JP4766331B2 - 一方向クラッチ - Google Patents

一方向クラッチ Download PDF

Info

Publication number
JP4766331B2
JP4766331B2 JP2006319097A JP2006319097A JP4766331B2 JP 4766331 B2 JP4766331 B2 JP 4766331B2 JP 2006319097 A JP2006319097 A JP 2006319097A JP 2006319097 A JP2006319097 A JP 2006319097A JP 4766331 B2 JP4766331 B2 JP 4766331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
way clutch
outer ring
peripheral surface
shell outer
cylindrical portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006319097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008133865A (ja
Inventor
知也 山谷
英樹 藤原
肇 渡邉
雅貴 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2006319097A priority Critical patent/JP4766331B2/ja
Publication of JP2008133865A publication Critical patent/JP2008133865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4766331B2 publication Critical patent/JP4766331B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pulleys (AREA)

Description

本発明は一方向クラッチに関し、特に同心状に配設される内輪およびシェル外輪を係合部材により同期回転させるロック状態と相対回転させるアンロック状態とに切り替える一方向クラッチに関する。
一方向クラッチは、例えば自動車などのエンジンのクランクシャフトからベルトを介して駆動されるエンジン補機に装備するプーリユニットなどに内蔵される。前述のエンジン補機としては、例えば、自動車のエアコンディショナ用圧縮機,ウォーターポンプ,オルタネータ,冷却ファン,クランクプーリなどがある。
エンジンの回転変動によるベルト鳴きやバタツキ防止のためにオルタネータに回転変動吸収機構が必要である。従来の回転変動吸収機構としては、一方向クラッチ式やバネ式のものが使用されている。例えば、一方向クラッチ式の回転変動吸収機構には、軸・プーリ間に一方向クラッチとサポート軸受とを配置した構造のものがある(例えば、特許文献1参照)。
一方向クラッチには、内輪と、保持器と、付勢部材と、くさび部材と、シェル外輪(薄い鋼板から精密絞り加工で成形された軌道面をもつ、薄い外輪)とから構成されるものがある。シェル外輪は、両端開口に鍔部を有し、両鍔部によって、保持器,付勢部材およびくさび部材からなる組立体を抜け止めする。以下、一方向クラッチがシェル外輪を有する場合に、一方向クラッチがシェル構造を有するという。
特開2005−299884号(図1,段落0011)
従来の外輪がシェル構造の一方向クラッチは、くさび部材,付勢部材および保持器からなる組立体を、シェル外輪に圧入した後に鍔曲げをする必要があった。例えば、図9(a)に示すように、円筒部100a,一方鍔部100b,他方鍔形成部100cからなるシェル外輪100を他方鍔形成部100cで鍔曲げすると、図9(b)に示すように、他方鍔形成部100cが一方鍔部100bとほぼ平行となって他方鍔部を形成する。しかし、外輪がシェル構造であるため、鍔曲げおよびプーリ圧入の際に円筒部100aの内周面100dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲するとともに外周面100eがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凹湾曲する傾向があった。このため、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に膨出した凸部が一方向クラッチのロック時に応力集中部となり、シェル外輪100の剥離寿命が短くなるという問題があった。このため、凸部の変形量を、例えば、10μm以下に抑える必要があった。
同様に、鍔曲げした後のシェル外輪100をプーリ(図示せず)に圧入する際にも、円筒部100aの内周面100dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲するとともに、円筒部100aの外周面100eがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凹湾曲する傾向があった。このため、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に膨出した凸部が一方向クラッチのロック時に応力集中部となり、シェル外輪100の剥離寿命が短くなるという問題があった。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、一方向クラッチのロック時のシェル外輪の円筒部への応力集中が解消され、長寿命化が図れるようにした一方向クラッチを提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載の一方向クラッチは、同心状に配設される内輪およびシェル外輪を係合部材により同期回転させるロック状態と相対回転させるアンロック状態とに切り替える一方向クラッチにおいて、シェル外輪の円筒部に、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方への膨出変形を吸収する凹状部を有することを特徴とする。請求項1記載の一方向クラッチによれば、シェル外輪の円筒部に、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方への膨出変形を吸収する凹状部を有するので、鍔曲げおよびプーリ圧入によって内周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に膨出することがなくなり、一方向クラッチのロック時にシェル外輪の円筒部の応力集中部がなくなるために、シェル外輪の剥離寿命を伸ばすことができる。
請求項2記載の一方向クラッチは、同心状に配設される内輪およびシェル外輪を係合部材により同期回転させるロック状態と相対回転させるアンロック状態とに切り替える一方向クラッチにおいて、シェル外輪の円筒部に、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方への膨出変形を誘導する変形誘導部を有することを特徴とする。請求項2記載の一方向クラッチによれば、シェル外輪の円筒部に、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方への膨出変形を誘導する変形誘導部を有するので、鍔曲げおよびプーリ圧入によって内周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することがなくなり、一方向クラッチのロック時にシェル外輪の円筒部の応力集中部がなくなるため、シェル外輪の剥離寿命を伸ばすことができる。
請求項3記載の一方向クラッチは、請求項1記載の一方向クラッチにおいて、前記凹状部は、前記円筒部の外周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向に平坦に、かつ前記円筒部の内周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲するように形成されていて、前記円筒部の肉厚をアキシャル方向位置に応じて変化させたことを特徴とする。請求項3記載の一方向クラッチによれば、凹状部は、円筒部の外周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向に平坦に、かつ円筒部の内周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲するように形成されていて、円筒部の肉厚をアキシャル方向位置に応じて変化させたことにより、鍔曲げおよびプーリ圧入によって円筒部がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することがなくなり、一方向クラッチのロック時にシェル外輪の円筒部の内周面の応力集中部がなくなるため、シェル外輪の剥離寿命を伸ばすことができる。
請求項4記載の一方向クラッチは、請求項1記載の一方向クラッチにおいて、前記凹状部は、前記円筒部の外周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲し、かつ前記円筒部の内周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲するように形成されていることを特徴とする。請求項4記載の一方向クラッチによれば、凹状部は、円筒部の外周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲し、かつ円筒部の内周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲するように形成されているので、鍔曲げおよびプーリ圧入によって円筒部がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することがなくなり、一方向クラッチのロック時にシェル外輪の円筒部の内周面に応力集中部がなくなるため、シェル外輪の剥離寿命を伸ばすことができる。
請求項5記載の一方向クラッチは、請求項2記載の一方向クラッチにおいて、前記変形誘導部が、前記シェル外輪の鍔部の基端内周面に突設されたテーパ状肉厚部分であることを特徴とする。請求項5記載の一方向クラッチによれば、変形誘導部が、シェル外輪の鍔部の基端内周面に突設されたテーパ状肉厚部分であるので、他方鍔形成部がかならずテーパ状肉厚部分の手前側で折り曲げられることになり、鍔曲げおよびプーリ圧入によって円筒部がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することがなくなり、一方向クラッチのロック時にシェル外輪の円筒部の応力集中部がなくなるため、シェル外輪の剥離寿命を伸ばすことができる。
なお、本発明の一方向クラッチは、請求項4記載の一方向クラッチにおいて、前記円筒部の肉厚がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向に略一様であることが望ましい。このような一方向クラッチによれば、円筒部の肉厚がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向に略一様であるので、一方向クラッチのロック時にシェル外輪の円筒部の応力集中部がなくなるため、シェル外輪の剥離寿命を伸ばすことができる。
また、本発明の一方向クラッチは、請求項1記載の一方向クラッチにおいて、前記凹状部は、前記円筒部の外周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲し、前記円筒部の内周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に平坦であるように形成されていて、前記円筒部の肉厚をアキシャル方向位置に応じて変化させることが望ましい。このような一方向クラッチによれば、凹状部は、円筒部の外周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲し、円筒部の内周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に平坦であるように形成されていて、円筒部の肉厚をアキシャル方向位置に応じて変化させたので、鍔曲げおよびプーリ圧入によって円筒部がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することがなくなり、一方向クラッチのロック時にシェル外輪の円筒部の応力集中部がなくなるため、シェル外輪の剥離寿命を伸ばすことができる。
さらに、本発明の一方向クラッチは、請求項2記載の一方向クラッチにおいて、前記変形誘導部が、前記シェル外輪の円筒部の内周面に穿設された変形誘導ノッチであることが望ましい。このような一方向クラッチによれば、シェル外輪の円筒部の内周位置に変形誘導ノッチが形成されているので、鍔曲げおよびプーリ圧入によって円筒部がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することがなくなり、一方向クラッチのロック時の応力集中部がなくなるため、シェル外輪の剥離寿命を伸ばすことができる。
鍔曲げおよびプーリ圧入によってシェル外輪の円筒部がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲し、一方向クラッチのロック時にシェル外輪の円筒部に応力が集中するという問題を、シェル外輪の円筒部に、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方への膨出変形を吸収する凹状部を設けることによって解消した。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る一方向クラッチ13を配設するプーリユニット10の側面断面図である。このプーリユニット10は、例えば、自動車のエンジンのクランクシャフト(図示せず)とエンジン補機であるオルタネータとの間に配置されており、オルタネータのロータ軸(図示せず)に固定されるスリーブ11と、スリーブ11のラジアル方向外側にスリーブ11と同心に配設され、外周面にベルト溝12aが形成されたプーリ12とを備えている。ベルト溝12aには、エンジンのクランクシャフトに固定されたクランクプーリ(図示せず)に懸架された駆動ベルト(図示せず)が掛け渡されて、エンジンとオルタネータとが駆動ベルトを介して機械的に連結されている。
スリーブ11のアキシャル方向中間部における外周面とプーリ12のアキシャル方向中間部における内周面との間には、一方向クラッチ13が配置されている。
また、スリーブ11のアキシャル方向両端部における外周面とプーリ12のアキシャル方向両端部における内周面との間には、一方向クラッチ13を挟んで、一対のサポート軸受である玉軸受14,14が配設されている。玉軸受14,14は、プーリ12に加わるラジアル荷重を支持しつつ、スリーブ11とプーリ12とを相対回転を可能にしている。
一方向クラッチ13は、スリーブ11の外周面に圧入固定され、スリーブ11とともに回転する内輪15と、プーリ12の内周面に内輪15と同心となるように圧入固定され、プーリ12とともに回転するシェル外輪16と、内輪15とシェル外輪16との間のくさび状空間19(図2参照)内に回動自在に収納配置されたくさび部材である複数の係合ころ23と、各係合ころ23を個別に収容する複数のポケット24a(図2参照)を有する保持器24と、保持器24に固定され、各係合ころ23をロック方向に付勢する付勢部材である複数の板バネ25(図2参照)とから構成されている。
内輪15は、S45C若しくはS55C等の炭素鋼、または、SCR、SCM若しくはSNCM等のはだ焼鋼で筒体状に製作され、その外周面には、図2に示すように、円周方向において8つのカム面17が等間隔に形成されている。すなわち、内輪15には、回転中心軸線を挟んで対向する一対のカム面17,17が円周方向に4組設けられている。カム面17は、その円周方向一端部から深さを漸次増加するランプ面20と、ヒール部21となるカム面17の円周方向他端部からランプ面20に向かって延びる溝面22とから形成されている。
図4は、本発明の実施例1に係る一方向クラッチ13のシェル外輪16を示す上部断面端面図である。このシェル外輪16は、薄い鋼板から精密絞り加工で成形された比較的薄肉の円筒体でなり、円筒部16aと、円筒部16aの一端から中心に向けて形成された一方鍔部16bと、円筒部16aの他端から面一に延出された他方鍔形成部16cとから構成されている。円筒部16aの内周面16dは、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲するように形成されている。一方、円筒部16aの外周面16eは、アキシャル方向の断面で見て平坦に形成されている。
内輪15の外周側に板バネ25,係合ころ23および保持器24からなる組立体を組み付けた後、それを図4に示したシェル外輪16内に他方鍔形成部16c側から圧入し、しかる後にシェル外輪16を他方鍔形成部16cで鍔曲げする。すると、他方鍔形成部16cが一方鍔部16bとほぼ平行となって他方鍔部を形成し、一方鍔部16bと鍔曲げされた他方鍔形成部16cとで、板バネ25,係合ころ23および保持器24からなる組立体が、内輪15とシェル外輪16との間で抜け止めされて、一方向クラッチ13が組み立てられる。鍔曲げの際には、シェル外輪16の円筒部16aの内周面16dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲されるようにあらかじめ形成されているので、内周面16dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することはない。すなわち、内周面16dに応力集中部が形成されることはない。
係合ころ23は、鋼製の円柱体でなり、保持器24に穿設された空所であるポケット24aに、板バネ25によって円周方向に付勢されて配置されている。換言すれば、係合ころ23は、内輪15の外周面に設けられたカム面17と、外輪16の内周面16dとによって形成される各くさび状空間19内に回動自在に配置されている。
保持器24は、合成樹脂によって円環状に形成され、シェル外輪16の内周面16dにほぼ沿った外周形状と、内輪15のカム面17に沿った内周形状とを有しており、シェル外輪16内に収納配置されている。保持器24の外周面とシェル外輪16の内周面16dとの間には若干の間隙が設けられている。
図3に示すように、保持器24は、一対のリム部26,26と、一対のリム部26,26を連結する複数の柱部27とを備えている。一対のリム部26,26の内周面には、カム面17のランプ面20と係合する三角突起(図示せず)が形成されており、保持器24がシェル外輪16に組み付けられた後には、三角突起がランプ面20に当接することにより、保持器24の内輪15に対する相対回転が規制されている。
また、保持器24は、一対のリム部26,26の内側面で円周方向において各柱部27と整合する部分には、端部側バネ保持部29,29が各柱部27の外周面側から円周方向外方に突出する状態で形成されている。これに対して、各柱部27のアキシャル方向中央部には、ころ規制部である中央側バネ保持部30が各柱部27の外周面側から円周方向外方に突出する状態で形成されている。このような端部側バネ保持部29,29と中央側バネ保持部30とは、円周方向に少しずらした状態で配置されており、板バネ25は端部側バネ保持部29,29の円周方向一側面と、中央側バネ保持部30の円周方向他側面との間に挟持されている。中央側バネ保持部30の円周方向の厚さtは、係合ころ23が板バネ25を所定の撓み量以上に押しつぶすような場合に、中央側バネ保持部30の円周方向一端面30aと当接するように設定されている。また、板バネ25の押圧部32の長さは、係合ころ23が中央側バネ保持部30の円周方向一端面30aと当接したとき、中央側バネ保持部30と干渉しないように設定されている。
板バネ25は、弾性金属片を曲折することによって形成されている。すなわち、その所定の位置を屈曲部31として折り曲げることで押圧部32を構成しており、押圧部32の先端部を更に折り曲げて当接部33を構成している。これにより、板バネ25は、各係合ころ23をロック方向、すなわち、カム面17の溝の浅い側に向けて付勢している。
プーリユニット1を組み立てる際には、一方の玉軸受14の玉および保持器,一方向クラッチ13の板バネ25および係合ころ23,他方の玉軸受14のころおよび保持器の順に、プーリ12とスリーブ11との間に圧入すればよい。一方の玉軸受14の外輪軌道部内径>一方向クラッチ13の外輪16の内周面18の平行2面間距離(一方向クラッチ13の外輪16の最小内径)≧他方の玉軸受14の外輪軌道肩部内径であるので、各挿入作業時において径方向外側に作業用のスペースが確保され、組立て作業を容易に行うことができる。一方向クラッチ13のプーリ圧入の際には、シェル外輪16の円筒部16aの内周面16dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲されるようにあらかじめ形成されているので、内周面16dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することが防止される。すなわち、内周面16dに応力集中部が形成されることはない。
次に、このように構成された実施例1に係る一方向クラッチ13を備えるプーリユニット10の動作について説明する。
エンジンのクランクシャフトの回転角速度がオルタネータのロータ軸の回転角速度より速い場合、すなわち、シェル外輪16が内輪15に対してロック方向に相対回転する場合には、係合ころ23は、内輪15のカム面17から受ける力と板バネ25の付勢力とに基づき、カム面17が浅くなった側、すなわち、くさび状空間19の狭い側で内輪15のカム面17およびシェル外輪16の内周面18に噛み込み、内輪15とシェル外輪16との間を機械的に結合し、一方向クラッチ13がロック状態になる。これにより、プーリ12とスリーブ11とが相対回転不能となり、クランクシャフトの回転駆動力がオルタネータのロータ軸に伝達される。
一方、オルタネータのロータ軸の回転角速度がエンジンのクランクシャフトの回転角速度より速くなった場合、すなわち、シェル外輪16が内輪15に対してアンロック方向に相対回転する場合には、内輪15のカム面17およびシェル外輪16の内周面18での噛み込みが解除されて、内輪15とシェル外輪16との間が機械的に断絶し、一方向クラッチ13がアンロック状態になる。このとき、玉軸受14,14が、一方向クラッチ13の両側でラジアル荷重を支持するので、一方向クラッチ13は噛み合い性能と耐久性とを良好に維持することができる。これにより、プーリ12とスリーブ11との相対回転が自在(オーバーラン状態)となる。
実施例1によれば、シェル外輪16の円筒部16aに、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方への膨出変形を吸収する凹状部を有するので、鍔曲げおよびプーリ圧入によって内周面16dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に膨出することがなくなり、一方向クラッチ13のロック時にシェル外輪16の円筒部16aの応力集中部がなくなるために、シェル外輪16の剥離寿命を伸ばすことができる。
図5は、本発明の実施例2に係る一方向クラッチ13のシェル外輪116を示す上部断面端面図である。このシェル外輪116は、薄い鋼板から精密絞り加工で成形された比較的薄肉の円筒体でなり、円筒部116aと、円筒部116aの一端から中心に向けて形成された一方鍔部116bと、円筒部116aの他端から面一に延出された他方鍔形成部116cとから構成されている。円筒部116aの内周面116dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲するように形成されているとともに、円筒部116aの外周面116eがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲するように形成されている。また、円筒部116aの内周面116dの湾曲率と円筒部116aの外周面116eの湾曲率とは略等しく設定されているので、円筒部116aの肉厚は、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向に略一様であるようになっている。
なお、実施例2に係る一方向クラッチ13のその他の言及しない部分は、本発明の実施例1に係る一方向クラッチ13と同様に構成されているので、それらの詳しい説明を省略する。
このように構成された実施例2に係る一方向クラッチ13を組み立てるには、まず、内輪15の外周側に板バネ25,係合ころ23および保持器24からなる組立体を組み付けた後、それを図5に示したシェル外輪116内に他方鍔形成部116c側から圧入し、しかる後にシェル外輪116を他方鍔形成部116cで鍔曲げする。すると、他方鍔形成部116cが一方鍔部116bとほぼ平行となって他方鍔部を形成し、一方鍔部116bと鍔曲げされた他方鍔形成部116cとで、板バネ25,係合ころ23および保持器24からなる組立体が、内輪15とシェル外輪116との間で抜け止めされて、一方向クラッチ13が組み立てられる。鍔曲げの際には、シェル外輪116の円筒部116aの内周面116dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲されるようにあらかじめ形成されているとともに、シェル外輪116の円筒部116aの外周面116eがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲されるようにあらかじめ形成されているので、内周面116dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することが防止される。すなわち、内周面116dに応力集中部が形成されることはない。
同様に、プーリユニット1を組み立てる際に、一方向クラッチ13にプーリ12を圧入するときにも、シェル外輪16の円筒部16aの内周面16dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲されるようにあらかじめ形成されているとともに、シェル外輪116の円筒部116aの外周面116eがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲されるようにあらかじめ形成されているので、内周面16dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することが防止される。すなわち、内周面16dに応力集中部が形成されることはない。
実施例2によれば、鍔曲げおよびプーリ圧入による凸変形分を考慮し、シェル外輪116の円筒部116aの内周面116dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲するように形成されているとともに、円筒部116aの外周面116eがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲するように形成されているので、内周面116dに応力集中部が形成されることはなく、一方向クラッチ13のロック時の円筒部116aへの応力集中が解消されて、シェル外輪116の長寿命化が図れるという効果がある。
図6は、本発明の実施例3に係る一方向クラッチ13のシェル外輪216を示す上部断面端面図である。このシェル外輪216は、薄い鋼板から精密絞り加工で成形された比較的薄肉の円筒体でなり、円筒部216aと、円筒部216aの一端から中心に向けて形成された一方鍔部216bと、円筒部216aの他端から面一に延出された他方鍔形成部216cとから構成されている。円筒部216aの内周面216dがアキシャル方向の断面で見て平坦に形成されているとともに、円筒部216aの外周面216eがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲するように形成されている。これにより、円筒部216aの肉厚は、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向位置の中央においてより肉厚となっている。
なお、その他の言及しない部分は、本発明の実施例1に係る一方向クラッチ13と同様に構成されているので、それらの詳しい説明を省略する。
このように構成された実施例3に係る一方向クラッチ13を組み立てるには、まず、内輪15の外周側に板バネ25,係合ころ23および保持器24からなる組立体を組み付けた後、それを図6に示したシェル外輪216内に他方鍔形成部216c側から圧入し、しかる後にシェル外輪216を他方鍔形成部216cで鍔曲げする。すると、他方鍔形成部216cが一方鍔部216bとほぼ平行となって他方鍔部を形成し、一方鍔部216bと鍔曲げされた他方鍔形成部216cとで、板バネ25,係合ころ23および保持器24からなる組立体が、内輪15とシェル外輪216との間で抜け止めされて、一方向クラッチ13が組み立てられる。鍔曲げの際には、シェル外輪216の円筒部216aの外周面216eがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲されるようにあらかじめ形成されているので、内周面216dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することが防止される。すなわち、内周面216dに応力集中部が形成されることはない。
同様に、プーリユニット1を組み立てる際に、一方向クラッチ13にプーリ12を圧入するときにも、シェル外輪216の円筒部216aの外周面216eがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲されるようにあらかじめ形成されているので、内周面16dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することが防止される。すなわち、内周面16dに応力集中部が形成されることはない。
実施例3によれば、鍔曲げおよびプーリ圧入による凸変形分を考慮し、シェル外輪216の円筒部216aの外周面216eがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向に凸湾曲するように形成されているので、内周面216dに応力集中部が形成されることはなく、一方向クラッチ13のロック時の円筒部216aへの応力集中が解消され、シェル外輪216の長寿命化が図れるという効果がある。
図7は、本発明の実施例4に係る一方向クラッチ13のシェル外輪316を示す上部断面端面図である。このシェル外輪316は、薄い鋼板から精密絞り加工で成形された比較的薄肉の円筒体でなり、円筒部316aと、円筒部316aの一端から中心に向けて形成された一方鍔部316bと、円筒部316aの他端から面一に延出された他方鍔形成部316cとから構成されている。円筒部316aの内周面316dがアキシャル方向の断面で見て平坦に形成されているとともに、円筒部316aの外周面316eがアキシャル方向の断面で見て平坦に形成されており、円筒部316aの肉厚がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向に略一様になっている。また、他方鍔形成部316cの基端内周面には、テーパ状肉厚部分316fである変形誘導部が突設されている。
なお、その他の言及しない部分は、本発明の実施例1に係る一方向クラッチ13と同様に構成されているので、それらの詳しい説明を省略する。
このように構成された実施例4に係る一方向クラッチ13を組み立てるには、まず、内輪15の外周側に板バネ25,係合ころ23および保持器24からなる組立体を組み付けた後、それを図7に示したシェル外輪316内に他方鍔形成部316c側から圧入し、しかる後にシェル外輪316を他方鍔形成部316cで鍔曲げする。すると、他方鍔形成部316cがテーパ状肉厚部分316fの手前側(図7で見て左側)で折り曲げられ一方鍔部316bとほぼ平行となって他方鍔部を形成し、一方鍔部316bと鍔曲げされた他方鍔形成部316cとで、板バネ25,係合ころ23および保持器24からなる組立体が、内輪15とシェル外輪316との間で抜け止めされて、一方向クラッチ13が組み立てられる。鍔曲げの際には、テーパ状肉厚部分316fの存在によって他方鍔形成部316cがかならずテーパ状肉厚部分316fの手前側(図7で見て左側)で折り曲げられるので、内周面316dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することが防止される。すなわち、内周面316dに応力集中部が形成されることはない。
同様に、プーリユニット1を組み立てる際に、実施例4に係る一方向クラッチ13にプーリ12を圧入するときにも、テーパ状肉厚部分316fの存在によって他方鍔形成部316cにはかならずテーパ状肉厚部分316fの手前側(図7で見て左側)に荷重が加えられるので、内周面316dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することが防止される。すなわち、内周面316dに応力集中部が形成されることはない。
実施例4によれば、他方鍔形成部316cの基端内周面に突設されたテーパ状肉厚部分316fである変形誘導部が設けられているので、他方鍔形成部316cがかならずテーパ状肉厚部分316fの手前側(図7で見て左側)で折り曲げられることになり、鍔曲げおよびプーリ圧入によって円筒部316aがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することがなくなり、一方向クラッチ13のロック時にシェル外輪316の円筒部316aの応力集中部がなくなるので、シェル外輪316の剥離寿命を伸ばすことができる。
図8は、本発明の実施例5に係る一方向クラッチ13のシェル外輪416を示す上部断面端面図である。このシェル外輪416は、薄い鋼板から精密絞り加工で成形された比較的薄肉の円筒体でなり、円筒部416aと、円筒部416aの一端から中心に向けて形成された一方鍔部416bと、円筒部416aの他端から面一に延出された他方鍔形成部416cとから構成されている。円筒部416aの内周面416dがアキシャル方向の断面で見て平坦に形成されているとともに、円筒部416aの外周面416eがアキシャル方向の断面で見て平坦に形成されており、円筒部416aの肉厚がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向に略一様になっている。また、円筒部416aの内周面416dの略中央には、円周方向に穿設された変形誘導ノッチ416fでなる変形誘導部が形成されている。
なお、その他の言及しない部分は、本発明の実施例1に係る一方向クラッチ13と同様に構成されているので、それらの詳しい説明を省略する。
このように構成された実施例5に係る一方向クラッチ13を組み立てるには、まず、内輪15の外周側に板バネ25,係合ころ23および保持器24からなる組立体を組み付けた後、それを図8に示したシェル外輪416内に他方鍔形成部416c側から圧入し、しかる後にシェル外輪416を他方鍔形成部416cで鍔曲げする。すると、他方鍔形成部416cが折り曲げられ一方鍔部416bとほぼ平行となって他方鍔部を形成し、一方鍔部416bと鍔曲げされた他方鍔形成部416cとで、板バネ25,係合ころ23および保持器24からなる組立体が、内輪15とシェル外輪416との間で抜け止めされて、一方向クラッチ13が組み立てられる。鍔曲げの際には、変形誘導ノッチ416fの存在によって円筒部416aにアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方への応力が作用するので、内周面416dがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することが防止される。すなわち、内周面416dに応力集中部が形成されることはない。
同様に、プーリユニット1を組み立てる際に、実施例5に係る一方向クラッチ13にプーリ12を圧入するときにも、変形誘導ノッチ416fの存在によって円筒部416aがアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することがなくなるので、内周面316dに応力集中部が形成されることはない。
実施例5によれば、シェル外輪416の円筒部416aの内周面416dの中央位置に変形誘導ノッチ416eが形成されているので、鍔曲げおよびプーリ圧入によって円筒部がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方に凸湾曲することがなくなり、一方向クラッチ13のロック時の応力集中部がなくなるので、一方向クラッチ13のロック時の円筒部416aへの応力集中が解消され、シェル外輪416の長寿命化が図れるという効果がある。
以上、本発明の各実施例について説明したが、これらはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
例えば、各実施例では、一方向クラッチ13のくさび部材を係合ころ23としたが、くさび部材が球,スプラグ等である一方向クラッチにも、本発明を同様に適用できることはいうまでもない。
また、各実施例では、付勢部材を板バネ25をとしたが、板バネ25の代わりに、コイルバネや皿バネなどの他の付勢部材を用いることも可能である。
本発明の実施例1に係る一方向クラッチが配設されたプーリユニットを示す側面断面図。 実施例1に係る一方向クラッチの要部斜視図。 実施例1に係る一方向クラッチの要部平面図。 実施例1に係る一方向クラッチにおけるシェル外輪の上部断面端面図。 実施例2に係る一方向クラッチにおけるシェル外輪の上部断面端面図。 実施例3に係る一方向クラッチにおけるシェル外輪の上部断面端面図。 実施例4に係る一方向クラッチにおけるシェル外輪の上部断面端面図。 実施例5に係る一方向クラッチにおけるシェル外輪の上部断面端面図。 従来の一方向クラッチにおけるシェル外輪の上部断面端面図。
符号の説明
10 プーリユニット
11 スリーブ
12 プーリ
13 一方向クラッチ
14 玉軸受
15 内輪
16,116,216,316,416 シェル外輪
16a,116a,216a,316a,416a 円筒部
16b,116b,216b,316b,416b 一方鍔部
16c,116c,216c,316c,416c 他方鍔形成部
16d,116d,216d,316d,416d 内周面
16e,116e,216e,316e,416e 外周面
17 カム面
18 内周面
23 係合ころ(くさび部材)
24 保持器
24a ポケット
316f テーパ状肉厚部分(変形誘導部)
416f 変形誘導ノッチ(変形誘導部)

Claims (5)

  1. 同心状に配設される内輪およびシェル外輪を係合部材により同期回転させるロック状態と相対回転させるアンロック状態とに切り替える一方向クラッチにおいて、
    シェル外輪の円筒部に、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向内方への膨出変形を吸収する凹状部を有することを特徴とする一方向クラッチ。
  2. 同心状に配設される内輪およびシェル外輪を係合部材により同期回転させるロック状態と相対回転させるアンロック状態とに切り替える一方向クラッチにおいて、
    シェル外輪の円筒部に、アキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方への膨出変形を誘導する変形誘導部を有することを特徴とする一方向クラッチ。
  3. 前記凹状部は、前記円筒部の外周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向に平坦に、かつ前記円筒部の内周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲するように形成されていて、前記円筒部の肉厚をアキシャル方向位置に応じて変化させた請求項1記載の一方向クラッチ。
  4. 前記凹状部は、前記円筒部の外周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凸湾曲し、かつ前記円筒部の内周面がアキシャル方向の断面で見てラジアル方向外方に凹湾曲するように形成されている請求項1記載の一方向クラッチ。
  5. 前記変形誘導部が、前記シェル外輪の鍔部の基端内周面に突設されたテーパ状肉厚部分である請求項2記載の一方向クラッチ。
JP2006319097A 2006-11-27 2006-11-27 一方向クラッチ Expired - Fee Related JP4766331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006319097A JP4766331B2 (ja) 2006-11-27 2006-11-27 一方向クラッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006319097A JP4766331B2 (ja) 2006-11-27 2006-11-27 一方向クラッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008133865A JP2008133865A (ja) 2008-06-12
JP4766331B2 true JP4766331B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=39558860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006319097A Expired - Fee Related JP4766331B2 (ja) 2006-11-27 2006-11-27 一方向クラッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4766331B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6144665B2 (ja) * 2014-12-04 2017-06-07 本田技研工業株式会社 ワンウェイクラッチおよび車両用動力伝達装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5892517U (ja) * 1981-12-18 1983-06-23 日本精工株式会社 シエル形ころ軸受
JP3170606B2 (ja) * 1991-08-30 2001-05-28 光洋精工株式会社 一方向クラッチ
JPH11303863A (ja) * 1998-04-15 1999-11-02 Nippon Seiko Kk シェル型ころ軸受
JP2002235753A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Ntn Corp シェル型ころ軸受
JP2003336664A (ja) * 2002-05-17 2003-11-28 Nsk Ltd 一方向クラッチ及びその製造方法
JP4147870B2 (ja) * 2002-08-30 2008-09-10 日本精工株式会社 シェル形針状ころ軸受及びシェル形外輪の製造装置
JP4123883B2 (ja) * 2002-09-19 2008-07-23 株式会社ジェイテクト ころ軸受の製造方法
JP2004116718A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Koyo Seiko Co Ltd シェル形ころ軸受
JP2004162873A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Ntn Corp シェル型ころ軸受
JP4178932B2 (ja) * 2002-12-04 2008-11-12 株式会社ジェイテクト シェル形ころ軸受
JP4352777B2 (ja) * 2003-06-23 2009-10-28 日本精工株式会社 フランジの曲げ加工方法
JP4511401B2 (ja) * 2005-03-29 2010-07-28 日本メクトロン株式会社 フレキシブルプリント基板およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008133865A (ja) 2008-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6464057B2 (en) Pulley with a built-in one-way clutch
JPWO2003067128A1 (ja) エンジン始動用ローラクラッチ内蔵型回転伝達装置
US20150204395A1 (en) Roller clutch equipped with support bearings
JP3681954B2 (ja) 一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置
US6749050B2 (en) One-way clutch built-in type pulley device
JP4766331B2 (ja) 一方向クラッチ
JP2006322597A (ja) 軸受複合一方向クラッチ
JP2004144252A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP5041328B2 (ja) 一方向クラッチ及びその製造方法
JPH10184737A (ja) ワンウェイクラッチ
JP4893997B2 (ja) 一方向クラッチ
JP2006307922A (ja) 一方向クラッチ
JP2005282856A (ja) 一方向クラッチおよび軸受複合一方向クラッチ
JP5142034B2 (ja) プーリユニット
JP4389581B2 (ja) クラッチ内蔵型プーリユニット
JP2005042792A (ja) ローラクラッチ及びローラクラッチ内蔵型プーリ装置
JP2005214312A (ja) スラストころ軸受付一方向クラッチ組立体
JP2009299860A (ja) トルクコンバータ用ステータユニット
JP3724506B2 (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2000283267A (ja) オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2005257021A (ja) 一方向クラッチおよび一方向クラッチ付きプーリユニット
JP2005188582A (ja) 一方向クラッチ付きプーリユニット
JP2007032665A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP5205879B2 (ja) プランジャポンプ
JP2006322596A (ja) 軸受複合一方向クラッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees