JPH068533A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH068533A JPH068533A JP4167196A JP16719692A JPH068533A JP H068533 A JPH068533 A JP H068533A JP 4167196 A JP4167196 A JP 4167196A JP 16719692 A JP16719692 A JP 16719692A JP H068533 A JPH068533 A JP H068533A
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- JP
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- image data
- memory
- data
- gradation
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小メモリで高速印字ができる画像形成装置を
提供する。 【構成】 コンピュータからの命令コードから中間コー
ドに変換するテキスト作成部14と、中間コードを記憶
するテキストメモリ15と、中間コードを各色ごとに印
字イメージに展開する画像展開部9と、印字イメージを
記憶する画像データメモリ10および画像判別メモリ1
6と、印字イメージをプリンタエンジンの特性に合わせ
て処理する画像伸長部11および階調処理部12を備
え、画像メモリ内の少なくとも1色分の画像データが印
字手段に転送され画像メモリ内に空きが生じると次頁の
中間コードの展開を開始する構成を有する。
提供する。 【構成】 コンピュータからの命令コードから中間コー
ドに変換するテキスト作成部14と、中間コードを記憶
するテキストメモリ15と、中間コードを各色ごとに印
字イメージに展開する画像展開部9と、印字イメージを
記憶する画像データメモリ10および画像判別メモリ1
6と、印字イメージをプリンタエンジンの特性に合わせ
て処理する画像伸長部11および階調処理部12を備
え、画像メモリ内の少なくとも1色分の画像データが印
字手段に転送され画像メモリ内に空きが生じると次頁の
中間コードの展開を開始する構成を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルカラー印字を行う
画像形成装置に関する。
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からパーソナルコンピュータ、ワー
クステーション等の出力端末として、様々な原理のプリ
ンタが提案されているが、近年、特に電子写真プロセス
とレーザ露光技術を用いた白黒レーザビームプリンタ
(以降LBP)は記録速度と印字品質の点で優れ、急速
に普及しつつある。フルカラーLBPの場合、白黒LB
Pで取り扱われている2値データだけでなく、カラーの
中間調の画像データが出力対象となる。
クステーション等の出力端末として、様々な原理のプリ
ンタが提案されているが、近年、特に電子写真プロセス
とレーザ露光技術を用いた白黒レーザビームプリンタ
(以降LBP)は記録速度と印字品質の点で優れ、急速
に普及しつつある。フルカラーLBPの場合、白黒LB
Pで取り扱われている2値データだけでなく、カラーの
中間調の画像データが出力対象となる。
【0003】図14は画像形成装置の概略図であり、画
像形成装置1は、ホストコンピュータ2から送られてく
るプリンタコード3を画像データとして展開して画像記
録信号4にする画像処理ユニット5、画像記録信号4か
ら記録画像6を形成するプリンタエンジン7から構成さ
れる。図15は画像処理ユニット5のブロック図で、通
信インタフェース8はホストコンピュータ2との通信を
行いプリンタコード信号3を受け取る。画像展開部9は
プリンタコード信号3を解釈し、画像データメモリ10
に展開した画像情報を書き込む。画像伸長部11では画
像データメモリ10の画像情報をプリンタエンジン7の
解像度と階調数に変換するとともに2値の文字や線画の
画質を向上させる画像処理を行う。階調処理部12では
画像濃度調整、ガンマ補正、スクリーン角などの処理の
ほかプリンタエンジン7の階調の安定化を図る処理を行
う。エンジンインタフェース13は階調処理部12から
出力される画像記録信号4をプリンタエンジンに送る役
割を果たす。画像データメモリ10は、BK(黒)、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各画像
データを記録する4つのブロックで構成されており、プ
リンタコード信号が2値の8色データの場合には各ブロ
ックは1MB(メガバイト)容量を要する。
像形成装置1は、ホストコンピュータ2から送られてく
るプリンタコード3を画像データとして展開して画像記
録信号4にする画像処理ユニット5、画像記録信号4か
ら記録画像6を形成するプリンタエンジン7から構成さ
れる。図15は画像処理ユニット5のブロック図で、通
信インタフェース8はホストコンピュータ2との通信を
行いプリンタコード信号3を受け取る。画像展開部9は
プリンタコード信号3を解釈し、画像データメモリ10
に展開した画像情報を書き込む。画像伸長部11では画
像データメモリ10の画像情報をプリンタエンジン7の
解像度と階調数に変換するとともに2値の文字や線画の
画質を向上させる画像処理を行う。階調処理部12では
画像濃度調整、ガンマ補正、スクリーン角などの処理の
ほかプリンタエンジン7の階調の安定化を図る処理を行
う。エンジンインタフェース13は階調処理部12から
出力される画像記録信号4をプリンタエンジンに送る役
割を果たす。画像データメモリ10は、BK(黒)、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各画像
データを記録する4つのブロックで構成されており、プ
リンタコード信号が2値の8色データの場合には各ブロ
ックは1MB(メガバイト)容量を要する。
【0004】このような従来の装置において、通信イン
タフェースを介して受信したプリンタコード信号は、画
像メモリ内のフレームバファにイメージデータに変換さ
れて書き込まれる。したがって画像メモリ内の1頁分の
すべてのイメージデータが印字装置に転送されるまで、
次の頁の展開ができないため、印字速度が遅くなるとい
う欠点があった。
タフェースを介して受信したプリンタコード信号は、画
像メモリ内のフレームバファにイメージデータに変換さ
れて書き込まれる。したがって画像メモリ内の1頁分の
すべてのイメージデータが印字装置に転送されるまで、
次の頁の展開ができないため、印字速度が遅くなるとい
う欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記従来の
構成では、フルカラー印字が行われると次のモノクロ印
字が高速に行えないという問題点を有していた。
構成では、フルカラー印字が行われると次のモノクロ印
字が高速に行えないという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、フル
カラーLBPにおいて前頁の印字動作中に次頁の展開動
作を開始させ、小メモリで高速印字ができる画像形成装
置の提供を目的とする。
カラーLBPにおいて前頁の印字動作中に次頁の展開動
作を開始させ、小メモリで高速印字ができる画像形成装
置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ホストコンピュータからプリンタコードを
入力し、画像処理を行って記録画像信号を出力する画像
処理ユニットを備えた画像形成装置において、画像処理
ユニットはホストコンピュータからの命令コードを解釈
して中間コードに変換する中間コード作成手段と、1頁
分の中間コードが作成されると、中間コードを解釈して
画像データに展開する画像展開手段と、画像データを記
憶する画像データメモリと、画像データを用いて印字画
像を形成する画像印字手段を備え、画像展開手段は画像
データメモリ内の少なくとも1色分の画像データが画像
印字手段に転送され画像メモリ内に空きが生じたならば
次頁の展開を開始する構成を有する。
するために、ホストコンピュータからプリンタコードを
入力し、画像処理を行って記録画像信号を出力する画像
処理ユニットを備えた画像形成装置において、画像処理
ユニットはホストコンピュータからの命令コードを解釈
して中間コードに変換する中間コード作成手段と、1頁
分の中間コードが作成されると、中間コードを解釈して
画像データに展開する画像展開手段と、画像データを記
憶する画像データメモリと、画像データを用いて印字画
像を形成する画像印字手段を備え、画像展開手段は画像
データメモリ内の少なくとも1色分の画像データが画像
印字手段に転送され画像メモリ内に空きが生じたならば
次頁の展開を開始する構成を有する。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、前頁のフルカ
ラー印字のYMCKの少なくとも1色の印字動作が終了
した時点で、次頁のフルカラー印字の1色分の展開動作
を開始するように作用する。
ラー印字のYMCKの少なくとも1色の印字動作が終了
した時点で、次頁のフルカラー印字の1色分の展開動作
を開始するように作用する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1から図
13を参照しながら説明する。
13を参照しながら説明する。
【0010】図1は画像処理ユニット5のブロック図
で、通信インタフェース8はホストコンピュータ2との
通信を行い、プリンタコード信号3を受け取る。プリン
タコード信号3にはプリンタ制御言語やページ記述言語
などのプリンタによって幾つも種類がある。プリンタエ
ンジン7は(図14参照)はレーザ露光のカラー電子写
真方式で、300DPIの記録密度で各色とも1画素当
り256の階調数を持っている。
で、通信インタフェース8はホストコンピュータ2との
通信を行い、プリンタコード信号3を受け取る。プリン
タコード信号3にはプリンタ制御言語やページ記述言語
などのプリンタによって幾つも種類がある。プリンタエ
ンジン7は(図14参照)はレーザ露光のカラー電子写
真方式で、300DPIの記録密度で各色とも1画素当
り256の階調数を持っている。
【0011】テキスト作成部14はプリンタコード信号
3を解釈し、文字の種類、図形の種類、スタイル、印字
位置等からなる中間テキストに変換し、Y,M,C,K
の基本色ごとにテキストメモリ15へ書き込む。Y,
M,C,Kに分けられテキストメモリ15に書き込まれ
た中間テキストは画像展開部9によって、各色ごとに印
字イメージに展開され画像データメモリ10および画像
判別メモリ14に書き込まれる。画像伸長部11では画
像データメモリ10と画像判別メモリ16の画像情報を
プリンタエンジン7の解像度と階調数に変換するととも
に2値の文字や線画の画質を向上させる画像処理を行
う。階調処理部12では画像濃度調整、ガンマ補正、ス
クリーン角などの処理のほかプリンタエンジンの階調の
安定化を図る処理を行う。エンジンインタフェース13
は階調処理部12から出力される画像記録信号4をプリ
ンタエンジンに送る役割を果たす。
3を解釈し、文字の種類、図形の種類、スタイル、印字
位置等からなる中間テキストに変換し、Y,M,C,K
の基本色ごとにテキストメモリ15へ書き込む。Y,
M,C,Kに分けられテキストメモリ15に書き込まれ
た中間テキストは画像展開部9によって、各色ごとに印
字イメージに展開され画像データメモリ10および画像
判別メモリ14に書き込まれる。画像伸長部11では画
像データメモリ10と画像判別メモリ16の画像情報を
プリンタエンジン7の解像度と階調数に変換するととも
に2値の文字や線画の画質を向上させる画像処理を行
う。階調処理部12では画像濃度調整、ガンマ補正、ス
クリーン角などの処理のほかプリンタエンジンの階調の
安定化を図る処理を行う。エンジンインタフェース13
は階調処理部12から出力される画像記録信号4をプリ
ンタエンジンに送る役割を果たす。
【0012】本発明の画像展開部9とテキスト作成部1
4について説明する。図2,図3は画像展開部9とテキ
スト作成部14の処理のフローチャート、図4はプリン
タコード信号3を解釈し、中間テキストに変換しテキス
トメモリ15に書き込まれた様子を示す説明図、図5
(a)は画像展開部9で展開した2値8色の画像情報を
画像データメモリ10と画像判別メモリ16に書き込む
ときの動作説明図、図5(b)は画像展開部9で展開し
た中間色の画像情報を画像データメモリ10と画像判別
メモリ16に書き込むときの動作説明図で、テキストメ
モリ15からY,M,C,Kの各々のテキスト郡を取り
出しY,M,C,Kの各々のフレームバッファにイメー
ジ展開する処理はソフトウエアで実行される。
4について説明する。図2,図3は画像展開部9とテキ
スト作成部14の処理のフローチャート、図4はプリン
タコード信号3を解釈し、中間テキストに変換しテキス
トメモリ15に書き込まれた様子を示す説明図、図5
(a)は画像展開部9で展開した2値8色の画像情報を
画像データメモリ10と画像判別メモリ16に書き込む
ときの動作説明図、図5(b)は画像展開部9で展開し
た中間色の画像情報を画像データメモリ10と画像判別
メモリ16に書き込むときの動作説明図で、テキストメ
モリ15からY,M,C,Kの各々のテキスト郡を取り
出しY,M,C,Kの各々のフレームバッファにイメー
ジ展開する処理はソフトウエアで実行される。
【0013】以下、この画像展開部9とテキスト作成部
14の処理手順を図2,図3のフローチャートを参照し
て説明する。
14の処理手順を図2,図3のフローチャートを参照し
て説明する。
【0014】ステップ(イ)でホストコンピュータ2か
らのプリンタコード信号3が有するかどうかをチェック
し、有ればステップ(ロ)でプリンタコード信号を受信
する。ステップ(ハ)でテキスト作成部14でこのプリ
ンタコード信号3がページ終了コードであるかどうかを
判別し、プリンタコード信号3がページ終了コードでな
ければステップ(ニ)に進みプリンタコード信号3が画
像展開に関係のあるコードであれば、中間テキストを生
成しテキストメモリ部15へ書き込む。プリンタコード
信号3がページ終了コードであれば、ステップ(ホ)に
て1ページ分の中間テキストが生成され、印字待ちペー
ジがあることを示すフラグをセットする。ステップ
(ヘ)にて印字待ちページが有るかどうかをチェック
し、なければステップ(イ)へ戻る。印字待ちページが
あれば、画像データメモリ10内に空のフレームバッフ
ァが有るかどうかをチェックし、なければステップ
(イ)に戻る。空のフレームバッファが有れば、ステッ
プ(チ)にて1色分の中間テキストをすべて印字イメー
ジの画像データに展開しフレームバッファに書き込む。
書き込みが終了するとステップ(リ)にて、全色分の展
開が終了したかどうかをチェックし、終了していなけれ
ばステップ(ト)へ戻り、終了しておればステップ
(ヌ)にて印字動作を開始した後、ステップ(イ)へ戻
り、同様の動作を繰り返す。
らのプリンタコード信号3が有するかどうかをチェック
し、有ればステップ(ロ)でプリンタコード信号を受信
する。ステップ(ハ)でテキスト作成部14でこのプリ
ンタコード信号3がページ終了コードであるかどうかを
判別し、プリンタコード信号3がページ終了コードでな
ければステップ(ニ)に進みプリンタコード信号3が画
像展開に関係のあるコードであれば、中間テキストを生
成しテキストメモリ部15へ書き込む。プリンタコード
信号3がページ終了コードであれば、ステップ(ホ)に
て1ページ分の中間テキストが生成され、印字待ちペー
ジがあることを示すフラグをセットする。ステップ
(ヘ)にて印字待ちページが有るかどうかをチェック
し、なければステップ(イ)へ戻る。印字待ちページが
あれば、画像データメモリ10内に空のフレームバッフ
ァが有るかどうかをチェックし、なければステップ
(イ)に戻る。空のフレームバッファが有れば、ステッ
プ(チ)にて1色分の中間テキストをすべて印字イメー
ジの画像データに展開しフレームバッファに書き込む。
書き込みが終了するとステップ(リ)にて、全色分の展
開が終了したかどうかをチェックし、終了していなけれ
ばステップ(ト)へ戻り、終了しておればステップ
(ヌ)にて印字動作を開始した後、ステップ(イ)へ戻
り、同様の動作を繰り返す。
【0015】次に、ステップ(チ)の1色分の画像デー
タの展開について説明する。この画像データは画像デー
タメモリ10に書き込まれると同時に、対応する画像判
別メモリ16のアドレスへ2値データで有ることを示す
0が書き込まれる。プリンタコード信号3として送られ
てくる画像データを2画素×2画素の正方形のブロック
に分割し、このブロックごとにデータが2値の8色(W
(白)、BK(黒)、R(赤)、G(緑)、B(青)、
Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン))かど
うかを判別する。プリンタコード信号が2値の8色デー
タであれば、ステップ(リ)へ進み図5(a)に示すよ
うに、プリンタエンジンの解像度である300DPI、
2値の4色(BK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン))として画像データを展開する。
タの展開について説明する。この画像データは画像デー
タメモリ10に書き込まれると同時に、対応する画像判
別メモリ16のアドレスへ2値データで有ることを示す
0が書き込まれる。プリンタコード信号3として送られ
てくる画像データを2画素×2画素の正方形のブロック
に分割し、このブロックごとにデータが2値の8色(W
(白)、BK(黒)、R(赤)、G(緑)、B(青)、
Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン))かど
うかを判別する。プリンタコード信号が2値の8色デー
タであれば、ステップ(リ)へ進み図5(a)に示すよ
うに、プリンタエンジンの解像度である300DPI、
2値の4色(BK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン))として画像データを展開する。
【0016】この展開された画像データは、4色の各画
像データメモリ10に書き込まれると同時に、この展開
した画像データが書き込まれた画像データメモリ10の
アドレスに対応する画像判別メモリ16のアドレスへ、
プリンタコード信号3が2値の8色データであることを
示す0が書き込まれる。
像データメモリ10に書き込まれると同時に、この展開
した画像データが書き込まれた画像データメモリ10の
アドレスに対応する画像判別メモリ16のアドレスへ、
プリンタコード信号3が2値の8色データであることを
示す0が書き込まれる。
【0017】次に、プリンタコード信号が2値の8色デ
ータでなく2画素×2画素の正方形のブロックに分割さ
れた画像データのうち、1画素でも中間色のデータがあ
ればステップ(ヌ)に進みプリンタコード信号3を25
6階調の8ビットの計24ビットデータに変換し、さら
に、256階調8ビットデータを16値ディザ法により
16レベルの4ビットの計16ビットデータに変換する
ことによって、プリンタエンジンの解像度の半分である
150DPI・16値ディザ法の4色として画像データ
を展開する。この展開された画像データは、画像データ
メモリ10に書き込まれると同時に、この展開した画像
データが書き込まれた画像データメモリ10のアドレス
に対応する画像判別メモリ16のアドレスへ、プリンタ
コード信号3が中間色のデータであることを示す1が書
き込まれる。例えば、16値ディザ法として展開された
画像データの画素のレベルが5の場合は、図5(b)に
示すように5を2進法にして画像データメモリ10へ0
101が書き込まれる。
ータでなく2画素×2画素の正方形のブロックに分割さ
れた画像データのうち、1画素でも中間色のデータがあ
ればステップ(ヌ)に進みプリンタコード信号3を25
6階調の8ビットの計24ビットデータに変換し、さら
に、256階調8ビットデータを16値ディザ法により
16レベルの4ビットの計16ビットデータに変換する
ことによって、プリンタエンジンの解像度の半分である
150DPI・16値ディザ法の4色として画像データ
を展開する。この展開された画像データは、画像データ
メモリ10に書き込まれると同時に、この展開した画像
データが書き込まれた画像データメモリ10のアドレス
に対応する画像判別メモリ16のアドレスへ、プリンタ
コード信号3が中間色のデータであることを示す1が書
き込まれる。例えば、16値ディザ法として展開された
画像データの画素のレベルが5の場合は、図5(b)に
示すように5を2進法にして画像データメモリ10へ0
101が書き込まれる。
【0018】ここで、多値ディザ法について図8を用い
て説明する。多値ディザ法は2値ディザ法を多値(3値
以上)に拡張したもので、多値数より1だけ少ない数の
閾値マトリックスとの大小関係で多値化する。本実施例
では16値ディザ法なので15層の閾値マトリックスで
16値化を行う。図6(a)に第1層目の閾値マトリッ
クスおよび最上層である第15層目の閾値マトリックス
を示す。この15層の閾値マトリックスによって、図6
(b)の0−255レベルの連続階調の画像は0−15
レベルの16値ディザ画像になる。
て説明する。多値ディザ法は2値ディザ法を多値(3値
以上)に拡張したもので、多値数より1だけ少ない数の
閾値マトリックスとの大小関係で多値化する。本実施例
では16値ディザ法なので15層の閾値マトリックスで
16値化を行う。図6(a)に第1層目の閾値マトリッ
クスおよび最上層である第15層目の閾値マトリックス
を示す。この15層の閾値マトリックスによって、図6
(b)の0−255レベルの連続階調の画像は0−15
レベルの16値ディザ画像になる。
【0019】以上の処理を繰り返すことによって画像情
報が画像データメモリ10および画像判別メモリ16に
書き込まれる。このとき、画像データメモリ10へは2
画素×2画素に分割したブロックごとに、プリンタコー
ド信号3が2値の8色データであれば300DPIの2
値によって、中間色のデータであれば150DPIの1
6値ディザで画像データを展開し格納するのですべての
データを300DPIの256階調で格納する場合に比
べてメモリの容量を少なくできる。
報が画像データメモリ10および画像判別メモリ16に
書き込まれる。このとき、画像データメモリ10へは2
画素×2画素に分割したブロックごとに、プリンタコー
ド信号3が2値の8色データであれば300DPIの2
値によって、中間色のデータであれば150DPIの1
6値ディザで画像データを展開し格納するのですべての
データを300DPIの256階調で格納する場合に比
べてメモリの容量を少なくできる。
【0020】4色分の展開処理終了後、プリンタエンジ
ン7の準備ができておれば印字を開始するが、このと
き、本実施例においては各色の画像データメモリ10の
画像データをそのままエンジンインタフェース13を介
してプリンタエンジン7へ送るのではなく、画像伸長部
11および階調処理部12で処理してから、エンジンイ
ンタフェース13を介してプリンタエンジン7に画像記
録信号4として送る。
ン7の準備ができておれば印字を開始するが、このと
き、本実施例においては各色の画像データメモリ10の
画像データをそのままエンジンインタフェース13を介
してプリンタエンジン7へ送るのではなく、画像伸長部
11および階調処理部12で処理してから、エンジンイ
ンタフェース13を介してプリンタエンジン7に画像記
録信号4として送る。
【0021】以下、画像伸長部11、階調処理部12を
説明する。画像伸長部11ではプリンタエンジン7で印
字する色の順序に合わせて1色ずつ画像データメモリ1
0および画像判別メモリ16に格納された画像データを
伸長させる。このプリンタエンジン7はBK(黒)、C
(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の順で印
字する。BK(黒)の印字に必要な画像記録信号4は画
像データメモリ10内のBK(黒)の画像データと画像
判別メモリ16の情報のみから合成され、他のC(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の画像データは
必要としない。また、他の色についても画像データメモ
リ10の各々の色に対応した画像データと画像判別メモ
リ16の情報で画像記録信号4の合成が画像伸長部11
によって行われる。
説明する。画像伸長部11ではプリンタエンジン7で印
字する色の順序に合わせて1色ずつ画像データメモリ1
0および画像判別メモリ16に格納された画像データを
伸長させる。このプリンタエンジン7はBK(黒)、C
(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の順で印
字する。BK(黒)の印字に必要な画像記録信号4は画
像データメモリ10内のBK(黒)の画像データと画像
判別メモリ16の情報のみから合成され、他のC(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の画像データは
必要としない。また、他の色についても画像データメモ
リ10の各々の色に対応した画像データと画像判別メモ
リ16の情報で画像記録信号4の合成が画像伸長部11
によって行われる。
【0022】図7は画像伸長部11のブロック図で、画
像データメモリ10からの画像データ信号18は画像判
別メモリ16からの画像判別信号17によってデマルチ
プレクサ19で300DPI2値による画像データと1
50DPI16値ディザ画像データに分離して、300
DPI2値による画像データは2値データ画像伸長部2
0で処理され、300DPI256階調の連続階調の画
像データとなり、150DPI16値ディザ画像データ
は多値ディザデータ画像伸長部21で処理され、300
DPI256階調の連続階調の画像データとなりマルチ
プレクサ22で合成されて画像伸長信号23となり階調
処理部12に送られる。ここで、2値データ画像伸長部
20では300DPI2値による画像データを300D
PI256階調のデータに変換するだけでなく、文字、
線画のエッジ部の平滑化も行われる。
像データメモリ10からの画像データ信号18は画像判
別メモリ16からの画像判別信号17によってデマルチ
プレクサ19で300DPI2値による画像データと1
50DPI16値ディザ画像データに分離して、300
DPI2値による画像データは2値データ画像伸長部2
0で処理され、300DPI256階調の連続階調の画
像データとなり、150DPI16値ディザ画像データ
は多値ディザデータ画像伸長部21で処理され、300
DPI256階調の連続階調の画像データとなりマルチ
プレクサ22で合成されて画像伸長信号23となり階調
処理部12に送られる。ここで、2値データ画像伸長部
20では300DPI2値による画像データを300D
PI256階調のデータに変換するだけでなく、文字、
線画のエッジ部の平滑化も行われる。
【0023】図8(a),図8(b)は多値ディザデー
タ画像伸長部21で、150DPI16値ディザ画像デ
ータを300DPI256階調の連続階調の画像データ
へ変換する説明図である。図8(a)の第1の例におい
て、いま変換しようとする画像ブロックの周辺を含めた
4ブロック×4ブロックのウィンドウのビットマップデ
ータを16値にしてみると5と6のレベルしかない。こ
の場合はウィンドウ内での各画素ブロックのレベルの差
が小さいので、ウィンドウ内の各画素ブロックのレベル
の平均値を求めて、変換しようとする画素ブロックの2
56階調の連続階調におけるレベルを平均値を17倍し
て87とする。これに対して、図8(b)の第2の例に
おいては、変換しようとする画像ブロックの周辺を含め
た4ブロック×4ブロックのウィンドウのビットマップ
データを16値にしてみると3から6までのレベルがあ
り、ウィンドウ内での各画素ブロックのレベルの差が大
きいので、変換しようとする画素ブロックのレベルを1
7倍して256階調の連続階調におけるレベルを102
とする。ここで、ウィンドウ内での各画素ブロックのレ
ベルの差の大小の判断はウィンドウ内での16値レベル
の最大値と最小値の差が1以下のときは小、2以上のと
きは大として行うとよい。また、処理を行うウィンドウ
の大きさはディザマトリックスの大きさと同一のほうが
好ましい。
タ画像伸長部21で、150DPI16値ディザ画像デ
ータを300DPI256階調の連続階調の画像データ
へ変換する説明図である。図8(a)の第1の例におい
て、いま変換しようとする画像ブロックの周辺を含めた
4ブロック×4ブロックのウィンドウのビットマップデ
ータを16値にしてみると5と6のレベルしかない。こ
の場合はウィンドウ内での各画素ブロックのレベルの差
が小さいので、ウィンドウ内の各画素ブロックのレベル
の平均値を求めて、変換しようとする画素ブロックの2
56階調の連続階調におけるレベルを平均値を17倍し
て87とする。これに対して、図8(b)の第2の例に
おいては、変換しようとする画像ブロックの周辺を含め
た4ブロック×4ブロックのウィンドウのビットマップ
データを16値にしてみると3から6までのレベルがあ
り、ウィンドウ内での各画素ブロックのレベルの差が大
きいので、変換しようとする画素ブロックのレベルを1
7倍して256階調の連続階調におけるレベルを102
とする。ここで、ウィンドウ内での各画素ブロックのレ
ベルの差の大小の判断はウィンドウ内での16値レベル
の最大値と最小値の差が1以下のときは小、2以上のと
きは大として行うとよい。また、処理を行うウィンドウ
の大きさはディザマトリックスの大きさと同一のほうが
好ましい。
【0024】図9は2値データ画像伸長部20で300
DPI2値による画像データを300DPI256階調
の画像データへ変換する説明図である。2値画像データ
を8ビット256階調の画像データに変換するときは、
0を0レベルとし、1を255レベルとしている。しか
し、2値画像データが例えば斜線を表すデータで図11
の画像データメモリ10の2値画像データのビットマッ
プに示すように、斜線に段差が生じる場合などは図9の
256階調画像データのビットマップに示すように、0
を0レベルまたは85レベルにし、1は255レベルま
たは170レベルとして、中間レベルを生じさせて、2
値データ数階調に変換し見かけ状の解像度を上げて画質
の向上を図っている。
DPI2値による画像データを300DPI256階調
の画像データへ変換する説明図である。2値画像データ
を8ビット256階調の画像データに変換するときは、
0を0レベルとし、1を255レベルとしている。しか
し、2値画像データが例えば斜線を表すデータで図11
の画像データメモリ10の2値画像データのビットマッ
プに示すように、斜線に段差が生じる場合などは図9の
256階調画像データのビットマップに示すように、0
を0レベルまたは85レベルにし、1は255レベルま
たは170レベルとして、中間レベルを生じさせて、2
値データ数階調に変換し見かけ状の解像度を上げて画質
の向上を図っている。
【0025】上述した画像伸長処理を繰り返して、1色
分の画像伸長信号23が得られ、他の3色についても同
様にして画像伸長信号23が得られる。画像伸長部11
からは、この8ビットの画像伸長信号23と1ビットの
画像判別信号17が階調処理部12に送られる。
分の画像伸長信号23が得られ、他の3色についても同
様にして画像伸長信号23が得られる。画像伸長部11
からは、この8ビットの画像伸長信号23と1ビットの
画像判別信号17が階調処理部12に送られる。
【0026】階調処理部12においては画像濃度調整、
ガンマ補正、スクリーン角などの処理を行うが、中心と
なるのは画素の位置に応じてドット成長に偏りを生じさ
せてプリンタエンジン7の階調の安定化を図る階調変調
処理である。この階調変調処理は、従来、図10(a)
に示すように階調変調を1画素ごとに行い各画素のドッ
トを一様に成長させていたものを、本実施例では図10
(b)に示すように2画素ごとにブロック化し、この2
画素内で先にドット成長させる画素と後で成長させる画
素の2つの成長パターンを用い、階調の安定化を図って
いる。しかしながら、この階調変調処理はドット成長に
偏りを生じさせる方式のために、各色同じ階調変調パタ
ーンで印字した場合、少しでも色ごとのレジストレーシ
ョンが一致しなければ、記録色間にモアレと呼ばれる干
渉縞が生じて、画質を大きく低下させる。カラー記録画
像においてはこの記録色間のモアレを回避するためにス
クリーン角の手法を用いる。画像を4×4のブロックに
分割し、1つ1つのブロック内で先に成長させる画素と
後で成長させる画素との2つの画素にわけるが、この先
に成長させる画素と後で成長させる画素との分けかたは
図11に示すように記録色ごとに、BK(黒)が45
°、C(シアン)が63.6°、M(マゼンタ)が2
6.4°、Y(イエロー)が0°のスクリーン角をなす
ようにし、記録色間の干渉によるモアレを回避する。
ガンマ補正、スクリーン角などの処理を行うが、中心と
なるのは画素の位置に応じてドット成長に偏りを生じさ
せてプリンタエンジン7の階調の安定化を図る階調変調
処理である。この階調変調処理は、従来、図10(a)
に示すように階調変調を1画素ごとに行い各画素のドッ
トを一様に成長させていたものを、本実施例では図10
(b)に示すように2画素ごとにブロック化し、この2
画素内で先にドット成長させる画素と後で成長させる画
素の2つの成長パターンを用い、階調の安定化を図って
いる。しかしながら、この階調変調処理はドット成長に
偏りを生じさせる方式のために、各色同じ階調変調パタ
ーンで印字した場合、少しでも色ごとのレジストレーシ
ョンが一致しなければ、記録色間にモアレと呼ばれる干
渉縞が生じて、画質を大きく低下させる。カラー記録画
像においてはこの記録色間のモアレを回避するためにス
クリーン角の手法を用いる。画像を4×4のブロックに
分割し、1つ1つのブロック内で先に成長させる画素と
後で成長させる画素との2つの画素にわけるが、この先
に成長させる画素と後で成長させる画素との分けかたは
図11に示すように記録色ごとに、BK(黒)が45
°、C(シアン)が63.6°、M(マゼンタ)が2
6.4°、Y(イエロー)が0°のスクリーン角をなす
ようにし、記録色間の干渉によるモアレを回避する。
【0027】さらに、濃度調整はプリンタの操作部から
の画像濃度調整信号に基づいて行い、この濃度調整の特
性は図12の入力画像濃度に対する出力画像濃度の特性
図に示すようにする。
の画像濃度調整信号に基づいて行い、この濃度調整の特
性は図12の入力画像濃度に対する出力画像濃度の特性
図に示すようにする。
【0028】また、本実施例ではガンマ補正を自動化す
るため、印字前にプリンタエンジン7で所定の画像濃度
パターンを形成し、画像濃度測定を行い、測定濃度デー
タからガンマ補正特性情報を得ている。
るため、印字前にプリンタエンジン7で所定の画像濃度
パターンを形成し、画像濃度測定を行い、測定濃度デー
タからガンマ補正特性情報を得ている。
【0029】階調処理部12は上述した階調変調、スク
リーン角、濃度調整、プリンタのガンマ補正の処理を1
つのテーブルで実現している。図13は階調処理部12
のブロック図である。画像伸長部11からの画像伸長信
号23は階調処理テーブル24に入力され、画像記録信
号4となるが、この階調変調は記録色によって階調特性
を変える必要があることから記録色信号25を階調処理
テーブル24に入力し、各色に応じた階調変換が行われ
るようにCPU(中央処理演算装置))29で制御して
いる。優先画素判定回路27は、プリンタエンジン7か
らエンジンインタフェース13を介して送られてくるク
ロックをカウントすることによって得られる4ビットア
ドレス信号28が入力され、処理中の画素がスクリーン
角の処理において分割される4×4のブロック内のどの
位置であるかを判断するとともに、記録色信号25によ
って、どの記録色であるかを判断して、この位置情報と
色情報とによって処理中の画素が優先画素かどうかを判
定し、優先画素判定信号26を階調処理テーブル24へ
出力する。階調処理テーブル24ではこれらの画像判別
信号17、記録色信号25および優先画素判定信号26
でテーブルを選択し、画像伸長信号23をテーブル参照
して画像記録信号4に変換する。画像記録信号4は実際
にレーザを駆動するレベル信号、例えばパルス幅データ
に変換された信号である。階調処理テーブル24は各
色、次の3つが用意されている。1つは2値データ画像
伸長部20で処理されたデータを変換するテーブル(画
像判別信号17が0)で2値の文字、線画のエッジの平
滑化で生じる中間レベルの処理も行う。残りの2つは多
値ディザデータ画像伸長部21で処理されたデータを変
換するテーブル(画像判別信号17が1)で階調変調に
おいて先に成長させる画素用のテーブルと後で成長させ
る画素用のテーブルがある。本実施例では、階調処理部
12の多値ディザデータ画像伸長部21で処理されたデ
ータの変換において、画像データの空間的な位置を先に
成長させる画素と後で成長させる画素に分離し、先に成
長させる画素にデータの集中を強制的に行わせるため、
感光体上の静電潜像のミクロな領域に強い電界を生じさ
せる効果が非常に大きく、階調性の向上に寄与すること
ができる。
リーン角、濃度調整、プリンタのガンマ補正の処理を1
つのテーブルで実現している。図13は階調処理部12
のブロック図である。画像伸長部11からの画像伸長信
号23は階調処理テーブル24に入力され、画像記録信
号4となるが、この階調変調は記録色によって階調特性
を変える必要があることから記録色信号25を階調処理
テーブル24に入力し、各色に応じた階調変換が行われ
るようにCPU(中央処理演算装置))29で制御して
いる。優先画素判定回路27は、プリンタエンジン7か
らエンジンインタフェース13を介して送られてくるク
ロックをカウントすることによって得られる4ビットア
ドレス信号28が入力され、処理中の画素がスクリーン
角の処理において分割される4×4のブロック内のどの
位置であるかを判断するとともに、記録色信号25によ
って、どの記録色であるかを判断して、この位置情報と
色情報とによって処理中の画素が優先画素かどうかを判
定し、優先画素判定信号26を階調処理テーブル24へ
出力する。階調処理テーブル24ではこれらの画像判別
信号17、記録色信号25および優先画素判定信号26
でテーブルを選択し、画像伸長信号23をテーブル参照
して画像記録信号4に変換する。画像記録信号4は実際
にレーザを駆動するレベル信号、例えばパルス幅データ
に変換された信号である。階調処理テーブル24は各
色、次の3つが用意されている。1つは2値データ画像
伸長部20で処理されたデータを変換するテーブル(画
像判別信号17が0)で2値の文字、線画のエッジの平
滑化で生じる中間レベルの処理も行う。残りの2つは多
値ディザデータ画像伸長部21で処理されたデータを変
換するテーブル(画像判別信号17が1)で階調変調に
おいて先に成長させる画素用のテーブルと後で成長させ
る画素用のテーブルがある。本実施例では、階調処理部
12の多値ディザデータ画像伸長部21で処理されたデ
ータの変換において、画像データの空間的な位置を先に
成長させる画素と後で成長させる画素に分離し、先に成
長させる画素にデータの集中を強制的に行わせるため、
感光体上の静電潜像のミクロな領域に強い電界を生じさ
せる効果が非常に大きく、階調性の向上に寄与すること
ができる。
【0030】このように本実施例によると、ホストコン
ピュータからの命令コードを解釈して、中間コードに変
換する中間コード作成手段と、1頁分の中間コードが作
成されると、中間コードを解釈して画像メモリ内に画像
データを展開する画像展開手段とを備え、画像メモリに
空きが生じると次頁の中間コードを展開するようにして
あるので、高速に印字できる。
ピュータからの命令コードを解釈して、中間コードに変
換する中間コード作成手段と、1頁分の中間コードが作
成されると、中間コードを解釈して画像メモリ内に画像
データを展開する画像展開手段とを備え、画像メモリに
空きが生じると次頁の中間コードを展開するようにして
あるので、高速に印字できる。
【0031】なお、プリンタは本実施例のレーザビーム
を用いた電子写真方式に限定されることなく熱転写方式
やインクジエット方式などであってもよく、同じ電子写
真方式であるLED方式や液晶シャッタ方式等であって
もよい。
を用いた電子写真方式に限定されることなく熱転写方式
やインクジエット方式などであってもよく、同じ電子写
真方式であるLED方式や液晶シャッタ方式等であって
もよい。
【0032】また、本実施例では画像情報源としてホス
トコンピュータ2からのプリンタコード3を例に取った
が、画像情報源は画像ファイルであってもよく、ビデオ
画像信号であってもよい。
トコンピュータ2からのプリンタコード3を例に取った
が、画像情報源は画像ファイルであってもよく、ビデオ
画像信号であってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によると、画像処理ユニットに、ホストコンピュータの
命令を解釈し中間コードに変換する中間コード作成手段
と、1頁分の中間コードが作成されると、画像データに
展開する画像展開手段と、画像データの記憶手段を備
え、画像メモリに空きが生じたとき次頁の書き込みを開
始して、フルカラーLBPにおいて前頁の印字動作中に
次頁の展開動作を開始できるため、高速な画像形成装置
を提供できる。
によると、画像処理ユニットに、ホストコンピュータの
命令を解釈し中間コードに変換する中間コード作成手段
と、1頁分の中間コードが作成されると、画像データに
展開する画像展開手段と、画像データの記憶手段を備
え、画像メモリに空きが生じたとき次頁の書き込みを開
始して、フルカラーLBPにおいて前頁の印字動作中に
次頁の展開動作を開始できるため、高速な画像形成装置
を提供できる。
【図1】本発明の一実施例の画像形成装置における画像
処理ユニットのブロック図
処理ユニットのブロック図
【図2】同装置における画像展開部、中間テキスト作成
部の処理のフローチャート(1)
部の処理のフローチャート(1)
【図3】同装置における画像展開部、中間テキスト作成
部の処理のフローチャート(2)
部の処理のフローチャート(2)
【図4】同装置における中間テキスト作成部のテキスト
メモリへの書き込みを示す動作説明図
メモリへの書き込みを示す動作説明図
【図5】(a)同装置における2値8色の画像情報をメ
モリに書き込むときの動作説明図 (b)同装置における中間色の画像情報をメモリに書き
込むときの動作説明図
モリに書き込むときの動作説明図 (b)同装置における中間色の画像情報をメモリに書き
込むときの動作説明図
【図6】(a)同装置における第1層目および第15層
目の閾値マトリックス図 (b)同装置における多値ディザ法の動作説明図
目の閾値マトリックス図 (b)同装置における多値ディザ法の動作説明図
【図7】同装置における画像伸長部のブロック図
【図8】(a)同装置において16値ディザ画像データ
の第1の例を256階調の連続階調の画像データへ変換
する説明図 (b)同装置において16値ディザ画像データの第2の
例を256階調の連続階調の画像データへ変換する説明
図
の第1の例を256階調の連続階調の画像データへ変換
する説明図 (b)同装置において16値ディザ画像データの第2の
例を256階調の連続階調の画像データへ変換する説明
図
【図9】同装置において2値による画像データを256
階調の画像データへ変換する説明図
階調の画像データへ変換する説明図
【図10】(a)従来の階調変調処理の説明図 (b)本発明の一実施例における階調変調処理の説明図
【図11】本発明の一実施例の画像形成装置におけるス
クリーン角の説明図
クリーン角の説明図
【図12】同装置における入力画像濃度に対する出力画
像濃度の特性図
像濃度の特性図
【図13】同装置における階調処理部のブロック図
【図14】画像形成装置の概要を示す構成図
【図15】従来の画像処理ユニットのブロック図
9 画像展開部 10 画像データメモリ 11 画像伸長部 12 階調処理部 14 テキスト作成部 15 テキストメモリ 16 画像判別メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】ホストコンピュータからプリンタコードを
入力し、画像処理を行って記録画像信号を出力する画像
処理ユニットを備えた画像形成装置において、前記画像
処理ユニットはホストコンピュータからの命令コードを
解釈して中間コードに変換する中間コード作成手段と、
1頁分の中間コードが作成されると、中間コードを解釈
して画像データに展開する画像展開手段と、前記画像デ
ータを記憶する画像データメモリと、前記画像データを
用いて印字画像を形成する画像印字手段とを備え、前記
画像展開手段は前記画像データメモリ内の少なくとも1
色分の画像データが前記画像印字手段に転送され画像メ
モリ内に空きが生じると次頁の展開を開始するように構
成した画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4167196A JPH068533A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4167196A JPH068533A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068533A true JPH068533A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15845212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4167196A Pending JPH068533A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068533A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101115235B1 (ko) * | 2008-07-17 | 2012-02-15 | 임채영 | 콘크리트 슬럼프의 측정장치 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP4167196A patent/JPH068533A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101115235B1 (ko) * | 2008-07-17 | 2012-02-15 | 임채영 | 콘크리트 슬럼프의 측정장치 |
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