JP2000259819A - 画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ

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JP2000259819A JP11062426A JP6242699A JP2000259819A JP 2000259819 A JP2000259819 A JP 2000259819A JP 11062426 A JP11062426 A JP 11062426A JP 6242699 A JP6242699 A JP 6242699A JP 2000259819 A JP2000259819 A JP 2000259819A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類の属性の画像が混在した画像を高品
位でかつ効率的に出力することができる画像処理装置及
びその方法、コンピュータ可読メモリを提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ10は、複数のオブ
ジェクトで構成される画像データをラスタイメージプロ
セッサ13に入力する。ラスタイメージプロセッサ13
は、入力された画像データ中のオブジェクトをラスタラ
イザ14でビットマップイメージデータに展開する。展
開されたビットマップイメージデータと、オブジェクト
の属性に基づいて、該ビットマップイメージデータの構
成を示す属性マップ情報を生成する。生成された属性マ
ップ情報に基づいて、ビットマップデータ中の所定の画
像処理を行う範囲を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された画像デ
ータを処理して出力する画像処理装置及びその方法、コ
ンピュータ可読メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理方法、特に、デジタル的
に画像データを生成し、プリント出力するときの出力画
像の品位を向上させる方法および画像処理システムの一
例について、図15を用いて説明する。
【0003】図15は従来の画像処理システムの構成を
示すブロック図である。
【0004】図15に示す画像処理システムは、ホスト
コンピュータ101を用いてDTPなどのページレイア
ウト文書やワープロ、グラフィック文書などを作成して
レーザビームプリンタやインクジェットプリンタなどに
よりハードコピー出力するシステムである。102はホ
ストコンピュータ101上で動作するアプリケーション
であり、代表的なものとしてMicrosoft社のマイクロソ
フトワード(MicrosoftWord:登録商標)のようなワープ
ロソフトや、Adobe社のページメーカー(PageMaker:登
録商標)のようなページレイアウトソフトが有名であ
る。これらのソフトウェアで作成されたデジタル文書デ
ータは、不図示のオペレーティングシステム(OS)を
介してプリンタドライバ103に送信される。
【0005】デジタル文書データは、通常、ひとつのペ
ージを構成する図形や文字等をあらわすコマンドデータ
の集合として表されており、これらのコマンドデータを
プリンタドライバ103に送信することになる。一連の
コマンドでーたはPDL(ページ記述言語)と呼ばれる
言語体系として表現されており、PDLの代表例として
はGDI(登録商標)やポストスクリプト(PsotScript:
登録商標)等が有名である。
【0006】プリンタドライバ103は、送信されてき
たPDLコマンドをラスタイメージプロセッサ104内
のラスタライザ105に転送する。ラスタライザ105
はPDLコマンドで表現されている文字、図形等を実際
にプリンタ出力するために2次元のビットマップイメー
ジに展開する。ビットマップイメージは、2次元平面を
1次元のラスタ(ライン)のくり返しとして構成される
画像であるため、このように呼ばれる。展開されたビッ
トマップイメージは、画像メモリ106に一時的に格納
される。画像メモリ106に格納されたビットマップイ
メージは、カラープリンタ108へ送信され、画像形成
ユニット108によって記録媒体上にビットマップイメ
ージに基づく画像が形成される。
【0007】以上の構成によって実行される動作を模式
的に示したのが、図16である。
【0008】ホストコンピュータ101上で表示されて
いる文書画像111はPDLコマンド列112としてプ
リンタドライバ103経由でラスタライザ105へ送信
される。次に、ラスタライザ105は2次元のビットマ
ップイメージ113を画像メモリ106上に展開する。
【0009】展開されたビットマップイメージ113は
カラープリンタ107へ送信される。カラープリンタ1
07には、周知の電子写真方式やインクジェット記録方
式の画像形成ユニット108が搭載されており、この画
像形成ユニット108を用いて記録媒体上に可視画像を
形成してプリント出力される。尚、画像メモリ107中
のビットマップイメージ113は画像形成ユニット10
8を動作させるために必要な同期信号やクロック信号あ
るいは特定の色成分信号の転送要求等と同期して転送さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理システムにおいて、ビットマップイメージ
の出力に利用される画像形成ユニットについて考えてみ
ると、種々の問題点が生じてくることが明らかになって
いる。
【0011】例えば、通常、カラープリンタはプリント
出力上にカラー画像を形成するため、シアン(C)、マ
ゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)とい
う、4色のトナー、またはインクを用いて、いわゆる減
法混色の原理に基づいて画像形成における色を表現す
る。
【0012】一方、ホストコンピュータのアプリケーシ
ョンが画像を表示する際にはカラーモニタを利用するの
が普通であり、カラーモニタはレッド(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)という加法混色の3原色を用いて
色を表現する。
【0013】従って、文書を構成する文字や図形の色、
あるいは写真等をスキャナで読み込んでレイアウトした
画像等の色はすべてR,G,Bをある割合で混合した色
として表現されている。
【0014】即ち、ラスタライザ105はPDLとして
R,G,Bで定義されてホストコンピュータ101から
転送されてくる色情報をC,M,Y,Kに変換した後、
ビットマップイメージを生成してプリンタに送信する必
要がある。
【0015】ところが、RGB信号をCMYK信号に変
換する方法は一義的に決まっているものではなく、最適
な変換方法というのはPDLで定義されている図形の属
性によって異なってくる。
【0016】例えば、図16の例を参照すると、イメー
ジ114はスキャナ等で読み込まれた自然画像、イメー
ジ115は円形、長方形といった電子的に発生させたグ
ラフィック画像、イメージ116は文字(TEXT)画
像といったそれぞれ異なる属性を持っている。これらの
属性を有する画像をラスタライズする際に、属性を画像
上の画素と対応づけて記憶する属性マップを作成するこ
とで、異なる属性に異なる画像処理を切り替える手法も
ある。しかし、イメージ114のような自然画像のみな
らば、このような手法でことたりるのであるが、図8の
7bのように自然画像内に文字(TEXT)画像が含ま
れる場合、属性としては自然画像と判断されてしまうた
めに、文字(TEXT)画像の性質に合わない処理とな
る可能性があった。
【0017】このような問題を解決するため、ラスタラ
イザ105はCMYK信号への変換を行わずRGB信号
の値を用いてビットマップイメージに展開するように
し、画像形成ユニット108側で送信されてくるRGB
信号のビットマップイメージ中から周知の像域分離処理
を用いて文字画像領域を検出し、検出された文字画像領
域とそれ以外の領域とでRGB信号からCMYK信号へ
の変換方法を切り替えてCMYK信号を生成して出力す
るという方法も考えられている。
【0018】しかし、この場合に用いる像域分離処理を
画像全体に施すためには、時間がかかってしまう場合も
考えられ、また、もともとが文字である画素においても
誤判定し、文字ではないと判定してしまう可能性もある
という問題があった。
【0019】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、複数種類の属性の画像が混在した画像を高品
位でかつ効率的に出力することができる画像処理装置及
びその方法、コンピュータ可読メモリを提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による画像処理装置は以下の構成を備える。
即ち、入力された画像データを処理して出力する画像処
理装置であって、複数のオブジェクトで構成される画像
データを入力する入力手段と、前記オブジェクトをビッ
トマップイメージデータに展開する展開手段と、前記展
開手段で展開されたビットマップイメージデータと、前
記オブジェクトの属性に基づいて、該ビットマップイメ
ージデータの構成を示す属性マップ情報を生成する生成
手段と前記生成手段で生成された属性マップ情報に基づ
いて、前記ビットマップデータ中の所定の画像処理を行
う範囲を決定する決定手段とを備える。
【0021】また、好ましくは、前記所定の画像処理
は、像域分離処理である。
【0022】また、好ましくは、前記属性マップ情報
は、少なくともベクトルフラグ、ビットマップフラグを
含む。
【0023】また、好ましくは、前記属性マップ情報
は、前記ビットマップイメージデータの2次元座標位置
に対応付けられて生成される。
【0024】また、好ましくは、前記生成手段は、生成
した属性マップ情報を記憶する属性マップメモリを備え
る。
【0025】また、好ましくは、前記ビットマップイメ
ージデータがRGBの各プレーン毎で管理される場合、
前記属性マップ情報は、該各プレーンに付加された属性
マッププレーンとして管理される。
【0026】また、好ましくは、前記ビットマップイメ
ージデータのRGBデータが画素毎で管理される場合、
前記属性マップ情報は、各画素の付加されて管理され
る。
【0027】また、好ましくは、前記ビットマップイメ
ージデータがRGBの各プレーン毎で管理される場合、
前記属性マップ情報は、該各プレーンのいずれかのプレ
ーンもしくは複数のプレーンの各画素に付加されて管理
される。
【0028】また、好ましくは、前記ビットマップイメ
ージデータのRGBデータが画素毎で管理される場合、
前記属性マップ情報は、各画素ごとのRGBデータのい
ずれか色情報もしくは複数の色情報に付加されて管理さ
れる。
【0029】また、好ましくは、前記決定手段は、ビッ
トマップイメージデータに対し像域分離処理を施す像域
分離処理手段とを備える。
【0030】また、好ましくは、前記決定手段は、前記
像域分離処理手段の処理結果に基づいて、前記属性マッ
プ情報を変更する。また、好ましくは、前記所定の画像
処理は、ソフトウェアによって実現される。
【0031】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理方法は以下の構成を備える。即ち、入力された
画像データを処理して出力する画像処理方法であって、
複数のオブジェクトで構成される画像データを入力する
入力工程と、前記オブジェクトをビットマップイメージ
データに展開する展開工程と、前記展開工程で展開され
たビットマップイメージデータと、前記オブジェクトの
属性に基づいて、該ビットマップイメージデータの構成
を示す属性マップ情報を生成する生成工程と前記生成工
程で生成された属性マップ情報に基づいて、前記ビット
マップデータ中の所定の画像処理を行う範囲を決定する
決定工程とを備える。
【0032】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
入力された画像データを処理して出力する画像処理のプ
ログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリで
あって、複数のオブジェクトで構成される画像データを
入力する入力工程のプログラムコードと、前記オブジェ
クトをビットマップイメージデータに展開する展開工程
のプログラムコードと、前記展開工程で展開されたビッ
トマップイメージデータと、前記オブジェクトの属性に
基づいて、該ビットマップイメージデータの構成を示す
属性マップ情報を生成する生成工程のプログラムコード
と前記生成工程で生成された属性マップ情報に基づい
て、前記ビットマップデータ中の所定の画像処理を行う
範囲を決定する決定工程のプログラムコードとを備え
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 [実施形態1]図1は実施形態1の画像処理システムの
構成を示すブロック図である。
【0034】10はホストコンピュータである。11は
ホストコンピュータ10内で用いられるワープロ、ドロ
ー系のソフト、グラフィックのソフト等のアプリケーシ
ョンである。12はアプリケーション11から文字やグ
ラフィックやビットマップイメージをカラープリンタ1
8に出力する際に、カラープリンタ18とのインタフェ
ースを司るプリンタドライバである。
【0035】13はプリンタドライバ12を通して出力
されたデータを展開して画像データにするためのラスタ
イメージプロセッサである。ラスタイメージプロセッサ
13内には、ラスタライザ14及び画像データを記憶し
ておくための画像メモリ15及び属性マップメモリ16
を含む。
【0036】20は像域分離処理部であり、属性マップ
メモリ16に記憶された属性マップに応じて像域分離処
理の有効である画像データの範囲のみを処理するように
制御される。17は画像メモリ15に蓄えられた画像デ
ータをより高品質な画像にするため及び後述の画像形成
ユニット19で出力可能な画像データにするための画像
処理部であり、像域分離処理部20からの信号で処理を
切り替えるように構成される。18はカラープリンタで
あり、画像データを記録媒体にプリントするための画像
形成ユニット19を含む。画像形成ユニット19は、電
子写真方式やインクジェット方式等の記録方式を採用し
ている。
【0037】尚、属性マップの詳細については、後述す
る。また、実施形態1では、カラープリンタ18として
説明を進めるが、白黒プリンタでも本発明を容易に適用
可能であることは言うまでもない。
【0038】また、説明をわかりやすくするために、画
像メモリ15と属性マップメモリ16を別々のブロック
で書き表しているが、1つの記憶媒体に画像データおよ
び属性マップが読み出し可能なように記憶させておくこ
とも可能である。
【0039】アプリケーション11で作成されるデジタ
ル文書データは、従来例でも説明したようにPDLとい
うコマンド体系により表現されており、PDLは大きく
分けて、3つのオブジェクトから構成される。1つは文
字オブジェクト、2つ目は、図形や自由曲線などのベク
トルデータなどのグラフィックオブジェクト、3つ目は
スキャナなどで写真や印刷物を読みとった画像データな
どのビットマップオブジェクトである。
【0040】オブジェクトは、文字であれば、どの文字
であるかを識別するための文字コード、文字の形を定義
したフォント、文字の大きさを表わすサイズ情報、文字
の色を表わす色情報などのデータからなり、そのままで
は、画像形成ユニット19で解釈できる情報ではない。
プリンタドライバ12は、カラープリンタ18とのイン
ターフェースを司り、最終段である画像形成ユニット1
9で適正な画像が出力できるように同期をとるなどの役
割をしながら、ラスタライザ14に文字、グラフィッ
ク、ビットマップなどのオブジェクトを表わすコマンド
列を送る。ラスタライザ14は、受け取ったコマンド列
を画像形成ユニット19で適正な解釈が可能な2次元の
ビットマップイメージデータに変換すると同時に、本発
明の特徴である属性マップを出力する。
【0041】属性マップとは、各画素のもつ属性情報を
各画素ごとに持たせて2次元の情報としたものであり、
属性マップメモリ16に、画素ごとの対応づけが該2次
元画像データと該属性マップとで可能なように格納す
る。
【0042】ここで、属性マップのフォーマットの一例
について、図2を用いて説明する。
【0043】図2は実施形態1の属性マップのフォーマ
ットの一例を示す図である。
【0044】0bit目のみの1bit情報をもち、0
bit目は、ビットマップ(Bitmap)フラグであ
る。1ならビットマップ(Bitmap)オブジェクト
から生成された画素、0ならベクトル(Vector)
オブジェクトから生成された画素、つまり、文字または
グラフィック画像を示す。ラスタライザ14は、オブジ
ェクトを2次元のビットマップデータに変換する際に、
最終的に文字、グラフィック、自然画像のどのオブジェ
クトから生成されたのかを各画素ごとに判断して、属性
マップに2次元画像データと対応づけが可能なように格
納する。
【0045】図3は実施形態1の各画素ごとに対応づけ
られた属性マップの一例を示す図である。
【0046】図3では、ビットマップオブジェクト上に
文字オブジェクトである数字の“1”を重ねた画像を表
わしている。2次元ビットマップに変換する際に、属性
マップのフォーマットにのっとって、各画素ごとにベク
トルオブジェクト(文字もしくはグラフィックオブジェ
クト)で生成された画素であれば1、ビットマップオブ
ジェクトであれば0を出力し、図3のような属性マップ
を生成する。ここで、図2とは属性マップの情報が逆転
していることに注意されたい。フォーマットの作り方次
第で、図2のように、ビットマップなら1、ベクトル
(文字もしくはrグラフィック)なら0としてもよい
し、図3のように、ビットマップなら0、ベクトル(文
字もしくはグラフィック)なら1のようにしてもよい。
【0047】属性マップは、各画素ごとに対応がつけら
れるように格納されれば、どのように構成されてもよ
い。例えば、図3のような属性マップのプレーンとし
て、画像データを画像メモリ15に記憶し、属性マップ
は属性マップメモリ16に記憶するように構成してもよ
いし、同じ記憶媒体に記憶するのであれば、図4のよう
に、RGBの各プレーンに属性マップのプレーンを付加
してやったり、図5のように、RGBデータが1画素内
に構成される場合、各画素のRGBの情報に付加する形
で埋め込んでもよい。また、データ量を増やさないよう
に構成するために、図6のように、RGB各プレーンの
うちのいずれか1つのプレーンもしくは複数のプレーン
の画素ごとの下位bitに属性マップを埋め込むように
構成したり、図7のようにRGBデータが1画素内に構
成される際に、各画素ごとのRED,GREEN,BL
UE各8bitの色情報のうちのいずれか1つもしくは
複数の色情報の下位bitに属性マップを埋め込むよう
に構成してもよい。図7では、BLUEの情報の8bi
tのうち、下位3bitに属性マップを埋め込んだ例を
示している。
【0048】例えば、属性マップを用いると以下のよう
なことが可能になる。図16の例を参照すると、イメー
ジ114はスキャナなどで読み込まれた自然画像、イメ
ージ115は円形、長方形といった電子的に発生させた
グラフィック画像、イメージ116は文字(TEXT)
画像といったそれぞれ異なる属性を持っている。ここ
で、画像形成ユニット19が、2値のドットしか再現で
きないような場合も考えられる。この場合、ラスタライ
ザ14がY,M,C,Kの多値のビットマップイメージ
を画像メモリ15に展開する。そして、そのビットマッ
プイメージを受け取った画像形成ユニット19は、誤差
拡散法やディザ処理といった周知の2値化処理をおこな
って多値画像信号を2値画像信号に変換した後プリント
出力するという構成となる。このとき、最適な2値化手
法というものは画像の属性によって変わることになる。
すなわち、文字や図形などのグラフィックはディザのマ
トリックスサイズを小さくして解像度を重視した2値化
が好ましいし、また、写真のような自然画像はマトリッ
クスサイズを大きくして階調再現性を重視した方が好ま
しい。
【0049】そこで、上述した図2で示した属性マップ
を用いると、イメージ116の文字画像、イメージ11
5のグラフィック画像は、属性マップの0bit目が0
であり、イメージ114の自然画像(ビットマップ)
は、属性マップの0bit目が1となる。そのため、画
素ごとに、自然画像と、文字画像、グラフィック画像の
切り分けが簡単にできる。但し、自然画像として属性マ
ップに割り当てられるビットマップオブジェクトの中に
は、イメージスキャナ等の読み取りデバイスを用いて原
稿から読み取られた画像で、写真や印刷物などのいわゆ
る自然画像の他に原稿上に存在していた文字画像を読み
取っている場合がある。この場合、今まで説明してきた
属性マップによれば、全て一律に自然画像として情報を
記憶してしまい、階調再現性を重視した2値化処理が全
面に施されることになり、ビットマップオブジェクトに
存在する文字画像は、解像度が低く読み取りにくい画像
となってしまう。
【0050】そこで、実施形態1では、像域分離処理部
20を用いてビットマップオブジェクトに存在する文字
画像領域を検出する。像域分離処理部20は、各画素ご
とまたはブロック毎に文字部であるか、文字部以外であ
るかを判定するための手段である。但し、像域分離処理
部20は、完全に原稿上の文字を判定できるわけではな
い。文字オブジェクトなど像域分離処理が必要でない場
合には、誤判定のため文字と認識されない箇所がでてし
まう可能性があるため、処理をしないようにするのが望
ましい。また、一般に像域分離処理は計算規模が大きく
なるため、処理時間を短縮する上でも範囲を限定するこ
とは重要となる。とくに、ソフト的に行う場合は、CP
Uなどのリソースの負荷を減じる意味もでてくる。その
ため、実施形態1では、属性マップに応じて、像域分離
処理部20による像域分離処理を施す画像データの範囲
を限定して行うように構成する。
【0051】以下、像域分離処理部20で実行する像域
分離処理の具体例について、図8を用いて説明する。
【0052】図8は画像データをビットマップイメージ
に展開した後の画像を示す図である。
【0053】7aは、“ABC”および“いろは”とか
かれた文字でベクトルオブジェクトであり、7bはビッ
トマップオブジェクトである。図9は図8の画像から生
成される属性マップを示したものである。黒く描かれて
いるところが属性マップで1と表示され、ビットマップ
オブジェクト7bから生成されたものである。ここで、
ビットマップオブジェクト7bの内部には、アルファベ
ットの“H”が描かれているが、もともとの画像中に文
字が描かれていたため属性マップ上はビットマップオブ
ジェクトとなってしまっている。そこで、像域分離処理
部20は、ベクトルオブジェクト7aをビットマップオ
ブジェクトと判定する誤判定を防ぎ、かつ演算量を軽減
するために、図8の画像に対応する属性マップ上でビッ
トマップオブジェクトの属性の範囲のみに像域分離処理
を施す。
【0054】そして、像域分離処理を施す範囲以外及び
像域分離処理で文字と判定された画素またはブロックに
ついては、例えば、図10に示すようなディザマトリク
スを用いる。この範囲を図11に示す。白い部分が図1
0のディザマトリクスを用いる範囲である。図9と比較
すると、ビットマップオブジェクト中の文字“H”の部
分が追加されているのがわかる。また、像域分離処理で
自然画像と判定された画素は、図12のディザマトリク
スを用いる。これは、図11の黒い部分である。
【0055】ここで、実施形態1で用いる多値データは
8bit、0〜255レベルとして、図10、図12の
ディザマトリクスの各セルの閾値よりも各画素の多値デ
ータの値のはうが大きい場合、ドットをONにして、各
セルの閾値以下の場合ドットをOFFにする。図10
は、3×3のサイズのディザマトリクスであり、1画素
を600dpiと仮定すると、200dpiの解像度で
再現可能で、階調数は、10階調である。よって、階調
数は少ないが、高解像に画像再現が可能である。一方、
図12は、8×8のサイズのディザマトリクスであり、
1画素を600dpiと仮定すると、75dpiであ
り、階調数は65階調である。低解像ながら、階調数が
多く、自然画像を図10のディザマトリクスに比べて、
高品質に再現できる。このように構成することで、像域
分離処理の誤判定を少なく、かつ演算量を少なくしなが
ら、ビットマップオブジェクト内の文字を高解像度に、
かつそれ以外のビットマップオブジェクトを高階調に出
力することができる。
【0056】次に、実施形態1で実行される処理の処理
フローについて、図13を用いて説明する。
【0057】図13は実施形態1で実行される処理フロ
ーを示すフローチャートである。
【0058】まず、ステップS101で、入力された複
数のオブジェクトから構成される画像データの各オブジ
ェクトを、ラスタライザ14でビットマップイメージデ
ータに展開する。展開されたビットマップイメージデー
タを画像メモリ15に格納する。ステップS102で、
展開されたビットマップイメージデータと、オブジェク
トの属性に基づいて、ビットマップイメージデータの属
性マップを生成する。生成された属性マップは、属性マ
ップメモリ16に格納される。ステップS103で、生
成された属性マップに基づいて、ビットマップイメージ
データ中の像域分離処理を施す範囲を決定し、像域分離
処理部20で実行する。そして、像域分離処理されたビ
ットマップイメージデータと、残りのビットマップイメ
ージデータに対し、画像処理部17で画像処理を行って
得られる画像を、画像形成ユニット19において形成す
る。
【0059】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、出力対象のビットマップイメージデータ中の像域分
離処理で効果のある範囲を属性マップで特定し、その特
定された範囲のみ像域分離処理を施す。このようにする
ことで、文字である画素を自然画像と判定してしまう誤
判定を少なくし、像域分離処理自体の演算量を少なくす
ることができる。また、像域分離処理の結果をさらに、
属性マップをより細かく指定するように構成すること
で、より操作者にとって好ましい画像再現が可能とな
る。 [実施形態2]実施形態2では、図14に示すように、
実施形態1の図1で示した画像処理システムに対し、像
域分離処理部20により検出された文字画像領域を属性
マップメモリ16の属性マップにフィードバックし更新
するように構成する。
【0060】このように構成することで、ラスタライザ
14が、入力された画像データをビットマップデータに
展開する際に、属性マップを作成した後、像域分離処理
の結果に応じて、1つ以上の属性マップが作成されるも
しくは更新されることで、より高度な画像品貿を実現可
能なシステムが構築できる。
【0061】そして、属性マップを参照して、画像処理
部17は、画像データ中の各画素を処理する。つまり、
画像処理部17は、属性マップに応じて、各画素に用い
るディザマトリクスを切り替える。これにより、画像デ
ータ中の自然画像は階調性を保ちながら、かつ文字やグ
ラフィック画像は解像度を高く再現することが可能とな
り、高品質な画像を提供することが可能になる。
【0062】また、自然画像の中において、文字が存在
した場合にも、上記のように属性マップを像域分離処理
部20によって更新することで、解像度を高く表現する
ことができ、さらに高品質な画像を再現することができ
る。
【0063】また、属性マップを更新することで、別の
画像処理や更に細かい属性を定義することが可能とな
り、よりきめ細かな制御及び高画質化を図ることができ
る。
【0064】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0065】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0066】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0067】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0068】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0069】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0070】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図13に示すフローチャ
ートに対応するプログラムコードが格納されることにな
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数種類の属性の画像が混在した画像を高品位でかつ効
率的に出力することができる画像処理装置及びその方
法、コンピュータ可読メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の画像処理システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】実施形態1の属性マップのフォーマットの一例
を示す図である。
【図3】実施形態1の各画素ごとに対応づけられた属性
マップの一例を示す図である。
【図4】実施形態1の属性マップの構成の一例を示す図
である。
【図5】実施形態1の属性マップの構成の一例を示す図
である。
【図6】実施形態1の属性マップの構成の一例を示す図
である。
【図7】実施形態1の属性マップの構成の一例を示す図
である。
【図8】画像データをビットマップイメージに展開した
後の画像を示す図である。
【図9】図8の画像から生成される属性マップを示す図
である。
【図10】実施形態1のディザマトリクスの一例を示す
図である。
【図11】実施形態1の像域分離処理を施す範囲を説明
するための図である。
【図12】実施形態1のディザマトリクスの一例を示す
図である。
【図13】実施形態1で実行される処理フローを示すフ
ローチャートである。
【図14】実施形態2の画像処理システムの構成を示す
ブロック図である。
【図15】従来の画像処理システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図16】従来の画像処理システムで実行される処理手
順を説明するための図である。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 11 アプリケーション 12 プリンタドライバ 13 ラスタイメージプロセッサ 14 ラスタライザ 15 画像メモリ 16 属性マップメモリ 17 画像処理部 18 カラープリンタ 19 画像形成ユニット 20 像域分離処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 健一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA18 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE18 CH11 DA08 DB02 DB06 DB09 5C077 LL19 MP08 PP27 PP32 PP58 PP65 TT02 5C079 HB01 LA06 LB02 MA02 NA01 PA03

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを処理して出力す
    る画像処理装置であって、 複数のオブジェクトで構成される画像データを入力する
    入力手段と、 前記オブジェクトをビットマップイメージデータに展開
    する展開手段と、 前記展開手段で展開されたビットマップイメージデータ
    と、前記オブジェクトの属性に基づいて、該ビットマッ
    プイメージデータの構成を示す属性マップ情報を生成す
    る生成手段と前記生成手段で生成された属性マップ情報
    に基づいて、前記ビットマップデータ中の所定の画像処
    理を行う範囲を決定する決定手段とを備えることを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の画像処理は、像域分離処理で
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記属性マップ情報は、少なくともベク
    トルフラグ、ビットマップフラグを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記属性マップ情報は、前記ビットマッ
    プイメージデータの2次元座標位置に対応付けられて生
    成されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記生成手段は、生成した属性マップ情
    報を記憶する属性マップメモリを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ビットマップイメージデータがRG
    Bの各プレーン毎で管理される場合、前記属性マップ情
    報は、該各プレーンに付加された属性マッププレーンと
    して管理されることを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ビットマップイメージデータのRG
    Bデータが画素毎で管理される場合、前記属性マップ情
    報は、各画素の付加されて管理されることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ビットマップイメージデータがRG
    Bの各プレーン毎で管理される場合、前記属性マップ情
    報は、該各プレーンのいずれかのプレーンもしくは複数
    のプレーンの各画素に付加されて管理されることを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ビットマップイメージデータのRG
    Bデータが画素毎で管理される場合、前記属性マップ情
    報は、各画素ごとのRGBデータのいずれか色情報もし
    くは複数の色情報に付加されて管理されることを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記決定手段は、ビットマップイメー
    ジデータに対し像域分離処理を施す像域分離処理手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記決定手段は、前記像域分離処理手
    段の処理結果に基づいて、前記属性マップ情報を変更す
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記所定の画像処理は、ソフトウェア
    によって実現されることを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  13. 【請求項13】 入力された画像データを処理して出力
    する画像処理方法であって、 複数のオブジェクトで構成される画像データを入力する
    入力工程と、 前記オブジェクトをビットマップイメージデータに展開
    する展開工程と、 前記展開工程で展開されたビットマップイメージデータ
    と、前記オブジェクトの属性に基づいて、該ビットマッ
    プイメージデータの構成を示す属性マップ情報を生成す
    る生成工程と前記生成工程で生成された属性マップ情報
    に基づいて、前記ビットマップデータ中の所定の画像処
    理を行う範囲を決定する決定工程とを備えることを特徴
    とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記所定の画像処理は、像域分離処理
    であることを特徴とする請求項13に記載の画像処理方
    法。
  15. 【請求項15】 前記属性マップ情報は、少なくともベ
    クトルフラグ、ビットマップフラグを含むことを特徴と
    する請求項13に記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記属性マップ情報は、前記ビットマ
    ップイメージデータの2次元座標位置に対応付けられて
    生成されることを特徴とする請求項13に記載の画像処
    理方法。
  17. 【請求項17】 前記生成工程は、生成した属性マップ
    情報を属性マップメモリに記憶することを特徴とする請
    求項13に記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記ビットマップイメージデータがR
    GBの各プレーン毎で管理される場合、前記属性マップ
    情報は、該各プレーンに付加された属性マッププレーン
    として管理されることを特徴とする請求項13に記載の
    画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記ビットマップイメージデータのR
    GBデータが画素毎で管理される場合、前記属性マップ
    情報は、各画素の付加されて管理されることを特徴とす
    る請求項13に記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記ビットマップイメージデータがR
    GBの各プレーン毎で管理される場合、前記属性マップ
    情報は、該各プレーンのいずれかのプレーンもしくは複
    数のプレーンの各画素に付加されて管理されることを特
    徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記ビットマップイメージデータのR
    GBデータが画素毎で管理される場合、前記属性マップ
    情報は、各画素ごとのRGBデータのいずれか色情報も
    しくは複数の色情報に付加されて管理されることを特徴
    とする請求項13に記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記決定工程は、ビットマップイメー
    ジデータに対し像域分離処理を施す像域分離処理工程と
    を備えることを特徴とする請求項13に記載の画像処理
    方法。
  23. 【請求項23】 前記決定工程は、前記像域分離処理工
    程の処理結果に基づいて、前記属性マップ情報を変更す
    ることを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 入力された画像データを処理して出力
    する画像処理のプログラムコードが格納されたコンピュ
    ータ可読メモリであって、 複数のオブジェクトで構成される画像データを入力する
    入力工程のプログラムコードと、 前記オブジェクトをビットマップイメージデータに展開
    する展開工程のプログラムコードと、 前記展開工程で展開されたビットマップイメージデータ
    と、前記オブジェクトの属性に基づいて、該ビットマッ
    プイメージデータの構成を示す属性マップ情報を生成す
    る生成工程のプログラムコードと前記生成工程で生成さ
    れた属性マップ情報に基づいて、前記ビットマップデー
    タ中の所定の画像処理を行う範囲を決定する決定工程の
    プログラムコードとを備えることを特徴とするコンピュ
    ータ可読メモリ。
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