JP4762559B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置内部の現像剤を方向に攪拌搬送して現像ローラに供給する横攪拌方式の現像装置を備えた複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に、現像ローラへのトナー供給制御方法に関するものである。
コピー機、プリンタ、FAX等の電子写真方式を用いる画像形成装置においては、主に粉末の現像剤(以下、トナーという)が使用され、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって可視化し、そのトナー像を記録媒体上に転写した後、定着処理を行うプロセスが一般的である。
図6は、現像装置21を用いた従来の画像形成装置(例えばプリンタ)100である。この画像形成装置100は、感光体ドラム41、帯電部42、画像書込部(レーザスキャンユニット)43、現像装置21、トナーコンテナ44、転写部45、クリーニング部46、シート収容部51、搬送部52、定着部53、及び排紙部54から構成されている。
感光体ドラム41は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電部42により、表面を帯電させるようになっている。そして、後述する画像書込部43からのレーザビームを受けた表面に、帯電を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、特に限定するものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a−Si)等が好ましい。
帯電部(帯電チャージャ)42は、放電(例えばコロナ放電)することで感光体ドラム41の表面を帯電させるものである。例えば帯電部42は、細いワイヤ等を有しており、これを電極として高電圧を印加されることで放電するようになっている。画像書込部(LSU)43は、画像データに基づいて、光ビーム(例えばレーザビーム)を感光体ドラム41に照射し、感光体ドラム41表面に静電潜像を形成させるものである。なお、画像データは不図示のパーソナルコンピューター(PC)から送信されたものである。
現像装置21は、感光体ドラム41の静電潜像にトナーを付着させて、トナー像を形成させるものである。なお、現像装置21に収容されている現像剤としては、例えばトナー成分とキャリアとから構成される2成分現像剤やトナー成分のみから構成される1成分現像剤が挙げられる。また、現像装置21の詳細については後述する。
トナーコンテナ44は、現像装置21内部のトナーが不足するようになれば、現像装置21にトナーを供給するとともに、予備のトナーを貯留しておくものである。転写部45は、感光体ドラム41表面に形成されたトナー像を乱さずに搬送部52を搬送されてくるシート上に移行させるものである。
クリーニング部46は、トナー像がシートに移行(転写)された後に、感光体ドラム41の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去するものであり、例えば、感光体ドラム41の長手方向に線接触するブレード材や摺擦ローラ等から構成される。シート収容部51は、最終的に画像(トナー像)が印刷されるシート(用紙やOHP等)を収容するとともに、シート収容部51から排紙部54までのシートの通路である搬送部52にシートを送り出すものである。
定着部53は、シートに転写されたトナー像を安定な永久像とするものであり、例えば熱や圧力等のエネルギーを付与することにより、粉体状態のトナー像を溶融させるものである。排紙部54は、定着部53を経たシート、すなわち永久像が印刷されたシートを収容するものである。
そして、予め入力された画像データに基づいて、画像書込部43が感光体ドラム41上にレーザビーム(光線)を発することで、その画像データに基づく静電潜像を感光体ドラム41表面に形成させる。その後、現像装置21により静電潜像にトナーを付着させるとともに(トナー像を形成させるとともに)、転写部45によりシート上にそのトナー像が転写される。次に、定着部53が、トナー像の転写されたシートに熱等を加え、永久像とさせるようになっている。
図7は、現像装置21の概略斜視図であり、図8(a)は側面断面図、図8(b)は上方からの概略平面図である。なお、図7及び図8(b)は、便宜上、蓋部分(カバー部分)を除外して表現し、図8(b)では第1攪拌スクリュー7(後述)付近を重点的に表現している。図7、図8に示すように、現像装置21は、ケーシング(筐体)5、カバー(筐体)6、第1攪拌スクリュー(回転搬送部)7、第2攪拌スクリュー(回転搬送部)8、現像ローラ11、規制ブレード12、及びトナー量を検知するTセンサ(検知手段)13を含む構成である。
ケーシング5は、トナーを貯留するものであり、内部はケーシング5と一体形成された仕切り板9によって分けられ、第1貯留室15と第2貯留室16とが形成されている。そして、この第1貯留室15には第1攪拌スクリュー7、第2貯留室16には第2攪拌スクリュー8が配設されている。カバー6は、ケーシング5に収容されたトナー等が外部に漏れないように封止するものである。
第1攪拌スクリュー7は、第1貯留室15に貯留されているトナー等を攪拌させながら矢印P方向へと搬送して第2貯留室16に導くものであり、第2攪拌スクリュー8は、第2貯留室16に搬送されてきたトナー等を攪拌させながら矢印Q方向へと搬送して現像ローラ11に供給するものである。図8(b)に示すように、ケーシング5の長手方向の両端部においては仕切り板9は存在せず、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8間でのトナーの受け渡し(循環)が可能となっている。なお、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8は、それぞれ支軸7a、8aを中心とし、その周囲に螺旋羽7b、8bを設けた構成になっており、互いに平行な状態でケーシング5に回転可能に軸支されている。
現像ローラ11は、感光体ドラム41(図6参照)の回転に応じて回転することで、感光体ドラム41の感光層にトナーを供給するものである。なお、磁性方式の現像剤を用いる現像装置の場合、現像ローラ11として、内面に永久磁石から成る磁界発生部材(図示せず)が固定されたマグネットローラが使用される。この磁界発生部材の磁力により現像ローラ11の表面にトナーを付着(担持)させてトナー薄層を形成する。一方、非磁性方式の現像剤を用いる現像装置の場合は、現像ローラ11としてゴムローラ等が使用される。現像ローラ11は、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8と平行な状態で、ケーシング5に回転可能に軸支されている。第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8、及び現像ローラ11は、図示しない駆動手段により回転駆動される。
規制ブレード12は、感光体ドラム41に供給するトナー量を規制するものであり、磁性方式の現像剤を用いる現像装置の場合、例えばSUS430等の磁性体のSUS(ステンレス)が用いられる。そして、規制ブレード12の先端に対向して設けられた磁界発生部材により現像ローラ11と規制ブレード12との間に磁界を発生させ、規制ブレード12と現像ローラ11との間隔だけでなく、磁界の強さによって現像ローラ11へのトナー付着量を厳密に規制している。これにより、数十ミクロンのトナー薄層の形成が可能となる。
Tセンサ13は、ケーシング5内に貯留されるトナー量(またはトナー濃度等)を検知するものであり、例えば圧電センサや磁気センサ等が用いられる。圧電センサは、外部から衝撃や振動等が加わると、その大きさに比例した電圧が発生するという圧電素子の性質を利用し、衝撃や振動を電気信号として取り出すもので、小型、軽量、高感度という特長を有する。Tセンサ13は、第2貯留室16の底面に、後述する検知面13aが第2貯留室16側、即ち内側に向くように設けられている。
このTセンサ13の検知面13aは、第2貯留室16に充分にトナーが貯留されているとき、そのトナーによって一定の圧をかけられることで、トナーが充分に貯留されているものと検知する。一方、充分なトナー量が第2貯留室16に貯留されていないとき、検知面13aは、トナーによって一定以上の圧をかけられることはない。このとき、Tセンサ13は、トナー量が充分に足りていないと検知するようになっている。
このような画像形成装置においては、例えば連続して画像形成処理を行う場合、トナーコンテナ44からのトナー供給量がトナー消費量に追いつかず、現像された画像濃度が薄くなることがある。そこで、現像装置21内のトナー濃度を制御して良好なトナー像の品質を維持する方法が提案されており、例えば特許文献1には、トナーの消費量が予め設定された量以上の時に多消費モードに移行し、記録1枚終了毎に所定時間記録動作を休止させてトナー濃度の回復を行うトナー濃度制御装置が開示されている。
また、特許文献2には、画像の印字率に応じてトナーコンテナ内のトナー搬送スクリューの回転数を変化させることにより、現像装置内のトナー濃度を印字率によらず一定に維持可能とした画像形成装置が開示されている。
ここで、図7、図8に示したような、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8によりトナーを横方向に攪拌しながら循環させる横攪拌方式の現像装置を備えた画像形成装置の場合、画像全体の印字率は低い場合であっても、印字される画像中にベタ画像等のようにドットが集中した部分(以下、集中画像という)が存在すると、部分的にトナー消費量が多くなるため、画像全体としてはトナー供給量が十分であっても、集中画像の部分においてトナー搬送量が現像ローラ11上でのトナー消費量に追いつかなくなり、画像品質が低下することがある。
しかしながら、特許文献1の方法は、現像装置内に補給されるトナーが不足しないようにすることが主目的であるため、印字率が低く、且つ集中画像を含むような場合は多消費モードに移行せず、集中画像での画像濃度の低下やざらつき等が発生し、画質が低下することとなる。また、特許文献2の方法においても、画像の印字率情報に基づいてトナー供給速度を変化させているため、横攪拌方式の現像装置を用いる場合は同様の問題が発生してしまう。
特許第2914515号 特開2000−214672号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、印字される画像が文字画像及びベタ画像のいずれの場合においても、現像装置内のトナー搬送をトナー消費量に追従させ、画像品質を安定化する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、現像ローラと、装置内部の現像剤を軸方向に攪拌搬送して前記現像ローラに供給する回転搬送部とを有し、前記現像ローラにより像担持体上にトナーを付着させて静電潜像に応じたトナー像を形成する現像装置を含み、前記像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に記録する画像形成部と、該画像形成部の記録動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段を用いて連続印刷モードと記録1枚終了毎に予め設定された時間だけ記録動作を休止させる記録動作休止モードとの切り替えを行う画像形成装置において、前記制御手段は、形成される画像の印字率又は集中画像の大きさが所定値以上のとき、前記記録動作休止モードへの切り替えを行うことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記制御手段は、前記集中画像の縦方向の長さが前記現像ローラ1回転分の画像長さ以上であるとき、又は横方向の長さが前記回転搬送部における記録1枚当たりのトナー搬送距離以上であるとき、前記記録動作休止モードへの切り替えを行うことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記制御手段は、印字率が所定値以上であるときは前記現像装置へのトナー補給を継続しつつ記録動作を休止させ、印字率が所定値より小さく、且つ集中画像の大きさが所定値以上であるときは前記現像装置へのトナー補給及び記録動作を休止させることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、印字率が高くトナー消費量の多い場合のみでなく、印字率が低く、且つ所定の大きさの集中画像を含むような画像を連続印刷する場合にも自動的に記録動作休止モードに移行するため、印字される画像が文字画像及びベタ画像のいずれの場合においても、現像装置へのトナー補給量或いは現像装置内のトナー搬送量をトナー消費量に追従させることができ、画像濃度の低下やざらつき等の発生を効果的に防止できる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、集中画像の縦方向の長さが現像ローラ1回転分の画像長さ以上であるとき、又は横方向の長さが回転搬送部における記録1枚当たりのトナー搬送距離以上であるとき記録動作休止モードへの切り替えを行うことにより、現像ローラ上へのトナー供給量をトナー消費量に確実に追従させることができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の画像形成装置において、印字率が所定値以上であるときは現像装置へのトナー補給を継続しつつ記録動作を休止させ、印字率が所定値より小さく、且つ集中画像の大きさが所定値以上のときは現像装置へのトナー補給及び記録動作を休止させることにより、画像全体でのトナー消費量に応じたトナー補給が可能となる。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の画像形成装置の構成を示すブロック図である。従来例の図6と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。画像形成装置100は、画像読取部30、AD変換部31、画像形成部32、制御部33、記憶部34、操作パネル35、シート収容部51、定着部53及び装置各部を駆動するモータ36〜39から構成されている。
画像読取部30は、複写時に原稿を照明するスキャナランプや原稿からの反射光の光路を変更するミラーが搭載された走査光学系、原稿からの反射光を集光して結像する集光レンズ、及び結像された画像光を電気信号に変換するCCD等から構成される。画像読取部30で読み取られた画像信号はAD変換部31においてデジタル信号に変換された後、後述する記憶部34内の画像メモリ60に送出される。
画像形成部32は、感光体ドラム41、帯電部42、画像書込部43、現像装置21、トナーコンテナ44、転写部45を含み、AD変換部31において変換されたデジタル信号に基づいて感光体ドラム41上に静電潜像を形成し、現像装置21によりトナー像に現像した後に転写部45でシート上にトナー像を転写する。
記憶部34は、画像メモリ60、RAM61、及びROM62を備えており、画像メモリ60は、画像読取部30で読み取られ、AD変換部31においてデジタル変換された画像信号を記憶し、制御部33に送出する。RAM61及びROM62は、制御部33の処理プログラムや処理内容等を記憶する。また、RAM61には後述する連続印刷モードと記録動作休止モードとの切り替え制御に用いられる基準印字率及び集中画像の基準面積情報も記憶される。
操作パネル35は、複数の操作キーから成る操作部と、設定条件や装置の状態等を表示する表示部(いずれも図示せず)とから構成されており、ユーザが印刷条件等の設定を行う他、画像形成装置100がファクシミリ機能を有する場合は記憶部34にファクシミリ送信先を登録し、さらに登録された送信先の読み出しや書き換えを行う等の種々の設定にも使用される。
メインモータ36は、制御部33からの制御信号に応じて感光体ドラム41、転写部45、定着部53を駆動する。トナー攪拌モータ37は、制御部33からの制御信号に応じて現像装置21内の攪拌スクリュー7、8(図7参照)を駆動する。トナー補給モータ38は、制御部33からの制御信号に応じてトナーコンテナ44内の補給スクリューを駆動する。給紙モータ39は、制御部33からの制御信号に応じてシート収容部51内の給紙ローラを駆動する。なお、トナー攪拌モータ37、トナー補給モータ38、及び給紙モータ39に代えて、メインモータ36からギヤ及びクラッチを用いて駆動力を伝達するようにしても良い。
制御部33は、設定されたプログラムに従って画像読取部30、画像形成部32、シート収容部51、定着部53やそれらを駆動するモータ36〜39を全般的に制御するとともに、画像読取部30で読み取られた画像信号を、必要に応じて変倍処理或いは階調処理して画像データに変換する。画像書込部43は、処理後の画像データに基づいてレーザ光を照射し、感光体ドラム41上に潜像を形成する。
さらに、制御部33はAD変換部31においてデジタル変換された画像信号の印字情報に基づいて、連続印刷モードと記録動作休止モードとの切り替えを行う機能、記録動作休止モードにおいて、記録1枚毎に所定時間記録動作を休止させる機能を有している。記録動作休止モードでは、メインモータ36の駆動を所定時間停止するか、或いはメインモータ36の駆動は停止させずに、画像書込部43による潜像の書き込み及び現像装置21による現像を停止して画像形成動作を休止させ、現像装置21内のトナー不足を短時間で回復させる。
本発明においては、画像形成を連続して行う際に、形成される画像の印字率情報のみでなく、画像中の集中画像の縦方向(ドラム回転方向)及び横方向(ドラム幅方向)の長さも加味して連続印刷モードと記録動作休止モードとの切り替えを行うことを特徴としている。即ち、連続印刷モードから記録動作休止モードへの切り替えは、形成される画像中に 縦方向又は横方向のいずれかの長さが所定の閾値を超えた集中画像が存在する場合に行わ れる。これにより、印字率が低く、且つ所定の大きさの集中画像を含むような画像を連続印刷する場合には自動的に記録動作休止モードに移行するため、集中画像での画像濃度の低下やざらつき等の発生を効果的に防止することができる。
次に、集中画像の縦方向及び横方向の閾値を算出する方法について説明する。図2は、本発明の画像形成装置に用いられる現像装置の概略平面図である。従来例の図8と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。なお、図8(b)と同様に、カバー6は記載を省略している。本発明においては、トナー量又はトナー濃度を検知するTセンサ13を、第1攪拌スクリュー7に対面する第1貯留室15の側面に設けている。
集中画像が現像ローラ11の1回転分で形成される長さ以上連続する場合は、現像ローラ11上へのトナー供給量がトナー消費量に追いつかないと、2回転目で画像濃度の低下や画像のざらつきが発生し易くなる。そこで、集中画像の縦方向の閾値として、現像ローラ11の1回転分で形成される画像長さを用いることが好ましい。この縦方向の閾値は、現像ローラ11の直径及び感光体ドラム41(図6参照)に対する現像ローラ11の周速比(以下、S/D比という)に基づいて決定される。
例えば現像ローラ11の直径がφ(mm)、S/D比がxであるとき、現像ローラ11の円周は円周率をπとしてφ・π(mm)で表される。また、現像ローラ11の外周面が1mm移動する間に感光体ドラム41の外周面は1/xmm移動するため、現像ローラ11の1回転分で感光体ドラム41上に形成される画像長さをW1とすると、W1=φ・π/x(mm)となる。
一方、集中画像の横方向の長さが、記録1枚当たりのトナー搬送距離以上連続する場合は、現像ローラ11上へのトナー供給量がトナー消費量に追いつかないと、トナー移動距離を超える部分で画像濃度の低下や画像のざらつきが発生し易くなる。そこで、集中画像の横方向の閾値として、記録1枚当たりのトナー搬送距離を用いることが好ましい。この横方向の閾値は、現像装置21内のトナー搬送速度に基づいて決定される。
例えば図2に示したトナー補給位置SからTセンサ13までの距離をd(mm)とし、トナー補給からTセンサ13のセンサ電圧が上昇するまでの時間をt(sec)とすると、トナー搬送速度s1は、d及びtを用いてs1=d/t(mm/sec)と表される。また、毎分y枚の印刷を行う画像形成装置の場合、画像印字速度s2はy/60(枚/sec)であるから、記録1枚当たりのトナー搬送距離をW2とすると、W2=s1/s2=60d/t・y(mm/枚)となる。即ち、記録1枚当たりのトナー搬送距離W2は、画像印字速度s2に反比例する。
ここで、画像印字速度s2は、使用される用紙の搬送方向のサイズにより変化する。例えばA4縦サイズ(297mm)で毎分y枚の印刷を行う装置を用いてB5縦サイズ(257mm)の印刷を行う場合、毎分y+α枚の印刷が可能であるとすると、このときの画像印字速度s2は、(y+α)/60(枚/sec)となる。これにより、記録1枚当たりのトナー搬送距離W2は、s1/s2=60d/t・(y+α)(mm/枚)となり、A4縦サイズを印刷する場合のy/y+αとなる。従って、使用される用紙の搬送方向のサイズが小さくなるほど集中画像の横方向の閾値を小さく設定する必要がある。
次に、本発明の画像形成装置を用いて連続印刷を行う場合のトナー濃度制御動作について説明する。図3は、本発明の画像形成装置の画像形成モード設定動作を示すフローチャートである。図1を参照しながら、図3のステップに従い連続印刷モードと記録動作休止モードとの切り替え手順について説明する。先ず、ユーザにより画像形成が開始されると、画像読取部30により原稿画像の読み取りを行い画像信号に変換する(ステップS1)。この画像信号はAD変換部31においてデジタル信号に変換された後(ステップS2)、画像メモリ60に出力される。
次に、ユーザにより連続印刷が設定されているか否かが判断され(ステップS3)、連続印刷が設定されている場合は、画像メモリ60内のデジタル信号が制御部33に読み出され、制御部33はデジタル信号に基づいて印字率P及び集中画像の縦方向及び横方向の 長さを算出する(ステップS4)。
次に、算出された印字率Pが予め設定された基準印字率Px以上であるか否かが判断される(ステップS5)。印字率Pが基準印字率Px以上である場合は画像全体でのトナー消費量が多くなるため、記録1枚毎に所定時間画像形成を停止する記録動作休止モードが設定される(ステップS6)。
ステップS5において印字率Pが基準印字率Pxよりも小さい場合は、ステップS4で算出された集中画像の縦方向及び横方向の長さのうち少なくとも一方が、前述した方法により決定される縦方向及び横方向の閾値以上であるか否か判断される(ステップS7)
縦方向及び横方向の長さのうち少なくとも一方が閾値以上である場合は、画像中に所定以上の大きさの集中画像が存在し、部分的にトナー消費量が多くなるため、印字率Pが基準印字率Px以上である場合と同様に記録動作休止モードが設定される(ステップS6)。一方、ステップS7において縦方向及び横方向の長さの両方が閾値よりも小さい場合は、画像形成動作を連続して行う連続印刷モードが設定される(ステップS8)。その後、それぞれのモードで画像形成が開始され、画像形成モード設定動作が終了する。
なお、ステップS3で連続印刷が設定されていない場合は記録動作休止モード或いは連続印刷モードを設定する必要がないため、印字率P及び集中画像の縦方向及び横方向の長 の算出は行わず、印字データに基づいて通常の画像形成が行われる。
図4は、画像形成モード設定動作の他の例を示すフローチャートである。原稿画像の読み取りから印字率P及び集中画像の縦方向及び横方向の長さを算出するまで(ステップS1〜S4)は図3と同様であるため説明を省略する。この例においては、ステップS5で印字率Pが基準印字率Px以上である場合と、ステップS7で集中画像の縦方向及び横方 向の長さ閾値以上である場合とで、記録動作休止モード設定時における動作が異なるように制御を分けている。
印字率が大きい場合は画像全体としてのトナー消費量は多くなるが、印字率が小さく、且つ集中画像が存在する場合は画像全体でのトナー消費量は通常と変わらない。そのため図4のように、ステップS5において印字率Pが基準印字率Px以上であると判断され、記録動作休止モードが設定された場合(ステップS61)にはトナー補給を継続しつつ記録動作の休止を行い(ステップS62)、ステップS7において集中画像の縦方向及び横 方向の長さ閾値以上であると判断され、記録動作休止モードが設定された場合(ステップS63)にはトナー補給及び記録動作の両方を休止する(ステップS64)制御とすることがより好ましい。
その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、記録媒体の大きさや記録1枚当たりのトナー消費量に応じて記録動作を休止する時間を変更可能としても良く、記録動作の休止に代えて、画像形成開始時間を所定時間遅らせるようにしても良い。また、本発明の画像形成装置に使用される現像剤も特に限定されるものではなく、1成分の現像剤であっても2成分の現像剤であっても良く、さらに磁性方式でも非磁性方式でも構わない。
また、ここでは画像読取部30で読み取られ、AD変換部31でデジタル変換された書き込み用の画像信号に基づいて印字率P及び集中画像の縦方向及び横方向の長さを算出し、モード設定を行うこととしたが、印字率P及び集中画像の縦方向及び横方向の長さを算出するために原稿をプレスキャンする構成としても良い。また、画像読取部を持たないプリンタの場合は、PC等の外部入力手段から送信された画像データに基づいて印字率P及び集中画像の縦方向及び横方向の長さを算出することができる。
本発明の画像形成装置を用いて連続印刷を行った場合の画像不良の抑制効果について調査した。本実施例では画像処理速度が200mm/sec、現像ローラ11の直径が20mm、回転速度が350mm/sec、S/D比が1.75、現像装置21内のトナー横攪拌循環速度(横搬送速度)が30mm/枚である画像形成装置を試験機として用い、印字率が40%以上のとき、或いは縦方向が36mm以上又は横方向が35mm以上の集中画像を含むとき記録動作休止モードを設定する場合(本発明)と、印字率が40%以上のときのみ記録動作休止モードを設定する場合(比較例)について、種々の大きさ及び個数の集中画像を含むサンプル画像を各10枚連続して印刷し、画像不良の発生の有無を調査した。
なお、集中画像の縦方向の閾値36mmは、現像ローラ11の直径及びS/D比から20×3.14/1.75≒36mmにより算出し、横方向の閾値35mmは、記録1枚当たりの現像剤の搬送距離30mmより、搬送速度のばらつきを考慮して設定した。画像不良の発生は、印刷された画像の濃度をマクベス(株)製の反射濃度計(RD918)を用いて測定し、ID(イメージデンシティ)が1.2以下の場合に画像濃度不良と判断した。試験結果を図5に示す。図5において、例えば30mm画像×10個とは、縦横30mm角の正方形の集中画像(ベタ画像)10個を、それぞれ縦、横方向に重ならないようにランダムに配置したサンプル画像を表しており、そのときの印字率は14%である。
図5から明らかなように、印字率及び集中画像の画像情報を用いてモード設定制御を行う本発明においては、印字率や集中画像の大きさ、個数に係わらず、画像濃度不良は発生しなかった。一方、印字率のみを用いてモード設定制御を行う比較例では、印字率が高い場合、或いは印字率が低く、集中画像の縦方向及び横方向の長さが閾値より小さい場合には画像濃度不良は発生しなかったが、印字率が低く、且つ集中画像の縦方向又は横方向の長さが閾値以上である場合には画像濃度不良の発生が認められた。
本発明は、現像ローラと、装置内部の現像剤を軸方向に攪拌搬送して現像ローラに供給する回転搬送部とを有し、現像ローラにより像担持体上にトナーを付着させて静電潜像に応じたトナー像を形成する現像装置を含み、像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に記録する画像形成部と、該画像形成部の記録動作を制御する制御手段とを備え、制御手段を用いて連続印刷モードと記録1枚終了毎に予め設定された時間だけ記録動作を休止させる記録動作休止モードとの切り替えを行う画像形成装置において、制御手段は、形成される画像の印字率又は集中画像の大きさが所定値以上のとき、記録動作休止モードへの切り替えを行うこととする。
これにより、印字率が高くトナー消費量の多い場合のみでなく、印字率が低く、且つ所定の大きさの集中画像を含むような画像を連続印刷する場合にも自動的に記録動作休止モードに移行するので、印字される画像が文字画像であるかベタ画像であるか、或いはその両方を含むかに係わらず、連続印刷時における現像装置へのトナー補給量或いは現像装置内のトナー搬送量をトナー消費量に追従させることができ、現像装置により作成されるトナー像を高品質に維持して高品位な画像形成が連続して行える画像形成装置を提供する。
また、集中画像の縦方向の閾値を現像ローラ1回転分の画像長さとし、横方向の閾値を回転搬送部における記録1枚当たりのトナー搬送距離としたので、画像形成装置の仕様に応じて現像ローラ上へのトナー供給量をトナー消費量に確実に追従させることができる。
また、印字率が所定値以上のときは現像装置へのトナー補給を継続しつつ記録動作を休止させ、印字率が所定値より小さく、且つ集中画像の大きさが所定値以上のときは現像装置へのトナー補給及び記録動作を休止させることとすれば、画像全体でのトナー消費量が多い高印字率時のみトナー補給を継続することができ、現像装置内へのトナーの供給不足或いは供給過剰の発生を防止する。
は、本発明の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 は、本発明の画像形成装置に用いられる現像装置の概略平面図である。 は、本発明の画像形成装置における記録動作休止モード設定手順を示すフローチャートである。 は、記録動作休止モード設定手順の他の例を示すフローチャートである。 は、本発明の画像形成装置を用いて連続印刷を行った場合の画像不良の抑制効果を示す表である。 は、従来の画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 は、従来の現像装置の概略斜視図である。 は、従来の現像装置の側面断面図(図8(a))及び上方からの部分平面図(図8(b))である。
符号の説明
5 ケーシング(筐体)
7 第1攪拌スクリュー(回転搬送部)
8 第2攪拌スクリュー(回転搬送部)
11 現像ローラ
12 規制ブレード
13 Tセンサ(検知手段)
13a 検知面
21 現像装置
30 画像読取部
31 AD変換部
32 画像形成部
33 制御部(制御手段)
41 感光体ドラム(像担持体)
44 トナーコンテナ
100 画像形成装置
S トナー補給位置

Claims (2)

  1. 現像ローラと、装置内部の現像剤を軸方向に攪拌搬送して前記現像ローラに供給する回転搬送部とを有し、前記現像ローラにより像担持体上にトナーを付着させて静電潜像に応じたトナー像を形成する現像装置を含み、前記像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に記録する画像形成部と、
    該画像形成部の記録動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段を用いて、連続印刷モードと、記録1枚終了毎に予め設定された時間だけ前記現像装置による現像を停止して記録動作を休止させ、前記現像装置内のトナー不足を回復させる記録動作休止モードとの切り替えを行う画像形成装置において、
    前記制御手段は、形成される画像の印字率が所定値以上であるとき、又は形成される画像の印字率が所定値以下であり、且つ画像中に含まれる集中画像の縦方向の長さが前記現像ローラ1回転分の画像長さ以上であるとき、又は形成される画像の印字率が所定値以下であり、且つ画像中に含まれる集中画像の横方向の長さが前記回転搬送部における記録1枚当たりのトナー搬送距離以上であるとき、前記記録動作休止モードへの切り替えを行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、印字率が所定値以上であるときは前記現像装置へのトナー補給を継続 しつつ記録動作を休止させ、印字率が所定値より小さく、且つ集中画像の縦方向の長さが前記現像ローラ1回転分の画像長さ以上であるとき、又は印字率が所定値より小さく、且 つ集中画像の横方向の長さが前記回転搬送部における記録1枚当たりのトナー搬送距離以上であるときは前記現像装置へのトナー補給及び記録動作を休止させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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