JP4761922B2 - マスカラ付与方法及びマスカラ付与具 - Google Patents

マスカラ付与方法及びマスカラ付与具 Download PDF

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Description

本発明は、マスカラ剤、マスカラ剤をまつ毛に付与するマスカラ付与具及びマスカラ付与方法に関する。
従来、まつ毛を形よく美麗に見せるためのマスカラ製品としては、液状ないしクリーム状のマスカラ剤をブラシ等でまつ毛に付与するものが主流である。マスカラ剤のまつ毛への付与は、例えば、まつ毛カーラーでまつ毛をカールアップした後、液状又はクリーム状のマスカラ剤をまつ毛にブラシで塗布することにより行なわれている。一方、まつ毛を加熱して癖付けを行う電熱式のまつ毛カーラーが、例えば、特開平10−192037号公報、特開2000−175724号公報、特開2000−175725号公報に開示されている。
特開平10−192037号公報 特開2000−175724号公報 特開2000−175725号公報
しかし、電熱式のまつ毛カーラーでは、まつ毛のカールアップ自体は比較的容易に行うことができるものの、その後に、従来の液状ないしクリーム状のマスカラ剤をまつ毛にブラシで塗布する必要があり、施術が煩雑である点は改善されていない。
このように、従来は、カールアップ作業の後、別途マスカラ剤の付与を行っており、しかも、液状ないしクリーム状のマスカラ剤をブラシ等でまつ毛に付与する塗布作業を何回も行う必要があるため、作業が煩雑である。
従って、本発明の目的は、まつ毛へのマスカラ剤の付与を、簡易な器具で簡便に行うことができるようにしたマスカラ剤、該マスカラ剤をまつ毛に付与するマスカラ付与具及びマスカラ付与方法を提供することにある。
本発明は、把持本体部とマスカラ加熱部とを有するマスカラ付与具の該マスカラ加熱部に載置されて熱により溶融又は軟化し、まつ毛に付着するマスカラ剤を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、把持本体部と、該把持本体部の先端部に設けられたまつ毛処理部とを有し、前記まつ毛処理部は、前記マスカラ剤を載置して加熱するマスカラ加熱部と、まつ毛を整形するまつ毛整形部とを備えているマスカラ付与具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、把持本体部と該把持本体部の先端部に設けられたまつ毛処理部とを有し、且つ前記まつ毛処理部はマスカラ剤を載置して加熱するマスカラ加熱部とまつ毛を整形するまつ毛整形部とを備えているマスカラ付与具における前記マスカラ加熱部に、前記マスカラ剤を載置して加熱し、熱により溶融又は軟化した該マスカラ剤を、前記マスカラ付与具の前記まつ毛整形部でまつ毛に付着させるマスカラ付与方法を提供するものである。
本発明のマスカラ剤、マスカラ付与具及びマスカラ付与方法によれば、まつ毛へのマスカラ剤の付与を、簡易な器具で簡便に行うことができる。
先ず、本発明のマスカラ付与具を、その好ましい一実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態のマスカラ付与具1は、図1(a)、図1(b)及び図2に示すように、把持本体部2と、該把持本体部2の先端部21に設けられたまつ毛処理部3とを有する。まつ毛処理部3は、マスカラ剤M〔図5(a)及び図5(b)参照〕を載置して加熱するマスカラ加熱部4と、まつ毛を整形するまつ毛整形部5とを備えている。
把持本体部2は、マスカラ付与具1の使用時に手で把持される部位であり、把持しやすい形状及び大きさを有している。把持本体部2の内部には、まつ毛処理部3のマスカラ加熱部4に電流を供給する電池(図示せず)が設けられている。把持本体部2の正面側外面には、該電池のスイッチSが設けられている。スイッチSは、それを把持本体部2の長手方向にスライドさせることにより、マスカラ加熱部4への電流の供給をオン/オフするようになっている。
把持本体部2の内部には制御回路を有するプリント基板(図示せず)が設けられている。該制御回路により、マスカラ加熱部4における加熱線42(後述)の加熱温度は、適度な温度を維持するように制御されるようになっている。ここでいう適度な温度とは、マスカラ剤が溶融又は軟化してまつ毛に付着でき、マスカラ加熱部4の合成樹脂製の部材等が溶融したり変形したりしないような温度である。
把持本体部2の先端部21は、正面視で平行に下側に偏心した先細り形状を有しており、該先端部21には、まつ毛処理部3が連設されている。まつ毛処理部3は、マスカラ剤を載置して加熱するマスカラ加熱部4と、まつ毛を整形するまつ毛整形部5とを備えている。
マスカラ加熱部4には、図2〜図4に示すように、加熱部基台41と、加熱線42と、加熱部基台41に加熱線42を固定するための加熱線固定部43とが設けられている。
加熱部基台41は、把持本体部2の先端部21と連設する部位で、マスカラ付与具1の長手方向に延びるように形成されている。
加熱線42は、通電すると発熱するニクロム線等の電熱線からなる。加熱線42は、電流が供給されると速やかに発熱すると共に、加熱線42の周辺の合成樹脂製の部材等が溶融したり変形したりする温度以上とはならないように、適当な抵抗値のものを用いることが好ましい。
加熱線42は、加熱部基台41の上面にU字状に配設されている。詳細には、加熱線42は、把持本体部2側からマスカラ付与具1の先端側に向けて延び、該先端側で180°屈曲し、マスカラ付与具1の先端側から把持本体部2側に向けて延びている。そして、加熱線42は、把持本体部2の内部において、前記電池と導通し、電流が供給されるようになっている。
加熱線固定部43は、加熱部基台41の上面から上方に突出する凸部であり、平面視で、加熱線42の正面側(図4下方側)、平行する加熱線42の間及び加熱線42の背面側にそれぞれ1個ずつ形成されている。そして、加熱線42は、向かい合う加熱線固定部43間において挟持されている。
マスカラ加熱部4の加熱部基台41には、加熱部基台41とは別体のマスカラ載置部材44が設けられるようになっている。マスカラ載置部材44は、平面視でU字形状のU字枠体45と、該U字枠体45の離間した平行部分を跨いで設けられた複数個の載置片46とを備えている。
U字枠体45の内形線と加熱部基台41の外形線とは、図4に示すように、平面視で略一致しており、U字枠体45と加熱部基台41とは、図2〜図5に示すように、加熱線42の上方に載置片46が配置した状態で、着脱自在に嵌合できるようになっている。
載置片46は、図2及び図3に示すように、側面視で全体が上方に湾曲した形状を有している板状部材であり、その厚さ方向がマスカラ加熱部4の長手方向に配置している。そして、複数個(本実施形態では8個)の載置片46は、図4に示すように、その厚さ方向に離間した状態で、U字枠体45の離間した平行部分を跨いで設けられている。
載置片46の集合体の上面により、マスカラ剤が載置される部位(マスカラ載置面)が形成されている。また、各載置片46は、まつ毛を梳く機能も有している。
載置片46の両端部には、図2に示すように、側面視で斜め上方に向けて尖鋭状の尖鋭部51が設けられている。各尖鋭部51も、まつ毛を梳く機能を有している。載置片46及び尖鋭部51により、まつ毛を整形するまつ毛整形部5が構成されている。つまり、載置片46は、マスカラ加熱部4の一部とまつ毛整形部5の一部とを兼ねている。
載置片46の寸法等の好ましい範囲は、以下の通りである。
載置片46の幅(前記マスカラ載置面の幅)P1(図4参照)は、好ましくは5〜10mmとする。載置片46の厚さP2(図4参照)は、好ましくは0.5〜1mmとする。載置片46の個数は、好ましくは5〜20個、より好ましくは7〜15個とする。
載置片46の間隔P3(図4参照)は、その上にマスカラ剤を載置したとき及びマスカラ剤をまつ毛に付与する操作の際にマスカラ剤が載置片46間に落下せず、且つ載置片46及び尖鋭部51でまつ毛を梳くことができる範囲で設定されており、好ましくは0.5〜2mmとする。前記マスカラ載置面の長さP4〔図1(b)参照〕は、好ましくは20〜40mmとする。
次に、本発明のマスカラ剤について詳述する。本発明のマスカラ剤は、熱により溶融又は軟化してまつ毛に付着することができるものであり、好ましい形態としては、シート状又はペースト状のものが挙げられる。
先ず、シート状マスカラ剤について説明する。シート状マスカラ剤は、マスカラ剤をシート状に成形したもので、大別して、ベースフィルムにマスカラ剤層等を積層してなるもの(ベースフィルム有シート状マスカラ剤)と、ベースフィルムを用いずマスカラ剤自体をシート状に成形したもの(ベースフィルム無シート状マスカラ剤)とがある。
前記実施形態のマスカラ付与具1には、ベースフィルム無シート状マスカラ剤が好ましく用いられる。溶融したマスカラ剤をまつ毛に付着させながら、載置片46及び尖鋭部51でまつ毛を梳くことができるためである。
ベースフィルム無シート状マスカラ剤を形成するマスカラ剤としては、造膜性、着色性、熱応答性のほか、耐水性、付着性、カール保持性及び安全性に優れたものが用いられる。
マスカラ剤を形成する材料としては、例えば、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリスチレン、ポリアミド、アクリル樹脂、石油樹脂、テルペン系樹脂等の樹脂材料;パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックス、石油ワックス、エステルワックス、カルナウバワックス、モンタンワックス、蜜ロウ等のワックス成分;無機顔料、有機顔料、染料等の着色剤が挙げられる。本発明のマスカラ剤は、好適な熱溶融性又は熱軟化性を示すために、融点が50〜80℃のワックス成分を含有することが好ましい。ここに、融点はJIS K−2235に準拠して測定されるものである。
本実施形態のマスカラ剤は、膜厚70μmであって、エチレン−酢酸ビニル共重合体、パラフィンワックス、カルナウバワックス及び黒酸化鉄からなる。
マスカラ剤のより好ましい組成は、マスカラ剤をまつ毛に付着させる上で、上記ワックス成分100重量部に対して、上記樹脂材料0.1重量部〜90重量部、上記着色剤1重量部〜20重量部である。
マスカラ剤は、まつ毛表面に付着した被覆膜として、好ましくは膜厚10〜200μm、更に好ましくは膜厚20〜100μmとなるように、まつ毛に熱融着される。
マスカラ剤は、形状記憶ポリマーを含有していてもよい。形状記憶ポリマーとしては、ポリウレタン系(三菱重工業株式会社製ダイアリイ)、ポリイソプレン系、スチレンブタジエン系、ポリエチレン系のもの等が挙げられる。
ベースフィルム無シート状マスカラ剤は、例えば、以下の方法により製造される。
シリコーン処理されたPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に、80℃以上で熱溶融させたマスカラ剤を塗工(例えば、厚さ50〜200μm)する。塗工したマスカラ剤を、冷却後、該PETフィルムから剥がして、この剥がしたマスカラ剤を適当な大きさと形状(例えば、幅5〜10mm、長さ20〜40mmの短冊状)に切断して、シート状のマスカラ剤とすることができる。
また、ベースフィルム有シート状マスカラ剤としては、例えば、図6に示すように、ベースフィルムb上にマスカラ剤層cを積層した2層積層体が挙げられる。このようなベースフィルム有シート状マスカラ剤M2は、ベースフィルムbに熱が加わると、マスカラ剤層cがベースフィルムb上で溶融又は軟化し、まつ毛に付着することができる。
ベースフィルムbは、ベースフィルム有シート状マスカラ剤の基材であり、熱に強くマスカラ剤層の特性を引き出す物性を有するものが用いられる。ベースフィルムbの素材としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリル、ポリエチレン等の合成高分子フィルム、コンデンサー紙等が挙げられる。ベースフィルムbの膜厚は、好ましくは10〜200μm、更に好ましくは20〜100μmとする。
また、耐熱性を上げるために、ベースフィルムにおけるマスカラ剤を塗布した面と反対の面に耐熱性のバックコート層を設けても良い。バックコート層としては、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等が用いられ、具体的にはシリコーン変性ブチラール樹脂が例示される。
マスカラ剤層cは、前記ベースフィルム無マスカラ剤を形成するマスカラ剤と同じものから形成される。
熱溶融前のマスカラ剤層cの膜厚は、好ましくは20〜300μm、更に好ましくは50〜200μmとする。
かかるベースフィルム有シート状マスカラ剤は、熱溶融させたマスカラ剤組成物を前記ベースフィルムb上に塗工して製造することができる。その形態は、適当な大きさと形状(例えば、幅5〜10mm、長さ20〜40mmの短冊状)に切断した1枚シートの形態であってもよく、また、例えば幅5〜10mmの長尺状シートの形態であってもよい。
また、本発明のマスカラ剤としては、ペースト状マスカラ剤が挙げられる。
ペースト状マスカラ剤を形成する材料としては、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、エステルワックス、カルナウバワックス、モンタンワックス等のワックス成分;前記と同じ樹脂材料;無機顔料、有機顔料、染料等の着色剤;及び溶媒としてのワセリン、ラノリン等が挙げられる。上記ワックス成分としては、融点が50℃〜80℃のものが好ましい。
ペースト状マスカラ剤の好ましい組成は、熱により軟化してまつ毛に好適に付着する上で、上記ワックス成分100重量部に対して、上記樹脂材料1重量部〜20重量部、上記着色剤1重量部〜20重量部である。ワセリン、ラノリン等の溶媒に分散させる上記成分の含有量は、全組成中に1〜50質量%であることが好ましい。マスカラ剤の粘度は、マスカラ加熱部に載置し易く且つ載置後にマスカラ加熱部から流れ落ちない粘度が好ましく、好適には5〜30Pa・sとする。
ペースト状マスカラ剤は、例えば、以下の方法により製造される。
ワセリン、ラノリン等の溶媒にワックス成分、樹脂材料、着色剤等の原料を加熱下に溶融、分散させ、冷却してペースト状のマスカラ剤とすることができる。
次に、本発明のマスカラ付与方法の好ましい一実施態様について説明する。
本実施態様のマスカラ付与方法は、前記実施形態のマスカラ付与具1及び前記ベースフィルム無シート状マスカラ剤Mを用いたマスカラ付与方法であって、図5(a)及び図5(b)に示すように、シート状のマスカラ剤である前記マスカラ剤Mを、該マスカラ付与具1のマスカラ加熱部4に載置して加熱し、熱により溶融又は軟化した該マスカラ剤Mをマスカラ付与具1のまつ毛整形部5でまつ毛に付着させる方法である。
ベースフィルム無シート状マスカラ剤Mは、マスカラ剤を付着させる範囲等に応じて適当な大きさのものを用いることができる。ベースフィルム無シート状マスカラ剤Mは、マスカラ加熱部4に載置させる際の安定性を考慮すると、マスカラ加熱部4における前記マスカラ載置面(載置片46の集合体の上面)の大きさ(長さ及び幅)よりも小さいものを用いることが好ましい。
先ず、図5(a)及び図5(b)に示すように、マスカラ加熱部4におけるマスカラ載置面(マスカラ載置部材44の載置片46の集合体の上面)に、ベースフィルム無シート状マスカラ剤Mを載置する。そして、把持本体部2のスイッチSを操作し、加熱線42を加熱する。尚、予め加熱線42を加熱しておいてから、ベースフィルム無シート状マスカラ剤Mを載置してもよい。
マスカラ剤Mが適度に溶融又は軟化したら、マスカラ加熱部4及びまつ毛整形部5をまつ毛に近づける。マスカラ剤Mの好ましい溶融又は軟化の程度は、マスカラ剤の物性、加熱線42の温度、まつ毛の本数等によって異なる。
次に、まつ毛整形部5の尖鋭部51をまつ毛に近づけ、尖鋭部51を用いてまつ毛を梳く。そして、マスカラ加熱部4をまつ毛に近づけ、載置片46上のマスカラ剤Mをまつ毛に当接させてまつ毛に付着させる。そのまま、マスカラ加熱部4を上方又は斜め上方に向けて移動し、載置片46を用いて、溶融したマスカラ剤が付着したまつ毛を梳く。この操作の間に、加熱線42の熱でまつ毛をカールアップすることもできる。
このように、本実施形態のマスカラ剤M及びマスカラ付与具1を用いた本実施態様のマスカラ付与方法によれば、まつ毛のカールアップ及びまつ毛へのマスカラの付与を、簡易な器具で同時に且つ簡便に行うことができる。そして、まつ毛に付与されたマスカラ剤が滲み難く、ダマになり難く、カールアップ効果が長続きする。
マスカラ剤Mをまつ毛に付着させる前に、まつ毛整形部5の尖鋭部51を用いてまつ毛を梳かすことができる。また、マスカラ剤Mをまつ毛に付着させた後に、マスカラ加熱部4の載置片46を用いて、溶融したマスカラ剤の付着したまつ毛を梳かすことができる。従って、マスカラ剤Mの付着したまつ毛が梳かれ、まつ毛1本1本を離間させることができると共に、溶融状態のマスカラ剤が延びてマスカラ付与後のまつ毛の形状が綺麗になる。更に、まつ毛へのマスカラ剤の付与とほぼ同時にまつ毛のカールアップを行うこともできる。
マスカラ剤として、形状記憶ポリマーを含有しているものを用いると、まつ毛のカールアップ形状が特に維持され易い。
マスカラ剤としてベースフィルム有シート状マスカラ剤を用いる場合には、基本的には、前述したベースフィルム無シート状マスカラ剤を用いる場合と同様の方法により、まつ毛にマスカラ剤を付着させることができる。なお、マスカラ付着作業後に、マスカラ加熱部にベースフィルムが残る場合、これを取り除く必要がある。
また、ベースフィルム有シート状マスカラ剤を、そのマスカラ剤側の面が前記マスカラ加熱部に対向するようにマスカラ加熱部に載置し、マスカラ剤が溶融した上でベースフィルムを除去し、マスカラ加熱部に残ったマスカラ剤をまつ毛に付着させることも可能である。
マスカラ剤としてペースト状マスカラ剤を用いる場合にも、基本的には、前述したベースフィルム無シート状マスカラ剤を用いる場合と同様の方法により、まつ毛にマスカラ剤を付着させることができる。マスカラ加熱部へのマスカラ剤の供給は、例えば、ペースト状マスカラ剤が封入された容器からペースト状マスカラ剤を絞り出すことにより行えばよい。
次に、ベースフィルム有シート状マスカラ剤の付与具として好ましく用いられる別の実施形態のマスカラ付与具1について、図面を参照しながら説明する。尚、図10においては、まつ毛整形部5及びマスカラ供給部6のカートリッジ61の図示を仮想的に省略している。また、図11においては、把持本体部2の先端部21及びマスカラ供給部6のカートリッジ61の一部の図示を仮想的に省略している。
本実施形態のマスカラ付与具1は、図7及び図8に示すように、把持本体部2とまつ毛処理部3とマスカラ供給部6とからなる。また、まつ毛処理部3は、マスカラ加熱部4とまつ毛整形部5とからなる。
把持本体部2は、マスカラ付与具1の使用時に手で把持される部位であり、把持しやすい形状及び大きさを有している。把持本体部2の内部には、まつ毛処理部3におけるマスカラ加熱部4に電流を供給する電池(図示せず)が設けられている。把持本体部2の先端側の上面には、該電池のスイッチSが設けられている。スイッチSは、それを把持本体部2の長手方向にスライドさせることにより、マスカラ加熱部4への電流の供給をオン/オフするようになっている。
把持本体部2の内部には制御回路を有するプリント基板(図示せず)が設けられている。該制御回路により、マスカラ加熱部4の加熱温度は、適度な温度を維持するように制御されるようになっている。
把持本体部2の先端部21は、片側(図7における右上側)のみが先端側に延出している。この延出した先端部21に隣接して、まつ毛処理部3が設けられる。まつ毛処理部3におけるマスカラ加熱部4は、マスカラ剤M2を載置して加熱するものである。マスカラ加熱部4は、板状で、把持本体部2の先端上面から延出するように設けられている。マスカラ加熱部4は、前記電池から電流が供給され、マスカラ剤を溶融又は軟化するのに適した温度に加熱されるようになっている。
まつ毛処理部3におけるまつ毛整形部5は、まつ毛を梳いて整形するものである。まつ毛整形部5は、図9に示すように、平面視でハシゴ形状を有しており、支持梁51、櫛歯52及び固定部53からなる。
支持梁51は、櫛歯52の長さと略同じ間隔をあけて平行に一対設けられている。櫛歯52は、支持梁51の長手方向と直交方向に延びており、一対の支持梁51間に掛け渡されている。まつ毛整形部5には、例えば、10〜20本の櫛歯52が支持梁51の長手方向に所定間隔をあけて設けられている。固定部53は、一方の支持梁51から下方に延出しており、支持梁51の長手方向に亘っている。まつ毛整形部5は、固定部53に設けられた固定孔を利用して、マスカラ供給部6に固定されている。
マスカラ供給部6は、図7、図8、図10及び図11に示すように、カートリッジ61、フィルム供給リール62、フィルム回収リール63、リール連動ベルト64等から構成されている。
カートリッジ61は、フィルム供給リール62、フィルム回収リール63、リール連動ベルト64等を内蔵しており、把持本体部2の先端部21に着脱自在になっている。
フィルム供給リール62には、未使用の長尺状のベースフィルム有シート状マスカラ剤M2が巻回されている。フィルム回収リール63は、フィルム供給リール62よりもカートリッジ61の先端側に配設されており、使用後のマスカラ剤M2が回収されて巻回されるようになっている。リール連動ベルト64は、フィルム供給リール62の軸の外周とフィルム回収リール63の軸の外周とに掛け渡されており、そのため、フィルム供給リール62が回転すると、フィルム回収リール63が連動して同方向に回転するようになっている。
フィルム供給リール62に巻回されているマスカラ剤M2は、図10〜図12に示すように、フィルム供給リール62の上方から排出され、フィルム回収リール63の上方を経由し、まつ毛整形部5の下方とマスカラ加熱部4の上方との間を通過し、カートリッジ61の先端近傍において方向を転回し、フィルム回収リール63の下方からフィルム回収リール63に巻回されている。このようなマスカラ剤M2の経路を構成するために、カートリッジ61の所定位置には、複数のフィルム転回ピン65が配設されている。
まつ毛整形部5は、その固定部53を介してマスカラ供給部6のカートリッジ61におけるフィルム回収リール63よりもカートリッジ61の先端側の上方に固定されている。
把持本体部2の先端部21の正面側には、図11に示すように、フィルム送りダイヤル66が設けられている。フィルム送りダイヤル66は、フィルム供給リール62の軸に連結されており、そのため、フィルム送りダイヤル66を回転させると、フィルム供給リール62が連動して同方向に回転するようになっている。また、フィルム回収リール63がリール連動ベルト64を介してフィルム供給リール62の回転と連動して回転するようになっているため、フィルム送りダイヤル66を回転させると、フィルム回収リール63も連動して同方向に回転する。
把持本体部2の先端部21にマスカラ供給部6を装着すると、把持本体部2の先端部21に固定されたマスカラ加熱部4が、マスカラ供給部6におけるマスカラ剤M2の下方に配置される。ベースフィルム有シート状マスカラ剤M2のベースフィルムbは、マスカラ加熱部4の上面に当接する。つまり、マスカラ剤M2は、まつ毛整形部5の下方とマスカラ加熱部4の上方との間を、ベースフィルムbがマスカラ加熱部4の上面に接触しながら通過するようになっている。
キャップ7は、図7に示すように、マスカラ供給部6が装着された状態の把持本体部2の先端部21を被覆できるようになっている。
次に、図8に示すように把持本体部2の先端部21にマスカラ供給部6が装着されたマスカラ付与具1を用いた、本発明のマスカラ付与方法について説明する。本実施態様のマスカラ付与方法は、マスカラ剤として、長尺状のベースフィルム有シート状マスカラ剤M2を用いたマスカラ付与方法である。
図8に示す実施形態において、マスカラ加熱部4の上方に配されているマスカラ剤M2が使用済の状態の場合には、フィルム送りダイヤル66を回転させて、マスカラ加熱部4の上方に、未使用のマスカラ剤M2を配置させる。
マスカラ加熱部4の上方に未使用のマスカラ剤M2が配されている状態において、把持本体部2のスイッチSを操作し、マスカラ加熱部4を加熱して、その上のマスカラ剤M2を加熱する。尚、予めマスカラ加熱部4を加熱しておいてもよい。マスカラ剤M2が適度に溶融又は軟化したら、図13(a)及び図13(b)に示すように、まつ毛整形部5における櫛歯52間に1本又は数本のまつ毛Cを通過させる。
このように、まつ毛整形部5によれば、マスカラ剤M2をまつ毛Cに付着させる前に、櫛歯52を用いてまつ毛Cを梳かして、交差したまつ毛Cをほぐしたり、まつ毛Cの向きを揃えることができる。また、まつ毛整形部5によれば、まつ毛Cや施術者の目の周辺等が意図せずマスカラ加熱部4やマスカラ剤M2に接触することを防止することができる。
更に、マスカラ加熱部4をまつ毛Cに近づけ、マスカラ加熱部4に載置されたマスカラ剤M2のマスカラ剤層cをまつ毛Cに当接させる。その結果、熱により溶融又は軟化したマスカラ剤M2のマスカラ剤層cがまつ毛Cに付着し移行する。尚、マスカラ剤M2の好ましい溶融又は軟化の程度は、マスカラ剤の物性、マスカラ加熱部4の温度、まつ毛Cの本数等によって異なる。
このように、図8に示す実施形態のマスカラ付与具1によれば、図1(a)及び図1(b)に示す実施形態のマスカラ付与具1と同様に、まつ毛のカールアップ及びまつ毛へのマスカラの付与を、簡易な器具で同時に且つ簡便に行うことができる。そして、まつ毛に付与されたマスカラ剤が滲み難く、ダマになり難く、カールアップ効果が長続きする。
また、図8に示す実施形態のマスカラ付与具1によれば、長尺状のマスカラ剤M2をマスカラ加熱部4の上に連続的に供給しているため、マスカラ剤M2の位置をずらせば、未使用のマスカラ剤層cを露出させることができ、便利である。
本発明のマスカラ剤及びマスカラ付与具は、前記実施形態及びその使用態様に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
マスカラ加熱部は、マスカラ剤を載置して加熱できるものであれば、マスカラ剤を載置する部位の構造及びマスカラ剤を加熱する部位の構造は、種々の構造を採用することができる。また、マスカラ加熱部を加熱するためのエネルギー源は電池の形態に限られることはない。まつ毛整形部は、まつ毛を整形することができれば、まつ毛を梳かす構造に制限されず、例えばまつ毛を挟持押圧して整形する構造を採用することができる。
また、長尺状のベースフィルム有シート状マスカラ剤を用いるためのマスカラ付与具において、カートリッジ内でベースフィルム有シート状マスカラ剤を搬送する部材及び機構は、前述のリール連動ベルトとフィルム送りダイヤルとに限られることなく、例えば、フィルム回収リールを巻き上げることで長尺状のベースフィルム有シート状マスカラ剤が追随して移動する形態とすることができる。
更に、本発明のマスカラ付与方法は、前記実施態様に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。例えば、まつ毛を梳くことなくマスカラ剤をまつ毛に付着させてもよい。
図1(a)は、本発明のマスカラ付与具の一実施形態を示す正面図である。 図1(b)は、本発明のマスカラ付与具の一実施形態を示す平面図である。 図2は、図1(b)に示すII−II断面図である。 図3は、図1(a)及び図1(b)に示す実施形態におけるまつ毛処理部について、マスカラ載置部材を分離した状態を示す斜視図である。 図4は、図1(a)及び図1(b)に示す実施形態におけるまつ毛処理部について、マスカラ載置部材を分離した状態を示す平面図である。 図5(a)は、図1(a)及び図1(b)に示す実施形態におけるマスカラ加熱部にシート状マスカラ剤を載置する前の状態を示す斜視図である。 図5(b)は、図1(a)及び図1(b)に示す実施形態におけるマスカラ加熱部にシート状マスカラ剤を載置した状態を示す斜視図である。 図6は、本発明のマスカラ剤としてのベースフィルム有シート状マスカラの積層構造を示す模式的断面図である。 図7は、本発明のマスカラ付与具の別の実施形態を示す斜視図で、把持本体部とマスカラ供給部とが分離した状態を示す図である。 図8は、本発明のマスカラ付与具の別の実施形態を示す斜視図で、図7に示す把持本体部にマスカラ供給部が装着された状態を示す図である。 図9は、まつ毛整形部を示す斜視図である。 図10は、図8に示す実施形態のマスカラ付与具について、まつ毛整形部及びマスカラ供給部のカートリッジを仮想的に省略して示す背面斜視図である。 図11は、図8に示す実施形態のマスカラ付与具について、把持本体部の先端部及びマスカラ供給部のカートリッジの一部を仮想的に省略して示す正面斜視図である。 図12は、図8に示す実施形態のマスカラ付与具におけるマスカラ剤の経路を示す模式図である。 図13(a)は、マスカラ加熱部に載置されたマスカラ剤にまつ毛を付着させた状態を模式的に示す側面図である。 図13(b)は、マスカラ加熱部に載置されたマスカラ剤にまつ毛を付着させた状態を模式的に示す正面図である。
符号の説明
1 マスカラ付与具
2 把持本体部
3 まつ毛処理部
4 マスカラ加熱部
5 まつ毛整形部
6 マスカラ供給部
M,M2 シート状マスカラ剤
S スイッチ

Claims (6)

  1. マスカラ加熱部とまつ毛整形部とを備えるまつ毛処理部を有するマスカラ付与具を用いたマスカラ付与方法であって、
    前記マスカラ加熱部は、加熱線と、該加熱線の上方に配置されるマスカラ載置部材とを含んで構成されており、該マスカラ載置部材は、厚さ方向が前記マスカラ加熱部の長手方向に配置されると共に、厚さ方向に離間した状態で設けられていてまつ毛を梳く機能も有する、前記まつ毛整形部を兼ねる複数個の載置片からなり、
    前記載置片の集合体の上面によるマスカラ載置面にベースフィルム無シート状マスカラ剤又はペースト状マスカラ剤を載置して、これらを加熱して溶融又は軟化させると共に、前記まつ毛処理部にまつ毛に近づけて、溶融又は軟化させたマスカラ剤をまつ毛に付着させた後に、前記載置片によってまつ毛を梳くマスカラ付与方法
  2. 前記載置片の厚さ方向に離間した間隔は、0.5〜2mmである請求項1記載のマスカラ付与方法
  3. 前記載置片の両端部に、まつ毛を梳く機能を備える尖鋭部が斜め上方に突出して設けられており、該尖鋭部によって、溶融又は軟化させたマスカラ剤をまつ毛に付着させる前にまつ毛を梳く請求項1又は2記載のマスカラ付与方法
  4. マスカラ加熱部とまつ毛整形部とを備えるまつ毛処理部を有するマスカラ付与具を用いたマスカラ付与方法であって、
    前記マスカラ加熱部は、ベースフィルム有シート状マスカラ剤を載置して加熱することでマスカラ剤を溶融又は軟化させるようになっており、
    前記まつ毛整形部は、一対の支持梁と、該一対の支持梁に掛け渡されて支持梁の長手方向に間隔をあけて設けらた複数の櫛歯とからなるハシゴ形状を有しており、
    前記まつ毛整形部の櫛歯と前記マスカラ加熱部との間に未使用の前記ベースフィルム有シート状マスカラ剤が配されている状態で、前記マスカラ加熱部の上の前記ベースフィルム有シート状マスカラ剤を加熱してマスカラ剤を溶融又は軟化させると共に、前記まつ毛処理部にまつ毛に近づけて、前記まつ毛整形部の櫛歯によってまつ毛を梳かした後に、溶融又は軟化させたマスカラ剤をまつ毛に付着させるマスカラ付与方法
  5. 長尺状の前記ベースフィルム有シート状マスカラ剤が、マスカラ供給部によって前記マスカラ加熱部の上に連続的に供給されるようになっており、前記ベースフィルム有シート状マスカラ剤の位置をずらせて、未使用のマスカラ剤層を前記マスカラ加熱部の上に配することができるようになっている請求項4記載のマスカラ付与方法
  6. 請求項5に記載のマスカラ付与方法に用いるマスカラ付与具であって、
    把持本体部と、まつ毛処理部と、マスカラ供給部とからなり、
    前記まつ毛処理部は、マスカラ加熱部とまつ毛整形部とを備えており、
    前記マスカラ加熱部は、ベースフィルム有シート状マスカラ剤に載置して加熱することでマスカラ剤を溶融又は軟化させるようになっており、
    前記まつ毛整形部は、一対の支持梁と、該一対の支持梁に掛け渡されて支持梁の長手方向に間隔をあけて設けらた複数の櫛歯とからなるハシゴ形状を有していると共に、前記櫛歯が前記マスカラ加熱部の上方に配置されるようになっており、
    前記マスカラ供給部は、長尺状の前記ベースフィルム有シート状マスカラ剤を、前記マスカラ加熱部の上に連続的に供給するようになっているマスカラ付与具
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