JP2000185015A - 視力検査装置 - Google Patents

視力検査装置

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JP2000185015A
JP2000185015A JP10365047A JP36504798A JP2000185015A JP 2000185015 A JP2000185015 A JP 2000185015A JP 10365047 A JP10365047 A JP 10365047A JP 36504798 A JP36504798 A JP 36504798A JP 2000185015 A JP2000185015 A JP 2000185015A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集団検診等における全体の検査回数を減らし
て効率良く視力検査を行う。 【解決手段】 視力検査用の視標を視力値毎に個別に呈
示する視標呈示手段と、呈示視標に対する被検者の応答
を入力する入力手段と、該入力手段により入力された応
答と呈示視標との正誤を判断して次に呈示する視標の視
力値を順次定めて自動的に被検者の視力を判定する検査
プログラムであって、次に呈示する視標の視力値を2段
階以上のN段階ずつ変化させるステップを含む検査プロ
グラムを持つ検査手段と、前記検査プログラムを実行す
る実行手段と、を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検者の視力を自
動的に検査する視力検査装置に関する。
【0002】
【従来技術】運転免許場や学校等の集団検診における視
力検査では、呈示視標に対する被検者からの回答の正誤
により検査プログラムを進めて自動的に視力を検査する
視力検査装置が使われることが多い。従来、この種の装
置は、正誤の回答によって次に呈示する視標の視力値を
1段階毎のUP/DOWNで変化させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような呈示視標の変化の方法は検査に時間がかかること
がある。例えば、視力値の高い被検者群に対して、視力
値0.5の初期呈示視標から1段階毎に視力値をUP/
DOWNさせて検査を進めることは、被検者群全体から
すると不必要な検査を行う回数が多くなる。
【0004】また、初期呈示する視力値視標が固定され
ていると、検査対象の被検者群の視力分布によっては不
必要な検査を行う回数が多くなることがあり、検査効率
が悪い。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
集団検診等における全体の検査回数を減らして効率良く
視力検査が行える装置を提供することを技術課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0007】(1) 視力検査用の視標を視力値毎に個
別に呈示する視標呈示手段と、呈示視標に対する被検者
の応答を入力する入力手段と、該入力手段により入力さ
れた応答と呈示視標との正誤を判断して次に呈示する視
標の視力値を順次定めて自動的に被検者の視力を判定す
る検査プログラムであって、次に呈示する視標の視力値
を2段階以上のN段階ずつ変化させるステップを含む検
査プログラムを持つ検査手段と、前記検査プログラムを
実行する実行手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】(2) (1)の検査プログラムは、初期
呈示視標に対する回答が「正」のときには視標の視力値
をN段階上げて呈示し、以後「誤」の回答があるまで視
標の視力値をN段階ずつ上げて呈示し、「誤」の回答が
あった以降は視標の視力値の変化を1段階以内にするス
テップを含むことを特徴とする。
【0009】(3) (2)の視力検査装置において、
前記入力手段による被検者の応答時間を計測する時間計
測手段を持ち、前記検査プログラムは「誤」の回答があ
る以前であっても前記応答時間に応じて視標の視力値の
変化を1段階以内にするステップを含むことを特徴とす
る。
【0010】(4) (1)の検査プログラムは、初期
呈示視標に対する回答が「誤」のときには視標の視力値
をN段階下げて呈示し、以後「正」の回答があるまで視
標の視力値をN段階ずつ下げて呈示し、「正」の回答が
あった以降は視標の視力値の変化を1段階にするステッ
プを含むことを特徴とする。
【0011】(5) (1)の視力検査装置において、
前記検査手段はさらに前記入力手段により入力された応
答と呈示視標との正誤を判断して次に呈示する視標の視
力値を順次定めて自動的に被検者の視力を判定する検査
プログラムであって、次に呈示する視標の視力値の変化
を多くとも1段階とする検査プログラムを持ち、該検査
プログラムと前記N段階ずつ変化させるステップを含む
検査プログラムとの何れの検査プログラムで検査を行う
かを選択する選択手段を設けたことを特徴とする。
【0012】(6) (1)の視力検査装置において、
前記検査プログラムの実行により初期呈示される視標の
視力値を可変にする可変手段を備えることを特徴とす
る。
【0013】(7) (1)の視力検査装置において、
前記N段階を2段階としたことを特徴とする。
【0014】(8) (1)の視力検査装置は、被検眼
に向かって視標を移動し、被検者が判読できたときの視
標位置に基づいて動体視力を検査する動体視力検査手段
を備えることを特徴とする。
【0015】(9) 視力検査用の視標を視力値毎に個
別に呈示する視標呈示手段と、呈示視標に対する被検者
の応答を入力する入力手段と、該入力手段により入力さ
れた応答と呈示視標との正誤を判断して次に呈示する視
標の視力値を順次定めて自動的に被検者の視力を判定す
る検査プログラム持つ検査手段と、前記検査プログラム
を実行する実行手段と、前記検査プログラムの実行によ
り初期呈示される視標の視力値を可変にする可変手段
と、を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は視力検査装置の外観図であり、動
体視力検査と静止視力検査が可能な装置を例にとって説
明する。
【0017】1は装置本体であり、2は被検者が装置内
を覗き込み、後述する光学系により筐体内に呈示される
検査視標を観察するための検査窓である。装置本体1の
側面には、検者が操作するための各種のスイッチを持つ
操作パネル3が配置されている。
【0018】装置本体1の下部の前側には被検者が操作
する操作部が装置本体1の筐体と一体的に設けられてい
る。4は動体視力検査時に呈示される検査視標(実施形
態ではランドルト環視標を使用している)が判別できた
ときに押すための応答ボタンであり、応答ボタン4を押
すとその時点で視標が停止し、消えるようになってい
る。また、静止視力検査時には視標の判別ができないと
きに使用する。応答ボタン4はジョイスティック5を挟
んで左右に同じものが設けてあり、右利き、左利き等に
より被検者が操作しやすい方で応答できるようになって
いる。
【0019】ジョイスティック5は被検者自身で検査を
行う自動検査モード時に使用する。被検者が判別したラ
ンドルト環視標の切れ目方向と同じ方向にジョイスティ
ック5を倒す(前後左右方向に倒す)ことで、応答を入
力することができる。6は自動検査モード時に被検者自
身で検査を始めるときに使用するスタートボタンであ、
7は音声ガイドの音量を調節するための音量ツマミであ
る。音声ガイドの声は装置本体1内部に配置されている
スピーカ9によって発生する。
【0020】8は検査結果を印字出力するプリンタであ
る。10は開閉扉であり、その内部には視標の見かけ上
の速度を変更することのできる速度切替スイッチが内蔵
されており、20〜60km/hの間で10km/h毎に変更
できるようになっている。普段は30km/hに設定され
ている。
【0021】図2は装置の光学系と制御系の要部を示す
図である。10は視標板11に設けられた視標を照明す
るための照明光源である。視標板11には4種類(上下
左右に切れ目を持つ)のランドルト環視標が同心円上に
配置されており、回転装置21の回転により呈示する視
標が個別に選択される。
【0022】照明光源10の点灯により視標板11上の
視標は照明され、視標板11からの視標光束はプリズム
12によって反射してレンズ群13を通った後、ミラー
14を反射してレンズ群15に向かう。レンズ群13、
15はアフォーカル系にするために配置されており、レ
ンズ群13からレンズ群15間の距離はレンズ群13の
焦点距離とレンズ群15の焦点距離との和になってい
る。
【0023】レンズ群15を通過した光束はプリズム1
6へ入射する。プリズム16は入射された光束を左右に
分け、ミラー17Rとミラー17L(紙面の裏側方向に
あり、図では省略している)により視標光束をそれぞれ
反射させて被検者の左右の被検眼へ入射させる。
【0024】また、プリズム12は移動装置22によっ
て移動され、光学的に被検眼と視標との距離を見かけ上
50m〜3mまで変更することが可能である。視標板1
1上の視標は、被検眼と視標との距離が50mのときに
視力値1.6、30mのときに視力値1.0、3mのと
きに視力値0.1となるように設計されている。
【0025】18は検査窓2に配置された保護ガラスで
あり、ミラー17R、17Lに合せて左右に1ずつ用意
されている。また、片眼検査を行う際には、保護ガラス
18の手前の光路上に図示無きシャッタが挿入されるよ
うになっている。
【0026】20は装置の制御部であり、パネル部3、
応答ボタン4、ジョイスティック5が接続されている。
制御部20は後述する検査モードの検査プログラムを記
憶回路に記憶しており、検査モードの選択によって各ス
イッチ入力される信号により、照明光源10の点灯、回
転装置21、移動装置22、音声ガイド発生部23の作
動を制御する。また、制御部20には測定結果等を記憶
するメモリ24、プリンタ8が接続されている。
【0027】図3は操作パネル3のスイッチ構成を示す
図である。30は検査モード選択スイッチである。検査
モードには、音声ガイドに従って被検者自信がスイッチ
操作を行うことで検査を進めることができる自動検査モ
ードと、検者が各スイッチ操作で検査を進める手動検査
モードと、検査手順の指示や条件設定は装置が行い、被
検者の応答のみを検者が入力することで検査を進める半
自動検査モードの3種類がある。半自動検査モードは、
被検者が高齢者で音声ガイドに従ったジョイスティック
操作が困難であり、検者も検査に不慣れな場合に効果的
である。
【0028】31は検査する対象の被検眼(左、右、両
眼)の選択を行うスイッチである。32は手動検査モー
ド時に静止視力検査を選択及び開始するためのスイッチ
で、スイッチ33により視力値を選択し、その視力値は
表示器33aに表示される。35は視標スイッチ部で、
ランドルト環視標の切れ目方向を上下左右の4方向で入
力する4つのスイッチが設けられている。また、呈示さ
れた視標の種類は4つのスイッチに対応して設けられた
ランプ35aの点灯により知ることができるようになっ
ている。40は自動検査モード及び半自動検査モードで
実行される静止視力検査のプログラムにおいて、視力値
の変化を1段階ずつの変化にする場合と2段階ずつの変
化にする場合を切替えるスイッチである(後述する)。
同様に41は静止視力検査のプログラムにおいて、初期
呈示の視力値を変更するときに使用するスイッチで、こ
のスイッチ41を押しながらスイッチ33を操作するこ
とにより、表示器33aに表示される初期呈示の視力値
を任意に変更できる。通常は視力値0.5でセットされ
ている。
【0029】34は動体視力検査を選択、開始するスイ
ッチで、その下には動体視力値が表示される表示器37
b、検査回数を表示するためのランプ37a等が設けら
れている。38は印刷スイッチである。
【0030】以上のような構成を持つ装置において、そ
の動作を説明する。ここでは本発明に係わる自動検査モ
ードでの静止視力検査を中心に説明する。
【0031】スイッチ30により自動検査モードに設定
する。このモードでは静止視力検査と動体視力検査が順
に行われるようにプログラムされている。自動検査モー
ドが選択されると制御部20は視力0.1の視標を呈示
するようにプリズム12を移動しておく。被検者は検査
窓2に眼を位置させ、スタートボタン6を押して検査を
開始する。制御部20は音声ガイド発生部23を駆動し
てスピーカ9から被検者に対して音声による検査手順を
指示する。装置は被検者の検査準備ができたかを確認す
るため、音声ガイドにより視標(視力0.1)が見えた
らジョイスティック5を倒すよう指示する。被検者がジ
ョイスティック5を倒すと、静止視力検査のプログラム
が実行される。
【0032】図4は本形態での静止視力検査のプログラ
ムを示したフローチャートである。視力検査開始時は視
力値0.5の視標が初期呈示される(この初期呈示の視
力値はスイッチ40によって変更できるようになってい
る)。被検者は視標方向が判別できたらジョイスティッ
ク5をその方向に倒して応答を入力する。また、視標方
向が判別できないときには応答ボタン4を押す。なお、
制御部20は視標を呈示してからの時間を計測してお
り、視標呈示から所定時間(4秒)の間にジョイスティ
ック5又は応答ボタン4による入力がない場合には、判
読できない(誤答である)ものと判定する。
【0033】初期呈示視標に対して被検者の応答が正し
ければ、制御部20は視標視力値を2段階上げる(2段
階UPする)。以後、誤答があるまで、若しくは最大視
力値1.6になるまで、0.5→0.7→0.9……の
ように、2段階ずつUPの変化で視標を呈示する(な
お、本形態では最大視力値を1.6としているので、
1.5の次は1.6とする)。また、初期呈示視標に対
して被検者の応答が誤りであった場合には、視標視力値
を2段階下げる(2段階DOWNする)。以後、正答が
あるまで、若しくは最小視力値0.1になるまで、0.
5→0.3→0.1のように2段階ずつDOWNの変化
で視標を呈示する。
【0034】2段階ずつUPさせた視標呈示で途中の回
答が「誤」であったときは(又は最大視力値になったと
きは)、若しくは2段階ずつDOWNさせた視標呈示で
途中の回答が「正」であったときは(又は最小視力値に
なったときは)、同一視力値の異なる方向の視標を呈示
し、以後、視標視力値のUP/DOWNは1段階ずつの
変化で行う。視力値別に順次視標を呈示し、同一の視力
値の視標について2回正答があればその視力値を有する
と判定し、同一の視力値の視標について2回誤答がある
と、その視力値未満の視力であると判定する。
【0035】このような検査手順に従って、例えば最終
視力値1.0が決定されるまでの過程を示すと図5のよ
うになる(最終視力値の視標呈示に対しては誤答がない
ものとした例である)。なお、図の左側には初期呈示か
ら1段階ずつのUPで変化させた場合を比較として示し
ている。この例では、1.0の視力値が決定されるまで
1段階ずつのUPで変化させた場合にはトータル9回の
検査をすることになるのに対し、本形態のように2段階
ずつ変化(UP)させた場合にはトータル7回の検査回
数で終えることができる。
【0036】図6は初期呈示視力0.5として0.1〜
1.6の各最終視力値が決定されるまでの検査回数を一
覧にした図である。最終視力値に対して誤答なしの場
合、1回目に誤答する場合、2回目に誤答する場合の3
つのケースに分け、それぞれ1段階ずつの変化の場合
と、本形態のプログラムに従った場合を対比させて示し
ている。この図から解るように、初期呈示の視力値に対
して最終視力値が2〜3段階以上離れている場合には本
形態の検査プログラムに従った方が、検査回数が少な
い。すなわち、初期呈示の視力値に対して最終視力値が
ある程度離れた被検者群の場合(例えば、運転免許場で
は低視力の被検者は矯正具を使用しての視力検査となる
ので、検査対象は相対的に高い視力値を持つ者が多くな
る)、検査回数を減らして求める最終視力値の範囲を素
早く狭めることができ、検査時間を短縮して検査を効率
良く行うことができる。また、被検者への負担も軽減で
きる。
【0037】なお、制御部20は初期呈示視標に対して
1段階ずつUP/DOWNの変化をさせる検査プログラ
ムも有しており、一般的な集団検診等で被検者群の視力
分布が不明なときや全体に分布しているときなど、被検
者群の視力分布に応じてスイッチ40により選択するこ
ともできる。また、被検者群に応じて検査プログラムで
初期呈示される視力値をスイッチ41で任意に変更して
も良い。
【0038】静止視力検査が終了すると動体視力検査の
プログラムが実行される。制御部20は音声ガイドにて
本検査を5回正答するまで行うことを被検者に伝える。
制御部20はプリズム12を移動させ、視標を遠方から
被検眼に向かって近づけていく。被検者は視標を判読で
きたら、その方向にジョイスティック5を倒して答え
る。または、応答ボタン4で判読できたことを応答した
後、ジョイスティック5で方向を入力する。制御部20
はジョイスティック5による応答方向と呈示視標との正
誤を判断し、正答ならばその応答入力により得られる動
体視力値を測定結果として記憶する。こうして正答が合
計5回得られたら音声ガイドにより終了が伝えられ、プ
リンタ8からは静止視力と動体視力の検査データが自動
的にプリントアウトされる。
【0039】以上説明した実施形態は種々の変容が可能
である。例えば、静止視力検査ではジョイスティック5
による応答時間に応じて、視標視力値の2段階ずつの変
化を途中で1段階ずつの変化に切替えても良い。通常、
呈示視標が確実に見えるときはジョイスティック5を操
作する応答時間は早く、視標呈示から1秒以内ほどで応
答するが、見え具合が不確かになると応答時間が遅くな
る。制御部20は視標呈示開始から応答入力があるまで
の時間を計測し、その時間が1秒間未満であれば2段階
ずつの視力値UPを続け、1〜4秒間であった場合には
1段階ずつの視力値UPの変化に切替える。こうするこ
とによっても求める視力値の範囲を素早く狭め、効率良
く検査を行うことができる。なお、この場合も応答が4
秒以上かかったときは誤答扱いとする。
【0040】また、初期呈示から変化させる視力値の段
階は、場合によっては2段階に限らず3段階で行うよう
にしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
集団検診等における全体の検査回数を減らして検査時間
を短縮できるので、効率良く視力検査が行え、また、被
検者への負担も軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態の視力検査装置の外観図である。
【図2】装置の光学系と制御系の要部を示す図である。
【図3】操作パネルのスイッチ構成を示す図である。
【図4】本形態での静止視力検査のプログラムを示した
フローチャートである。
【図5】最終視力値1.0が決定されるまでの過程を示
した図である。
【図6】初期呈示視力0.5として0.1〜1.6の各
最終視力値が決定されるまでの検査回数を一覧にした図
である。
【符号の説明】
5 ジョイスティック 6 スタートボタン 11 視標板 12 プリズム 21 回転装置 20 制御部 30 検査モード選択スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視力検査用の視標を視力値毎に個別に呈
    示する視標呈示手段と、呈示視標に対する被検者の応答
    を入力する入力手段と、該入力手段により入力された応
    答と呈示視標との正誤を判断して次に呈示する視標の視
    力値を順次定めて自動的に被検者の視力を判定する検査
    プログラムであって、次に呈示する視標の視力値を2段
    階以上のN段階ずつ変化させるステップを含む検査プロ
    グラムを持つ検査手段と、前記検査プログラムを実行す
    る実行手段と、を備えることを特徴とする視力検査装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の検査プログラムは、初期呈示
    視標に対する回答が「正」のときには視標の視力値をN
    段階上げて呈示し、以後「誤」の回答があるまで視標の
    視力値をN段階ずつ上げて呈示し、「誤」の回答があっ
    た以降は視標の視力値の変化を1段階以内にするステッ
    プを含むことを特徴とする視力検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の視力検査装置において、前記
    入力手段による被検者の応答時間を計測する時間計測手
    段を持ち、前記検査プログラムは「誤」の回答がある以
    前であっても前記応答時間に応じて視標の視力値の変化
    を1段階以内にするステップを含むことを特徴とする視
    力検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の検査プログラムは、初期呈示
    視標に対する回答が「誤」のときには視標の視力値をN
    段階下げて呈示し、以後「正」の回答があるまで視標の
    視力値をN段階ずつ下げて呈示し、「正」の回答があっ
    た以降は視標の視力値の変化を1段階にするステップを
    含むことを特徴とする視力検査装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の視力検査装置において、前記
    検査手段はさらに前記入力手段により入力された応答と
    呈示視標との正誤を判断して次に呈示する視標の視力値
    を順次定めて自動的に被検者の視力を判定する検査プロ
    グラムであって、次に呈示する視標の視力値の変化を多
    くとも1段階とする検査プログラムを持ち、該検査プロ
    グラムと前記N段階ずつ変化させるステップを含む検査
    プログラムとの何れの検査プログラムで検査を行うかを
    選択する選択手段を設けたことを特徴とする視力検査装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1の視力検査装置において、前記
    検査プログラムの実行により初期呈示される視標の視力
    値を可変にする可変手段を備えることを特徴とする視力
    検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の視力検査装置において、前記
    N段階を2段階としたことを特徴とする視力検査装置。
  8. 【請求項8】 請求項1の視力検査装置は、被検眼に向
    かって視標を移動し、被検者が判読できたときの視標位
    置に基づいて動体視力を検査する動体視力検査手段を備
    えることを特徴とする視力検査装置。
  9. 【請求項9】 視力検査用の視標を視力値毎に個別に呈
    示する視標呈示手段と、呈示視標に対する被検者の応答
    を入力する入力手段と、該入力手段により入力された応
    答と呈示視標との正誤を判断して次に呈示する視標の視
    力値を順次定めて自動的に被検者の視力を判定する検査
    プログラム持つ検査手段と、前記検査プログラムを実行
    する実行手段と、前記検査プログラムの実行により初期
    呈示される視標の視力値を可変にする可変手段と、を備
    えることを特徴とする視力検査装置。
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Cited By (4)

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