JP2000320578A - オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置 - Google Patents

オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置

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JP2000320578A
JP2000320578A JP11135527A JP13552799A JP2000320578A JP 2000320578 A JP2000320578 A JP 2000320578A JP 11135527 A JP11135527 A JP 11135527A JP 13552799 A JP13552799 A JP 13552799A JP 2000320578 A JP2000320578 A JP 2000320578A
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sleeve
way clutch
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alternator
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に封入するグリースの量を多くする事な
く、一方向クラッチ10a及び1対のサポート軸受32
a、32bを構成する複数個のころ25、25が存在す
る内部空間38の密封状態をより良好にする。 【解決手段】 プーリ7bの軸方向端部のうちのオルタ
ネータの回転軸の先端部と同じ側の一端部に、上記プー
リ7bの一端部開口を密に塞ぐ密封カバー26を取り付
ける。又、この密封カバー26と、上記1対のサポート
軸受32a、32bのうち、上記密封カバー26に近い
側のサポート軸受32aを構成する複数個のころ25と
の間で、上記プーリ7bの内周面とスリーブ8aの外周
面との間に、全体を円環状に形成したシールリング33
aを、上記内部空間38の他端部に、別のシールリング
33bを、それぞれ設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明のオルタネータ用一方
向クラッチ内蔵型プーリ装置は、自動車用の発電機であ
るオルタネータの回転軸の端部に固定し、エンジンのク
ランクシャフトの端部に固定した駆動プーリとの間に無
端ベルトを掛け渡す事により、上記オルタネータを駆動
する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車の駆動用エンジンを駆動源とし
て、自動車に必要な発電を行なうオルタネータの構造
が、例えば特開平7−139550号公報に記載されて
いる。図3は、この公報に記載されたオルタネータ1を
示している。ハウジング2の内側に回転軸3を、1対の
転がり軸受4、4により、回転自在に支持している。こ
の回転軸3の中間部には、ロータ5と整流子6とを設け
ている。又、この回転軸3の一端部(図3の右端部)で
上記ハウジング2外に突出した部分には、プーリ7を固
定している。エンジンへの組み付け状態では、このプー
リ7に無端ベルトを掛け渡し、エンジンのクランクシャ
フトにより、上記回転軸3を回転駆動自在とする。
【0003】上記プーリ7として従来一般的には、単に
上記回転軸3に固定しただけのものを使用していた。こ
れに対して近年、無端ベルトの走行速度が一定若しくは
上昇傾向にある場合には、無端ベルトから回転軸への動
力の伝達を自在とし、無端ベルトの走行速度が低下傾向
にある場合には、プーリと回転軸との相対回転を自在と
する、オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
が各種提案され、一部で使用されている。例えば、特開
昭56−101353号公報、特開平7−317807
号公報、同8−61443号公報、特公平7−7258
5号公報、フランス特許公報FR2726059A1等
に、上述の様な機能を有するオルタネータ用一方向クラ
ッチ内蔵型プーリ装置が記載されている。又、一部では
この様なオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装
置が、実際に使用されている。
【0004】図4は、このうちの特開平8−61443
号公報に記載されているオルタネータ用一方向クラッチ
内蔵型プーリ装置を示している。このオルタネータ用一
方向クラッチ内蔵型プーリ装置は、上記回転軸3に外嵌
固定自在なスリーブ8を有する。そして、このスリーブ
8の周囲にプーリ7aを、このスリーブ8と同心に配置
している。そして、これらスリーブ8の外周面とプーリ
7aの内周面との間に、1対のサポート軸受9、9と一
方向クラッチ10とを設けている。このうちのサポート
軸受9、9は、上記プーリ7aに加わるラジアル荷重を
支承しつつ、上記スリーブ8とプーリ7aとの相対回転
を自在とする。又、上記一方向クラッチ10は、上記プ
ーリ7aが上記スリーブ8に対して所定方向に相対回転
する傾向となる場合にのみ、このプーリ7aからスリー
ブ8への回転力の伝達を自在とする。
【0005】この様なオルタネータ用一方向クラッチ内
蔵型プーリ装置を使用する理由は、次の通りである。例
えば、上記駆動用エンジンがディーゼルエンジンであっ
た場合、アイドリング時等、低回転時にはクランクシャ
フトの回転角速度の変動が大きくなる。この結果、上記
クランクシャフトの端部に固定した駆動プーリに掛け渡
した無端ベルト11の走行速度も細かく変動する事にな
る。一方、この無端ベルト11によりプーリ7aを介し
て回転駆動されるオルタネータ1(図3)の回転軸3
は、この回転軸3並びにこの回転軸3に固定したロータ
5及び整流子6(図3)等の慣性質量に基づき、それ程
急激には変動しない。従って、上記プーリ7aを回転軸
3に対し単に固定した場合には、クランクシャフトの回
転角速度の変動に伴い、上記無端ベルト11とプーリ7
aとが両方向に擦れ合う傾向となる。この結果、このプ
ーリ7aと擦れ合う無端ベルト11に、繰り返し異なる
方向の応力が作用して、この無端ベルト11とプーリ7
aとの間に滑りが発生し易くなったり、或はこの無端ベ
ルト11の寿命が短くなったりする原因となる。
【0006】又、上述の様なプーリ7aの外周面と無端
ベルト11の内周面との摩擦に基づく無端ベルト11の
寿命低下は、走行時に加減速を繰り返す事によっても生
じる。即ち、加速時には無端ベルト11側からプーリ7
a側に駆動力が伝達されるのに対し、減速時には上述の
様に慣性に基づいて回転し続けようとするプーリ7a
に、上記無端ベルト11から制動力が作用する。この制
動力と上記駆動力とは、上記無端ベルト11の内周面に
対して逆方向の摩擦力として作用するので、やはり上記
無端ベルト11の寿命低下の原因となる。特に、トラッ
クの様に排気ブレーキを備えた車両の場合には、アクセ
ルオフ時に於けるクランクシャフトの回転低下の減速度
が著しく、上記制動力に基づいて上記無端ベルト11の
内周面に加わる摩擦力が大きくなる結果、上記寿命低下
が著しい。
【0007】そこで、上述の様なプーリ7aとして、上
記オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を使
用する事により、上記無端ベルト11の走行速度が一定
若しくは上昇傾向にある場合には、上記プーリ7aから
回転軸3への回転力の伝達を自在とし、反対に上記無端
ベルト11の走行速度が低下傾向にある場合には、これ
らプーリ7aと回転軸3との相対回転を自在とする。即
ち、上記無端ベルト11の走行速度が低下傾向にある場
合には、上記プーリ7aの回転角速度を上記回転軸3の
回転角速度よりも遅くして、上記無端ベルト11とプー
リ7aとの当接部が強く擦れ合う事を防止する。この様
にして、プーリ7aと無端ベルト11との擦れ合い部に
作用する応力の方向を一定にし、この無端ベルト11と
プーリ7aとの間に滑りが発生したり、或はこの無端ベ
ルト11の寿命が低下する事を防止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した様なオルタネ
ータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の場合、耐久性
及び信頼性を十分に確保する為に、実際には、一方向ク
ラッチ10及びサポート軸受9、9の内部に潤滑の為の
グリースを封入している。従って、これら一方向クラッ
チ10及びサポート軸受9、9の内部に封入したグリー
スが外部に漏洩し、このグリースの量が減少するのを防
止する必要がある。又、オルタネータ用一方向クラッチ
内蔵型プーリ装置の十分な耐久性及び信頼性を確保する
為に、上記一方向クラッチ10及びサポート軸受9、9
を構成する複数個の転動体が存在する内部空間内へ外部
から泥水、塵芥等の異物が進入するのを防止する必要も
ある。この様な事情を考慮して考えられた構造が、例え
ば特開平8−226462号公報等に記載されている様
に、従来から知られている。
【0009】即ち、特開平8−226462号公報に記
載されたオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装
置の場合には、プーリの軸方向両端部のうちのオルタネ
ータの回転軸の先端部と同じ側の一端部に、有底円筒状
の密封カバーを取り付けている。そして、この密封カバ
ーにより、上記プーリの一端部開口を密に塞いでいる。
又、上記スリーブの外周面の軸方向中間部とプーリの内
周面の軸方向中間部との間に、一方向クラッチを設けて
いる。そして、この一方向クラッチを軸方向両側から挟
む状態で、上記スリーブの外周面とプーリの内周面との
間に、1対のサポート軸受を設けている。又、これら1
対のサポート軸受のうち、上記回転軸の基端部と同じ側
のサポート軸受を構成する、外輪の内周面と内輪の外周
面との間に、全体を円環状に形成した弾性材製のシール
リングを設けている。そして、このシールリングによ
り、上記スリーブの他端部外周面とプーリの他端部内周
面との間を密封している。
【0010】上述の様に構成する上記特開平8−226
462号公報に記載されたオルタネータ用一方向クラッ
チ内蔵型プーリ装置によれば、上記密封カバー及びシー
ルリングにより、一方向クラッチ及び1対のサポート軸
受の内部に存在するグリースの漏洩防止を図ると共に、
これら一方向クラッチ及び1対のサポート軸受を構成す
る複数個の転動体が存在する内部空間内への異物の進入
防止を図る事ができる。更に、この内部空間の一端部を
塞ぐ密封構造として、シールリングではない密封カバー
を用いている為、この密封構造中に、互いに相対回転す
る部材同士が摺接し合う摺接部が存在しない。この為、
上記特開平8−226462号公報に記載された構造に
よれば、内部空間を密封する為の密封構造として1対の
シールリングのみを用いた場合よりも、内部空間の密封
状態をより良好にできる。
【0011】但し、上述の様に構成し作用する従来のオ
ルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の場合、
上記密封カバーにより、内部空間の密封状態をより良好
にできるが、この密封カバーを上記プーリ及びスリーブ
の軸方向端部に設けている為に、この密封カバーとシー
ルリングとによりその軸方向両端を塞がれる、上記内部
空間の容積が大きくなる。この為、上記一方向クラッチ
及びサポート軸受を十分に潤滑する為に、上記内部空間
内に封入するグリースの量を多くする必要が生じる。こ
の様に封入するグリースの量を多くするのは、オルタネ
ータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の製造コストが
嵩む為、好ましくない。本発明は、上述の様な事情に鑑
みて、内部に封入するグリースの量を多くする事なく、
内部空間の密封状態をより良好にすべく発明したもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のオルタネータ用
一方向クラッチ内蔵型プーリ装置は、従来から知られて
いるオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置と
同様に、オルタネータの回転軸に外嵌固定自在なスリー
ブと、このスリーブの周囲にこのスリーブと同心に配置
したプーリと、これらスリーブの外周面の軸方向中間部
とプーリの内周面の軸方向中間部との間に設け、このプ
ーリが上記スリーブに対し所定方向に相対回転する傾向
となる場合にのみプーリとスリーブとの間での回転力の
伝達を自在とする一方向クラッチと、この一方向クラッ
チを軸方向両側から挟む状態で、上記スリーブの外周面
とプーリの内周面との間に設け、このプーリに加わるラ
ジアル荷重を支承しつつこれらスリーブとプーリとの相
対回転を自在とする1対のサポート軸受とを備える。
【0013】特に、本発明のオルタネータ用一方向クラ
ッチ内蔵型プーリ装置に於いては、上記プーリの軸方向
両端部のうちの上記オルタネータの回転軸の先端部と同
じ側の一端部に取り付けられて、このプーリの一端部開
口を塞ぐ密封カバーと、この密封カバーと上記1対のサ
ポート軸受のうちのこの密封カバーに近い側のサポート
軸受を構成する複数個の転動体との間で、上記プーリの
内周面と上記スリーブの外周面との間に設けられたシー
ルリングとを備える。
【0014】
【作用】上述の様に構成する本発明のオルタネータ用一
方向クラッチ内蔵型プーリ装置によれば、プーリの軸方
向端部のうちのオルタネータの回転軸の先端部と同じ側
の一端部に、このプーリの一端部開口を密に塞ぐ有底円
筒状の密封カバーを取り付けている為、一方向クラッチ
及び1対のサポート軸受を構成する複数個の転動体が存
在する内部空間の一端部の密封状態を、より良好にでき
る。特に、本発明のオルタネータ用一方向クラッチ内蔵
型プーリ装置の場合には、上記密封カバーと上記1対の
サポート軸受のうちのこの密封カバーに近い側のサポー
ト軸受を構成する複数個の転動体との間で、上記プーリ
の内周面とスリーブの外周面との間に、シールリングを
設けている。この為、上記内部空間の一端部を塞ぐ密封
構造として上記密封カバーのみを用いた場合よりも、上
記内部空間の一端部の密封状態を、更に良好にできる。
更に、上記シールリングを上記密封カバーよりも上記プ
ーリ及びスリーブの軸方向内側に設けている為、このシ
ールリングと、上記内部空間の他端部を密封する為の密
封部材とにより密封される上記内部空間の容積を小さく
抑える事ができる。従って、この内部空間内に封入する
グリースの量を少なく抑えて、オルタネータ用一方向ク
ラッチ内蔵型プーリ装置のコスト低減を図れる。又、上
記密封カバーにより、外部から上記内部空間内への異物
の進入防止を図れる為、上記シールリングには、外部か
らの異物の進入防止を図る機能を要求しない。従って、
このシールリングは、外部へのグリースの漏れ防止を図
る機能さえあれば良く、グリースの漏れ防止により適し
た構造、材料を採用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の第
1例を示している。スリーブ8aは、全体を円筒状に形
成しており、オルタネータの回転軸3(図3〜4参照)
の端部に外嵌固定して、この回転軸3と共に回転自在で
ある。この為に図示の例では、上記スリーブ8aの中間
部内周面に雌スプライン部12を形成し、この雌スプラ
イン部12と上記回転軸3の端部外周面に形成した雄ス
プライン部(図示省略)とを係合自在としている。尚、
上記回転軸3とスリーブ8aとの相対回転を防止する為
の構造は、スプラインに代えて、ねじ、或は非円筒面同
士の嵌合、キー係合等としても良い。
【0016】上述の様なスリーブ8aの周囲にはプーリ
7bを、このスリーブ8aと同心に配置している。又、
上記プーリ7bを上記スリーブ8aの周囲に配置した状
態で、上記プーリ7bの軸方向一端部(図1の左端部)
を上記スリーブ8aの軸方向一端部よりも軸方向に突出
させている。そして、これらスリーブ8aの外周面とプ
ーリ7bの内周面との間に、それぞれがラジアルころ軸
受である1対のサポート軸受32a、32bと、ローラ
クラッチである1個の一方向クラッチ10aとを設けて
いる。このうちの一方向クラッチ10aを構成する為、
上記スリーブ8aの中間部外周面に一方向クラッチ用内
輪13を、締まり嵌めにより外嵌固定している。この一
方向クラッチ用内輪13は、軸受鋼等の硬質金属製の板
材又はSCM415等の浸炭鋼の板材により全体を円筒
状に形成し、外周面はカム面14としている。
【0017】又、上記各サポート軸受32a、32bを
構成する為、上記スリーブ8aの両端部外周面には、そ
れぞれ内輪15、15を、締まり嵌めにより外嵌固定し
ている。やはり、軸受鋼等の硬質金属製の板材又はSC
M415等の浸炭鋼の板材により造った、これら各内輪
15、15は、それぞれ円筒部16の一端縁に外向フラ
ンジ状の内輪側鍔部17を形成する事により、断面L字
形で全体を円筒状に形成している。この様な各内輪1
5、15は、上記内輪側鍔部17を互いに反対側に位置
させた状態で上記スリーブ8aに外嵌し、それぞれの先
端縁を上記一方向クラッチ用内輪13の軸方向両端縁に
突き当てている。又、上記プーリ7bの外周面は、幅方
向に亙る断面形状を波形として、ポリVベルトと呼ばれ
る無端ベルトの一部を掛け渡し自在としている。
【0018】一方、上記プーリ7bの中間部には外輪1
8を、締まり嵌めにより内嵌固定している。この外輪1
8は、上記一方向クラッチ10aの外輪としてだけでな
く、前記各サポート軸受32a、32bの外輪としても
機能するもので、やはり軸受鋼等の硬質金属製の板材又
はSCM415等の浸炭鋼の板材にプレス加工を施す等
により、全体を円筒状に形成している。この様な外輪1
8は、軸方向両端縁に、それぞれ内向フランジ状の外輪
側鍔部19a、19bを形成している。尚、これら両外
輪側鍔部19a、19bのうち、一方(図1の左方)の
外輪側鍔部19aは、他の構成各部材と組み合わせる以
前に形成する為、上記外輪18の本体部分と同様の厚さ
寸法を有する。これに対して、他方(図1の右方)の外
輪側鍔部19bは、他の構成各部材と組み合わせた後に
形成する為、薄肉にしている。
【0019】そして、上記一方向クラッチ10aは、上
記外輪18の中間部内周面と上記一方向クラッチ用内輪
13の外周面とを含んで構成している。即ち、上記外輪
18の中間部内周面と上記一方向クラッチ用内輪13の
外周面との間に、合成樹脂により籠型円筒状に形成した
保持器20と、それぞれが複数ずつのローラ21及び図
示しないばねとを設けている。又、保持器20は、その
内周面に形成した各突片22、22を上記一方向クラッ
チ用内輪13のカム面14を構成する凹部23に係合さ
せて、この一方向クラッチ用内輪13に対する相対回転
を阻止している。この状態で上記各ばねは、上記各ロー
ラ21を円周方向に関して同方向に押圧している。
【0020】この様な一方向クラッチ10aを構成す
る、上記各ローラ21は、上記一方向クラッチ用内輪1
3と上記外輪18とが所定方向に相対回転する場合に
は、これら一方向クラッチ用内輪13の外周面と外輪1
8の内周面との間の隙間のうち、直径方向に亙る幅が狭
くなった部分に食い込み、これら一方向クラッチ用内輪
13と外輪18との間で回転力の伝達を行なわせる。こ
れに対して、上記一方向クラッチ用内輪13と上記外輪
18とが逆方向に相対回転する場合に上記各ローラ21
は、上記隙間のうちの幅が広くなった部分に移動して当
該部分で転動自在となり、これら一方向クラッチ用内輪
13と外輪18との間で回転力の伝達を行なわせない。
尚、この様なローラクラッチ10aの構成及び作用は、
従来から広く知られており、本発明の要旨でもない為、
詳しい説明は省略する。
【0021】又、上記各サポート軸受32a、32b
は、前記各内輪15、15と上記外輪18の軸方向両端
部寄り部分とを含んで構成している。即ち、上記各内輪
15、15の外周面と上記外輪18の軸方向両端部寄り
部分の内周面との間に、それぞれ合成樹脂により籠型円
筒状に形成された保持器24、24と、この保持器2
4、24により転動自在に保持された複数個のころ2
5、25とを配置して、ラジアル円筒ころ軸受を構成し
ている。
【0022】特に、本発明のオルタネータ用一方向クラ
ッチ内蔵型プーリ装置の場合、上記プーリ7bの軸方向
端部のうち、前記オルタネータの回転軸3の先端部と同
じ側である一端部(図1の左端部)に、合成樹脂等から
成る有底円筒状の密封カバー26を取り付けている。即
ち、この密封カバー26は、円筒部27と、この円筒部
27の一端を塞ぐ円板部37とから成る。又、上記円筒
部27の中間部外周面に、凹溝28を全周に亙り形成
し、この凹溝28内にOリング29を装着している。そ
して、上記密封カバー26を、上記プーリ7bの一端部
開口内に挿入すると共に、上記Oリング29を、上記凹
溝28の底面と上記プーリ7bの一端部内周面との間で
弾性的に圧縮する事により、上記プーリ7bの一端部開
口を密に塞いでいる。
【0023】又、この密封カバー26の円筒部27の先
端部外周面に、外径方向に向け突出する係止突部30
を、全周に亙り、或は周方向に亙り間欠的に形成してい
る。そして、この係止突部30を、上記プーリ7bの一
端部内周面で、前記1対のサポート軸受32a、32b
のうち、一方(図1の左方)のサポート軸受32aを構
成する内輪15から外れた部分に全周に亙り形成した係
止溝31に係合させている。これにより、上記密封カバ
ー26の、上記プーリ7bからの脱落防止を図ってい
る。
【0024】又、上記密封カバー26と、上記1対のサ
ポート軸受32a、32bのうちのこの密封カバー26
に近い側のサポート軸受である、一方のサポート軸受3
2aを構成する複数個のころ25との間で、前記外輪1
8の内周面と上記一方のサポート軸受32aを構成する
内輪15の外周面との間に、全体を円環状に形成したシ
ールリング33aを設けている。このシールリング33
aは、鋼板等の金属板を円環状に形成した芯金34と、
ゴムの如きエラストマー等の弾性材35とにより構成し
ている。そして、このシールリング33aを、上記弾性
材35の外径を弾性的に縮めた状態で、上記外輪18の
一端部内周面に内嵌支持している。そして、上記弾性材
35に設けた複数本のシールリップの先端縁を、上記一
方のサポート軸受32aを構成する内輪15の外周面、
並びに上記外輪18を構成する一方の外輪側鍔部19a
の内側面に、摺接若しくは当接させている。尚、上記シ
ールリング33aの芯金34の片側面で、上記一方のサ
ポート軸受32aを構成する保持器24の端面に対向す
る部分は、上記弾性材35により覆われない様にして、
仮にこの保持器24の端面と上記芯金34の片側面とが
摺接した場合でも、摺動抵抗を低く抑えられる様にして
いる。
【0025】又、上記1対のサポート軸受32a、32
bのうち、他方(図1の右方)のサポート軸受32bと
上記外輪18を構成する他方の外輪側鍔部19bの内側
面との間にも、上記シールリング33aと同様のシール
リング33bを設けている。そして、このシールリング
33aを構成する弾性材35のシールリップの先端縁
を、上記他方のサポート軸受32bを構成する内輪15
の外周面、並びに上記他方の外輪側鍔部19bの内側面
とに、摺接若しくは当接させている。
【0026】尚、本例の場合には、上記各外輪側鍔部1
9a、19bの外側面と前記各内輪側鍔部17、17の
内側面との間に、それぞれフローティングワッシャ3
6、36を、これら各外輪側鍔部19a、19bと内輪
側鍔部17、17とに対する相対回転を自在に装着して
いる。即ち、これら各フローティングワッシャ36、3
6は、それぞれの両側面を、上記各外輪側鍔部19a、
19bの外側面と上記各内輪側鍔部17、17の内側面
とにそれぞれ対向させて、これら両側面を摺動面として
いる。これら各フローティングワッシャ36、36は、
銅等の自己潤滑性を有する金属、タフトライド処理した
金属、或は含油メタル等の潤滑油を含浸させた金属材、
若しくはポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリ四
弗化エチレン樹脂等の摩擦係数の低い合成樹脂により、
円環状に形成している。そして、これら各フローティン
グワッシャ36、36を、上記各外輪側鍔部19a、1
9bと内輪側鍔部17、17との間に、緩く挟持してい
る。又、このフローティングワッシャ36、36は、前
記各内輪15、15の外周面、又は上記プーリ7bの内
周面により案内(ラジアル方向の変位を防止)してい
る。そして、これら各フローティングワッシャ36、3
6と、上記各外輪側鍔部19a、19b及び各内輪側鍔
部17、17とにより、前記スリーブ8aと上記プーリ
7bとの間に働くスラスト荷重を支承自在とすると共
に、これらスリーブ8aとプーリ7bとの軸方向に亙る
相対変位を防止している。
【0027】上述の様に構成する本発明のオルタネータ
用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置が、プーリ7bに掛
け渡す無端ベルト11(図4)とこのプーリ7bとの間
に滑りが発生したり、或はこの無端ベルト11の寿命が
低下する事を防止する作用自体は、前述した従来のオル
タネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の場合と同
様である。
【0028】特に、本発明のオルタネータ用一方向クラ
ッチ内蔵型プーリ装置の場合、プーリ7bの軸方向端部
のうちの前記オルタネータの回転軸3の先端部と同じ側
の一端部に、このプーリ7bの一端部開口を密に塞ぐ有
底円筒状の密封カバー26を取り付けている。この為、
一方向クラッチ10a及び1対のサポート軸受32a、
32bを構成する複数個のころ25、25が存在する内
部空間38の一端部の密封状態を、より良好にできる。
即ち、この様な密封カバー26を用いた密封構造は、シ
ールリングを用いた密封構造と異なり、互いに相対回転
する部材同士が摺接し合う摺接部が存在しない。従っ
て、本発明の場合には、密封構造として密封カバー26
の代わりにシールリングを用いた場合よりも、上記内部
空間38の一端部の密封状態を、より良好にできる。
【0029】更に、本発明のオルタネータ用一方向クラ
ッチ内蔵型プーリ装置の場合には、上記密封カバー26
と、上記1対のサポート軸受32a、32bのうちの上
記密封カバー26に近い側の一方のサポート軸受32a
との間で、上記プーリ7bの内周面とスリーブ8aの外
周面との間に、全体を円環状に形成したシールリング3
3aを設けている。この為、上記内部空間38の一端部
を塞ぐ為の密封構造として上記密封カバー26のみを用
いた場合よりも、上記内部空間38の一端部の密封状態
を、更に良好にできる。
【0030】更に、上記シールリング33aを上記密封
カバー26よりも上記プーリ7b及びスリーブ8aの軸
方向内側に設けている為、このシールリング33aと、
上記内部空間38の他端部を密封する為のシールリング
33bとにより密封される上記内部空間38の容積を小
さく抑える事ができる。従って、この内部空間38内に
封入するグリースの量を少なく抑えて、オルタネータ用
一方向クラッチ内蔵型プーリ装置のコスト低減を図れ
る。又、上記密封カバー26により、外部から上記内部
空間38内への異物の進入防止を図れる為、上記内部空
間38の一端部を密封する為のシールリング33aに
は、外部からの異物の進入防止を図る機能を要求しな
い。従って、このシールリング33aは、外部へのグリ
ースの漏れ防止を図る機能さえあれば良く、グリースの
漏れ防止により適した構造、材料を採用できる。
【0031】次に、図2は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合は、上述した第1例の場合
と異なり、1対のサポート軸受39a、39bとして、
深溝型の玉軸受を使用している。即ち、スリーブ8aの
外周面両端部とプーリ7bの内周面両端部との間に、そ
れぞれが深溝型の玉軸受である1対のサポート軸受39
a、39bを設けている。これら各サポート軸受39
a、39bは、それぞれの内周面に深溝型の外輪軌道4
0を有する外輪41と、それぞれの外周面に深溝型の内
輪軌道42を有する内輪43と、上記外輪軌道40と内
輪軌道42との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設け
た玉44と、これら各玉44を転動自在に保持する為の
保持器45とから成る。この様な各サポート軸受39
a、39bは、それぞれの外輪41を上記プーリ7bの
内周面両端部に締り嵌めにより内嵌固定し、それぞれの
内輪43を上記スリーブ8aの外周面両端部に締り嵌め
により外嵌固定する事により、上記スリーブ8aの外周
面両端部とプーリ7bの内周面両端部との間に設けてい
る。そして、このプーリ7bに加わったラジアル荷重
を、上記1対のサポート軸受39a、39bにより支承
する。従って、本例の場合には、これら1対のサポート
軸受39a、39bを構成する各外輪41、41と、こ
れら1対のサポート軸受39a、39bにより軸方向に
挟む状態で設ける一方向クラッチ10bを構成する、内
周面を円筒面とした外輪46とは、互いに別体としてい
る。
【0032】特に、本例の場合には、上記プーリ7bの
一端部(図2の左端部)開口を密に塞ぐ為に設ける密封
カバー26よりも上記プーリ7b及びスリーブ8aの軸
方向内側で、上記1対のサポート軸受39a、39bの
うち、一方(図2の左方)のサポート軸受39aを構成
する外輪41の一端部内周面と内輪43の一端部外周面
との間に、円環状のシールリング47を設けている。こ
のシールリング47は、鋼板等の金属板を円環状に形成
した芯金48と、ゴムの如きエラストマー等の弾性材4
9とにより構成している。そして、このシールリング4
7の外周縁部を、上記外輪41の一端部内周面に全周に
亙り形成した係止溝50に係合させている。そして、上
記弾性材49の内周縁部を、上記内輪43の一端部外周
面で前記内輪軌道42から外れた部分に形成した段部5
1の外側面に、摺接若しくは近接対向させている。
【0033】又、上記1対のサポート軸受39a、39
bのうち、他方のサポート軸受39bの他端部(図2の
右端部)にも、上記シールリング47と同様のシールリ
ング47を設けている。そして、このシールリング47
を構成する弾性材40の内周縁部を、上記他方のサポー
ト軸受39bを構成する内輪43の他端部外周面で内輪
軌道42から外れた部分に形成した段部51の外側面
に、摺接若しくは近接対向させている。その他の構成及
び作用は、上述した第1例と同様であるから、同等部分
には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
【0034】尚、上述した各例の場合、一方向クラッチ
を、複数個のロック部材としてローラを使用するローラ
クラッチとした構造に就いて説明した。但し、本発明は
この様な構造に限定するものではなく、一方向クラッチ
を、複数個のロック部材としてスプラグを使用するスプ
ラグ型の一方向クラッチとした構造に適用する事もでき
る。
【0035】
【発明の効果】本発明のオルタネータ用一方向クラッチ
内蔵型プーリ装置は、以上に述べた通り構成され作用す
るので、内部に封入するグリースの量を多くする事な
く、内部空間の密封状態をより良好にして、低コストで
しかも耐久性及び信頼性を十分に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す半部断面
図。
【図2】同第2例を示す半部断面図。
【図3】従来から知られているオルタネータの1例を示
す断面図。
【図4】従来構造の1例を示す部分断面図。
【符号の説明】
1 オルタネータ 2 ハウジング 3 回転軸 4 転がり軸受 5 ロータ 6 整流子 7、7a、7b プーリ 8、8a スリーブ 9 サポート軸受 10、10a、10b 一方向クラッチ 11 無端ベルト 12 雌スプライン溝 13 一方向クラッチ用内輪 14 カム面 15 内輪 16 円筒部 17 内輪側鍔部 18 外輪 19a、19b 外輪側鍔部 20 保持器 21 ローラ 22 突片 23 凹部 24 保持器 25 ころ 26 密封カバー 27 円筒部 28 凹溝 29 Oリング 30 係止突部 31 係止溝 32a、32b サポート軸受 33a、33b シールリング 34 芯金 35 弾性材 36 フローティングワッシャ 37 円板部 38 内部空間 39a、39b サポート軸受 40 外輪軌道 41 外輪 42 内輪軌道 43 内輪 44 玉 45 保持器 46 外輪 47 シールリング 48 芯金 49 弾性材 50 係止溝 51 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 33/78 F16C 33/78 A Z F16H 55/36 F16H 55/36 Z H02K 7/10 H02K 7/10 D Fターム(参考) 3J016 AA02 BA02 BB03 3J031 AC01 BA08 CA03 3J101 AA02 AA14 AA24 AA32 AA42 AA43 AA52 AA54 AA62 BA53 BA56 BA70 BA73 BA77 BA80 EA01 EA04 EA13 EA31 EA33 EA36 EA75 EA78 5H607 AA04 BB02 BB14 BB23 BB26 CC03 DD03 DD17 EE05 EE28 FF22 FF24 GG08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オルタネータの回転軸に外嵌固定自在な
    スリーブと、このスリーブの周囲にこのスリーブと同心
    に配置したプーリと、これらスリーブの外周面の軸方向
    中間部とプーリの内周面の軸方向中間部との間に設け、
    このプーリが上記スリーブに対し所定方向に相対回転す
    る傾向となる場合にのみプーリとスリーブとの間での回
    転力の伝達を自在とする一方向クラッチと、この一方向
    クラッチを軸方向両側から挟む状態で、上記スリーブの
    外周面とプーリの内周面との間に設け、このプーリに加
    わるラジアル荷重を支承しつつこれらスリーブとプーリ
    との相対回転を自在とする1対のサポート軸受とを備え
    たオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置に於
    いて、上記プーリの軸方向両端部のうちの上記オルタネ
    ータの回転軸の先端部と同じ側の一端部に取り付けられ
    て、このプーリの一端部開口を塞ぐ密封カバーと、この
    密封カバーと上記1対のサポート軸受のうちのこの密封
    カバーに近い側のサポート軸受を構成する複数個の転動
    体との間で、上記プーリの内周面と上記スリーブの外周
    面との間に設けられたシールリングとを備えた事を特徴
    とするオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009085428A (ja) * 2007-09-13 2009-04-23 Nsk Ltd 偏心カムユニット
JP2011045170A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Denso Corp 車両用回転電機およびその製造方法

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