JP4450849B2 - 現像剤、現像剤カートリッジ、画像形成ユニット及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
そして、前記内添粒子の粒径は、15〔μm〕以上、かつ、212〔μm〕以下にされる。
また、現像剤像の定着時に加熱され、加圧されて、前記内添粒子の粒径に応じた高さの立体画像を形成する。
そして、前記内添粒子の粒径は、15〔μm〕以上、かつ、212〔μm〕以下にされる。
また、現像剤像の定着時に加熱され、加圧されて、前記内添粒子の粒径に応じた高さの立体画像を形成する。
〔実施例1〕
本発明によれば、トナーTに使用される着色剤の色、画像形成ユニット13Bk、13Y、13M、13Cの位置、画像形成ユニット13Bk、13Y、13M、13Cのプリンタ101への実装数等に限定されないが、この場合、画像形成ユニット13Bkにおいて画像を形成した。
〔実施例2〕
実施例1のトナー1について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー2とし、平均粒径を求めたところ、100〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー2に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは40〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。また、定着による画像強度、トナー2と紙面との接着力等を確認したところ、良好な接着強度であった。なお、一般に、粉砕速度を高くすると平均粒径が小さくなり、粉砕速度を低くすると平均粒径が大きくなる。また、分級速度を低くして風を弱くしても、遠くまで飛ばされたトナーの平均粒径は小さく、分級速度を高くして風を強くしても、遠くまで飛ばされないトナーの平均粒径は大きい。
〔比較例1〕
実施例1のトナー1について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー3とし、平均粒径を求めたところ、150〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー3に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは45〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。
〔実施例3〕
実施例1のトナー1について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー4とし、平均粒径を求めたところ、15〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー4に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは31〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。また、定着による画像強度、トナー4と紙面との接着力等を確認したところ、良好な接着強度であった。
〔比較例2〕
実施例1のトナー1について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー5とし、平均粒径を求めたところ、8〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー5に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは15〔μm〕であり、立体印刷として不十分な盛上り量であった。
〔実施例4〕
実施例1のトナー1について、前処理として、目開き75〔μm〕のふるい、及び目開き106〔μm〕のふるいに代えて、目開き180〔μm〕のふるいを下段にし、目開き212〔μm〕のふるいを上段にして使用し、他は同様の前記動作を行うことによって、ナイロンパウダーをふるいにかけて得られた粒径180〔μm〕以上、かつ、212〔μm〕以下のナイロンパウダーが混合物Bとして得られた。
〔実施例5〕
実施例4のトナー6について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー7とし、平均粒径を求めたところ、100〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー7に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは46〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。また、定着による画像強度、トナー7と紙面との接着力等を確認したところ、良好な接着強度であった。
〔比較例3〕
実施例4のトナー6について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー8とし、平均粒径を求めたところ、150〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー8に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは50〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。
〔実施例6〕
実施例4のトナー6について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー9とし、平均粒径を求めたところ、15〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー9に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは33〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。また、定着による画像強度、トナー9と紙面との接着力等を確認したところ、良好な接着強度であった。
〔比較例4〕
実施例4のトナー6について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー10とし、平均粒径を求めたところ、8〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー10に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは15〔μm〕であり、立体印刷として不十分な盛上り量であった。
〔比較例5〕
実施例1のトナー1について、前処理として、目開き75〔μm〕のふるい、及び目開き106〔μm〕のふるいに代えて、目開き250〔μm〕のふるいを下段にし、目開き300〔μm〕のふるいを上段にして使用し、他は同様に前記動作を行うことによって、ナイロンパウダーをふるいにかけて得られた粒径250〔μm〕以上、かつ、300〔μm〕以下のナイロンパウダーが混合物Cとして得られた。
〔比較例6〕
比較例5のトナー11について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー12とし、平均粒径を求めたところ、100〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー12に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは49〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量を得られた。
〔比較例7〕
比較例5のトナー11について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー13とし、平均粒径を求めたところ、150〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー13に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは55〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。
〔比較例8〕
比較例5のトナー11について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー14とし、平均粒径を求めたところ、15〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー14に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは35〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。
〔比較例9〕
比較例5のトナー11について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー15とし、平均粒径を求めたところ、8〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー15に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは20〔μm〕であり、立体印刷として不十分な盛上り量であった。
〔実施例7〕
実施例1のトナー1について、前処理として、目開き75〔μm〕のふるい、及び目開き106〔μm〕のふるいに代えて、目開き20〔μm〕のふるいを下段にし、目開き45〔μm〕のふるいを上段にして使用し、他は同様に前記動作を行うことによって、ナイロンパウダーをふるいにかけて得られた粒径20〔μm〕以上、かつ、45〔μm〕以下のナイロンパウダーが混合物Dとして得られた。
〔実施例8〕
実施例7のトナー16について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー17とし、平均粒径を求めたところ、100〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー17に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。結果は、立体画像の高さは38〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。また、定着による画像強度、トナー17と紙面との接着力等を確認したところ、良好な接着強度であった。
〔比較例10〕
実施例7のトナー16について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー18とし、平均粒径を求めたところ、150〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー18に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは41〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。
〔実施例9〕
実施例7のトナー16について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー19とし、平均粒径を求めたところ、15〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー19に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは30〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。また、定着による画像強度、トナー19と紙面との接着力等を確認したところ、良好な接着強度であった。
〔比較例11〕
実施例7のトナー16について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー20とし、平均粒径を求めたところ、8〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー20に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは14〔μm〕であり、立体印刷として不十分な盛上り量であった。
〔実施例10〕
実施例1のトナー1について、前処理として、ナイロンパウダーに代えてシリコンビーズ(溶融温度:300〔℃〕)を使用し、目開き20〔μm〕のふるいを下段にし、目開き45〔μm〕のふるいを上段にして使用し、他は同様に前記動作を行うことによって、シリコンビーズをふるいにかけて得られた粒径20〔μm〕以上、かつ、45〔μm〕以下のシリコンビーズが混合物Eとして得られた。
〔実施例11〕
実施例10のトナー21について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー22とし、平均粒径を求めたところ、100〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー22に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは39〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。また、定着による画像強度、トナー22と紙面との接着力等を確認したところ、良好な接着強度であった。
〔比較例12〕
実施例10のトナー21について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー23とし、平均粒径を求めたところ、150〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー23に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは42〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。
〔実施例12〕
実施例10のトナー21について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー24とし、平均粒径を求めたところ、15〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー24に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは31〔μm〕であり、立体印刷として十分な盛上り量が得られた。また、定着による画像強度、トナー24と紙面との接着力等を確認したところ、良好な接着強度であった。
〔比較例13〕
実施例10のトナー21について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー25とし、平均粒径を求めたところ、8〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー25に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは13〔μm〕であり、立体印刷として不十分な盛上り量であった。
〔比較例14〕
実施例1のトナー1について、前処理として、ナイロンパウダーに代えてアルミナ(溶融温度:2050〔℃〕、平均粒径:3〔μm〕)を使用し、目開き20〔μm〕のふるいをかけたところ、ふるい上に残留物は無かった。また、前記アルミナを、混合物Fとし、ナイロンパウダーと同様にして180〔℃〕のホットプレートで溶融試験を行ったところ、粒子同士の融着がないことを確認し、これにより、アルミナは定着プロセスで溶融しないことを確認した。
〔比較例15〕
比較例14のトナー26について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー27とし、平均粒径を求めたところ、100〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー27に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは17〔μm〕であり、立体印刷として不十分な盛上り量であった。
〔比較例16〕
比較例14のトナー26について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー28とし、平均粒径を求めたところ、150〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー28に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは20〔μm〕であり、立体印刷として不十分な盛上り量であった。
〔比較例17〕
比較例14のトナー26について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー29とし、平均粒径を求めたところ、15〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー29に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは14〔μm〕であり、立体印刷として不十分な盛上り量であった。
〔比較例18〕
比較例14のトナー26について、製造時の粉砕工程の粉砕速度、分級工程の分級速度等を調整し、得られたトナーをトナー30とし、平均粒径を求めたところ、8〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー30に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは11〔μm〕であり、立体印刷として不十分な盛上り量であった。
〔比較例19〕
実施例1のトナー1について、前処理として、ナイロンパウダーに代えてポリエチレンパウダー(溶融温度:126〔℃〕)を使用し、目開き75〔μm〕のふるいの上段に目開き106〔μm〕のふるいを乗せ、上段の目開き106〔μm〕のふるいにポリエチレンパウダーを乗せて、他は同様に前記動作を行うことによって、ポリエチレンパウダーをふるいにかけて得られた粒径75〔μm〕以上、かつ、106〔μm〕以下のポリエチレンパウダーが混合物Gとして得られた。
〔比較例20〕
実施例1のトナー1について、前処理として、ナイロンパウダーに代えてポリメチルメタクリレート(溶融温度:105〔℃〕)を使用し、目開き75〔μm〕のふるいの上段に目開き106〔μm〕のふるいを乗せ、上段の目開き106〔μm〕のふるいにポリメチルメタクリレートを乗せて、他は同様に前記動作を行うことによって、ポリメチルメタクリレートをふるいにかけて得られた粒径75〔μm〕以上、かつ、106〔μm〕以下のポリメチルメタクリレートが混合物Hとして得られた。
〔比較例21〕
実施例1のトナー1について、前処理として、混合物をなしにしてトナー1と同様に製造したトナーをトナー33とした。トナー33の平均粒径を求めたところ、50〔μm〕であった。なお、実施例1のトナー1をトナー33に置き換えた以外は同様にして印刷試験を行った。その結果、立体画像の高さは14〔μm〕であり、立体印刷として不十分な盛上り量であった。
〔実施例1〕
トナー1を画像形成ユニット13Bk、13Yに供給し、印刷データに基づいて、露光装置としての各LEDヘッド33Bk、33Yによって像担持体としての感光体ドラム31Bk、31Yをそれぞれ露光し、第1の実施の形態と同様の印刷速度及び用紙14の条件において1枚の印刷を行った。そして、第1の実施の形態と同様に、立体印刷の盛上り量、及び定着による画像強度、トナーTと紙面との接着力等を測定したところ、立体印刷の盛上り量は65〔μm〕であり、画像強度、トナーTと紙面との接着力等も十分な接着強度であり、良好な立体画像が得られた。
〔実施例2〕
トナー1を画像形成ユニット13Bk、13Y、13Mに供給し、印刷データに基づいて、各LEDヘッド33Bk、33Y、33Mによって感光体ドラム31Bk、31Y、31Mをそれぞれ露光し、第1の実施の形態と同様の印刷速度及び条件において1枚の印刷を行った。そして、第1の実施の形態と同様に、立体印刷の盛上り量、及び定着による画像強度、トナー1と紙面との接着力等を測定したところ、立体印刷の盛上り量は95〔μm〕であり、画像強度、トナー1と紙面との接着力等も十分な接着強度であり、良好な立体画像が得られた。
〔実施例3〕
トナー1を画像形成ユニット13Bk、13Y、13M、13Cに供給し、印刷データに基づいて各LEDヘッド33Bk、33Y、33M、33Mによって感光体ドラム31Bk、31Y、31M、31Cをそれぞれ露光し、第1の実施の形態と同様の印刷速度及び条件において1枚の印刷を行った。そして、第1の実施の形態と同様に、立体印刷の盛上り量、及び定着による画像強度、トナー1と紙面との接着力等を測定したところ、立体印刷の盛上り量は120〔μm〕であり、画像強度、トナー1と紙面との接着力等も十分な接着強度であり、良好な立体画像が得られた。
〔実施例4〕
トナー2を画像形成ユニット13Bk、13Y、13M、13Cに供給し、印刷データに基づいて各LEDヘッド33Bk、33Y、33M、33Mによって感光体ドラム31Bk、31Y、31M、31Cをそれぞれ露光し、第1の実施の形態と同様の印刷速度及び条件において1枚の印刷を行った。そして、第1の実施の形態と同様に、立体印刷の盛上り量、及び定着による画像強度、トナー2と紙面との接着力等を測定したところ、立体印刷の盛上り量は122〔μm〕であり、画像強度、トナー2と紙面との接着力等も十分な接着強度であり、良好な立体画像が得られた。
〔実施例5〕
トナー22を画像形成ユニット13Bk、13Y、13M、13Cに供給し、印刷データに基づいて各LEDヘッド33Bk、33Y、33M、33Mによって感光体ドラム31Bk、31Y、31M、31Cをそれぞれ露光し、第1の実施の形態と同様の印刷速度及び条件において1枚の印刷を行った。そして、第1の実施の形態と同様に、立体印刷の盛上り量、及び定着による画像強度、トナー22と紙面との接着力等を測定したところ、立体印刷の盛上り量は126〔μm〕であり、画像強度、トナー22と紙面との接着力等も十分な接着強度であり、良好な立体画像が得られた。
〔比較例1〕
トナー33を画像形成ユニット13Bk、13Y、13M、13Cに供給し、印刷データに基づいて各LEDヘッド33Bk、33Y、33M、33Mによって感光体ドラム31Bk、31Y、31M、31Cをそれぞれ露光し、第1の実施の形態と同様の印刷速度及び条件において1枚の印刷を行った。そして、第1の実施の形態と同様に、立体印刷の盛上り量、及び定着による画像強度、トナー33と紙面との接着力等を測定したところ、立体印刷の盛上り量は45〔μm〕であり、良好であったが、用紙14における画像部が形成された部分を折り、再度用紙14を広げた際、盛り上がったトナー33が崩れて用紙14から剥がれてしまい、接着強度は不十分であった。
〔実施例1〕
第2の実施の形態の実施例4において、定着装置としての定着器23(図2)で定着された後の用紙14を、用紙走行ガイド19aによって用紙搬送ローラ15k、15lを通過させ、用紙走行ガイド19bによって矢印n方向に搬送し、再び画像形成ユニット13Bk、13Y、13M、13Cによって用紙14に前回と同様の印刷パターンの現像及び転写を行い、定着器23を通過させて定着を行い、用紙走行ガイド19aの向きを切り替え、用紙14をプリンタ101外に排出する。
〔実施例2〕
実施例1において、2回印刷の際に、定着器23で定着された後の用紙14をプリンタ101外に排出せず、用紙走行ガイド19aによって用紙搬送ローラ15k、15lを通過させ、用紙走行ガイド19bによって矢印n方向に用紙14を搬送し、再び画像形成ユニット13Bk、13Y、13M、13Cによって用紙14に前回と同様の印刷パターンの現像及び転写を行い、定着器23を通過させて定着を行い、用紙走行ガイド19aの向きを切り替え、用紙14をプリンタ101外に排出する。
〔実施例3〕
実施例2において、3回印刷の際に、定着器23で定着された後の用紙14をプリンタ101外に排出せず、用紙走行ガイド19aによって用紙搬送ローラ15k、15lを通過させ、用紙走行ガイド19bによって矢印n方向に用紙14を搬送し、再び画像形成ユニット13Bk、13Y、13M、13Cによって用紙14に前回と同様の印刷パターンの現像及び転写を行い、定着器23を通過させて定着を行い、用紙走行ガイド19aの向きを切り替え、用紙14をプリンタ101外に排出する。
〔比較例1〕
実施例3において、4回印刷の際に、定着器23で定着された後の用紙14をプリンタ101外に排出せず、用紙走行ガイド19aによって用紙搬送ローラ15k、15lを通過させ、用紙走行ガイド19bによって矢印n方向に用紙14を搬送し、再び画像形成ユニット13Bk、13Y、13M、13Cによって用紙14に前回と同様の印刷パターンの現像及び転写を行い、定着器23を通過させて定着を行い、用紙走行ガイド19aの向きを切り替え、用紙14をプリンタ101外に排出する。
41 トナーカートリッジ
101 プリンタ
T トナー
Claims (6)
- (a)少なくとも結着樹脂、及び溶融温度が、結着樹脂の溶融温度より高く、定着温度より高い180〔℃〕以上の粒子である内添粒子から成り、前記結着樹脂及び内添粒子を、結着樹脂及び内添粒子の各溶融温度より低い温度で混練することによって形成され、
(b)前記内添粒子の粒径は、15〔μm〕以上、かつ、212〔μm〕以下にされ、
(c)現像剤像の定着時に加熱され、加圧されて、前記内添粒子の粒径に応じた高さの立体画像を形成することを特徴とする現像剤。 - 前記結着樹脂及び内添粒子によって形成された粒子の平均粒径は、20〔μm〕以上、かつ、100〔μm〕以下にされる請求項1に記載の現像剤。
- 前記結着樹脂の溶融温度は110〔℃〕以上、かつ、140〔℃〕以下にされる請求項1に記載の現像剤。
- 前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の現像剤が収容された現像剤カートリッジ。
- 前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の現像剤を使用した画像形成ユニット。
- 前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の現像剤を使用した画像形成装置。
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