JP2010102325A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
アノトペンが用紙上の自己の位置情報を取得することが可能なドットパターンを再現性良く形成することができる画像形成装置の提供。
【解決手段】
現像剤を格納するとともに、現像剤画像を形成する画像形成ユニットを複数備える画像形成装置であって、複数の画像形成ユニットは位置符号化パターンを形成するための符号化形成用の画像形成ユニットと画像データに基づいて画像を形成するための画像形成ユニットとを有し、符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電量は画像形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電量よりも高く、かつ、符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電分布は画像形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電分布よりも狭いことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
ユーザにより用紙上に記入された内容を即座にデータベース化したり、又はディスプレイ等の表示装置に表示させたりすることが可能な電子ペンと呼ばれる入力デバイスが実用化されている。例えば、スウェーデンのアノト社が開発したアノトペンは、約0.3mm間隔で形成された格子点から僅かにずれた位置に配置されたドットの集合体(以下、ドットパターンと称する)を認識することにより、用紙上のペン先位置を特定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−341831号公報
したがって、アノトペンによる自己のペン先位置の特定のためには、用紙上での精度の高いドットパターンの形成が要求される。しかしながら、プリンタ等の画像形成装置によっては、ドットの再現性が不十分であり、ドットパターンを高精度で形成することができないといった問題があった。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、アノトペンが用紙上の自己の位置情報を取得することが可能なドットパターンを再現性良く形成することができる画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像形成装置は、現像剤を格納するとともに、現像剤画像を形成する画像形成ユニットを複数備える画像形成装置であって、複数の画像形成ユニットは位置符号化パターンを形成するための符号化形成用の画像形成ユニットと画像データに基づいて画像を形成するための画像形成ユニットとを有し、符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電量は画像形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電量よりも高く、かつ、符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電分布は画像形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電分布よりも狭いことを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、アノトペンが用紙上の自己の位置情報を正確に取得することが可能なドットパターンの再現性を良化することができる。
プリンタの構成を示す概略構成図である。 画像形成ユニットの構成を示す要部構成図である。 画像形成ユニットの構成を示す要部構成図である。 位置認識ドット形成用トナーの分光吸収特性を説明する図である。 画像形成用トナーの分光吸収特性を説明する図である。 用紙上に形成されたアノトパターンの拡大図である。 用紙上に形成されたアノトパターンの拡大図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
第1の実施形態の説明においては、まず、本発明にかかる画像形成装置としてのプリンタについて説明し、次いで、当該プリンタに装着される画像形成ユニット、当該画像形成ユニットに格納される現像剤について説明する。図1は、本発明に用いた画像形成装置としてのプリンタの構成を示す概略構成図である。プリンタ10は、後述する感光体ドラムから印刷用媒体としての用紙に現像剤画像が直接転写される方式、いわゆる直接転写方式により用紙上に画像を形成する画像形成装置である。このような機能を実現するプリンタ10は、記録紙カセット11、画像形成ユニット31〜34及び転写部16を備える画像形成部30、及び定着部40を有し、更にこれらの各部に記録紙50を搬送するための用紙搬送ローラ45a〜45x、搬送切り替えガイド41、42を備える。
記録紙カセット11は、内部に記録紙50を積層した状態で収納し、プリンタ10下部に着脱自在に装着されている。そして、用紙搬送ローラ45a、45bは、この記録紙カセット11に収納されている記録紙50を、その最上部から1枚ずつ取り出して用紙搬送経路を図1中矢印(l)方向に繰り出す。用紙搬送ローラ45c、45d及び用紙搬送ローラ45e、45fは、記録紙50を図1中矢印(e)方向に沿って搬送する間に記録紙50の斜行を矯正し、画像形成部30に送る。
画像形成部30は、用紙搬送経路に沿って着脱自在に配置された4つの画像形成ユニット31〜34と、後述するように画像形成ユニット31〜34により形成された現像剤画像、すなわちトナー画像を、記録紙50の上面にクーロン力により転写する転写部16からなる。なお、直列に並べられた4つの画像形成ユニット31〜34は全て同じ構成であり、格納されるブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の現像剤としてのトナーのみが異なる。以下の説明においては、ブラック(K)のトナーを格納した画像形成ユニット31をブラック(K)の画像形成ユニット31とし、同様に、イエロー(Y)のトナーを格納した画像形成ユニット32をイエロー(Y)の画像形成ユニット32、マゼンタ(M)のトナーを格納した画像形成ユニット33をマゼンタ(M)の画像形成ユニット33、シアン(C)のトナーを格納した画像形成ユニット34をシアン(C)の画像形成ユニット34と表現する。なお、本実施形態においては、用紙搬送経路の最上流側にブラック(K)の画像形成ユニット31が配置された構成とし、上流側から下流側にわたって、ブラック(K)の画像形成ユニット31、イエロー(Y)の画像形成ユニット32、マゼンタ(M)の画像形成ユニット33、シアン(C)の画像形成ユニット34の順に装着されているものとする。
転写部16は、記録紙50を静電吸着して搬送する搬送ベルト17、図示せぬ駆動部により回転されて転写ベルト17を駆動させるドライブローラ18、ドライブローラ18と対を成して転写ベルト17を張架するテンションローラ19、画像形成ユニット31〜34が備える各感光体ドラムに対向して圧接するように配置され、トナー画像を記録紙50に転写するよう電圧を印加する転写ローラ20〜23、転写ベルト17上に付着したトナーを掻き取ってクリーニングする転写ベルトクリーニングブレード24、転写ベルトクリーニングブレード24により掻き取られることで回収されたトナーを収容する廃棄現像剤タンク25からなる。
ここで、ブラック(K)の画像形成ユニット31の構成について説明する。なお、前述したように、イエロー(Y)の画像形成ユニット32、マゼンタ(M)の画像形成ユニット33、シアン(C)の画像形成ユニット34については、格納されるトナーのみが異なり、その他の構成は同一であるため、ここでの説明は省略する。
図2は、ブラック(K)の画像形成ユニット31の構成を概略的に示す要部構成図である。図2に示すように、画像形成ユニット31は、現像ローラ104、供給ローラ106、及び現像ブレード107を有する現像部100と現像剤収容体120とにより構成される現像装置109と、感光体ドラム101と、帯電ローラ102と、クリーニングブレード105と、を備える。そして、ブラック(K)の画像形成ユニット31は、画像形成部30の所定位置に着脱自在に装着され、現像剤収容体120は、現像部100に対して着脱自在に装着可能となっている。
図3は、現像剤収容体120を除くブラック(K)の画像形成ユニット31の構成を概略的に示す要部構成図である。像担持体としての感光体ドラム101は、導電性支持体と光導電層によって構成され、導電性支持体としてのアルミニウムの金属パイプに光導電層としての電荷発生層及び電荷輸送層を順次積層した構成の有機感光体である。帯電装置としての帯電ローラ102は、感光体ドラム101の周面に接して設けられ、金属シャフトと半導電性エピクロロヒドリンゴムによって構成されている。露光装置としてのLED(Light Emitting Diode)ヘッド103は、例えば、LED素子とレンズアレイとを有し、LED素子から出力される照射光が感光体ドラム101の表面に結像する位置に配置されている。
現像剤担持体としての現像ローラ104は、感光体ドラム101の周面に接して配置され、ステンレス等の金属シャフトの芯金の外周にカーボンブラックを分散させたウレタンゴムを配設し、その表面はイソシアネート処理が施されている。現像ローラ104に摺接する現像剤供給体としての供給ローラ106は、金属シャフトと半導電性発泡シリコーンスポンジ層によって構成されている。現像ローラ104の表面に圧接される現像剤層形成部材としての現像ブレード107はステンレス製であり、感光体ドラム101の周面に圧接される現像剤回収装置としてのクリーニングブレード105はウレタンゴム製である。
図3に示すように、感光体ドラム101は、図示せぬ駆動手段により図3中矢印(a)方向に一定周速度で回転する。そして、感光体ドラム101の表面に接触して設けられた帯電ローラ102は、図3中矢印(d)方向に回転しながら、図示せぬ帯電ローラ用高圧電源によって供給される−1000Vの帯電バイアスを感光体ドラム101の表面に印加し、この表面を一様均一に帯電させる。次に、感光体ドラム101に対向して設けられたLEDヘッド103によって、画像信号に対応した光が感光体ドラム101の一様均一に帯電された表面に照射され、光照射部分の電位が光減衰して静電潜像が形成される。このとき、LEDヘッド103により照射された露光部のドラム電位は−50V、非露光部は−500Vである。
現像ローラ104は、感光体ドラム101に密着して配置されており、図示せぬ現像ローラ用高圧電源によって−200Vの現像バイアスが印加されている。現像ローラ104は、−300Vの供給バイアスが印加された供給ローラ106により搬送されたトナー110を吸着し、これを図3中矢印(b)方向に回転搬送する。この回転搬送工程で、供給ローラ106より下流にあって現像ローラ104に圧接して配置された現像ブレード107は、現像ローラ104に吸着したトナー110を均一な厚さにならしたトナー層を形成する。
更に現像ローラ104は、感光体ドラム101上に形成された静電潜像を、担持するトナーによって反転現像する。感光体ドラム101の導電性支持体と現像ローラ104との間には高圧電源によってバイアス電圧が印加されているため、現像ローラ104と感光体ドラム101との間には、感光体ドラム101に形成された静電潜像に伴う電気力線が発生する。このため、現像ローラ104上の帯電したトナー110は、静電気力により感光体ドラム101上の静電潜像部分に付着し、この部分を現像してトナー画像を形成する。なお、感光体ドラム101の回転開始で始まるこの現像プロセスは、後述する所定のタイミングで開始される。
図1に示すように記録紙カセット11に収容された記録紙50は、用紙搬送ローラ45a及び45bによって記録紙カセット11から図1中矢印(l)方向に一枚ずつ取り出される。その後、図示せぬ記録紙ガイドに沿って、用紙搬送ローラ45c、45d及び45e、45fによって斜行が矯正されながら、図1中矢印(e)方向に搬送される。そして、回転するドライブローラ18によって図1中矢印(f)方向へ回転する転写ベルト17へと送られる。なお、上述した現像プロセスは、記録紙50が図1中矢印(e)方向に搬送される間の所定のタイミングで開始される。
図3に示すように、図示せぬ転写ローラ用電源によって転写バイアスが印加された転写ローラ20によって、転写ベルト17に静電吸着して搬送される記録紙50上に上記した現像プロセスによって感光体ドラム101上に形成されたブラックのトナー画像を転写する転写プロセスが行われる。なお、各転写ローラに図示せぬ転写ローラ用電源から印加される転写バイアス値は、それぞれ、ブラック(K):+3.6kV、イエロー(Y):+3.8kV、マゼンタ(M):+4.0kV、シアン(C):+4.3kVである。
その後、記録紙50は転写ベルト17上を図1中矢印(f)方向に進み、ブラック(K)の画像形成ユニット31及び転写ローラ20による現像プロセス及び転写プロセスと同様のプロセスによって、イエロー(Y)の画像形成ユニット32及び転写ローラ21によってイエロー(Y)のトナー画像が、マゼンタ(M)の画像形成ユニット33及び転写ローラ22によってマゼンタ(M)のトナー画像が、そしてシアン(C)の画像形成ユニット34及び転写ローラ23によってシアン(C)のトナー画像が、記録紙50上に順次転写される。各色のトナー画像が転写された記録紙50は、図1中矢印(h)方向へと搬送される。
各色のトナー画像が転写された記録紙50は、図1中矢印(h)方向に搬送され、発熱ローラ141と加圧ローラ142とを備えた定着部40へと搬送される。トナー画像が転写された記録紙50は、図示せぬ温度制御手段によって制御されて所定の表面温度に保たれ、図1中矢印(i)方向に回転する発熱ローラ141と図1中矢印(j)方向に回転する加圧ローラ142との間へ進む。そこで、発熱ローラ141の熱が記録紙50上のトナー110を溶融させ、さらに記録紙50上で溶融したトナー110を発熱ローラ141と加圧ローラ142との圧接部で加圧することにより、トナー画像が記録紙50に定着する。
トナー画像が定着した記録紙50は、用紙搬送ローラ45g、45h及び用紙搬送ローラ45i、45jによって図1中矢印(k)方向に搬送され、プリンタ10の外部へと排出される。
トナー画像が転写された後の感光体ドラム101の表面には、若干のトナー110が残留する場合がある。この残留したトナー110は、クリーニングブレード105によって除去される。クリーニングブレード105は、感光体ドラム101の回転軸方向に沿って平行に配置され、その先端部が感光体ドラム101の表面に当接するようにその根元部分が剛性の指示基板に取り付けられ固定される。クリーニングブレード105が感光体ドラム101の表面に当接した状態で感光体ドラム101が回転軸中心に回転することによって、転写されずに感光体ドラム101の表面に残留したトナー110が除去される。なお、クリーニングされた感光体ドラム101は繰り返し使用される。
また、連続通紙時の紙間等では、各画像形成ユニット31〜34の感光体ドラム101から、一部の帯電不良のトナー110が転写ベルト17に転写される場合がある。転写ベルト17に転写されたこのトナー110は、転写ベルト17が図1中矢印(f)方向及び図1中矢印(r)方向に回転移動する際に、転写ベルトクリーニングブレード24によって転写ベルト17から撤去されて廃棄現像剤タンク25に溜められる。なお、クリーニングされた転写ベルト17は繰り返し使用される。
なお、プリンタ10において、記録紙50の両面に印刷を行う場合、一方の面にトナー画像が定着した記録紙50は、用紙搬送ローラ45k、45l及び用紙搬送ローラ45w、45xによって図1中矢印(m)方向に搬送された後、用紙搬送ローラ45w、45xによって図1中矢印(n)方向に搬送されることで、記録紙50が反転する。そして、用紙搬送ローラ45m〜45vによって、図1中矢印(o)方向、図1中矢印(p)方向、図1中矢印(q)方向の順で搬送される。さらに、記録紙50は、用紙搬送ローラ45c、45dによって図1中矢印(e)方向に搬送されることで、記録紙50の先にトナー画像が定着された面とは反対側の裏面側に対して画像形成が行われる。
次に、トナー110について説明する。トナー110には、結着樹脂であるバインダー樹脂、離型剤、着色剤、帯電制御剤、ワックス等を溶融・混練した後、粉砕・分級して得られる粉砕トナーと、例えば、水溶媒中に予め重合開始剤、着色剤、帯電制御剤、ワックス等を分散させた結着樹脂の原料となるモノマーを分散剤とともにホモジナイザー等で所定の粒径に調整した油滴を重合させて得られる重合トナーと、がある。本実施形態の説明においては、粉砕トナーを一例に説明するが、重合トナーも本発明に適用可能である。
トナー110を形成する基本樹脂であるバインダー樹脂としては、一般的にトナー用樹脂として使用されている合成樹脂を使用することができ、例えば、ポリエステル系樹脂、スチレンーアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、又はスチレンーブタジエン系樹脂等を用いることができる。
また、離型剤としては、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、オレフィンの共重合物、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、フィッシャートロプシュワックスといった脂肪族炭化水素系ワックス、酸化ポリエチレンワックスといった脂肪族炭化水素系ワックスの酸化物又はそれらのブロック共重合物、カルナバワックス、モンタン酸エステルワックスといった脂肪族エステルを主成分とするワックス類、脱酸カルナバワックスといった脂肪酸エステル類を一部又は全部を脱酸化したものなど公知のものを挙げることができる。そして、離型剤の含有量は、バインダー樹脂100重量部に対して0.1〜15重量部、好ましくは0.5〜12重量部であり、複数のワックスを併用することも好ましい。
着色剤としては、従来のブラックナー又はカラートナー用着色剤として用いられる染料、顔料を使用することができ、例えば、カーボンブラック、酸化鉄、フタロシアニンブルー、パーマネントブラウンFG、ブリリアントファーストスカーレット、ピグメントグリーンB、ローダミン−Bベース、ソルベントレッド49、ソルベントレッド146、ピグメントブルー15:3、ソルベントブルー35、キナクリドン、カーミン6B、ジスアゾエロー等が挙げられる。
本発明にかかるトナー110には、荷電制御剤、導電性調整剤、体質顔料、繊維状物質等の補強充填剤、酸化防止剤、老化防止剤、流動性向上剤等の添加剤が適宜添加されてもよい。
そして、トナー110には、環境安定性、帯電安定性、現像性、流動性、保存性向上のため、無機微粉体が混合される。無機微粉体は、疎水性無機微粉体であることが好ましく、トナーに外添されていることが望ましい。無機微粉体としては、例えば、シリカ微粉末、又はこれらの疎水化物等を挙げることができる。
ところで、本発明の発明者は鋭意研究を行った結果、用紙上に形成される位置符号化パターンの再現性を向上させる手法として、トナーの帯電量に着目し本発明の完成に至った。すなわち、本発明によれば、位置符号化パターンに用いられるトナーと通常の画像形成に用いられるトナーとの帯電量を制御することにより、用紙上に形成される位置符号化パターンの再現性を向上させることが可能となる。
なお、本発明の実施形態において形成される位置符号化パターンは、所定の規則のドットパターンであり、アノトペンで認識可能なアノト用ドットパターンである。図6に示すように、アノト用ドットパターンは、直交する仮想格子線の交点から、縦横方向にわずかにずれた格子状のドットパターンであり、ドットパターンは、格子の基準位置からのシフト方向によって、位置座標(例えば、そのドットパターンがその専用ペーパー上のどの一にあるのか)を保持している。そして、当該ドットパターンは、ブラック(K)のトナーで形成されるものとし、このブラック(K)のトナーを「位置認識ドット印刷用トナー」と称する。また、通常の画像形成にかかるトナーを「画像形成用トナー」と称する。そして、通常の画像形成における画像パターンのブラックは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の混合による「プロセスブラック」、すなわち、Y+M+Cの色重ねによって表現するものとする。以下に、「位置認識ドット印刷用トナー」及び「画像形成用トナー」について詳細に説明する。
[実施例1]
<位置認識ドット印刷用トナーの製造>
バインダー樹脂としてポリエステル樹脂(数平均分子量Mn=3700、ガラス転移温度Tg=62℃、軟化温度T1/2=115℃)100重量部、帯電制御剤としてT−77(保土ヶ谷化学工業社製)0.5重量部、位置情報を読み取るペン(アノトペン)が認識する近赤外線領域(800〜1200nm)に吸収を示す赤外線吸収剤、すなわち本発明における位置情報読み取りのための添加剤、かつ、着色剤としてのカーボンブラック(CABOT社製、MOGUL−L)5重量部、更に、離型剤としてカルナウバワックス(加藤洋行社製、カルナウバワックス1号粉末)4.0重量部をヘンシェルミキサーを用いて混合した後、ニ軸押出機により溶融混練し、冷却後、直径2mmのスクリーンを有するカッターミルで粗粉砕した後、衝突版式粉砕機「ディスパージョンセパレーター」(日本ニューマチック工業(株)製)を用いて粉砕し、更に、風力分級機を用いて分級を行いトナー母体を得た。
次に、外添工程として、得られたトナー母体1kg(100重量部)に疎水性シリカ(日本アエロジル社製、平均一次粒径16nm)を3.0重量部を加え、ヘンシェルミキサーで3分間攪拌することで得られたトナーを本実施例にかかる位置認識ドット形成用トナーとした。
この位置認識ドット形成用トナーの体積平均粒径は、細胞計数分析装置(ベックマンコールタール社製、コールターマルチサイザーIII)において、アパチャー径100μmにて3000カウント測定することで求められ、その体積平均粒径は60μmであった。また、図4に示すように、位置認識ドット形成用トナーは、可視光から近赤外領域に亘ってカーボンブラック由来の分光吸収特性を示す。
次に、製造した位置認識ドット印刷用トナーの現像ローラ104上の帯電量測定について説明する。前述したように、帯電ローラ102により表面電荷を得た感光体ドラム101の表面には、LEDヘッド103によって静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム101の回転によって現像領域に到達した静電潜像は、供給ローラ106の回転によって現像ローラ104に搬送されるとともに、現像ブレード107によって20μm前後に薄層化された位置認識ドット印刷用トナーによって現像される。現像ローラ104上の位置認識ドット印刷用トナーの帯電量測定は、図3中のA位置に到達した位置認識ドット印刷用トナーを窒素ガスによって吹き飛ばし、これを帯電量測定器である図示せぬE−SPART ANALYZERで測定することによって行った。測定機器名、測定条件を以下に示す。
測定機器名:E−SPART ANALYZER MODEL EST−1(ホソカワミクロン社製)
測定条件:
FIELD VOLTAGE:100V
Particle Density:1.00g/cm
Frequency Shift(HZ)/Charge Channel:100
Max Total Count:1000
Size Channel Offset:25
Charge Channel Offset:14499
PM VOLTAGE:480kV
ガスブロー条件
ガス:窒素
ブロー量:0.3MPa
ブロー用ノズル角度:45°
ブロー用ノズル距離:試料から5mm程度
ブローインターバル:0sec(連続ブロー)
上記条件による位置認識ドット印刷用トナーにかかる現像ローラ104上の平均帯電量mは−20μC/gであった。また、平均帯電量と帯電量の分布を示す標準偏差σとの比である変動計数σ/mは0.41であった。
<画像形成用トナーの製造>
次に、位置認識ドット印刷用トナーの製造で使用したカーボンブラックに変え、顔料としてキナクリドン5重量部、帯電制御剤としてT−77に変えてボントロン E−84 05重量部とし、位置認識ドット印刷用トナーと同じ製造方法によりマゼンタ(M)の画像形成用トナーを製造した。帯電量測定の結果、マゼンタ(M)の画像形成用トナーにかかる現像ローラ104上の平均帯電量mは−13.0μC/gであった。また、変動計数σ/mは0.62であった。次に、顔料としてマゼンタ(M)の画像形成用トナーの製造で使用したキナクリドンに変えてモノアゾエロー5重量部とし、マゼンタ(M)の画像形成用トナーと同じ製造方法によりイエロー(Y)の画像形成用トナーを製造した。帯電測定の結果、イエロー(Y)の画像形成用トナーにかかる現像ローラ104上の平均帯電量mは−13.1μC/gであった。また、変動係数σ/mは0.61であった。次に、顔料としてマゼンタ(M)の画像形成用トナーの製造で使用したキナクリドンに変えてフタロシアニンブルー5重量部とし、マゼンタ(M)の画像形成用トナーと同じ製造方法によりシアン(C)の画像形成用トナーを製造した。帯電測定の結果、シアン(C)の画像形成用トナーにかかる現像ローラ104上の平均帯電量mは−12.9μC/gであった。また、変動計数σ/mは0.60であった。
このようにして製造したマゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の3色の画像形成用トナーの分光吸収特性を示したのが図5である。図5に示すように、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の3色の画像形成用トナーは400〜800nm未満(例えば、750nm)の可視光領域に最大吸収波長を有する。
そして、製造したブラック(K)の位置認識ドット印刷用トナーを格納したブラック(K)の画像形成ユニット31と、イエロー(Y)の画像形成用トナーを格納したイエロー(Y)の画像形成ユニット32と、マゼンタ(M)の画像形成用トナーを格納したマゼンタ(M)の画像形成ユニット33と、シアン(C)の画像形成用トナーを格納したシアン(C)の画像形成ユニット34とを、プリンタ10の用紙搬送経路上流側から順に装着し印刷を行った。具体的には、ブラック(K)の位置認識ドット形成用トナーによってアノトパターンを記録紙50上に現像、転写後、引き続き、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の画像形成用トナーによってJIS スキッド パターンで定められたN1画像(JIS9201−1995(ISO/JIS−SCID))を現像、転写し、定着部40において現像剤画像を定着させた。印刷された人物画像のグレイニネス、色再現性は十分な品質を有しており、美しい印刷画像を得ることができた。
次に、アノト規格で定められているアノトペンを使用して、当該印刷物のコントラストを測定した。具体的には、アノトパターンアナライザ(TECHKON社製)を用い、背景部(すなわち、白地部)とアノトパターン形成部分とのコントラスト測定モードにて測定を行った。その結果、アノトペンによる認識性の指標であるミニマム値は0.91であり、認識性のばらつきを示す標準偏差は0.0028であった。アノト社によって規定されているミニマム値の下限値は0.73であり、本実施例にかかる位置認識ドット印刷用トナーで印刷された印刷物のアノトペンによる認識性能は十分なものであった。図6は位置認識ドット印刷用トナーにより形成されたアノトパターンを10倍に拡大して表示したものである。図6に示すように、アノトパターンによる認識と同様に、目視でも各ドットは非常に綺麗に形成されていることが確認された。実施例1にかかる位置認識ドット印刷用トナーのトナー帯電量とドットパターンの再現性の結果を表1に示し、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各画像形成用トナーの平均帯電量と変動係数を表2に示す。
[比較例1]
実施例1における位置認識ドット印刷用トナーの製造に関し、帯電制御剤としてT−77を1/5(0.1重量部)とした他は、実施例1と同じ製造方法により位置認識ドット形成用トナーを製造した。帯電測定の結果、当該位置認識ドット形成用トナーにかかる現像ローラ104上の平均帯電量mは−10.1μC/gであった。また、変動計数σ/mは1.11であった。すなわち、比較例1においては、帯電制御剤の添加量を減ずることにより平均帯電量が低く、かつ、帯電量分布がブロードな位置認識ドット印刷用トナーが得られることになる。そして、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の3色の画像形成用トナーについては、実施例1で製造したものを使用し、実施例1と同様に、各トナーを格納した画像形成ユニット31、32、33、34をプリンタ10に装着し印刷を行った。その結果、印刷された人物画像のグレイニネス、色再現性は十分な品質を有しており、美しい印刷画像を得ることができた。次に、アノト規格で定められているアノトペンを使用して、当該印刷物のコントラストを測定した。その結果、アノトペンによる認識性の指標であるミニマム値は0.65であり、認識性のばらつきを示す標準偏差は0.0210であった。本比較例にかかる位置認識ドット印刷用トナーで印刷された印刷物のアノトペンによる認識性能は、アノト社によって規定されているミニマム値を僅かに下回っており、不十分なものであった。図7は位置認識ドット印刷用トナーにより形成されたアノトパターンを10倍に拡大して表示したものであり、図7に示すように、所々にドット欠け、及びドット周辺にトナーのちりが見受けられた。比較例1にかかる位置認識ドット印刷用トナーのトナー平均帯電量とドットパターンの再現性の結果を表1に示す。
[比較例2]
実施例1における位置認識ドット印刷用トナーの製造に関し、帯電制御剤としてT−77を2/5(0.2重量部)とした他は、実施例1と同じ製造方法により位置認識ドット形成用トナーを製造した。帯電測定の結果、当該位置認識ドット形成用トナーにかかる現像ローラ104上の平均帯電量mは−13.0μC/gであった。また、変動計数σ/mは0.61であった。すなわち、比較例2においては、比較例1と同様に、帯電制御剤の添加量を減ずることにより平均帯電量が低く、かつ、帯電分布がブロードな位置認識ドット印刷用トナーが得られることになる。そして、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の3色の画像形成用トナーについては、実施例1で製造したものを使用し、実施例1と同様に、各トナーを格納した画像形成ユニット31、32、33、34をプリンタ10に装着して印刷を行った。その結果、印刷された人物画像のグレイニネス、色再現性は十分な品質を有しており、美しい印刷画像を得ることができた。次に、アノト規格で定められているアノトペンを使用して、当該印刷画像のコントラストを測定した。その結果、アノトペンによる認識性の指標であるミニマム値は0.70であり、認識性のばらつきを示す標準偏差は0.0102であった。本比較例にかかる位置認識ドット印刷用トナーで印刷された印刷物のアノトペンによる認識性能は、アノト社によって規定されているミニマム値を僅かに下回っており、不十分なものであった。また、図示しないが、比較例2においても、比較例1と同様に所々にドット欠け、及びドット周辺にトナーのちりが見受けられた。比較例2にかかる位置認識ドット印刷用トナーのトナー平均帯電量とドットパターンの再現性の結果を表1に示す。
一般的に、画像形成用トナーは図・表・文字等の画像を形成するためのトナーであるので、感光体ドラム上に付着させるトナー量を多くする必要がある。これに対して、位置認識ドット形成用トナーは、例えば、アノト用ドットパターンの場合、用紙上に約100μm程度のドットパターンを形成すればよいので、感光体ドラム上に付着させるトナー量は、画像形成用トナーよりも少なくてよい。
ところで、感光体ドラム上に付着したトナーは、感光体ドラムと転写ローラとの間の電界によるクーロン力に従って用紙上に転写される。そのため、用紙上に形成されるドット位置の再現性を高めるためには、クーロン力に従い、トナーが散らないようにするために、トナー帯電量を高めにする必要がある。しかしながら、トナー帯電量が高いと、トナーと感光体ドラムとの間に発生する鏡像力が大きくなる。そのため、画像形成用トナーのように感光体ドラム上に付着させるトナー量が多い場合は、トナーと感光体ドラムとの間に働く鏡像力の作用も大きくなり、感光体ドラム表面層に近いトナーは感光体ドラムから離間しにくくなる。その結果、転写残トナーとして感光体ドラムに残留するトナーが多くなり、用紙上の画像濃度が十分に確保できないことになる。また、クリーニングブレードにより転写残トナーを除去しようとする場合、クリーニングが困難であり、転写残トナーが多いほど、クリーニングブレードをすり抜けてクリーニング不良が発生しやすくなるといった問題もある。
前述したように、ドットパターン形成のように、トナー像でのトナー量自体が少ない場合には、転写残トナー量も少ないため、上記のような問題は発生しないが、画像形成のように、トナー像でのトナー量が多い場合には、転写残トナー量も増大するため、クリーニング不良が発生することになる。
以上の理由により、画像形成用トナーのトナー平均帯電量は、位置認識ドット形成用トナーの帯電量よりも低いことが望ましい。
なお、トナー平均帯電量を高くする手法としては、例えば、帯電制御剤の添加量を増やすという方法がある。また、帯電分布を狭くする手法としては、例えば、トナー中に分散させる帯電制御剤の粒径を小さくする手法や、トナーの粒度分布を狭くする手法等がある。
しかしながら、トナー中に分散させる帯電制御剤の粒径を小さくする手法や、トナーの粒径分布を狭くする手法は、コストが高くなる。従って、位置認識ドット形成用トナーの他に画像形成用トナーにおいても、トナーの帯電分布を狭くする手法は、コスト上昇を招くので、位置認識ドット形成用トナーが画像形成用トナーよりも帯電量分布が高い形態、すなわち、帯電量の分布が高帯電側(絶対値が大きい方)にシフトする形態が好ましい。
以上の様に、第1の実施形態によれば、位置認識ドット形成用トナーにかかる平均帯電量を他の画像形成用トナーにかかる平均帯電量よりも絶対値の大きい値とし、かつ、帯電量分布を狭くすることで、アノトペンが正確に位置情報を取得することが可能なドットパターンを再現性良く形成することができ、さらにドットの認識性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態においては、アノトペンが認識する近赤外領域に吸収を示す赤外線吸収剤、かつ、着色剤としてカーボンブラックを使用した一例について説明した。第2の実施形態においては、カーボンブラックとは異なる赤外線吸収剤を使用した例について説明する。
[実施例2]
バインダー樹脂としてポリエステル樹脂(数平均分子量Mn=3700、ガラス転移温度Tg=62℃、軟化温度T1/2=115℃)100重量部、帯電制御剤としてT−77(保土ヶ谷化学工業社製)0.5重量部、位置情報を読み取るペン(アノトペン)が認識する近赤外線領域(800〜1200nm)に吸収を示す無機赤外線吸収剤、すなわち本発明における位置情報読み取りのための添加剤としてのガリウムドープ酸化亜鉛(ハクスイテック社製、pazet GK−40)10重量部、更に、離型剤としてカルナウバワックス(加藤洋行社製、カルナウバワックス1号粉末)4.0重量部をヘンシェルミキサーを用いて混合した後、ニ軸押出機により溶融混練し、冷却後、直径2mmのスクリーンを有するカッターミルで粗粉砕した後、衝突版式粉砕機「ディスパージョンセパレーター」(日本ニューマチック工業(株)製)を用いて粉砕し更に、風力分級機を用いて分級を行いトナー母体を得た。
次に、外添工程として、得られたトナー母体1kg(100重量部)に疎水性シリカ(野本アエロジル社製、平均一次粒径16nm)を3.0重量部加え、ヘンシェルミキサーで3分間攪拌することで得られたトナーを本実施例にかかる位置認識ドット形成用トナーとした。
帯電測定の結果、当該位置認識ドット形成用トナーにかかる現像ローラ104上の平均帯電量mは−19.1μC/gであった。また、変動計数σ/mは0.44であった。
なお、ガリウムドープ酸化亜鉛は可視光下では白色の粉末であるため、製造された位置認識ドット形成用トナーは可視光下では、無色(白色)の粉末である。したがって、第1の実施形態で説明したカーボンブラックとは異なり、印刷物のバックグランドは記録紙50の色(例えば、白色)となる。図4に示すように、ガリウムドープ酸化亜鉛を用いて製造した位置認識ドット形成用トナーは可視光領域には吸収を持たず、近赤外領域に最大吸収波長を有する。
そして、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の3色の画像形成用トナーについては、実施例1で製造したものを使用し、実施例1と同様に、各トナーを格納した画像形成ユニット31、32、33、34をプリンタ10に装着し印刷を行った。その結果、印刷された人物画像のグレイニネス、色再現性は十分な品質を有しており、美しい印刷画像を得ることができた。
次に、アノト規格で定められているアノトペンを使用して、当該印刷画像のコントラストを測定した。その結果、アノトペンによる認識性の指標であるミニマム値は0.92であり、認識性のばらつきを示す標準偏差は0.0025であった。アノト社によって規定されているミニマム値の下限値は0.73であり、本実施例にかかる位置認識ドット印刷用トナーで印刷された印刷物のアノトペンによる認識性は実施例1と同様に、十分なものであった。また、実施例1と同様に、各ドットは非常に綺麗に形成されていることが目視により確認された。実施例2にかかる位置認識ドット印刷用トナーのトナー平均帯電量とドットパターンの再現性の結果を表1に示す。
更に、本実施例においては、カーボンブラック、つまりブラックの顔料の変わりに白色顔料が用いられているので、可視光下において記録紙50上の印刷されていない部分は記録紙50の用紙色がそのまま再現されることになる。したがって、実施例2においては、カーボンブラック由来のやや灰色がかった印刷物背景とはならず、より美しい印刷物を得ることができる。
[比較例3]
実施例2における位置認識ドット印刷用トナーの製造に関し、帯電制御剤としてT−77を1/5(0.1重量部)とした他は、実施例2と同じ製造方法により位置認識ドット形成用トナーを製造した。帯電測定の結果、当該位置認識ドット形成用トナーにかかる現像ローラ104上の平均帯電量mは−10.5μC/gであった。また、変動計数σ/mは1.19であった。すなわち、比較例3においては、帯電制御剤の添加量を減ずることにより平均帯電量が低く、かつ、帯電量分布がブロードな位置認識ドット印刷用トナーが得られることになる。そして、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の3色の画像形成用トナーについては、実施例1で製造したものを使用し、実施例1と同様に、各トナーを格納した画像形成ユニット31、32、33、34をプリンタ10に装着し印刷を行った。その結果、印刷された人物画像のグレイニネス、色再現性は十分な品質を有しており、美しい印刷画像を得ることができた。次に、アノト規格で定められているアノトペンを使用して、当該印刷物のコントラストを測定した。その結果、アノトペンによる認識性の指標であるミニマム値は0.63であり、認識性のばらつきを示す標準偏差は0.0222であった。本比較例にかかる位置認識ドット印刷用トナーで印刷された印刷物のアノトペンによる認識性能は、アノト社によって規定されているミニマム値を僅かに下回っており、不十分なものであった。また、図示しないが、比較例3においても、比較例1と同様に所々にドット欠け、及びドット周辺にトナーのちりが見受けられた。比較例3にかかる位置認識ドット印刷用トナーのトナー平均帯電量とドットパターンの再現性の結果を表1に示す。
[実施例3]
バインダー樹脂としてポリエステル樹脂(数平均分子量Mn=3700、ガラス転移温度Tg=62℃、軟化温度T1/2=115℃)100重量部、帯電制御剤としてT−77(保土ヶ谷化学工業社製)0.5重量部、位置情報を読み取るペン(アノトペン)が認識する近赤外線領域(800〜1200nm)に吸収を示す有機赤外線吸収剤、すなわち本発明における位置情報読み取りのための添加剤としてのジイオニウム系KAYASORB−IRG022(日本化薬製)10重量部、更に、離型剤としてカルナウバワックス(加藤洋行社製、カルナウバワックス1号粉末)4.0重量部をヘンシェルミキサーを用いて混合した後、ニ軸押出機により溶融混練し、冷却後、直径2mmのスクリーンを有するカッターミルで粗粉砕した後、衝突版式粉砕機「ディスパージョンセパレーター」(日本ニューマチック工業(株)製)を用いて粉砕し更に、風力分級機を用いて分級を行いトナー母体を得た。
次に、外添工程として、得られたトナー母体1kg(100重量部)に疎水性シリカ(野本アエロジル社製、平均一次粒径16nm)を3.0重量部加え、ヘンシェルミキサーで3分間攪拌することで得られたトナーを本実施例にかかる位置認識ドット形成用トナーとした。
帯電測定の結果、当該位置認識ドット形成用トナーにかかる現像ローラ104上の平均帯電量mは−18.9μC/gであった。また、変動計数σ/mは0.39であった。
なお、KAYASORB−IRG022は可視光下では有色(緑色)の粉末であるが、添加量が少ないため、製造された位置認識ドット形成用トナーは可視光下では、無色(白色)の粉末である。したがって、第1の実施形態で説明したカーボンブラックとは異なり、印刷物のバックグランドは記録紙50の色(例えば、白色)となる。図4に示すように、KAYASORB−IRG022を用いて製造した位置認識ドット形成用トナーは可視光領域には吸収を持たず、近赤外領域に最大吸収波長を有する。
そして、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の3色の画像形成用トナーについては、実施例1で製造したものを使用し、実施例1と同様に、各トナーを格納した画像形成ユニット31、32、33、34をプリンタ10に装着し印刷を行った。その結果、印刷された人物画像のグレイニネス、色再現性は十分な品質を有しており、美しい印刷画像を得ることができた。
次に、アノト規格で定められているアノトペンを使用して、当該印刷画像のコントラストを測定した。その結果、アノトペンによる認識性の指標であるミニマム値は0.90であり、認識性のばらつきを示す標準偏差は0.0029であった。アノト社によって規定されているミニマム値の下限値は0.73であり、本実施例にかかる位置認識ドット印刷用トナーで印刷された印刷物のアノトペンによる認識性は実施例1と同様に、十分なものであった。また、実施例1と同様に、各ドットは非常に綺麗に形成されていることが目視により確認された。
更に、本実施例においては、カーボンブラック、つまりブラックの顔料の変わりに白色顔料が用いられているので、可視光下において記録紙50上の印刷されていない部分は記録紙50の用紙色がそのまま再現されることになる。したがって、実施例3は実施例2と同様に、カーボンブラック由来のやや灰色がかった印刷物背景とはならず、より美しい印刷物を得ることができる。実施例3にかかる位置認識ドット印刷用トナーのトナー平均帯電量とドットパターンの再現性の結果を表1に示す。
[比較例4]
実施例3における位置認識ドット印刷用トナーの製造に関し、帯電制御剤としてT−77を1/5(0.1重量部)とした他は、実施例3と同じ製造方法により位置認識ドット形成用トナーを製造した。帯電測定の結果、当該位置認識ドット形成用トナーにかかる現像ローラ104上の平均帯電量mは−10.4μC/gであった。また、変動計数σ/mは1.16であった。すなわち、比較例4においては、帯電制御剤の添加量を減ずることにより平均帯電量が低く、かつ、帯電量分布がブロードな位置認識ドット印刷用トナーが得られることになる。そして、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)の3色の画像形成用トナーについては、実施例1で製造したものを使用し、実施例1と同様に、各トナーを格納した画像形成ユニット31、32、33、34をプリンタ10に装着し印刷を行った。その結果、印刷された人物画像のグレイニネス、色再現性は十分な品質を有しており、美しい印刷画像を得ることができた。次に、アノト規格で定められているアノトペンを使用して、当該印刷物のコントラストを測定した。その結果、アノトペンによる認識性の指標であるミニマム値は0.66であり、認識性のばらつきを示す標準偏差は0.0200であった。本比較例にかかる位置認識ドット印刷用トナーで印刷された印刷物のアノトペンによる認識性能は、アノト社によって規定されているミニマム値を僅かに下回っており、不十分なものであった。また、図示しないが、比較例4においても、比較例1と同様に所々にドット欠け、及びドット周辺にトナーのちりが見受けられた。比較例4にかかる位置認識ドット印刷用トナーのトナー平均帯電量とドットパターンの再現性の結果を表1に示す。
以上の様に、第2の実施形態によれば、可視光領域に吸収を持たず、近赤外領域にのみ吸収波長を有する赤外線吸収剤を位置認識ドット印刷用トナーに用いた場合においても、位置認識ドット形成用トナーにかかる帯電量を他の画像形成用トナーにかかる帯電量よりも絶対量値の大きい値とし、かつ、帯電分布を狭くすることで、アノトペンが正確に位置情報を取得することが可能なドットパターンを形成すること可能な画像形成装置を提供することができる。また、本実施形態にかかる位置認識ドット形成用トナーは可視光領域には吸収を有さない。換言すれば、記録紙50に形成されるドットパターンは、人間の目では白色又は透明に見えるので、カーボンブラックを用いた場合と比較して、得られた印刷物の背景画像にかぶりの印象を与えることがなく、より美しい印刷物を提供することができる。
なお、本発明は、上記の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、本実施形態の説明においては、画像形成装置としてプリンタを一例として説明したが、本発明は、複写機、FAX、MFP等にも適用可能である。
10 プリンタ
11 記録紙カセット
16 転写部
17 搬送ベルト
18 ドライブローラ
19 テンションローラ
20〜23 転写ローラ
24 転写ベルトクリーニングブレード
25 廃棄現像タンク
30 画像形成部
31〜34 画像形成ユニット
40 定着部
41、42 搬送切り替えガイド
45a〜45x 用紙搬送ローラ
50 記録紙
100 現像部
101 感光体ドラム
102 帯電ローラ
103 LEDヘッド
104 現像ローラ
105 クリーニングブレード
106 供給ローラ
107 現像ブレード
109 現像装置
110 トナー
120 現像剤収容体
141 発熱ローラ
142 加圧ローラ

Claims (15)

  1. 現像剤を格納するとともに、現像剤画像を形成する画像形成ユニットを複数備える画像形成装置であって、
    複数の前記画像形成ユニットは位置符号化パターンを形成するための符号化形成用の画像形成ユニットと画像データに基づいて画像を形成するための画像形成用の画像形成ユニットとを有し、
    前記符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電量は前記画像形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電量よりも高く、かつ、前記符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電分布は前記画像形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の帯電分布よりも狭いことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤は透明であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤は赤外領域に最大吸収ピークを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤は800nmから1200nmの波長領域に最大吸収ピークを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤の色は黒色であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記符号化形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤はカーボンブラックを含有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤は可視領域に最大吸収ピークを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成用の画像形成ユニットに格納される現像剤は400nmから800nm未満の波長領域に最大吸収ピークを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 前記符号化形成用の画像形成ユニット及び前記画像形成用の画像形成ユニットは前記現像剤画像が転写される印刷用媒体の媒体搬送経路に沿って配設されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 前記符号化形成用の画像形成ユニットは前記印刷用媒体の媒体搬送方向の最上流側に配設されることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記位置符号化パターンは所定のドットパターンであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  12. 前記ドットパターンは格子状のパターンであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  13. 前記位置符号化パターンはアノト用のドットパターンであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  14. 当該画像形成装置は、前記符合化形成用の画像形成ユニットは1つ、前記画像形成用の画像形成ユニットは複数備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  15. 前記符合化形成用の画像形成ユニットはドット像を形成する画像形成ユニットであり、前記画像形成用の画像形成ユニットは少なくとも文字または画像を形成する画像形成ユニットであることを特徴とする請求項1乃至請求項14の何れか1項に記載の画像形成装置。
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