JP2009299860A - トルクコンバータ用ステータユニット - Google Patents

トルクコンバータ用ステータユニット Download PDF

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幸治 秋吉
Takahide Saito
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Abstract

【課題】トルクコンバータ用ステータユニットの軸方向寸法を小さくするとともに、その組み込みを容易とする。
【解決手段】 トルクコンバータのステータ12とステータシャフトとの間に配置される一方向クラッチ20と、前記ステータ12とポンプインペラ11及びタービンライナ13との間にそれぞれ配置されるスラスト軸受1a,1bとを備えたトルクコンバータ用ステータユニットにおいて、前記各スラスト軸受1a,1bは、それぞれ前記ステータ12と一体に回転する転走輪4a,4bとその転走輪4a,4bの軸方向外側に転動自在に支持されたころ5a,5bとを備え、前記両転走輪4a,4bの少なくとも一方4aは前記スタータ12と別体に形成されて、前記一方の転走輪4aに、前記一方向クラッチ20の外輪21の内周面21aと内輪22の外周面22aとの間に入り込む突部33を形成し、その突部33により、前記内輪22と前記外輪21とが一体に支持される構成とした。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動車のトルクコンバータに組み込まれるステータユニットに関するものである。
トルクコンバータは、例えば、図5に示すように、エンジンの出力軸に連結されるポンプインペラ11とトランスミッションの入力軸に連結されるタービンライナ13とが対向配置され、ケーシングに固定されるステータシャフトに一方向クラッチ20を介してステータ12が取付けられる。
ステータ12は、それぞれ椀状に形成されたインペラブレード11bとタービンブレード13bとの間で還流する流体を、これらの内径側の位置でタービンライナ13側からポンプインペラ側へ戻す際に、流体の流れ方向を変えてポンプインペラ11に順方向の回転力を付与して伝達トルクを増幅する。
また、前記一方向クラッチ20は、前記ステータ12の内径部(ステータハブ)12aに結合される外輪21、前記ステータシャフトに結合される内輪22、その内外両輪21,22間の環状の空間に沿って配置される複数のスプラグ23、及びそのスプラグ23を保持する環状の保持器24等により構成され、その一方向クラッチ20が、ステータ12をステータシャフトに対して一方向にのみ回転を許容する。
外輪21は予め熱処理が施されており、その外輪21及び保持器24は、それぞれその軸方向一端が前記内径部12aの端壁12bに支持され、また、前記外輪21及び保持器24の軸方向他端は、押え板14により外側から押さえられる。外輪21及び保持器24は、その端壁12bと押え板14とに挟まれて、前記内径部12aに支持される。
また、そのステータ12と前記ポンプインペラ11との間、及びステータ12とタービンライナ13との間に、それぞれスラスト軸受1a,1bが組み付けられ、ステータ12に加わるアキシアル荷重を支承する。前記各スラスト軸受1a,1bは、転走輪4a,4bとその転走輪4a,4bに放射状に設けられた転動自在のころ5a,5b、及びその転走輪4a,4bところ5a,5bとを保持する保持器等から構成される。
これらのステータ12、一方向クラッチ20、及びスラスト軸受1a,1bとを備えたステータユニットが、前記ポンプインペラ11及びタービンライナ13等とともに、トルクコンバータに組み込まれる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−343690号公報
さらに、図6に示すように、前記ステータ12の内径部12aの軸方向両側に、フラットなプレート2a,2bを圧入固定し、その2枚のプレート2a,2bによって、一方向クラッチ20の外輪21と内輪22とを軸方向両側から挟み込むとともに、その2枚のプレート2a,2bの各外側面を、前記スラスト軸受1a,1bの転走輪としたものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−255497号公報
上記特許文献1によれば、ステータの内径部の端壁よりも軸方向外側に、スラスト軸受の転走輪が設けられるため、トルクコンバータ用ステータユニットの軸方向寸法が大きくなる。
この点、上記特許文献2によれば、トルクコンバータ用ステータユニットの軸方向寸法は小さくなる。また、部品点数も相対的に少なくなるので、組み込み容易である。
しかし、トルクコンバータ用ステータユニットとしては、さらに軸方向寸法が小さく、且つ組み込み容易な構成が求められる。
そこで、この発明は、トルクコンバータ用ステータユニットの軸方向寸法を小さくするとともに、その組み込みを容易とすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、トルクコンバータのポンプインペラとタービンライナとの間に配置されるステータと、そのステータとステータシャフトとの間に配置される一方向クラッチと、前記ステータとポンプインペラ及びタービンライナとの間にそれぞれ配置されるスラスト軸受とを備えたトルクコンバータ用ステータユニットにおいて、前記一方向クラッチは、前記ステータと一体に回転する外輪と、前記ステータシャフトに固定された内輪と、前記外輪の内周面と前記内輪の外周面との間に係脱可能に配置されるスプラグとを備え、前記各スラスト軸受は、それぞれ前記ステータと一体に固定される転走輪とその転走輪の軸方向外側に転動自在に支持されたころとを備え、前記両転走輪の少なくとも一方は前記ステータと別体に形成されて、その一方の転走輪により、前記ステータへの組み込み前において前記内輪と前記外輪とが一体に支持可能となっている構成を採用した。
スラスト軸受の転走輪によって、内輪と外輪とを一体に支持できるようにしたので、部品点数が少なく、その内輪と外輪とが、前記ステータへの組み込み前において一体に支持されていれば、スラスト軸受及び一方向クラッチのトルクコンバータへの組み込みが容易である。また、スラスト軸受の転走輪によって内輪と外輪とを支持できるので、トルクコンバータ用ステータユニットの軸方向寸法を小さくすることができる。
スラスト軸受の前記両転走輪のうち一方の転走輪によって内輪と外輪とを支持する手法としては、例えば、転走輪又は内外輪の一方の端面に設けた突部が、他方の端面に設けた凹部に入り込む構成とすることができる。
また、他の手法としては、前記両転走輪のうち一方の転走輪に、前記外輪の内周面と前記内輪の外周面との間に入り込む突部を形成し、その突部により、前記内輪と前記外輪とが一体に支持される構成を採用することができる。
前記内外輪間に入り込む突部の形状としては、例えば、その突部が、前記一方向クラッチの軸心周りの内径面及び外径面を有し、その突部の内径面が前記内輪の外周面に及び前記凸部の外径面が前記外輪の内周面に接することにより前記内輪と前記外輪とが一体に支持される構成とすることができる。
また、前記転走輪に前記内外輪間に入り込む突部を設けた構成において、その突部に、前記一方の転走輪を軸方向に貫通する油孔を設けた構成とすることができる。
前記内外輪間に入り込む突部に油孔が設けられていれば、その内外輪とスプラグとの潤滑が促進されるので好ましい。
さらに、その突部を設けた前記一方の転走輪としては、金属のプレス加工品とすることができる。プレス加工品であれば、その突部や油孔の形成が容易で製造行程を簡素化できる。
また、前記スプラグは、円筒状を成す周壁とその周壁の軸方向一方縁から内径方向に延びる側壁とを有する保持器によって周方向に沿って保持されており、前記側壁の軸方向外側面が前記突部に接する構成とすることができる。
転走輪の突部が内外輪間の空間に入り込んでいるので、その突部に保持器の側壁が当接する構成とすれば、保持器の軸方向寸法を短くすることができる。
前記転走輪に設けた突部と保持器の側壁との当接に際し、転走輪の突部が、前記一方向クラッチの軸方向に直交する端面を有し、前記側壁の軸方向外側面が前記突部の端面に面接触するようにすれば、内外輪間の空間において、保持器が軸方向へ安定して位置決めされる。
なお、前記両転走輪のうち一方の転走輪は、前記ステータの内径部に圧入固定される構成とすることができる。また、前記両転走輪のうち他方の転走輪は、前記ステータの内径部に圧入固定される構成とすることができる。
また、その転走輪は、前記ステータの内径部の軸方向端部をカシメることにより固定することもできる。このカシメによる固定は、前記圧入固定による手法に代えて採用することもできるし、前記圧入固定による手法に加えて採用することもできる。
この発明は、スラスト軸受の転走輪によって、内輪と外輪とを一体に支持できるようにしたので、部品点数が少なく、そのスラスト軸受及び一方向クラッチのトルクコンバータへの組み込みが容易である。
また、スラスト軸受の転走輪によって内輪と外輪とを支持できるので、トルクコンバータ用ステータユニットの軸方向寸法を小さくすることができる。
この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態は、トルクコンバータのポンプインペラ11とタービンライナ13との間に組み込んで使用されるトルクコンバータ用ステータユニット10である。組み込まれるトルクコンバータの基本的構成は、例えば、図5等に示す従来例と同様であるので、以下、トルクコンバータ用ステータユニット10の構成について述べる。
トルクコンバータ用ステータユニット10の構成は、図1に示すように、環状の内径部(ステータハブ)12aを有するステータ12と、そのステータ12と図示しないステータシャフトとの間に配置される一方向クラッチ20と、前記ステータハブ12aとポンプインペラ11の内径部に設けたインペラハブ11aとの間、及び、ステータハブ12aとタービンライナ13の内径部に設けたタービンハブ13aとの間にそれぞれ配置されるスラスト軸受1a,1bとを備えている。
一方向クラッチ20は、前記ステータハブ12aとともに回転可能に固定される外輪21、前記ステータシャフトの外周にスプライン結合により固定可能な内輪22、その外輪21と内輪22間の環状の空間に沿って配置される複数のスプラグ23、及びその各スプラグ23を一方向クラッチ20の周方向に沿って一定の間隔に保持する保持器40、各スプラグ23を外輪21と内輪22とが係合する方向に付勢するガータスプリング25等により構成される。
保持器40は、図2に示すように、全周に亘る周壁43と、その周壁43の図2(b)に示す左側(軸方向一方側)縁から内径方向に延びる側壁42とを有している。また、前記周壁43には、周方向に沿って一定の間隔で、その周壁43を径方向に貫通するポケット41が形成されている。
前記各スプラグ23は、そのポケット41内に収納されて、前記外輪21の内周面21aと前記内輪22の外周面22aとの間に係脱可能に配置される。すなわち、このスプラグ23には、外輪21と内輪22にそれぞれ接する内外カム面が形成されており、そのスプラグ23が軸周りに回動して姿勢変化することにより、前記外輪21の内周面21aと内輪22の外周面22aとの間で係合及び係合解除(係脱)し、その係脱により、外輪21と内輪22との間のトルクの伝達・遮断を行う。
なお、この実施形態では、前記スプラグ23を係合方向に付勢する弾性部材25として、全周に沿ってガータスプリング25を使用しているが、この弾性部材25としては、板バネなど他の構成によるものも採用できる。
前記各スラスト軸受1a,1bは、前記ステータハブ12aの軸方向両側に配置されて、それぞれ中央にシャフト挿入用の孔を有する円盤状の転走輪4a,4bと、その各転走輪4a,4bの軸方向外側面において放射方向に多数配置されて各転走輪4a,4bに転動自在に支持されるころ5a,5b、そのころ5a,5bを保持する保持器6a,6bとを備えている。
ステータハブ12aには、図1(a)に示す左側(軸方向一方側)及び右側(軸方向他方側)に、それぞれ係止部12c,12dが設けられている。
その各係止部12c,12dに、前記スラスト軸受1a,1bの転走輪4a,4bがそれぞれ圧入固定されるようになっている。
各スラスト軸受1a,1bは、その転走輪4a,4bが、それぞれ前記各係止部12c,12dに軸方向外側から内側に向かって圧入又は挿入され、各転走輪4a,4bの外周面が、前記係止部12c,12dの内周面に密着する。
さらに、その転走輪4a,4bの軸方向外側に、保持器6a,6b及びころ5a,5bを挟んで、前記転走輪4a,4bに対向する外側転走輪3a,3bが設けられている。
外側転走輪3a,3bの内径側に設けた内向き爪7a,7bが、前記保持器6a,6bの内周縁を軸方向内側から係止する。このため、保持器6a,6bを介して、転走輪4a,4bと、対応する前記外側転走輪3a,3bとが分離しないように保持される。
前記軸方向一方側の転走輪4a(一方の転走輪4a)は、前記軸方向他方側の転走輪4b(他方の転走輪4b)と同様、金属のプレス加工品である。また、その一方の転走輪4aは、他方の転走輪4bよりも径方向に長く形成されて内外輪支持プレート30を構成している。
すなわち、一方の転走輪4aは、その外径部32が軸方向外側に折り曲げられて、その折り曲げられた部分が、前記ステータハブ12aの係止部12cに圧入固定されている。
また、その外径部32よりもやや内径寄りの部分31で、外輪21の軸方向端面21cに面接触している。さらに、その内径部35は、内輪22の軸方向端面22cに面接触している。外輪21と内輪22とが相対回転した際に、一方の転走輪4aと内輪22の軸方向端面22cとの接触面は摺接する。
また、図1に示すように、前記一方の転走輪4aには、前記外輪21の内周面21aと前記内輪22の外周面22aとの間に入り込む突部33が形成されている。
前記突部33は、図1(b)に示すように、前記一方向クラッチ20の軸心周りの内径面33b及び外径面33aを有し、その突部33の内径面33bが前記内輪22の外周面22aに及び前記突部33の外径面33aが前記外輪21の内周面21aに接することにより、前記ステータ12への組み込み前において、前記内輪22と前記外輪21とが一体に支持される。
また、前記突部33は、前記一方向クラッチ20の軸方向に直交する端面33cを有し、前記側壁42の軸方向外側面42cが、その突部33の端面33cに面接触するので、保持器40が軸方向に安定して位置決めされる。
このように、一方の転走輪4aを内外輪支持プレート30として用い、その内外輪支持プレート30によって、前記外輪21及び内輪22が軸方向一方側から他方側へと押さえられるようにステータハブ12aに固定される。
このとき、内外輪支持プレート30によって、前記外輪21及び内輪22が一体に支持されているから、その組み込みが容易である。
この組み込みにより、外輪21は、スラスト軸受1a,1bの転走輪4a,4bとともに、ステータ12と一体に回転するようになる。
また、内輪22は、その軸方向両端面が、それぞれ、前記ステータハブ12aの係止段部12e、及び前記一方の転走輪4aの突部33の内径面33b、内径部35の軸方向端面に摺動可能に密着し、軸方向両側から押さえられるようにステータハブ12aから分離しないように保持される。
さらに、前記突部33に、前記一方の転走輪4aを軸方向に貫通する油孔34が設けられている。この油孔34を通じて潤滑油が供給されることにより、一方向クラッチ20への油の供給、ステータ、シャフト、タービン間の油の通路の確保が可能となる。
(a)は一実施形態の正面断面図、(b)はその要部拡大図 同実施形態に組み込まれる一方向クラッチの詳細を示し、(a)は側面図、(b)は(a)のb−b断面図 同実施形態に組み込まれる一方向クラッチの詳細を示し、(a)は(b)のa−a断面図、(b)は正面図 図3(b)の要部拡大図 従来例のトルクコンバータを示す正面図 従来例のトルクコンバータ用ステータユニットを示す正面図
符号の説明
1a,1b スラスト軸受
2a,2b プレート
3a,3b 外側転走輪
4a,4b 転走輪
5a,5b ころ
6a,6b 保持器
10 トルクコンバータ用ステータユニット
11 ポンプインペラ
11a インペラハブ
11b インペラブレード
12 ステータ
12a 内径部(ステータハブ)
12b 端壁
13 タービンライナ
13a タービンハブ
13b タービンブレード
14 押え板
20 一方向クラッチ
21 外輪
22 内輪
23 スプラグ
24,40 保持器
25 ガータスプリング(弾性部材)
30 転走輪(内外輪支持プレート)
31 外輪当接部
32 外径部
33 突部
33a 外径面
33b 内径面
33c 端面
34 油孔
35 内径部
41 ポケット
42 側壁
42c 軸方向外側面
43 周壁

Claims (10)

  1. トルクコンバータのポンプインペラ11とタービンライナ13との間に配置されるステータ12と、そのステータ12とステータシャフトとの間に配置される一方向クラッチ20と、前記ステータ12とポンプインペラ11及びタービンライナ13との間にそれぞれ配置されるスラスト軸受1a,1bとを備えたトルクコンバータ用ステータユニットにおいて、
    前記一方向クラッチ20は、前記ステータ12と一体に回転する外輪21と、前記ステータシャフトに固定された内輪22と、前記外輪21の内周面と前記内輪22の外周面との間に係脱可能に配置されるスプラグ23とを備え、
    前記各スラスト軸受1a,1bは、それぞれ前記ステータ12と一体に回転する転走輪4a,4bとその転走輪4a,4bの軸方向外側に転動自在に支持されたころ5a,5bとを備え、前記両転走輪4a,4bの少なくとも一方4aは前記ステータ12と別体に形成されて、その一方の転走輪4aにより、前記ステータ12への組み込み前において前記内輪22と前記外輪21とが一体に支持可能となっていることを特徴とするトルクコンバータ用ステータユニット。
  2. 前記一方の転走輪4aに、前記外輪21の内周面21aと前記内輪22の外周面22aとの間に入り込む突部33を形成し、その突部33により、前記内輪22と前記外輪21とが一体に支持されることを特徴とする請求項1に記載のトルクコンバータ用ステータユニット。
  3. 前記突部33は、前記一方向クラッチ20の軸心周りの内径面33b及び外径面33aを有し、その突部33の内径面33bが前記内輪22の外周面22aに及び前記突部33の外径面33aが前記外輪21の内周面21aに接することにより前記内輪22と前記外輪21とが一体に支持されることを特徴とする請求項2に記載のトルクコンバータ用ステータユニット。
  4. 前記突部33に、前記一方の転走輪4aを軸方向に貫通する油孔34を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載のトルクコンバータ用ステータユニット。
  5. 前記一方の転走輪4aは、プレス加工品であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のトルクコンバータ用ステータユニット。
  6. 前記スプラグ23は、円筒状を成す周壁43とその周壁43の軸方向一方縁から内径方向に延びる側壁42とを有する保持器40によって周方向に沿って保持されており、前記側壁42の軸方向外側面42cが前記突部33に接することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のトルクコンバータ用ステータユニット。
  7. 前記突部33は、前記一方向クラッチ20の軸方向に直交する端面33cを有し、前記側壁42の軸方向外側面42cが前記突部33の端面33cに面接触することを特徴とする請求項6に記載のトルクコンバータ用ステータユニット。
  8. 前記一方の転走輪4aは、前記ステータ12の内径部12aに圧入固定されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のトルクコンバータ用ステータユニット。
  9. 前記両転走輪4a,4bのうち他方の転走輪4bは、前記ステータ12の内径部12aに圧入固定されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のトルクコンバータ用ステータユニット。
  10. 前記転走輪は、前記ステータ12の内径部12aの軸方向端部をカシメることにより固定されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のトルクコンバータ用ステータユニット。
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