JP3185435B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3185435B2
JP3185435B2 JP00184493A JP184493A JP3185435B2 JP 3185435 B2 JP3185435 B2 JP 3185435B2 JP 00184493 A JP00184493 A JP 00184493A JP 184493 A JP184493 A JP 184493A JP 3185435 B2 JP3185435 B2 JP 3185435B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像メモリを有した中
間調画像記録が可能な画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来からパーソナルコンピュータ,ワー
クステーション等の出力端末として、様々な原理のプリ
ンタが提案されているが、近年、特に電子写真プロセス
とレーザ露光技術を用いた白黒レーザビームプリンタ
(以降、LBPという)は、記録速度と印字品質の点で優
位性が高く、急速に普及しつつある。一方、市場ではL
BPのフルカラー化に対する要求が高まってきている
が、フルカラーLBPの場合、白黒LBPで取り扱われ
ている2値データだけでなく、カラーの中間調の画像デ
ータが出力対象となるため、2値の画像データと中間調
の画像データの両方を取り扱える画像処理を行う必要が
ある。
【0003】以下に、従来の2値の画像データと中間調
の画像データを取り扱う画像形成装置について説明す
る。図4は従来の画像形成装置の構成を示すブロック図
であり、画像形成装置1は、ホストコンピュータ4から
送られてくるプリンタコード5を画像データとして展開
し、画像記録信号6にする画像処理ユニット2、画像記
録信号6から記録画像7を形成するプリンタエンジン3
から構成される。
【0004】プリンタエンジン3はレーザ露光のカラー
電子写真方式で、300DPIの記録密度で各色とも1画素当
り256の階調数を持っている。
【0005】図5は、図4に示す画像処理ユニット2の
内部構成を示すブロック図であり、通信インターフェー
ス8はホストコンピュータ4との通信を行い、プリンタ
コード5を受け取る。画像展開部9はプリンタコード5
を解釈し、画像データメモリ10および画像判別メモリ11
に展開した画像情報を書き込む。画像伸長部12では、画
像データメモリ10と画像判別メモリ11の情報からプリン
タエンジン3の解像度と階調数に変換する処理を行う。
階調処理部13では画像濃度調整・ガンマ補正・スクリー
ン角などの処理の他、プリンタエンジン3の階調の安定
化を図る処理を行う。エンジンインターフェース14は、
階調処理部13からの出力信号をプリンタエンジン3に送
る役割を果たす。
【0006】画像処理ユニット2内の画像展開部9につ
いて詳細に説明する。図6は画像展開部9の処理のフロ
ーチャートを示した図である。図7は画像展開部9が画
像データメモリ10と画像判別メモリ11に書き込むときの
様子を示したものである。画像展開部9の処理はソフト
ウェアで実行され、プリンタコード5を受け取り(S
1)、プリンタコード5を解釈してページ終了コードか判
断する(S2)。そして、プリンタコード5を画像データ
メモリ10に展開する場合には、メモリ容量を少なくする
ために以下に示す手順の処理を行う。
【0007】(1) 画像データを2画素×2画素の正方形
のブロックに分割する(図7参照)。1つのブロックごと
に処理を行っていく。
【0008】(2) プリンタコードが画像展開コードに関
するものかどうかを判別する(S3)。画像展開コードに
関係のないコードならば従来のプリンタと同様に所定の
コードの処理を行う(S4)。
【0009】(3) コードが画像展開コードに関係あれ
ば、2値の8色データ(W(白),BK(黒),R(赤),G
(緑),B(青),Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン))かどうかを判別する(S5)。
【0010】(4) コードが2値の8色データならば、図
7(a)のように、プリンタエンジン3の解像度である300
DPI・2値で画像データを展開し(S6)、4色の各画像デ
ータメモリに書き込む。書き込んだ画素のアドレスの相
当する画素の画像判別メモリ11のビットに0を書き込
む。
【0011】(5) コードが2値の8色データでなく中間
色のデータならば、コードデータからYMCK各色256
階調の8ビットデータに変換し、さらに16値ディザ法に
より16レベルの4ビットデータに圧縮し、プリンタエン
ジンの解像度の半分である150DPI・16値で中間調データ
に展開し(S7)、4色の各画像データメモリ10に書き込
む。書き込んだ画素のアドレスの相当する画素の画像判
別メモリ11のビットに1を書き込む。例えば、レベルが
5の場合、図7(b)のように2進法にして画像データメ
モリ10に、0101を書き込む。
【0012】ページ終了のプリンタコードがくると(S2
のYES)、画像データメモリ10に書き込みが完了する。プ
リンタエンジンの準備ができていれば印字を開始する。
このとき、各色の画像データメモリ10の内容をそのまま
送るのではなく、画像伸長部12や階調処理部13で処理を
してから、エンジンインターフェース14を通してプリン
タエンジン3に画像記録信号6として送られる。
【0013】画像伸長部12ではプリンタエンジン3の動
作に合わせて1色ずつ画像データを伸長させる。BK・
C・M・Yの順で印字を行うが、BKの印字に必要な画
像記録信号は画像データメモリ10内のBKの画像データ
と、画像判別メモリ11の情報のみから合成され、他のC
・M・Yの画像データは必要としない。他の色について
も、それ自身の画像データと画像判別メモリ11の情報だ
けで画像伸長部12の処理が行える。
【0014】図8は図5に示す画像伸長部12の処理ブロ
ックを示したもので、画像データメモリ10からの画像デ
ータ信号16は、画像判別メモリ11からの画像判別信号15
によりデマルチプレクサ17で2値画像データと中間調画
像データに分離して、2値画像データは2値データ画像
伸長部18で処理され、中間調画像データは中間調データ
画像伸長部19で処理され、マルチプレクサ20で合成され
て画像伸長信号21となる。
【0015】この画像伸長信号21は300DPI,256階調の
画像データとして階調処理部13に送られる。2値データ
画像伸長部18では300DPIの2値データを300DPI,256階
調のデータに変換するだけでなく、2値の文字・線画の
エッジ部の平滑化も行う。中間調データ画像伸長部19で
は150DPI,16値データを、300DPI,256階調に変換する
だけでなく、中間調レベルを再現することができない画
素があるとき、隣接した画素データの情報を使って中間
調レベルを再現する処理も行われる。
【0016】図9は前記画像伸長部12における画像デー
タの伸長処理の内容を示したものであり、(a)は画像判
別信号15、(b)は画像記憶データ、(c)は画像伸長データ
を示す。ここで、第n+2行,第m+2列(以降はn+
2,m+2と記述する)のブロック(B1)では、画像判別
信号(a)が全て1でブロック内の全ての画素が中間調画
像データであり、ブロックの画像記憶データ(b)は01
01なので、4ビット16値では5レベルとなり、さらに
8ビット256値データにするために画像伸長データ(c)に
示すブロック(B1)は、17倍して85レベルに伸長する。
そしてブロック内の全ての画素のレベルも85とする。
【0017】n+2,mのブロック(B2)では、画像判
別信号(a)が全て0でブロック内の全ての画素が2値画
像データなので、300DPIの各画素は0を0レベル、1を
255レベルとして8ビットデータに直し、画像伸長デー
タ(c)に示すブロック(B2)とする。
【0018】次に2値データと中間調データが混在した
ブロックの処理例を説明する。n,m+4のブロック
(B3)は、画像判別メモリ11における画像判別信号(a)の
上側2画素が0で2値画像データであるのに対し、下側
2画素が1で中間調画像データを示し、画像の種類が混
在したブロックである。
【0019】上側の2画素は第1のブロック(B1)と同
様に画像データメモリ情報が0のときは0レベルのま
ま、1のときは255レベルの8ビット256階調として画像
伸長データ(c)に示すブロック(B3)のような画像伸長処
理を行う。これに対し、下側2画素は中間調画像データ
であるが、16階調を再現するためには4ビットの情報が
必要であるが、2ビットの情報しかない。しかし、中間
調画像データは画像や同一レベルで書き込まれたグラフ
ィックが多く、隣接するブロックの中間調画像データと
ほとんど変わらない画像レベルを持つ場合が多い。この
ことを用いて、下2画素の中間調画像データはn+1,
m+4のブロック(ブロックB3の下段ブロック)の中間
調画像データを用いてレベルを85とする。
【0020】ここでは、下側のブロックが中間調画像デ
ータのみであったので、下側のブロックデータを用いた
が、下側のブロックが2値画像データを含む場合には、
隣接する他のブロックから優先順位を決めて捜すことに
なる。もし、隣接するどのブロックも中間調画像データ
のみのブロックでない場合には、中間調レベルが得られ
ないため白地の0レベルにする。
【0021】画像伸長処理において、2値データのエッ
ジ部の平滑化も行う。図10は2値画像データの境界部の
BKの画像データと画像判別メモリ1の内容を示したも
のであり、(a)は画像判別信号15、(b)は2値記憶デー
タ、(c)は2値伸長データを示す。2値画像データでは
8ビット256階調の情報に直すとき、0を0レベルと
し、1を255レベルとしている。しかし、2値データ同
士の境界では0を0レベルまたは85レベルにし、1は25
5レベルまたは170レベルとして中間レベルを生じさせ
て、2値データを見かけ状の解像度を上げて画質の向上
を図る。2値画像の平滑化方法については、いくつかの
方式が提案されており、例えば特開昭57−121370号公報
に開示された方法がある。図10の2値伸長データ(c)
は、この平滑化によって8ビット256階調の情報に変換
したものである。
【0022】上述した画像伸長処理を繰り返して、BK
1色分の画像伸長信号21が得られる。他の記録色につい
ても同様にして画像伸長信号が得られる。図5におい
て、画像伸長部12から8ビットの画像伸長信号21と1ビ
ットの画像判別信号15が階調処理部13に送られる。
【0023】階調処理部13においては、画像濃度調整・
ガンマ補正・スクリーン角などの処理を行う。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、2値画像データと中間調画像データが混
在したブロックの処理において、隣接するどのブロック
も中間調画像データのみのブロックでない場合には、中
間調レベルが得られないため0レベルにしていたので白
抜けが発生し、印字画像によってはこの白抜けが目立
ち、画質が劣化するという問題点を有していた。
【0025】本発明は上記課題を解決するもので、少容
量の画像メモリで高画質を実現する画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、画像データを記憶する画像
情報蓄積手段と、画像データの種類を記憶する画像判別
情報蓄積手段と、画像データを複数個の画素からなるブ
ロックに分割するブロック分割手段と、画像データの転
送時にその画像データをブロック内の画素がすべて中間
調画像データである場合のみ一時保持し、ブロック内の
画素に2値画像データと中間調画像データとが混在する
場合には、ブロックの中間調画像データを記録画像を形
成するための多階調データに変換する際に使用したデー
タを一時保持する画像保持手段とを備え、前記画像保持
手段を用いて画像データを所定の形式に画像変換する。
【0027】
【作用】本発明によれば、画像の種類に応じて効率よく
画像メモリを用いるために、画像メモリが少容量となる
とともに、異種類の画像データが混在するブロックの中
間調部の白抜けがなくなるので画質も大幅に改善され
る。
【0028】
【実施例】(実施例1)本発明は前記図4,図5で詳述し
た画像形成装置を構成する画像処理ユニット内の画像伸
長部に実施される。
【0029】図1は本発明の一実施例における画像伸長
部12の構成を示すブロック図であり、前出図8と同じ機
能ブロックには同じ番号を付し、その説明を省略する。
ここで、22および24は画像データ保持手段a,b、23は
マイクロプロセッサ25からのデータ線である。
【0030】次に上記構成に基づく画像伸長部12の第1
の実施例の動作を説明する。画像データメモリ10からの
画像データ信号16は画像判別メモリ11からの画像判別信
号15によりデマルチプレクサ17で2値画像データと中間
調画像データに分離して、2値画像データは2値データ
画像伸長部18で処理され、中間調画像データは中間調デ
ータ画像伸長部19で処理され、マルチプレクサ20で合成
されて画像伸長信号21となる。
【0031】画像伸長信号21は300DPI,256階調の画像
データとして階調処理部13に送られる。2値データ画像
伸長部18で、300DPIの2値データを300DPI,256階調の
データに変換するだけでなく、2値の文字・線画のエッ
ジ部の平滑化も行う。中間調データ画像伸長部19では15
0DPI,16値データを300DPI,256階調に変換し、階調処
理部13に送る。また、デマルチプレクサ17からの中間調
画像データを画像データ保持手段a22にも供給し、この
中間調画像データを保持する。ここで中間調レベルを再
現することができないブロックがあるとき、画像データ
保持手段a22に保持したデータを使って中間調レベルを
再現する処理も行われる。
【0032】またマイクロプロセッサ25からのデータ線
23で画像データ保持手段a22へ直接データを書き込むこ
とができる。
【0033】図2は画像伸長部12における画像データの
伸長処理の内容を示したものであり、(a)は画像判別信
号15、(b)は画像記憶データ、(c)は画像伸長データであ
る。
【0034】n+1,m+2のブロック(太枠内)の画像
判別信号(a)の上段左画素は0を示しているので2値画
像データを示し、残り3画素は1なので中間調画像デー
タを示す。これよりn+1,m+2のブロック(太枠内)
には2値画像データと中間調画像データが混在するブロ
ックとなる。
【0035】このブロックにおいて画像判別信号15が0
を示す位置、すなわち上段左画素に相当する画像伸長デ
ータ(c)としては2値画像データなので、画像記憶デー
タが0の場合0レベル、1の場合255レベルの8ビット
データに伸長する。
【0036】一方、画像判別信号15が1を示す位置、す
なわち残り3画素部分に相当する画像伸長データ(c)と
しては、このブロック内には3ビットしかないので伸長
できない。しかもその周辺は全て2値画像データと中間
調画像データの混在するブロックなので利用することが
できない。しかし、以前に伸長された中間調画像データ
がデマルチプレクサ17から画像データ保持手段a22に保
持されているので、この中間調画像データを代用するこ
とで画像伸長データとすれば、従来発生していた白抜け
を防ぐことができる。
【0037】ここで、さらに具体的に説明すると、右斜
線枠で示すn+1,mブロックの各画像は全て1であ
り、中間調のみなので伸長可能であり、その画像記憶デ
ータ(b)0101は4ビット16値では5レベル、さらに
8ビット256値にするために17倍して85レベルになると
同時に、画像記憶データ0101は画像データ保持手段
a22に保持する。次に、左斜線枠で示すn+1,m+1
のブロックは混在ブロックであるので、このブロックの
みのデータでは伸長できないので画像データ保持手段a
22のデータ、すなわち0101を用いて上述と同様の伸
長処理を行うと同時に、画像データ保持手段a22におい
て、そのデータ0101を保持しておく。このようなプ
ロセスを繰り返していけば、前記n+1,m+2のブロ
ック(太枠内)でも0101の画像記憶データを用いて伸
長することができる。
【0038】このようにブロックが、中間調画像データ
だけであればブロックのみのデータで伸長するととも
に、画像データ保持手段a22にも保持し、混在ブロック
であれば画像データ保持手段a22を用いて伸長するとと
もに、画像データ保持手段a22にも保持していく。
【0039】(実施例2) 以下、本発明の第2の実施例について図2を参照しなが
ら説明する。上記実施例1ではn+1,m+2のブロッ
ク(太枠内)を伸長する場合、全て画像データ保持手段a
22の情報を用いていた。しかし、このブロックには上段
左画素以外の3画素には中間調画像データ111が存在
しているので、このデータと画像データ保持手段a22の
上段左画素に相当する保持ビット(この場合は実施例1
で述べたように0になる)とを用いて伸長することがで
きる。故に0101がこのブロックの中間調画像データ
となると同時に、このデータは画像データ保持手段a22
に供給され保持する。この操作を繰り返すことにより、
混在ブロックにおいても中間調データの伸長を行うこと
ができる。
【0040】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例に
ついて図1および図3の画像判別信号15の一例を参照し
ながら説明する。図3においてn,mのブロックを印字
開始ブロックとし、n,m+tのブロックを印字右端と
する。印字順序としては図3に示すように、左から右、
上から下とする。ここで図3に示すように、画像判別信
号がn,mブロックおよびその周辺ブロックにおいて1
と0が混在する、すなわち全て2値画像データと中間調
画像データの混在ブロックとする。このとき、n,mブ
ロックの中間調画像データを伸長するには、上記2つの
実施例の操作では不都合が発生する。なぜならn,mブ
ロックのみでは、データ数不足、また画像データ保持手
段a22にもこのブロックが印字開始のブロックのため、
利用するにふさわしいデータが供給されてないからであ
る。
【0041】そこで、図1に示したようにマイクロプロ
セッサ25のデータ線23が画像データ保持手段a22に供給
されているので、あらかじめn,mブロックにおける中
間調画像データを画像データメモリ10に格納と同時に画
像データ保持手段a22にもマイクロプロセッサ25のデー
タ線23を介して格納しておく。これにより、印字開始ブ
ロックが混在ブロックであっても、画像データ保持手段
a22を用いて伸長処理を行うことができる。
【0042】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例に
ついて図1および図2を参照しながら説明する。図1に
示すように画像データ保持手段b24を有し、この画像伸
長部12には複数の画像データ保持手段が存在するものと
する。
【0043】図1において、図2に示すn+1,m+2
のブロック(太枠内)を伸長する場合に、上述の実施例で
は画像データ保持手段a22を利用していた。しかし複数
の画像データ保持手段を設けることで、これらの複数の
保持データを用いて伸長すれば、すなわち画像データ保
持手段a22は、従来通りn+1,m+1データを保持
する。画像データ保持手段b24は画像データ保持手段a
22と同様にデマルチプレクサ17から供給されるn,m+
2(太枠内のブロックの上段ブロック)データを保持す
る。これら2つのデータを用いて伸長すれば、混在ブロ
ックn+1,m+2のブロックでの中間調画像データの
信頼性を向上させることができる。なお、画像データ保
持手段の保持データを、ここでは1ブロック上のn,m
+2および1ブロック前のn+1,m+1としたが、n
+1,m+1と2ブロック前のn+1,mとであっても
構わない。
【0044】(実施例5)以下、本発明の第5の実施例に
ついて図1を参照しながら説明する。ここで図2に示す
n+1,m+3のブロック(太枠右隣の右斜線枠で示す)
を伸長する場合は、画像データ保持手段a22と周辺の中
間調画像データのみのブロックのデータすなわちn+
1,m+4の画像記憶データ(b)0101とを用いて伸
長する。この場合、もし周辺に中間調のみのブロックが
なければ、上述したように画像データ保持手段a22のデ
ータを用いて伸長する。一方、周辺に中間調のみのブロ
ックが存在すれば、画像データ保持手段a22のデータお
よび周辺ブロックデータとを用いて伸長することができ
る。
【0045】(実施例6) 以下、本発明の第6の実施例について図3を参照しなが
ら説明する。図3においてn+1,mのブロックの中間
調画像データを伸長する場合、上述した実施例を適応す
ると画像データ保持手段a22のデータはn,m+tでの
データ、すなわち1ライン前のデータになるため、伸長
データとしては不適切である可能性が高い。故に、印字
ラインの左端のブロックを伸長する場合は、その上にあ
るブロックn,mのブロックで伸長したデータを使用し
た方が有利である。そこで画像データ保持手段a22は、
次のブロックの伸長用としてデータを保持するだけでな
く、その下のブロックの伸長用として保持しておく。
これにより左端のブロックが混在ブロックになっても伸
長にふさわしいデータを用いて伸長処理を行うことがで
きる。
【0046】なお、プリンタは本実施例のレーザビーム
を用いた電子写真方式に限定されることなく熱転写方式
やインクジェット方式などであっても構わないし、同じ
電子写真方式であるLED方式や液晶シャッタ方式であ
っても構わない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置は、画像保持手段を設けることにより、異種類のデー
タが混在するブロックにおいてもふさわしい画像変換が
できるので、高画質の記録画像が少容量の画像メモリで
得られる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像伸長部の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の画像伸長部のデータ伸長処理を説明する
図である。
【図3】図1の画像伸長部のデータ伸長処理を説明する
画像判別信号の一例を示した図である。
【図4】従来の画像形成装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図4の画像処理ユニットの内部構成を示すブロ
ック図である。
【図6】図5の画像展開部の処理のフローチャートを示
した図である。
【図7】図5の画像展開部が画像データメモリと画像判
別メモリへの書き込みを説明する図である。
【図8】図5の画像伸長部の処理ブロックを示す図であ
る。
【図9】図8の画像伸長部のデータ伸長処理を説明する
図である。
【図10】図8の画像伸長部の2値データスムージング
を説明する図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、 2…画像処理ユニット、 3…プ
リンタエンジン、 4…ホストコンピュータ、 5…プ
リンタコード、 6…画像記録信号、 7…記録画像、
8…通信インターフェース、 9…画像展開部、 10
…画像データメモリ、 11…画像判別メモリ、 12…画
像伸長部、 13…階調処理部、 14…エンジンインター
フェース、 15…画像判別信号、 16…画像データ信
号、 17…デマルチプレクサ、 18…2値データ画像伸
長部、 19…中間調データ画像伸長部、 20…マルチプ
レクサ、 21…画像伸長信号、 22…画像データ保持手
段a、23…マイクロプロセッサのデータ線、 24…画像
データ保持手段b、 25…マイクロプロセッサ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の画像データを記憶する画像情
    報蓄積手段と、前記画像データの種類を記憶する画像判
    別情報蓄積手段と、前記画像データを複数個の画素から
    なるブロックに分割するブロック分割手段と、記録画像
    を形成するための多階調データに前記画像情報蓄積手段
    から転送された画像データを変換する画像変換手段と、
    前記画像情報蓄積手段から前記画像変換手段への前記画
    像データの転送時に前記画像情報蓄積手段から転送され
    た画像データを前記ブロック内の画素がすべて中間調画
    像データである場合のみ一時保持し、該ブロック内の画
    素に2値画像データと中間調画像データとが混在する場
    合には、該ブロックの中間調画像データを記録画像を形
    成するための多階調データに変換する際に使用したデー
    タを一時保持する画像保持手段と、前記画像変換手段で
    変換された前記画像データを用いて記録画像を形成する
    画像記録手段を備え、 前記画像変換手段は、前記画像判別情報蓄積手段の判別
    情報に従い前記画像保持手段を用いて画像変換処理を行
    うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数種類の画像データを記憶する画像情
    報蓄積手段と、前記画像データの種類を記憶する画像判
    別情報蓄積手段と、前記画像データを複数個の画素から
    なるブロックに分割するブロック分割手段と、記録画像
    を形成するための多階調データに前記画像情報蓄積手段
    から転送された画像データを変換する画像変換手段と、
    前記画像情報蓄積手段から前記画像変換手段への前記画
    像データの転送時に前記画像情報蓄積手段から転送され
    た画像データを前記ブロック内の画素がすべて中間調画
    像データである場合のみ一時保持し、該ブロック内の画
    素に2値画像データと中間調画像データとが混在する場
    合には、該ブロックの中間調画像データを記録画像を形
    成するための多階調データに変換する際に使用したデー
    タを一時保持する画像保持手段と、前記画像変換手段で
    変換された前記画像データを用いて記録画像を形成する
    画像記録手段を備え、 前記画像変換手段は、前記画像判別情報蓄積手段の判別
    情報に従い前記画像保持手段と変換対象画像データとを
    用いて画像変換処理を行うことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 複数種類の画像データを記憶する画像情
    報蓄積手段と、前記画像データの種類を記憶する画像判
    別情報蓄積手段と、前記画像データを複数個の画素から
    なるブロックに分割するブロック分割手段と、記録画像
    を形成するための多階調データに前記画像情報蓄積手段
    から転送された画像データを変換する画像変換手段と、
    前記画像情報蓄積手段から前記画像変換手段への前記画
    像データの転送時に前記画像情報蓄積手段から転送され
    た画像データを前記ブロック内の画素がすべて中間調画
    像データである場合のみ一時保持し、該ブロック内の画
    素に2値画像データと中間調画像データとが混在する場
    合には、該ブロックの中間調画像データを記録画像を形
    成するための多階調データに変換する際に使用したデー
    タを一時保持する画像保持手段と、前記画像変換手段で
    変換された前記画像データを用いて記録画像を形成する
    画像記録手段を備え、 前記画像保持手段を複数個備え、前記画像変換手段は前
    記画像判別情報蓄積手段の判別情報に従い、これら複数
    の前記画像保持手段を用いて画像変換処理を行うことを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像保持手段は、前記画像情報蓄積
    手段に記憶された前記画像データと前記画像保持手段
    接続されたマイクロプロセッサからのデータを保持す
    ることを特徴とする請求項1,2または3記載の画像形
    成装置。
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