JP2004086794A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、本体内において効率良くケーブルを配設することが可能な電子機器の提供を目的とする。
【解決手段】主回路基板20には開口部20aが形成され、無線モジュール9の端部にはコネクタ9aが実装される。ケーブル10は表示部3よりヒンジ部7を介してカバー部15と部品実装部2cとの間に引き回され、部品実装部2cに形成された開口部12を介して本体2の内部に導入される。本体2の内部に導入されたケーブル10のコネクタ11は、ケーブル配設部20aを介して無線モジュール基板9のコネクタ9aに電気的に接続される。
【選択図】 図4
【解決手段】主回路基板20には開口部20aが形成され、無線モジュール9の端部にはコネクタ9aが実装される。ケーブル10は表示部3よりヒンジ部7を介してカバー部15と部品実装部2cとの間に引き回され、部品実装部2cに形成された開口部12を介して本体2の内部に導入される。本体2の内部に導入されたケーブル10のコネクタ11は、ケーブル配設部20aを介して無線モジュール基板9のコネクタ9aに電気的に接続される。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノート型コンピュータ等の電子機器に係り、特に本体と表示部とに亘って設けられるケーブルの配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線通信機能を実現するために、アンテナを内蔵したノート型パーソナルコンピュータが実用化されている。一例として、特開2002−151928号公報がある。本体には無線モジュール基板が内蔵され、本体にヒンジ部を介して接続される表示部側には2つのアンテナからなるダイバーシティ方式のアンテナが内蔵されている。さらに無線モジュール基板とアンテナとはケーブルで接続されており、このケーブルはヒンジ部を介して表示部と本体とに亘って配設される構造が開示されている。
【0003】
通常、無線モジュール基板は本体内に組み込まれた後も検査、保守等の関係により、本体底面付近に実装される。本体底面には開口が設けられ、無線モジュールが開口を介して実装された後にカバーにより開口が覆われる構造となっている。上記のように本体底面付近に実装された無線モジュール基板の情報には他の構成部品や他の回路基板が位置することになる。
【0004】
したがってアンテナと無線モジュールとを接続するケーブルは本体内で他の構成部品や他の回路基板を回避した状態に配設された後に無線モジュールに接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したような従来の構成においては、ケーブルは他の構成部品や他の回路基板を回避する分長く形成される必要がある。さらには本体内に中継基板を設け無ければなら無い場合もある。したがって、従来の構成においてはコスト的に好ましくなく、さらには組み立て性が好ましくないという問題がある。
【0006】
表示部から本体内に配設されるケーブルの接続構造として特開平10−268976号公報がある。しかしながら、特開平10−268976号公報に記載の構造は表示部から配設されるケーブルを如何にして本体内に効率よく引き込むかというものであり、本課題を解決するものではない。
【0007】
本発明は、本体内において効率良くケーブルを配設することが可能な電子機器の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る電子機器は、本体と、上記本体に内蔵される構成部品と、上記本体に内蔵され、ケーブル配設部を有する第1の回路基板と、上記第1の回路基板を間に挟んで上記構成部品と対向して配置される第2の回路基板と、上記ケーブル配設部を介して上記構成部品と上記第2の回路基板とを電気的に接続するケーブルと、を具備することを特徴とする。
【0009】
請求項2に係る電子機器は、底壁を有する本体と、上記本体に回動可能に接続される表示部と、上記表示部内から上記本体内に配設されるケーブルと、上記本体に内蔵されるとともにケーブル配設部を有する第1の回路基板と、上記第1の回路基板と上記底壁との間に設けられる第2の回路基板と、を具備し、上記ケーブルの一端は、上記ケーブル配設部を介して上記第2の回路基板に接続されることを特徴とする。
【0010】
請求項7に係る電子機器は、底壁を有する本体と、上記本体に回動可能に接続される表示部と、上記表示部内に設けられるアンテナと、上記アンテナに一端が電気的に接続されるとともに、他端が上記本体内に導出されるケーブルと、上記本体に内蔵されるとともにケーブル配設部を有する第1の回路基板と、上記第1の回路基板と上記底壁との間に設けられるとともに、上記ケーブルの他端が電気的に接続される第2の回路基板と、を具備し、上記ケーブルの他端は、上記ケーブル配設部を介して上記第2の回路基板に電気的に接続されることを特徴とする。
【0011】
このような構成により、本体内において効率良くケーブルを配設することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る実施の形態を、図1乃至図6を参照して説明する。
【0013】
図1は、電子機器の斜視図である。ノート型コンピュータ等の電子機器1の本体2には表示部3がヒンジ部7を介して回動可能に接続される。本体2の上面2aにはキーボード載置部4が形成されている。キーボード載置部4にはキーボード5が着脱可能に搭載される。表部部3にはLCDパネル6が内蔵される。
【0014】
表示部3内の上部には無線LANで使用する2つのダイバシティアンテナ8a,8bが実装される。無線アンテナは、その受信感度を良くするため、高位置に設けるのが理想である。そのため、電子機器1を使用する状況を考慮して、使用時に高い位置となる表示部3の上部に、ダイバシティアンテナ8a,8bを設けている。さらにアンテナ8a,8bはLCDパネル6と表示部3の背面との間に配設されている。
【0015】
各アンテナ8a,8bは、同軸ケーブル10により接続されている。ケーブル10はLCDパネル6の背面、ヒンジ部7を介して、表示部3と本体2とに亘って配設されている。本体2内部には後述する無線モジュール基板9が実装される。
【0016】
図2は、本体よりキーボード、トップカバーおよび表示部を取り外した状態を示す斜視図である。本体2の上面2aの後方には、図示しない機能部品(例えばスピーカ、LED)が実装される部品実装部2cが設けられる部品実装部2cはキーボード載置部4の後方に位置する。部品実装部2cには本体2の内部に通じる開口部12が形成される。
【0017】
表示部3にはヒンジ部7を介してカバー部15が接続される。カバー部15は部品実装部2cに取り付けられる。表示部3より配設されるケーブル10はヒンジ部7を介してカバー部15より延出される。ケーブル10の一端には無線モジュール基板9に電気的に接続されるコネクタ11が設けられる。コネクタ11は開口部12に十分挿入可能な大きさである。なお、開口部12はコネクタ11が挿通可能な形状であれば切欠き形状でも良い。
【0018】
本体2の内部には主回路基板(第1の基板)20は実装される。回路基板20には複数の電子部品22が実装される。無線モジュール基板(第2の回路基板)9は回路基板20と本体2の底壁2bとの間に実装されている。
【0019】
図3は、本体底面を示す斜視図である。本体底面2bには開口部13が形成されている。開口部13には着脱可能に蓋14が取り付けられる。蓋14を底面2bより取り外すと、無線モジュール9が露出される。無線モジュール9は後述するコネクタにより主回路基板20に着脱可能に取り付けられており、開口部13を介して着脱可能となっている。
【0020】
図4は、ケーブルの配線経路を示す電子機器の断面図である。本体2内部には主回路基板20と無線モジュール基板9とが互いに平行になるように配設される。回路基板20は本体2の高さ方向の中央よりも下方に実装されており、その回路基板20の下方で、かつ底面2aと回路基板20との間に位置するように無線モジュール基板9が実装されている。無線モジュール9は図3に示すように底面2aに形成された開口部9を介して着脱可能となっている。
【0021】
主回路基板20の端部には開口部(ケーブル配設部)20aが形成される。ケーブル配設部20aと対向するように無線モジュール9の端部にはコネクタ9aが実装される。ケーブル10は表示部3よりヒンジ部7を介してカバー部15と部品実装部2cとの間に引き回される。部品実装部2cにはケーブル10が挿通される開口部12が形成されており、この開口部12を介してケーブル10は本体2の内部に導入される。本体2の内部に導入されたケーブル10の端部に設けられたコネクタ11は、回路基板20のケーブル配設部20aを介して無線モジュール基板9のコネクタ9aに電気的に接続される。なお、ケーブル配設部20aは開口部ではなく切欠き部としても良くコネクタ11が挿通可能な形状であれば問題ない。
【0022】
図5は、表示部と本体との間のケーブル配線経路を示す電子機器の断面図である。表示部3は脚部3bの側面に形成されるケーブル挿通口3cを有している。
ヒンジ部7の側面(脚部3bと対向する面)にはケーブル挿通口7aが形成されている。ケーブル10は表示部3内からケーブル挿通口3c、7aを介して、本体2内部に亘って配設される。本体2内部に延出されたケーブル10は部品実装部2cに形成されているケーブル挿通部12および回路基板20のケーブル配設部20aとを介して無線モジュール基板9のコネクタ9aに接続される。
【0023】
上記構成によれば、表示部3から本体2内に配設されたケーブル10の本体2内部での配線経路を短縮することが可能であり組み立て性、さらには、ケーブル10を短くすることが可能となりコスト的にも好ましい。
【0024】
図6は、第2の実施の形態に係るケーブル配線経路を示す電子機器の断面図である。第1の実施の形態と同一構成要件については同一符号を付与して説明を省略する。第1の実施の形態においては表示部3内の構成部品から本体2内の構成部品に亘って配設されるケーブルの配設方法について説明したが、第2の実施の形態においては、本体2内の実装される構成部品同士を接続するケーブルの配設方法について説明する。
【0025】
図6に示すように、本体2内部にはHDD、回路モジュール、FDD等の構成部品21が実装される。構成部品21の下方には第1の回路基板20が実装される。さらに、第1の回路基板20の下方には第2の回路基板9が実装される。構成部品21と第2の回路基板とがケーブルにて接続されるものとする。その場合、構成部品21より演出されるケーブル10はケーブル配設部20aを介して第2の回路基板のコネクタ9aに接続される。
【0026】
上記のような構成にした場合、2つの構成部品間に他の構成部品、例えば回路基板等が存在したとしても、ケーブル配設部を形成することでケーブルを略直線的に配設することが可能となり、ケーブルの長さを減少でき、さらにケーブルの配設構造を簡略化することが可能となる。
【0027】
上記第1、第2の実施の形態ではケーブル配設部は回路基板に形成されているが、回路基板に限らず、例えばHDDブラケット、FDDブラケット、回路モジュール等の他の構成部品にケーブル配設部を形成しても良いことは勿論である。
【0028】
本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではない。そして、PDA、デスクトップコンピュータ、携帯電話等に広く適用できるものである。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述した発明によれば、本体内において効率良くケーブルを配設することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子機器の斜視図。
【図2】本体よりキーボード、トップカバーおよび表示部を取り外した状態を示す斜視図。
【図3】本体底面を示す斜視図。
【図4】ケーブルの配線経路を示す電子機器の断面図。
【図5】表示部と本体との間のケーブル配線経路を示す電子機器の断面図。
【図6】第2の実施の形態に係るケーブル配線経路を示す電子機器の断面図。
【符号の説明】
1・・・電子機器、2・・・本体、3・・・表示部、4・・・キーボード載置部、5・・・キーボード、6・・・LCDパネル、7・・・ヒンジ部、8a,8b・・・ダイバシティアンテナ、9・・・無線モジュール基板(第2の回路基板)、10・・・同軸ケーブル、11・・・コネクタ、12・・・開口部、14・・・蓋、15・・・カバー部、20・・・主回路基板(第1の基板)、20a・・・ケーブル配設、21・・・部構成部品
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノート型コンピュータ等の電子機器に係り、特に本体と表示部とに亘って設けられるケーブルの配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線通信機能を実現するために、アンテナを内蔵したノート型パーソナルコンピュータが実用化されている。一例として、特開2002−151928号公報がある。本体には無線モジュール基板が内蔵され、本体にヒンジ部を介して接続される表示部側には2つのアンテナからなるダイバーシティ方式のアンテナが内蔵されている。さらに無線モジュール基板とアンテナとはケーブルで接続されており、このケーブルはヒンジ部を介して表示部と本体とに亘って配設される構造が開示されている。
【0003】
通常、無線モジュール基板は本体内に組み込まれた後も検査、保守等の関係により、本体底面付近に実装される。本体底面には開口が設けられ、無線モジュールが開口を介して実装された後にカバーにより開口が覆われる構造となっている。上記のように本体底面付近に実装された無線モジュール基板の情報には他の構成部品や他の回路基板が位置することになる。
【0004】
したがってアンテナと無線モジュールとを接続するケーブルは本体内で他の構成部品や他の回路基板を回避した状態に配設された後に無線モジュールに接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したような従来の構成においては、ケーブルは他の構成部品や他の回路基板を回避する分長く形成される必要がある。さらには本体内に中継基板を設け無ければなら無い場合もある。したがって、従来の構成においてはコスト的に好ましくなく、さらには組み立て性が好ましくないという問題がある。
【0006】
表示部から本体内に配設されるケーブルの接続構造として特開平10−268976号公報がある。しかしながら、特開平10−268976号公報に記載の構造は表示部から配設されるケーブルを如何にして本体内に効率よく引き込むかというものであり、本課題を解決するものではない。
【0007】
本発明は、本体内において効率良くケーブルを配設することが可能な電子機器の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る電子機器は、本体と、上記本体に内蔵される構成部品と、上記本体に内蔵され、ケーブル配設部を有する第1の回路基板と、上記第1の回路基板を間に挟んで上記構成部品と対向して配置される第2の回路基板と、上記ケーブル配設部を介して上記構成部品と上記第2の回路基板とを電気的に接続するケーブルと、を具備することを特徴とする。
【0009】
請求項2に係る電子機器は、底壁を有する本体と、上記本体に回動可能に接続される表示部と、上記表示部内から上記本体内に配設されるケーブルと、上記本体に内蔵されるとともにケーブル配設部を有する第1の回路基板と、上記第1の回路基板と上記底壁との間に設けられる第2の回路基板と、を具備し、上記ケーブルの一端は、上記ケーブル配設部を介して上記第2の回路基板に接続されることを特徴とする。
【0010】
請求項7に係る電子機器は、底壁を有する本体と、上記本体に回動可能に接続される表示部と、上記表示部内に設けられるアンテナと、上記アンテナに一端が電気的に接続されるとともに、他端が上記本体内に導出されるケーブルと、上記本体に内蔵されるとともにケーブル配設部を有する第1の回路基板と、上記第1の回路基板と上記底壁との間に設けられるとともに、上記ケーブルの他端が電気的に接続される第2の回路基板と、を具備し、上記ケーブルの他端は、上記ケーブル配設部を介して上記第2の回路基板に電気的に接続されることを特徴とする。
【0011】
このような構成により、本体内において効率良くケーブルを配設することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る実施の形態を、図1乃至図6を参照して説明する。
【0013】
図1は、電子機器の斜視図である。ノート型コンピュータ等の電子機器1の本体2には表示部3がヒンジ部7を介して回動可能に接続される。本体2の上面2aにはキーボード載置部4が形成されている。キーボード載置部4にはキーボード5が着脱可能に搭載される。表部部3にはLCDパネル6が内蔵される。
【0014】
表示部3内の上部には無線LANで使用する2つのダイバシティアンテナ8a,8bが実装される。無線アンテナは、その受信感度を良くするため、高位置に設けるのが理想である。そのため、電子機器1を使用する状況を考慮して、使用時に高い位置となる表示部3の上部に、ダイバシティアンテナ8a,8bを設けている。さらにアンテナ8a,8bはLCDパネル6と表示部3の背面との間に配設されている。
【0015】
各アンテナ8a,8bは、同軸ケーブル10により接続されている。ケーブル10はLCDパネル6の背面、ヒンジ部7を介して、表示部3と本体2とに亘って配設されている。本体2内部には後述する無線モジュール基板9が実装される。
【0016】
図2は、本体よりキーボード、トップカバーおよび表示部を取り外した状態を示す斜視図である。本体2の上面2aの後方には、図示しない機能部品(例えばスピーカ、LED)が実装される部品実装部2cが設けられる部品実装部2cはキーボード載置部4の後方に位置する。部品実装部2cには本体2の内部に通じる開口部12が形成される。
【0017】
表示部3にはヒンジ部7を介してカバー部15が接続される。カバー部15は部品実装部2cに取り付けられる。表示部3より配設されるケーブル10はヒンジ部7を介してカバー部15より延出される。ケーブル10の一端には無線モジュール基板9に電気的に接続されるコネクタ11が設けられる。コネクタ11は開口部12に十分挿入可能な大きさである。なお、開口部12はコネクタ11が挿通可能な形状であれば切欠き形状でも良い。
【0018】
本体2の内部には主回路基板(第1の基板)20は実装される。回路基板20には複数の電子部品22が実装される。無線モジュール基板(第2の回路基板)9は回路基板20と本体2の底壁2bとの間に実装されている。
【0019】
図3は、本体底面を示す斜視図である。本体底面2bには開口部13が形成されている。開口部13には着脱可能に蓋14が取り付けられる。蓋14を底面2bより取り外すと、無線モジュール9が露出される。無線モジュール9は後述するコネクタにより主回路基板20に着脱可能に取り付けられており、開口部13を介して着脱可能となっている。
【0020】
図4は、ケーブルの配線経路を示す電子機器の断面図である。本体2内部には主回路基板20と無線モジュール基板9とが互いに平行になるように配設される。回路基板20は本体2の高さ方向の中央よりも下方に実装されており、その回路基板20の下方で、かつ底面2aと回路基板20との間に位置するように無線モジュール基板9が実装されている。無線モジュール9は図3に示すように底面2aに形成された開口部9を介して着脱可能となっている。
【0021】
主回路基板20の端部には開口部(ケーブル配設部)20aが形成される。ケーブル配設部20aと対向するように無線モジュール9の端部にはコネクタ9aが実装される。ケーブル10は表示部3よりヒンジ部7を介してカバー部15と部品実装部2cとの間に引き回される。部品実装部2cにはケーブル10が挿通される開口部12が形成されており、この開口部12を介してケーブル10は本体2の内部に導入される。本体2の内部に導入されたケーブル10の端部に設けられたコネクタ11は、回路基板20のケーブル配設部20aを介して無線モジュール基板9のコネクタ9aに電気的に接続される。なお、ケーブル配設部20aは開口部ではなく切欠き部としても良くコネクタ11が挿通可能な形状であれば問題ない。
【0022】
図5は、表示部と本体との間のケーブル配線経路を示す電子機器の断面図である。表示部3は脚部3bの側面に形成されるケーブル挿通口3cを有している。
ヒンジ部7の側面(脚部3bと対向する面)にはケーブル挿通口7aが形成されている。ケーブル10は表示部3内からケーブル挿通口3c、7aを介して、本体2内部に亘って配設される。本体2内部に延出されたケーブル10は部品実装部2cに形成されているケーブル挿通部12および回路基板20のケーブル配設部20aとを介して無線モジュール基板9のコネクタ9aに接続される。
【0023】
上記構成によれば、表示部3から本体2内に配設されたケーブル10の本体2内部での配線経路を短縮することが可能であり組み立て性、さらには、ケーブル10を短くすることが可能となりコスト的にも好ましい。
【0024】
図6は、第2の実施の形態に係るケーブル配線経路を示す電子機器の断面図である。第1の実施の形態と同一構成要件については同一符号を付与して説明を省略する。第1の実施の形態においては表示部3内の構成部品から本体2内の構成部品に亘って配設されるケーブルの配設方法について説明したが、第2の実施の形態においては、本体2内の実装される構成部品同士を接続するケーブルの配設方法について説明する。
【0025】
図6に示すように、本体2内部にはHDD、回路モジュール、FDD等の構成部品21が実装される。構成部品21の下方には第1の回路基板20が実装される。さらに、第1の回路基板20の下方には第2の回路基板9が実装される。構成部品21と第2の回路基板とがケーブルにて接続されるものとする。その場合、構成部品21より演出されるケーブル10はケーブル配設部20aを介して第2の回路基板のコネクタ9aに接続される。
【0026】
上記のような構成にした場合、2つの構成部品間に他の構成部品、例えば回路基板等が存在したとしても、ケーブル配設部を形成することでケーブルを略直線的に配設することが可能となり、ケーブルの長さを減少でき、さらにケーブルの配設構造を簡略化することが可能となる。
【0027】
上記第1、第2の実施の形態ではケーブル配設部は回路基板に形成されているが、回路基板に限らず、例えばHDDブラケット、FDDブラケット、回路モジュール等の他の構成部品にケーブル配設部を形成しても良いことは勿論である。
【0028】
本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではない。そして、PDA、デスクトップコンピュータ、携帯電話等に広く適用できるものである。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述した発明によれば、本体内において効率良くケーブルを配設することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子機器の斜視図。
【図2】本体よりキーボード、トップカバーおよび表示部を取り外した状態を示す斜視図。
【図3】本体底面を示す斜視図。
【図4】ケーブルの配線経路を示す電子機器の断面図。
【図5】表示部と本体との間のケーブル配線経路を示す電子機器の断面図。
【図6】第2の実施の形態に係るケーブル配線経路を示す電子機器の断面図。
【符号の説明】
1・・・電子機器、2・・・本体、3・・・表示部、4・・・キーボード載置部、5・・・キーボード、6・・・LCDパネル、7・・・ヒンジ部、8a,8b・・・ダイバシティアンテナ、9・・・無線モジュール基板(第2の回路基板)、10・・・同軸ケーブル、11・・・コネクタ、12・・・開口部、14・・・蓋、15・・・カバー部、20・・・主回路基板(第1の基板)、20a・・・ケーブル配設、21・・・部構成部品
Claims (7)
- 本体と、
上記本体に内蔵される構成部品と、
上記本体に内蔵され、ケーブル配設部を有する第1の回路基板と、
上記第1の回路基板を間に挟んで上記構成部品と対向して配置される第2の回路基板と、
上記ケーブル配設部を介して上記構成部品と上記第2の回路基板とを電気的に接続するケーブルと、
を具備することを特徴とする電子機器。 - 底壁を有する本体と、
上記本体に回動可能に接続される表示部と、
上記表示部内から上記本体内に配設されるケーブルと、
上記本体に内蔵されるとともにケーブル配設部を有する第1の回路基板と、
上記第1の回路基板と上記底壁との間に設けられる第2の回路基板と、を具備し、
上記ケーブルの一端は、上記ケーブル配設部を介して上記第2の回路基板に接続されることを特徴とする電子機器。 - 上記ケーブル配設部は開口であることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
- 上記ケーブル配設部は切欠きであることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
- 上記表示部には電波を送受信するアンテナが設けられ、上記第2の回路基板は無線モジュールが実装されているとともに、上記ケーブルは上記アンテナと上記無線モジュールとに接続されることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
- 上記表示部はヒンジ部を介して上記本体に接続されるとともに、上記ケーブルは上記ヒンジ部を介して上記本体と上記表示部との間に配設されることを特徴とする請求項5記載の電子機器。
- 底壁を有する本体と、
上記本体に回動可能に接続される表示部と、
上記表示部内に設けられるアンテナと、
上記アンテナに一端が電気的に接続されるとともに、他端が上記本体内に導出されるケーブルと、
上記本体に内蔵されるとともにケーブル配設部を有する第1の回路基板と、
上記第1の回路基板と上記底壁との間に設けられるとともに、上記ケーブルの他端が電気的に接続される第2の回路基板と、を具備し、
上記ケーブルの他端は、上記ケーブル配設部を介して上記第2の回路基板に電気的に接続されることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002250060A JP2004086794A (ja) | 2002-08-29 | 2002-08-29 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002250060A JP2004086794A (ja) | 2002-08-29 | 2002-08-29 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004086794A true JP2004086794A (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=32056983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002250060A Pending JP2004086794A (ja) | 2002-08-29 | 2002-08-29 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004086794A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007249901A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-09-27 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
JP2008152111A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Fujitsu Ltd | 表示装置および情報処理装置 |
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- 2002-08-29 JP JP2002250060A patent/JP2004086794A/ja active Pending
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