JP2688116B2 - メークアップ用組成物 - Google Patents

メークアップ用組成物

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JP2688116B2 JP7505603A JP50560395A JP2688116B2 JP 2688116 B2 JP2688116 B2 JP 2688116B2 JP 7505603 A JP7505603 A JP 7505603A JP 50560395 A JP50560395 A JP 50560395A JP 2688116 B2 JP2688116 B2 JP 2688116B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メークアップ用組成物、特にアイメークア
ップ用組成物、および、該組成物の調製方法に関する。
ワックス類をアイメークアップ組成物に使用すること
は知られている。しかしながら、主にワックスをベース
とする組成物では、優れたメークアップは施されない。
ポリマータイプのフィルム成形剤の溶液を、化粧品組
成物の水相に添加することも知られているが、まつげに
適用した場合、必ずしも常に満足のいく結果が得られる
わけではない。
髪の再生用、または皮膚の細胞再生を促進する目的
で、または抗皮脂活性を刺激するために、デオキシリボ
核酸を化粧品組成物に添加することも良く知られてい
る。
しかしながら、デオキシリボ核酸はメークアップ組成
物における成分としては知られていない。
本発明による組成物は、上記問題点を解決することが
可能である。特に、デオキシリボ核酸をアイメークアッ
プ組成物に添加することにより、たとえばまつげを延ば
したり、まつげをカーブさせる等の化粧品的性質が実質
的に向上することが、驚くべきことに発見された。
本発明は、化粧品的に許容されるビヒクルの任意な存
在下、デオキシリボ核酸、または、その無機塩または有
機塩の1つと、少なくとも1つのワックスとを含有する
メークアップ用組成物に関する。該組成物は、より優位
にはアイメークアップ用として使用可能である。
デオキシリボ核酸の量のワックスの量に対する重量比
は、0.025と2.5の間であることが可能である。
前記デオキシリボ核酸の分子量は、1X105および1X107
の間は、好ましくは5X105および5X106の間であることが
可能である。
デオキシリボ核酸の量は、組成物中に存在可能なポリ
マー類の全重量に対して、乾燥ポリマー材料の0.02重量
%と5重量%の間、好ましくは0.05重量%と2重量%の
間であることが可能である。
メークアップ組成物に使用されるワックス類は、動物
性ワックス類、鉱物性ワックス類、植物性ワックス類、
または合成ワックス類、またはこれらの混合物から選択
可能である。
アイメークアップ組成物はまた、無機顔料類、有機顔
料類、および任意に真珠光沢顔料類から選択された顔料
類を含有可能である。該顔料類は、所望の色合および色
の強度に依存して、組成物の全重量に対して、3重量%
から25重量%の範囲の比率で存在する。
本発明による組成物は、水中油形または油中水形エマ
ルション等のエマルションの形態で、溶媒中における懸
濁液形態で、微分散物の形態で、または、固体または無
水ペースト形態で存在可能である。
前記組成物がエマルションの形態で使用される場合、
組成物の全重量に対して、2重量%から30重量%の範囲
の比率で存在する界面活性剤類を含有可能である。該界
面活性剤類は、アニオンまたは非イオン界面活性剤類か
ら選択される。
本発明はまた、デオキシリボ核酸を、少なくとも1つ
のワックスと所望ならば界面活性剤類とを含有する油相
と、混合することからなる、組成物の調製方法に関す
る。
該方法によれば、前記デオキシリボ核酸は水相に存在
可能である。顔料は、油相に添加可能である。
油相および水相の成分を、独立に、85℃の温度で溶解
または溶融し、次いで混合することが可能である。
本発明を以下に、より詳細に説明する。
本発明による組成物の1つに使用されるデオキシリボ
核酸は、動物または植物由来のいずれかであってもよい
し、無機塩もしくは有機塩の形態であってもよい。デオ
キシリボ核酸によって、目がかぶれることはないため、
眼科学分野において既に使用されているデオキシリボ核
酸を、アイメークアップ用組成物、たとえばマスカラに
使用することは考えられることである。
本発明による組成物において選択されるワックス類
は、一般的には、60℃と110℃の間の融点を有し、米国
の規格ASTM D5による、またはフランスの規格NFT004に
よる測定では、25℃における針入度が3と40の間であ
る。アメリカの規格ASTM D5による、および、フランス
の規格NFT004による針入度測定の原理は、47.5gの針ホ
ールダに保持された2.5gの標準針(全体として50g)が
ワックスに5秒間置かれた場合に、侵入した深度を、ミ
リメートルの10分の1で表わした深度を測定することか
らなる。
本発明において使用可能なワックス類は、動物性ワッ
クス類、鉱物性ワックス類、植物性ワックス類、合成ワ
ックス類、および天然ワックス類の種々の留分物から選
択可能であり、該ワックスの全ては、上記2つの物理的
特性を有するものである。
動物性ワックス類としては、みつろう類、ラノリンろ
う類、およびシナろう類が挙げられる。
植物性ワックス類としては、米ろう類、カルナウバろ
う、カンデリラろう、およびオーリキュリー(ouricur
y)ろう、コルクファイバーろう類、さとうきびろう
類、木ろう類、うるしろう、および綿ろうが挙げられ
る。
無機ワックス類としては、パラフィン類、マイクロク
リスタリンろう類、モンタンろう類、およびオゾケライ
ト類が挙げられる。
合成ワックス類としては、特にポリエチレンワックス
類、フィッシャー・アンド・トロッシュ合成により得ら
れたワックス類、およびワックス性コポリマー類および
それらのエステル類を使用可能である。
上記2つの物理的特性を有する水素化植物性または動
物性オイル類もまた、使用可能である。これらのオイル
類としては、C8−C32直鎖または非直鎖の脂肪鎖からな
る脂肪物質類の触媒による水素化によって得られた水素
化オイル類および水素化ホウホウバろう類、水素化ひま
わり油、水素化ひまし油、水素化コプラ油および水素化
ラノリンが挙げられる。
本発明により使用加工なワックス類は、好ましくは固
体であり、50℃以下の温度において堅くなるものであ
る。
これらのワックス類は、コロイド状ワックス粒子類の
安定分散物形態において存在可能であり、文献:“Micr
oemulsions Theory and Practice"、L.M.Prince Ed.,Ac
ademic Press(1977),pp.21−32等の公知の方法によっ
て調製可能である。
該ワックス類およびデオキシリボ核酸に加えて、本発
明による組成物はまた、無機顔料類、有機顔料類、およ
び真珠光沢顔料類から選択された顔料類を含有可能であ
る。無機顔料類としては、表面処理されていてもよい、
色指数(the Colour Index)における、CIナンバー7789
1の二酸化チタン(ルチンまたはアナターゼ)、順にCI
ナンバー77499、CI77492、およびCI77491の、べんが
ら、鉄黄、および鉄黒、CIナンバー77742のマンガンバ
イオレット、CIナンバー77007の群青、CIナンバー77288
の酸化クロム、CIナンバー77289のクロム水和物、およ
び、 CIナンバー77510の第二鉄青が挙げられる。
有機顔料類は、カーボンブラック、CIナンバー45170
の顔料D&CレッドNo.19、CIナンバー15585のD&Cレ
ッドNo.9、CIナンバー45380のD&CレッドNo.21、CIナ
ンバー15510のD&CオレンジNo.4、CIナンバー45370の
D&CオレンジNo.5、CIナンバー45410のD&CレッドN
o.28、CIナンバー15630のD&CレッドNo.13、CIナンバ
ー15850のD&CレッドNo.57、CIナンバー19140のD&
CイエローNo.23、CIナンバー12085のD&CレッドNo.3
6、CIナンバー45425のD&CアシッドレッドNo.95、CI
ナンバー15985のD&CイエローNo.6、CIナンバー73360
のD&CレッドNo.30、CIナンバー45430のD&Cレッド
No.3、およびCIナンバー75470のコチニールカーミンベ
ースのレーキが挙げられる。
真珠光沢顔料類は、白色真珠光沢顔料類、たとえば、
チタンまたはオキシ塩素化ビスマスで被覆されたマイ
カ、着色真珠光沢顔料類、たとえば酸化鉄類添加チタン
−マイカ、特に第二鉄青または酸化クロム添加チタン−
マイカ、上記のタイプの有機顔料添加チタン−マイカ、
および、オキシ塩素化ビスマスをベースとした真珠光沢
顔料類が挙げられる。
本発明による組成物はエマルションの形態で存在可能
であるため、アニオンまたは非イオン界面活性剤類から
選択された界面活性剤類も含有する。
単独でまたは混合物として使用可能な、アニオン界面
活性剤類としては、特に、以下に示す化合物類の、アル
カリ金属塩類、アンモニウム塩類、アミン塩類、または
アミノアルコール塩類が挙げられる。該化合物類とは、 −アルキル=スルファート類、アルキル=エーテル=ス
ルファート類、アルキルアミド=スルファート類および
エーテル=スルファート類、アルキルアリール=ポリエ
ーテル=スルファート類およびモノグリセリド=スルフ
ァート類、 −アルキルスルホナート類、アルキルアミドスルホナー
ト類、アルキルアリールスルホナート類、オレフィンス
ルホナート類およびパラフィンスルホナート類、 −アルキルスルホスクシナート類、アルキル=エーテル
=スルホスクシナート類およびアルキルアミドスルホス
クシナート類、 −アルキルスルホスクシナマート類、 −アルキルスルホアセタート類およびアルキルポリグリ
セロールカルボキシラート類、 −アルキル=ホスファート類/アルキル=エーテル=ホ
スファート類、 −アルキルサルコシナート類、アルキルポリペプチダー
ト類、アルキルアミドポリペプチダート類、アルキルイ
セチオナート類およびアルキルタウラート類である。
上記全ての化合物におけるアルキル基は、一般的に
は、12から18の炭素数を有する炭素鎖を示す。
アニオン界面活性剤類としては、脂肪酸類、たとえば
オレイン酸、リシノレイン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、コプラ油のまたは水素化コプラ油の酸類の、塩
類、およびアミン=ステアラート類等のアミン塩類を使
用可能である。
アシル基が8から20の炭素原子を有するアシル=ラク
タート類、およびポリグリコール=エーテル類のカルボ
ン酸類が挙げられ、ポリグリコール=エーテル類のカル
ボン酸類は、酸または塩の形態の、式: Alk−(OCH2−CH2)n−OCH2−COOH (式中、置換基Alkは、12から18の炭素数を有する直鎖
の炭素鎖であり、nは、5および15の間の任意な整数値
を示す) で表わされるものである。
単独でまたは混合物として使用可能な非イオン界面活
性剤類としては、特に、ポリエトキシル化、ポリプロポ
キシル化、またはポリグリセロール化アルコール類、ア
ルキルフェノール類、および脂肪酸類が挙げられ、脂肪
酸の脂肪鎖は、8から18の炭素原子を含有するものであ
る。
酸化エチレンおよび酸化プロピレンのコポリマー類、
酸化エチレンおよび酸化プロピレンと脂肪アルコールと
の縮合生成物類、ポリエトキシル化脂肪アミド類、ポリ
エトキシル化脂肪アミン類、エタノール=アミド類、グ
リコール=脂肪酸エステル類、エトキシル化または非エ
トキシル化ソルビタン=脂肪酸エステル類、スクロール
=脂肪酸エステル類、ポリエチレン=グリコール=脂肪
酸エステル類、りん酸トリエステル類、およびグリコー
ル誘導体の脂肪酸エステル類も挙げられる。該クラスに
おいて含有可能な他の化合物類は、以下のものが挙げら
れる: −モルアルコール、α−ジオール、アルキルフェノー
ル、アミドまたはジグリコールアミドと、グリシドール
またはグリシドール前駆体との縮合生成物類、たとえ
ば、仏国特許FR2091516に記載された、式: R4−CHOH−CH2−O−(CH2−CHOH−CH2−OpH (式中、R4は、7と21の間の炭素数を好ましくは有す
る、脂肪族、環脂肪族またはアリール脂肪族基、および
これらの混合物を示し、脂肪族鎖は、エーテル、チアエ
ーテルまたはヒドロキシメチレン基を含有可能であり、
pは、1から10の任意な整数を示す) で表わされる化合物; −仏国特許FR1477048に記載された、式: R5O−[C2H3O−(CH2OH)qH (式中、R5は、アルキル、アルケニルまたはアルキルア
リール基を示し、qは、1から10の任意な整数を示す) で表わされる化合物; −仏国特許FR2328763に記載された、合成または天然由
来の、式: R6-CONH-CH2-CH2O-CH2-CH2-O-(CH2-CHOH-CH2-OrH (式中、R6は、直鎖のまたは分岐した、飽和または不飽
和の脂肪族基、またはこれらの混合物であり、所望なら
ば1以上の水酸基を含有し、8と30の間の炭素原子を有
し、rは、平均縮合度を示し、1と5の間の任意な整数
を示す) で表わされる化合物である。
非イオンエマルション形態の本発明による組成物は、
オイル類および/または脂肪アルコールの混合物、また
は、ポリエトキシル化またはポリグリセロール化アルコ
ール類、たとえば、ポリエトキシル化セチルステアリル
アルコール類またはステアリルアルコール類を主成分と
するものである。
アニオンエマルションの形態の本発明による組成物
は、好ましくはアミン=ステアラート類に基づくもので
ある。
本発明による組成物はまた、化粧品において使用され
る成分も含有可能であり、ビタミン類、微量元素類、緩
和剤類、防腐剤類、金属イオン封止剤類、香料類、増粘
剤類、オイル類、シリコーン類、凝集剤類、化粧品分野
において通常使用されているポリマー類および塩基性化
または酸性化剤類、および充填剤類から選択されるもの
である。
充填剤類としては、特に、以下のものが使用可能であ
る: −40ミクロンよいも一般的には小さい粒子の形態で使用
された、水和化したケイ酸マグネシウムである、タル
ク、 −2から200ミクロン、好ましくは5から70ミクロンの
長さで、0.1と5ミクロンとの間、好ましくは0.2から3
ミクロンの厚さを有するフレーク形態の、種々の組成の
アルミノシリカート類であり、天然由来のマイカ類、た
とえば、白雲母、マルガライト、ロスケライト、リピド
ライトおよび黒雲母、または、合成由来のマイカ類、 −澱粉、特に米澱粉、 −30ミクロンよりも一般的には短い寸法を有する、等方
性形の粒子形態で存在する水和化したケイ酸アルミニウ
ムである、カオリン、 −数ミクロンを越えない粒子径の粒子形態で一般的には
使用される、酸化チタン類および酸化亜鉛類、 −炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムまたは炭酸水素マ
グネシウム、 −マイクロクリスタリン(微結晶形)セルロース、およ
び、 −合成ポリマー類、たとえばポリエチレン、ポリエステ
ル類(ポリエチレン=イソフタラートまたはテレフタラ
ート)、ポリアミド類たとえば商品名“ナイロン”また
は“テフロン”として販売されているものの粉末および
シリコーン粉末。
本発明による組成物において含有されている増粘剤類
は、天然または合成増粘剤類から選択可能である。天然
増粘剤類としては、種々のゴム類、たとえばアラビアゴ
ム、グアゴム、またはカロブゴムが挙げられる。
合成増粘剤類としては、セルロース誘導体、たとえば
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、澱粉誘導体、第4級アンモニウム基含有のセルロ
ース=エーテル誘導体、カオチン多糖類、アクリルまた
はメタクリルポリマー類の塩類、ポリエン類またはポリ
シロキサン類が挙げられる。
ポリエチレングリコールおよびポリエチレングリコー
ル=ジステアラートおよび/またはステアラートの混合
物により、または、リン酸エステル類および脂肪アミド
類によって、本発明による組成物に増粘性を付与するこ
とも可能である。
以下、本発明を例解する具体的な実施例をあげて説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
実施例1および2の方法 相Aの成分を約85℃の温度に昇温し、相Bの成分を添
加して、該混合物をタービンを用いて撹拌する。調製用
水を沸騰させ、防腐剤類をこれに溶解する。約85℃の温
度で、相Cの成分を、該水相に添加する。80℃の温度の
相Aの成分を、該水相に添加し、乳化させるために、約
30℃の温度でタービンを用いて混合する。相Dの成分
は、適当ならば、添加して、ブレードミキサーを用いて
混合する。
実施例3の方法 相Aの成分を溶解し、顔料類をこれに添加して、組成
物を混合する。相Bの成分を混合し、相Aの成分に添加
する。デオキシリボ核酸を次いで該混合物に添加する。
実施例 実施例1:水中油形エマルション 相A− トリエタノールアミン=ステアラート 8 % グリセロール=ステアラート(ガッテフォッセ(GATTEF
OSSE)社から“ゲレオール(GELEOL)”の商品名で販売
されている) 2 % 蜜ろう 7 % カルナウバろう 2 % パラフィン 3.5% 相B− 鉄黒 6% 相C− ヒドロキシエチルセルロース(アメルコール(AMERCHO
L)社から“セロサイズ(CELLOSIZE)QP"の商品名で販
売されている) 0.5 % アラビアゴム 2 % ケラチンの加水分解物(クロダ(CRODA)社から“ケラ
ソール(KERASOL)”の商品名で販売されている) 1.8 % デオキシリボ核酸(魚から抽出)(ジャベネッチ(JAVE
NECH)社から販売されている) 0.05% 相D− パンテノール 1.0% 防腐剤 適量 水 全体として100%とするための適量 比較例1′:水中油形エマルション 相A− トリエタノールアミン=ステアラート 8 % グリセロール=ステアラート(ガッテフォッセ(GATTEF
OSSE)社から“ゲレオール(GELEOL)”の商品名で販売
されている) 2 % 蜜ろう 7 % カルナウバろう 2 % パラフィン 3.5% 相B− 鉄黒 6% 相C− ヒドロキシエチルセルロース(アメルコール(AMERCHO
L)社から“セロサイズ(CELLOSIZE)QP"の商品名で販
売されている) 0.5% アラビアゴム 2 % ケラチンの加水分解物(クロダ(CRODA)社から“ケラ
ソール(KERASOL)”の商品名で販売されている)1.8% 相D− パンテノール 1.0% 防腐剤 適量 水 全体として100%とするための適量 実施例1と対照的に、本例は、デオキシリボ核酸を含
有しない。ブラインド比較テストは、19人の女性からな
るパネルが、実施例1と比較例1′とを比較することに
よって行われた。ステューデント(STUDENT)テストに
よれば、デオキシリボ核酸を含有する実施例1は、まつ
げに適用後、まつげを良好に分離し、良好に延ばすこと
が可能であることが示された。
実施例2:水中油形エマルション 相A− トリエタノールアミン=ステアラート 10% 蜜ろう 8% カルナウバろう 2% パラフィン 5% 相B− 鉄黒 5% 相C− ヒドロキシエチルセルロース(アメルコール(AMERCHO
L)社から“セロサイズ(CELLOSIZE)QP"の商品名で販
売されている) 1.2% デオキシリボ核酸(小麦胚芽から抽出)(イノコズム
(INOCOSM)社から販売されている) 2 % 防腐剤 適量 水 全体として100%とするための適量 実施例3:分散物 相A− パラフィンろう 4% 蜜ろう 5% カルナウバろう 3% カンデリラろう 5% 鉄黒 5% 相B− モントモリロナイト 5 % プロピレン=カーボナート 1 % イソパラフィン 55.3% 相C− 活性物質が3%の濃度である水中におけるデオキシリボ
核酸(魚タンパク質)(セデルマ(SEDERMA)社から販
売されている) 16.7%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フェラルドス,クリスチャン フランス国 94450 シェビリ ラリュ リュ デュ リューテナン プティ ルロワ 152 (56)参考文献 特開 平3−99017(JP,A) 特開 昭62−45337(JP,A) 仏国公開2205304(FR,A1) 仏国公開2511243(FR,A1)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デオキシリボ核酸、または、その無機塩ま
    たは有機塩の1つと、少なくとも1つのワックスとを含
    有することを特徴とする、メークアップ組成物。
  2. 【請求項2】アイメークアップ組成物であることを特徴
    とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】化粧品的に許容されるビヒクルを含有する
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】デオキシリボ核酸の量のワックスの量に対
    する重量比が、0.025と2.5の間であることを特徴とす
    る、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】前記デオキシリボ核酸の分子量が、1X105
    と1X107の間であることを特徴とする、請求項1ないし
    4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】前記デオキシリボ核酸の分子量が、5X105
    と5X106の間であることを特徴とする、請求項5に記載
    の組成物。
  7. 【請求項7】デオキシリボ核酸の量が、乾燥ポリマー材
    料の0.02重量%と5重量%の間であることを特徴とす
    る、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】デオキシリボ核酸の量が、乾燥ポリマー材
    料の0.05%と2重量%の間であることを特徴とすること
    を特徴とする、請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】前記ワックスが、動物性ワックス類、鉱物
    性ワックス類、植物性ワックス類、および合成ワックス
    類、またはこれらの混合物から選択されることを特徴と
    する、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成
    物。
  10. 【請求項10】無機顔料類、有機顔料類、および真珠光
    沢顔料類から選択される顔料をさらに含有することを特
    徴とする、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の組
    成物。
  11. 【請求項11】前記顔料が、組成物の全重量に対して、
    3重量%から25重量%の範囲の比率で存在することを特
    徴とする、請求項10に記載の組成物。
  12. 【請求項12】前記組成物がエマルションの形態で存在
    する場合、少なくとも1つの界面活性剤をさらに含有す
    ることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか1項
    に記載の組成物。
  13. 【請求項13】前記界面活性剤が、組成物の全重量に対
    して、2重量%から30重量%の範囲で存在することを特
    徴とする、請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】デオキシリボ核酸を、少なくとも1つの
    ワックスを含有する油相と混合することからなることを
    特徴とする、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の
    組成物の調製方法。
  15. 【請求項15】前記デオキシリボ核酸が水相に存在する
    ことを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】油相または水相がさらに界面活性剤類を
    含有することを特徴とする、請求項14または15に記載の
    方法。
  17. 【請求項17】少なくとも1つの顔料を、油相または水
    相に添加することを特徴とする、請求項14ないし16のい
    ずれか1項に記載の方法。
  18. 【請求項18】油相および水相の成分を、独立に、85℃
    の温度で溶解または溶融し、次いで混合することを特徴
    とする、請求項14ないし17のいずれか1項に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】請求項1ないし13のいずれか1項に記載
    の組成物を、まつげおよび/または眉毛に適用すること
    を特徴とする、アイメークアップ方法。
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