRAM
22 電源供給回路

Claims (4)

  1. 省電力モードへの切替指示を表す省電力指示信号が入力されてから所定時間後に電源供給回路からの電力供給が遮断されるメモリ制御装置であって、
    前記省電力指示信号が入力されてから前記所定時間内に、省電力モードからの復帰を示す情報を格納手段へ格納すると共に、前記メモリ制御装置本体内に記憶されている、当該メモリ制御装置の省電力モード移行前の、セルフリフレッシュモードに遷移可能な揮発性の記憶手段のリフレッシュ間隔時間を前記記憶手段へ記憶した後に、前記記憶手段にセルフリフレッシュモードへの移行を指示する指示手段と、
    前記電源供給回路から電力が供給されたときに、前記格納手段に格納されている情報に基づいて、前記電源供給回路から電力が供給された状況が省電力モードからの復帰か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって、省電力モードからの復帰が判別された場合前記記憶手段のセルフリフレッシュモードを解除するまでに前記記憶手段のリフレッシュ間隔時間を一旦設定可能な最小時間に設定し、その後に前記記憶手段へセルフリフレッシュモードを解除するための解除信号を出力する解除信号出力手段と、
    前記解除信号出力手段によって前記解除信号が出力された後に、前記記憶手段に記憶された当該記憶手段のリフレッシュ間隔時間を設定する設定手段と、
    を備えたメモリ制御装置。
  2. 前記判別手段によって非省電力モードからの復帰が判別されたときに、前記記憶手段を初期化するための初期化信号を前記記憶手段へ出力する初期化信号出力手段を備えた請求項1に記載のメモリ制御装置。
  3. 前記記憶手段は、SDRAM、DDR SDRAM、DDRII SDRAM、QDR
    SDRAM、またはRDRAMである請求項1または請求項2に記載のメモリ制御装置。
  4. 省電力モードへの切替指示を表す省電力指示信号が入力されてから所定時間後に電源供給回路からの電力供給が遮断されるメモリ制御装置のメモリ制御方法であって、
    省電力モードへの切替指示を表す省電力指示信号が入力されてから前記所定時間内に、省電力モードからの復帰を示す情報を格納手段へ格納すると共に、メモリ制御装置本体内に記憶されている、当該メモリ制御装置の省電力モード移行前の、セルフリフレッシュモードに遷移可能な揮発性の記憶手段のリフレッシュ間隔時間を前記記憶手段へ記憶した後に、前記記憶手段にセルフリフレッシュモードへの移行を指示する指示工程と、
    前記電源供給回路から電力が供給されたときに、前記格納手段に格納されている情報に基づいて、前記電源供給回路から電力が供給された状況が省電力モードからの復帰か否かを判別する判別工程と、
    省電力モードからの復帰を判別した場合前記記憶手段のセルフリフレッシュモードを解除するまでに前記記憶手段のリフレッシュ間隔時間を一旦設定可能な最小時間に設定し、その後に前記記憶手段へセルフリフレッシュモードを解除するための解除信号を出力する解除信号出力工程と、
    前記解除信号出力工程によって前記解除信号が出力された後に、前記記憶手段に記憶された当該記憶手段のリフレッシュ間隔時間を設定する設定工程と、
    を含むメモリ制御方法。
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