JP2000283267A - オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置 - Google Patents

オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置

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JP2000283267A
JP2000283267A JP11088786A JP8878699A JP2000283267A JP 2000283267 A JP2000283267 A JP 2000283267A JP 11088786 A JP11088786 A JP 11088786A JP 8878699 A JP8878699 A JP 8878699A JP 2000283267 A JP2000283267 A JP 2000283267A
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pulley
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方向クラッチ15及びサポート軸受14
a、14bを構成する各保持器27、32が熱変形する
事を防止して、オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プ
ーリ装置の耐久性を確保する。 【解決手段】 一方向クラッチ15を構成し、複数個の
ロック部材であるローラ26を保持するクラッチ用保持
器27を構成する合成樹脂を、160℃の条件でも長期
間の使用に耐え得る、耐熱性能の優れたポリアミド46
とする。又、各サポート軸受14a、14bを構成し、
複数個の転動体であるころ33a、33bを保持する軸
受用保持器32、32を構成する合成樹脂も、ポリアミ
ド46とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明のオルタネータ用一方
向クラッチ内蔵型プーリ装置は、自動車用の発電機であ
るオルタネータの回転軸の端部に固定し、エンジンのク
ランクシャフトの端部に固定した駆動プーリとの間に無
端ベルトを掛け渡す事により、上記オルタネータを駆動
する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車の駆動用エンジンを駆動源とし
て、自動車に必要な発電を行なうオルタネータの構造
が、例えば特開平7−139550号公報に記載されて
いる。図4は、この公報に記載されたオルタネータ1を
示している。ハウジング2の内側に回転軸3を、1対の
転がり軸受4、4により、回転自在に支持している。こ
の回転軸3の中間部には、ロータ5と整流子6とを設け
ている。又、この回転軸3の一端部(図4の右端部)で
上記ハウジング2外に突出した部分には、従動プーリ7
を固定している。エンジンへの組み付け状態では、この
従動プーリ7に無端ベルトを掛け渡し、エンジンのクラ
ンクシャフトにより、上記回転軸3を回転駆動自在とす
る。
【0003】上記従動プーリ7として従来一般的には、
単に上記回転軸3に固定しただけのものを使用してい
た。これに対して近年、無端ベルトの走行速度が一定若
しくは上昇傾向にある場合には、無端ベルトから回転軸
への動力の伝達を自在とし、無端ベルトの走行速度が低
下傾向にある場合には、従動プーリと回転軸との相対回
転を自在とする、オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型
プーリ装置が各種提案され、一部で使用されている。例
えば、特開昭56−101353号公報、特開平7−3
17807号公報、同8−61443号公報、特公平7
−72585号公報、フランス特許公報FR27260
59A1等に、上述の様な機能を有するオルタネータ用
一方向クラッチ内蔵型プーリ装置が記載されている。
又、一部ではこの様なオルタネータ用一方向クラッチ内
蔵型プーリ装置が、実際に使用されている。
【0004】図5は、このうち特開平8−61443号
公報に記載されているオルタネータ用一方向クラッチ内
蔵型プーリ装置を示している。このオルタネータ用一方
向クラッチ内蔵型プーリ装置は、上記回転軸3に外嵌固
定自在なスリーブ8を有する。そして、このスリーブ8
の周囲に従動プーリ7aを、このスリーブ8と同心に配
置している。そして、これらスリーブ8の外周面と従動
プーリ7aの内周面との間に、1対のサポート軸受9、
9と一方向クラッチ10とを設けている。このうちのサ
ポート軸受9、9は、上記従動プーリ7aに加わるラジ
アル荷重を支承しつつ、上記スリーブ8と従動プーリ7
aとの相対回転を自在とする。又、上記一方向クラッチ
10は、上記従動プーリ7aが上記スリーブ8に対して
所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみ、この従
動プーリ7aからスリーブ8への回転力の伝達を自在と
する。
【0005】この様なオルネータ用一方向クラッチ内蔵
型プーリ装置を使用する理由は、次の通りである。例え
ば、上記駆動用エンジンがディーゼルエンジンであった
場合、アイドリング時等、低回転時にはクランクシャフ
トの回転角速度の変動が大きくなる。この結果、上記ク
ランクシャフトの端部に固定した駆動プーリに掛け渡し
た無端ベルト11の走行速度も細かく変動する事にな
る。一方、この無端ベルト11により従動プーリ7aを
介して回転駆動されるオルタネータ1(図4)の回転軸
3は、この回転軸3並びにこの回転軸3に固定したロー
タ5及び整流子6(図4)等の慣性質量に基づき、それ
程急激には変動しない。従って、上記従動プーリ7aを
回転軸3に対し単に固定した場合には、クランクシャフ
トの回転角速度の変動に伴い、上記無端ベルト11と従
動プーリ7aとが両方向に擦れ合う傾向となる。この結
果、この従動プーリ7aと擦れ合う無端ベルト11に、
繰り返し異なる方向の応力が作用して、この無端ベルト
11と従動プーリ7aとの間に滑りが発生し易くなった
り、或はこの無端ベルト11の寿命が短くなったりする
原因となる。
【0006】又、上述の様な従動プーリ7aの外周面と
無端ベルト11の内周面との摩擦に基づく無端ベルト1
1の寿命低下は、走行時に加減速を繰り返す事によって
も生じる。即ち、加速時には無端ベルト11側から従動
プーリ7a側に駆動力が伝達されるのに対し、減速時に
は上述の様に慣性に基づいて回転し続けようとする従動
プーリ7aに、上記無端ベルト11から制動力が作用す
る。この制動力と上記駆動力とは、上記無端ベルト11
の内周面に対して逆方向の摩擦力として作用するので、
やはり上記無端ベルト11の寿命低下の原因となる。特
に、トラックの様に排気ブレーキを備えた車両の場合に
は、アクセルオフ時に於けるクランクシャフトの回転低
下の減速度が著しく、上記制動力に基づいて上記無端ベ
ルト11の内周面に加わる摩擦力が大きくなる結果、上
記寿命低下が著しい。
【0007】そこで、上述の様な従動プーリ7aとし
て、上記オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装
置を使用する事により、上記無端ベルト11の走行速度
が一定若しくは上昇傾向にある場合には、上記従動プー
リ7aから回転軸3への回転力の伝達を自在とし、反対
に上記無端ベルト11の走行速度が低下傾向にある場合
には、これら従動プーリ7aと回転軸3との相対回転を
自在とする。即ち、上記無端ベルト11の走行速度が低
下傾向にある場合には、上記従動プーリ7aの回転角速
度を上記回転軸3の回転角速度よりも遅くして、上記無
端ベルト11と従動プーリ7aとの当接部が強く擦れ合
う事を防止する。この様にして、従動プーリ7aと無端
ベルト11との擦れ合い部に作用する応力の方向を一定
にし、この無端ベルト11と従動プーリ7aとの間に滑
りが発生したり、或はこの無端ベルト11の寿命が低下
する事を防止する。
【0008】上述した様なオルタネータ用一方向クラッ
チ内蔵型プーリ装置を構成する場合、一方向クラッチ1
0としては、何れも従来から周知である、複数個のロッ
ク部材としてスプラグを使用するスプラグ型の一方向ク
ラッチ、或は複数個のロック部材としてローラを使用す
るローラクラッチを使用する。何れの一方向クラッチ1
0の場合でも、一般的に、ロック部材を保持する為の合
成樹脂製の保持器(図5では省略)を設けている。又、
この様な一方向クラッチ10を軸方向両側から挟む状態
で設けるサポート軸受9、9にも、一般的に、複数個の
転動体(図示の例では玉)12、12を転動自在に保持
する為の合成樹脂製の保持器(図5では省略)を設けて
いる。上記一方向クラッチ10及びサポート軸受9、9
をそれぞれ構成する各保持器を構成する合成樹脂とし
て、従来は、ポリアセタール、又はポリアミド66を使
用していた。これら各種の合成樹脂により上記各保持器
を構成した場合、これら各保持器の軽量化を図ると共
に、これら各保持器の自己潤滑性を十分に確保する事が
できる。又、上記各種の合成樹脂を射出成形する事で、
上記各保持器を容易に形成できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】オルタネータ用一方向
クラッチ内蔵型プーリ装置は、オーバラン時の従動プー
リ7aとスリーブ8との間での相対回転速度が大きく
(数1000r.p.m 程度にまで達する。)、これら従動
プーリ7a及びスリーブ8にそれぞれ固定の部材とロッ
ク部材との摩擦に基づく発熱により、上記プーリ装置自
体の内部温度が凡そ150℃程度に迄達する可能性があ
る。従って、このプーリ装置に内蔵する、一方向クラッ
チ10及びサポート軸受9、9を構成する各保持器の耐
熱温度を、150℃以上にする必要がある。但し、上述
した従来のオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ
装置に組み込む、上記各保持器に用いる合成樹脂は、こ
の様な高温の使用条件に耐えるのに必ずしも十分でなか
った。この為、従来のオルタネータ用一方向クラッチ内
蔵型プーリ装置の場合、使用により上記各保持器が熱変
形して、一方向クラッチ及びサポート軸受の正常な機能
を確保できず、オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プ
ーリ装置に掛け渡した無端ベルトの耐久性を十分に確保
できない可能性がある。本発明のオルタネータ用一方向
クラッチ内蔵型プーリ装置は、この様な事情に鑑みて、
無端ベルトの耐久性向上機能を十分に確保できる構造を
実現すべく発明したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のオルタネータ用
一方向クラッチ内蔵型プーリ装置は、従来から知られて
いるオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置と
同様に、オルタネータの回転軸に外嵌固定自在なスリー
ブと、このスリーブの周囲にこのスリーブと同心に配置
した従動プーリと、これらスリーブの外周面の軸方向中
間部と従動プーリの内周面の軸方向中間部との間に設
け、この従動プーリが上記スリーブに対し所定方向に相
対回転する傾向となる場合にのみ従動プーリとスリーブ
との間での回転力の伝達を自在とする一方向クラッチ
と、この一方向クラッチを軸方向両側から挟む状態で、
上記スリーブの外周面と従動プーリの内周面との間に設
け、この従動プーリに加わるラジアル荷重を支承しつつ
これらスリーブと従動プーリとの相対回転を自在とする
サポート軸受とを備える。
【0011】特に、本発明のオルタネータ用一方向クラ
ッチ内蔵型プーリ装置に於いては、上記一方向クラッチ
と上記各サポート軸受とのうちの少なくとも1個は、複
数個のロック部材又は複数個の転動体を保持する合成樹
脂製の保持器を備えたものである。そして、このうちの
少なくとも1個の保持器を構成する合成樹脂を、ポリア
ミド46又はポリフェニレンサルファイドとしている。
【0012】
【作用】上述の様に構成する本発明のオルタネータ用一
方向クラッチ内蔵型プーリ装置の場合には、一方向クラ
ッチ及び各サポート軸受のうちの少なくとも1個を構成
する保持器を構成する合成樹脂を、160℃の条件でも
長期間の使用に耐え得る、耐熱性能の優れたポリアミド
46又はポリフェニレンサルファイド(PPS)として
いる。従って、プーリ装置の使用時に、内部で凡そ15
0℃程度の高温になっても、上記保持器が熱変形する事
を防止して、このプーリ装置に掛け渡した無端ベルトの
耐久性を向上させる機能を十分に確保できる。又、上記
保持器を構成する合成樹脂を、耐熱性能の特に優れた直
鎖状のポリフェニレンサルファイド製とすれば、プーリ
装置に掛け渡した無端ベルトの耐久性を向上させる機能
をより十分に確保する事ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。本例のオルタネータ用一方向ク
ラッチ内蔵型プーリ装置は、全体を円筒状に形成して、
オルタネータの回転軸3(図4参照)の端部に外嵌固定
したスリーブ8aと、このスリーブ8aの周囲にこのス
リーブ8aと同心に配置した従動プーリ7aとを備え
る。このうちのスリーブ8aは、上記回転軸3と共に回
転自在である。この為に図示の例では、上記スリーブ8
aの中間部内周面に雌スプライン部13を形成し、この
雌スプライン部13と上記回転軸3の端部外周面に形成
した雄スプライン部(図示省略)とを係合自在としてい
る。尚、上記回転軸3とスリーブ8aとの相対回転を防
止する為の構造は、スプラインに代えて、ねじ、或は非
円筒面同士の嵌合、キー係合等としても良い。
【0014】上述したスリーブ8aの周囲に設ける従動
プーリ7aは、その内側に次述するサポート軸受14
a、14b及び一方向クラッチ15を装着する。又、上
記従動プーリ7aの外周面には、それぞれが断面V字形
である複数本(本例の場合には4本)の凹溝16、16
を、互いに平行に且つそれぞれ全周に亙って形成してい
る。この様な従動プーリ7aと図示しない駆動プーリと
の間には、内周面に断面V字形で全周に亙って連続する
リブを複数本(本例の場合には4本)形成した無端ベル
トを掛け渡す。
【0015】前述の様に構成するスリーブ8aの外周面
と上述の様に構成する従動プーリ7aの内周面との間に
は、それぞれがラジアルころ軸受である1対のサポート
軸受14a、14bと、ローラクラッチである1個の一
方向クラッチ15とを設けている。このうちの一方向ク
ラッチ15を構成する為、上記スリーブ8aの中間部外
周面に一方向クラッチ用内輪17を、締まり嵌めにより
外嵌固定している。この一方向クラッチ用内輪17は、
軸受鋼等の硬質金属製の板材又はSCM415等の浸炭
鋼の板材により全体を円筒状に形成し、外周面は後述す
るカム面18としている。
【0016】又、上記各サポート軸受14a、14bを
構成する為、上記スリーブ8aの両端部外周面には、そ
れぞれ内輪19、19を、締まり嵌めにより外嵌固定し
ている。やはり、軸受鋼等の硬質金属製の板材又はSC
M415等の浸炭鋼の板材により造った、これら各内輪
19、19は、それぞれ円筒部20の一端縁に外向フラ
ンジ状の内輪側鍔部21を形成する事により、断面L字
形で全体を円筒状に形成している。
【0017】この様な各内輪19、19は、上記内輪側
鍔部21を互いに反対側に位置させた状態で上記スリー
ブ8aに外嵌し、それぞれの先端縁を上記一方向クラッ
チ用内輪17の軸方向両端縁に突き当てている。本例の
場合、上記各内輪19、19のうちの円筒部20の外径
を、上記一方向クラッチ用内輪17の外周面に形成した
複数の凹部22の底部に関する内接円の直径よりも大き
くしている。
【0018】一方、上記従動プーリ7aには外輪23
を、締まり嵌めにより内嵌固定している。この外輪23
は、上記一方向クラッチ15の外輪としてだけでなく、
前記各サポート軸受14a、14bの外輪としても機能
するもので、やはり軸受鋼等の硬質金属製の板材又はS
CM415等の浸炭鋼の板材にプレス加工を施す等によ
り、全体を円筒状に形成している。この様な外輪23
は、軸方向両端縁に、それぞれ内向フランジ状の外輪側
鍔部24a、24bを形成している。尚、これら両外輪
側鍔部24a、24bのうち、一方(図1の左方)の外
輪側鍔部24aは、他の構成各部材と組み合わせる以前
に形成する為、上記外輪23の本体部分と同様の厚さ寸
法を有する。これに対して、他方(図1の右方)の外輪
側鍔部24bは、他の構成各部材と組み合わせた後に形
成する為、薄肉にしている。
【0019】そして、上記一方向クラッチ15は、上記
外輪23の中間部内周面と上記一方向クラッチ用内輪1
7の外周面とを含んで構成している。即ち、この一方向
クラッチ用内輪17の外周面の複数個所に、ランプ部と
呼ばれ、深さが円周方向一端側(図2の右側)に向かう
程大きくなる凹部22、22を、それぞれこの一方向ク
ラッチ用内輪17の軸方向に亙って、円周方向に亙り互
いに等間隔で形成して、この一方向クラッチ用内輪17
の外周面を前記カム面18としている。この一方向クラ
ッチ用内輪17の外周面と上記外輪23の内周面との間
には、円筒状隙間25が形成されるが、この円筒状隙間
25の寸法のうち、上記外輪23の直径方向に関する断
面高さ寸法は、上記各凹部22、22に対応する部分で
はこの円筒状隙間25内に設ける複数個のローラ26の
外径よりも大きく、これら各凹部22、22から外れた
部分では上記各ローラ26の外径よりも小さい。
【0020】又、上記一方向クラッチ15は、上記外輪
23の中間部内周面と上記一方向クラッチ用内輪17の
外周面との間に、合成樹脂により籠型円筒状に形成した
クラッチ用保持器27と、それぞれが複数ずつのローラ
26及びばね28とを設けている。このうち、上記クラ
ッチ用保持器27は上記外輪23の内側に、内周面に形
成した凸部29、29を、上記一方向クラッチ用内輪1
7の外周面に形成した凹部22、22に係合させる事に
より、この一方向クラッチ用内輪17に対する相対回転
を不能に装着している。又、上記各凸部29、29の軸
方向片面を、前記各内輪19、19の端縁に対向させて
上記クラッチ用保持器27が軸方向にずれ動く事を防止
している。上記複数本のローラ26は、この様なクラッ
チ用保持器27に形成したポケット30の内側に、転動
並びに円周方向に亙る若干の変位自在に保持している。
【0021】又、上記各ばね28は、上述の様なクラッ
チ用保持器27を構成する柱部31と上記各ローラ26
との間に設け、これら各ローラ26を、円周方向に関し
て同じ方向(図2の左方向)に、弾性的に押圧してい
る。尚、一般的に上記各ばね28は、帯状のばね板をU
字形若しくはム字形に押し返して成るステンレス鋼製の
板ばね、或は上記保持器と一体に形成した合成樹脂ばね
である。
【0022】又、前記各サポート軸受14a、14b
は、前記各内輪19、19と上記外輪23の軸方向両端
部寄り部分とを含んで構成している。即ち、上記各内輪
19、19の外周面と上記外輪23の軸方向両端部寄り
部分の内周面との間に、それぞれ合成樹脂により籠型円
筒状に形成された軸受用保持器32、32と、この軸受
用保持器32、32により転動自在に保持された複数の
ころ33a、33bとを配置して、ラジアルころ軸受を
構成している。
【0023】又、前記各外輪側鍔部24a、24bの外
側面と前記各内輪側鍔部21、21の内側面との間に
は、それぞれフローティングワッシャ34、34を、こ
れら各外輪側鍔部24a、24bと内輪側鍔部21、2
1とに対する相対回転を自在に装着している。上記各フ
ローティングワッシャ34、34は、銅等の自己潤滑性
を有する金属、タフトライド処理した金属、或は含油メ
タル等の潤滑油を含浸させた金属材、若しくはポリアミ
ド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリ四弗化エチレン樹脂
等の摩擦係数の低い合成樹脂により、円輪状に形成して
いる。この様なフローティングワッシャ34、34は、
上記各外輪側鍔部24a、24bと内輪側鍔部21、2
1との間に、緩く挟持している。又、このフローティン
グワッシャ34、34は、上記各内輪19、19の外周
面、又は前記従動プーリ7aの内周面により案内(ラジ
アル方向の変位を防止)する。
【0024】又、上記外輪23の軸方向両端部内周面と
上記各内輪19、19の外周面との間の隙間は、それぞ
れシールリング35a、35bにより塞いでいる。これ
ら各シールリング35a、35bは、それぞれ芯金36
と弾性材37とにより構成しており、上記外輪23の両
端部内周面に、上記弾性材37の外径を弾性的に縮めた
状態で、内嵌支持している。そして、各弾性材37、3
7にそれぞれ複数本ずつ設けたシールリップの先端縁
を、上記内輪19、19の中間部外周面、並びに上記各
外輪側鍔部24a、24bの内側面に摺接若しくは当接
させている。尚、本例の場合は、上記各シールリング3
5a、35bのうち、一方(図1の左方)のシールリン
グ35aの一端縁部を、一方の外輪側鍔部24aの内側
面に摺接若しくは当接させる事により、上記外輪23に
対するこの一方のシールリング35aの軸方向に亙る位
置決めを図っている。これに対して、上記各シールリン
グ35a、35bのうち、他方(図1の右方)のシール
リング35bの一端縁部を、他方の外輪側鍔部24bと
上記外輪23の本体部分との間の段差面に突き当ててい
る。これと共に、上記他方のシールリング35bの他端
縁部を、他方の外輪側鍔部24bの内側面に摺接若しく
は当接させる事により、上記外輪23に対するこの他方
のシールリング35bの軸方向に亙る位置決めを図って
いる。
【0025】又、上記各シールリング35a、35bの
芯金36、36の片側面で、前記各サポート軸受14
a、14bを構成する軸受用保持器32、32の端面に
対向する部分は、上記弾性材37、37により覆われな
い様にして、仮にこの軸受用保持器32、32の端面と
上記芯金36、36の片側面とが摺接した場合でも、摺
動抵抗を低く抑えられる様にしている。
【0026】特に、本発明のオルタネータ用一方向クラ
ッチ内蔵型プーリ装置の場合、上記一方向クラッチ15
を構成するクラッチ用保持器27及び上記各サポート軸
受14a、14bを構成する各軸受用保持器32、32
を構成する合成樹脂を、160℃の条件でも長期間の使
用に耐え得る、耐熱性能の優れたポリアミド46として
いる。又、本例の場合、この合成樹脂として、ガラス繊
維を凡そ30%含有したものを使用している。
【0027】上述の様に構成する本発明のオルタネータ
用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置は、一方向クラッチ
15部分が、外輪23を内嵌固定した従動プーリ7aと
回転軸3との間で、所定方向の回転力のみを伝達する。
例えば、図2で内輪が固定で外輪23のみが回転すると
仮定すれば、この外輪23が同図の時計方向に回転する
場合には、各ローラ26がこの外輪23の内周面から受
ける力に基づき、各ばね28の弾力に抗して、上記各凹
部22、22が深くなった側に変位する傾向になる。そ
して、上記各ローラ26が、前記円筒状隙間25内で転
動可能な状態となって、上記外輪23と一方向クラッチ
用内輪17との間で回転力の伝達が行なわれなくなる、
所謂オーバラン状態となる。反対に、この外輪23が図
2の反時計方向に回転する場合には、上記各ローラ26
が、上記外輪23の内周面から受ける力と上記各ばね2
8の弾力とに基づき、図2に二点鎖線で示す様に、上記
各凹部22、22が浅くなった側にくさび状に食い込
み、上記外輪23と一方向クラッチ用内輪17とを一体
的に結合して、これら外輪23と一方向クラッチ用内輪
17との間で回転力の伝達を自在とする、所謂ロック状
態となる。そして、クランクシャフトの回転角速度の変
動に拘らず、従動プーリ7aと無端ベルトとの擦れ合い
部に作用する応力の方向を一定にし、この無端ベルトと
従動プーリ7aとの間に滑りが発生したり、或はこの無
端ベルトの寿命が低下する事を防止する事ができる。
【0028】特に、本発明のオルタネータ用一方向クラ
ッチ内蔵型プーリ装置の場合には、一方向クラッチ15
及び各サポート軸受14a、14bを構成する各保持器
27、32を構成する合成樹脂を、160℃の条件でも
長期間の使用に耐え得る、耐熱性能の優れたポリアミド
46としている。従って、プーリ装置の使用時に、内部
で凡そ150℃程度の高温になっても、上記各保持器2
7、32が熱変形する事を防止し、上記一方向クラッチ
15及びサポート軸受14a、14bの正常な機能を確
保して、オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装
置に掛け渡した無端ベルトの耐久性を十分に確保でき
る。又、上記各保持器27、32を上述した合成樹脂に
より構成している為、これら各保持器27、32の軽量
化を図ると共に、これら各保持器27、32の自己潤滑
性を十分に確保し、しかも、上述した合成樹脂を射出成
形する事で上記各保持器27、32を容易に形成でき
る。
【0029】尚、本例の場合、スリーブ8aの両端部に
外嵌固定する1対の内輪19、19は、互いに同じもの
を使用している。従って、1対のサポート軸受14a、
14bを構成する上記各内輪19、19の外径は互いに
同じとなる。これに対して、上記1対のサポート軸受1
4a、14bに使用する外輪23は、プレス加工を施す
際の抜き勾配を必要とする為、この外輪23の内径は、
前記一方の外輪側鍔部24aを形成した側から前記他方
の外輪側鍔部24bを形成した側に向かう程大きくな
る。従って、上記1対のサポート軸受14a、14b
は、外輪23の両端部内周面と内輪19、19の外周面
との間の円筒状隙間38a、38bの直径方向寸法が互
いに異なる(図1の右側の円筒状隙間38bが左側の円
筒状隙間38aよりも若干大きくなる。)。これに対し
て、前記従動プーリ7aの軸方向両側でほぼ均等にラジ
アル荷重を支持する為には、上記各サポート軸受14
a、14b内でのラジアル隙間を互いにほぼ同じとする
必要がある。この為、本例の場合には、一方(図1の左
方)のサポート軸受14aを構成する複数のころ33a
の外径を、他方(図1の右方)のサポート軸受14bを
構成する複数のころ33bの外径よりも凡そ5μm小さ
くしている。そして、これら1対のサポート軸受14
a、14b内でのラジアル隙間を、共に凡そ30μmと
している。
【0030】又、この様にそれぞれのサポート軸受14
a、14bでころ33a、33bの外径を互いに異なら
せる場合、実際の組み付け作業に於いては、これら各こ
ろ33a、33bの外径の微妙な違いを作業者が判断し
て、それぞれのサポート軸受14a、14bを、外輪2
3内の適正な側に組み付ける事は困難である。この為、
本例の場合には、1対のサポート軸受14a、14bの
うち、何れか一方のサポート軸受14a(14b)を構
成する軸受用保持器32を着色し、又は、両サポート軸
受14a、14bを構成する軸受用保持器32、32の
色を互いに異ならせている。これにより、作業者がそれ
ぞれのサポート軸受14a、14bを上記外輪23内の
適正な側に組み付ける作業を容易に行なう事ができる。
【0031】次に、図3は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、スリーブ8aの外周
面と従動プーリ7aの内周面との間に、それぞれが深溝
型の玉軸受である1対のサポート軸受39、39と、ロ
ーラクラッチである1個の一方向クラッチ15aとを設
けている。このうちの1対のサポート軸受39、39
は、それぞれ内周面に深溝型の外輪軌道40を有する外
輪41と、外周面に深溝型の内輪軌道42を有する内輪
43と、上記外輪軌道40と内輪軌道42との間にそれ
ぞれ複数個ずつ転動自在に設けた転動体である玉44、
44と、これら各玉44、44をそれぞれ1個ずつ転動
自在に保持する合成樹脂製の冠型の軸受用保持器32a
とから成る。この様な各サポート軸受39、39は、そ
れぞれの外輪41を上記従動プーリ7aの内周面両端部
に締り嵌めにより内嵌固定し、それぞれの内輪43を上
記スリーブ8aの外周面両端部に締り嵌めにより外嵌固
定する事により、上記スリーブ8aの外周面両端部と従
動プーリ7aの内周面両端部との間に設けている。又、
本例の場合には、内輪43及び外輪41を、スリーブ8
a及び従動プーリ7aに対して締まり嵌めにより嵌合固
定している。この為、嵌合固定の為の締め代に基づき、
それぞれのサポート軸受39、39でラジアル隙間の減
少量が無視できない程度に大きくなる可能性がある。こ
の為、これら各サポート軸受39、39には、初期ラジ
アル隙間がC5程度に大きいものを使用する。そして、
上述した内輪43及び外輪41とスリーブ8a及び従動
プーリ7aとの嵌合に基づき、上記各サポート軸受3
9、39のラジアル隙間が減少した場合でも、このラジ
アル隙間が負とならない様にする。又、上記スリーブ8
aの外周面中間部と従動プーリ7aの内周面中間部との
間に、上記一方向クラッチ15aを設けている。本例の
場合、この一方向クラッチ15aを構成する一方向クラ
ッチ用外輪45を、上記1対のサポート軸受39、39
を構成する外輪41、41とは別体に設けている。
【0032】特に、本例の場合には、一方向クラッチ1
5aを構成するクラッチ用保持器27及び各サポート軸
受39、39を構成する各軸受用保持器32a、32a
を構成する合成樹脂を、160℃の条件でも長期間の使
用に耐え得る、耐熱性能の特に優れた、直鎖状のポリフ
ェニレンサルファイド(PPS)としている。又、本例
の場合、この様な合成樹脂として、ガラス繊維を凡そ2
0%含有したものを使用している。従って、プーリ装置
の使用時に、内部で凡そ150℃程度の高温になって
も、上記各保持器27、32aが熱変形する事を防止
し、上記一方向クラッチ15a及びサポート軸受39、
39の正常な機能を確保して、本例のオルタネータ用一
方向クラッチ内蔵型プーリ装置に掛け渡した無端ベルト
の耐久性をより十分に確保できる。その他の構成及び作
用に就いては、上述した第1例の場合と同様である為、
同等部分には同一符号を付して重複する図示並びに説明
は省略する。
【0033】尚、上述した各例の場合、一方向クラッチ
を、複数個のロック部材としてローラを使用するローラ
クラッチとした構造に就いて説明した。但し、本発明は
この様な構造に限定するものではなく、一方向クラッチ
を、複数個のロック部材としてスプラグを使用するスプ
ラグ型の一方向クラッチとした構造に、本発明を適用す
る事もできる。又、上述した各例に於いては、一方向ク
ラッチ及びサポート軸受の何れにも保持器を使用した構
造に就いて説明したが、これら一方向クラッチ及びサポ
ート軸受のうち、少なくとも何れかが保持器を使用しな
い構造であっても、この様な構造に本発明を適用する事
ができる。
【0034】
【発明の効果】本発明のオルタネータ用一方向クラッチ
内蔵型プーリ装置は、以上に述べた通り構成され作用す
るので、一方向クラッチ及びサポート軸受を構成する各
保持器が使用により熱変形する事を防止して、このプー
リ装置に掛け渡した無端ベルトの耐久性を十分に確保で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す半部断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す半部断面
図。
【図4】従来から知られているオルタネータの1例を示
す断面図。
【図5】従来から知られているオルタネータ用一方向ク
ラッチ内蔵型プーリ装置の1例を示す断面図。
【符号の説明】
1 オルタネータ 2 ハウジング 3 回転軸 4 転がり軸受 5 ロータ 6 整流子 7、7a 従動プーリ 8、8a スリーブ 9 サポート軸受 10 一方向クラッチ 11 無端ベルト 12 転動体 13 雌スプライン部 14a、14b サポート軸受 15、15a 一方向クラッチ 16 凹溝 17 一方向クラッチ用内輪 18 カム面 19 内輪 20 円筒部 21 内輪側鍔部 22 凹部 23 外輪 24a、24b 外輪側鍔部 25 円筒状隙間 26 ローラ 27 クラッチ用保持器 28 ばね 29 凸部 30 ポケット 31 柱部 32、32a 軸受用保持器 33a、33b ころ 34 フローティングワッシャ 35a、35b シールリング 36 芯金 37 弾性材 38a、38b 円筒状隙間 39 サポート軸受 40 外輪軌道 41 外輪 42 内輪軌道 43 内輪 44 玉 45 一方向クラッチ用外輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オルタネータの回転軸に外嵌固定自在な
    スリーブと、このスリーブの周囲にこのスリーブと同心
    に配置した従動プーリと、これらスリーブの外周面の軸
    方向中間部と従動プーリの内周面の軸方向中間部との間
    に設け、この従動プーリが上記スリーブに対し所定方向
    に相対回転する傾向となる場合にのみ従動プーリとスリ
    ーブとの間での回転力の伝達を自在とする一方向クラッ
    チと、この一方向クラッチを軸方向両側から挟む状態
    で、上記スリーブの外周面と従動プーリの内周面との間
    に設け、この従動プーリに加わるラジアル荷重を支承し
    つつこれらスリーブと従動プーリとの相対回転を自在と
    するサポート軸受とを備えたオルタネータ用一方向クラ
    ッチ内蔵型プーリ装置に於いて、上記一方向クラッチと
    上記各サポート軸受とのうちの少なくとも1個は、複数
    個のロック部材又は複数個の転動体を保持する合成樹脂
    製の保持器を備えたものであり、このうちの少なくとも
    1個の保持器を構成する合成樹脂を、ポリアミド46又
    はポリフェニレンサルファイドとした事を特徴とするオ
    ルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139079A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Nsk Ltd ローラクラッチ用プラスチック保持器
JP2007107556A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Jtekt Corp 一方向クラッチ
JP2010185547A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Nsk Ltd 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
DE102010011831B4 (de) 2010-03-18 2021-12-30 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Triebrad

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