JPS61171412A - ろうおよびケラチン誘導体をベ−スとするまつ毛メ−キヤツプ用組成物 - Google Patents

ろうおよびケラチン誘導体をベ−スとするまつ毛メ−キヤツプ用組成物

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JPS61171412A
JPS61171412A JP60258823A JP25882385A JPS61171412A JP S61171412 A JPS61171412 A JP S61171412A JP 60258823 A JP60258823 A JP 60258823A JP 25882385 A JP25882385 A JP 25882385A JP S61171412 A JPS61171412 A JP S61171412A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はまつ毛メーキャップ用組成物に関し、これはこ
の種組成物に慣用されるろうと共に特定のケラチン誘導
体を含むことによりその性質が改良されているものであ
る。
一般にまつ毛のメーキャップを目的とする、マスカラと
いう名でも知られている化粧用組成物は上記の如くろう
をベースとしている。しかし、ろうのみを使用する場合
には得られるマスカラ組成物はまつ毛上に不均質なフィ
ルムを形成する結果となり、これは乾燥直後に脆いフレ
ークが生成する形で現れることが認められてきた。
まつ毛上のフィルムの均質性を確保し均一なメーキャッ
プを得る機能を目的とする増粘剤例えばヒドロキシエチ
ルセルロースをろうと併用することにより上記の欠点を
克服することが試みられてきた。しかしこの種の製品に
よって得られるメーキャップはまつ毛を長くする力が弱
いこと、また経時的安定性がそれ以前の組成物と比較し
て改良されてはいるが二、三時間後てはフレークが現れ
る程度であることが特徴である。
「粘着剤」例えばロジンまたはその誘導体もろうおよび
増粘剤と併用された。ろうと陰イオン性および陽イオン
性ポリマーとの組合せをベースとするマスカラも知られ
ている。これらのメーキャップ用品によるとまつ毛が完
全に被覆され、まつ毛を長くする性質が著しく増加する
結果が得られる。その上、まつ毛上のフィルムの可塑化
にある程度役立ち、従って経時的安定性を改善するのに
役立つ。残念なことにこれらのメーキャップ用品はまつ
毛が完全に被覆されるように塗るにはある時間が必要で
ある。
従って現在の技術水準においては、マスカラを構成する
ろうの補助剤としてメーキャップを迅速、均一にし、ま
たこのメーキャ“ツブに良好な経時的安定性を与えると
共にまづ毛を顕著に長くする効果を与えるような特性を
もつものは得られないように見える。
本発明者は、特定のケラチン誘導体がろうをベースとす
るマスカラにこれを添加する場合、これらのマスカラの
化粧品としての品質を驚く程改善することを見出した。
まつ毛のメーキャップ用組成物に添加する場合にこれら
ケラチン誘導体が粘着剤兼増粘剤として作用してまつ毛
玉に、直ちに耐着しかつ可とう性フィルムを形成する効
果を持って被覆がつくられるようになることは全く予期
し得なかった。このようにしてつくられたメーキャップ
用品は、非常に迅速に施用できること、まつ毛を実質的
に長くすること、および性能が良好なことを特徴とする
。このケラチン誘導体は、公知の方法により、各種ケラ
チン内のシスチン中のジスルフィド結合の酸化により得
られ、高分子量で硫黄含有量の高い水溶性化合物である
。日本特許昭57−142,211号および昭57−1
44,209号から、これらのケラチン誘導体は興味あ
る性質、特に皮膚に対する冷い感触および水分保持性を
皮膚用保護クリームまたはローションに、またスティッ
ク状化粧品にそれぞれ与えることは知られているが、前
述のようなメーキャップ性能を与えることは全く記載さ
れていない。
従って本発明の主題はろうと、一般式(I)〔本式にお
いてKはケラチン残基を表わし、M+はH+、アルカリ
金属かマグネシウムかから導かれる陽イオン、またはN
”(R)4 (式中基Rは同一であっても異っていても
よくて水素原子、または4個以下の炭素原子を有するア
ルキル基またはヒドロキシアルキル基を表わす)を表わ
し、記号Aはケラチン誘導体の3ないし15重量%を表
わすものとする〕 に相当する少くとも一種のケラチン誘導体有効量とを併
せて含有することを特徴とする、化粧的に許容し得る基
剤の存在下で少くとも一種のろうを有効量含有するまつ
毛メーキャップ用組成物である。
式(1)で表わされるケラチン誘導体の製造原料となる
ケラチンは毛髪、羊毛、蹄、角、皮膚、毛皮、絹および
羽から成る群から選ばれる物質に由来することができる
式(1)で表わされる変性ケラチンはケラチン内のシス
チン幕内のジスルフィド結合の全部または一部をシステ
ィン酸を生ずるように酸化し、この酸化に続いて一8o
3H基を塩に転化しまたは転化しないで、製造される。
酸化は酸性媒質中で酸化剤例えば過酸化水素または過酸
によって行なうのが有利である。
本発明の組成物中のケラチン誘導体の含有率は組成物の
全重量に対して一般に0.1ないし40%であり、分子
量は有利には約10,000ないし約100,000で
ある。
一般に、ろうは融点が60ないし110℃、米国規格A
STM D 5またはフランス規格NFT O04によ
って測定した針入度が25℃において3ないし40であ
るものが選ばれる。ASTM D 5およびNFT 0
04による針入度測定の原理は、標準針(重量2.5g
で、重量47.5 gの針保持器内に置く。すなわち全
重量50g)をろう上に5秒装置いた場合の針の入る深
さを0.1朋単位で表わすものである。
本発明に従って使用されるろうは動物ろう、植物ろう、
鉱物ろう、合成ろうおよび天然ろうの種種の留分であっ
て、それぞれ前述した二つの特性を有するものから選ば
れる。
動物ろうの例としてはみつろう、ラノリンろう′  お
よび虫白ろうを挙げることができる。
植物ろうの例としてはカルナウバ、カンデリラおよびオ
ウリキユリーろ5、コルク繊維ろう、さとうきびろうお
よびもくろうが挙げられる。
鉱物ろうの例としては、特に、パラフィン、マイクロク
リスタリンワックス、モンタンワックスおよびオゾケラ
イトが挙げられる。
合成ワックスの場合は、特に、ポリエチレンワックス、
フィッシャー・トロゾシュ合成法によって製造されたワ
ックス、およびワックス状コポリマー、ならびにそれら
のエステルが挙げられる。
これらのろうは当業界においてよく知られているもので
ある。本発明によれば、これらのろうのマスカラ組成物
中の含有割合は組成物の全重量に対して2ないし40重
ft%である。
本発明に従って使用し得るろうは50℃以下の温度で固
体で硬いものが好ましい。
本発明によるマスカラ組成物の今一つの特徴によれば、
ケラチン誘導体の使用量のろう使用量に対する比率は0
.01ないし1である。
本発明によるマスカラ組成物はケラチン誘導体とろうと
の他に顔料を含有してもよい。前記ケラチン誘導体の存
在によって、これらの顔料の組成物中での分散が良くな
り、またまつ毛への耐着が改善される。
本発明に従って使用し得る顔料は無機顔料、有機顔料、
および真珠光沢顔料から選ばれる。
無機顔料の例としては表面処理されまたはされていない
、カラーインデキス中に参照番号(I77.891で記
されている二酸化チタン(ルチルおよびアナターゼ)黒
色、黄色、赤色および褐色酸化鉄((I 77,499
.77,492.77.491 )、マンガンバイオレ
ット((I 77.742)、ウルトラマリンデル−(
(I 77.007)、酸化クロム((I 77,28
8 )、水和クロム((I77.289 )およびフェ
リツクデル−((I 77,510 )が挙げられる。
有機顔料は、特に、以下の顔料から選ばれる=D&C赤
色19号((I 45.170L同赤色9号((I 1
5,585)、同赤色21号((I45.380)、同
橙色4号((I 15,510)、同橙色5号((I4
5.370 )、同赤色27号((I 45,410)
、同赤色13号((I 15,630)、同赤色7号(
C115,850)、同赤色6号((I 15,850
)、同黄色5号((I 19,140)、同赤色36号
((I12、O’85 )、同橙色10号((I 45
.425)、同黄色6号((I 15,985)、同赤
色30号(Cエフ 3.360 )、同赤色3号((I
 45,430 )、およびコチ二一ルカルミンをベー
ストスルレーキ((I 75.570 )。
真珠光沢顔料は白色真珠光沢顔料例えば二酸化チタンか
オキシ塩化ビスマスかで被覆された雲母、着色真珠光沢
顔料例えば酸化鉄着色チタン雲母、フェリツクデルー、
酸化クロム等で着色されたチタン雲母、前述の種類の有
機顔料で着色されたチタン雲母、ならびにオキシ塩化ビ
スマスをペースとするもの。
顔料を使用する場合、顔料の含有割合は目的とする色お
よび色の濃さに応じ、組成物の全重量に対して3ないし
20重量%である。
本発明による組成物は特に水中油型または油中水型の乳
濁液の形で、または溶媒中の懸濁液の形で、または乾燥
固体またはペーストの形で提供することができる。これ
らの種々の組成物の調造方法は当業者にとり公知である
乳濁液として使用される場合、本組成物は当業界で公知
の界面活性剤を含むことができる。
特に好ましい実施態様はアニオン界面活性剤または非イ
オン界面活性剤を組成物の全重量に対して好ましくは2
ないし30重量係使用して陰イオン性または非イオン性
乳濁液を製造することである。
単独でまたは混合して使用することのできるアニオン界
面活性剤としては、特に、次の化合物のアルカリ金属塩
、アンモニウム塩、アミン塩またはアミノアルコール塩
が挙げられるニ ー、アルキルサルフェート、アルキルエーテルサルフェ
ート、アルキルアミドサルフェートおよびエーテルサル
フェート、アルキルアリールホリエーテルサルフェート
、およびモノグリセリドサルフェート、 − アルキルスルホネート、アルキルアミドスルホネー
ト、アルキルアリールスルホネート、α−オレフィンス
ルホネート、およびパラフィンスルホネート、 一フルキルスルホスクシナート、アルキルエーテルスル
ホスクシナート、およびアルキルアミドスルホスクシナ
ート、 −アルキルスルホスクシナマート、 −アルキルスルホアセテート、アルキルポリグリセロー
ルカルボキシレート、 −アルキルホスフェ−)/フルキルエーテルホスフェー
ト、 −フルキルサルコシナート、アルキルホリヘプチダート
、アルキルアミドポリペブチダート、アルキルイセチオ
ナート、およびアルキルタウラード。
これらすべての化合物のアルキル基とは一般に12ない
し18個の炭素原子を有する鎖を示す。
その他のアニオン界面活性剤には脂肪酸例えばオレイン
酸、リシノール酸、パルミチン酸およびステアリン酸、
コプラ油酸または水素添加コプラ油酸の塩、そして特に
アミン塩例えばステアリン酸アミンがある。
さらに次のものも挙げられるニ ー アシル基が8ないし20個の炭素原子を有するアシ
ルラクチラート、 一式 %式% (式中において置換基Atkは12ないし18個の炭素
原子を有する直鎖に相当し、nは5ないし15の整数で
ある) に相当するポリグリコールエーテルカルざン酸またはそ
の塩。            −単独または混合して
使用し得る非イオン界面活a M(2) (I″″″1
′・パ““′″化・′”′°1ポキシル化またはポリグ
リセロール化されたアルコール、アルキルフェノール、
および8−18個の炭素原子を有する脂肪鎖を有する脂
肪酸が挙げられる。さらに、エチレンオキシドとゾロぎ
レンオキシドとのコポリマー、エチレンオキシドとプロ
ピレンオキシドとの脂肪アルコールとの縮合慨ポリエト
キシル化脂肪アミド、ポリエトキシル化脂肪アミン、エ
タノールアミド、グリコール脂肪酸エステル、オキシエ
チレン化されまたはされていないソルビタン脂肪酸゛エ
ステル、スクロース脂肪酸エステル、ポリエチレングリ
コール脂肪酸−r−ステル、リン酸トリエステル、おヨ
ヒクルコース誘導体の脂肪酸エステルも挙げることがで
きる。
この部類に属するその他の化合物として次のものがある
:モノアルコールかα−ジオールかアルキルフェノール
かアミドかジグリコールアミドかとグリシドールまたは
グリシドール前駆体との縮合生成物、例えば式 %式%( (本式において、R4は好ましくは7ないし21個の炭
素原子を有する脂肪族、脂環式またはアリール脂肪族の
基またはそれらの混合物でその脂肪族鎖はエーテル、チ
オエーテルまたはヒドロキシメチレン基を含有し得るも
のを表わし、pは1から10までの数である) で表わされるもの、例えばフランス特許第2,091,
516号明細書に記載されているもの。
式 %式% (本式においてR6はアルキル基、アルケニル基または
アルキルアリール基を表わし、qは1から10までの統
計的数値である) に相当する化合物、例えばフランス特許第1,477,
048号明細書に記載されているもの。
式 %式% (本式において、R6は直鎖のまたは枝分れした、飽和
または不飽和の、1個以上のヒドロキシル基を含むかま
たは含まない、8ないし30個の炭素原子を有する、天
然または合成起源の脂肪族の基またはその混合物を表わ
し、rは1から5tでの整数または小数で平均縮合度を
表わす)に相当する化合物、例えばフランス特許第2,
328,763号明細書に記載されているもの。
非イオン性乳濁液は主として油および(または)脂肪ア
ルコール、またはポリエトキシル化またはポリグリセロ
ール化されたアルコール例えばポリエトキシル化された
ステアリルまたはセチルステアリルアルコールから成る
陰イオン性乳濁液は好ましくはステアリン酸アミンから
成る。
本発明による組成物は上記の成分のほかに、慣用的に、
特に、メーキャップ用組成物に使用さ蜆化粧品分野に通
常使用される軟化剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、香料
、増粘剤、油、シリコーン、粘着剤、ポリマー、ならび
にアルカリ性化剤または酸性化剤から選ばれる成分を含
有してもよい。
使用し得る増粘剤は天然品でも合成品でもよい。
天然増粘剤の例としては種々のゴム、例えばアラビアゴ
ム、グアーゴムまたはいなごまめゴムが挙げられる。合
成増粘剤の例としてはセルロース誘導体例、t ハヒド
ロキシエチルセルロース、カルホキジメチルセルロース
、デンプン誘導体、i[tアンモニウム団を含むセルロ
ースエーテル誘導体、陽イオン性多糖、アクリルまたは
メタクリルポリマーの塩、ポリエンまたはポリシロキサ
ンが挙げられる。
本組成物の増粘はまた、ポリエチレングリコールドポリ
エチレンクリコールステアレートおヨヒ(または)ジス
テアレートとの混合物またはリン酸エステルと脂肪アミ
ドとの混合物によっても達成される。
本発明の主題の理解をさらに容易とするため、以下若干
の実施例によって説明するが本発明はこれに限定される
ものではない。
例  1 第一工程:にわとりの羽からケラチンの抽出あらかじめ
洗浄したにわとり羽ioo、y、ジメチルホルムアミド
2.1/、水860−を4t反応器に装入する。この混
合物を8時間還流下に加熱した後熱濾過する。濾液を水
15ノで希釈し、得られた沈殿を濾別する。このように
して得たタンパク質は水分60ないし80%を含有して
いる。
アミノ酸の比較分析の結果は、未処理の羽も抽出された
タンパク質もアミノ酸の含有量は同様であった。いずれ
の場合にもシスチンの割合は7付近(原料により6.5
から7.5)である。
第二工程二式(I)で表わされ、式中M+はH+を表わ
し、Kはにわとり′羽から抽出されたケラチン残基を表
わすケラチン誘導体の製造 第一工程で得た、活性物質30チを含む含湿ケラチン6
50Iと酢酸750m1とを21反応器に装入する。全
体をかくはんして均一にし、水浴で冷却しながら110
容過酸化水素”z75mlと酢酸1125mA!との混
合物を約40分間で加える。反応混合物を室温に戻し約
15時間かくはんを続ける。
次にこの混合物を51で希釈し、得られた沈殿を濾別し
凍結乾燥する。かくして目的のケラチン誘導体70gを
白色粉末として得る。
このようにして得たケラチン誘導体中に存在するアミノ
酸の量を測定した。分析結果を次表に示す。表中の値は
タンパク質100.!i’当りの各アミノ酸のグラム数
を示す。
遊離アミノ酸とオリゴペゾチドとの含量は0.1チ以下
である。
例  2 次の処方の乾燥マスカラ組成物を製造するニー カルナ
ウバろう         ・・・ 5g−カンデリラ
ろう         ・・・ 5g−エチルアルコー
ル       ・・・ 3g−有機物質で変性したモ
ンモリロナイト ・・・ 4I−例12)化合物   
      ・・・ 2g−タルク         
     ・・・ 101− 黒色酸化鉄      
    ・・・ 10g−インパラフィン  ・・・十
分量  ・・・100I操作は次の通りである: ろう類を80°Cに加熱し、これにメルクおよび顔料を
加える。次に、あらかじめ有機物質で変性したモンモリ
ロナイトとイソパラフィンの一部とを混和する。約40
°Cで、例12)化合物、エチルアルコールおよび残り
のイソパラフィンを加え、全体を摩砕機に通す。
このラスカラは極めて短い施用時間で、まつ毛を被覆し
まつ毛の長さを増して良好なメーキャップを生ずる。
以下に記す例3ないし例8は乳濁液状マスカラに関する
ものである。これらのマスカラは即時に使用できる。一
般的操作は次の通りである二ろうを溶融1−1顔料を混
和する。例12)化合物と、場合に応じてゴムおよび(
または)ヒドロキシエチルセルロースとを含有する水相
をろうの相と同一温度まで加熱した後、両相を混合して
激しくかくはんする。
このようにして、以下に記す処方により製造したマスカ
ラは、施用には比較的短時間しか要しないにか\わらず
良好なメーキャップを与える。
例  3 次の処方のマスカラ組成物を製造するニートリエタノー
ルアミンステアレート ・・・ 15g−みつろう  
         ・・・ 8fi−パラフィン   
       ・・・ 3g−口ジ/        
      ・・・ 2g−オゾケライト      
    ・・・ 10g−ハラヒドロキシ安息香酸プロ
ピル  ・・・ 0.20g−バラヒドロキシ安息香酸
メチル   ・・・ 0.20g−アラ、ア−1’A 
         −0−50g’−例12)化合物 
        ・・・ 11− 黒色酸化鉄    
      ・・・ 5g−アルミノシリケートポリス
ルフィド ・・・ 5g−水        ・・・十
分量  ・・・ioo!i例  4 次の処方のマスカラ組成物を製造するニー   2−ア
ミノ−2−メチル−1−ツキV尤ム1ルタラつ1を一部
    ・・・   2 g−カンデリラろう    
     ・・・ 5g−みつろう         
   ・・・ 8II−パラヒドロキシ安息香酸メチル
 ・・・ 0.15.9− バラヒドロキシ安息香酸ゾ
ロピル・・・ 0.15g−いなごまめゴム     
   ・・・ 3g−キサンタンゴム        
・・・ 3g−例12)化合物         ・・
・ 0 、50.li’−黒色酸化鉄        
  ・・・ 8g−水        ・・・十分量 
 ・・・100g例  5 次の処方のマスカラ組成物を製造するニー トリエタノ
ールアミンステアレート ・・・ 20g−マイクロク
リスタリンワックス ・・・ 5g−カルナウバろう 
        ・・・ 10.9− みつろう   
         ・・・ 3I−イミダゾリジニル尿
素     ・・・ 0.30g−バラヒドロキシ安息
香酸ゾロビル  ・・・ o、is、p−トラガカント
ビム        ・・・ 59− 例12)化合物
         ・・・ 3.50g−黒色酸化鉄 
         ・・・ 5g−水        
・・・十分量  ・・・100g例  6 次の処方のマスカラ組成物を製造するニー トリエタノ
ールアミンステアレート ・・・ 15I−カンデリラ
ろう        ・・・ 8g−カルナウバろう 
        ・・・ 10g−ヒドロキシエチルセ
ルロース  ・・・ 1g−例12)化合物     
    −5,9−黒色酸化鉄          ・
・・ 8g−パラヒドロキシ安息香酸メチル   ・・
・ 0.15g−バラヒドロキシ安息香酸プロピル  
・・・ o、is、y−水        ・・・十分
量  ・・・100g例  7 次の処方のマスカラ組成物を製造するニー トリエタノ
ールアミンステアレート ・・・ 10g−カンデリラ
ろう         ・・・ 15g−みつろう  
         ・・・ 17J−キサンタンゴム 
       ・・・ 1y−例12)化合物    
     ・・・ 1g−黒色酸化鉄        
  ・・・ 5g−フフレミノンリケートボリ2レン2
イド(ウソレトチマリンつ)ルー)  ・・・    
、4F= 防腐剤      ・・・十分 量−水        ・・・十分量  ・・・100
.9例  8 次の処方のマスカラ組成物を製造するニー  トリエタ
ノールアミンステアレート ・・・ 10II−カルナ
ウバろう         ・・・ 8g−みつろう 
            ・・ 8g−例12)化合物
         ・・・ 6g−黒色酸化鉄    
      ・・・ 5g−アルミノシリケートポリス
ルフィド ・・・ 4.9− 防腐剤      ・・
・十分 量−水        ・・・十分量  ・・・100
.!i1例  9 次の処方の乾燥マスカラブロックを製造するニートリエ
タノールアミンステアレート ・・・ 25 g−みつ
ろう            °゛°6g−マイクロク
リスタリンワックス ・・・229− 飽和脂肪酸グリ
セリド     ・・・ 11 g−バラヒドロキシ安
息香酸メチル   ・・・ o、isg−パラヒドロキ
シ安息香酸プロピル  ・・・ 0.15.9− アラ
ビアゴム          ・・・ 5.70g−例
12)化合物         ・・・ i、sog−
赤色酸化鉄          ・・・ 5g−黒色酸
化鉄          ・・・ 5g操作は次の通り
である: ろうを溶融し、これに顔料を加える。アラビアゴムと例
12)化合物とを混和する。混合物を加熱した摩砕機に
通す。残りの成分を加え、全体を再び溶融し、静かにか
くはんしながら型に流し込む。
非常に短い施用時間で良好なまつ毛メーキャップが得ら
れる。
本発明のメーキャップ組成物によって得られる、まつ毛
を長くする顕著な効果を実証する例を次に述べる。
例10 前記例3および例8とそれぞれ同一の組成物と、他方例
12)化合物を含まぬ以外はこの二側と同じ組成物とを
製造する。
これら4種の組成物をブラシでくろてん毛ペンキデラシ
に塗布した。ペンキブラシ上に塗布するのにそれぞれ1
0回ブラシを使うことが必要であった。各ペンキブラシ
の長さを組成物塗布の前後に倍率7.94倍の双眼拡大
鏡によって測定しペンキブラシの伸びを求める。各組成
物について10回の伸びの平均値を求める。倍率7.9
4倍においてマイクロメータ一単位で表示した測定結果
を次表に示す: 表 まつ毛を長くする効果において本発明の組成物が極めて
明らかに優っていることがわかる。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ろうと、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔本式においてKはケラチン残基を表わし、M^+はH
    ^+、アルカリ金属かマグネシウムかから導かれる陽イ
    オン、またはN^+(R)_4(式中基Rは同一であつ
    ても異つていてもよくて水素原子、または4個以下の炭
    素原子を有するアルキル基またはヒドロキシアルキル基
    を表わす)を表わし、記号Aはケラチン誘導体の3ない
    し15重量%を表わすものとする〕 で表わされる少くとも一種のケラチン誘導体有効量とを
    併せて含有することを特徴とする、化粧的に許容し得る
    基剤の存在下で少くとも一種のろうを有効量含有するま
    つ毛メーキャップ用組成物。
  2. (2)式( I )で表わされるケラチン誘導体の製造原
    料のケラチンが毛髪、羊毛、蹄、角、毛皮、皮膚、絹お
    よび羽から成る群から選ばれる物質に由来するケラチン
    である、前項(1)に記載の組成物。
  3. (3)式( I )で表わされるケラチン誘導体の分子量
    が約10,000ないし約100,000である、前項
    (1)および(2)のいずれかに記載の組成物。
  4. (4)式(I)で表わされるケラチン誘導体が組成物の
    全重量に対して0.1ないし40重量%の割合で存在す
    る、前項(1)ないし(3)のいずれかに記載の組成物
  5. (5)ろうの融点が60ないし110℃であり、25℃
    における針入度が3ないし40である、前項(1)ない
    し(4)のいずれかに記載の組成物。
  6. (6)ろうが動物ろう例えばみつろう、ラノリンろラお
    よび虫白ろう、植物ろう例えばカルナウバ、カンデリラ
    、およびオウリキユリー、コルク繊維ろう、さとうきび
    ろう、およびもくろう、鉱物ろう例えばパラフィン、マ
    イクロクリスタリンワックス、モンタンワツクスおよび
    オゾケライト、合成ろう例えばポリエチレンワックス、
    フィッシャー・トロプシユ合成法により製造されたワッ
    クス、ワックス状コポリマーならびにそれらのエステル
    、および天然ろうの種々の留分から選ばれる、前項(5
    )に記載の組成物。
  7. (7)ろうが組成物の全重量に対して2ないし40%の
    割合で存在する、前項(1)ないし(6)のいずれかに
    記載の組成物。
  8. (8)ケラチン誘導体の使用量のろうの使用量に対する
    重量比が0.01ないし1である、前項(1)ないし(
    7)のいずれかに記載の組成物。
  9. (9)無機顔料例えば、表面処理されたまたはされてい
    ない二酸化チタン、黒色、黄色、赤色および褐色酸化鉄
    、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、酸化
    クロム、水和クロムおよびフエリツクブルー、有機顔料
    例えば顔料D&C(デイーアンドシー)赤色19号、同
    赤色9号、同赤色21号、同橙色4号、同橙色5号、同
    赤色27号、同赤色13号、同赤色7号、同赤色6号、
    同黄色5号、同赤色36号、同橙色10号、同黄色6号
    、同赤色30号、同赤色3号、コチニールカルミンをベ
    ースとするレーキ、真珠光沢顔料例えば白色真珠光沢顔
    料例えば酸化チタンかオキシ塩化ビスマスかで被覆した
    雲母、および着色真珠光沢顔料例えば酸化鉄着色チタン
    雲母、フエリツクブルーか酸化クロム等かで着色したチ
    タン雲母、上記の種類の有機顔料で着色したチタン雲母
    、ならびにオキシ塩化ビスマスをベースとしたものから
    選ばれる少くとも一種の顔料を含有する、前項(1)な
    いし(8)のいずれかに記載の組成物。
  10. (10)顔料が組成物の全重量に対して3ないし20重
    量%の割合で存在する、前項(9)に記載の組成物。
  11. (11)油中水型または水中油型の乳濁液の形で、また
    は溶媒中の懸濁液の形で、または乾燥固体またはペース
    ト状で提供される前項(1)ないし(10)のいずれか
    に記載の組成物。
  12. (12)組成物の全重量に対して2ないし30重量%の
    割合の少くとも一種の界面活性剤を含有する、前項(1
    )ないし(11)のいずれかに記載の組成物。
  13. (13)軟化剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、香料、増
    粘剤、油、シリコーン、粘着剤およびポリマー、ならび
    にアルカリ性化剤または酸性化剤から選ばれる少くとも
    一種の補助剤を含有する、前項(1)ないしa2)のい
    ずれかに記載の組成物。
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