JP4762456B2 - 動体視力計 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼の動体視力を検査する動体視力計に関する。
【0002】
【従来技術】
検査視標を所定の速度で移動させながら呈示し、被検者がその呈示視標を確認できたときの視標の位置又は大きさに基づいて動体視力を検査する動体視力計が知られている。検査視標を遠方から被検眼に向かって移動するタイプの動体視力計では、視標が被検眼側の移動限界に達したときの視力値(例えば、視力値0.1)が検査可能な最低視力値となる。
【0003】
また、近年では高齢者の増加とともに、動体視力検査は車の運転等の適性を知る上で重要なものとなっている。このため、動体視力の検査結果は、視力値0.1、0.2、…1.0等で表す他、例えば、視力値に応じて評価値1〜5の5段階の評価に分け、検査結果を分かりやすくする方法が取られているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、高齢者になるほど動体視力が衰える傾向にあるため、高齢者の検査結果は最低視力値となる割合が多くなり、その評価が的確になされていないという問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、最低視力の視力評価をさらに細分化することができる動体視力計を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 被検者が検査視標を判別できたことの応答信号を入力する応答手段を持ち、検査視標を遠方から被検眼に向かって移動し、前記応答手段の応答に基づいて被検眼の動体視力を検査する動体視力計において、検査視標が被検眼側の最低視力値の移動限界位置に達してから前記応答手段の応答信号が入力されるまでの時間を計測する計時手段と、検査視標を所定の第1速度で移動させて第1動体視力検査を実行し、検査視標が最低視力値の移動限界に達した後に所定時間内に前記応答手段の応答信号が無かった場合には検査視標の移動速度を前記第1速度より遅い所定の第2速度に切換えて第2動体視力検査を実行する制御手段と、前記第1動体視力検査の実行で検査視標が最低視力値の移動限界に達した後の所定時間内に前記応答手段の応答信号があり、正答が得られたときには検査結果を最低視力値の第1グループに分類し、前記第2動体視力検査の実行で最低視力値以上の検査結果が得られた場合には検査結果を最低視力値の第2グループに分類し、前記第2動体視力検査の実行で最低視力値以上の検査結果が得られなかった場合には検査結果を最低視力値の第3グループに分類する視力評価手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<実施例1>
図1は実施例1の動体視力計の外観図であり、動体視力検査と静止視力検査が可能な装置を例にとって説明する。1は装置本体であり、2は被検者が装置内を覗き込み、後述する光学系により筐体内に呈示される検査視標を観察するための検査窓である。装置本体1の側面には、検者が操作するための各種のスイッチを持つ操作パネル3が配置されている。
【0007】
装置本体1の下部の前側には被検者が操作する操作部が装置本体1の筐体と一体的に設けられている。5は呈示されるランドルト環視標の切れ目方向を被検者が応答入力するためのジョイスティックであり、これは被検者自身で検査を行う自動検査モード時に使用する。4は自動検査モード時に呈示視標の判別ができないときにその旨を応答入力するための応答ボタンである。また、応答ボタン4は動体視力検査時に呈示される検査視標が判別できたときの応答入力の役割も兼ねる。6は自動検査モード時に被検者自身で検査を始めるときに使用するスタートボタンであり、7は音声ガイドの音量を調節するための音量ツマミである。音声ガイドの声は装置本体1内部に配置されているスピーカ9によって発生する。
【0008】
8は検査結果を印字出力するプリンタである。10は開閉扉であり、その内部には動体視力検査時に移動する視標の見かけ上の速度を変更するための速度切替スイッチが内蔵されており、20〜60km/hの間で10km/h毎に変更できるようになっている。普段は基準速度の30km/hに設定されている。10aは本装置への電源のON(投入)/OFF(切断)を行う電源スイッチである。
【0009】
図2は装置の光学系と制御系の要部を示す図である。19は視標板11に設けられた視標を照明するための照明光源である。視標板11には同じ大きさで上下左右の4方向に切れ目を持つランドルト環視標が同心円上に配置されており、回転装置21の回転により呈示する視標が個別に選択される。
【0010】
照明光源19の点灯により視標板11上の視標は照明され、視標板11からの視標光束はプリズム12によって反射してレンズ群13を通った後、ミラー14を反射してレンズ群15に向かう。レンズ群13、15はアフォーカル系にするために配置されており、レンズ群13からレンズ群15間の距離はレンズ群13の焦点距離とレンズ群15の焦点距離との和になっている。
【0011】
レンズ群15を通過した光束はプリズム16へ入射する。プリズム16は入射された光束を左右に分け、ミラー17Rとミラー17L(紙面の裏側方向にあり、図では省略している)により視標光束をそれぞれ反射させて被検者の左右の被検眼へ入射させる。
【0012】
また、プリズム12は移動装置22によって移動され、光学的に被検眼と視標との距離を見かけ上50m〜3mまで変更することが可能である。視標板11上の視標の大きさは、被検眼と視標との距離が50mのときに視力値1.66、30mのときに視力値1.0、3mのときに視力値0.1となるように設計されている。
【0013】
18は検査窓2に配置された保護ガラスであり、ミラー17R、17Lに合せて左右に1つずつ用意されている。また、片眼検査を行う際には、保護ガラス18の手前の光路上に図示無きシャッタが挿入されるようになっている。
【0014】
20は本装置の制御部であり、パネル部3、応答ボタン4、ジョイスティック5が接続されている。制御部20は後述する検査モードの検査プログラムを記憶しており、検査モードの選択によって各スイッチ入力される信号により、照明光源19の点灯及び消灯、回転装置21、移動装置22、音声ガイド発生部23の作動を制御する。また、制御部20には測定結果等を記憶するメモリ24、プリンタ8が接続されている。
【0015】
図3は操作パネル3のスイッチ構成を示す図である。30は検査モード選択スイッチである。検査モードには、音声ガイドに従って被検者自信がスイッチ操作を行うことで検査を進めることができる自動検査モードと、検者が各スイッチ操作で検査を進める手動検査モードと、検査手順の指示や条件設定は装置が行い、被検者の応答のみを検者が入力することで検査を進める半自動検査モードの3種類がある。半自動検査モードは、被検者が高齢者で音声ガイドに従ったジョイスティック操作が困難であり、検者も検査に不慣れな場合に効果的である。
【0016】
31は検査する対象の被検眼(左、右、両眼)の選択を行うスイッチである。32は手動検査モード時に静止視力検査を選択及び開始するためのスイッチで、スイッチ33aにより視力値を選択し、その視力値は表示器33bに表示される。35は視標スイッチ部で、ランドルト環視標の切れ目方向を上下左右の4方向で入力する4つのスイッチが設けられている。また、呈示された視標の種類は4つのスイッチに対応して設けられたランプ35aの点灯により知ることができるようになっている。36は判読不能の旨を検者が入力するスイッチである。34は手動検査モード時に動体視力検査を選択及び開始するスイッチであり、その下には動体視力値が表示される表示器37b、動体視力の検査回数を表示するためのランプ37a等が設けられている。
また、表示器33bと表示器37bは後述する年齢入力モードへの移行時には、被検者の年齢入力用の表示器として共用され、さらに視力値を選択するスイッチ33aは年齢入力用のスイッチとして共用される。38は印刷スイッチである。
【0017】
以上のような構成を持つ装置において、その動作を説明する。ここでは半自動検査モードで検査を行う場合を例にとって説明する。
スイッチ30により半自動検査モードを設定する。また、視力計の電源スイッチを入れたときは、年齢を入力できる年齢入力モードに入るので、スイッチ33aを使用して被検者の年齢を入力する。表示器33bと表示器37bには被検者の年齢を5歳の幅で入力できるように、年齢区分の下限と上限が表示される。被検者の年齢を入力後、静止視力スイッチ32を押して静止視力検査に移る。このスイッチ入力により被検者の年齢がメモリ24に記憶されると共に、年齢入力モードが解除され、半自動検査モードでの静止視力検査のプログラムが実行される。
【0018】
静止視力検査では、制御部20の制御によりプリズム12が移動され、視力0.5の視標が呈示された後、音声ガイドにより「輪の切れた方向を答えて下さい」と指示される。検者は被検者が口頭で答えた方向を視標スイッチ部35のスイッチで入力する。また、判別できないと答えた場合には、スイッチ36によりその旨を入力する。制御部20は応答入力が正しければ視標視力を1段階上げる。また判別できない場合、若しくは間違っていた場合には視標視力を1段階下げる。1段階上げて判別できなくなった場合は視力値を見えていた段階まで戻し、さらに視標方向を変えて視標を呈示する。以後、応答結果の入力に基づき呈示視標を順次変更し、同一視力視標で2回以上正答があれば、その視力があるものと自動的に判定される。静止視力値は表示器33bに表示され、その結果がメモリ24に記憶される。
【0019】
静止視力の検査が終了したら、動体視力スイッチ34を押すことにより動体視力検査のプログラムがスタートする。動体視力検査は検査に慣れてもらうための練習の検査を2回行った後、本検査に移る。制御部20は音声ガイドにて本検査を5回正答するまで行うことを被検者に伝えるとともに、視標の方向が判別できた時点で応答ボタン4を押すように指示する。音声ガイドによる指示後、プリズム12を移動させ、被検眼に視標を近づけていく。被検者が応答ボタン4を押すと、視標が止まると同時に視標の照明が消える。音声ガイドにより「方向は」とアナウンスされるので、被検者には口頭で方向を答えてもらう。検者はその応答通りに視標スイッチ部35のスイッチを入力する。制御部20は呈示視標に対する入力方向の正誤を判断し、正答ならば視標の停止位置で求められる動体視力値(ここでは小数点第二位を四捨五入して得られる視力値)を測定結果としてメモリ24に記憶し、2回目の検査に移る。誤答ならば同回目の検査が行われる。
【0020】
ここで、プリズム12が移動限界位置まで来る間、すなわち、視標が光学的に3mの移動限界位置までくる間に応答ボタ4が押されないと、視標は視力値0.1の移動限界位置に達する。制御部20は視標が移動限界位置で停止してから応答ボタン4の応答信号が入力されまでの応答時間を計測しており、その応答時間に応じて動体視力値0.1の測定値をさらにAグループ,Bグループ,Cグループの3段階に細分化し、その判定を以下のように行う(図4参照)。Aグループは、本装置の光学系で検査可能な最低視力値0.1の基準を満たしているものとして分類するグループであり、Bグループ,Cグループは最低視力値0.1の基準を満たしてないものとして分類するグループである。
【0021】
制御部20は視標停止してから0.2秒以内に応答ボタン4の応答信号が入力され、その判別が正答であった場合、その測定値をAグループとする。視標停止してから0.2秒を過ぎ、0.6秒以内に応答ボタン4が押され、かつその判別が正答であった場合は、Bグループとする。視標停止から0.6秒を過ぎた場合は、Cグループとする。
【0022】
このような動体視力検査により5回の正答(測定結果)が得られると、音声ガイドにより検査終了の旨がアナウンスされ、検査が終了する。検者は印刷スイッチ38を押して検査結果を印字出力する。
【0023】
印字用紙の検査結果欄には、静止視力の結果と動体視力の結果の平均、動体視力の5回の結果、及び動体視力値を段階別に分けた評価値、等が印字される。動体視力の評価値は、図5に示すように、評価値1をさらに3段階に細分化した評価値1A,1B,1Cと、評価値2〜5の7段階とされている。動体視力値0.1のAグループに入った測定値は評価値1A、グループBに入った測定値は評価値1B、グループCに入った測定値は評価値1Cとされる。また、動体視力値0.2以上の評価値は、図6に示すように、被検者の年齢に応じてその判定が異なる。図6に示したテーブルは実測データの統計結果から作成したものであり、メモリ24に記憶されている。
【0024】
このように同じ動体視力値0.1が得られていても、応答時間(反応時間)の違いによって評価を細分化することにより、より詳細な統計処理を行うことができる。なお、上記実施例では応答時間の閾値を視標停止後0.2秒と0.6秒にしているが、これに限るものではなく、実測データの統計結果等より適宜時間を決定すれば良い。例えば、Aグループに分類する応答時間は視標が移動限界に達したときを基準にしても良い。
【0025】
<実施例2>
上記の実施例では、動体視力値0.1の評価の細分化を視標が移動限界に達してからの応答時間によって行うものとしたが、実施例2の視力計は視標の移動速度を変化させることにより、評価の細分化を行う。実施例2の視力計は動体視力検査のプログラムが異なるのみで、その他の構成は実施例1の構成と同様であるので、動体視力検査における動作について図7のフローチャートに基づいて説明する。
【0026】
動体視力検査がスタートすると、制御部20はプリズム12を移動させ、視標を30Km/hの移動速度にて被検眼に近づけていく。被検者は実施例1と同様の操作を行い、検者はその応答を入力して測定を行う。制御部20は呈示視標に対する入力方向の正誤を判断し、正答ならば視標の停止位置で求められる動体視力値を測定結果としてメモリ24に記憶し、2回目の検査に移る。誤答ならば同回目の検査が行われる。このとき、視標が移動限界位置で停止してから0.2秒以内に応答ボタン4が押され、その判別が正答であった場合、制御部20は動体視力値を0.1とするとともに、その測定結果をAグループとしてメモリ24に記憶する。
【0027】
視標が移動限界位置で停止してから0.2秒以内に応答ボタン4が押されなかった場合、制御部20は動体視力値が0.1以上得られていないとして、プリズム12を検査開始時の位置まで戻し、視標の移動速度を初めの移動速度より遅い20km/hに変更してして再びプリズム12を移動させていく。この検査で、動体視力値0.1以上が得られた場合(判定基準は上記と同じ)、制御部20は動体視力値0.1のBグループとする。視標の移動速度を20km/hにした検査においても、動体視力値0.1以上が得られなかった場合はCグループとする。
【0028】
<実施例3>
実施例3の視力計は、動体視力値0.1の評価の細分化を呈示する視標の大きさを変えることにより行う。実施例3の視力計の構成は、図1に示す視標板11に形成される視標以外、実施例1と同様の構成である。
【0029】
図8は実施例1の視標板11に代えて使用される視標板40の視標構成を示す図である。視標板40の視標41a〜41dは視標板11に形成されたものと同じ大きさのランドルト環視標(上下左右に切れ目を持つ)であり、視力検査の標準視標である。一方、視標42a〜42dは視標41a〜41dに対して倍の大きさに形成されたており、被検眼と視標との距離が30mのときに視力値0.5、3mのときに視力値0.05となる。
【0030】
次に、実施例3の視力計における動体視力検査を図9のフローチャートに基づいて説明する。動体視力検査のプログラムをスタートすると、制御部20は標準視標(視標41a〜41dの何れかを)を呈示し、プリズム12を移動させて視標を被検眼に近づけていく。実施例1、2と同じく、視標が移動限界位置で停止してから0.2秒以内に応答ボタン4が押され、その判別が正答であれば、制御部20は動体視力値0.1のAグループとする。
【0031】
ここで、視標が移動限界位置に達した後(視標停止後0.2秒過ぎた後)に応答ボタン4が押された場合、制御部20は動体視力値が0.1以上得られなかったとし、視標42a〜42dの何れかを呈示して再びプリズム12を移動させていく。視標が倍の大きさに変わるため、測定可能な視力値の下限が0.1から0.05に変わることとなる。
【0032】
視標を標準視標から倍の大きさの視標に変えた動体視力検査において、応答ボタン4が押され、0.1以上の動体視力値が得られた場合、制御部20は正答が得られた視力値を被検者の動体視力値として、その測定結果をメモリ24に記憶する。ここで、得られた視力値が0.1であった場合、その測定結果を先程と同じようにAグループとする。また、得られた視力値が0.1未満〜0.05以上であった場合、制御部20はその測定結果を動体視力値0.1のBグループとする。一方、視力値0.05以上が得られなかった場合はCグループとする。
【0033】
以上のように、実施例3では呈示する検査視標を大きくしたものに変えることにより、測定可能な視力値の下限を変え、これによって評価の細分化を行うことができる。
【0034】
以上、被検者が押す応答ボタン4の応答によって視標の移動を停止して視標呈示を消失させるタイプの動体視力計を説明したが、予め定めた視力値の位置まで移動したときに視標呈示を消失させ、被検者にその視標を判別させるタイプにも本発明を適用することができる。また、視標を被検眼の視野内で横方向に移動させ、その視標の大きさを変えて動体視力を検査するタイプにおいても、本発明を適用することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、最低視力の視力評価をさらに細分化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る視力計の外観図である。
【図2】視力計の光学系と制御系の要部構成図である。
【図3】操作パネルのスイッチ構成を示す図である。
【図4】実施例1の動体視力判定のフローチャートを示す図である。
【図5】動体視力値を段階別に分けた評価値を説明する図である。
【図6】測定結果に対する年齢層別の評価テーブルを示す図である。
【図7】実施例2の動体視力判定のフローチャートを示す図である。
【図8】実施例3の視標板の視標構成を示す図である。
【図9】実施例2の動体視力判定のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
3 パネル部
4 応答ボタン
5 ジョイスティック
11 視標板
16 プリズム
19 照明光源
20 制御部
22 移動装置
Claims (1)
- 被検者が検査視標を判別できたことの応答信号を入力する応答手段を持ち、検査視標を遠方から被検眼に向かって移動し、前記応答手段の応答に基づいて被検眼の動体視力を検査する動体視力計において、検査視標が被検眼側の最低視力値の移動限界位置に達してから前記応答手段の応答信号が入力されるまでの時間を計測する計時手段と、検査視標を所定の第1速度で移動させて第1動体視力検査を実行し、検査視標が最低視力値の移動限界に達した後に所定時間内に前記応答手段の応答信号が無かった場合には検査視標の移動速度を前記第1速度より遅い所定の第2速度に切換えて第2動体視力検査を実行する制御手段と、前記第1動体視力検査の実行で検査視標が最低視力値の移動限界に達した後の所定時間内に前記応答手段の応答信号があり、正答が得られたときには検査結果を最低視力値の第1グループに分類し、前記第2動体視力検査の実行で最低視力値以上の検査結果が得られた場合には検査結果を最低視力値の第2グループに分類し、前記第2動体視力検査の実行で最低視力値以上の検査結果が得られなかった場合には検査結果を最低視力値の第3グループに分類する視力評価手段と、を備えることを特徴とする動体視力計。
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