JP4874309B2 - 画像形成システム、画像処理装置、及び画像処理方法 - Google Patents

画像形成システム、画像処理装置、及び画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、カラー画像処理装置とカラー画像形成装置とが接続された画像形成システム、カラー画像形成装置に接続された画像処理装置、及び、画像処理方法に関する。
従来から、図7に示すように、パーソナルコンピュータ(PC)等のホスト70と、プリンタ80とがケーブル(図示せず)により接続された画像形成システムを使用して、Anoto印刷が行われている。すなわち、従来の画像形成システムでは、ホスト70が(R、G、B)値でなる画像データと、Anotoパターンデータをケーブルを介してプリンタ80に送信し、プリンタ80が(R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー))値でなる画像データを補数変換(C=1−R、M=1−G、Y=1−B)して(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データを生成する。その後、プリンタ80は、層厚制御を行って、生成した(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データと、ホスト70から送信されてきたAnotoパターンデータを画像合成し、この画像合成した画像データを印刷媒体に印刷する。前述の(C、M、Y、K(K=0))中の(K=0)は、(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データにおいて、K色を有していないことを示している。
ところで、ホスト70のディスプレイに表示した画像の色味は、画像データの(R、G、B)値を標準RGBプロファイル(sRGBプロファイル)に基づいて得られた色味であり、一方、プリンタ80により印刷媒体に印刷された画像の色味は、ホスト70から送信されてきた(R、G、B)値でなる画像データの(R、G、B)値を補数変換して得られた(C、M、Y、K(K=0))値に従った色味である。このため、同一な画像データを使用しても、ディスプレイに表示されているこの画像データの画像の色味と、プリンタにより印刷媒体に印刷された画像の色味とが一致しない。
上述したように、ディスプレイに表示した画像の色味とプリンタにより印刷媒体に印刷された画像の色味とは一致しないが、ユーザの要望で、ディスプレイに表示した画像の色味とプリンタにより印刷媒体に印刷された画像の色味とを一致させたいという要望あった。
このユーザからの要望に答えるため、従来の画像形成システムは、図8に示すように、ホスト70から(R、G、B)値でなる画像データ及びAnotoパターンデータをプリンタ80に送信し、プリンタ80がこの画像データを補数変換して(C、M、Y、K(K=0)値でなる画像データに変換する。次に、プリンタ80は、(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データを、リンクプロファイル803に基づき、印刷媒体に印刷された画像の色味を、ディスプレイに表示されている画像の色味と近似させる(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換する。その後、プリンタの層厚制御部801は、リンクプロファイルに基づき、変換された画像データの(C、M、Y、K(K=0))値及びAnotoパターンデータのK値に基づいて全ての色のトナー層に関する層厚を制御し、印刷処理部802は、リンクプロファイルに基づき変換された(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データと、K値のみでなるAnotoパターンデータとを画像合成し、合成した画像を印刷媒体に印刷する(例えば、特許文献1参照)。従って、この印刷媒体に印刷された画像は、ディスプレイに表示された画像の色味と近似した色味を有し、且つ、印刷媒体には、Anotoパターンの画像が印刷されている。
特開2005−169798号公報
しかしながら、上述した従来のディスプレイに表示されている画像の色味と、印刷媒体に印刷された画像の色味とを近似させる画像形成システムでは、プリンタにおいて、補数変換処理、色味近似用プロファイルを使用したプロファイル変換処理、及び、層厚制御処理を行う必要があるため、印刷処理における負荷が過大となり、印刷処理に関してスループットが低いという問題点があった。
そこで、本発明は上述した問題点に鑑み、ディスプレイに表示されている画像の色味と近似した色味を有する画像を印刷媒体にAnoto(アノト)印刷するに際して、高いスループットを維持することが可能な画像形成システム、画像処理装置、及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、カラー画像処理装置とカラー画像形成装置とが接続された画像形成システムにおいて、前記カラー画像処理装置が、該カラー画像処理装置で作成されたRGB値でなるカラー画像データをLab値でなる画像データに変換する第1プロファイルと、前記Lab値でなる画像データをK値が0となるようにCMY値でなる画像データに変換する第2プロファイルと、仮想格子線の交点に対し、格子線上のそれぞれ異なる方向にずらせて配置した4つの基本アノトドットを第1フォントデータの各キャラクタコードとして前記カラー画像処理装置に登録し、該登録された前記第1フォントデータの各キャラクタコードを組合せてアノト(Anoto)パターンデータとして第1キャラクタコードデータを構成すると共に、該アノトパターンデータをK値指定して前記カラー画像形成装置に送信するアノトパターン生成部とを備える色変換部を有し、前記カラー画像形成装置が、前記カラー画像処理装置から送信されてきたCMY変換された前記画像データと、K指定された前記アノトパターンデータを受信し、それそれのデータを合成してカラー画像を形成する画像形成部を有することを特徴とする。
また、本発明は、カラー画像データとアノトパターンデータとを合成したカラー画像を形成するカラー画像形成装置に接続された画像処理装置において、予め作成されたRGB値でなるカラー画像データをLab値でなる画像データに変換する第1のプロファイルと、前記Lab値でなる画像データをK値が0となるようにCMY値でなる画像データに変換する第2プロファイルと、仮想格子線の交点に対し、格子線上のそれぞれ異なる方向にずらせて配置した4つの基本アノトドットを第1フォントデータの各キャラクタコードとして前記画像処理装置に登録し、該登録された前記第1フォントデータの各キャラクタコードを組合せて前記アノトパターンデータとして第1キャラクタコードデータを構成すると共に、該アノトパターンデータをK指定するアノトパターン生成部とを備える、色変換部と、前記色変換部によりCMY変換された前記カラー画像データと、該色変換部によりK指定された前記アノトパターンデータとを、前記カラー画像形成装置に送信する送信部とを有する。
また、本発明は、カラー画像データとアノトパターンデータとを合成したカラー画像を形成するカラー画像形成装置に印刷指示を出力する画像処理方法において、予め作成されたRGB値でなるカラー画像データをLab値でなる画像データに変換し、前記Lab値でなる画像データをK値が0となるようにCMY値でなる画像データに変換仮想格子線の交点に対し、格子線上のそれぞれ異なる方向にずらせて配置した4つの基本アノトドットを第1フォントデータの各キャラクタコードとして登録し、該登録された前記第1フォントデータの各キャラクタコードを組合せて前記アノトパターンデータとして第1キャラクタコードデータを構成すると共に、該アノトパターンデータをK指定し、CMY変換された前記カラー画像データと、K指定された前記アノトパターンデータとを、前記カラー画像形成装置に送信することを特徴とする。
以上、本発明によれば、ディスプレイに表示されている画像の色味と近似した色味を有する画像を印刷媒体にAnoto印刷するに際して、高いスループットを維持することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明に係る実施例1の画像形成システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施例1の画像形成システムは、カラー画像処理装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、PCという)10と、カラー画像形成装置としてプリンタ20とが図示しない接続ケーブルを介して接続されている。
PC10は、画像データ記憶部101と、標準RGBプロファイル102と、色味近似用プロファイル103と、標準RGBプロファイル変換部104と、色味近似用プロファイル変換部105と、Anotoパターン生成部106と、印刷ジョブ生成部107とを備える。
ここで、標準RGBプロファイル変換部104は、図示しないCPUが、図示しないROMに記憶されている標準RGBプロファイル変換制御プログラムを実行することにより構成される。色味近似用プロファイル変換部105は、同じくCPUが、同じくROMに記憶されている色味近似用プロファイル変換制御プログラムを実行することにより構成される。Anotoパターン生成部106は、同じくCPUが同じくROMに記憶されているAnotoパターン生成制御プログラムを実行することにより構成される。なお、上述した標準RGBプロファイル変換制御プログラム、及び、色味近似用プロファイル変換制御プログラムには、例えば、PDFファイルを生成するための制御プログラムであるAcrobat(Adobe社が提供しているアプリケーション名)を形成するAcrobatDistillerがある。Anotoパターン生成制御プログラムには、AcrobatにプラグインされたAcrobatFDTがある。
画像データ記憶部101は、スキャナで読み取られた画像データ等、プリンタ20に印刷される画像の画像データを記憶する。この画像データは、(R、G、B)値でなる画像データである。
標準RGBプロファイル102は、画像データ記憶部101に記憶されている(R、G、B)値でなる画像データを、(L、a、b)値でなる画像データに変換するためのファイルである。この標準RGBプロファイル102のデータ構成は、テーブル形式である。なお、この標準RGBプロファイル102は、AcrobatDistillerにパッケージングされている。
色味近似用プロファイル103は、印刷媒体に印刷すべき画像の色味をディスプレイに表示されている画像の色味に近似させるためのプロファイルであって、ディスプレイに表示させる(L、a、b)値でなる画像データを、印刷媒体に印刷させる(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換するためのファイルである。この色味近似用プロファイル103のデータ構成はテーブル形式である。なお、プリンタ20にてAnoto印刷をするとき、画像データとK色(黒色)のAnotoパターンデータとを合成した画像を印刷媒体に印刷するので、色味近似用プロファイル103は、(L、a、b)値でなる画像データを、(C、M、Y、K)値でなる画像データに変換する際には、K値を常に0、すなわち、黒色を有しないようにしている。また、色味近似用プロファイル103は、ユーザがプロファイル変換機により生成したプロファイル、または、ユーザの要求に従い、プロファイルを作成するツール等により生成されたプロファイルをAcrobatDistillerに組み込んだものである。
標準RGBプロファイル変換部104は、画像データ記憶部101に記憶されている(R、G、B)値でなる画像データを、標準RGBプロファイル102に基づき(L、a、b)値でなる画像データに変換し、この変換した画像データを色味近似用プロファイル変換部105に出力する。この標準RGBプロファイル変換部104により(R、G、B)値から(L、a、b)値に変換された画像データは、ディスプレイに表示される画像の画像データである。
色味近似用プロファイル変換部105は、標準RGBプロファイル変換部104から入力された(L、a、b)値でなる画像データを、色味近似用プロフィアル103に基づき(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換し、この画像データをRAM(図示せず)に記憶する。この色味近似用プロファイル変換部105により(L、a、b)値から(C、M、Y、K(K=0))値に変換された画像データは、プリンタ20により印刷媒体に印刷される画像の画像データである。
Anotoパターン生成部106は、プリンタ20により印刷媒体に印刷される画像と画像合成するAnotoパターン画像のAnotoパターンデータを生成し、このAnotoパターンデータをRAMに記憶する。Anotoパターンとは、ドットで描かれたパターンであって、各ドットは、更に細かい互いに異なるドットパターンで構成されている。Anotoペンに内蔵されているパターン読み取り機構が、各ドットのドットパターンを読み取ることにより、印刷媒体上の絶対位置が検出される。
印刷ジョブ生成部107は、印刷ジョブの生成要求がAnotoパターン生成部106から入力されると、RAMに記憶されている(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データ、及び、Anotoパターンデータを読み出し、これらの画像データが記述された印刷ジョブを生成する。そして、印刷ジョブ生成部107は、生成した印刷ジョブを接続ケーブルを介して送信する。
プリンタ20は、画像データ記憶部201と、層厚制御部202と、印刷処理部203とを備える。
画像データ記憶部201は、接続ケーブルを介してPC10から送信されてきた(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データを記憶する画像データ記憶領域2011と、接続ケーブルを介してPC10から送信されてきたAnotoパターンデータを記憶するAnotoパターンデータ記憶領域2012とを有する。
層厚制御部202は、画像データ記憶領域2011に記憶されている画像データの(C、M、Y、K(K=0))値、及び、Anotoパターン記憶領域2012に記憶されているAnotoパターンデータのK値に基づき、Cのトナー量、Mのトナー量、Yのトナー量、及び、Kのトナー量を算出し、各ドット上の総トナー量が所定量以下になるように補正し、補正された各色のトナー量を印刷処理部203に出力する。
印刷処理部203は、層厚制御部202から入力された補正後の各色のトナー量で、画像データによる画像と、AnotoパターンデータによるAnotoパターン画像を画像合成し、この合成画像を印刷媒体に印刷する。
次に、本発明に係る実施例1の画像形成システムの動作を説明する。
図2は、本発明に係る実施例1の画像形成システムの動作を示すフローチャートである。まず、ユーザよりPC10に印刷依頼情報、すなわち、印刷を依頼する画像データのファイル名が入力されると(ステップS1)、標準RGBプロファイル変換部104は、ユーザにより指定されたファイル名の画像データを画像データ記憶部101から順次読み出し、この読み出した(R、G、B)値でなる画像データを標準RGBプロファイル102に基づき、(L、a、b)値でなる画像データに変換し(ステップS2)、この(L、a、b)値でなる画像データを色味近似用プロファイル変換部105に出力する。
色味近似用プロファイル変換部105は、標準RGBプロファイル変換部104から入力された(L、a、b)値でなる画像データを、色味近似用プロフィアル103に基づき(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換し(ステップS3)、この画像データをRAMに書き込む。その後、色味近似用プロファイル変換部105は、Anotoパターンデータの生成要求をAnotoパターン生成部106に出力する。
Anotoパターン生成部106は、前述の生成要求が色味近似用プロファイル変換部105から入力されると、Anotoパターン生成制御プログラムに基づき、Anotoパターンデータを生成し(ステップS4)、このAnotoパターンデータをRAMに書き込む。その後、Anotoパターン生成部106は、印刷ジョブの生成要求を印刷ジョブ生成部107に出力する。
印刷ジョブ生成部107は、前述の生成要求がAnotoパターン生成部106から入力されると、RAMに記憶されている(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データ、及び、Anotoパターンデータを読み出し、これらの画像データが記述された印刷ジョブを生成し、この生成した印刷ジョブを接続ケーブルを介してプリンタ20に送信する(ステップS5)。
プリンタ20は、PC10から印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブに記述されている(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データを、画像データ記憶部201の画像データ記憶領域2011に書き込む(ステップS6)。
プリンタ20は、前述の画像データを画像データ記憶領域2011に書き込んだのち、印刷ジョブに記述されているAnotoパターンデータを、画像データ記憶部201のAnotoパターン記憶領域2012に記憶する(ステップS7)。
その後、プリンタ20の層厚制御部202は、画像データ記憶領域2011に記憶されている画像データの(C、M、Y、K(K=0))値、及び、Anotoパターン記憶領域2012に記憶されているAnotoパターンデータのK値に基づき、Cのトナー量、Mのトナー量、Yのトナー量、及び、Kのトナー量を算出し、各ドット上の総トナー量が所定量以下になるように補正し(ステップS8)、これら補正された各色のトナー量を印刷処理部203に出力する。
印刷処理部203は、層厚制御部202から入力された各色のトナー量にて、画像データでなる画像、及び、AnotoパターンデータでなるAnotoパターン画像を画像合成し、この合成画像を印刷媒体に印刷し(ステップS9)、処理を終了する。
実施例1によれば、PC10の色味近似用プロファイル変換部105が、標準RGBプロファイル変換部104から入力された(L、a、b)値でなる画像データを、色味近似用プロフィアル103に基づき(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換した後にプリンタ20に送信するので、プリンタ20が画像処理装置10から受信した画像データを印刷媒体にAnoto印刷するに際して、従来のプリンタが行っていた、補数変換処理、及び、リンクプロファイル変換処理を省略することができる。このため、プリンタ20におけるAnoto印刷において高いスループットを維持することができる。
図3は、本発明に係る実施例2の画像形成システムの構成を示すブロック図である。この実施例2の画像形成システムは、実施例1の画像形成システムと同様、カラー画像処理装置としてのPC30と、カラー画像形成装置としてプリンタ40と図しない接続ケーブルを介して接続されている。
PC30は、実施例1と同様、プリンタ40に送信する画像データとして、このプリンタ40により印刷媒体に印刷されたときの画像が、ディスプレイに表示された画像の色味と近似する画像データを生成する処理(以下、近似処理という)を実行するか、または、プリンタ40に送信する画像データとして、このプリンタ40により印刷媒体に印刷されたときの画像が、ディスプレイに表示された画像の色味と異なる、従来の慣れ親しんだ色味の画像を生成する処理(以下、従来処理という)を実行する装置である。ここで、従来処理を実行する理由は、ユーザが印刷媒体に印刷された画像の色味を目的とする色味に修正した画像データを情報資源として活用したいという要望に答えるためや、従来のように、ディスプレイに表示された画像の色味と異なる、従来の慣れ親しんだ色味の画像を印刷媒体に印刷させたいという要望に答えるためである。
PC30は、画像データ記憶部301と、標準RGBプロファイル302と、修正RGBプロファイル303と、色味近似用プロファイル304と、標準RGBプロファイル変換部305と、修正RGBプロファイル変換部306と、色味近似用プロファイル変換部307と、Anotoパターン生成部308と、プロファイル変換選択部309と、印刷ジョブ生成部310とを備える。ここで、標準RGBプロファイル302、色味近似用プロファイル304、標準RGBプロファイル変換部305、色味近似用プロファイル変換部307、Anotoパターン生成部308、及び、印刷ジョブ生成部310のそれぞれは、実施例1のものと同一である。
画像データ記憶部301は、実施例1と同様、スキャナで読み取られた画像データ等、プリンタ40に印刷される画像の画像データを記憶し、更に、印刷媒体に印刷された画像の色味を目的とする色味になるように、ユーザにより修正された画像データを記憶する。
修正RGBプロファイル303は、画像データ記憶部301に記憶されている(R、G、B)値でなる画像データを、ディスプレイに表示された画像の色味と異なる、従来の慣れ親しんだ色味の画像を印刷媒体にAnoto印刷させる(L、a、b)値でなる画像データに変換するためのファイルである。この修正RGBプロファイル303のデータ構成はテーブル形式である。また、修正RGBプロファイル303は、ユーザの要求に従い、プロファイルを作成するツール等により生成されたプロファイルをAcrobatDistillerに組み込んだものである。
修正RGBプロファイル変換部306は、画像データ記憶部301に記憶されている(R、G、B)値でなる画像データを、修正RGBプロファイル303に基づき(L、a、b)値でなる画像データに変換し、この変換した画像データを色味近似用プロファイル変換部307に出力する。この修正RGBプロファイル変換部306により(R、G、B)値から(L、a、b)値に変換された画像データは、ディスプレイに表示された画像の色味と異なる、従来の慣れ親しんだ色味の画像を印刷媒体に印刷させるための画像データである。
プロファイル変換選択部309は、ユーザにより、近似処理か、または、従来処理を指定する処理指定情報と、印刷される画像の画像データを格納するファイル名と記述された印刷依頼情報が入力されると、印刷依頼情報に記述されている処理指定情報が近似処理であるか、従来処理であるかを判定する。そして、プロファイル変換選択部309は、処理指定情報が近似処理であると判定した場合には、標準RGBプロファイル変換部305に入力されたファイル名を出力し、一方、処理指定情報が従来処理であると判定した場合には、修正RGBプロファイル変換部306に前述のファイル名を出力する。
プリンタ40は、画像データ記憶部401と、層厚制御部402と、印刷処理部403とを備える。これら、画像データ記憶部401、層厚制御部402、及び、印刷処理部403は、実施例1のものと同一である。
次に、本発明に係る実施例2の画像形成システムの動作を説明する。
図4は、本発明に係る実施例2の画像形成システムの動作を示すフローチャートである。ユーザによりPC30に印刷依頼情報が入力されると(ステップS11)、プロファイル変換選択部309は、印刷依頼情報が近似処理についてのものか、または、従来処理についてのものかを判定する(ステップS12)。プロファイル変換選択部309は、印刷依頼が近似処理であると判定した場合には(ステップS12;近似処理)、ユーザが印刷依頼したファイ名を標準RGBプロファイル変換部305に出力する。
標準RGBプロファイル変換部305は、プロファイル変換選択部309から前述のファイル名が入力されると、画像データ記憶部301からこのファイル名の画像データを順次読み出し、標準RGBプロファイル302に基づき、読み出した画像データについて、(R、G、B)値でなる画像データを(L、a、b)値でなる画像データに変換する(ステップS13)。その後、標準RGBプロファイル変換部305は、(L、a、b)値に変換された画像データを、色味近似用プロファイル変換部307に出力し、ステップS15に処理を移行する。
ステップS12において、プロファイル変換選択部309は、印刷依頼が従来処理であると判定した場合には(ステップS12;従来処理)、ユーザが印刷依頼したファイ名を修正RGBプロファイル変換部306に出力する。
修正RGBプロファイル変換部306は、プロファイル変換選択部309から前述のファイル名が入力されると、画像データ記憶部301からこのファイル名の画像データを順次読み出し、修正RGBプロファイル303に基づき、読み出した(R、G、B)値でなる画像データを(L、a、b)値でなる画像データに変換する(ステップS14)。その後、修正RGBプロファイル変換部306は、(L、a、b)値に変換された画像データを、色味近似用プロファイル変換部307に出力し、ステップS15に処理を移行する。この修正RGBプロファイル変換部306により、(R、G、B)値から(L、a、b)値に変換された画像データは、慣れ親しんだ色味の画像を印刷媒体に印刷するためのものであって、標準RGBプロファイル変換部305により変換された画像データの(L、a、b)値とは異なっている。
以降、ステップS15において、色味近似用プロファイル変換部307が、標準RGBプロファイル変換部305、又は、修正RGBプロファイル変換部306から入力された(L、a、b)値でなる画像データを、(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換する処理から、ステップS21において、プリンタ40がPC30から送信されてきた(L、a、b)値でなる画像データの画像と、Anotoパターンデータの画像とを合成し、この合成画像を印刷媒体に印刷する処理は、実施例1におけるステップS3からステップS9までの処理と同様である。
実施例2によれば、実施例1の効果を有し、更に、ユーザからの印刷依頼情報により、従来処理が依頼されると、修正RGBプロファイル変換部306が、修正RGBプロファイル303に基づき、画像データ記憶部301から読み出した(R、G、B)値でなる画像データを、慣れ親しんだ色味の画像を印刷媒体に印刷するための(L、a、b)値でなる画像データに変換するので、プリンタ40により印刷媒体にAnoto印刷された画像データの画像を、ディスプレイに表示された画像の色味と異なる、従来の慣れ親しんだ色味の画像とすることができる。これにより、印刷媒体に印刷された画像の色味を目的とする色味に修正した画像データを情報資源として活用したいというユーザの要望に答えることができる。
図5は、本発明に係る実施例3の画像形成システムの構成を示すブロック図である。この実施例3の画像形成システムは、実施例1の画像形成システムと同様、カラー画像処理装置としてのPC50と、カラー画像形成装置としてプリンタ60とが接続ケーブルを介して接続されている。
PC50は、実施例2と同様、ディスプレイに表示された画像の色味と近似した色味を印刷媒体に印刷させる画像データ、または、ユーザが希望する場合には、ディスプレイに表示された画像の色味と異なる従来の慣れ親しんだ色味の画像を印刷媒体に印刷させる画像データをプリンタ60に送信する装置である。
PC50は、画像データ記憶部501と、標準RGBプロファイル502と、色味近似用プロファイル503と、修正印刷用プロファイル504と、標準RGBプロフィアル変換部505と、色味近似用プロファイル変換部506と、修正印刷用プロファイル変換部507と、Anotoパターン生成部508と、プロファイル変換選択部509と、印刷ジョブ生成部510とを備える。ここで、画像データ記憶部501、標準RGBプロファイル502、色味近似用プロファイル503、Anotoパターン生成部508、印刷ジョブ生成部510は、実施例1のものと同一である。
修正印刷用プロファイル504は、(L、a、b)値でなる画像データを、ディスプレイに表示された画像の色味と異なる、従来の慣れ親しんだ色味の画像を印刷媒体にAnoto印刷させる(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換するためのプロファイルである。この修正印刷用プロファイル504のデータ構成はテーブル形式である。また、修正印刷用プロファイル504は、ユーザの要求に従い、プロファイルを作成するツール等により生成されたプロファイルをAcrobatDistillerに組み込んだものである。
修正印刷用プロファイル変換部507は、標準RGBプロファイル変換部505から入力されたディスプレイに表示される画像の色味を表す(L、a、b)値でなる画像データを、修正印刷用プロファイル504に基づき、ディスプレイに表示された画像の色味と異なる、従来の慣れ親しんだ色味の画像を印刷媒体に印刷させる(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換し、この変換した画像データを接続ケーブルを介してプリンタ60に送信する。また、修正印刷用プロファイル変換部507は、上述した(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データをプリンタ60に送信したのち、Anotoパターン生成部508に起動の指示を出力する。
プロファイル変換選択部509は、上述した印刷依頼情報に記述されている処理指定情報が近似処理であるか、従来処理であるかを判定する。そして、プロファイル変換選択部509は、処理指定情報が近似処理であると判定した場合には、色味近似用プロファイル変換部506に起動の指示を出力したのち、印刷依頼情報に記述されていたファイル名を標準RGBプロファイル変換部505に出力する。一方、プロファイル変換選択部509は、処理指定情報が従来処理であると判定した場合には、修正印刷用プロファイル変換部507に起動の指示を出力したのち、前述のファイル名を標準RGBプロファイル変換部505に出力する。
プリンタ60は、画像データ記憶部601と、層厚制御部602と、印刷処理部603とを備える。これら、画像データ記憶部601、層厚制御部602、及び、印刷処理部603は、実施例1のものと同一である。
次に、本発明に係る実施例3の画像形成システムの動作を説明する。
図6は、本発明に係る実施例3の画像形成システムの動作を示すフローチャートである。ユーザによりPC50に印刷依頼情報が入力されると(ステップS31)、プロファイル変換選択部509は、印刷依頼情報に記述されている処理指定情報が近似処理であるか、従来処理であるかを判定する(ステップS32)。プロファイル変換選択部509は、印刷依頼情報に記述されている処理指定情報が近似処理であると判定した場合には(ステップS32;近似処理)、色味近似用プロファイル変換部506に対して起動要求を出力する(ステップS33)。次に、プロファイル変換選択部509は、印刷依頼情報に記述されていたファイル名を標準RGBプロファイル変換部505に出力する。
標準RGBプロファイル変換部505は、プロファイル変換選択部509から前述のファイル名が入力されると、このファイル名の画像データを画像データ記憶部501から順次読み出し、この読み出した画像データを標準RGBプロファイル502に基づき、画像データの(R、G、B)値を(L、a、b)値に変換し(ステップS34)、この(L、a、b)値でなる画像データを色味近似用プロファイル変換部506に出力する。
色味近似用プロファイル変換部506は、標準RGBプロファイル変換部505から入力された(L、a、b)値でなる画像データを、色味近似用プロフィアル503に基づき(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換し(ステップS35)、この画像データをRAMに書き込む。その後、色味近似用プロファイル変換部506は、画像データをRAMに書き込んだ旨の通知をAnotoパターン生成部508に出力し、ステップS39に処理を移行する。
ステップS32において、プロファイル変換選択部509は、印刷依頼情報に記述されている処理指定情報が従来処理であると判定した場合には(ステップS32;従来処理)、修正印刷用プロファイル変換部507に対して起動要求を出力する(ステップS36)。次に、プロファイル変換選択部509は、印刷依頼情報に記述されていたファイル名を標準RGBプロファイル変換部505に出力する。
標準RGBプロファイル変換部505は、プロファイル変換選択部509から前述のファイル名が入力されると、このファイル名の画像データを画像データ記憶部501から順次読み出し、この読み出した画像データを標準RGBプロファイル502に基づき、画像データの(R、G、B)値を(L、a、b)値に変換し(ステップS37)、この(L、a、b)値でなる画像データを修正印刷用プロファイル変換部507に出力する。
修正印刷用プロファイル変換部507は、標準RGBプロファイル変換部505から入力された(L、a、b)値でなる画像データを、修正印刷用プロフィアル504に基づき(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換し(ステップS38)、この画像データをRAMに書き込む。その後、修正印刷用プロファイル変換部507は、Anotoパターンデータの生成要求をAnotoパターン生成部508に出力する。
以降、ステップS39において、Anotoパターン生成部508が、Anotoパターンデータを生成する処理から、ステップS44において、プリンタ60がPC50から送信されてきた(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データと、Anotoパターンデータとの画像を合成した画像を印刷媒体に印刷する処理は、実施例1におけるステップS4からステップS9までの処理と同様である。
実施例3によれば、実施例1の効果を有し、更に、ユーザからの印刷依頼情報により、従来処理が要求されると、修正印刷用プロファイル変換部507が、標準RGBプロファイル変換部505により入力された(L、a、b)でなる画像データを、慣れ親しんだ色味の画像を印刷媒体に印刷するための(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データに変換するので、プリンタ60により印刷媒体にAnoto印刷された画像データの画像を、ディスプレイに表示された画像の色味と異なる、従来の慣れ親しんだ色味の画像とすることができる。これにより、印刷媒体に印刷された画像の色味を目的とする色味に修正した画像データを情報資源として活用したいというユーザの要望に答えることができる。
色味近似用プロファイルは、印刷指示するプリンタを変更できるようにするため選択可能であり、かつ更新可能である。例えば、プリンタ内のメモリに当該プリンタ専用の色味近似用プロファイルを格納しておき、プリンタとPCが接続された時、プリンタとPCとの間で通信が行われることで、プリンタ内の色味近似用プロファイルをPC内に転送するようにする。この色味近似用プロファイルは、新規なプロファイルであったり、版数の新しいプロファイルであったりする。
また、プリンタ内のメモリには、当該プリンタの販売会社のホームページアドレスが格納され、プリンタとPCが接続された時、プリンタとPCとの間で通信が行われることで、PCがプリンタ内のホームページアドレスを参照し、PCから販売会社のホームページをアクセスすることにより、該ホームページから当該プリンタ用の色味近似用プロファイルをダウンロードすることができる。更に、プリンタドライバを更新するように、記録媒体(例えば、USBやコンパクトディスクCD)からの更新も可能である。
図9は、本発明の実施例4による画像形成システムの構成を示すブロック図、図10は当画像形成システムにおける信号の流れを示す図である。
図9において、PC110は、画像データ記憶部1101、および、画像変換部1を構成する標準RGBプロファイル1102と色味近似用プロファイル1103と標準RGBプロファイル変換部1104と色味近似用プロファイル変換部1105、および、データ生成部3を構成するAnotoパターン生成部1106と印刷ジョブ生成部1107を備える。これらは、前述した実施例1のものと同一である。また、プリンタ120は、画像データ記憶部1201、層厚制御部1202、印刷処理部1203等を備え、これらもまた、実施例1のものと同一である。
実施例4では、PC110にてCMYK変換された画像データをプリンタ120に送信する際、当プリンタ120に対してCMYK変換処理を行わないように要求するCMYK変換済情報を送信するようにした。以下に、図9、図10に基づき、実施例4の動作を説明する。
(第1の例)
図9、図10において、色味近似用プロファイル変換部1105にて変換された(C、M、Y、K(K=0))値でなる画像データPS(CMY)をデータ生成部3に渡す際、制御部2においてCMYK変換済情報1108を生成し、このCMYK変換済情報1108をデータ生成部3の印刷ジョブ生成部1107に渡す。
印刷ジョブ生成部1107は、上記CMYK変換済情報1108を認識すると、印刷ジョブ生成時に、印刷データのヘッダーとしてこのCMYK変換済情報1108を付加し、Anotoパターンデータと共にプリンタ120に送信する。
一方、プリンタ120は、PC110より受信した印刷データ中のCMYK変換済情報1108より、受信した画像データは既にCMYK変換済みであることを認識し、以降、当プリンタ120内において画像データのCMYK変換処理を行わず、印刷処理部1203にて、画像データとAnotoパターンデータの合成画像を印刷媒体に印刷する。
また、上記のように印刷データのヘッダーとしてCMYK変換済情報1108を付加するのではなく、プリンタ120に対してCMYK変換を要求するCMYK変換情報を付加しないようにしても良い。この場合、プリンタ120は、PC110より受信した印刷データ中の上記CMYK変換情報が付加されていないことを認識して、当プリンタ120内において画像データのCMYK変換処理を行わない。
(第2の例)
また、上記第1の例とは別の構成として、図9、図10中、破線で示すように、PC110内の制御部2にCMYK変換オフスイッチ1100を設け、ユーザのスイッチ1100操作により、制御部2よりプリンタ120に対してCMYK変換オフコマンド(PJL)1204を送信するように構成することもできる。
この場合も、プリンタ120は、CMYK変換オフコマンド1204を受信すると、今後受信する画像データは既にCMYK変換済みであることを認識し、以降、当プリンタ120内において画像データのCMYK変換処理を行わない。
以上、実施例4によれば、プリンタ120がPC110から受信した画像データを印刷媒体にAnoto印刷するに際し、従来プリンタが行っていた、補数変換処理、及び、リンクプロファイル変換処理を省略することができる。これにより、プリンタ120のAnoto印刷において、高いスループットを維持することができる。
次に、図11〜図14に基づいてAnotoパターン生成部1106におけるAnotoパターンの形成について説明する。尚、Anotoパターンとは、アノト機能対応の用紙に印刷されている微細なドットパターンのことで、所定の間隔で格子状に配置されている。前述したように、Anotoペンにて、各ドットパターンを読み取ることにより、印刷媒体上の絶対位置を検出することができる。
Anotoパターン生成部1106は、図11に示すように、直交する仮想格子線の交点から縦横方向に僅かにずれたドットでなる4個の基本Anotoドットをキャラクタコードデータ(第1のキャラクタコードデータ)とするフォントデータを備えている。このフォントデータは、例えば、1760バイト程である。
デフォルト設定時、図13(b)に示すように、上記4個のフォントデータを所定の組み合わせにて、用紙(例えば、A4)上に配置することにより、第1のAnotoパターンが生成される。この第1のAnotoパターンを表現するキャラクタコードデータは、例えば、694,691バイト程である。尚、図13(b)において、A4用紙上の数字は図13(a)のフォント属性データの番号(1〜4)に対応している。Anotoパターンデータとして、フォントデータとキャラクタコードデータがプリンタに送信されることになる。つまり、プリンタに送信されるPSファイルには、CMY指定された画像データとK指定されたAnotoパターンデータが含まれている。
また、Anotoパターン生成部1106は、図12に示すように、上記した4つの基本Anotoドットを任意に組み合わせたものを一つのキャラクタコードデータ(第2のキャラクタコードデータ)とするフォントデータ(例えば、2989バイト程)を備えている。この4個の基本Anotoドットの組み合わせによるフォントデータの総数は256個である。
Anotoパターン生成部1106は、図14(b)に示すように、上記256個のフォントデータを所定の組み合わせにて、用紙上に配置することにより、第2のAnotoパターンが生成される。この第2のAnotoパターンを表現するキャラクタコードデータは、例えば、173,673バイト程である。尚、図14(b)において、用紙上の数字は図14(a)のフォント属性データの番号(1〜256)に対応している。
本実施例では、上記した第1のキャラクタコードデータ、または上記した第2のキャラクタコードデータの何れかを選択して印刷データ中のAnotoパターンを生成することができる。
ここで、第2のキャラクタコードデータを選択した場合、送信するフォントデータは約1200バイト程増大するが、送信するAnotoパターンのデータは、約520,000バイトと大幅に削減されることになる。従って、Anotoパターン生成時に第2のキャラクタコードデータを選択することにより、データの送信/受信時間やデータの解析時間等を大幅に改善することができる。
本発明に係る実施例1の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例1の画像形成システムの動作を示すフローチャートである。 本発明に係る実施例2の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例2の画像形成システムの動作を示すフローチャートである。 本発明に係る実施例3の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例3の画像形成システムの動作を示すフローチャートである。 Anoto印刷を行う従来の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 Anoto印刷を行う従来の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例4の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例4の画像形成システムにおける信号の流れを示す図。 基本アノトドットを示す図である。 基本アノトドットの組み合わせを示す図である。 基本アノトドットによるアノトパターンを示す図である。 基本アノトドットの組み合わせによるアノトパターンを示す図である。
符号の説明
10、30、50 PC(カラー画像処理装置)
101、301、501 画像データ記憶部
102、302、502 標準RGBプロファイル
303 修正RGBプロファイル
103、304、503 色味近似用プロファイル
504 修正印刷用プロファイル
104、305、505 標準RGBプロファイル変換部
306 修正RGBプロファイル変換部
105、307、506 色味近似用プロファイル変換部
507 修正印刷用プロファイル変換部
106、308、508 Anotoパターン生成部
309、509 プロファイル変換選択部
107、310、510 印刷ジョブ生成部
20、40、60 プリンタ(カラー画像形成装置)
201、401、601 画像データ記憶部
2011、4011、6011 画像データ記憶領域
2012、4012、6012 Anotoパターン記憶領域
202、402、602 層厚制御部
203、403、603 印刷処理部

Claims (25)

  1. カラー画像処理装置とカラー画像形成装置とが接続された画像形成システムにおいて、
    前記カラー画像処理装置は、
    該カラー画像処理装置で作成されたRGB値でなるカラー画像データをLab値でなる画像データに変換する第1プロファイルと、
    前記Lab値でなる画像データをK値が0となるようにCMY値でなる画像データに変換する第2プロファイルと、
    仮想格子線の交点に対し、格子線上のそれぞれ異なる方向にずらせて配置した4つの基本アノトドットを第1フォントデータの各キャラクタコードとして前記カラー画像処理装置に登録し、該登録された前記第1フォントデータの各キャラクタコードを組合せてアノトパターンデータとして第1キャラクタコードデータを構成すると共に、該アノトパターンデータをK値指定して前記カラー画像形成装置に送信するアノトパターン生成部とを備える
    色変換部を有し、
    前記カラー画像形成装置は、
    前記カラー画像処理装置から送信されてきたCMY変換された前記画像データと、K指定された前記アノトパターンデータを受信し、それそれのデータを合成してカラー画像を形成する画像形成部を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1記載の画像形成システムにおいて、
    前記カラー画像処理装置の色変換部は、
    前記カラー画像形成装置のカラー特性情報に基づき、前記画像データを変換することを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1記載の画像形成システムにおいて、
    印刷媒体に印刷された画像の色味を、ディスプレイに表示されている画像の色味と近似させる色味近似用プロファイルを更に有し、
    前記色変換部は、前記カラー画像処理装置で作成されたカラー画像データを、前記色味近似用プロファイルに基づきCMY変換することを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項2記載の画像形成システムにおいて、
    前記カラー画像処理装置の前記色変換部は、
    前記カラー画像形成装置のカラー特性情報に基づく変換情報を複数有し、該複数の変換情報に基づき前記カラー画像データを変換することを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    前記カラー画像処理装置は、
    印刷を指示するカラー画像形成装置に対応する前記色味近似用プロファイルを記憶する色味近似用プロファイル記憶部と、
    印刷を指示するとき、前記色味近似用プロファイル記憶部に記憶されている色味近似用プロファイルの中から、印刷を指示するカラー画像形成装置に対応する色味近似用プロファイルを選択するプロファイル選択部を、
    更に有することを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項5に記載の画像形成システムにおいて、
    前記カラー画像処理装置は、
    前記色味近似用プロファイル記憶部に記憶されている色味近似用プロファイルを、自装置以外から取得する色味近似用プロファイル取得部と、
    前記色味近似用プロファイル取得部により取得した色味近似用プロファイルを、前記色味近似用プロファイル記憶部に書き込む前記色味近似用プロファイル書込部とを
    更に有すること特徴とする画像形成システム。
  7. カラー画像データとアノトパターンデータとを合成したカラー画像を形成するカラー画像形成装置に接続された画像処理装置において、
    予め作成されたRGB値でなるカラー画像データをLab値でなる画像データに変換する第1のプロファイルと、
    前記Lab値でなる画像データをK値が0となるようにCMY値でなる画像データに変換する第2プロファイルと、
    仮想格子線の交点に対し、格子線上のそれぞれ異なる方向にずらせて配置した4つの基本アノトドットを第1フォントデータの各キャラクタコードとして前記画像処理装置に登録し、該登録された前記第1フォントデータの各キャラクタコードを組合せて前記アノトパターンデータとして第1キャラクタコードデータを構成すると共に、該アノトパターンデータをK値指定するアノトパターン生成部とを備える、
    色変換部と、
    前記色変換部によりCMY変換された前記カラー画像データと、該色変換部によりK指定された前記アノトパターンデータとを、前記カラー画像形成装置に送信する送信部と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項7記載の画像処理装置において、
    前記色変換部は、前記カラー画像形成装置のカラー特性情報に基づき、前記カラー画像データを変換することを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項7記載の画像処理装置において、
    印刷媒体に印刷された画像の色味を、ディスプレイに表示されている画像の色味と近似させる色味近似用プロファイルを更に有し、
    前記色変換部は、前記カラー画像処理装置で作成されたカラー画像データを、前記色味近似用プロファイルに基づきCMY変換することを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項8記載の画像処理装置において、
    前記色変換部は、前記カラー画像形成装置のカラー特性情報に基づく変換情報を複数有し、該複数の変換情報に基づき前記カラー画像データを変換することを特徴とする画像処理装置。
  11. 請求項7乃至10のいずれかに記載の画像処理装置において、
    印刷を指示するカラー画像形成装置に対応する前記色味近似用プロファイルを記憶する色味近似用プロファイル記憶部と、
    印刷を指示するとき、前記色味近似用プロファイル記憶部に記憶されている色味近似用プロファイルの中から、印刷を指示するカラー画像形成装置に対応する色味近似用プロファイルを選択するプロファイル選択部を
    更に有することを特徴とする画像処理装置。
  12. 請求項11記載の画像処理装置において、
    前記色味近似用プロファイル記憶部に記憶されている色味近似用プロファイルを、自装置以外から取得する色味近似用プロファイル取得部と、
    前記色味近似用プロファイル取得部により取得した色味近似用プロファイルを、前記色味近似用プロファイル記憶部に書き込む前記色味近似用プロファイル書込部とを
    更に備えること特徴とする画像処理装置。
  13. カラー画像データとアノトパターンデータとを合成したカラー画像を形成するカラー画像形成装置に印刷指示を出力する画像処理方法において、
    予め作成されたRGB値でなるカラー画像データをLab値でなる画像データに変換し、前記Lab値でなる画像データをK値が0となるようにCMY値でなる画像データに変換
    仮想格子線の交点に対し、格子線上のそれぞれ異なる方向にずらせて配置した4つの基本アノトドットを第1フォントデータの各キャラクタコードとして登録し、該登録された前記第1フォントデータの各キャラクタコードを組合せて前記アノトパターンデータとして第1キャラクタコードデータを構成すると共に、該アノトパターンデータをK指定し、
    CMY変換された前記カラー画像データと、K指定された前記アノトパターンデータとを、前記カラー画像形成装置に送信することを特徴とする画像処理方法。
  14. 請求項13記載の画像処理方法において、
    前記カラー画像形成装置のカラー特性情報に基づき、前記カラー画像データを変換することを特徴とする画像処理方法。
  15. 請求項13記載の画像処理方法において、
    前記カラー画像処理装置で作成されたカラー画像データを、予め記憶する、印刷媒体に印刷された画像の色味をディスプレイに表示されている画像の色味と近似させる色味近似用プロファイルに基づきCMY変換することを特徴とする画像処理方法。
  16. 請求項15記載の画像処理方法において、
    前記カラー画像形成装置のカラー特性情報に基づく変換情報を複数有し、該複数の変換情報に基づき前記カラー画像データを変換することを特徴とする画像処理方法。
  17. 請求項13乃至16のいずれかに記載の画像処理方法において、
    印刷を指示するカラー画像形成装置に対応する前記色味近似用プロファイルを記憶する色味近似用プロファイル記憶部と、
    印刷を指示するとき、予め記憶する、印刷を指示するカラー画像形成装置に対応する色味近似用プロファイルの中から、印刷を指示するカラー画像形成装置に対応する色味近似用プロファイルを選択することを特徴とする画像処理方法。
  18. 請求項17記載の画像処理方法において、
    予め記憶する前記色味近似用プロファイルを自装置以外から取得し、
    取得した色味近似用プロファイルを記憶部に書き込むこと特徴とする画像処理方法。
  19. 請求項13乃至19の何れかに記載の画像処理方法において、
    CMYK変換された前記カラー画像データを前記カラー画像形成装置に送信する際、前記カラー画像形成装置におけるCMYK変換処理を回避させるCMYK変換済み情報を送信することを特徴とする画像処理方法。
  20. 請求項1記載の画像形成システムにおいて、
    前記アノトパターン生成部は、前記4つの基本アノトドットを複数組合せて前記第1フォントデータの各キャラクタコードとして登録することを特徴とする画像形成システム。
  21. 請求項20記載の画像形成システムにおいて、
    前記アノトパターン生成部は、前記4つの基本アノトドットを複数組合せて登録するか、単独で登録するかを選択可能とすることを特徴とする画像形成システム。
  22. 請求項記載の画像処理装置において、
    前記アノトパターン生成部は、前記4つの基本アノトドットを複数組合せて前記第1フォントデータの各キャラクタコードとして登録することを特徴とする画像処理装置。
  23. 請求項22記載の画像処理装置において、
    前記アノトパターン生成部は、前記4つの基本アノトドットを複数組合せて登録するか、単独で登録するかを選択可能とすることを特徴とする画像処理装置。
  24. 請求項13記載の画像処理方法において、
    前記4つの基本アノトドットを複数組合せて前記第1フォントデータの各キャラクタコードとして登録することを特徴とする画像処理方法。
  25. 前記4つの基本アノトドットを複数組合せて登録するか、単独で登録するかを選択可能とすることを特徴とする画像処理方法。
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