JP4768479B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒンジ部を介して互いに開閉自在に結合された2つの筐体を備えた、例えばノート型パーソナルコンピュータ等の電子機器に関する。
近年、ノート型パーソナルコンピュータも益々の高機能化が進み、それに伴って装置内部に延びるケーブルも増える傾向にある。こうした中で、益々の高機能化とともに益々の薄型化、軽量化等も進んできており、筐体内部は搭載部品が密に詰まっていてケーブルを引き回すための余裕もかなり小さくなっている。
ノート型パーソナルコンピュータは、上面にキーボード等が配置された本体ユニットと表示画面が広がる表示ユニットとを有し、それら本体ユニットと表示ユニットがヒンジ部を介して互いに開閉自在に結合された構造を有する。このような構造のノート型パーソナルコンピュータにおいて本体ユニットと表示ユニットとに跨ってケーブルを配線する場合、ヒンジ部の内側を通る配線ルートを採用するのがほとんどであり、ヒンジ部の外側を通る配線ルートは通常は採用されない。これはケーブル配線を含む装置の組立てが格段に難しくなるためである。
ところが、上記のように筐体内部に益々多数の部品が搭載され、それらの搭載部品が密に詰まった状態になると、回路部品の配置によっては、ヒンジ部の外側を通る配線ルートを採用するのも止むを得ない状態が発生する。このような場合に、如何にして組立性能を落とさずにヒンジ部の外側を通る配線ルートを採用するかが問題となる。
特許文献1〜4には、ケーブルの配線に関する様々な工夫が提案されているが、ヒンジ部の外側を通る配線ルートを採用したときの工夫については言及されていない。
特開平6−181393号公報 特開平9−55592号公報 特開平9−146668号公報 特開2002−112430号公報
本発明は、上記事情に鑑み、ヒンジ部を介して互いに開閉自在に結合された2つの筐体を備えた電子機器において、組立性能を維持したまま、ヒンジ部の外側を通る配線ルートに沿ってケーブルが配線された電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の電子機器は、ヒンジ部を介して互いに開閉自在に結合された2つの筐体を備えた電子機器において、ヒンジ部の外側を回って2つの筐体の内部どうしを繋ぐケーブルを有し、それら2つの筐体のうちの一方である第1の筐体が、縦方向に延びケーブルを縦方向に案内する案内溝を有するとともに、その案内溝の側面を、縦に延びるスリットを残して覆う庇部を備えたことを特徴とする。
本発明の電子機器は、上記の庇部を備えたため、案内溝からのケーブルの食み出しが防止され、ケーブルを正規の配線ルート上に維持することができ、ケーブル配線段の組立性能を低下させずに済み、高い組立性能を維持することができる。
ここで、本発明の電子機器、上記ケーブルが、2つの筐体のうちの他方である第2の筐体内を横方向に延び、わん曲して上記案内溝に受け入れられて縦方向に案内されたものであって、上記庇部が、上記案内溝の側面の、ケーブルのわん曲の内側にスリットを形成してそのわん曲の外側に相当する部分を覆うものである。
こうすることにより、ケーブルが直線状に延びようとする剛性を利用して、案内溝に差し込まれたケーブルの脱落を一層確実に防止することができる。
また、本発明の電子機器において、上記スリットが、前記ケーブルの直径に対応する幅のスリットであることが好ましい。
こうすることにより、案内溝にケーブルを横から差し込むことができるとともに一旦差し込んだケーブルの案内溝からの脱落が防止される。
また、本発明の電子機器において、上記第1の筐体の、案内溝の周辺部分が、その周辺部分の周囲と比べ段差を持って内側に下がった外壁面を有し、その周辺部分を覆う、上記段差に相当する厚さの蓋を有することが好ましい。
この構造を採用すると、その蓋により、案内溝に案内されたケーブルの脱落を完全に防止し、かつそのケーブルが外部から見えないように覆われ、デザイン上も優れたものとなる。
ここで、蓋を備えた構成の場合、上記第1の筐体内部の、案内溝に隣接した上記周辺部に含まれる位置に配備された、外部との間での信号の伝達を担うコネクタを有し、上記蓋が、そのコネクタに対応する部分に開口を有するものであってもよい。
このように、この蓋はコネクタの開口部を兼ねたものであってもよい。
また、本発明の電子機器において、上記第1の筐体が、それに内蔵される回路基板と、当該電子機器が机上に置かれるときに該机上側となる底面を備えるとともに、前記ケーブルが前記回路基板の前記底面側に実装された回路のコネクタに接続されるものであることが好ましい。
この構造により、回路基板の裏面である第1の筐体の底面側に実装された回路へケーブルを取り付ける作業が容易になる。
さらに、本発明の電子機器において、上記第1の筐体が、電子回路を内蔵した本体ユニットの筐体であるとともに、上記第2の筐体が、表示画面を有する表示ユニットの筐体であって、表示ユニット内に無線通信用のアンテナを備え、上記ケーブルが、アンテナと本体ユニット内の電子回路とを繋ぐケーブルであってもよい。
以上の発明によれば、ヒンジ部分を介して互いに開閉自在に結合された2つの筐体を備えた電子機器において、組立性能を維持したまま、ヒンジ部の外側を通る配線ルートに沿ってケーブルを配線することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[外観]
図1、図2は、本発明の電子機器の一実施形態であるノート型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートPC」と略記する)の斜視図であり、図1は、表示ユニットが開いた状態を示す図、図2は、表示ユニットが閉じた状態を示す図である。
このノートPC10は、本体ユニット20と表示ユニット30とを備えており、表示ユニット30は、ヒンジ部40で、本体ユニット20に対し開閉自在に支持されている。
本体ユニット20はほぼ直方体形状の箱形の筐体を有し、その筐体の上面に、電源オン/オフ釦201、いくつかのファンクション釦202、キーボード203、タッチパッド204、タッチパッド用の左クリック釦205と右クリック釦206、および指紋センサ207等が備えられており、前端面には、ワイヤレスLANオン/オフスイッチ208、スピーカ接続端子209、およびマイクロホン接続端子210等が備えられている。ここで、タッチパッド204の裏側には、デジタイザが重ねられて配置されている。詳細は後述する。
さらに、本体ユニット20の右側面には、DC電源接続端子211、3個のUSBコネクタ212、各種の記録メディア(SDカード(登録商標)、xDカード(登録商標)など)が取出し自在に挿入されるメディア挿入口213、PCカードが取出し自在に挿入されるPCカード挿入口214、およびIEEE1394コネクタ215等が備えられている。
さらに、不図示であるが、本体ユニット20内にはCPUや各種部品が搭載されたメイン基板であるマザーボードが内蔵されている。このマザーボードはキーボード203と同等な大きさを有し、キーボード203配下に位置している。従って、上記のタッチパッド204及びその裏側にあるデジタイザはマザーボードの領域を避け、本体ユニット20のいわゆるパームレスト部分に位置している。
また表示ユニット30は、その前面に大寸法の表示画面301を有し、その表示画面301の周りには、表示ユニット30を本体ユニット20上に閉じたときに表示画面301が本体ユニット20の上面に直接に当たらないようにするための突起302が設けられている。
また、ヒンジ部40は、表示ユニット30を本体ユニット20に開閉自在に支持させる構造を有しており、本体ユニット20側の表示ユニット30の辺においてその幅方向の概ね両端に設けられている。このヒンジ部40間の表示ユニット30の辺部分は内部空間が形成されており、その空間に後述するケーブルが配設されている。
表示ユニット30は、本体ユニット20に対し回動可能とするとともに、本体ユニット20に対するどの開き角度でもその角度で停止している必要があり、このためヒンジ部40は、表示ユニット30が本体ユニット20に対しどの開き角度にあってもその開き角度で停止するようにフリクションを与える役割りも担っている。
[タッチパッドとデジタイザ]
図3は、図1に示すノートPC10の本体ユニット20の上面に配置されたタッチパッド204の部分の分解斜視図、図4は、図3に示す分解斜視図の各要素(A)〜(D)を、それぞれその位置で裏返して、各要素(A)〜(D)の裏面を示した斜視図である。
図1の本体ユニット20の上面には、図3(A)に示すタッチパッド204の表面があらわれており、そのタッチパッド204の下に図3(B)に示す金属製の枠部材401、さらにその下に図3(C)に示すプラスチック製の支持部材402が置かれ、さらにその下には、図3(D)に示すデジタイザ403が置かれている。
タッチパッド204は、そのタッチパッド204に指が置かれることによってその指が置かれた部分の静電容量が変化することを利用して指の接触位置や指の動きを検出する機能を有する静電容量式のものであり、表示画面301(図1参照)上のカーソルの移動の指示に利用される。
金属製の枠部材401は、タッチパッド204が載せられてそのタッチパッド204を支えるとともに、図1に示す左クリック釦205の押下を検出する接点スイッチ205a、右クリック釦206の押下を検出する接点スイッチ206aおよび指紋センサ207の直接に検出を担うラインセンサ207aが搭載された回路基板216が支持されている。
また、プラスチック製の支持基板402は、その下のデジタイザ403を補強するとともに、タッチパッド204に加えられた押圧力がそのデジタイザ403に伝わるのを防ぐためのものである。
さらに、その下のデジタイザ403は、タッチパッド204上に当てがわれたスタイラスペンとの電磁的な作用により、そのペン先の位置やその動きなどを検出する機能を有するものである。このデジタイザ403は、スタイラスペンを手に持ってタッチパッド204でそのペン先を動かすことによって手書き文字や手書き図形等を入力する目的で使用される。タッチパッド204上にペン先を当てて動かすことによってそのペン先の位置をデジタイザ403で検出することのできる領域の縦横比は、図1に示す表示画面301の縦横比と同一となっている。したがってユーザは、タッチパッド204上で、表示画面301での表示位置をイメージしながら手書き入力を行なうことができる。
以上のように、本体ユニット20に、ユーザ操作の検出方法が異なるタッチパッド204とデジタイザ403を重ねて配置している。
図5は、タッチパッド上にスタイラスペン50のペン先が当てられた状態を示す図である。
このスタイラスペン50は、そのペン先にコイルとコンデンサとからなる共振回路が組み込まれており、デジタイザ403側から電磁力が受けると共振し、その共振をデジタイザ403側で受信することによりデジタイザ403側でそのスタイラスペン50のペン先の位置が検出される。また、このスタイラスペン50には、そのペン先の圧力を検出するセンサが組み込まれており、デジタイザ403側に向けてそのセンサで検出された圧力に応じた変調信号を返すことによって、デジタイザ403でその圧力、すなわち筆圧を検出することもできる。また、スタイラスペンの種類によっては押ボタンスイッチが備えられているものもあり、その押ボタンスイッチを押すとスタイラスペン50からやはりそれに応じた変調信号がデジタイザ403に返され、デジタイザ403ではその押ボタンスイッチが押されたことを検出することができる。
タッチパッド204にスタイラスペン50のペン先が当てられると、デジタイザ403とスタイラスペン50との間で電磁的な信号の受け渡しが行なわれるが、これを可能とするためには、タッチパッド204の表面とデジタイザ403との間に電磁力を大きく減衰させる、寸法の大きな金属体等が存在してはならない。このために、図4に示すように、タッチパッド204の裏面の、デジタイザ403によるペン先位置検出の有効領域内となる基板の領域には、その電磁力を大きくは減衰しないように、1つのコネクタ204aとそのコネクタ204a用に接続された離散的な配線204bのみ配置され、大きな固まりであるタッチパッド204用制御回路としてのLSI204cは、その有効領域外となる基板の位置に配置されている。
図6は、デジタイザとタッチパッドの制御関係を示した図である。
デジタイザ403は、電磁誘導式のセンサとスタイラスペンとの間の相互作用による入力信号がデジタイザコントローラに送られて、ペン先の位置情報等がデジタイザコントローラで検出され、その検出結果を表わす入力データがデジタイザドライバに入力される。デジタイザドライバは、その入力データに応じた、ペン先の移動方向を表わす方向成分やスイッチ操作等を表わす適切なコマンドを生成してオペレーティングシステムに送るとともに、後述するフィルタドライバを制御する。
一方、タッチパッド204は、そのタッチパッド204に指が触れると静電容量式のタッチパッドセンサと指との相互作用による静電容量を表わす入力信号がタッチパッドコントローラに送られてそのタッチパッドコントローラで指の位置が検出される。また、ここでは、図1に示す左クリック釦205および右クリック釦206の押下の検出も行なわれる。タッチパッドコントローラは、その検出結果に応じた入力データをタッチパッドドライバに送る。タッチパッドコントローラは、その入力データに応じたコマンドをフィルタドライバに送る。このタッチパッドコントローラからフィルタドライバに送られるコマンドは、大別して、トラックパッド上で指を動かしたことによる方向成分を表わすコマンドと、左クリック釦205または右クリック釦206の押下操作を表わすコマンドとに大別される。フィルタドライバは、デジタイザドライバの制御を受けて、タッチパッドドライバから受け取ったコマンドのうち、その制御に応じたコマンドのみをオペレーティングシステムに送る。具体的には、以下に説明するように、デジタイザドライバからの制御に応じて、タッチパッドドライバから送られてきた方向成分のコマンドとボタン操作のコマンドとのうちの方向成分のコマンドがオペレーティングシステムへは伝達されないようにフィルタドライバにより阻止され、あるいは方向成分のコマンドもフィルタドライバによる阻止を受けずにオペレーティングに伝達される。
オペレーティングシステムでは、デジタイザドライバから送られてきたコマンドと、タッチパッドドライバから送り出されフィルタドライバを通過して送られてきたコマンドとに基づいた適切な処理が行なわれる。
図7は、デジタイザとタッチパッドの制御関係を示した別の図であり、ここでは、タッチパッド204上にはスタイラスペンは当てられておらず、したがってデジタイザ403での検出が行なわれていない状態を示している。
このときは、デジタイザドライバは、フィルタドライバに対しタッチパッドドライバから送られてくる方向成分コマンドも有効である旨の制御を行ない、フィルタドライバはこの制御を受けて、タッチパッドドライバから受け取った方向成分コマンドとボタンコマンドとの双方をオペレーティングシステムに送る。
図8は、デジタイザとタッチパッドの制御関係を示したもう1つの図であり、ここではデジタイザ403での検出が行なわれている状態を示している。
この場合は、デジタイザドライバからは方向成分やスイッチ付きのスタイラスペンを使った場合のスイッチのオン/オフ等を表わすコマンドがオペレーティングシステムに送られるとともに、フィルタドライバに向けて、方向成分を無効とすべき制御を行なう。フィルタドライバは、この制御を受けて、タッチパッドドライバから方向成分のコマンドが送られてきてもその方向成分のコマンドがオペレーティングシステムに伝えられるのを阻止し、タッチパッドドライバから送られてくる、左クリック釦205や右クリック釦の押下操作によるコマンドのみ、オペレーティングシステムに伝えられる。
このような制御を行なうことにより、仮にペンを持った手がタッチパッドに触れてもデジタイザ403による制御とタッチパッド204による制御とが競合しないよう調整されている。また、この制御は、ペン入力操作時におけるタッチパッドによる誤操作を防止することにも寄与する。
図9は、デジタイザの検出とタッチパッドの検出との競合を避けるための処理を示すフローチャートである。
この処理は、既に図6〜図8を参照して説明済であるのでここでは簡単な説明にとどめる。
ユーザによるデジタイザの操作が行なわれると、デジタイザコントローラによりデータの送信が行なわれ(ステップS11)、デジタイザドライバはそのデータを受けてコマンドを送信し(ステップS12)、オペレーティングシステムを介してデジタイザ操作に応じた処理が行なわれる。
一方、ユーザによりタッチパッドの操作が行なわれると、タッチパッドコントローラによりデータの送信が行なわれ(ステップS21)、タッチパッドドライバはそのデータを受けてコマンドを送信し(ステップS22)、フィルタドライバは、デジタイザからの入力の有無に応じて(ステップS23)、デジタイザからの入力がないときは、タッチパッドのコマンドをそのまま有効とし(ステップS24)、これによりオペレーティングシステムを介してタッチパッド操作に応じた処理が行なわれる。一方、デジタイザからの入力があるときは、フィルタドライバは、タッチパッドのコマンドを無効とし、タッチパッドに関しては左クリック釦205および右クリック釦206の押下操作に応じたコマンドのみを有効とする(ステップS25)。
この実施形態に示すように、タッチパッドの下にデジタイザを重ねて配置したことにより、
(1)タッチパッドとデジタイザとで操作のスペースが共有化され、別々の箇所に配置するよりも省スペースに寄与する。
(2)ペンで操作した後にペンを持ったまま指で操作するなど、手とペンでシームレスな使用が可能となり、タッチパッドとデジタイザを仮に別々の箇所に配置した場合、例えば表示画面301に重ねてデジタイザを設けた場合よりも、操作性が向上する。
(3)タッチパッドとデジタイザとの双方を同時には使用できないことをユーザに直感的に分かり易く知らしめることができる。
(4)この実施形態ではタッチパッドとデジタイザを、ノートPC10の左右の中央付近に配置したため、右利きのユーザにとっても左利きのユーザにとっても操作し易い。
という、様々な効果を奏することができる。
[セキュリティロックホールおよびUSBコネクタ]
図10は、本体ユニットのヒンジ部側後端面の一方の角部を示す斜視図である。図1に示す本体ユニット20は、下カバーと上カバーとからなる筐体を有し、この図10は、上カバーを外して下カバーとその内部の一部分を示している。
この図10には、下カバーの、角に最も近接した位置に、セキュリティロックホール221が設けられており、その隣りに2つのUSBコネクタ212が並んで配置され、さらにその隣りにはモデム用のコネクタ222が配置されている。これらコネクタはマザーボードに実装されている。
USBコネクタ212には、そのUSBコネクタ212と組み合うコネクタ501(図12参照)をそのUSBコネクタ212に抜き差しする際に横向きの力が加えられることがあり、これに十分に耐えるために支持金具213により支持されている。
セキュリティロックホール221は、このノートPCの移動を制限するロック装置が係止されるロック用の孔である。ロック装置は、そのロック位置のカギ部をそのセキュリティロックホール221に挿入するとそのカギ部がそのセキュリティロックホール221の内部で広がり、抜けなくなる。これを利用して、このノートPCの移動を制限するものである。
図11は、支持金具の斜視図である。
この支持金具213には、USBコネクタ212を押える押え板壁213aと、2つの仕切壁213b,213cと、ネジ止め板213dとを有しており、その押え板213aには2つの孔213eが形成され、ネジ止め板213dには、ネジ止め用の孔213fが形成されている。
図12は、図10と同じ部分の、支持金具を取り外して示した平面図である。
図11に示す支持金具213は、USBコネクタ212に不用意な力が加えられてもそれに耐えるように、USBコネクタ212の上面に押え板213aが押し当てられるが、その上面には、外部のコネクタ501が抜かれているときにはその上面よりも下がった位置にあり、その外部のコネクタ501が差し込まれるとその上面よりも突出することがある突部212bを有する。
ここに示す2つのUSBコネクタ212は、それらの上面212aが同一面を成すように隣接して配列されており、図11に示す支持部材213の押え板213aは、それら2つのUSBコネクタ212の、同一面をなす上面212aを押える。このとき、この押え板213aの2つの孔213eは、2つのUSBコネクタ212の突部212bを受け入れる逃げ部として作用する。
このように、USBコネクタ212は、外部のコネクタ501のサイズ違いや外部のコネクタ501の抜き差しによりその突部212bが上面を越えて突出することがあるが、支持金具213の押え板213aに孔213eからなる逃げ部を設けたことにより、外部のコネクタ501の抜き差し操作を容易にしつつ、USBコネクタ212を、簡易な構造で十分な強度を持って固定することができる。
図13は、図10と同じ部分を、支持金具を取り付けて、セキュリティロックホールの内側が見えるように上方やや斜めから見たときの斜視図である。
この支持金具213は、ネジ71により、下カバー222に固定される。
この支持金具213の2つの仕切壁213b,213cは、この支持金具213が固定された状態において、下カバー222および上カバー(図示せず)からなる筐体の内部の、セキュリティロックホール221につながる空間の二面を分担し、下カバー222の内壁222aおよび上カバーの内壁と協同してその空間を仕切っている。
セキュリティホール221は、ロック用として用意してある孔であるが、ロック装置を装着しないユーザも多く、その場合、その空間が仕切られていないとこのセキュリティホール221から筐体の内部にまで塵埃が入り込み、その塵埃が溜まって空冷の妨げになったり、あるいは回路のショートを引きおこしたりなどの不良が発生するおそれがある。ここでは、USBコネクタ212を支持するための支持金具213を利用することで、部品点数を増やすことなく、そのセキュリティホール221につながる空間を仕切り、塵埃が筐体内の奥にまで入り込むことが防止されている。
図14は、本体ユニット20の、図1にも示す右側面のヒンジ部側の角部を示す斜視図である。この図14も、本体ユニットの上カバーを外した状態の、下カバーとその内部の一部分を示している。
ここには、図1に示した、DC電源接続端子211および3個のUSBコネクタ212が示されている。それら3個のUSBコネクタ212は、それらの上面が同一面を成すように並べて配置されている。
また、それらDC電源接続端子211および3個のUSBコネクタ212は、1つの支持金具214で支持されている。
図15は、その支持金具に示す斜視図である。
この支持金具214は、USBコネクタ212用の開口214fが形成された前板214a、3個のUSBコネクタ212の突部212b(図16参照)を受け入れる逃げ部としての3つの孔214gを有しUSBコネクタ212の上面を押える押え板214b、DC電源接続端子211を押える端子押え部214c、ネジ止め用の孔214hを有するネジ止め部214d、および押え板214bと端子押え部214cおよびネジ止め部214dとをつなぐつなぎ部214eを有する。
図16は、図14と同じ部分の、支持金具214を取り外した状態の平面図、図17は、図14、図16と同じ部分の、支持金具214を取り付けた状態の平面図である。
この支持金具214はネジ72により下カバーに固定されている。
前述したとおり、USBコネクタ212は、外部のコネクタ501が差し込まれていないときは上面よりも下がっており、外部のコネクタ501が差し込まれると上面よりも突出することがある突部212bを有する。
図15に示す支持金具214の押え板214bの3つの孔214gは、図16に示す3個のUSBコネクタ212bを受け入れる逃げ部として作用する。この逃げ部(3つの孔214g)を有することにより、支持金具214は、USBコネクタ212への外部のコネクタのサイズ違いや外部のコネクタの抜き差しによらず、USBコネクタ212を強固に支持することができる。また、図17に示すように、この支持金具214は、その1つの支持金具で3個のUSBコネクタ212と1個のDC電源接続端子211を同時に支持している。
[ハードディスク構造]
図18は、本体ユニット20の下面の一部を示す図、図19は、下面に設けられた蓋の内面を示す図である。
図18,図19には、内部にハードディスクアセンブリを収容した部分を覆う蓋431が示されている。この蓋431は、本体ユニット20の下カバーの一部分を成すものであるが、この蓋431のみ独立して着脱可能となっている。
図20は図18と同じ部分の、蓋431を取り外して内部を示した図である。
ここには、ハードディスクアセンブリ440が配置されている。このハードディスクアセンブリは大容量記憶媒体であるハードディスクを内蔵しそのハードディスクを回転させながらそのハードディスクに情報を書き込み、またそのハードディスクから情報を読み出すハードディスク装置441を含むユニット品である。
図21は、そのハードディスクアセンブリを取り出してそのハードディスクアセンブリのみを示した図である。
この図21には、ハードディスク装置441、そのハードディスク装置441が有する回路基板の上を覆う絶縁シート442(この図21にはその絶縁シート442の鍔部442aのみが示されている。この鍔部442aについては後述する)、およびこのハードディスク装置441に強度を与え、本体ユニットにハードディスク装置441を装着するための支持金具443が示されている。また、このハードディスク装置441が有する回路基板の一端には、本体ユニット20内のマザーボード上に実装されたコネクタとの電気的な接続を行なうためのコネクタ444が固定されている。
図22は、ハードディスクアセンブリ440を、ハードディスク装置441と、絶縁シート442が貼着された支持金具443とに分解して示した図である。この図22では、その支持金具443(絶縁シート442)の、ハードディスク装置441の回路基板に接する側の面が示されている。
支持金具443は、金属製の板金部品であって導電性を有し、したがってハードディスク装置441の回路基板上に直接乗せると回路基板上の回路がショートし動作不良や故障の原因となるため、ハードディスク装置441と支持金具443は、それらの間に絶縁シート442を挟んで重ねられる。
この絶縁シート442は、ハードディスク装置441の回路基板と支持金具443との間の絶縁を担うとともに、さらに鍔部442aを有する。この鍔部442aは、支持金具443の、コネクタ444側の辺からその支持金具443の裏面に回り込み、図21に示すように、その支持金具443の裏面に広がっている。
この鍔部442aは、図21に示すように、支持金具443の鍔部が露出した側の辺の端寄りの部分よりもその辺の中央寄りの部分が支持部材443の裏面に広く広がった形状を有している。
図23は、ハードディスクアセンブリが備えられた部分の蓋を開けた内部であって、ハードディスクアセンブリが外された状態を示した図である。
本体ユニット内部の、蓋を開けたときのハードディスクアセンブリ440が配置された開口432に隣接した位置には、ハードディスク装置441に備えられたコネクタ444と結合するコネクタ433が配備されている。それら2つのコネクタ433,444が結合した状態で絶縁シート442の鍔部442aを引くとハードディスク装置441のコネクタ444を本体ユニット側のコネクタ433から外すことができ、ハードディスクアセンブリ440を取り出すことができる。
ここで鍔部442aは、上述のように、中央部分が広くなっており、通常はそこを持って引き抜かれるため、コネクタの左右に均等に力が加わり、不用意に無理な斜めの力が加わることが阻止される。
この開口432は、ハードディスクアセンブリ440が配置されるだけのぎりぎりのスペースしかないが、絶縁シートを延ばして鍔部442aを作り、その鍔部442aを引くようにすることで、狭いスペースでありながら、ハードディスクアセンブリ440を取り外す必要が生じた際の作業性の向上が図られている。この鍔部442aは、もともと必要な絶縁シートを延長したものであり、部品点数を増やすことなく、また絶縁シートは薄いシート材であるため余計なスペースを占めることも防止されている。
[ヒンジ部外側の配線構造]
図24は、本体ユニットの、ヒンジ部側後端面の角部の、本体ユニットの裏面側から見た斜視図である。
この図24には、図13にも示した、セキュリティロックホール221や2個のUSBコネクタ212が示されている。ただし、この図24では本体ユニットの裏面を上にして示してあるため、図13と比べ、セキュリティロックホール221とUSBコネクタ212は位置が左右逆になっている。そのUSBコネクタ212のさらに隣りにはモデム用のコネクタ223が配置されている。また、ここには、独立に着脱される蓋451が配置されている。
図25は図24に示す蓋を取り外してその蓋のみを示した図である。
この蓋451には、図24に示すコネクタ223用の開口451aと、ネジ止め用の2つの孔451bが形成されている。
図26は、蓋451を開けた内部の構造を示す斜視図である。
蓋451が覆う部分はその蓋451を閉めたときに平らになるようにその蓋451の厚さ部分だけ一段下がった形状を有する。
ここには、図1に示す表示ユニット30から図1に示すヒンジ部40の外側を通って本体ユニット側に延びてきた2本のケーブル460が示されている。この2本のケーブル460の本体ユニット側の端部は、まだ、配線されていない状態にある。
本体ユニットには、縦方向(本体ユニットの厚さ方向)に延びてケーブル460をその縦方向に案内する案内溝452が設けられており、そらにこの案内溝452の側面を、縦に延びるスリット453を残して覆う庇部454が設けられている。このスリット453は、ケーブル460の直径に対応する幅のスリットであり、そのケーブル460はこのスリット453からその案内溝452内に横から差し込まれる。
ここで、ケーブル460は、表示ユニット側から横方向に延び、わん曲して案内溝452に受け入れられて、縦方向に案内される。スリット453はそのケーブル460のわん曲の内側に形成され、そのわん曲の外側に相当する部分が庇部454で覆われている。ケーブル460は、表示ユニット側から横方向に延びていて、その剛性でできるだけ直線的に延びようとするため、案内溝452内ではスリット453から離れた側に寄ることになり、スリット453からのケーブル460の抜け出しが防止される。
このように、ヒンジ部の外側を回ってきたケーブル460を案内溝452に受け入れて縦に案内する構造を採用したことにより、ケーブル460の本体ユニット側の先端を本体ユニット内の回路に接続するとき、特に、本体ユニットに内蔵されたマザーボードの底面側に実装された回路に接続するときや、図25に示す蓋451で覆うときに、ケーブル460が不用意に本来の配線ルートから外れることが防止され、組立性能の向上が図られている。
図27は、表示ユニット30の表示画面301を外して、その表示ユニット30内部の、表示画面301の背面側の部分を示した図である。この表示ユニット30の上部には、無線通信用の2つのアンテナ461が配備されており、これら2つのアンテナ461には2本のケーブル460のそれぞれが接続されている。
これら2本のケーブル460は、表示ユニット30内をヒンジ部の近くまで下側に延び、そこで表示ユニット30の筐体の開口を通って、図26に示すようにヒンジ部40の外側に回り込み、本体ユニット20の案内溝452に案内されて、本体ユニット20に内蔵されたマザーボードの底面側に配置された、アンテナ461を使って無線通信を行なうための回路に接続される。
表示ユニットが聞いた状態を示す図である。 表示ユニットが閉じた状態を示す図である。 ノートPCの本体ユニットの上面に配置されたトラックパッドの部分の分解斜視図である。 図3に示す分解斜視図の各要素(A)〜(D)を、それぞれその位置で裏返して、各要素(A)〜(D)の裏面を示した斜視図である。 トラックパッド上にスタイラスペンのペン先が当てられた状態を示す図である。 デジタイザとタッチパッドの制御関係を示した図である。 デジタイザとタッチパッドの制御関係を示した別の図である デジタイザとタッチパッドの制御関係を示したもう1つの図である。 デジタイザの検出とタッチパッドの検出との競合を避けるための処理を示すフローチャートである。 本体ユニットのヒンジ側後端面の一方の角部を示す斜視図である。 支持金具の斜視図である。 図10と同じ部分の、支持金具を取り外して示した平面図である。 図10と同じ部分を、支持金具を取り付けて、セキュリティロックホールの内側が見えるように上方やや斜めから見たときの斜視図である。 本体ユニットの、図1にも示す右側面のヒンジ部側の角部を示す斜視図である。 支持金具に示す斜視図である。 図14と同じ部分の、支持金具を取り外した状態の平面図である。 図14、図16と同じ部分の、支持金具を取り付けた状態の平面図である。 本体ユニットの下面の一部を示す図である。 下面に設けられた蓋の内面を示す図である。 図18と同じ部分の、蓋を取り外して内部を示した図である。 ハードディスクアセンブリを取り出してそのハードディスクアセンブリのみを示した図である。 ハードディスクアセンブリを、ハードディスク装置と、絶縁シートが貼着された支持金具とに分解して示した図である。 ハードディスクアセンブリが配接された部分の蓋を開けた内部であって、ハードディスク装置が外された状態を示した図である。 本体ユニットの、ヒンジ部側後端面の角部の、本体ユニットの裏面側から見た斜視図である。 図24に示す蓋を取り外してその蓋のみを示した図である。 蓋を開けた内部の構造を示す斜視図である。 表示ユニットの表示画面を外して、その表示ユニット内部の、表示画面の背面側の部分を示した図である。
符号の説明
10 ノートPC
20 本体ユニット
30 表示ユニット
40 ヒンジ部
50 スタイラスペン
201 電源オン/オフ釦
202 ファンクション釦
203 キーボード
204 トラックパッド
205 左クリック釦
206 右クリック釦
207 指紋センサ
211 DC電源接続端子
212 USBコネクタ
212b 突部
213 メディア挿入口
213b,203c 仕切壁
213e 孔
214 支持金具
214b 押え板
214g 孔
216 回路基板
221 セキュリティロックホール
401 枠部材
402 支持部材
403 デジタイザ
431 蓋
432 開口
433 コネクタ
440 ハードディスクアセンブリ
441 ハードディスク装置
442 絶縁シート
442a 鍔部
443 支持金具
444 コネクタ
451 蓋
451a 開口
452 案内溝
453 スリット
454 庇部
460 ケーブル
461 アンテナ
501 外部のコネクタ

Claims (9)

  1. ヒンジ部を介して互いに開閉自在に結合された2つの筐体を備えた電子機器において、
    前記ヒンジ部の外側を回って前記2つの筐体の内部どうしを繋ぐケーブルを有し、
    前記2つの筐体のうちの一方である第1の筐体が、縦方向に延び前記ケーブルを該縦方向に案内する案内溝を有し、
    前記ケーブルが、前記2つの筐体のうちの他方である第2の筐体内を横方向に延び、わん曲して前記案内溝に受け入れられて縦方向に案内されたものであって、
    前記第1の筐体が、前記案内溝の側面の、前記ケーブルのわん曲の内側に縦に延びるスリットを形成して該わん曲の外側に相当する部分を覆う庇部を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記スリットが、前記ケーブルの直径に対応する幅のスリットであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第1の筐体の、前記案内溝の周辺部分が、該周辺部分の周囲と比べ段差を持って内側に下がった外壁面を有し、
    前記周辺部分を覆う、前記段差に相当する厚さの蓋を有することを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記第1の筐体内部の、前記案内溝に隣接した前記周辺部分に含まれる位置に配備された、外部との間での信号の伝達を担うコネクタを有し、
    前記蓋が、前記コネクタに対応する部分に開口を有するものであることを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 前記第1の筐体は、それに内蔵される回路基板と、当該電子機器が机上に置かれるときに該机上側となる底面を備え、
    前記ケーブルは前記回路基板の前記底面側に実装された回路のコネクタに接続されるものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の電子機器。
  6. 記第1の筐体が、電子回路を内蔵した本体ユニットの筐体であるとともに、前記第2の筐体が、表示画面を有する表示ユニットの筐体であって、前記表示ユニット内に無線通信用のアンテナを備え、前記ケーブルが、前記アンテナと前記本体ユニット内の電子回路とを繋ぐケーブルであることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項記載の電子機器。
  7. 前記第1の筐体は、第1面および前記第1面に隣接する第2面を有し、
    前記案内溝は、前記第1面および前記第2面にわたって形成されていることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項又は請求項6記載の電子機器。
  8. 前記第1の筐体は、前記底面および前記底面に隣接する側面を有し、
    前記案内溝は、前記底面および前記側面にわたって形成されていることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  9. 前記第1の筐体は、第1面および前記第1面に隣接する第2面を有し、
    前記案内溝は、前記第1面および前記第2面にわたって形成されており、
    前記蓋は、前記第1面および前記第2面にわたることを特徴とする請求項3又は4記載の電子機器。
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