JP4428028B2 - 画像処理装置、及び画像処理のためのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタや複写機などの画像処理装置、及び画像処理を行うプログラムに関する。詳しくは、バンドメモリへの簡易展開を行う画像処理装置及び、画像処理のためのプログラムに関する。
ホストコンピュータで作成した画像をプリンタで印刷させる場合、従来から、ホストコンピュータ内にはプリンタを制御するためのプリンタドライバが備えられ、プリンタ内で処理できる印刷データに変換してプリンタに出力するようになされている。すなわち、プリンタドライバでは、アプリケーションソフトウェアによって生成されたRGB(レッド、グリーン、ブルー)階調データを含む印刷データをもとに、一旦中間コードに変換してバンドメモリに展開し、その後RGB階調データをCMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)階調データに色変換を行い、プリンタに出力するようになされている。
一方、ドライバ内で色変換を行う際に、印刷を行う画像の描画種(文字、グラフィックス、イメージ)によって参照する色変換用の補正テーブルを異なるようにすることで、色の鮮やかさを強調させるようにしたり、自然色に近い色を強調させるようにし、高品質な印刷画像を保つようにしている。このためドライバは、RGB階調データをバンドメモリに展開させる際に、例えば各画素ごとに描画種の情報を含む属性情報を生成して、RGB階調データとともにバンドメモリに展開させるようにし、この属性情報をもとに参照すべき色変換用のテーブルを選択するようにしている(例えば以下の特許文献1、2)。
特許第3225506号 特許公報 特開2000−165690号 特許公開公報
しかしながら、バンドメモリに展開させる際にRGB階調データをチェックして1ページ分の画像内にカラー画像が含まれていると判断したとき、1ページ分のRGBデータをすべてバンドメモリに展開させるとともに、色変換処理を行わなければならず、全体の処理を早めることができなかった。例えば、1ページ分の画像が複数の印刷オブジェクトから構成されている場合に、一部に黒色のグラフィックスから構成されるオブジェクトが存在しているときでも、黒色を示す値(“00000000”)をR、G、Bそれぞれ、各画素ごとにバンドメモリに展開させ、さらに、この値に対して色変換処理を行わなければならなかったのである。
そこで、本発明は、印刷対象の画像にカラー画像が含まれている場合でも全体の処理の高速化を図りつつ、印刷画像の高品質化を保つ画像処理装置やプログラムを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、カラーデータを含む画像データに対して画像処理を行う画像処理装置であって、画像データの画像の種別がイメージ画像以外であって、かつ、画像の色が白または黒のとき、画像データを構成するRGB(レッド、グリーン、ブルー)各データを1色分の白または黒の画像データとしてバンドメモリに展開する展開手段と、1色分として展開された画像データをバンドメモリから読み出して画像データの補完値を演算してCMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)の画像データに変換する色変換手段と、を有することを特徴としている。これにより、例えば、RGBそれぞれ3色分の画像データをバンドメモリに展開させずに1色分の画像データを展開させ、さらにCMYKの画像データへの色変換もその補完値をとるだけなので処理の高速化を図る画像処理装置を提供することができる。また、画像の種別がイメージのときや、イメージ以外で画像の色が白または黒以外のときにはRGBそれぞれ3色分の画像データに対してCMYKへの色変換を行っているので高品質な画像を形成する画像処理装置を提供することができる。
また、上記目的を達成するために本発明は、カラーデータを含む画像データに対して画像処理を行う画像処理装置であって、画像データを所定幅を有するバンドメモリに展開させるための中間コードを生成する中間コード生成手段と、中間コード生成手段で生成した中間コードから画像データの画像の種別を判別し、画像の種別がイメージ以外であって、その画像が単色または2色から構成され、さらに、その画像の色が白または黒であるとき、画像データを1色分の白または黒の画像データとしてバンドメモリに展開する展開手段と、展開手段で展開された画像データをバンドメモリから読み出して色変換を行う色変換手段と、を有することを特徴としている。これにより、例えば、1色分の画像データをバンドメモリに展開させるだけなので処理の高速化を図る画像処理装置を提供することができる。また、画像の種別がイメージのとき、またはイメージ以外であってもソリッドまたは2値パターン以外のとき、またはイメージであってソリッドまたは2値パターンであっても白または黒から構成されていないとき、3色分の画像データに対して色変換を行うようにしたので高品質の画像を形成する画像処理装置を提供することができる。
さらに、上記目的を達成するために、カラーデータを含む画像データに対して画像処理を行うプログラムであって、画像データの画像の種別がイメージ画像以外であって、かつ、画像の色が白または黒のとき、画像データを構成するRGB(レッド、グリーン、ブルー)各データを1色分の白または黒の画像データとしてバンドメモリに展開する展開処理と、1色分として展開された画像データをバンドメモリから読み出して、画像データの補完値を演算してCMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)の画像データに変換する色変換処理と、をコンピュータに実行させるプログラムであることを特徴としている。これにより、例えば、これにより、例えば、RGBそれぞれ3色分の画像データをバンドメモリに展開させずに1色分の画像データを展開させ、さらにCMYKの画像データへの色変換もその補完値をとるだけなので処理の高速化を図る画像処理装置を提供することができる。また、画像の種別がイメージのときや、イメージ以外で画像の色が白または黒以外のときにはRGBそれぞれ3色分の画像データに対してCMYKへの色変換を行っているので高品質な画像を形成するプログラムを提供することができる。
さらに、上記目的を達成するために本発明は、カラーデータを含む画像データに対して画像処理を行うプログラムであって、画像データを所定幅を有するバンドメモリに展開させるための中間コードを生成する中間コード生成処理と、中間コード生成処理で生成した中間コードから画像データの画像の種別を判別し、種別がイメージ以外であって、その画像が単色または2色から構成され、さらに、その画像の色が白または黒であるとき、画像データを1色分の白または黒の画像データとして前記バンドメモリに展開する展開処理と、展開処理で展開された画像データをバンドメモリから読み出して色変換を行う色変換処理と、をコンピュータに実行させるプログラムであることを特徴としている。これにより、例えば、1色分の画像データをバンドメモリに展開させるだけなので処理の高速化を図るプログラムを提供することができる。また、画像の種別がイメージのとき、またはイメージ以外であってもソリッドまたは2値パターン以外のとき、またはイメージであってソリッドまたは2値パターンであっても白または黒から構成されていないとき、3色分の画像データに対して色変換を行うようにしたので高品質の画像を形成するプログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は、本発明が適用される全体システムの構成例である。図1に示すように本システムは、ホストコンピュータ1と印刷装置2とから構成される。
ホストコンピュータ1は、CPU10と、表示部11と、HDD(Hard Disk Drive)12と、ROM13と、RAM14、及びインターフェース(I/F)15とから構成され、互いにバスを介して接続されている。CPU10はコンピュータ1内で画像処理等の各種の処理を実行するためのものである。詳細は後述する。表示部11は、CPU10の制御により印刷対象の画像等を表示する。HDD12は印刷対象の画像等を格納するためのもので、CPU10の制御により印刷対象の画像が格納され適宜読み出される。ROM13は本発明が適用されるプログラムや各種処理を行うためのプログラムが格納され、CPU10により適宜読み出されて処理が実行される。RAM14は、CPU10のワーキングメモリとしての役割を果たしCPU10の実行結果等が適宜格納される。I/F15は、CPU10の制御により印刷対象の画像を所定の伝送フォーマットに変換して外部に出力するためのものである。
このように構成されたホストコンピュータ1では、HDD12に記憶された画像をCPU10の制御により表示部11に表示させ、ユーザによるホストコンピュータ1の操作によりCPU10はROM13から画像処理のためのプログラムを読み出す。そして、CPU10でかかる処理が実行され適宜RAM14に画像処理後のデータが格納される等することでI/F15から印刷対象の画像が出力される。
次に印刷装置2について説明する。印刷装置2は、CPU20と、インターフェース(I/F)21と、ROM22と、RAM23と、印刷エンジン24、そしてコントロールパネル25とから構成され、バスを介して互いに接続されている。CPU20はROM22に格納されたプログラムを読み出して各種処理を実行するためのものである。詳細は後述する。I/F21は、ホストコンピュータ1から所定の伝送フォーマットで出力された印刷対象の画像データが入力され、印刷装置2内で処理できるデータに変換する。ROM22はCPU20が処理を実行するプログラムが格納される。RAM23はCPU20のワーキングメモリとしての役割を果たし処理後のデータ等がCPU20の制御により適宜格納される。印刷エンジン24は、後述するレーザダイオードや感光体ドラム等から構成され、印刷媒体に対して実際に画像の印刷を行う。コントロールパネル25は、印刷媒体の種別や枚数等を指定するためのものである。例えば、コントロールパネル25は液晶ディスプレイから構成される。
このように構成された印刷装置2では、ホストコンピュータ1から画像データがI/F21に入力され一旦RAM23に格納される。そしてCPU20は適宜ROM22から印刷のためのプログラムを読み出して処理が実行され印刷のための駆動データを生成する。駆動データはCPU20の制御により印刷エンジン24に出力され、実際にホストコンピュータ1で生成した画像が印刷されることになる。
図2には、図1に示すシステムの機能ブロックの構成を示す。全体としてホストコンピュータ1と印刷装置2とから構成されるのは図1と同様である。図1に示すようにホストコンピュータ1は、アプリケーション部101とドライバ110とから構成される。なお、アプリケーション部101及びドライバ110は図1のCPU10、ROM13、RAM14に対応するものである。
アプリケーション部101は、文字データ、図形データ、ビットマップデータ等の印刷対象のデータを生成する。ROM13に格納されたワードプロセッサや図形ツールなどのアプリケーションプログラムをCPU10が読み出して実行することで、文字や、グラフィックス、図形などの印刷データが生成される。この印刷データは、所定の記述言語により表現されたデータである。例えば、PDL(Page Description Language)や、GDI(Graphic Device Interface)によるコマンド形式で印刷データが表現される。詳細は後述する。かかる言語で表現された印刷データはCPU10の制御により、ドライバ110に出力される。
ドライバ110は図2に示すように、コマンド解析部102と、中間コード生成部103と、画像展開部104と、バンドメモリ105と、色処理部106、及び圧縮部107とから構成される。コマンド解析部102はアプリケーション部101と接続されるとともに、中間コード生成部103に接続される。コマンド解析部102は、アプリケーション部101からGDI等の言語で記述された印刷データが入力され、そのコマンド内容を解析しその結果を中間コード生成部103に出力する。
中間コード生成部103は、コマンド解析部102から出力された情報をもとに中間コードを生成して画像展開部104に出力する。この中間コードは主として後述するバンドメモリ105に対しどのように画像を格納させるかの情報を示すものである。画像展開部104は、中間コード生成部103からの中間コードが入力され、このコードをもとにバンドメモリ105に対して実際にRGB階調データをメモリ105に格納、展開させる。また、画像展開部104は、中間コードから、画像の種別を示す情報を含む属性情報Xを生成する。後段の色変換処理やハーフトーン処理で画像の種別に適した色補正テーブルやハーフトーンテーブルを選択するためである。画像の種別としては、文字、グラフィックス、イメージがある。この属性情報Xもバンドメモリ105に展開される。属性情報Xの生成についての詳細は後述する。
さらに画像展開部104では、中間コード(さらに中間コードに含まれるRGB階調データ)からRGBXのデータとしてバンドメモリに展開させるか、Grayデータとして展開させるのか、について決定する。RGBXのデータとは、RGB階調データにさらに属性情報Xを付加したデータのことで、Grayデータとは、白色のデータ(RGB色空間では、RGBの各色それぞれ“11111111(2進数)”として表現される)または黒色のデータ(同様にRGB各色それぞれ“00000000(2進数)”)を1バイトで表したデータのことである。すなわち、本来白色、黒色のRGBの階調値は各RGBそれぞれ8ビットで表現された“11111111”または、“00000000”の3バイトで表現されるが、Grayデータは白色、黒色をRGBそれぞれ3バイトではなく、1バイトで“11111111”または“00000000”として表現したものである。したがって、RGBXとしてバンドメモリ105に展開させたとき、各色1バイトで3バイト分、さらに属性情報Xも1バイト分あるため全体として4バイト分の大きさがあるが、Grayデータの場合、1バイト分の大きさのみである(属性情報Xは付加しない)ため、格納すべきデータ量が少ない分バンドメモリ105への展開の処理時間を早めることができる。なお、Grayデータとして展開したとき属性情報Xを付加していないのは、GrayデータでCMYKへの色変換を行うとき補正テーブルを参照する必要がなく、またその後のハーフトーン処理のときも解像優先、階調優先、どちらのハーフトーンテーブルを利用してもGrayデータに対する出力値は変わらないからである。
なお、画像展開部104では、RGB階調データをRGBXとして展開させたか、あるいはGrayデータとして展開させたかによって、色補正テーブルを利用して色変換処理を行うか否かを示す種別キーを生成する。すなわち、後述する色処理部106においてこの種別キーによって色補正テーブルを利用して色変換するのか、当該テーブルを利用せず色変換するのかを決定するのである。生成した種別キーはCPU10の制御によりRAM14に格納される。
バンドメモリ105は、画像展開部104からのRGBXデータまたはGrayデータが入力されCPU10の制御によりいづれかがが格納される。図3にバンドメモリ105の構成例を示す。バンドメモリ105は、1ページ分の画像領域を複数の領域に分割し、各領域が1つのバンドとして構成される。このようにすることで、バンドメモリ105自体の容量を1ページ分持たせる必要がなくなり、処理の効率化を図り、安価なメモリによりバンドメモリ105を構成することができる。
なお、RGBXデータの各値は上述したように8ビットで表現され(各RGBごとに0から255までの値を有する)、各画素ごと、そして各色ごとにこれらの値が格納されることになる。また、Grayデータの場合は、図3に示すように各画素8ビットのデータ(1バイト分のデータ)として格納される。RGBの各階調値はすべて同じ“00000000”または“11111111”となるため、1バイト分のこの値を格納させることで、メモリ105の効率化と処理の高速化を図ることができる。なお、バンドメモリ105上の各座標位置は印刷媒体上の座標位置に対応する。したがってオブジェクト画像の配置をメモリ105上で対応するように配置させることで所望の印刷画像が得られる。
図2に戻り、色処理部106は、バンドメモリ106からのRGBXデータまたはGrayデータが入力されて色変換処理を行い、CMYKの階調データを生成して圧縮部107に出力する。色処理部106の具体的構成を図4に示す。図4に示すように、色処理部106は第1のスイッチング部120と、色変換部121と加算部122とから構成される。第1のスイッチング部120は、バンドメモリ105から読み出されたRGBデータまたはGrayデータとを種別キーに応じてスイッチングするように構成される。種別キーが色補正テーブルを用いて色変換処理を行わないことを示すとき(バンドメモリ105にGrayデータとして展開されたとき)、バンドメモリ105から読み出されたGrayデータは後述する白黒用変換部1211に出力されるよう切替わる。一方、種別キーが色補正テーブルを用いて色変換処理を行うようにすることを示すとき(バンドメモリにRGBXデータとして展開されたとき)、バンドメモリ105から読み出されたRGBデータは後述する色変換処理部1212に出力されるよう切替わる。なお、第1のスイッチング部120の切り替えはCPU10の制御によって行われる。
色変換部121は、白黒用変換部1211と色変換処理部1212、第2のスイッチング部1213、及び3つの色補正テーブル1214A、1214B、1214Cとから構成される。白黒用変換部1211は、第1のスイッチング部120により入力されたGrayデータをCMYK色空間のデータに変換する。すなわち、RGB色空間で白色のデータを示す“ff(16進)”の補完をとってCMYK色空間で白色のデータを示す“00(16進)”に変換し、RGB色空間で黒色のデータを示す“00(16進)”の補完をとってCMYK色空間で黒色のデータを示す“ff(16進)”に変換する。このように変換されたCMYKデータは圧縮部107に出力される。
一方、第1のスイッチング部120から出力されたRGBデータは色変換処理部1212に入力され、属性情報Xにより第2のスイッチング部1213が3つの色補正テーブル1214A、1214B、1214Cのうちいづれか1つのテーブルが選択され、選択されたテーブルに基づいてCMYKデータへの色変換処理が行われる。属性情報Xには、オブジェクトに対する画像の種別(文字、グラフィックス、イメージ)に関する情報が含まれているため、第2のスイッチング部1213でこの情報をもとに色補正テーブルが選択される。
なお、本実施例において色変換処理は、四面体補間による変換処理が行われる。すなわち、色変換処理部1212に入力されたRGBの各階調データに対して対応するCMYKの各階調データを選択された色補正テーブル1214A〜1214Cから求めることになるが、RGBのすべての階調値に対して対応するCMYKの各階調値をもたせるようなテーブルでは、膨大なデータ量となる。例えば、RGBの各階調値が“0(10進)”から“255(10進)”までの256種類の値を有しているとき、このすべての組合せに対するCMYKの階調値は256の3乗分のデータ量を有することになる。そこで、RGBのそれぞれの各階調値に対して所定の割合で間引いた格子点に対するCMYKの各階調値をもたせるようにテーブル1214A〜1214Cを構成する。これにより、テーブル1214A〜1214Cを格納するメモリの容量を減らすことができる。
また、本実施例において色補正テーブル1214A〜1214Cは全部で3種類ある。色補正テーブル1214Aは、色合わせの量が多く自然色を再現するのに適したテーブルである。属性情報Xから画像の種別がイメージのとき選択される。色補正テーブル1214Cは、色合わせが少なく色を鮮やかに再現するのに適したテーブルである。属性情報Xから文字の画像種のときに選択される。またテーブル1214Bは色合わせが2つのテーブル1214A、1214Cの中間で混合も2つのテーブル1214A、1214Cの中間の値を取りうるテーブルである。属性情報Xにおいて画像の種別がグラフィックスのときに選択される。
色変換後のCMYKの階調データは加算部122に出力される。加算部122は属性情報XとCMYKの階調データとを加算する。属性情報Xはハーフトーン処理のとき、画像の種別に応じて最適なハーフトーンテーブルが選択されるときに必要だからである。加算部122で加算されたCMYKの階調データは圧縮部107に出力される。
図2に戻り、圧縮部107は白黒用変換部1211及び加算部122から出力されたCMYKの階調データが入力され、圧縮処理を施して印刷装置2に出力する。圧縮するのは、CMYK階調データの転送効率をあげるためである。圧縮処理は、例えば多く出現するコードに符号長の短い符号を割り当て、出現率が少ないコードに符号長の長い符号を割り当てる、いわゆるハフマン符号化を用いる。もちろん、それ以外の圧縮処理であってもよい。
印刷装置2の機能的なブロックの構成も図2に示す。印刷装置2は、解凍部201と、ハーフトーン処理部202と、パルス幅変調部203と、印刷エンジン24とから構成される。解凍部201と、ハーフトーン処理部202、及びパルス幅変調部203は、図1のCPU20、ROM22、及びRAM23に対応する。
解凍部201は、ホストコンピュータ1から出力された、圧縮後のCMYKの階調データが入力され、伸長処理(解凍)を行う。解凍後のCMYKデータ(RGBXとしてバンドメモリ105に展開されたデータのときは属性情報Xも含む)はハーフトーン処理部202に出力される。ハーフトーン処理部202は、属性情報Xのうち画像の種別に応じて複数のハーフトーンテーブルから最適なテーブルを選択して、濃淡画像の中間階調を表現した再生画像データを生成する。テーブルは例えば、網点を細かくしてスクリーン線数を多くとったテーブルと、網点を粗くしてスクリーン線数を少なくとったテーブルの2種類がある。スクリーン線数が多いと細い線が欠けることなく忠実に再現できるため解像度がよく、文字やグラフィックスを印刷するには有利である。また、スクリーン線数が少ないと階調の変化をそれだけ多く再現できるため、イメージを印刷するには有利である。よって、属性情報Xのうち画像の種別を示す情報が文字やグラフィックスのときは、スクリーン線数の多いテーブルを選択し、イメージのときはスクリーン線数の少ないテーブルを選択するようにする。そして、ハーフトーン処理部202は、テーブル内のCMYK階調データに対応する出力値を求めて(いわゆるγテーブル)、その出力値を再生画像データとして出力する。
パルス幅変調部203は、ハーフトーン処理部202からの再生画像データが入力され、印刷媒体に形成されるドットごとにレーザ駆動パルス有り又は無し等の駆動データを生成する。生成した駆動データは、印刷エンジン24に出力される。
印刷エンジン24は、レーザダイオード(LD)241、感光体ドラム242とから構成される。レーザダイオード241は、パルス幅変調部212からの駆動データが入力され、その駆動データに対応したレーザ光を感光体ドラム242に照射する。これにより、ドラム242上に潜像が形成される。そして、CMYKの各色のトナーがドラム242に付着することで現像され、図示しない転写ベルト等を介して、実際に印刷用紙等の記録媒体に画像が印刷されることになる。
以上のように構成された本発明が適用されるシステムでの動作の詳細について説明する。図5にはそのうち、ホストコンピュータ1内での処理の動作を示すフローチャートである。ホストコンピュータ1のCPU10は、本処理を実行するためのプログラムをROM13から読み出すことで処理が開始される(ステップS10)。
次いでCPU10は、印刷のための画像等を生成し、その画像を示すGDI描画レコードを生成する。このGDI描画レコードは、上述したようにアプリケーション部101において画像を生成することにより生成されるものである。例えば、図7(a)に示す印刷画像を生成したときで説明する。この図に示すように1ページ分の画像は、イメージ1とイメージ2、2つの文字1と文字2、そして2つのグラフィックス1、2から構成されている。GDI描画レコードは、1つのオブジェクト画像ごとにコマンド形式で表現される。
このうち、イメージ1についての描画コマンドは、図7(b)に示すように“Image(X1、Y1、W1、H1、R0、B0、G0、…)”と表現される。“Image”は、オブジェクト画像がイメージであることを示す。“X1、Y1”は、1ページの画像の原点(0,0)を最も左上の画素にとったとき、イメージ1の開始位置の座標を示す。“W1”はイメージ1の幅、“H1”はイメージ1の高さを示す。また、“R0、G0、B0、…”はイメージ1の各画素のRGB階調値を示す。イメージ2も同様に、開始位置を“X2、Y2”、幅を“W2”、高さを“H2”としてGDI描画レコードが表現される。
グラフィックス1は、開始位置の座標“X4、Y4”,終了位置の座標“X5、Y5”とする線が複数からなるものとして表現される。グラフィックス2は、開始位置の座標“X7、Y7”、幅“W7”、高さ“H7”となる。グラフィックス2は矩形の形状で、その矩形を白を背景として複数の黒ドットからなっている。かかるグラフィックスは、2値パターンと呼ばれる。よって、2色分のRGB階調値で表現できるため、グラフィックス2の描画レコードでは“R0、G0、B0、R1、G1、B1”となる。
文字1は、文字を示すコマンド“Char”、その引数にその開始位置を示す“X3、Y3”、幅“W3”、高さ“H3”、文字の色を示すRGBの階調値“R、G、B”として表現される。さらに文字2は、コマンド“Char”の引数に開始位置“X6、Y6”、幅“W6”、高さ“H6”、RGBの階調値“R、G、B”として表現される。なお、文字1はモノクロデータ(RGBそれぞれ“00000000(2進)”または“11111111(2進)”)であり、文字2はカラーデータ(モノクロデータ以外のデータ)である。このように生成した描画コマンドは、CPU10の制御によって例えばRAM14に一時記憶される。
図5に戻り、かかる描画レコードを生成すると、次いでCPU10はこの描画レコードを解析する(ステップS12)。上述したように、図2のコマンド解析部102で処理される。生成した描画コマンドをRAM14から読み出して、描画レコードのコマンド等から、オブジェクト画像が文字なのか、グラフィックスなのか、イメージなのか等を示す情報を生成することになる。
次いでCPU10は、解析した描画レコードから中間コードを生成する(ステップS13)。図2における中間コード生成部103で行われる。図7(b)の描画レコードから生成した中間コードの例を図8(a)に示す。中間コードは図8(a)に示すようにバンドごとに生成される。バンド1には図7(a)のイメージ1のみ存在し、中間コードは“IM(X'1,Y'1)、W1、H1、(R0、G0、B0、…)”と表現される。ここで“IM”は画像の種別がイメージであることを示すもので、“X'1、Y'1”はバンドメモリ1上での開始位置を示す。 “W1”はイメージ1の幅、“H1”はイメージ1の高さ、 “R0、G0、B0、…”はイメージ1の各画素のRGB階調値を示す。
バンド2には、図7(a)のイメージ2と文字1とが存在する。イメージ2はイメージ1とほぼ同様である。ただし、開始位置の座標はバンド2上での開始位置、すなわちバンド2での最も左上の位置を原点(0,0)としたものである。文字1の中間コードは“CH(X'3,Y'3)、W3、H3、“あ”、(R,G、B)”となる。“CH”は画像の種別が文字であることを示し、“(X'3,Y'3)”は文字1の開始点の座標位置、“W3”は文字1の幅、“H3”は文字1の高さ、“(R、G、B)”は、文字1の色を示す。この場合、RGBの各値は“00000000(2進)”または“11111111(2進)”となる。開始点の座標位置は、同様にバンド2での最も左上の位置を原点(0,0)とした場合の位置である。“あ”は文字1のキャラクタを示す。
バンド3には、図7(a)のグラフィックス1と文字2とが存在する。グラフィックス1は“GRP(X'4,Y'4,W4)、…”と表現される。“GRP”は、画像の種別がグラフィックスであることを示し、“X'4,Y'4”はグラフィクス1の開始点、“W4”は開始点からの幅を示す。グラフィックス1は開始点からの幅分の長さを有する線が複数構成されて、形成されているものである。よって、グラフィックス1を形成するように、“GRP()”と表現された中間コードが複数生成されることになる。さらにバンド3には、文字2があるため、中間コード“CH(X'6,Y'6)、W6、H6、“A”、(R,G,B)”が生成される。ほぼ文字1と同様であるが、開始点が異なる。
バンド4には図7(a)のグラフィックス2が存在する。グラフィックス2の中間コードは“LECTANGLE(X'7、Y'7)、W7、H7、(R0、G0、B0)、(R1、G1、B1)”となる。“LECTANGLE”はグラフィックス2が矩形のグラフィックスであることを示す。開始点、幅、高さは上述した中間コードと同様に表現される。また、グラフィックス2は2値パターンであるため、RGBの階調値は2種類とりうる。よって、2つのRGB階調値“(R0、G0、B0)、(R1、G1、B1)”がある。
図5に戻り、CPU10は上述した中間コードを生成(ステップS13)した後、CPU10はバンドメモリ105への展開処理を行う(ステップS14)。ここで、バンドメモリ105への展開に際して、RGBの階調データをそのまま展開するのか、Grayデータとして展開するかの判断を行う。Grayデータとして展開すれば、メモリ105への書き込み量が少なくなり、さらに色変換処理もテーブルを用いた変換処理を行わないため、印刷処理の高速化を図ることができるからである。これにより例えば、カラー印刷をモノクロ印刷なみに行うことも可能になる。
バンドメモリ105への展開処理の詳細を図6に示す。まず、CPU10は画像の種別がイメージか否か判断する。イメージ画像は、自然色を再現した色変換を行う必要があるからである。具体的には、ステップS13で生成した中間コードの“IM”、“GRP”、“CH”等の文字列からCPU10が判断する。すなわち、中間コードに“IM”が含まれているときは、画像の種別はイメージと判断でき、“GRP”や“LECTANGLE”が含まれているときは画像の種別がグラフィックスであると判断でき、さらに“CH”が含まれているときは画像の種別が文字であると判断できる。“IM”のとき、本ステップで“YES”が選択されステップS146に移行し、“GRP”や“LECTANGLE”、“CH”のときは本ステップで“NO”が選択されステップS142に移行する。
ステップS142においてCPU10は、パターンがソリッドまたは2値パターンであるか否か判断する。ソリッドとは、色が単色であることをいい、2値パターンは上述したように2種類の色を有する場合である。CPU10は、中間コードのうちRGBの階調値を読み出すことで判断する。すなわち、RGBの階調値が1種類であればソリッドと判断でき、2種類であれば2値パターンと判断できる。例えば、グラフィックス1は単色で構成され、その中間コードには1種類のRGB階調値“(R,G、B)”を有するため、ソリッドのパターンとなる。また、グラフィックス2は2種類のRGB階調値“(R0、G0、B0、R1、G1、B1)”を有しているため2値パターンと判断できる。ソリッドまたは2値パターンのときは本ステップで“YES”が選択されステップS143に移行する。また、グラフィックスや文字でソリッド、2値パターン以外、例えばグラフィックス内に模様が形成されている場合等は、色補正等の処理を行う必要があるため、本ステップで“NO”が選択され、処理はステップS146に移行する。
ステップS143においてCPU10は、R=G=B=“00000000(2進)”または“11111111(2進)”(16進数で“00”または“ff”)であるか否か判断する。色が白または黒からなるものか否かを判断している。画像の種別がグラフィックスや文字であり、ソリッドまたは2値パターンで構成されても、実際の色が白や黒以外の色ならば色補正テーブルを使用して色変換を行うべきだからである。このステップも、CPU10は中間コードの各RGBの階調値を読出し、その値が“00000000(2進)”または“11111111(2進)”か否かで判断することができる。白または黒のときは本ステップで“YES”が選択されステップS144に移行する。白や黒以外のときは本ステップで“NO”が選択されステップS146に移行する。
ステップS144においてCPU10は、種別キーを生成する。上述したように、種別キーは色補正テーブルを使用して色変換行うか否かの情報を示す。本ステップS144では、色変換を行わないことを示す種別キーを生成することになる。生成した種別キーは上述したように、RAM14にCPU10の制御によって記憶される。
次いでCPU10は、RGBの階調データをGrayデータとしてバンドメモリ105に展開する。すなわち、RGBの各階調値“00000000(2進)”または“11111111(2進)”は、RGBそれぞれバンドメモリ105に展開させるのではなく、8ビットの“00000000”または“11111111”自体で展開させる。そして、バンドメモリ105への展開処理が終了して、処理はステップS15に移行する。
一方、ステップS141で“YES”、ステップS142及びS143で“NO”が選択されるとステップS146にて、CPU10は種別キーを生成する。ここではステップS144の種別キーとは異なり、色補正テーブルを用いて色変換すべきことを示す種別キーを生成する。生成した種別キーは同様にRAM14に記憶される。そして、処理はステップS147に移行し、CPU10は、RGBの階調値と属性情報Xとをバンドメモリ105に展開することになる。展開処理が終了して、ステップS16に移行する。
バンドメモリ105への展開により、印刷媒体上での印刷形態を決定することになり、その後CPU10はGrayデータまたはRGB階調データに対してCMYKデータへの色変換処理を行うことになる。図8(a)の中間コードをバンドメモリ105に展開させたときの画像の例を図8(b)に示す。
図5に戻り、展開処理(ステップS14)が終了すると、CMYKの階調データへの変換処理を行うことになる(ステップS15、ステップS16)。ここで、Grayデータとしてバンドメモリ105に展開したとき(図6のステップS145)、入力値に対する補完値をとる白黒変換処理(ステップS15)を行う。RGBXとして展開したときは(図6のステップS147)、色補正テーブルを用いた色変換処理(ステップS16)を行う。白黒変換処理は、上述したように(図4参照)、Grayデータである“00000000(2進)”または“11111111(2進)”の補完をとって、それぞれ“1111111(2進)”または“00000000(2進)”をCMYKの階調データとして出力する。色変換処理も上述したように、四面体補間を用いた処理で属性情報Xにより画像の種別に応じた補正テーブル1214A〜1214Cが選択されてRGBの階調値に対応したCMYKの階調値を得る。CMYKデータへの変換が終了すると、処理はともにステップS17に移行する。
ステップS17においてCPU10は、圧縮処理を行う。上述したようにCMYKの階調データに対してハフマン符号等による符号化によりデータの圧縮を行う。そして、圧縮したCMYKの階調データを印刷装置2へ出力する(ステップS18)。1ページ分すべてのCMYKの階調データを生成する(ステップS19で“YES”)と、本処理は終了し(ステップS20)、まだデータが存在すればステップS11に移行し上述した処理が繰り返されることになる。
以上の処理によりホストコンピュータ1から圧縮されたCMYKの階調データ(RGBXとしてバンドメモリに展開されたときはさらに属性情報Xも含む)が印刷装置2に出力される。そして、印刷装置2において解凍部201にて解凍され、ハーフトーン処理202により濃淡画像を形成した再生画像データが生成される。RGBXとして展開された場合のCMYKの階調データは、属性情報Xにより解像優先または階調優先のいづれかのハーフトーンテーブルが選択される。Grayデータとして展開された場合のCMYKの階調データ(この場合は“11111111”または“00000000”)は、どちらのテーブルでもよい。γテーブルを利用したハーフトーン処理では、入力値と出力値との関係を示すγ特性(入力値が“0(10進)”近傍では出力値が急激に高くなり、入力値が“255(10進)”に近づくに従い除々に出力値“255”に近づくように出力値が変化する特性)上、入力値“0”(2進表現で“00000000”)と“255”(2進表現で“11111111”)とはその特性の影響を受けずに、どのようなテーブルを選択しても出力値は変わらないためである。
そして、生成した再生画像データはパルス幅変調部203にてドットの生成を示す駆動データを生成し、印刷エンジン24にて印刷媒体に対する印刷が行われることになる。
以上説明してきたように、本発明によれば、印刷画像の種別がグラフィックスまたは文字のときでかつ、ソリッドまたは2値パターンであって、さらにRGBの階調値が“0”(10進)または“255”(10進)のとき、すべてのRGB値をバンドメモリ105へ展開させるのではなく、1バイト分の階調値を展開させるようにしたので、画像処理の高速化を図ることができ、印刷動作を高速に行うことができるとともに、高品質の画像を印刷することができる。
上述の例では、バンドメモリ105への展開と色処理とをホストコンピュータ1で行うとして説明したが、例えば印刷装置2でかかる展開と処理とを行わせるようにしても、上述した効果を得ることができる。また、ホストコンピュータ1としてパーソナルコンピュータや、さらには携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)などの情報携帯端末であってもよい。
また印刷装置2の例としてレーザプリンタの例で説明したが、その他にもインクジェットプリンタやバブルジェット(登録商標)プリンタ、さらにはファクシミリや複写機、さらにこれらの機能を備えた複合機であっても本発明の効果を奏することができる。
さらに、ハーフトーン処理の例としてγテーブルによる処理の例で説明したが、その他にも各画素の階調値と閾値マトリックス内の閾値とを比較してドットの有無を示す再生画像データを生成するディザ法や、同じく閾値との比較により再生画像データを生成するとともにその誤差分をまわりの未処理画素に拡散して誤差分を含めて閾値との比較を行う誤差拡散法などによるハーフトーン処理であってもよい。
本発明が適用されるシステムの構成図である。 本発明が適用されるシステムの機能ブロックの構成図である。 バンドメモリ105の構成例を示す図である。 色処理部106の構成例を示す図である。 画像処理の動作を示すフローチャートである。 バンドメモリへの展開処理の動作を示すフローチャートである。 印刷画像の例と、その描画レコードの例を示す図である。 中間コードの例と、バンドメモリに印刷画像が展開されたときの例を示す図である。
符号の説明
1 ホストコンピュータ 2 印刷装置 10 CPU 13 ROM 14 RAM 20 CPU 22 ROM 23 RAM 101 アプリケーション部 103 中間コード生成部 104 画像展開部 105 バンドメモリ 106 色処理部 120 第1のスイッチング部 121 色変換部 202 ハーフトーン処理部 1211 白黒用変換部 1212 色変換処理部 1213 第2のスイッチング部 1214A 色補正テーブル1 1214B 色補正テーブル2 1214C 色補正テーブル3

Claims (11)

  1. カラーデータを含む画像データに対して画像処理を行う画像処理装置であって、
    前記画像データの画像の種別がイメージ画像以外であって、かつ、前記画像の色が白または黒のとき、前記画像データを構成するRGB(レッド、グリーン、ブルー)3色分の各データを1色分の白または黒の画像データとしてバンドメモリに展開する展開手段と、
    前記1色分として展開された画像データを前記バンドメモリから読み出して、前記画像データの補完値を演算することによってCMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)の画像データに変換する色変換手段とを有し、
    前記展開手段は前記画像データを前記1色分の白または黒の画像データとして前記バンドメモリに展開したことを示す種別キーを生成し、
    前記色変換手段は前記種別キーに基づいて前記バンドメモリから読み出した前記1色分の白または黒の画像データを前記CMYKの画像データに変換することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記展開手段は、前記画像の種別がグラフィックス画像で、かつ前記グラフィックス画像が単色または2色から構成されているとき、前記グラフィックス画像の色が白または黒の単色、もしくは前記グラフィックス画像の色が白及び黒の2色、か否かを判別する、ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記展開手段は、前記画像の種別が文字のとき、前記文字画像の色が白または黒か否かを判別する、ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記展開手段は、前記画像の種別がイメージ画像であることを検出したとき、前記画像の色は白または黒でないと判別する、ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1記載の画像処理装置であって、
    前記展開手段は、前記画像の種別がグラフィックス画像で、前記グラフィックス画像が3色以上の模様から構成されるとき、前記画像の色は白または黒でないと判別する、ことを特徴とする画像処理装置。
  6. カラーデータを含む画像データに対して画像処理を行う画像処理装置であって、
    前記画像データを所定幅を有するバンドメモリに展開させるための中間コードを生成する中間コード生成手段と、
    前記中間コード生成手段で生成した中間コードから前記画像データの画像の種別を判別し、前記種別がイメージ以外であって、当該画像が単色または2色から構成され、さらに、当該画像の色が白または黒であるとき、3色分の前記画像データを1色分の白または黒の画像データとして前記バンドメモリに展開する展開手段と、
    前記展開手段で展開された前記画像データをバンドメモリから読み出して色変換を行う色変換手段とを有し、
    前記展開手段は前記画像データを前記1色分の白または黒の画像データとして前記バンドメモリに展開したことを示す種別キーを生成し、
    前記色変換手段は前記種別キーに基づいて前記バンドメモリから読み出した前記画像データを色変換することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6記載の画像処理装置であって、
    前記色変換手段は、前記1色分の色または黒の画像データに対してその画像データの補完値を演算することによって、CMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)の画像データに変換する、ことを特徴とする画像処理装置。
  8. カラーデータを含む画像データに対して画像処理を行うプログラムであって、
    前記画像データの画像の種別がイメージ画像以外であって、かつ、前記画像の色が白または黒のとき、前記画像データを構成するRGB(レッド、グリーン、ブルー)3色分の各データを1色分の白または黒の画像データとしてバンドメモリに展開する展開処理と、
    前記1色分として展開された画像データを前記バンドメモリから読み出して、前記画像データの補完値を演算することによってCMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)の画像データに変換する色変換処理とを有し、
    前記展開処理は前記画像データを前記1色分の白または黒の画像データとして前記バンドメモリに展開したことを示す種別キーを生成し、
    前記色変換処理は前記種別キーに基づいて前記バンドメモリから読み出した前記1色分の画像データを色変換し、前記各処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. カラーデータを含む画像データに対して画像処理を行うプログラムであって、
    前記画像データを所定幅を有するバンドメモリに展開させるための中間コードを生成する中間コード生成処理と、
    前記中間コード生成処理で生成した中間コードから前記画像データの画像の種別を判別し、前記種別がイメージ以外であって、当該画像が単色または2色から構成され、さらに、当該画像の色が白または黒であるとき、3色分の前記画像データを1色分の白または黒の画像データとして前記バンドメモリに展開する展開処理と、
    前記展開処理で展開された前記画像データをバンドメモリから読み出して色変換を行う色変換処理とを有し、
    前記展開処理は前記画像データを前記1色分の白または黒の画像データとして前記バンドメモリに展開したことを示す種別キーを生成し、
    前記色変換手段は前記種別キーに基づいて前記バンドメモリから読み出した前記画像データを色変換し、前記各処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. カラーデータを含む画像データに対して画像処理を行う画像処理装置であって、
    前記画像データをバンドメモリに展開させるため、バンド毎の中間コードを生成する中間コード生成手段と、
    前記中間コード生成手段で生成した中間コードから前記画像データの画像の種別を判別し、前記バンド毎に生成された中間コードの前記種別がイメージ以外であって、当該画像が単色または2色から構成され、さらに、当該画像の色が白または黒であるとき各バンドにGrayデータとして展開し、それ以外の場合はRGB階調データとして展開することを判断する手段と、
    前記バンド毎の中間コードを前記判断する手段の結果に基づいて前記バンドメモリに展開する手段と、
    前記展開手段で展開された前記画像データをバンドメモリから読み出して色変換を行う色変換手段とを有し、
    前記判断する手段は、前記中間コードをGrayデータとして展開したことを示す種別キーを生成し、
    前記色変換手段は前記種別キーに基づいて前記画像データを色変換することを特徴とする画像処理装置。
  11. 前記展開する手段は、前記RGB階調データとして展開されるときには前記画像データの
    種別を示す属性情報を付加して展開し、前記Grayデータとして展開されるときには前記属性情報を付加しないで展開することを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
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