JP2003316559A - 画像データ構造、画像データ作成装置及び画像出力装置 - Google Patents
画像データ構造、画像データ作成装置及び画像出力装置Info
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- JP2003316559A JP2003316559A JP2002123439A JP2002123439A JP2003316559A JP 2003316559 A JP2003316559 A JP 2003316559A JP 2002123439 A JP2002123439 A JP 2002123439A JP 2002123439 A JP2002123439 A JP 2002123439A JP 2003316559 A JP2003316559 A JP 2003316559A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハーフトーン処理を行うことなく、画像の印
刷を行うことが可能な画像データ構造を提供する。 【解決手段】 JPEGデータ100は、画像データ本
体である圧縮された画像データを格納する画像データ部
104と、その圧縮画像データに付属する付属情報であ
る種々のヘッダ情報を格納するヘッダ部102と、で構
成されている。そのうちのヘッダ部102内におけるベ
ンダ依存領域108に、上記圧縮画像データなどから導
き出されるデータをハーフトーン処理して得られたハー
フトーン処理データ112と、そのハーフトーン処理デ
ータ112に関連する関連情報110と、が埋め込まれ
ている。
刷を行うことが可能な画像データ構造を提供する。 【解決手段】 JPEGデータ100は、画像データ本
体である圧縮された画像データを格納する画像データ部
104と、その圧縮画像データに付属する付属情報であ
る種々のヘッダ情報を格納するヘッダ部102と、で構
成されている。そのうちのヘッダ部102内におけるベ
ンダ依存領域108に、上記圧縮画像データなどから導
き出されるデータをハーフトーン処理して得られたハー
フトーン処理データ112と、そのハーフトーン処理デ
ータ112に関連する関連情報110と、が埋め込まれ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、付属情報部と、画
像データ部と、を備えた画像データ構造に関するもので
ある。
像データ部と、を備えた画像データ構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像データを用いて、プリンタ
等により画像を印刷する場合、画像データに対し、ハー
フトーン処理など種々の画像処理を施す必要がある。
等により画像を印刷する場合、画像データに対し、ハー
フトーン処理など種々の画像処理を施す必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像処理のうち、特に、ハーフトーン処理は、CP
Uにとって処理負担が多く、例えば、携帯情報端末など
に搭載されているような能力の低いCPUでは、処理時
間が非常にかかるという問題があった。
うな画像処理のうち、特に、ハーフトーン処理は、CP
Uにとって処理負担が多く、例えば、携帯情報端末など
に搭載されているような能力の低いCPUでは、処理時
間が非常にかかるという問題があった。
【0004】また、パーソナルコンピュータ(以下、P
Cという)に搭載されているようなある程度処理能力が
高いCPUを用いる場合でも、例えば、ラージフォーマ
ットプリンタ用の画像データなど、データサイズの大き
い画像データをハーフトーン処理する場合には、かなり
の処理時間がかかるという問題がある。
Cという)に搭載されているようなある程度処理能力が
高いCPUを用いる場合でも、例えば、ラージフォーマ
ットプリンタ用の画像データなど、データサイズの大き
い画像データをハーフトーン処理する場合には、かなり
の処理時間がかかるという問題がある。
【0005】従って、本発明の目的は、上記した従来技
術の問題点を解決し、ハーフトーン処理を行うことな
く、画像の印刷を行うことが可能な画像データ構造を提
供することにある。
術の問題点を解決し、ハーフトーン処理を行うことな
く、画像の印刷を行うことが可能な画像データ構造を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記した目的の少なくとも一部を達するために、本発明の
画像データ構造は、画像データ本体の格納される画像デ
ータ部と、前記画像データ本体に付属する付属情報が格
納される付属情報部と、を備えた画像データ構造であっ
て、前記付属情報部における特定部分に、前記画像デー
タ本体または該画像データ本体の元データである原画像
データから導き出されるデータをハーフトーン処理して
得られるハーフトーン処理データが埋め込まれているこ
とを要旨とする。
記した目的の少なくとも一部を達するために、本発明の
画像データ構造は、画像データ本体の格納される画像デ
ータ部と、前記画像データ本体に付属する付属情報が格
納される付属情報部と、を備えた画像データ構造であっ
て、前記付属情報部における特定部分に、前記画像デー
タ本体または該画像データ本体の元データである原画像
データから導き出されるデータをハーフトーン処理して
得られるハーフトーン処理データが埋め込まれているこ
とを要旨とする。
【0007】ここで、ハーフトーン処理とは、或る階調
数で表現された連続階調を、それよりも低い階調数で連
続階調らしく表現するための擬似中間調処理をいう。
数で表現された連続階調を、それよりも低い階調数で連
続階調らしく表現するための擬似中間調処理をいう。
【0008】このように、本発明の画像データ構造によ
れば、画像データにおける付属情報部に予めハーフトー
ン処理済みのデータが埋め込まれているため、その画像
データを用いて、例えば、プリンタ等より画像を印刷す
る場合、埋め込まれているハーフトーン処理データを利
用することより、CPUにとって処理負担が大きいハー
フトーン処理を行わなくて済む。従って、携帯情報端末
などを用いてプリンタ等で画像を印刷する場合や、PC
などを用いて、ラージフォーマットプリンタ用の画像デ
ータなどを印刷する場合でも、比較的短時間で印刷する
ことができる。
れば、画像データにおける付属情報部に予めハーフトー
ン処理済みのデータが埋め込まれているため、その画像
データを用いて、例えば、プリンタ等より画像を印刷す
る場合、埋め込まれているハーフトーン処理データを利
用することより、CPUにとって処理負担が大きいハー
フトーン処理を行わなくて済む。従って、携帯情報端末
などを用いてプリンタ等で画像を印刷する場合や、PC
などを用いて、ラージフォーマットプリンタ用の画像デ
ータなどを印刷する場合でも、比較的短時間で印刷する
ことができる。
【0009】また、ハーフトーン処理データとして、印
刷条件に応じて調整されたハーフトーン処理結果を埋め
込むことができるため、例えば、画像提供業者が、画像
に応じて最適化した印刷条件を設定し、その印刷条件に
基づいてハーフトーン処理を実施して、その処理結果を
ハーフトーン処理データとして埋め込むことにより、最
高に美しい印刷結果を保証することが可能となる。
刷条件に応じて調整されたハーフトーン処理結果を埋め
込むことができるため、例えば、画像提供業者が、画像
に応じて最適化した印刷条件を設定し、その印刷条件に
基づいてハーフトーン処理を実施して、その処理結果を
ハーフトーン処理データとして埋め込むことにより、最
高に美しい印刷結果を保証することが可能となる。
【0010】さらに、ハーフトーン処理データは付属情
報部に埋め込まれており、基本構造は通常の画像データ
と変わりはないため、ハーフトーン処理データの埋め込
まれている画像データも、通常の画像データと同様に扱
うことができる。従って、そのような画像データを用い
て画像の表示を行う場合にも、通常通り、画像データ部
に格納されている画像データ本体を用いて、容易に画像
を表示することができる。
報部に埋め込まれており、基本構造は通常の画像データ
と変わりはないため、ハーフトーン処理データの埋め込
まれている画像データも、通常の画像データと同様に扱
うことができる。従って、そのような画像データを用い
て画像の表示を行う場合にも、通常通り、画像データ部
に格納されている画像データ本体を用いて、容易に画像
を表示することができる。
【0011】本発明の画像データ構造において、前記付
属情報部における前記特定部分に、前記ハーフトーン処
理データと共に、該ハーフトーン処理データに関連する
関連情報が埋め込まれていることが好ましい。
属情報部における前記特定部分に、前記ハーフトーン処
理データと共に、該ハーフトーン処理データに関連する
関連情報が埋め込まれていることが好ましい。
【0012】関連情報はハーフトーン処理データと切り
離すことなく、共に埋め込んだ方が、データや情報の取
り扱いの利便性を上げることができる。
離すことなく、共に埋め込んだ方が、データや情報の取
り扱いの利便性を上げることができる。
【0013】本発明の画像データ構造において、前記関
連情報は、前記ハーフトーン処理を行う際に設定される
出力条件を含むことが好ましい。
連情報は、前記ハーフトーン処理を行う際に設定される
出力条件を含むことが好ましい。
【0014】ハーフトーン処理データを用いて、例え
ば、プリンタ等で画像を印刷する場合に、関連情報に含
まれる出力条件を利用することにより、ハーフトーン処
理データについて出力条件として設定されている印刷条
件と、プリンタ等において実際に設定されている印刷条
件と、を一致させた状態で印刷を行うことが可能とな
る。
ば、プリンタ等で画像を印刷する場合に、関連情報に含
まれる出力条件を利用することにより、ハーフトーン処
理データについて出力条件として設定されている印刷条
件と、プリンタ等において実際に設定されている印刷条
件と、を一致させた状態で印刷を行うことが可能とな
る。
【0015】本発明の画像データ構造において、前記付
属情報部における前記特定部分は、ベンダが使用できる
ベンダ依存領域であることが好ましい。
属情報部における前記特定部分は、ベンダが使用できる
ベンダ依存領域であることが好ましい。
【0016】このような領域にハーフトーン処理データ
を埋め込むことにより、ハーフトーン処理データの埋め
込みが、付属情報部に格納されている他の付属情報に影
響を与えることがなく、ハーフトーン処理データの埋め
込まれた画像データを、見かけ上、通常の画像データと
変わりなくすることができる。
を埋め込むことにより、ハーフトーン処理データの埋め
込みが、付属情報部に格納されている他の付属情報に影
響を与えることがなく、ハーフトーン処理データの埋め
込まれた画像データを、見かけ上、通常の画像データと
変わりなくすることができる。
【0017】本発明の画像データ構造において、前記画
像データ本体は、前記原画像データの画像サイズを縮小
して得られるサムネイル画像データであってもよい。
像データ本体は、前記原画像データの画像サイズを縮小
して得られるサムネイル画像データであってもよい。
【0018】このように画像データ本体をサムネイル画
像データとすることにより、ハーフトーン処理データの
埋め込まれた画像データが多数ある場合でも、サムネイ
ル画像データを用いて、それら画像データのサムネイル
画像を一覧表示することにより、それら画像データの画
像内容を一目で把握することが可能となる。
像データとすることにより、ハーフトーン処理データの
埋め込まれた画像データが多数ある場合でも、サムネイ
ル画像データを用いて、それら画像データのサムネイル
画像を一覧表示することにより、それら画像データの画
像内容を一目で把握することが可能となる。
【0019】本発明の画像データ構造において、前記ハ
ーフトーン処理は、前記データを多階調の画像データか
ら2値の画像データに変換する2値化処理のみから成っ
ていてもよい。
ーフトーン処理は、前記データを多階調の画像データか
ら2値の画像データに変換する2値化処理のみから成っ
ていてもよい。
【0020】ハーフトーン処理のうち、少なくとも、C
PUの処理負担の大きい2値化処理を予め行い、その処
理結果をハーフトーン処理データとして埋め込んでおけ
ばよいからである。
PUの処理負担の大きい2値化処理を予め行い、その処
理結果をハーフトーン処理データとして埋め込んでおけ
ばよいからである。
【0021】本発明の画像データ作成装置は、特定の画
像データ構造を有する画像データを作成するための画像
データ作成装置であって、画像データ本体または該画像
データ本体の元データである原画像データから導き出さ
れるデータをハーフトーン処理して、ハーフトーン処理
データを得るハーフトーン処理部と、画像データ部に前
記画像データ本体を、付属情報部に前記画像データ本体
に付属する付属情報を、それぞれ格納して成る画像デー
タに対して、前記付属情報部における特定部分に、前記
ハーフトーン処理データを埋め込むハーフトーン処理デ
ータ埋込部と、を備えることを要旨とする。
像データ構造を有する画像データを作成するための画像
データ作成装置であって、画像データ本体または該画像
データ本体の元データである原画像データから導き出さ
れるデータをハーフトーン処理して、ハーフトーン処理
データを得るハーフトーン処理部と、画像データ部に前
記画像データ本体を、付属情報部に前記画像データ本体
に付属する付属情報を、それぞれ格納して成る画像デー
タに対して、前記付属情報部における特定部分に、前記
ハーフトーン処理データを埋め込むハーフトーン処理デ
ータ埋込部と、を備えることを要旨とする。
【0022】このように、本発明の画像データ作成装置
によれば、ハーフトーン処理データの埋め込まれた画像
データを容易に作成することができる。よって、作成し
た画像データを用いて、例えば、プリンタ等より画像を
印刷する場合、埋め込まれているハーフトーン処理デー
タを利用することより、CPUにとって処理負担が大き
いハーフトーン処理を行わなくて済む。
によれば、ハーフトーン処理データの埋め込まれた画像
データを容易に作成することができる。よって、作成し
た画像データを用いて、例えば、プリンタ等より画像を
印刷する場合、埋め込まれているハーフトーン処理デー
タを利用することより、CPUにとって処理負担が大き
いハーフトーン処理を行わなくて済む。
【0023】本発明の画像データ作成装置において、前
記ハーフトーン処理データ埋込部は、前記付属情報部に
おける前記特定部分に、前記ハーフトーン処理データと
共に、該ハーフトーン処理データに関連する関連情報も
埋め込むことが好ましい。
記ハーフトーン処理データ埋込部は、前記付属情報部に
おける前記特定部分に、前記ハーフトーン処理データと
共に、該ハーフトーン処理データに関連する関連情報も
埋め込むことが好ましい。
【0024】前述した通り、関連情報はハーフトーン処
理データと切り離すことなく、共に埋め込んだ方が、デ
ータや情報の取り扱いの利便性を上げられるからであ
る。
理データと切り離すことなく、共に埋め込んだ方が、デ
ータや情報の取り扱いの利便性を上げられるからであ
る。
【0025】本発明の画像出力装置は、特定の画像デー
タ構造を有する画像データを用いて、画像の出力を行う
ための画像出力装置であって、画像データ部に画像デー
タ本体を、付属情報部に前記画像データ本体に付属する
付属情報を、それぞれ格納して成る画像データであっ
て、前記付属情報部における特定部分に、前記画像デー
タ本体または該画像データ本体の元データである原画像
データから導き出されるデータをハーフトーン処理して
得られるハーフトーン処理データが埋め込まれて成る画
像データから、画像の出力を行うために、前記ハーフト
ーン処理データを抽出するハーフトーン処理データ抽出
部を備えることを要旨とする。
タ構造を有する画像データを用いて、画像の出力を行う
ための画像出力装置であって、画像データ部に画像デー
タ本体を、付属情報部に前記画像データ本体に付属する
付属情報を、それぞれ格納して成る画像データであっ
て、前記付属情報部における特定部分に、前記画像デー
タ本体または該画像データ本体の元データである原画像
データから導き出されるデータをハーフトーン処理して
得られるハーフトーン処理データが埋め込まれて成る画
像データから、画像の出力を行うために、前記ハーフト
ーン処理データを抽出するハーフトーン処理データ抽出
部を備えることを要旨とする。
【0026】このように、本発明の画像出力装置によれ
ば、画像データを用いて、例えば、プリンタ等より画像
を印刷する場合、抽出したハーフトーン処理データを利
用して印刷を行うことにより、CPUにとって処理負担
が大きいハーフトーン処理を行わなくて済む。
ば、画像データを用いて、例えば、プリンタ等より画像
を印刷する場合、抽出したハーフトーン処理データを利
用して印刷を行うことにより、CPUにとって処理負担
が大きいハーフトーン処理を行わなくて済む。
【0027】本発明の画像出力装置において、前記画像
データは、前記付属情報部における前記特定部分に、前
記ハーフトーン処理データと共に、該ハーフトーン処理
データに関連する関連情報が埋め込まれており、前記ハ
ーフトーン処理データ抽出部は、前記画像データから、
前記ハーフトーン処理データを抽出する際に、前記関連
情報も併せて抽出すると共に、さらに、抽出された前記
関連情報に基づいて、前記ハーフトーン処理データを用
いた画像の出力を行うか否かを決定する出力可否決定部
を備えることが好ましい。
データは、前記付属情報部における前記特定部分に、前
記ハーフトーン処理データと共に、該ハーフトーン処理
データに関連する関連情報が埋め込まれており、前記ハ
ーフトーン処理データ抽出部は、前記画像データから、
前記ハーフトーン処理データを抽出する際に、前記関連
情報も併せて抽出すると共に、さらに、抽出された前記
関連情報に基づいて、前記ハーフトーン処理データを用
いた画像の出力を行うか否かを決定する出力可否決定部
を備えることが好ましい。
【0028】このように、ハーフトーン処理データと共
に、関連情報を抽出し、その関連情報に基づいて、ハー
フトーン処理データを用いた画像の出力の可否を決定す
ることにより、例えば、プリンタ等における実際の設定
が、そのハーフトーン処理データに適した設定になって
いる場合にのみ、画像の印刷を行わせることができるの
で、常に最適な画像を印刷することができる。
に、関連情報を抽出し、その関連情報に基づいて、ハー
フトーン処理データを用いた画像の出力の可否を決定す
ることにより、例えば、プリンタ等における実際の設定
が、そのハーフトーン処理データに適した設定になって
いる場合にのみ、画像の印刷を行わせることができるの
で、常に最適な画像を印刷することができる。
【0029】本発明の画像出力装置において、さらに、
前記出力可否決定部において、出力を行うと決定された
場合に、前記ハーフトーン処理データを用いて画像の出
力を行う出力部を備えることが好ましい。
前記出力可否決定部において、出力を行うと決定された
場合に、前記ハーフトーン処理データを用いて画像の出
力を行う出力部を備えることが好ましい。
【0030】このような出力部を備えることにより、抽
出されたハーフトーン処理データを用いて、最適な画像
の印刷を実際に行うことができる。
出されたハーフトーン処理データを用いて、最適な画像
の印刷を実際に行うことができる。
【0031】なお、以上説明したような本発明の概念
は、画像データ構造や、画像データ作成装置や、画像出
力装置として具現化できる他、その画像データ作成方法
や画像出力方法として具現化することが可能である。従
って、このような構成によっても、上記した画像データ
構造、画像データ作成装置、及び画像出力装置などと同
様の効果を奏することが可能である。また、その他、上
記画像データを作成するためのコンピュータプログラム
や上記画像データを用いて画像の印刷を行うためのコン
ピュータプログラム、それらコンピュータプログラムを
記録した記録媒体、それらコンピュータプログラムを含
み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の種々の態様
で実現することもできる。
は、画像データ構造や、画像データ作成装置や、画像出
力装置として具現化できる他、その画像データ作成方法
や画像出力方法として具現化することが可能である。従
って、このような構成によっても、上記した画像データ
構造、画像データ作成装置、及び画像出力装置などと同
様の効果を奏することが可能である。また、その他、上
記画像データを作成するためのコンピュータプログラム
や上記画像データを用いて画像の印刷を行うためのコン
ピュータプログラム、それらコンピュータプログラムを
記録した記録媒体、それらコンピュータプログラムを含
み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の種々の態様
で実現することもできる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.画像データ構造: B.画像データ作成装置: C.画像印刷装置: D.実施例の効果: E.変形例:
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.画像データ構造: B.画像データ作成装置: C.画像印刷装置: D.実施例の効果: E.変形例:
【0033】A.画像データ構造:図1は本発明の一実
施例としての画像データ構造を有するJPEGデータの
一例を示す説明図である。なお、本実施例では、プリン
タ等で画像を印刷する場合を前提としている。
施例としての画像データ構造を有するJPEGデータの
一例を示す説明図である。なお、本実施例では、プリン
タ等で画像を印刷する場合を前提としている。
【0034】図1に示すように、本実施例の画像データ
構造を有するJPEG(Joint Photographic Experts G
roup)データ100は、画像データ本体である圧縮され
た画像データを格納する画像データ部104と、その圧
縮画像データに付属する付属情報である種々のヘッダ情
報を格納するヘッダ部102と、で構成されており、基
本構造は、通常のJPEGデータと変わりはない。しか
しながら、そのうちのヘッダ部102内におけるベンダ
依存領域108に、上記圧縮画像データなどから導き出
されるデータをハーフトーン処理して得られたハーフト
ーン処理データ112と、そのハーフトーン処理データ
112に関連する関連情報110と、が埋め込まれてい
る。
構造を有するJPEG(Joint Photographic Experts G
roup)データ100は、画像データ本体である圧縮され
た画像データを格納する画像データ部104と、その圧
縮画像データに付属する付属情報である種々のヘッダ情
報を格納するヘッダ部102と、で構成されており、基
本構造は、通常のJPEGデータと変わりはない。しか
しながら、そのうちのヘッダ部102内におけるベンダ
依存領域108に、上記圧縮画像データなどから導き出
されるデータをハーフトーン処理して得られたハーフト
ーン処理データ112と、そのハーフトーン処理データ
112に関連する関連情報110と、が埋め込まれてい
る。
【0035】具体的には、ヘッダ部102は、先頭にあ
るヘッダ106と、いわゆるベンダが自由に使用できる
領域であるベンダ依存領域108と、を少なくとも含ん
でおり、このうち、ヘッダ106には、上記圧縮画像デ
ータのサイズや、ベンダ依存領域先頭位置の番地や、画
像データ先頭位置の番地などのヘッダ情報が格納されて
いる。また、ベンダ依存領域108は、例えば、オプシ
ョン1,2,3という具合に3つの領域に分かれてお
り、このうちのオプション2に、ハーフトーン処理デー
タ112と関連情報110が、関連情報110,ハーフ
トーン処理データ112の順で格納されている。また、
オプション1の先頭位置には、オプション2の先頭位置
の番地が、オプション2の先頭位置には、オプション3
の先頭位置の番地が、それぞれ記入されている。
るヘッダ106と、いわゆるベンダが自由に使用できる
領域であるベンダ依存領域108と、を少なくとも含ん
でおり、このうち、ヘッダ106には、上記圧縮画像デ
ータのサイズや、ベンダ依存領域先頭位置の番地や、画
像データ先頭位置の番地などのヘッダ情報が格納されて
いる。また、ベンダ依存領域108は、例えば、オプシ
ョン1,2,3という具合に3つの領域に分かれてお
り、このうちのオプション2に、ハーフトーン処理デー
タ112と関連情報110が、関連情報110,ハーフ
トーン処理データ112の順で格納されている。また、
オプション1の先頭位置には、オプション2の先頭位置
の番地が、オプション2の先頭位置には、オプション3
の先頭位置の番地が、それぞれ記入されている。
【0036】従って、ヘッダ106に格納されたベンダ
依存領域先頭位置の番地から、オプション1の先頭位置
が特定され、オプション1の先頭位置に記入されたオプ
ション2の先頭位置の番地から、オプション2の位置が
特定されるため、ヘッダ106から埋め込まれているハ
ーフトーン処理データ112や関連情報110の位置を
容易に導き出すことができる。
依存領域先頭位置の番地から、オプション1の先頭位置
が特定され、オプション1の先頭位置に記入されたオプ
ション2の先頭位置の番地から、オプション2の位置が
特定されるため、ヘッダ106から埋め込まれているハ
ーフトーン処理データ112や関連情報110の位置を
容易に導き出すことができる。
【0037】ハーフトーン処理データ112は、後述す
るように、例えば、画像データ部104に格納されてい
る圧縮画像データから導き出されるRGBの画像デー
タ、または、画像データ部104に格納されている圧縮
画像データの元データである原画像データから導き出さ
れるRGBの画像データを、RGB(赤,緑,青)か
ら、例えば、CMYK(シアン,マゼンタ,イエロ,
黒)に色変換し、色変換後の画像データにハーフトーン
処理を施すことにより得られる。なお、本実施例では、
プリンタ等での画像の印刷を前提としているため、ハー
フトーン処理は、印刷条件として、印刷を行うプリンタ
の機種や、印刷を行う際の解像度や、印刷される用紙の
種類(光沢紙、インクジェット専用紙、普通紙など)及
びサイズ(A4,A3など)などを設定した上で行われ
る。そこで、その設定した情報が、関連情報110とし
て格納される。
るように、例えば、画像データ部104に格納されてい
る圧縮画像データから導き出されるRGBの画像デー
タ、または、画像データ部104に格納されている圧縮
画像データの元データである原画像データから導き出さ
れるRGBの画像データを、RGB(赤,緑,青)か
ら、例えば、CMYK(シアン,マゼンタ,イエロ,
黒)に色変換し、色変換後の画像データにハーフトーン
処理を施すことにより得られる。なお、本実施例では、
プリンタ等での画像の印刷を前提としているため、ハー
フトーン処理は、印刷条件として、印刷を行うプリンタ
の機種や、印刷を行う際の解像度や、印刷される用紙の
種類(光沢紙、インクジェット専用紙、普通紙など)及
びサイズ(A4,A3など)などを設定した上で行われ
る。そこで、その設定した情報が、関連情報110とし
て格納される。
【0038】ここで、元の画像のデータサイズに対し
て、ハーフトーン処理後のデータサイズがどのくらいに
なるかについて、一例を示す。例えば、元の画像(画像
サイズ:5384[pix]x7424[pix],2
4bit)のデータサイズが114MBである場合、ハ
ーフトーン処理後(解像度:720[dpi]x720
[dpi],6色でハーフトーン)のデータサイズは、
66.7MB程度となる。
て、ハーフトーン処理後のデータサイズがどのくらいに
なるかについて、一例を示す。例えば、元の画像(画像
サイズ:5384[pix]x7424[pix],2
4bit)のデータサイズが114MBである場合、ハ
ーフトーン処理後(解像度:720[dpi]x720
[dpi],6色でハーフトーン)のデータサイズは、
66.7MB程度となる。
【0039】B.画像データ作成装置:図2は図1の画
像データ構造を有するJPEGデータ100を作成する
ための画像データ作成装置の一例を示すブロック図であ
る。
像データ構造を有するJPEGデータ100を作成する
ための画像データ作成装置の一例を示すブロック図であ
る。
【0040】図2に示す画像データ作成装置200は、
画像データ抽出部202と、解像度変換部204と、色
変換部205と、ハーフトーン処理部206と、ハーフ
トーン処理データ埋込部208と、印刷条件設定部21
0と、を備えている。
画像データ抽出部202と、解像度変換部204と、色
変換部205と、ハーフトーン処理部206と、ハーフ
トーン処理データ埋込部208と、印刷条件設定部21
0と、を備えている。
【0041】画像データ作成装置200において、例え
ば、通常のJPEGデータから、図1に示す画像データ
構造を有するJPEGデータ、即ち、ハーフトーン処理
データの埋め込まれたJPEGデータ100を作成する
場合、図3に示すような手順にて作成することになる。
ば、通常のJPEGデータから、図1に示す画像データ
構造を有するJPEGデータ、即ち、ハーフトーン処理
データの埋め込まれたJPEGデータ100を作成する
場合、図3に示すような手順にて作成することになる。
【0042】図3は図1の画像データ構造を有するJP
EGデータ100の作成手順を示すフローチャートであ
る。
EGデータ100の作成手順を示すフローチャートであ
る。
【0043】まず、ユーザがキーボードやポインティン
グデバイスなどの入力装置(図示せず)を介して、印刷
を行うプリンタの機種や、印刷を行う際の解像度や、印
刷される用紙の種類及びサイズなどを入力すると、印刷
条件設定部210が、それら入力された情報を印刷条件
として設定し(ステップS102)、その条件に基づい
て解像度変換部204や色変換部205やハーフトーン
処理部206に種々の設定パラメータを与える。
グデバイスなどの入力装置(図示せず)を介して、印刷
を行うプリンタの機種や、印刷を行う際の解像度や、印
刷される用紙の種類及びサイズなどを入力すると、印刷
条件設定部210が、それら入力された情報を印刷条件
として設定し(ステップS102)、その条件に基づい
て解像度変換部204や色変換部205やハーフトーン
処理部206に種々の設定パラメータを与える。
【0044】次に、画像データ抽出部202が、対象と
なる通常のJPEGデータから、画像データ部104に
格納されている圧縮画像データを抽出し、展開して、R
GBの画像データを得る(ステップS104)。続い
て、解像度変換部204が、画像データの解像度、即
ち、単位長さ当りの画素数を、設定パラメータに従って
所望の解像度に変換し(ステップS106)、色変換部
205が、RGBの画像データを、設定パラメータに従
って、各画素毎に、例えば、CMYKの画像データに変
換する(ステップS108)。
なる通常のJPEGデータから、画像データ部104に
格納されている圧縮画像データを抽出し、展開して、R
GBの画像データを得る(ステップS104)。続い
て、解像度変換部204が、画像データの解像度、即
ち、単位長さ当りの画素数を、設定パラメータに従って
所望の解像度に変換し(ステップS106)、色変換部
205が、RGBの画像データを、設定パラメータに従
って、各画素毎に、例えば、CMYKの画像データに変
換する(ステップS108)。
【0045】次に、ハーフトーン処理部206が、色変
換後の画像データを、設定パラメータに従ってハーフト
ーン処理して、ハーフトーン処理データを得る(ステッ
プS110)。ハーフトーン処理としては、具体的に
は、2値化処理と、マイクロウィーブ処理と、に分けら
れる。2値化処理は、ドットの分散具合によって中間調
を表現し得るよう、多階調の画像データを2値の画像デ
ータに変換する処理であり、マイクロウィーブ処理は、
プリンタにおいて一つのラスタ中の画素を複数回の主走
査でそれぞれ異なるノズルを使用して印刷し得るよう
に、画像データを調整する処理である。
換後の画像データを、設定パラメータに従ってハーフト
ーン処理して、ハーフトーン処理データを得る(ステッ
プS110)。ハーフトーン処理としては、具体的に
は、2値化処理と、マイクロウィーブ処理と、に分けら
れる。2値化処理は、ドットの分散具合によって中間調
を表現し得るよう、多階調の画像データを2値の画像デ
ータに変換する処理であり、マイクロウィーブ処理は、
プリンタにおいて一つのラスタ中の画素を複数回の主走
査でそれぞれ異なるノズルを使用して印刷し得るよう
に、画像データを調整する処理である。
【0046】続いて、ハーフトーン処理データ埋込部2
08が、ハーフトーン処理データを、元のJPEGデー
タにおけるベンダ依存領域108のオプション2の部分
に埋め込むと共に、印刷条件設定部210から取得した
印刷条件を、関連情報として付加する(ステップS11
2)。
08が、ハーフトーン処理データを、元のJPEGデー
タにおけるベンダ依存領域108のオプション2の部分
に埋め込むと共に、印刷条件設定部210から取得した
印刷条件を、関連情報として付加する(ステップS11
2)。
【0047】このようにして、画像データ作成装置20
0は、図1に示す画像データ構造を有するJPEGデー
タ100を作成する。
0は、図1に示す画像データ構造を有するJPEGデー
タ100を作成する。
【0048】図4は図2に示す画像データ作成装置20
0の具体的な構成を示すブロック図である。画像データ
作成装置200は、例えば、PC及びその周辺機器によ
って構成されており、図4に示すように、コンピュータ
プログラムに従って種々の処理や制御を行うためのCP
U50と、各種周辺装置との間でデータなどのやり取り
を行うためのI/O部52と、上記コンピュータプログ
ラムを記憶したり、処理中に得られたデータなどを記憶
したりするためのメモリ54と、キーボードやポインテ
ィングデバイスなどから成り、ユーザからの指示などを
入力するための入力装置56と、CRTや液晶ディスプ
レイなどから成り、画像などを表示するためのモニタ5
8と、画像データなどを格納するためのハードディスク
装置62と、上記コンピュータプログラムの書き込まれ
たCD−ROM64を読み取るためのCD−ROMドラ
イブ装置66と、を備えている。
0の具体的な構成を示すブロック図である。画像データ
作成装置200は、例えば、PC及びその周辺機器によ
って構成されており、図4に示すように、コンピュータ
プログラムに従って種々の処理や制御を行うためのCP
U50と、各種周辺装置との間でデータなどのやり取り
を行うためのI/O部52と、上記コンピュータプログ
ラムを記憶したり、処理中に得られたデータなどを記憶
したりするためのメモリ54と、キーボードやポインテ
ィングデバイスなどから成り、ユーザからの指示などを
入力するための入力装置56と、CRTや液晶ディスプ
レイなどから成り、画像などを表示するためのモニタ5
8と、画像データなどを格納するためのハードディスク
装置62と、上記コンピュータプログラムの書き込まれ
たCD−ROM64を読み取るためのCD−ROMドラ
イブ装置66と、を備えている。
【0049】CPU50は、メモリ54に記憶された上
記コンピュータプログラムを読み出して実行することに
より、アプリケーション68やプリンタドライバ70と
して機能する。このうち、アプリケーション68は、図
2における画像データ抽出部202やハーフトーン処理
データ埋込部208を構成し、プリンタドライバ70
は、解像度変換部204や色変換部205やハーフトー
ン処理部206を構成する。
記コンピュータプログラムを読み出して実行することに
より、アプリケーション68やプリンタドライバ70と
して機能する。このうち、アプリケーション68は、図
2における画像データ抽出部202やハーフトーン処理
データ埋込部208を構成し、プリンタドライバ70
は、解像度変換部204や色変換部205やハーフトー
ン処理部206を構成する。
【0050】本実施例では、メモリ54に記憶された上
記コンピュータプログラムは、記録媒体であるCD−R
OM64に記録された形態で提供され、CD−ROMド
ライブ装置66により読み取られることによって、サー
バ内に取り込まれる。取り込まれたコンピュータプログ
ラムは、ハードディスク装置62に転送され、その後、
起動時などにメモリ54に転送される。あるいは、読み
取られたコンピュータプログラムは、ハードディスク装
置62を介さず、直接、メモリ54に転送するようにし
ても良い。
記コンピュータプログラムは、記録媒体であるCD−R
OM64に記録された形態で提供され、CD−ROMド
ライブ装置66により読み取られることによって、サー
バ内に取り込まれる。取り込まれたコンピュータプログ
ラムは、ハードディスク装置62に転送され、その後、
起動時などにメモリ54に転送される。あるいは、読み
取られたコンピュータプログラムは、ハードディスク装
置62を介さず、直接、メモリ54に転送するようにし
ても良い。
【0051】このように、本実施例では、コンピュータ
プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する「記
録媒体」としてCD−ROMを利用することを述べた
が、その他にも、フレキシブルディスクや光磁気ディス
ク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、
バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュー
タの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)およ
び外部記憶装置等の、コンピュータが読取り可能な種々
の媒体を利用できる。
プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する「記
録媒体」としてCD−ROMを利用することを述べた
が、その他にも、フレキシブルディスクや光磁気ディス
ク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、
バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュー
タの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)およ
び外部記憶装置等の、コンピュータが読取り可能な種々
の媒体を利用できる。
【0052】また、コンピュータプログラムは、このよ
うな記録媒体に記録された形態での提供の他、ネットワ
ークを介して、コンピュータプログラムを供給するプロ
グラムサーバ(図示せず)にアクセスし、プログラムサ
ーバからPCに取り込むようにしても良い。
うな記録媒体に記録された形態での提供の他、ネットワ
ークを介して、コンピュータプログラムを供給するプロ
グラムサーバ(図示せず)にアクセスし、プログラムサ
ーバからPCに取り込むようにしても良い。
【0053】また、上記コンピュータプログラムの一部
は、オペレーティングシステムプログラムによって構成
するようにしても良い。
は、オペレーティングシステムプログラムによって構成
するようにしても良い。
【0054】C.画像印刷装置:図5は図1の画像デー
タ構造を有するJPEGデータ100を用いて画像を印
刷するための画像印刷装置の一例を示すブロック図であ
る。
タ構造を有するJPEGデータ100を用いて画像を印
刷するための画像印刷装置の一例を示すブロック図であ
る。
【0055】図5に示す画像印刷装置300は、ハーフ
トーン処理データ抽出部302と、印刷可否決定部30
4と、印刷部306と、画像データ抽出部308と、表
示部310と、を備えている。
トーン処理データ抽出部302と、印刷可否決定部30
4と、印刷部306と、画像データ抽出部308と、表
示部310と、を備えている。
【0056】画像印刷装置300において、図1に示す
画像データ構造を有するJPEGデータ、即ち、ハーフ
トーン処理データの埋め込まれたJPEGデータ100
を用いて、画像を印刷する場合、図6に示すような手順
にて印刷することになる。
画像データ構造を有するJPEGデータ、即ち、ハーフ
トーン処理データの埋め込まれたJPEGデータ100
を用いて、画像を印刷する場合、図6に示すような手順
にて印刷することになる。
【0057】図6は図1の画像データ構造を有するJP
EGデータ100を用いて、画像を印刷する手順を示す
フローチャートである。
EGデータ100を用いて、画像を印刷する手順を示す
フローチャートである。
【0058】まず、ユーザが入力装置(図示せず)によ
って、そのJPEGデータ100を特定して画像印刷の
実行を指示すると、ハーフトーン処理データ抽出部30
2が、特定されたJPEGデータ100におけるベンダ
依存領域108のオプション2から、ハーフトーン処理
データ112と関連情報110とを抽出する(ステップ
S202)。
って、そのJPEGデータ100を特定して画像印刷の
実行を指示すると、ハーフトーン処理データ抽出部30
2が、特定されたJPEGデータ100におけるベンダ
依存領域108のオプション2から、ハーフトーン処理
データ112と関連情報110とを抽出する(ステップ
S202)。
【0059】次に、印刷可否決定部304が、抽出され
た関連情報110に含まれる印刷条件が、印刷部306
において実際に設定されている印刷条件と、一致するか
否かを判定して、ハーフトーン処理データを用いた画像
の印刷を行うかどうかを決定する(ステップS20
4)。例えば、プリンタの機種が異なると、インクの色
数や印刷可能な用紙の最大サイズなどが異なるため、ハ
ーフトーン処理データ作成時に印刷条件として設定した
プリンタの機種と、印刷部306を構成する実際のプリ
ンタの機種と、が相違すると、抽出されたハーフトーン
処理データ112が印刷部306によって印刷できない
可能性がある。また、仮に印刷部306によって印刷で
きたとしても、ハーフトーン処理データ作成時に設定し
た印刷条件と、印刷部306において実際に設定されて
いる印刷条件と、が相違すれば、ハーフトーン処理デー
タ作成時に想定していた画像とは、異なる画質や色調の
画像が印刷されることになり、適正な画像が印刷されな
い可能性がある。
た関連情報110に含まれる印刷条件が、印刷部306
において実際に設定されている印刷条件と、一致するか
否かを判定して、ハーフトーン処理データを用いた画像
の印刷を行うかどうかを決定する(ステップS20
4)。例えば、プリンタの機種が異なると、インクの色
数や印刷可能な用紙の最大サイズなどが異なるため、ハ
ーフトーン処理データ作成時に印刷条件として設定した
プリンタの機種と、印刷部306を構成する実際のプリ
ンタの機種と、が相違すると、抽出されたハーフトーン
処理データ112が印刷部306によって印刷できない
可能性がある。また、仮に印刷部306によって印刷で
きたとしても、ハーフトーン処理データ作成時に設定し
た印刷条件と、印刷部306において実際に設定されて
いる印刷条件と、が相違すれば、ハーフトーン処理デー
タ作成時に想定していた画像とは、異なる画質や色調の
画像が印刷されることになり、適正な画像が印刷されな
い可能性がある。
【0060】そこで、印刷条件が一致せず、画像印刷は
行わないと決定した場合には、印刷可否決定部304
は、印刷部306における、ハーフトーン処理データ用
いた画像の印刷を取り止めさせる(ステップS20
6)。反対に、印刷条件が一致し、画像印刷は行うと決
定した場合には、印刷可否決定部304は、印刷部30
6における画像の印刷を開始させる(ステップS20
8)。これにより、印刷部306は、ハーフトーン処理
データ抽出部302によって抽出されたハーフトーン処
理データを用いて、用紙に画像の印刷を行う。
行わないと決定した場合には、印刷可否決定部304
は、印刷部306における、ハーフトーン処理データ用
いた画像の印刷を取り止めさせる(ステップS20
6)。反対に、印刷条件が一致し、画像印刷は行うと決
定した場合には、印刷可否決定部304は、印刷部30
6における画像の印刷を開始させる(ステップS20
8)。これにより、印刷部306は、ハーフトーン処理
データ抽出部302によって抽出されたハーフトーン処
理データを用いて、用紙に画像の印刷を行う。
【0061】一方、図1に示す画像データ構造を有する
JPEGデータ100を用いて、画像を表示する場合
は、まず、ユーザが入力装置(図示せず)によって、そ
のJPEGデータ100を特定して画像表示の実行を指
示すると、通常のJPEGデータの場合と同様に、画像
データ抽出部308が、特定されたJPEGデータ10
0から、画像データ部104に格納されている圧縮画像
データを抽出し、展開して、RGBの画像データを得
る。そして、表示部310が、その画像データを用いて
画面上に画像を表示する。
JPEGデータ100を用いて、画像を表示する場合
は、まず、ユーザが入力装置(図示せず)によって、そ
のJPEGデータ100を特定して画像表示の実行を指
示すると、通常のJPEGデータの場合と同様に、画像
データ抽出部308が、特定されたJPEGデータ10
0から、画像データ部104に格納されている圧縮画像
データを抽出し、展開して、RGBの画像データを得
る。そして、表示部310が、その画像データを用いて
画面上に画像を表示する。
【0062】このようにして、画像印刷装置300は、
図1に示す画像データ構造を有するJPEGデータ10
0を用いて、画像を印刷したり、画像を表示したりする
ことができる。
図1に示す画像データ構造を有するJPEGデータ10
0を用いて、画像を印刷したり、画像を表示したりする
ことができる。
【0063】図7は図3に示す画像印刷装置300の具
体的な構成を示すブロック図である。画像印刷装置30
0が、画像データ作成装置200の場合と同様に、例え
ば、PC及びその周辺機器によって構成される場合、画
像印刷装置300は、図7に示すように、CPU50
と、I/O部52と、入力装置56と、モニタ58と、
ハードディスク装置62と、CD−ROMドライブ装置
66と、を備える他、プリンタ60を備える。
体的な構成を示すブロック図である。画像印刷装置30
0が、画像データ作成装置200の場合と同様に、例え
ば、PC及びその周辺機器によって構成される場合、画
像印刷装置300は、図7に示すように、CPU50
と、I/O部52と、入力装置56と、モニタ58と、
ハードディスク装置62と、CD−ROMドライブ装置
66と、を備える他、プリンタ60を備える。
【0064】CPU50は、メモリ54に記憶された上
記コンピュータプログラムを読み出して実行することに
より、アプリケーション68やスプーラ72やビデオド
ライバ74として機能する。このうち、アプリケーショ
ン68は、ハーフトーン処理データ抽出部302や印刷
可否決定部304や画像データ抽出部308を構成す
る。また、スプーラ72は、プリンタ60と共に、印刷
部306を構成する。ビデオドライバ74は、モニタ5
8と共に、表示部310を構成する。
記コンピュータプログラムを読み出して実行することに
より、アプリケーション68やスプーラ72やビデオド
ライバ74として機能する。このうち、アプリケーショ
ン68は、ハーフトーン処理データ抽出部302や印刷
可否決定部304や画像データ抽出部308を構成す
る。また、スプーラ72は、プリンタ60と共に、印刷
部306を構成する。ビデオドライバ74は、モニタ5
8と共に、表示部310を構成する。
【0065】従って、この場合、アプリケーション68
において抽出されたハーフトーン処理データは、スプー
ラ72に直接書き込まれ、そのスプーラ72から順次プ
リンタ60に出力されることにより、プリンタ60にお
いて画像印刷がなされる。
において抽出されたハーフトーン処理データは、スプー
ラ72に直接書き込まれ、そのスプーラ72から順次プ
リンタ60に出力されることにより、プリンタ60にお
いて画像印刷がなされる。
【0066】一方、画像印刷装置300が、PCではな
く、例えば、携帯情報端末及びそれに接続されるプリン
タによって構成される場合は、画像印刷装置300は、
CPU50と、I/O部52と、入力装置56と、モニ
タ58と、プリンタ60と、を備えることになる。
く、例えば、携帯情報端末及びそれに接続されるプリン
タによって構成される場合は、画像印刷装置300は、
CPU50と、I/O部52と、入力装置56と、モニ
タ58と、プリンタ60と、を備えることになる。
【0067】CPU50は、メモリ54に記憶された上
記コンピュータプログラムを読み出して実行することに
より、アプリケーション68やビデオドライバ74とし
て機能する。しかし、携帯情報端末の場合、スプーラと
しての機能は有していない。
記コンピュータプログラムを読み出して実行することに
より、アプリケーション68やビデオドライバ74とし
て機能する。しかし、携帯情報端末の場合、スプーラと
しての機能は有していない。
【0068】従って、この場合、スプーラが存在しない
ため、アプリケーション68において抽出されたハーフ
トーン処理データは、出力ポートを介して直接プリンタ
60に出力されて、画像印刷がなされることになる。
ため、アプリケーション68において抽出されたハーフ
トーン処理データは、出力ポートを介して直接プリンタ
60に出力されて、画像印刷がなされることになる。
【0069】D.実施例の効果:以上説明したように、
本実施例によれば、JPEGデータ内に予めハーフトー
ン処理済みのデータが埋め込まれているため、そのJP
EGデータを用いてプリンタ等より画像を印刷する場
合、埋め込まれているハーフトーン処理データを利用す
ることより、CPUにとって処理負担が大きいハーフト
ーン処理を行わなくて済む。従って、携帯情報端末など
を用いてプリンタ等で画像を印刷する場合や、PCなど
を用いて、ラージフォーマットプリンタ用の画像データ
などを印刷する場合でも、比較的短時間で印刷すること
ができる。
本実施例によれば、JPEGデータ内に予めハーフトー
ン処理済みのデータが埋め込まれているため、そのJP
EGデータを用いてプリンタ等より画像を印刷する場
合、埋め込まれているハーフトーン処理データを利用す
ることより、CPUにとって処理負担が大きいハーフト
ーン処理を行わなくて済む。従って、携帯情報端末など
を用いてプリンタ等で画像を印刷する場合や、PCなど
を用いて、ラージフォーマットプリンタ用の画像データ
などを印刷する場合でも、比較的短時間で印刷すること
ができる。
【0070】また、本実施例によれば、ハーフトーン処
理データとして、印刷条件に応じて調整されたハーフト
ーン処理結果を埋め込むことができるため、例えば、画
像提供業者が、画像に応じて最適化した印刷条件を設定
し、その印刷条件に基づいてハーフトーン処理を実施し
て、ハーフトーン処理データを埋め込むことにより、最
高に美しい印刷結果を保証することが可能となる。
理データとして、印刷条件に応じて調整されたハーフト
ーン処理結果を埋め込むことができるため、例えば、画
像提供業者が、画像に応じて最適化した印刷条件を設定
し、その印刷条件に基づいてハーフトーン処理を実施し
て、ハーフトーン処理データを埋め込むことにより、最
高に美しい印刷結果を保証することが可能となる。
【0071】さらに、本実施例によれば、ハーフトーン
処理データは付属情報部であるヘッダ部に埋め込まれて
おり、基本構造は通常のJPEGデータと変わりはない
ため、ハーフトーン処理データの埋め込まれているJP
EGデータも、通常のJPEGデータと同様に扱うこと
ができる。従って、そのようなJPEGデータを用いて
画像の表示を行う場合にも、通常通り、画像データ部に
格納されている圧縮画像データを用いて、容易に画像を
表示することができる。
処理データは付属情報部であるヘッダ部に埋め込まれて
おり、基本構造は通常のJPEGデータと変わりはない
ため、ハーフトーン処理データの埋め込まれているJP
EGデータも、通常のJPEGデータと同様に扱うこと
ができる。従って、そのようなJPEGデータを用いて
画像の表示を行う場合にも、通常通り、画像データ部に
格納されている圧縮画像データを用いて、容易に画像を
表示することができる。
【0072】E.変形例:なお、本発明は上記した実施
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様にて実施することが可能
である。
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様にて実施することが可能
である。
【0073】上記した実施例においては、本発明の画像
データ構造をJPEGデータに適用した場合を例として
説明したが、JPEGデータ以外にも、GIF(Graphi
cs Interchange Format)データ、TIFF(Tagged Im
age File Format)データ、BMP(Bit Map)データ、
PNG(Portable Network Graphics)データに適用す
ることができる。
データ構造をJPEGデータに適用した場合を例として
説明したが、JPEGデータ以外にも、GIF(Graphi
cs Interchange Format)データ、TIFF(Tagged Im
age File Format)データ、BMP(Bit Map)データ、
PNG(Portable Network Graphics)データに適用す
ることができる。
【0074】上記した実施例においては、画像データ作
成装置200は、ハーフトーン処理データを、埋め込み
の対象であるJPEGデータから抽出した圧縮画像デー
タに基づいて作成していたが、その圧縮画像データの圧
縮前の元データである原画像データに基づいて作成する
ようにしてもよい。具体的には、原画像データから導き
出されるRGBの画像データを、直接、解像度変換部2
04に与えるようにする。従って、この場合、画像デー
タ抽出部202は不要となる。このようにすることによ
り、ハーフトーン処理データを用いて印刷を行う際に、
圧縮劣化のない画像を印刷することが可能となる。
成装置200は、ハーフトーン処理データを、埋め込み
の対象であるJPEGデータから抽出した圧縮画像デー
タに基づいて作成していたが、その圧縮画像データの圧
縮前の元データである原画像データに基づいて作成する
ようにしてもよい。具体的には、原画像データから導き
出されるRGBの画像データを、直接、解像度変換部2
04に与えるようにする。従って、この場合、画像デー
タ抽出部202は不要となる。このようにすることによ
り、ハーフトーン処理データを用いて印刷を行う際に、
圧縮劣化のない画像を印刷することが可能となる。
【0075】上記した実施例において、JPEGデータ
における画像データ部104に格納されている圧縮画像
データの画像サイズは、圧縮前の元データである原画像
データの画像サイズと、同等の画像サイズを想定してい
るが、画像データ部104に格納される画像データ本体
の画像サイズとしては、原画像データの画像サイズを縮
小した、いわゆるサムネイル画像のサイズとしてもよ
い。この場合、画像データ部104に格納される画像デ
ータ本体は、原画像データの画像サイズを縮小して得ら
れるサムネイル画像データとなる。このようなサムネイ
ル画像とすることにより、ハーフトーン処理データの埋
め込まれたJPEGデータが多数ある場合でも、それら
サムネイル画像データを用いて、サムネイル画像を一覧
表示することにより、印刷し得る画像の内容を一目で把
握することが可能となる。
における画像データ部104に格納されている圧縮画像
データの画像サイズは、圧縮前の元データである原画像
データの画像サイズと、同等の画像サイズを想定してい
るが、画像データ部104に格納される画像データ本体
の画像サイズとしては、原画像データの画像サイズを縮
小した、いわゆるサムネイル画像のサイズとしてもよ
い。この場合、画像データ部104に格納される画像デ
ータ本体は、原画像データの画像サイズを縮小して得ら
れるサムネイル画像データとなる。このようなサムネイ
ル画像とすることにより、ハーフトーン処理データの埋
め込まれたJPEGデータが多数ある場合でも、それら
サムネイル画像データを用いて、サムネイル画像を一覧
表示することにより、印刷し得る画像の内容を一目で把
握することが可能となる。
【0076】上記した実施例において、画像データ作成
装置200は、すべてのハーフトーン処理が完了した結
果をハーフトーン処理データとして、JPEGデータの
ベンダ依存領域に埋め込むようにしていたが、本発明は
これに限定されるものではなく、ハーフトーン処理中の
中間状態にあるものをハーフトーン処理データとして埋
め込むようにしてもよい。例えば、画像の印刷を前提と
した場合、上述したように、ハーフトーン処理は、2値
化処理と、マイクロウィーブ処理と、に分かれるが、前
半の2値化処理のみが完了した段階で、得られたデータ
をハーフトーン処理データとして埋め込むようにしても
よい。この場合、このハーフトーン処理データを用いて
印刷を行う際に、抽出したハーフトーン処理データに、
必要に応じてマイクロウィーブ処理を施す必要がある
が、マイクロウィーブ処理は2値化処理と比較すると、
極めて処理負担の少ない処理であるため、プリンタ側で
行うことも可能である。
装置200は、すべてのハーフトーン処理が完了した結
果をハーフトーン処理データとして、JPEGデータの
ベンダ依存領域に埋め込むようにしていたが、本発明は
これに限定されるものではなく、ハーフトーン処理中の
中間状態にあるものをハーフトーン処理データとして埋
め込むようにしてもよい。例えば、画像の印刷を前提と
した場合、上述したように、ハーフトーン処理は、2値
化処理と、マイクロウィーブ処理と、に分かれるが、前
半の2値化処理のみが完了した段階で、得られたデータ
をハーフトーン処理データとして埋め込むようにしても
よい。この場合、このハーフトーン処理データを用いて
印刷を行う際に、抽出したハーフトーン処理データに、
必要に応じてマイクロウィーブ処理を施す必要がある
が、マイクロウィーブ処理は2値化処理と比較すると、
極めて処理負担の少ない処理であるため、プリンタ側で
行うことも可能である。
【0077】上記した実施例において、画像データ作成
装置200は、画像データ抽出部202やハーフトーン
処理データ埋込部208がアプリケーション68によっ
て構成されていたが、少なくとも一方をプリンタドライ
バ70によって構成するようにしてもよい。
装置200は、画像データ抽出部202やハーフトーン
処理データ埋込部208がアプリケーション68によっ
て構成されていたが、少なくとも一方をプリンタドライ
バ70によって構成するようにしてもよい。
【0078】上記した実施例において、画像データ作成
装置200における色変換部205では、RGB3色の
画像データをCMYK4色の画像データに変換していた
が、印刷を行うプリンタの機種に応じて、例えば、CM
YKの4色にライトシアンとライトマゼンダを加えた6
色の画像データに変換するようにしてもよいし、さらに
ダークイエロを加えた7色の画像データに変換するよう
にしてもよい。
装置200における色変換部205では、RGB3色の
画像データをCMYK4色の画像データに変換していた
が、印刷を行うプリンタの機種に応じて、例えば、CM
YKの4色にライトシアンとライトマゼンダを加えた6
色の画像データに変換するようにしてもよいし、さらに
ダークイエロを加えた7色の画像データに変換するよう
にしてもよい。
【0079】上記した実施例では、画像印刷装置300
は、PC及びその周辺機器または携帯情報端末及びプリ
ンタによって構成していたが、プリンタ単独で構成する
ようにしても良い。
は、PC及びその周辺機器または携帯情報端末及びプリ
ンタによって構成していたが、プリンタ単独で構成する
ようにしても良い。
【0080】上記した実施例において、画像印刷装置3
00は、印刷可否決定部304において印刷条件が一致
しないと判定した場合、印刷部306における画像の印
刷を取り止めるようにしていたが、JPEGデータ10
0の画像データ部104に格納されている圧縮画像デー
タを用いて画像印刷を行うようにしてもよい。即ち、J
PEGデータ100の画像データ部104から圧縮画像
データ抽出して展開し、印刷部306において実際に設
定されている印刷条件に従って、解像度変換、色変換、
ハーフトーン処理などを施して、ハーフトーン処理デー
タを取得した上で、そのハーフトーン処理データを用い
て、印刷部306において画像を印刷するようにしても
よい。
00は、印刷可否決定部304において印刷条件が一致
しないと判定した場合、印刷部306における画像の印
刷を取り止めるようにしていたが、JPEGデータ10
0の画像データ部104に格納されている圧縮画像デー
タを用いて画像印刷を行うようにしてもよい。即ち、J
PEGデータ100の画像データ部104から圧縮画像
データ抽出して展開し、印刷部306において実際に設
定されている印刷条件に従って、解像度変換、色変換、
ハーフトーン処理などを施して、ハーフトーン処理デー
タを取得した上で、そのハーフトーン処理データを用い
て、印刷部306において画像を印刷するようにしても
よい。
【0081】上記した実施例では、画像印刷装置300
として、印刷部306を備えていたが、印刷部306が
別装置として存在する場合には、画像印刷装置300に
含まれなくてもよい。
として、印刷部306を備えていたが、印刷部306が
別装置として存在する場合には、画像印刷装置300に
含まれなくてもよい。
【0082】上記した実施例では、付属情報を格納する
付属情報部として、ヘッダ部を利用したが、データ形式
などによっては、フッタ部を利用してもよい。
付属情報部として、ヘッダ部を利用したが、データ形式
などによっては、フッタ部を利用してもよい。
【0083】上記した実施例では、プリンタ等で画像を
印刷する場合を前提としていたが、本発明は、これに限
定されるものではなく、例えば、表示パネルなどで画像
を表示する場合を前提としてもよい。その場合、画像の
出力は、画像の印刷ではなく、画像の表示となる。
印刷する場合を前提としていたが、本発明は、これに限
定されるものではなく、例えば、表示パネルなどで画像
を表示する場合を前提としてもよい。その場合、画像の
出力は、画像の印刷ではなく、画像の表示となる。
【0084】このように、画像の表示を前提とする場
合、ハーフトーン処理データは、例えば、画像データ部
に格納されている圧縮画像データから導き出されるRG
Bの画像データ、または、画像データ部104に格納さ
れている圧縮画像データの元データである原画像データ
から導き出されるRGBの画像データに、そのままハー
フトーン処理を施すことにより得られる。そのハーフト
ーン処理は、表示条件として、表示を行う表示パネルの
機種や、表示を行う際の解像度や、表示を行う際の階調
数などを設定した上で行われる。
合、ハーフトーン処理データは、例えば、画像データ部
に格納されている圧縮画像データから導き出されるRG
Bの画像データ、または、画像データ部104に格納さ
れている圧縮画像データの元データである原画像データ
から導き出されるRGBの画像データに、そのままハー
フトーン処理を施すことにより得られる。そのハーフト
ーン処理は、表示条件として、表示を行う表示パネルの
機種や、表示を行う際の解像度や、表示を行う際の階調
数などを設定した上で行われる。
【0085】画像の印刷を前提とする場合、ハーフトー
ン処理では、多階調の画像データを2値の画像データに
変換する2値化処理を行っていたが、画像の表示を前提
とする場合は、2値の画像データに変換する場合に限る
ものではなく、多階調の画像データをそれよりも低い階
調数の画像データに変換する場合もある。例えば、元の
画像データが256階調であって、対象となる表示パネ
ルで表示することが可能な階調数が、8階調,4階調,
2階調であって、そのうち、表示条件として、8階調が
設定されている場合、ハーフトーン処理では、256階
調の画像データを8階調の画像データに変換することに
なる。
ン処理では、多階調の画像データを2値の画像データに
変換する2値化処理を行っていたが、画像の表示を前提
とする場合は、2値の画像データに変換する場合に限る
ものではなく、多階調の画像データをそれよりも低い階
調数の画像データに変換する場合もある。例えば、元の
画像データが256階調であって、対象となる表示パネ
ルで表示することが可能な階調数が、8階調,4階調,
2階調であって、そのうち、表示条件として、8階調が
設定されている場合、ハーフトーン処理では、256階
調の画像データを8階調の画像データに変換することに
なる。
【0086】このように画像の表示を前提とした場合、
例えば、携帯電話の表示パネルなど、表示可能な階調数
が少ない表示パネルでも、より詳細な画像を表示するこ
とが可能となる。
例えば、携帯電話の表示パネルなど、表示可能な階調数
が少ない表示パネルでも、より詳細な画像を表示するこ
とが可能となる。
【0087】なお、多階調の画像データをそれよりも低
い階調数の画像データに変換する場合、ハーフトーン処
理としては、例えば、誤差拡散法やディザ法などを利用
することができる。
い階調数の画像データに変換する場合、ハーフトーン処
理としては、例えば、誤差拡散法やディザ法などを利用
することができる。
【0088】例えば、図8に示すような256階調の画
像(3画素×3画素)を8階調(0,32,64,9
6,128,160,192,224,256)の画像
に変換する場合、誤差拡散法を利用すると、以下のよう
な処理となる。なお、図8において、各数値は、その画
素の階調値を表している。
像(3画素×3画素)を8階調(0,32,64,9
6,128,160,192,224,256)の画像
に変換する場合、誤差拡散法を利用すると、以下のよう
な処理となる。なお、図8において、各数値は、その画
素の階調値を表している。
【0089】1.左上の画素について、その階調値は
「100」であるので、8階調のうち、最も近い階調
「96」を選択し、その画素の階調値とする。 2.階調値「100」と「9」との差を求め、その差
「4」を周辺画素に分散する。 3.中央上の画素について、その階調値は「200+
α」(αは誤差)であるので、8階調のうち、最も近い
階調値を選択し、その画素の階調値とする。 4.以下同様の処理を繰り返す。
「100」であるので、8階調のうち、最も近い階調
「96」を選択し、その画素の階調値とする。 2.階調値「100」と「9」との差を求め、その差
「4」を周辺画素に分散する。 3.中央上の画素について、その階調値は「200+
α」(αは誤差)であるので、8階調のうち、最も近い
階調値を選択し、その画素の階調値とする。 4.以下同様の処理を繰り返す。
【0090】このような誤差拡散法を利用することによ
り、256階調の画像データを8階調の画像データに変
換することができる。
り、256階調の画像データを8階調の画像データに変
換することができる。
【図1】本発明の一実施例としての画像データ構造を有
するJPEGデータの一例を示す説明図である。
するJPEGデータの一例を示す説明図である。
【図2】図1の画像データ構造を有するJPEGデータ
100を作成するための画像データ作成装置の一例を示
すブロック図である。
100を作成するための画像データ作成装置の一例を示
すブロック図である。
【図3】図1の画像データ構造を有するJPEGデータ
100の作成手順を示すフローチャートである。
100の作成手順を示すフローチャートである。
【図4】図2に示す画像データ作成装置200の具体的
な構成を示すブロック図である。
な構成を示すブロック図である。
【図5】図1の画像データ構造を有するJPEGデータ
100を用いて画像を印刷するための画像出力装置の一
例を示すブロック図である。
100を用いて画像を印刷するための画像出力装置の一
例を示すブロック図である。
【図6】図1の画像データ構造を有するJPEGデータ
100を用いて、画像を印刷する手順を示すフローチャ
ートである。
100を用いて、画像を印刷する手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】図3に示す画像出力装置300の具体的な構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図8】ハーフトーン処理される256階調の画像の一
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
50…CPU
52…I/O部
54…メモリ
56…入力装置
58…モニタ
60…プリンタ
62…ハードディスク装置
64…CD−ROM
66…CD−ROMドライブ装置
68…アプリケーション
70…プリンタドライバ
72…スプーラ
74…ビデオドライバ
100…データ
102…ヘッダ部
104…画像データ部
106…ヘッダ
108…ベンダ依存領域
110…関連情報
112…ハーフトーン処理データ
200…画像データ作成装置
202…画像データ抽出部
204…解像度変換部
205…色変換部
206…ハーフトーン処理部
208…ハーフトーン処理データ埋込部
210…印刷条件設定部
300…画像印刷装置
300…画像出力装置
302…ハーフトーン処理データ抽出部
304…印刷可否決定部
306…印刷部
308…画像データ抽出部
310…表示部
Claims (19)
- 【請求項1】 画像データ本体の格納される画像データ
部と、前記画像データ本体に付属する付属情報が格納さ
れる付属情報部と、を備えた画像データ構造であって、 前記付属情報部における特定部分に、前記画像データ本
体または該画像データ本体の元データである原画像デー
タから導き出されるデータをハーフトーン処理して得ら
れるハーフトーン処理データが埋め込まれていることを
特徴とする画像データ構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像データ構造におい
て、 前記付属情報部における前記特定部分に、前記ハーフト
ーン処理データと共に、該ハーフトーン処理データに関
連する関連情報が埋め込まれていることを特徴とする画
像データ構造。 - 【請求項3】 請求項2に記載の画像データ構造におい
て、 前記関連情報は、前記ハーフトーン処理を行う際に設定
される出力条件を含むことを特徴とする画像データ構
造。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の画像デ
ータ構造において、 前記付属情報部における前記特定部分は、ベンダが使用
できるベンダ依存領域であることを特徴とする画像デー
タ構造。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の画像デ
ータ構造において、前記画像データ本体は、前記原画像
データの画像サイズを縮小して得られるサムネイル画像
データであることを特徴とする画像データ構造。 - 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載の画像デ
ータ構造において、 前記ハーフトーン処理は、前記データを多階調の画像デ
ータから2値の画像データに変換する2値化処理のみか
ら成ることを特徴とする画像データ構造。 - 【請求項7】 特定の画像データ構造を有する画像デー
タを作成するための画像データ作成装置であって、 画像データ本体または該画像データ本体の元データであ
る原画像データから導き出されるデータをハーフトーン
処理して、ハーフトーン処理データを得るハーフトーン
処理部と、 画像データ部に前記画像データ本体を、付属情報部に前
記画像データ本体に付属する付属情報を、それぞれ格納
して成る画像データに対して、前記付属情報部における
特定部分に、前記ハーフトーン処理データを埋め込むハ
ーフトーン処理データ埋込部と、 を備える画像データ作成装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の画像データ作成装置に
おいて、 前記ハーフトーン処理データ埋込部は、前記付属情報部
における前記特定部分に、前記ハーフトーン処理データ
と共に、該ハーフトーン処理データに関連する関連情報
も埋め込むことを特徴とする画像データ作成装置。 - 【請求項9】 特定の画像データ構造を有する画像デー
タを用いて、画像の出力を行うための画像出力装置であ
って、 画像データ部に画像データ本体を、付属情報部に前記画
像データ本体に付属する付属情報を、それぞれ格納して
成る画像データであって、前記付属情報部における特定
部分に、前記画像データ本体または該画像データ本体の
元データである原画像データから導き出されるデータを
ハーフトーン処理して得られるハーフトーン処理データ
が埋め込まれて成る画像データから、画像の出力を行う
ために、前記ハーフトーン処理データを抽出するハーフ
トーン処理データ抽出部を備える画像出力装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の画像出力装置におい
て、 前記画像データは、前記付属情報部における前記特定部
分に、前記ハーフトーン処理データと共に、該ハーフト
ーン処理データに関連する関連情報が埋め込まれてお
り、 前記ハーフトーン処理データ抽出部は、前記画像データ
から、前記ハーフトーン処理データを抽出する際に、前
記関連情報も併せて抽出すると共に、 さらに、抽出された前記関連情報に基づいて、前記ハー
フトーン処理データを用いた画像の出力を行うか否かを
決定する出力可否決定部を備える画像出力装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の画像出力装置にお
いて、 さらに、前記出力可否決定部において、出力を行うと決
定された場合に、前記ハーフトーン処理データを用いて
画像の出力を行う出力部を備える画像出力装置。 - 【請求項12】 特定の画像データ構造を有する画像デ
ータを作成するための画像データ作成方法であって、 (a)画像データ部に画像データ本体を、付属情報部に
前記画像データ本体に付属する付属情報を、それぞれ格
納して成る画像データを用意する工程と、 (b)前記画像データ本体または該画像データ本体の元
データである原画像データから導き出されるデータをハ
ーフトーン処理して、ハーフトーン処理データを得る工
程と、 (c)前記画像データの前記付属情報部における特定部
分に、前記ハーフトーン処理データを埋め込む工程と、 を備える画像データ作成方法。 - 【請求項13】 請求項12に記載のコンピュータプロ
グラムにおいて、 前記工程(c)は、前記画像データの前記付属情報部に
おける前記特定部分に、前記ハーフトーン処理データに
関連する関連情報を埋め込む工程を含む画像データ作成
方法。 - 【請求項14】 特定の画像データ構造を有する画像デ
ータを用いて、画像の出力を行うための画像出力方法で
あって、 (a)画像データ部に画像データ本体を、付属情報部に
前記画像データ本体に付属する付属情報を、それぞれ格
納して成る画像データであって、前記付属情報部におけ
る特定部分に、前記画像データ本体または該画像データ
本体の元データである原画像データから導き出されるデ
ータをハーフトーン処理して得られるハーフトーン処理
データが埋め込まれて成る画像データを用意する工程
と、 (b)前画像データから、前記ハーフトーン処理データ
を抽出する工程と、 を備える画像出力方法。 - 【請求項15】 請求項14に記載の画像出力方法にお
いて、 前記工程(b)は、前記画像データにおける前記付属情
報部における前記特定部分に、前記ハーフトーン処理デ
ータと共に、該ハーフトーン処理データに関連する関連
情報が埋め込まれている場合に、前記画像データから、
前記関連情報を抽出する工程を含むと共に、 さらに、 (c)抽出された前記関連情報に基づいて、前記ハーフ
トーン処理データを用いた画像の出力を行うか否かを決
定する工程と、 (d)前記工程(c)において出力を行うと決定した場
合に、前記ハーフトーン処理データを用いて画像の出力
を行う工程と、 をさらに備える画像出力方法。 - 【請求項16】 特定の画像データ構造を有する画像デ
ータを作成するためのコンピュータプログラムであっ
て、 画像データ部に画像データ本体を、付属情報部に前記画
像データ本体に付属する付属情報を、それぞれ格納して
成る画像データに対して、前記画像データ本体または該
画像データ本体の元データである原画像データから導き
出されるデータをハーフトーン処理して得られるハーフ
トーン処理データを、前記付属情報部における特定部分
に埋め込むハーフトーン処理データ埋込機能をコンピュ
ータに実現させるためのコンピュータプログラム。を備
える画像データ作成装置。 - 【請求項17】 請求項16に記載のコンピュータプロ
グラムにおいて、 前記ハーフトーン処理データ埋込機能は、前記付属情報
部における前記特定部分に、前記ハーフトーン処理デー
タと共に、該ハーフトーン処理データに関連する関連情
報も埋め込む機能を有することを特徴とするコンピュー
タプログラム。 - 【請求項18】 特定の画像データ構造を有する画像デ
ータを用いて、画像の出力を行うためのコンピュータプ
ログラムであって、 画像データ部に画像データ本体を、付属情報部に前記画
像データ本体に付属する付属情報を、それぞれ格納して
成る画像データであって、前記付属情報部における特定
部分に、前記画像データ本体または該画像データ本体の
元データである原画像データから導き出されるデータを
ハーフトーン処理して得られるハーフトーン処理データ
が埋め込まれて成る画像データから、前記ハーフトーン
処理データを抽出するハーフトーン処理データ抽出機能
をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログ
ラム。 - 【請求項19】 請求項18に記載のコンピュータプロ
グラムにおいて、 前記ハーフトーン処理データ抽出機能は、前記画像デー
タにおける前記付属情報部における前記特定部分に、前
記ハーフトーン処理データと共に、該ハーフトーン処理
データに関連する関連情報が埋め込まれている場合に、
前記画像データから、前記ハーフトーン処理データを抽
出する際に、前記関連情報も併せて抽出する機能を有す
ると共に、 さらに、抽出された前記関連情報に基づいて、前記ハー
フトーン処理データを用いた画像の出力を行うか否かを
決定する出力可否決定機能をコンピュータに実現させる
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002123439A JP2003316559A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 画像データ構造、画像データ作成装置及び画像出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002123439A JP2003316559A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 画像データ構造、画像データ作成装置及び画像出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003316559A true JP2003316559A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29538730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002123439A Pending JP2003316559A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 画像データ構造、画像データ作成装置及び画像出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003316559A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010118921A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像処理システム、及び画像処理プログラム |
US7861228B2 (en) | 2003-12-03 | 2010-12-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Variable delay instruction for implementation of temporal redundancy |
US20110261066A1 (en) * | 2010-04-23 | 2011-10-27 | Casio Computer Co., Ltd. | Image processing apparatus and image processing method |
JP2011243187A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-12-01 | Casio Comput Co Ltd | 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム |
JP2020174363A (ja) * | 2020-06-23 | 2020-10-22 | 株式会社リコー | 撮影システム、方法およびプログラム |
-
2002
- 2002-04-25 JP JP2002123439A patent/JP2003316559A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7861228B2 (en) | 2003-12-03 | 2010-12-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Variable delay instruction for implementation of temporal redundancy |
JP2010118921A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像処理システム、及び画像処理プログラム |
US20110261066A1 (en) * | 2010-04-23 | 2011-10-27 | Casio Computer Co., Ltd. | Image processing apparatus and image processing method |
JP2011243187A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-12-01 | Casio Comput Co Ltd | 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム |
US8797349B2 (en) | 2010-04-23 | 2014-08-05 | Casio Computer Co., Ltd. | Image processing apparatus and image processing method |
JP2020174363A (ja) * | 2020-06-23 | 2020-10-22 | 株式会社リコー | 撮影システム、方法およびプログラム |
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