JP3866870B2 - 視力検査装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検者の視力を自動的に検査する視力検査装置に関する。
【0002】
【従来技術】
運転免許場や学校等の集団検診における視力検査では、呈示視標に対する被検者からの回答の正誤により検査プログラムを進めて自動的に視力を検査する視力検査装置が使われることが多い。従来、この種の装置は、正誤の回答によって次に呈示する視標の視力値を1段階毎のUP/DOWNで変化させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような呈示視標の変化の方法は検査に時間がかかることがある。例えば、視力値の高い被検者群に対して、視力値0.5の初期呈示視標から1段階毎に視力値をUP/DOWNさせて検査を進めることは、被検者群全体からすると不必要な検査を行う回数が多くなる。
【0004】
また、初期呈示する視力値視標が固定されていると、検査対象の被検者群の視力分布によっては不必要な検査を行う回数が多くなることがあり、検査効率が悪い。
【0005】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、集団検診等における全体の検査回数を減らして効率良く視力検査が行える装置を提供することを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0007】
(1) 被検眼に視力検査用の視標を個別に呈示する視標呈示手段と、被検者の応答を入力する入力手段と、を有し、該入力手段により入力された被検者の応答の正誤を判断してその結果に基づいて被検眼に次の視標を呈示して自動的に被検者の視力を検査する視力検査装置において、被検眼に最初に呈示する視標の視力値を任意に変更する初期視力値可変手段と、被検眼への最初の視標呈示に対する応答が正答の場合は誤答があるまでは、最高視力値に至らない限りN段階(但し、Nは二段階以上である)ずつ視力値を上げ、誤答があったときは以後1段階以内の視力値の変化とし、最初の視標呈示に対する応答が誤答の場合は正答があるまでは、最低視力値に至らない限りN段階(但し、Nは二段階以上である)ずつ視力値を下げ、正答があったときは以後1段階以内の視力値の変化とする第1視標呈示プログラムと、被検眼への最初の視標呈示に対する応答が正答の場合は誤答があるまで、最初の視標呈示に対する応答が誤答の場合は正答があるまでは、それぞれ最高視力値又は最低視力値に至らない限り1段階ずつ視力値を上下させる第2視標呈示プログラムと、を選択的に切換える検査プログラム選択手段と、該選択手段で選択された視標呈示プログラムにしたがって検査を実行する検査プログラム実行手段と、を備えることを特徴とする。
(2) 被検眼に視力検査用の視標を個別に呈示する視標呈示手段と、被検者の応答を入力する入力手段と、を有し、該入力手段により入力された被検者の応答の正誤を判断してその結果に基づいて被検眼に次の視標を呈示して自動的に被検者の視力を検査する視力検査装置において、被検眼に最初に呈示する視標の視力値を任意に変更する初期視力値可変手段と、被検眼への最初の視標呈示に対する応答が正答の場合は誤答があるか又は応答時間が所定の時間を超えるまでは、最高視力値に至らない限りN段階(但し、Nは二段階以上である)ずつ視力値を上げ、誤答があるか又は応答時間が所定の時間を超えるときは以後1段階以内の視力値の変化とし、最初の視標呈示に対する応答が誤答であるか又は応答時間が所定の時間を超えた場合は、正答があるまでは、最低視力値に至らない限りN段階(但し、Nは二段階以上である)ずつ視力値を下げ、正答があったときは以後1段階以内の視力値の変化とする第1視標呈示プログラムと、被検眼への最初の視標呈示に対する応答が正答の場合は誤答があるか又は応答時間が所定の時間を超えるまで、最初の視標呈示に対する応答が誤答であるか又は応答時間が所定の時間を超えるまでは、それぞれ最高視力値又は最低視力値に至らない限り1段階ずつ視力値を上下させる第2視標呈示プログラムと、を選択的に切換える検査プログラム選択手段と、該選択手段で選択された視標呈示プログラムにしたがって検査を実行する検査プログラム実行手段と、を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は視力検査装置の外観図であり、動体視力検査と静止視力検査が可能な装置を例にとって説明する。
【0017】
1は装置本体であり、2は被検者が装置内を覗き込み、後述する光学系により筐体内に呈示される検査視標を観察するための検査窓である。装置本体1の側面には、検者が操作するための各種のスイッチを持つ操作パネル3が配置されている。
【0018】
装置本体1の下部の前側には被検者が操作する操作部が装置本体1の筐体と一体的に設けられている。4は動体視力検査時に呈示される検査視標(実施形態ではランドルト環視標を使用している)が判別できたときに押すための応答ボタンであり、応答ボタン4を押すとその時点で視標が停止し、消えるようになっている。また、静止視力検査時には視標の判別ができないときに使用する。応答ボタン4はジョイスティック5を挟んで左右に同じものが設けてあり、右利き、左利き等により被検者が操作しやすい方で応答できるようになっている。
【0019】
ジョイスティック5は被検者自身で検査を行う自動検査モード時に使用する。被検者が判別したランドルト環視標の切れ目方向と同じ方向にジョイスティック5を倒す(前後左右方向に倒す)ことで、応答を入力することができる。6は自動検査モード時に被検者自身で検査を始めるときに使用するスタートボタンであ、7は音声ガイドの音量を調節するための音量ツマミである。音声ガイドの声は装置本体1内部に配置されているスピーカ9によって発生する。
【0020】
8は検査結果を印字出力するプリンタである。10は開閉扉であり、その内部には視標の見かけ上の速度を変更することのできる速度切替スイッチが内蔵されており、20〜60km/hの間で10km/h毎に変更できるようになっている。普段は30km/hに設定されている。
【0021】
図2は装置の光学系と制御系の要部を示す図である。10は視標板11に設けられた視標を照明するための照明光源である。視標板11には4種類(上下左右に切れ目を持つ)のランドルト環視標が同心円上に配置されており、回転装置21の回転により呈示する視標が個別に選択される。
【0022】
照明光源10の点灯により視標板11上の視標は照明され、視標板11からの視標光束はプリズム12によって反射してレンズ群13を通った後、ミラー14を反射してレンズ群15に向かう。レンズ群13、15はアフォーカル系にするために配置されており、レンズ群13からレンズ群15間の距離はレンズ群13の焦点距離とレンズ群15の焦点距離との和になっている。
【0023】
レンズ群15を通過した光束はプリズム16へ入射する。プリズム16は入射された光束を左右に分け、ミラー17Rとミラー17L(紙面の裏側方向にあり、図では省略している)により視標光束をそれぞれ反射させて被検者の左右の被検眼へ入射させる。
【0024】
また、プリズム12は移動装置22によって移動され、光学的に被検眼と視標との距離を見かけ上50m〜3mまで変更することが可能である。視標板11上の視標は、被検眼と視標との距離が50mのときに視力値1.6、30mのときに視力値1.0、3mのときに視力値0.1となるように設計されている。
【0025】
18は検査窓2に配置された保護ガラスであり、ミラー17R、17Lに合せて左右に1ずつ用意されている。また、片眼検査を行う際には、保護ガラス18の手前の光路上に図示無きシャッタが挿入されるようになっている。
【0026】
20は装置の制御部であり、パネル部3、応答ボタン4、ジョイスティック5が接続されている。制御部20は後述する検査モードの検査プログラムを記憶回路に記憶しており、検査モードの選択によって各スイッチ入力される信号により、照明光源10の点灯、回転装置21、移動装置22、音声ガイド発生部23の作動を制御する。また、制御部20には測定結果等を記憶するメモリ24、プリンタ8が接続されている。
【0027】
図3は操作パネル3のスイッチ構成を示す図である。30は検査モード選択スイッチである。検査モードには、音声ガイドに従って被検者自信がスイッチ操作を行うことで検査を進めることができる自動検査モードと、検者が各スイッチ操作で検査を進める手動検査モードと、検査手順の指示や条件設定は装置が行い、被検者の応答のみを検者が入力することで検査を進める半自動検査モードの3種類がある。半自動検査モードは、被検者が高齢者で音声ガイドに従ったジョイスティック操作が困難であり、検者も検査に不慣れな場合に効果的である。
【0028】
31は検査する対象の被検眼(左、右、両眼)の選択を行うスイッチである。32は手動検査モード時に静止視力検査を選択及び開始するためのスイッチで、スイッチ33により視力値を選択し、その視力値は表示器33aに表示される。35は視標スイッチ部で、ランドルト環視標の切れ目方向を上下左右の4方向で入力する4つのスイッチが設けられている。また、呈示された視標の種類は4つのスイッチに対応して設けられたランプ35aの点灯により知ることができるようになっている。40は自動検査モード及び半自動検査モードで実行される静止視力検査のプログラムにおいて、視力値の変化を1段階ずつの変化にする場合と2段階ずつの変化にする場合を切替えるスイッチである(後述する)。同様に41は静止視力検査のプログラムにおいて、初期呈示の視力値を変更するときに使用するスイッチで、このスイッチ41を押しながらスイッチ33を操作することにより、表示器33aに表示される初期呈示の視力値を任意に変更できる。通常は視力値0.5でセットされている。
【0029】
34は動体視力検査を選択、開始するスイッチで、その下には動体視力値が表示される表示器37b、検査回数を表示するためのランプ37a等が設けられている。38は印刷スイッチである。
【0030】
以上のような構成を持つ装置において、その動作を説明する。ここでは本発明に係わる自動検査モードでの静止視力検査を中心に説明する。
【0031】
スイッチ30により自動検査モードに設定する。このモードでは静止視力検査と動体視力検査が順に行われるようにプログラムされている。自動検査モードが選択されると制御部20は視力0.1の視標を呈示するようにプリズム12を移動しておく。被検者は検査窓2に眼を位置させ、スタートボタン6を押して検査を開始する。制御部20は音声ガイド発生部23を駆動してスピーカ9から被検者に対して音声による検査手順を指示する。装置は被検者の検査準備ができたかを確認するため、音声ガイドにより視標(視力0.1)が見えたらジョイスティック5を倒すよう指示する。被検者がジョイスティック5を倒すと、静止視力検査のプログラムが実行される。
【0032】
図4は本形態での静止視力検査のプログラムを示したフローチャートである。視力検査開始時は視力値0.5の視標が初期呈示される(この初期呈示の視力値はスイッチ40によって変更できるようになっている)。被検者は視標方向が判別できたらジョイスティック5をその方向に倒して応答を入力する。また、視標方向が判別できないときには応答ボタン4を押す。なお、制御部20は視標を呈示してからの時間を計測しており、視標呈示から所定時間(4秒)の間にジョイスティック5又は応答ボタン4による入力がない場合には、判読できない(誤答である)ものと判定する。
【0033】
初期呈示視標に対して被検者の応答が正しければ、制御部20は視標視力値を2段階上げる(2段階UPする)。以後、誤答があるまで、若しくは最大視力値1.6になるまで、0.5→0.7→0.9……のように、2段階ずつUPの変化で視標を呈示する(なお、本形態では最大視力値を1.6としているので、1.5の次は1.6とする)。また、初期呈示視標に対して被検者の応答が誤りであった場合には、視標視力値を2段階下げる(2段階DOWNする)。以後、正答があるまで、若しくは最小視力値0.1になるまで、0.5→0.3→0.1のように2段階ずつDOWNの変化で視標を呈示する。
【0034】
2段階ずつUPさせた視標呈示で途中の回答が「誤」であったときは(又は最大視力値になったときは)、若しくは2段階ずつDOWNさせた視標呈示で途中の回答が「正」であったときは(又は最小視力値になったときは)、同一視力値の異なる方向の視標を呈示し、以後、視標視力値のUP/DOWNは1段階ずつの変化で行う。視力値別に順次視標を呈示し、同一の視力値の視標について2回正答があればその視力値を有すると判定し、同一の視力値の視標について2回誤答があると、その視力値未満の視力であると判定する。
【0035】
このような検査手順に従って、例えば最終視力値1.0が決定されるまでの過程を示すと図5のようになる(最終視力値の視標呈示に対しては誤答がないものとした例である)。なお、図の左側には初期呈示から1段階ずつのUPで変化させた場合を比較として示している。この例では、1.0の視力値が決定されるまで1段階ずつのUPで変化させた場合にはトータル9回の検査をすることになるのに対し、本形態のように2段階ずつ変化(UP)させた場合にはトータル7回の検査回数で終えることができる。
【0036】
図6は初期呈示視力0.5として0.1〜1.6の各最終視力値が決定されるまでの検査回数を一覧にした図である。最終視力値に対して誤答なしの場合、1回目に誤答する場合、2回目に誤答する場合の3つのケースに分け、それぞれ1段階ずつの変化の場合と、本形態のプログラムに従った場合を対比させて示している。この図から解るように、初期呈示の視力値に対して最終視力値が2〜3段階以上離れている場合には本形態の検査プログラムに従った方が、検査回数が少ない。すなわち、初期呈示の視力値に対して最終視力値がある程度離れた被検者群の場合(例えば、運転免許場では低視力の被検者は矯正具を使用しての視力検査となるので、検査対象は相対的に高い視力値を持つ者が多くなる)、検査回数を減らして求める最終視力値の範囲を素早く狭めることができ、検査時間を短縮して検査を効率良く行うことができる。また、被検者への負担も軽減できる。
【0037】
なお、制御部20は初期呈示視標に対して1段階ずつUP/DOWNの変化をさせる検査プログラムも有しており、一般的な集団検診等で被検者群の視力分布が不明なときや全体に分布しているときなど、被検者群の視力分布に応じてスイッチ40により選択することもできる。また、被検者群に応じて検査プログラムで初期呈示される視力値をスイッチ41で任意に変更しても良い。
【0038】
静止視力検査が終了すると動体視力検査のプログラムが実行される。制御部20は音声ガイドにて本検査を5回正答するまで行うことを被検者に伝える。制御部20はプリズム12を移動させ、視標を遠方から被検眼に向かって近づけていく。被検者は視標を判読できたら、その方向にジョイスティック5を倒して答える。または、応答ボタン4で判読できたことを応答した後、ジョイスティック5で方向を入力する。制御部20はジョイスティック5による応答方向と呈示視標との正誤を判断し、正答ならばその応答入力により得られる動体視力値を測定結果として記憶する。こうして正答が合計5回得られたら音声ガイドにより終了が伝えられ、プリンタ8からは静止視力と動体視力の検査データが自動的にプリントアウトされる。
【0039】
以上説明した実施形態は種々の変容が可能である。例えば、静止視力検査ではジョイスティック5による応答時間に応じて、視標視力値の2段階ずつの変化を途中で1段階ずつの変化に切替えても良い。通常、呈示視標が確実に見えるときはジョイスティック5を操作する応答時間は早く、視標呈示から1秒以内ほどで応答するが、見え具合が不確かになると応答時間が遅くなる。制御部20は視標呈示開始から応答入力があるまでの時間を計測し、その時間が1秒間未満であれば2段階ずつの視力値UPを続け、1〜4秒間であった場合には1段階ずつの視力値UPの変化に切替える。こうすることによっても求める視力値の範囲を素早く狭め、効率良く検査を行うことができる。なお、この場合も応答が4秒以上かかったときは誤答扱いとする。
【0040】
また、初期呈示から変化させる視力値の段階は、場合によっては2段階に限らず3段階で行うようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、集団検診等における全体の検査回数を減らして検査時間を短縮できるので、効率良く視力検査が行え、また、被検者への負担も軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態の視力検査装置の外観図である。
【図2】装置の光学系と制御系の要部を示す図である。
【図3】操作パネルのスイッチ構成を示す図である。
【図4】本形態での静止視力検査のプログラムを示したフローチャートである。
【図5】最終視力値1.0が決定されるまでの過程を示した図である。
【図6】初期呈示視力0.5として0.1〜1.6の各最終視力値が決定されるまでの検査回数を一覧にした図である。
【符号の説明】
5 ジョイスティック
6 スタートボタン
11 視標板
12 プリズム
21 回転装置
20 制御部
30 検査モード選択スイッチ
Claims (2)
- 被検眼に視力検査用の視標を個別に呈示する視標呈示手段と、被検者の応答を入力する入力手段と、を有し、該入力手段により入力された被検者の応答の正誤を判断してその結果に基づいて被検眼に次の視標を呈示して自動的に被検者の視力を検査する視力検査装置において、被検眼に最初に呈示する視標の視力値を任意に変更する初期視力値可変手段と、被検眼への最初の視標呈示に対する応答が正答の場合は誤答があるまでは、最高視力値に至らない限りN段階(但し、Nは二段階以上である)ずつ視力値を上げ、誤答があったときは以後1段階以内の視力値の変化とし、最初の視標呈示に対する応答が誤答の場合は正答があるまでは、最低視力値に至らない限りN段階(但し、Nは二段階以上である)ずつ視力値を下げ、正答があったときは以後1段階以内の視力値の変化とする第1視標呈示プログラムと、被検眼への最初の視標呈示に対する応答が正答の場合は誤答があるまで、最初の視標呈示に対する応答が誤答の場合は正答があるまでは、それぞれ最高視力値又は最低視力値に至らない限り1段階ずつ視力値を上下させる第2視標呈示プログラムと、を選択的に切換える検査プログラム選択手段と、該選択手段で選択された視標呈示プログラムにしたがって検査を実行する検査プログラム実行手段と、を備えることを特徴とする視力検査装置。
- 被検眼に視力検査用の視標を個別に呈示する視標呈示手段と、被検者の応答を入力する入力手段と、を有し、該入力手段により入力された被検者の応答の正誤を判断してその結果に基づいて被検眼に次の視標を呈示して自動的に被検者の視力を検査する視力検査装置において、被検眼に最初に呈示する視標の視力値を任意に変更する初期視力値可変手段と、被検眼への最初の視標呈示に対する応答が正答の場合は誤答があるか又は応答時間が所定の時間を超えるまでは、最高視力値に至らない限りN段階(但し、Nは二段階以上である)ずつ視力値を上げ、誤答があるか又は応答時間が所定の時間を超えるときは以後1段階以内の視力値の変化とし、最初の視標呈示に対する応答が誤答であるか又は応答時間が所定の時間を超えた場合は、正答があるまでは、最低視力値に至らない限りN段階(但し、Nは二段階以上である)ずつ視力値を下げ、正答があったときは以後1段階以内の視力値の変化とする第1視標呈示プログラムと、被検眼への最初の視標呈示に対する応答が正答の場合は誤答があるか又は応答時間が所定の時間を超えるまで、最初の視標呈示に対する応答が誤答であるか又は応答時間が所定の時間を超えるまでは、それぞれ最高視力値又は最低視力値に至らない限り1段階ずつ視力値を上下させる第2視標呈示プログラムと、を選択的に切換える検査プログラム選択手段と、該選択手段で選択された視標呈示プログラムにしたがって検査を実行する検査プログラム実行手段と、を備えることを特徴とする視力検査装置。
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