JP2000132006A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000132006A
JP2000132006A JP10306610A JP30661098A JP2000132006A JP 2000132006 A JP2000132006 A JP 2000132006A JP 10306610 A JP10306610 A JP 10306610A JP 30661098 A JP30661098 A JP 30661098A JP 2000132006 A JP2000132006 A JP 2000132006A
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Japan
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toner
image data
forming apparatus
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JP10306610A
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English (en)
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Koji Marume
孝二 丸目
Hiroyuki Yamada
博之 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷データの種類に応じた最適なトナーセー
ブモードを実行できる画像形成装置を得ることを目的と
する。 【解決手段】 ホストコンピュータ1から送られた印刷
データをビットマップデータに展開する画像展開手段2
と、ビットマップデータに展開された画像データを蓄積
する画像情報蓄積手段3と、画像情報蓄積手段3に蓄積
された画像データに基づいた画像記録を印刷データの種
類に応じてトナー量を節約して行う複数のトナーセーブ
モード4a〜4nを備えた節約手段4と、印刷データの
種類に応じた何れかのトナーセーブモード4a〜4nを
選択可能にするトナーセーブモード選択手段5と、画像
データを印刷して画像記録を行う画像記録手段6とを有
する画像形成装置31とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保存されている画
像データに基づいて複写画像を形成するカラーレーザプ
リンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置におけるトナーセー
ブモードについては、特開平7−107280号公報に
記されているものが知られている。
【0003】ここで、従来の画像形成装置のトナーセー
ブモードについて、図13および図14を参照して説明
する。
【0004】図13は従来の画像形成装置の構成を示す
ブロック図、図14は図13の画像形成装置における画
像処理手段の構成を示すブロック図である。
【0005】図13に示すように、画像形成装置24は
コントローラユニット23と画像記録手段6とから構成
されている。また、コントローラユニット23は、画像
展開手段2、画像情報蓄積手段3および画像処理手段2
2から構成されている。
【0006】ここで、画像形成装置24は、ホストコン
ピュータ1からケーブルを介して転送されてきたプリン
タコードをコントローラユニット23内の画像展開手段
2により二値コードに変換し、変換後の画像データを画
像情報蓄積手段3に蓄積する。また、画像情報蓄積手段
3から画像記録手段6への出力ラインに設けられた画像
処理手段22は、トナーセーブモードが設定されている
と、画像情報蓄積手段3から出力される画像データを節
約処理した後、画像記録装置6に転送してトナーセーブ
モードでの画像形成を行い、トナーセーブモードが設定
されていなければ、画像情報蓄積手段3から出力される
画像データを節約処理しないで、そのまま画像記録装置
6に転送して通常モードで画像形成を行う。
【0007】なお、トナーセーブモードは、ホストコン
ピュータ1から画像形成装置24に転送するプリンタコ
ードの中にトナーセーブモードを行うコマンドを入れて
おくことによって実行させることができるし、画像形成
装置24の側のキー入力によって実行させることもでき
る。
【0008】画像処理手段22は、図14に示すよう
に、トナーセーブモード判定手段25、エンジンインタ
ーフェース26、エッジ内部検出手段27および画像変
換手段28を有している。
【0009】ここで、トナーセーブモード判別手段25
は、前述したトナーセーブモードの使用コマンドや信号
があるかどうかを判別し、トナーセーブモードでない場
合には画像情報蓄積手段3に蓄積されている画像データ
をそのままエンジンインターフェース26に出力し、何
も処理されない画像データに基づいて画像記録手段6で
の画像形成が行われるようにする。また、トナーセーブ
モード判別手段25は、トナーセーブモードである場合
には、画像情報蓄積手段3に蓄積されている画像データ
をエッジ内部検出手段27および画像変換手段28の処
理を経てエンジンインターフェース26に出力し、処理
した画像信号に基づいて画像記録手段6による画像形成
が行われるようにする。
【0010】エッジ内部検出手段27は、画像データの
エッジ部に相当するエッジ画像データと画像の内部に相
当する内部画像データとを判別し、画像変換手段28
は、検出されたエッジ部に相当するエッジ画像データに
ついては「1」に、他の画像の内部に相当する内部画像
データおよび非画像部分の画像データについては「0」
に変換する。
【0011】ここで、エッジ内部検出手段27は、着目
画素を中心とした3×3のマトリックスを用いて着目画
素に隣接する複数の画素の論理積を取り、その結果が
「1」ならば対象ドットはエッジと判断する。
【0012】そして、対象ドットがエッジであると判断
された場合、内部変換手段28においてドット径が従来
の2/3となるように信号処理し、また対象ドットがエ
ッジではないと判断された場合、内部変換手段28にお
いてドット径が従来の1/3となるように信号処理を行
う。これにより、トナーセーブモードにおいては、従来
に比較してトナーの消費量を節約する効果がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像形成装置では、印刷データを構成する
テキスト、グラフィックス、イメージ等の全ての画像に
ついて、最適なトナーセーブによる印刷機能を提供する
ことができないという問題があった。
【0014】具体的には、従来の画像形成装置における
トナーセーブモードは、テキストデータ、グラフィック
スデータ等のようにエッジが重視される印刷データにつ
いてはトナーセーブの効果も期待でき、トナーセーブ後
の出力画像についても画像認識が可能である。しかし、
スキャナで読み込んだ自然画データやディジタルカメラ
で撮った写真データ等のように階調性が重視されるイメ
ージの印刷データにトナーセーブモードを実行させる
と、エッジ部分が強調されすぎて画像の確認、認識が困
難になるとともに、トナーセーブの効果も十分に得られ
ない。
【0015】また、テキストのみに特化した場合、極め
て効果的なトナーセーブ技術もあるが、種々の印刷デー
タを処理しなければならない画像形成装置では当該技術
を採用することは困難である。
【0016】そこで、本発明は、印刷データの種類に応
じた最適なトナーセーブモードを実行することのできる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、ホストコンピュータから
送られた印刷データをビットマップデータに展開する画
像展開手段と、ビットマップデータに展開された画像デ
ータを蓄積する画像情報蓄積手段と、画像情報蓄積手段
に蓄積された画像データに基づいた画像記録を印刷デー
タの種類に応じてトナー量を節約して行う複数のトナー
セーブモードを備えた節約手段と、印刷データの種類に
応じた何れかのトナーセーブモードを選択可能にするト
ナーセーブモード選択手段と、画像データを印刷して画
像記録を行う画像記録手段とを有する構成としたもので
ある。
【0018】これにより、印刷データの種類に応じた最
適なトナーセーブモードを実行することが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ホストコンピュータから送られた印刷データをビッ
トマップデータに展開する画像展開手段と、ビットマッ
プデータに展開された画像データを蓄積する画像情報蓄
積手段と、画像情報蓄積手段に蓄積された画像データに
基づいた画像記録を印刷データの種類に応じてトナー量
を節約して行う複数のトナーセーブモードを備えた節約
手段と、印刷データの種類に応じた何れかのトナーセー
ブモードを選択可能にするトナーセーブモード選択手段
と、画像データを印刷して画像記録を行う画像記録手段
とを有することを特徴とする画像形成装置であり、印刷
データの種類に応じた最適なトナーセーブモードによる
印刷が可能になるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、画像情報蓄積手段から送られた
画像データが特定原稿かどうかを判断し、特定原稿のと
きは強制トナーセーブモード出力信号をトナーセーブモ
ード選択手段に出力して印刷画像の画質を低下させる特
定原稿判定手段が設けられている画像形成装置であり、
違法な印刷を未然に防止することが可能になるという作
用を有する。
【0021】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、画像情報蓄積手段から送られた
画像データに特定マークが含まれているかどうかを判断
し、特定マークが含まれているときは強制トナーセーブ
モード出力信号をトナーセーブモード選択手段に出力し
て印刷画像の画質を低下させる特定マーク判別手段と、
画質を低下させて印刷したい画像データに付与される特
定マークを登録する特定マーク登録手段とが設けられて
いる画像形成装置であり、ユーザが指定した特定の資料
の印刷を防止することが可能になるという作用を有す
る。
【0022】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、画像情報蓄積手段から送られた
画像データに特定認識コードが含まれているかどうかを
判断し、特定認識コードが含まれているときはトナーセ
ーブモード禁止出力信号をトナーセーブモード選択手段
に出力して特定認識コード部分の印刷画像の画質低下を
阻止する特定認識コード判別手段と、高画質で印刷した
い特定認識コードを登録する特定認識コード登録手段と
が設けられている画像形成装置であり、特定認識コード
の画質低下を防止しつつ、トナー消費量の削減を図るこ
とが可能になるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、画像情報蓄積手段から送られた
画像データにおけるオブジェクト種の識別を行い、オブ
ジェクト種に応じたオブジェクトタイプ信号をトナーセ
ーブモード選択手段に出力してこのトナーセーブモード
選択手段にオブジェクトタイプ信号に対応したトナーセ
ーブモードで画像記録を実行させるオブジェクトタイプ
識別手段が設けられている画像形成装置であり、ユーザ
によるトナーセーブモードの設定作業を省略することが
可能になるという作用を有する。また、画像データ内に
複数のオブジェクトが混在している場合でも、各オブジ
ェクトの領域に対して最適なトナーセーブを行うことが
可能になるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
5記載の発明において、画像情報蓄積手段から送られた
画像データにおける各オブジェクトの印字率を計算し、
印字率が所定の割合を超える場合には、トナーセーブモ
ード選択手段を介して前景色と背景色とを反転させて画
像記録を実行させるオブジェクト印字率取得手段が設け
られている画像形成装置であり、画像データの各領域毎
に最適なトナーセーブを行うことが可能になるという作
用を有する。
【0025】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、画像データにおけるベタ領域の
最大面積の入力が可能な最大面積入力手段と、画像情報
蓄積手段から送られた画像データのベタ領域の面積を計
算し、このベタ面積が最大面積入力手段で設定されたベ
タ領域の最大面積以上のときには何れかのトナーセーブ
モードを使用するかどうかの判断をユーザに求める面積
取得手段とが設けられている画像形成装置であり、ベタ
印刷による大量のトナー消費を防止することが可能にな
るという作用を有する。
【0026】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、画像データの最大印字率の入力
が可能な最大印字率入力手段と、画像情報蓄積手段から
送られた画像データの印字率を計算し、この印字率が最
大印字率入力手段で設定された最大印字率以上のときに
は何れかのトナーセーブモードを使用するかどうかの判
断をユーザに求める印字率取得手段とが設けられている
画像形成装置であり、無駄なトナー消費を防止すること
が可能になるという作用を有する。
【0027】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、画像記録に用いられるトナーの
残量を検知し、トナーの残量に応じた何れかのトナーセ
ーブモードを施した画像データを画像記録手段に出力す
るトナー残量検知手段が設けられている画像形成装置で
あり、トナー残量に応じたトナーセーブを行うことが可
能になるという作用を有する。
【0028】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1記載の発明において、画像データを縮小印刷して本
来のページ数より少ないページ数で画像記録を行う際に
おける本来のページ数に応じたトナーセーブモードのト
ナーセーブ率を設定するトナーセーブ率設定手段が設け
られている画像形成装置であり、縮小印刷とトナーセー
ブとの相乗効果による細線のかすれや欠落を防止するこ
とが可能になるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項10記載の発明において、画像データを縮小印刷する
際のトナーセーブ率をユーザが設定可能なトナーセーブ
率入力手段が設けられ、トナーセーブモードは、トナー
セーブ率設定手段のトナーセーブ率とトナーセーブ率入
力手段のトナーセーブ率のうち、低い方のトナーセーブ
率を採用する画像形成装置であり、ユーザの望むトナー
セーブ率で画像出力が可能になるとともに、縮小とトナ
ーセーブとの相乗効果による細線のかすれや欠陥を防止
することが可能になるという作用を有する。
【0030】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項1記載の発明において、画像記録が行われる出力メデ
ィアの種類を検知する出力メディア検知手段が設けら
れ、トナーセーブモード選択手段は、一般的にはトナー
セーブモードで印刷が行われない出力メディアが出力メ
ディア検知手段で検知されたときには、ユーザに何れか
のトナーセーブモードを使用するかどうかの判断をユー
ザに求める画像形成装置であり、誤ってトナーセーブモ
ードを用いて印刷を行うことを防止することが可能にな
るという作用を有する。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図12を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また、重
複した説明は省略されている。
【0032】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における画像形成装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0033】図1に示すように、本実施の形態の画像形
成装置31は、パラレルインターフェースやネットワー
ク等の接続手段によりホストコンピュータ1と接続され
ている。画像形成装置31は、ホストコンピュータ1か
ら転送された印刷データをビットマップデータに展開す
る画像展開手段2、ビットマップデータに展開された画
像データを蓄積する画像情報蓄積手段3、印刷データの
種類(たとえば、テキストデータ、グラフィックスデー
タ、イメージデータなど)に対応して設けられ、画像情
報蓄積手段3に蓄積された画像データに基づいた画像記
録が通常よりも少ないトナー量で行われるようにトナー
の節約処理を行う複数のトナーセーブモード4a〜4n
を備えた節約手段4、印刷データの種類に応じてユーザ
が何れかのトナーセーブモード4a〜4nを選択するこ
とのできるトナーセーブモード選択手段5、画像データ
を順次印刷して画像記録を行って出力画像を得る画像記
録手段6で構成されている。
【0034】以上のような構成において、ホストコンピ
ュータ1上のアプリケーションプログラムで作成された
印刷データはプリンタドライバ(図示せず)を介して画
像形成装置31の画像展開手段2に転送される。画像展
開手段2では、ホストコンピュータ1から転送されてき
た印刷データについて印刷を行うためのビットマップデ
ータに展開し、これを画像情報蓄積手段3に一時蓄積す
る。
【0035】画像情報蓄積手段3に蓄積された画像デー
タは、直接トナーセーブモード選択手段5に送られると
同時に節約手段4にも転送される。本実施の形態におい
て、トナーセーブモード4aはカラー/モノクロのテキ
ストデータ用の、トナーセーブモード4bはモノクロの
グラフィックスデータ用の、トナーセーブモード4cは
カラーのグラフィックスデータ用の、トナーセーブモー
ド4dはイメージデータ用のというように、画像の種類
に応じたトナーのセーブモードが格納されている。
【0036】そして、ユーザは節約手段4の使用/不使
用、また、節約手段4を使用する場合は準備された複数
のトナーセーブモード4a〜4nの中から何れか一つ
を、出力するデータの画像内容に応じて設定する。な
お、設定はホストコンピュータ1からのトナーセーブモ
ード4a〜4nの設定コマンド、または画像形成装置3
1に付加されているコントロールパネル等により行われ
る。たとえば、テキストデータではトナーセーブモード
4aを、カラーのグラフィックスデータではトナーセー
ブモード4cを、ユーザが設定を行う。
【0037】節約手段4でトナー量の節約処理がされた
画像データはトナーセーブモード選択手段5に入力され
る。
【0038】トナーセーブモード選択手段5では、ユー
ザにより指定された節約手段4の使用/不使用に応じ、
節約手段4を使用する場合は準備された複数のトナーセ
ーブモード4a〜4nの中から選択された何れかのモー
ドによる出力データを、節約手段4を使用しない場合は
画像情報蓄積手段3の出力データをそのまま、画像記録
手段6に送る。
【0039】画像記録手段6においてはトナーセーブモ
ード選択手段5から送られてくるデータを印刷する。
【0040】これにより、トナーセーブを行う場合には
印刷データの種類に応じた最適なトナーセーブモード4
a〜4nによる印刷が実行されることになり、トナーセ
ーブモード4a〜4nによる出力画像の認識を容易に行
うことができる。
【0041】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における画像形成装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0042】本実施の形態の画像形成装置32では、実
施の形態1において説明した画像形成装置に加えて、画
像情報蓄積手段3から送られた画像データから、当該デ
ータがたとえば紙幣などのような特定原稿かどうかを判
断する特定原稿判別手段7が設けられているものであ
る。
【0043】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られると同時に特定原稿判別手段7にも転送される。
【0044】特定原稿判別手段7では、画像情報蓄積手
段3より転送されてきた画像データについて、それが特
定原稿がどうかの判定を行う。そして、特定原稿である
と判断した場合、特定原稿判別手段7は画質を落とす強
制トナーセーブモード出力信号をトナーセーブモード選
択手段5に対して出力する。
【0045】選択手段5では特定原稿判別手段7からの
強制トナーセーブモード出力信号を受け、ユーザによる
トナーセーブモード4a〜4nの設定とは無関係に何れ
かのトナーセーブモード4a〜4nを施した出力データ
を画像記録手段6に送る。
【0046】これにより、違法な印刷を未然に防止する
ことが可能になる。 (実施の形態3)図3は本発明の実施の形態3における
画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【0047】本実施の形態の画像形成装置33では、実
施の形態1において説明した画像形成装置に加えて、画
像情報蓄積手段3から送られた画像データにユーザが予
め登録した特定マーク(たとえば、“社外秘”のマーク
や“コピー不可”のマーク)が含まれているかどうかを
判断する特定マーク判別手段8、およびユーザが特定マ
ークを登録するための特定マーク登録手段9が設けられ
ているものである。ここで、特定マーク登録手段9で
は、たとえば“社外秘”や“コピー不可”のマークを有
するデータのように、画質を低下させて印刷したいデー
タに付与される特定マークを登録する。
【0048】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られると同時に特定マーク判別手段8にも転送され
る。
【0049】特定マーク判別手段8では、画像情報蓄積
手段3より転送されてきた画像データについて、それが
特定マーク登録手段9を介してユーザにより登録された
特定マークを含んでいるか否かの判定を行う。
【0050】そして、特定マークが含まれていると判断
した場合、特定マーク判別手段8は画質を落とす強制ト
ナーセーブモード出力信号をトナーセーブモード選択手
段5に対して出力する。
【0051】トナーセーブモード選択手段5では特定マ
ーク判別手段8からの強制トナーセーブモード出力信号
を受け、ユーザによるトナーセーブモード4a〜4nの
設定の設定とは無関係に何れかのトナーセーブモード4
a〜4nを施した出力データを画像記録手段6に送る。
【0052】これにより、ユーザが指定した特定の資料
の印刷を防止することが可能になる。
【0053】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4における画像形成装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0054】本実施の形態の画像形成装置34では、実
施の形態1において説明した画像形成装置に加えて、画
像情報蓄積手段3から送られた画像データにユーザが予
め登録した特定認識コード(たとえば、バーコード等)
が含まれているかどうかを判断する特定認識コード判別
手段10、およびユーザが特定認識コードを登録するた
めの特定認識コード登録手段11が設けられているもの
である。ここで、特定認識コード登録手段11では、た
とえばバーコードの構成データ等のようにトナーセーブ
モード4a〜4nで印刷して画質を低下させることな
く、高画質で印刷したい画像データに付与される特定認
識コードを登録する。
【0055】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られると同時に特定認識コード判別手段10にも転送
される。
【0056】特定認識コード判別手段10では、画像情
報蓄積手段3より転送されてきた画像データについて、
それが特定認識コード登録手段11を介してユーザによ
り登録された特定認識コードを含んでいるか否かの判定
を行う。
【0057】そして、トナーセーブモード4a〜4nが
使用状態で、且つ認識コードが含まれていると判断した
場合、特定認識コード判別手段10は印刷画像の画質低
下を阻止するトナーセーブモード禁止出力信号をトナー
セーブモード選択手段5に対して出力する。
【0058】トナーセーブモード選択手段5では特定認
識コード判別手段10からのトナーセーブモード禁止出
力信号を受け、ユーザによるトナーセーブモード4a〜
4nの設定とは無関係に、当該認識コード部分について
は画像情報蓄積手段3の画像データを直接画像記録手段
6に送ることによりトナーセーブを行わないようにす
る。
【0059】これにより、バーコードのような特定認識
コードの画質低下を防止しつつ、トナー消費量の削減を
図ることが可能になる。
【0060】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5における画像形成装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0061】本実施の形態の画像形成装置35では、実
施の形態1において説明した画像形成装置に加えて、画
像情報蓄積手段3から送られた画像データにおけるオブ
ジェクト種(たとえば、テキストデータ領域、グラフィ
ックデータ領域、イメージデータ領域など)の識別を行
い、オブジェクト種に応じたオブジェクトタイプ信号を
トナーセーブモード選択手段5に出力するオブジェクト
タイプ識別手段12が設けられているものである。
【0062】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られると同時にオブジェクトタイプ識別手段12にも
転送される。
【0063】オブジェクトタイプ識別手段12では、画
像情報蓄積手段3より転送されてきた画像データの各オ
ブジェクトが、テキストデータであるのか、グラフィッ
クスデータであるのか、イメージデータであるのかとい
ったオブジェクト種の識別を行い、オブジェクト種に応
じたオブジェクトタイプ信号をトナーセーブモード選択
手段5に出力する。
【0064】そして、トナーセーブモード4a〜4nが
使用状態の場合、トナーセーブモード選択手段5はオブ
ジェクトタイプ信号に応じたトナーセーブモード4a〜
4nを選択し、当該トナーセーブモード4a〜4nを施
した出力データを画像記録手段6に送る。
【0065】これにより、ユーザによるトナーセーブモ
ード4a〜4nの設定作業を省略することが可能にな
る。また、画像データ内に複数のオブジェクトが混在し
ている場合でも、各オブジェクトの領域に対して最適な
トナーセーブを行うことが可能になる。
【0066】(実施の形態6)図6は本発明の実施の形
態6における画像形成装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0067】本実施の形態の画像形成装置36では、実
施の形態5において説明した画像形成装置に加えて、画
像情報蓄積手段3から送られた画像データにおける各オ
ブジェクトの印字率を計算してこれをトナーセーブモー
ド選択手段5に出力するオブジェクト印字率取得手段1
3が設けられているものである。そして、トナーセーブ
モード選択手段5では、オブジェクト印字率取得手段1
3に算出された画像データの印字率が所定の割合(本実
施の形態においては、たとえば50%)を超える場合に
は、前景色と背景色とを反転させて画像記録手段6によ
り画像記録を実行させるようになっている。
【0068】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られると同時に、オブジェクトタイプ識別手段12お
よびオブジェクト印字率取得手段13にも転送される。
【0069】オブジェクトタイプ識別手段12では、画
像情報蓄積手段3より転送されてきた画像データの各オ
ブジェクトが、テキストデータであるのか、グラフィッ
クスデータであるのか、イメージデータであるのかとい
ったオブジェクト種の識別を行い、オブジェクト種に応
じたオブジェクトタイプ信号をトナーセーブモード選択
手段5に出力する。また、オブジェクト印字率取得手段
13では、各オブジェクトの印字率を算出し、その印字
率が50%を超える場合には印刷データの前景色と背景
色を反転させる反転信号をトナーセーブモード選択手段
5に出力する。
【0070】そして、トナーセーブモード4a〜4nが
使用状態の場合、トナーセーブモード選択手段5はオブ
ジェクトタイプ信号の出力に応じたトナーセーブモード
4a〜4nを選択するが、このとき、オブジェクト印字
率取得手段13から反転信号が出力されていると、前景
色と背景色を反転させた画像データを画像記録手段6に
送る。
【0071】これにより、画像データの各領域毎に最適
なトナーセーブを行うことが可能になる。
【0072】(実施の形態7)図7は本発明の実施の形
態7における画像形成装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0073】本実施の形態の画像形成装置37では、実
施の形態1において説明した画像形成装置に加えて、画
像データのベタ領域の最大面積を入力する最大面積入力
手段15と、画像情報蓄積手段3から送られた画像デー
タのベタ領域の面積を計算し、このベタ面積が最大面積
入力手段15で設定されたベタ領域の最大面積以上のと
きには何れかのトナーセーブモード4a〜4nを使用す
るかどうかの判断をユーザに求める面積取得手段14と
が設けられているものである。そして、ユーザは、最大
面積入力手段15を用いることによって、予めベタ領域
の最大面積を設定しておくことができる。
【0074】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られると同時に面積取得手段14にも転送される。
【0075】面積取得手段14では、画像情報蓄積手段
3より転送されてきた画像データについて、ベタ領域の
面積の算出を行う。
【0076】トナーセーブモード選択手段5は、面積取
得手段14によるベタ面積の算出結果が最大面積入力手
段15で設定されたベタ面積以上であった場合、トナー
セーブモード4a〜4nを使用しない通常の印刷を続け
るか、ベタ領域をトナーセーブして印刷するかをユーザ
に確認する。
【0077】そして、ユーザが、通常の印刷を行うこと
を選択した場合には画像情報蓄積手段3の画像データを
そのまま、また、ベタ領域を何れかのトナーセーブモー
ド4a〜4nで印刷を行うことを選択した場合には当該
トナーセーブモード4a〜4nを施した画像データを、
画像記録手段6に送る。
【0078】これにより、ベタ印刷による大量のトナー
消費を防止することが可能になる。 (実施の形態8)図8は本発明の実施の形態8における
画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【0079】本実施の形態の画像形成装置38では、実
施の形態1において説明した画像形成装置に加えて、画
像データの最大印字率を入力する最大印字率取得手段1
7と、画像情報蓄積手段3から送られた画像データの印
字率を計算し、この印字率が最大印字率取得手段17で
設定された最大印字率以上のときには何れかのトナーセ
ーブモード4a〜4nを使用するかどうかの判断をユー
ザに求める印字率取得手段16とが設けられているもの
である。そして、ユーザは、最大印字率取得手段17を
用いることによって、予め最大印字率を設定しておくこ
とができる。
【0080】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られると同時に印字率取得手段16にも転送される。
【0081】印字率取得手段16では、画像情報蓄積手
段3より転送されてきた画像データについて、印字率の
面積の算出を行う。
【0082】トナーセーブモード選択手段5は、印字率
取得手段16による印字率の算出結果が最大印字率取得
手段17で設定された印字率以上であった場合、トナー
セーブモード4a〜4nを使用しない通常の印刷を続け
るか、トナーセーブして印刷するかをユーザに確認す
る。
【0083】そして、ユーザが、通常の印刷を行うこと
を選択した場合には画像情報蓄積手段3の画像データを
そのまま、また、トナーセーブモード4a〜4nで印刷
を行うことを選択した場合には当該トナーセーブモード
4a〜4nを施した画像データを、画像記録手段6に送
る。
【0084】これにより、無駄なトナー消費を防止する
ことが可能になる。 (実施の形態9)図9は本発明の実施の形態9における
画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【0085】本実施の形態の画像形成装置39では、実
施の形態1において説明した画像形成装置に加えて、画
像記録に用いられるトナーの残量を検知し、トナーの残
量に応じた何れかのトナーセーブモード4a〜4nを施
した画像データを画像記録手段6に出力するトナー残量
検知手段18が設けられているものである。
【0086】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られる。また、トナー残量検知手段18により常時ト
ナーの残量が検知されており、トナーの残量が所定のレ
ベル以下になるとトナー残量警告信号が出力される。
【0087】そして、トナーセーブモード選択手段5
は、トナー残量検知手段18よりトナー残量警告信号が
出力されると、ユーザのトナーセーブモード4a〜4n
の使用/不使用の設定によらず、トナーの残量に応じた
何れかのトナーセーブモード4a〜4nを施した画像デ
ータを画像記録手段6に出力する。
【0088】これにより、トナー残量に応じたトナーセ
ーブを行うことが可能になる。 (実施の形態10)図10は本発明の実施の形態10に
おける画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【0089】本実施の形態の画像形成装置40では、実
施の形態1において説明した画像形成装置に加えて、画
像データを縮小印刷して本来のページ数より少ないペー
ジ数で画像記録を行う際において、本来のページ数に応
じてトナーセーブモード4a〜4nのトナーセーブ率を
設定するトナーセーブ率設定手段19が設けられている
ものである。
【0090】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られる。また、トナーセーブ率設定手段19は、本来
のページ数に応じたトナーセーブ率を各トナーセーブモ
ード4a〜4nに対して設定する。
【0091】これにより、縮小印刷とトナーセーブとの
相乗効果による細線のかすれや欠落を防止することが可
能になる。
【0092】(実施の形態11)図11は本発明の実施
の形態11における画像形成装置の構成を示すブロック
図である。
【0093】本実施の形態の画像形成装置41では、実
施の形態11において説明した画像形成装置に加えて、
画像データを縮小印刷する際のトナーセーブ率をユーザ
が入力するためのトナーセーブ率入力手段20が設けら
れているものである。したがって、ユーザはこのトナー
セーブ率入力手段20を用いて、予め所望のトナーセー
ブ率を設定しておく。
【0094】また、トナーセーブモード4a〜4nは、
トナーセーブ率設定手段19のトナーセーブ率とトナー
セーブ率入力手段20のトナーセーブ率のうち、低い方
のトナーセーブ率を採用するようになっている。
【0095】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られる。また、トナーセーブモード4a〜4nは、ト
ナーセーブ率設定手段19によるトナーセーブ率と、ト
ナーセーブ率入力手段20によるトナーセーブ率の何れ
か低い方のトナーセーブ率を採用する。
【0096】これにより、ユーザの望むトナーセーブ率
で画像出力が可能になるとともに、縮小とトナーセーブ
との相乗効果による細線のかすれや欠陥を防止すること
が可能になる。
【0097】(実施の形態12)図12は本発明の実施
の形態12における画像形成装置の構成を示すブロック
図である。
【0098】本実施の形態の画像形成装置42では、実
施の形態1において説明した画像形成装置に加えて、画
像記録が行われる出力メディア(たとえば、用紙、葉
書、封筒、ラベル紙、OHP用フィルムなど)の種類を
検知する出力用紙検知手段21が設けられているもので
ある。
【0099】また、トナーセーブモード選択手段5は、
一般的にはトナーセーブモード4a〜4nで印刷が行わ
れない出力メディアが出力用紙検知手段21により検知
されたときには、ユーザに何れかのトナーセーブモード
4a〜4nを使用するかどうかの判断をユーザに求める
ようになっている。
【0100】以上の構成において、画像展開手段2によ
りビットマップ化され、画像情報蓄積手段3に一時蓄積
された画像データは直接トナーセーブモード選択手段
5、節約手段4内の各トナーセーブモード4a〜4nに
送られる。また、出力用紙検知手段21は印刷メディア
の検知を行う。そして、検知結果が、葉書、封筒、ラベ
ル紙、OHP等のように一般的にはトナーセーブモード
4a〜4nで印刷を行わないものであった場合、トナー
セーブ警告信号をトナーセーブモード選択手段5に出力
する。
【0101】トナーセーブモード選択手段5では、ユー
ザの設定がトナーセーブモード4a〜4nの使用であ
り、且つ出力用紙検知手段21からトナーセーブ警告信
号を受けた場合、通常モードで印刷するか、トナーセー
ブモード4a〜4nで印刷するかをユーザに確認する。
ユーザが、通常の印刷を行うことを選択した場合には画
像情報蓄積手段3の画像データをそのまま、また、何れ
かのトナーセーブモード4a〜4nで印刷を行うことを
選択した場合には当該トナーセーブモード4a〜4nを
施した画像データを、画像記録手段6に送る。
【0102】これにより、誤ってトナーセーブモード4
a〜4nを用いて印刷を行うことを防止することが可能
になる。
【0103】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、印刷デ
ータの種類に応じた最適なトナーセーブモードによる印
刷が可能になるという有効な効果が得られる。
【0104】また、特定原稿判定手段を設ければ、違法
な印刷を未然に防止することが可能になるという有効な
効果が得られる。
【0105】特定マーク判別手段と特定マーク登録手段
とを設ければ、ユーザが指定した特定の資料の印刷を防
止することが可能になるという有効な効果が得られる。
【0106】特定認識コード判別手段と特定認識コード
登録手段とを設ければ、特定認識コードの画質低下を防
止しつつ、トナー消費量の削減を図ることが可能になる
という有効な効果が得られる。
【0107】オブジェクトタイプ識別手段を設ければ、
ユーザによるトナーセーブモードの設定作業を省略する
ことが可能になるとともに、画像データ内に複数のオブ
ジェクトが混在している場合でも、各オブジェクトの領
域に対して最適なトナーセーブを行うことが可能になる
という有効な効果が得られる。
【0108】オブジェクトタイプ識別手段に加えてオブ
ジェクト印字率取得手段を設ければ、画像データの各領
域毎に最適なトナーセーブを行うことが可能になるとい
う有効な効果が得られる。
【0109】最大面積入力手段と面積取得手段とを設け
れば、ベタ印刷による大量のトナー消費を防止すること
が可能になるという有効な効果が得られる。
【0110】最大印字率入力手段と印字率取得手段とを
設ければ、無駄なトナー消費を防止することが可能にな
るという有効な効果が得られる。
【0111】トナー残量検知手段を設ければ、トナー残
量に応じたトナーセーブを行うことが可能になるという
有効な効果が得られる。
【0112】トナーセーブ率設定手段を設ければ、縮小
印刷とトナーセーブとの相乗効果による細線のかすれや
欠落を防止することが可能になるという有効な効果が得
られる。
【0113】トナーセーブ率設定手段に加えてトナーセ
ーブ率入力手段を設ければ、ユーザの望むトナーセーブ
率で画像出力が可能になるとともに、縮小とトナーセー
ブとの相乗効果による細線のかすれや欠陥を防止するこ
とが可能になるという有効な効果が得られる。
【0114】出力用紙検知手段を設ければ、誤ってトナ
ーセーブモードを用いて印刷を行うことを防止すること
が可能になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像形成装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における画像形成装置の
構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3における画像形成装置の
構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4における画像形成装置の
構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態5における画像形成装置の
構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態6における画像形成装置の
構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態7における画像形成装置の
構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態8における画像形成装置の
構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態9における画像形成装置の
構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態10における画像形成装
置の構成を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態11における画像形成装
置の構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態12における画像形成装
置の構成を示すブロック図
【図13】従来の画像形成装置の構成を示すブロック図
【図14】図13の画像形成装置における画像処理手段
の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 画像展開手段 3 画像情報蓄積手段 4 節約手段 5 トナーセーブモード選択手段 6 画像記録手段 7 特定原稿判別手段 8 特定マーク判別手段 9 特定マーク登録手段 10 特定認識コード判別手段 11 特定認識コード登録手段 12 オブジェクトタイプ識別手段 13 オブジェクト印字率取得手段 14 面積取得手段 15 最大面積入力手段 16 印字率取得手段 17 最大印字率取得手段 18 トナー残量検知手段 19 トナーセーブ率設定手段 20 トナーセーブ率入力手段 21 出力用紙検知手段 31 画像形成装置 32 画像形成装置 33 画像形成装置 34 画像形成装置 35 画像形成装置 36 画像形成装置 37 画像形成装置 38 画像形成装置 39 画像形成装置 40 画像形成装置 41 画像形成装置 42 画像形成装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータから送られた印刷デー
    タをビットマップデータに展開する画像展開手段と、 ビットマップデータに展開された画像データを蓄積する
    画像情報蓄積手段と、 前記画像情報蓄積手段に蓄積された前記画像データに基
    づいた画像記録を印刷データの種類に応じてトナー量を
    節約して行う複数のトナーセーブモードを備えた節約手
    段と、 印刷データの種類に応じた何れかの前記トナーセーブモ
    ードを選択可能にするトナーセーブモード選択手段と、 前記画像データを印刷して画像記録を行う画像記録手段
    とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記画像情報蓄積手段から送られた前記画
    像データが特定原稿かどうかを判断し、特定原稿のとき
    は強制トナーセーブモード出力信号を前記トナーセーブ
    モード選択手段に出力して印刷画像の画質を低下させる
    特定原稿判定手段が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記画像情報蓄積手段から送られた前記画
    像データに特定マークが含まれているかどうかを判断
    し、特定マークが含まれているときは強制トナーセーブ
    モード出力信号を前記トナーセーブモード選択手段に出
    力して印刷画像の画質を低下させる特定マーク判別手段
    と、 画質を低下させて印刷したい前記画像データに付与され
    る特定マークを登録する特定マーク登録手段とが設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記画像情報蓄積手段から送られた前記画
    像データに特定認識コードが含まれているかどうかを判
    断し、特定認識コードが含まれているときはトナーセー
    ブモード禁止出力信号を前記トナーセーブモード選択手
    段に出力して前記特定認識コード部分の印刷画像の画質
    低下を阻止する特定認識コード判別手段と、 高画質で印刷したい前記特定認識コードを登録する特定
    認識コード登録手段とが設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記画像情報蓄積手段から送られた前記画
    像データにおけるオブジェクト種の識別を行い、オブジ
    ェクト種に応じたオブジェクトタイプ信号を前記トナー
    セーブモード選択手段に出力してこのトナーセーブモー
    ド選択手段に前記オブジェクトタイプ信号に対応したト
    ナーセーブモードで画像記録を実行させるオブジェクト
    タイプ識別手段が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記画像情報蓄積手段から送られた前記画
    像データにおける各オブジェクトの印字率を計算し、印
    字率が所定の割合を超える場合には、前記トナーセーブ
    モード選択手段を介して前景色と背景色とを反転させて
    画像記録を実行させるオブジェクト印字率取得手段が設
    けられていることを特徴とする請求項5記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】前記画像データにおけるベタ領域の最大面
    積の入力が可能な最大面積入力手段と、 前記画像情報蓄積手段から送られた前記画像データのベ
    タ領域の面積を計算し、このベタ面積が前記最大面積入
    力手段で設定されたベタ領域の最大面積以上のときには
    何れかのトナーセーブモードを使用するかどうかの判断
    をユーザに求める面積取得手段とが設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記画像データの最大印字率の入力が可能
    な最大印字率入力手段と、 前記画像情報蓄積手段から送られた前記画像データの印
    字率を計算し、この印字率が前記最大印字率入力手段で
    設定された最大印字率以上のときには何れかのトナーセ
    ーブモードを使用するかどうかの判断をユーザに求める
    印字率取得手段とが設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】画像記録に用いられるトナーの残量を検知
    し、トナーの残量に応じた何れかのトナーセーブモード
    を施した前記画像データを前記画像記録手段に出力する
    トナー残量検知手段が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記画像データを縮小印刷して本来のペ
    ージ数より少ないページ数で画像記録を行う際における
    本来のページ数に応じた前記トナーセーブモードのトナ
    ーセーブ率を設定するトナーセーブ率設定手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】前記画像データを縮小印刷する際のトナ
    ーセーブ率をユーザが設定可能なトナーセーブ率入力手
    段が設けられ、前記トナーセーブモードは、前記トナー
    セーブ率設定手段のトナーセーブ率と前記トナーセーブ
    率入力手段のトナーセーブ率のうち、低い方のトナーセ
    ーブ率を採用することを特徴とする請求項10記載の画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】画像記録が行われる出力メディアの種類
    を検知する出力メディア検知手段が設けられ、前記トナ
    ーセーブモード選択手段は、一般的にはトナーセーブモ
    ードで印刷が行われない出力メディアが前記出力メディ
    ア検知手段で検知されたときには、ユーザに何れかの前
    記トナーセーブモードを使用するかどうかの判断をユー
    ザに求めることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
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