JPH02204405A - ろうおよびケラチン水解物に基づくまつげメイクアップ組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一佇的には：マスカラと呼ばれる、まつげのメ
イクアップ用の組成物に関する。

満足すべきまつげのメイクアップ金得るためには、マス
カラが幾つかの特徴を持っていなければならない。即ち
、それが、ある時間安定であるまつげの均一なコーティ
ングを与え、まつげを長くしそして速かな適用を可能に
しなければならない。

使用されるマスカラ−は一般にろう基剤のものである。

しかし、ろう単独で用いると、まつげに適用後乾燥直後
にひびわれる薄片を形成する、均一でない膜が得られる
。この不利な点を克服するため、そのろうに種種な添加
物を加えることが提案されてきた。増粘剤例えばヒドロ
キシエチルセルローズの添加により、１つげに析出され
る被膜の均一性は改善される。しかし、この被膜の安定
性は、数時間後に、ひび割れる薄片があられれるので充
分ではない。さらに、まつげを長くするには不適当であ
る。

またろうと増粘剤との混合物に凝集剤例えばコロホニー
およびその誘導体を添加することも提案された。

また、ろうと陰イオン性および陽イオン性ポリマーとの
混合物に基くマスカラも知られている。

これらのマスカラはまつげの完全なコーティングを与え
、実質的にまつげを長くすることを増大する。不幸にし
て、これらの化粧品はまつげの完全なコーティングを与
えるためには適用にある程度の時間がかかる。

米国特許出願番号第７９９，４９６号は、ろうと、構造
式 Ａ 〔この式で、Ｋはケラチン残基であり、ｐはＨ■、アル
カリ金属またはマグネシウムから誘導される陽イオンあ
るいはＮ”　（Ｒ）４　＜この式で、Ｒ基は同一または
異っていて、水素原子あるいは炭素原子最大４個をもつ
アルキル基またはヒドロキシアルキル基である）であり
、記号Ａはケラチン誘導体の３〜１５ｗｔ憾を表わす〕 で表わされるスルホン化ケラチン誘導体とを含有するマ
スカラについて記述している。

得られるマスカラは非常に早く適用でき、実質的にまつ
げを長くシ、安定性がよい。

本発明においては、他のケラチン誘導体、加水分解ケラ
チンを用いることにより、優秀な結果が得られることを
見出した。その加水分解ケラチンは非常に少量使用する
と云う有利さがある。以下の記載において１ケラチン水
解物１とは部分的に加水分解されたケラチンを意味する
。

従って、本発明は、化粧品用に使用できる支持体中に、
平均分子量５０，０００〜２００．０００をもつケラチ
ン水解物少くとも１種を、融点６０〜１１０°Ｃのろう
少くとも１種と共に、使用ろう量に対する使用ケラチン
水解物量重量比で肌００５〜０．５含有する、まつげメ
イクアップ用の組成物即ちマスカラを提供する。

約１００，０００の分子ｉをもつ水解物は特に適当であ
る。

その分子量がｓ　ｏ、ｏ　ｏ　ｏより小さい場合、その
マスカラは満足すべきコーティングｆｔまつげに与えな
い。そのマスカラの被膜形成性は満足できるものではな
い。

ケラチン水解物が調製されるケラチンは毛髪、羊毛、ひ
づめ、角、毛皮、絹または羽毛から得られる。

絹は硫黄化合物に富んでいる故に、好ましくは絹からの
ケラチンを用いる。

使用されるケラチン水解物は、好ましくは緩和なアルカ
リ加水分解によって得られるものである。

そのアルカリ加水分解法においては、ケラチン物質（毛
髪、毛皮、ひづめなど）は塩基性無機物例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化リ
チウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸リチ
ウム、珪酸ナトリウムあるいは硼砂で処理する。その加
水分解反応を５０．０００より大きい分子量の生成物が
得られるよう監視する。

そのケラチン水解物は、組成物の全重量に対し比較的少
ｉｔ、０．０５〜５　ｗｔ　％で良好な結果を与える。

一般に、選ばれるろうは融点６０〜１１０’Ｃで、Ｕ、
Ｓ、　５ｔａｎｄａｒｄ　ＡＳＴＭ　Ｄ　５またはＦｒ
ｅｎｃｈ　５ｔａｎｄａｒｄＮＦＴ　００４に従って測
定した、２５℃における針入度は３〜４０でする。５ｔ
ａｎｄａｒｄ　ＡＳＴＭ　Ｄ　５およびＮＦＴ　００４
に従う針入度測定の原理は、標進化されている針（４７
，５１１の針支持物におかれた２、５ｇの針、即ち全部
で５０ｇ）を５秒間そのろうの上に置いて侵入する深さ
をミリメートルの１Ｎｏｏで表わして測定することから
なる。

本発明により使用されるろうは動物性ろう、植物性ろう
、鉱物性ろう合成ろうぉよび天然ろうの種種な画分から
選ばれ、それらろうは凡て前記の２つの特徴をもってい
る。

動物性ろうの中では、蜜ろうとラノリンワックスとイボ
タろうとを挙げることができる。

植物性ろうの中では、カルナウバろうとカンデリラろう
とオーリクリ−ろうとコルク繊維ろうとサトウキビろう
と木ろうとを挙げることができる。

鉱物性ろうについては、パラフィンと微晶ワックスとモ
ンタンワックスと特にオシケライトを挙げることができ
る。

合成ろうについては、ポリエチレンワックスとＦｉｓｈ
ｅｒ−Ｔｒｏｐｓｃｈ合成により得られるろうとろう状
の共重合体ならびにそのエステルを特に挙げることがで
きる。

これらのろうは該当技術分野においてはよく知られてい
る。本発明（従えば、ろうはマスカラ組成物中に、組成
物全重量に対し２〜４　ＯＷｔ　１量存在する。

本発明に従って使用できるろうは、好ましくは５０℃Ｌ
シ低い温度では固形物であってかたい。

本発明に従うマスカラ組成物はケラチン水解物とろうに
加えて、顔料を含有することができる。

前記のケラチン水解物の存在によ勺前記の顔料の組成物
中への良好な分布が得られるが、まつげへの固着の改善
も得られる。

本発明に従って使用できる顔料は鉱物性顔料と有機顔料
と真珠光沢顔料から選ばれる。

鉱物性顔料の例としては、表面処理されていることのあ
る二駿化チタン（ルチルまたはアナターゼ）［：ＣＩ　
　７７　８９１）、黒色、黄色、赤色ならびに褐色の鉄
酸化物（ＣＩ　　７７　４９９゜７７　４９２．７７　
４９１）、マンが７紫（ｃｒ７７　７４２）、ウルトラ
マリン實（Ｃ１７７００７〕、酸化クロム［：ＣＩ　　
７７　２８８］、クロムハイドレートＣｃＩ　　７７　
２８９］及びフェリツク青Ｃａｒ　　７７　５１０１を
挙げることができる。

有機顔料は特に、ＤならびにＣ赤色Ａ６１９　（ＣＩ４
５　１７０）とＤならびにＣ赤色Ａ６９（Ｃ１１５５７
５）とＤならびにＣ赤色４２１（ＣＩ４５　３８０）と
ＤならびにＣ橙色腐４（ＣＩ１５　５１２）とＤならび
にＣ橙色４５（ＣＩ４５　５７０）とＤならびにＣ赤色
層２７（ＣＩ４５　４１０）とＤならびにＣ赤色、Ｎｏ
１）（Ｃ１１５６３０）とＤならびにＣ赤色４７　（Ｃ
１１５８５０）とＤならびにＣ赤色、Ｎｏ６　（Ｃ１１
５８５０）とＤならびにＣ黄色４５（Ｃ１１９１４［］
）とＤならびにＣ赤色４３６（Ｃ’１１２　０８５）と
ＤならびにＣ橙色４１０（ＣＩ４５　４２５）とＤなら
びにＣ黄色ＡＰ６（Ｃ’１１５　９８５）とＤならびに
Ｃ赤色４５Ｑ（ＣＩ７３　５６０）とＤならびにＣ赤色
腐３（ＣＩ４５　４３０）顔料およびコチ二一ルカーマ
イン（ｃｉ　　７５　４７０）に基〈ラッカーから選ば
れる。

真珠光沢顔料は白色真珠光沢顔料例えば醸化チタンで被
覆されている雲母又はオキシ塩化ぎスマス、着色真珠光
沢顔料例えば鉄酸化物入りチタン雲母、フェリツク育、
醸化り−ム等入シのチタン貫母、前記の型の有機顔料入
シチタン雲母又はオキシ塩化ビスマスに基ぐそれらのも
のから選ぶことができる。

顔料を用いる場合着色と、得ようとする着色強度とにエ
フ、組成物の全重量に対して３〜２０ｗｔ憾存在させる
。

本発明の組成物は、特に水中油型または油中水型エマル
ジョンの形あるいは溶剤媒質中の懸濁液の形あるいは無
水の固形物またはペーストであることができる。これら
の種種な型の組成物製造方法は熟線した技術者にはよ（
知られている。

それをエマルジョンの形で用いる場合、その組成物はそ
の技術ではよく知られている界面活性剤を含有すること
ができる。

骨に好ましい態様は、組成物の全重量に対し好ましくは
２〜５０　Ｗｔ　＊量の陰イオンまたは非イオン性界面
活性剤を用いて、陰イオン性または非イオン性エマルジ
ョンを製造することからなる。

単独または組合せて用いることができる隘イオン性界面
活性剤では、特に次のもの？挙げることができる。即ち
、次の化合物のアルカリ塩、アンモニウム塩、アミン塩
またはアミノアルコール塩：アルキルサルフェート、ア
ルキルエーテルサルフェート、アルキルアミドサルフェ
ート、エーテルサルフェート、アルキルアリールポリエ
ーテルサルフエート、モノグリセリドサルフェート、ア
ルキルスルホネート、アルキルアミドスルホネート、ア
ルキルアリールスルホネート、α−オレフィンスルホネ
ート、パラフィンスルホネートアルキルスルホスクシネ
ート、アルキルエーテルスルホスクシネート、アルキル
アミドスルホスクシネート、 アルキルスルホスフシナメート、 アルキルスルホアセテート、アルキルポリグリセロール
カルボキシレート、 アルギルホスフェート／アルキルエーテルホスフェート
、 アルキルチルコシネート、アルキルポリペブチデート、
アルキルアミドポリペブチデート、アルキルイソチオネ
ート、アルキルタウレート。

これらの凡ての化合物中のアルキル基は一般に１２〜１
８炭素原子鎖を示す。

他の陰イオン性界面活性剤は脂肪塩例えばオレイン酸、
リシルイン酸、パルミチン酸またはステアリン酸、コプ
ラ油駿または水素化コプラ油と、特にアミン塩例えばス
テアリン酸アミンで構成される。

次のものもまた挙げられるニ アシル基が炭素原子８〜２０個を含有する乳酸アシル、 構造式 ％式％ （この式で、Ａｔｋ置換基は炭素原子１２〜１８個をも
つ直鎖の基であり、ｎは５〜１５の整数である） で表わされる、陵または塩の形のポリグリコールエーテ
ルのカルボン酸。

単独または組合せて用いることができる非イオン性界面
活性剤では、特に次のものを挙げることができる。アル
コールと、ポリエトキシル化、ポリプロポキシル化また
はポリグリセロール化したアルキルフェノールと、炭素
原子８〜１８個を含有する脂肪族鎖をもつ脂肪酸。次の
ものも挙げられる。エチレンとプロピレンオキシドとの
共重合体、エチレンとプロピレンオキシドとの脂肪族ア
ルコールへの縮合物、ポリエトキシル化されている脂肪
族アミド、ポリエトキシル化されている脂肪族アミン、
エタノールアミド、グリコール脂肪酸エステル、オキシ
エチレン化されているまたはオキシエチレン化されてい
ないソルビタン脂肪酸エステル、サッカロース脂肪酸エ
ステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、リン
酸三エステル、グルコース誘導体の脂肪酸エステル。

この群の他の化合物はα−ゾオール、モノアルコール、
アルキルフェノール、アミドまたはジグリコールアミド
とグリシドールまたはグリシドール前駆物質との縮合生
成物である。特に、これら縮合物は： 構造式 ％式％（ （この式で、Ｒ４は好ましくは炭素原子７〜２１個をも
つ脂肪族、シクロ脂肪族またはアリール脂肪族の基およ
びそれらの混合物であり、その脂肪族鎖はエーテル基Ｎ
ｏオエーテル基また紘ヒドロキシメチレン基を含有する
ことができ、ｐは１と１０とを含め１〜１０である） で表わされる、例えばフランス特許公開筒２，０９１，
５１６号に記載のもの、 構造式 （この式で、Ｒｓはアルキル基、アルケニル基またはア
ルキルアリール基であり、ｑは１と１０とを含め１〜１
０である統計的値である）で表わされる、例えばフラン
ス特許会開第１，４７７．０４８号に記載のもの、 あるいは、構造式 ％式％） （この式で、Ｒ６Ｆｉ合成または天然由来で、炭素原子
８〜３０個を持ち、事によると１つまたは数個の水酸基
を含有することができる、直鎖または分枝鎖、飽和また
は不飽和の脂肪族基または混合物であり、ｒは１〜５の
整数または小数であって、平均縮合度を示す） で表わされる、例えばフランス特許公開筒２，３２８，
７６３号に記載のものである。

非イオン性エマルジョンは主として、油および（または
）脂肪アルコールあるいはポリエトキシル化またはポリ
グリセロール化されているアルコール例えばポリエトキ
シル化されているステアリールまた線セチルステアリー
ルアルコールの混合物で構成される。

陰イオン性エマルジョンは好ましくはステアリン酸アミ
ンで構成される。

前記の成分に加えて、本発明の組成物は特にメイクアッ
プ組成物に従来から用いられていて、柔軟化剤、防腐剤
、金属イオン封鎖剤、香料、増粘剤、油、シリコ−／、
凝集剤、ポリマーおよび化粧品分野で通常用いられてい
るアルカリ化または酸性化剤から選ばれる成分を含有す
ることができる。

使用できる増粘剤は天然または合成であることができる
。天然の増粘剤では、種種な種類のゴム例えばアラビア
イム、グアノゴムまたはノウセン力ズライムを挙げるこ
とかできる。合成の増粘剤ではセルローズ誘導体例えば
ヒドロキシエチルセルローズ、カルゼキシメチルセルロ
ーズ、殿粉誘導体、第四級アンモニウム基をもつセルロ
ーズエーテル誘導体、アクリルまたはメタクリル重合体
塩、ポリエンまたはポリシロキサンを挙げることができ
る。

本組成物用の増粘剤はまた、ポリエチレングリコールと
ポリエチレングリコールのステアリン酸エステルおよび
（または）ジステアリン醒エステルとの混合物を用いる
かあるいはリン酸エステルと脂肪族アミドとの混合物を
用いて得ることができる。

本発明の組成物は一般に化粧品用に使用できる支持体と
見做されている成分、溶剤または水性あるいは無水の溶
剤の混合物を含有している。

本発明はまた化粧品用に使用できる支持体を、融点６０
〜１１０°Ｃを持つろうと平均分子量５０．０００〜２
００，０００のケラチン水解物と、使用されるろうの量
に対する使用ケラチン水解物量の重量比がｏ、ｏ　ｏ　
ｓ〜０．５であるように組合せることからなる、本発明
の組成物の製造方法に関する。

本発明の他の目的は前記の組成物を用いるまつげのメイ
クアップ方法である。

本発明の目的を更によく理解するため、純粋に説明的で
制限されない例として幾つかの使用方法を以下に記載す
る。

以下の例において、ＣＲＯＤＡ　ＣＨＥＭＩＣＡＬＳ　
ＬＴＤ。にＬ　！１１　”　ＫＥＲＡＳＯＬ“の名の下
に販売され、平均分子量１　［Ｉ　Ｏ，０［１０で、重
量幅で次の組成金もつケラチン水解物を用いた。

イソロイチン　　　　　　　　　４．９０イチン　　　
　　　　　　　　１０．６リジン　　　　　　　　　　
　　　５．５メチオニン　　　　　　　　　　１．５シ
スチ／２．０ フェニルアラニン　　　　　　　３．９スレオニン　　
　　　　　　　　４．８チロシン　　　　　　　　　　
　１．４バリン　　　　　　　　　　　５．２ アルザニン　　　　　　　　　　７゜６ヒスチジン　　
　　　　　　　　５１１８アラニン　　　　　　　　　
　　４．２アスパラヤン酸　　　　　　　　９．１グル
タミン酸　　　　　　　　　１１・４グリシン　　　　
　　　　　　　５・５プロリン　　　　　　　　　　　
　　２．４セリン　　　　　　　　　　　８．３ それは−５〜７で、蛋白質水解物１４チとグロビレング
リコール１５チとＮａＣ１３％と水６７チとを含有する
溶液の形である。

実施例１ 次の処方のマスカラ組成物を調製する。

カルナウバろう　　　　　　　　　５Ｓカンデリラろう
　　　　　　　　５ｇ エチルアルコール　　　　　　　６部 有機物質で改質されている モンモリロナイト　　　　　　　４ｇ ケラチン水解物（乾燥重量で計算）　　０．３部滑石　
　　　　　　　　　　　　１０ｇ黒色酸化鉄　　　　　
　　　　　１０ｇイソパラフィン　充分量　凡てで　１
００ｇ調製方法は次の通りである： ろうを８０℃に加熱する。滑石と顔料とを添加する。そ
れから、有機物質で改質しであるモンモリロナイトとイ
ソパラフイ／の１部とを加える。

約４０℃でケラチン水解物とエチルアルコールと残りの
イソパラフィンとを加える。その混合物を磨砕機を通過
させる。

適用に非常に短時間のこのマスカラはまつケｔコーティ
ングし、その長さ全増加することに工り良好なメイクア
ップを与える。

以下の実施例２〜７はエマルジョンの形のマスカラ組成
物に関する。

これらのマスカラはいつでも使用できる。−船釣調製方
法は次の如くである。

ろうを融かす。顔料を入れる。場合によっては、イムお
よび（または）ヒドロキシエチルセルローズとケラチン
水解物とを含有する水性相をろう相と同温度に加熱する
。２つの相を混合し、はげしく攪拌する。

このようにして得られた、以下の処方のマスカラは適用
には比較的短時間であるが、良好なメイクアップを与え
る。

実施例２ 欠の処方のマスカラ組成物を調製する。

ステアリン酸トリエタノールアミン　１５ｇ蜜ろう　　
　　　　　　　　　　　８ｇパラフィン　　　　　　　
　　　３ｇ コロホニー　　　　　　　　　　２ｇ オデケライト　　　　　　　　　　１０ｇｐ−ヒドロキ
シ安息香酸プロピル　　０．２０９ｐ−ヒドロキシ安息
香酸メチル　　　０．２０　ｇアラビアゴム　　　　　
　　　　　０．５０　ｇケラチン水解物（乾燥重量で計
算）　　０．１５ｇ黒色酸化鉄　　　　　　　　　　５
ｇ アルミニウムシリケート ポリスルフィド　　　　　　　５ｇ 水　　　　　　充分量　凡てで　　１００ｇ実施例３ 次の処方のマスカラ組成物を調製する。

２−アミノ−２−メチル−１−プロ パツールステアリン酸エステル　　２５ｇカンデリラろ
う　　　　　　　　５ｐ 蜜ろう　　　　　　　　　　　　　８ｇｐ−ヒドロキシ
安息香酸メチル　０．１５　ｇｐ−ヒドロキシ安息香酸
プロピル０．１５　、Ｆイナゴマメゴム　　　　　　　
　３ｇ キサンタンゴム　　　　　　　　３ｇ ケラチン水解物（乾燥重量で計算）　　０．０８ｇ黒色
酸化鉄　　　　　　　　　　８ｇ 水　　充分量　　　凡てで　　１００ｇ実施例４ 次の処方のマスカラ組成物を調製する。

ステアリン酸トリエタノールアミン　　２０　ｇ微晶ワ
ックス　　　　　　　　　　５ｇカルナウバろう　　　
　　　　　１０５’蜜ろう　　　　　　　　　　　　　
３ｇイミダゾリジニル尿素　　　　　０．３０　ｇｐ−
ヒドロキシ安息香酸プロピル　　０．１５ｇトラがカン
トイム　　　　　　　　５ｇケラチン水解物（乾燥重量
で計算）　　０．６０ｇ黒色酸化鉄　　　　　　　　　
　５ｇ 水　　充分量　　凡てで　　　１００１実施例５ 次の処方のマスカラ組成物を調製する。

ステアリン酸トリエタノールアミン　１５ｇカンデリラ
ろう　　　　　　　　８ｇ カルナウバろう　　　　　　　　１０ｇヒドロキシエチ
ルセルロース０−９９ ケラチン水解物（乾燥重量で計算）　　０．７５ｇ黒色
酸化鉄　　　　　　　　　　８ｇ ｐ−ヒドロキシ安息香酸メチル　０．１５　ｇｐ−ヒド
ロキシ安息香酸プロピル　０．１５　ｇ水　　充分量　
　凡てで　　　ＩＱＯｆ実施例６ 次の処方のマスカラ組成物を調製する。

ステアリン酸トリエタノールアミン　１０ｇカンデリラ
ろう　　　　　　　　１５ｇ蜜ろう　　　　　　　　　
　　　１７ｇキサンタンビム　　　　　　　　１ｇ ケラチン水解物（乾燥重量で計算）　　０．１５ｇ黒色
酸化鉄　　　　　　　　　　５ｇ アルミノンリケードポリスルフィド （ウルトラマリン青）　　　　　　　　４ｇ防腐剤　　
　　　　　　　　　　充分量水　　充分量　　凡てで　
　　１００ｇ実施例７ 次の処方のマスカラ組成物を調製する。

ステアリン酸トリエタノールアミン　１０ｇカルナウバ
ろう　　　　　　　　８ｇ 蜜ろう　　　　　　　　　　　　　８ｇケラチン水解物
（乾燥重量で計算）１ｇ黒色酸化鉄　　　　　　　　　
　５ｇ アルミノシリケートポリスルフィド　４ｇ防腐剤　　　
　　　　　　　　　充分量水　　充分量　　　凡てで　
　１００９実施例８ 次の処方のマスカラ無水の固まｉ）を調製する。

ステアリン酸トリエタノールアミン　２５　ｇ蜜ろう　
　　　　　　　　　　　　６ｇ微晶ワックス　　　　　
　　　　２２９飽和脂肪酸グリセリド　　　　　１１９
ｐ−ヒドロキシ安息香酸メチル　　　０゜１５ｇｐ−ヒ
ドロキシ安息香酸プロピル　　０．１５　ｇアラビアゴ
ム　　　　　　　　　５．７０　ｇケラチン水解物（乾
燥重量で計算）　　０．２５ｆｉ赤色酸化鉄　　　　　
　　　　　５ｇ 黒色駿化鉄　　　　　　　　　　５！ｉ調製方法は次の
通シ： ろうを融かす、顔料を加える。アラビアゴムとケラチン
水解物とを入れる。その混合物を加熱磨砕機を通過させ
る。残りの成分全席える。凡ての混合物を再び融かし、
軽く攪拌しながら型にあける。

良好なまつげメイクアップが非常に短時間で得られる。

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. （１）融点６０〜１１０℃をもつろう少くとも１種を化
   粧品用に使用できる支持体中に含むまつげメイクアップ
   用化粧用組成物であつて、平均分子量５０，０００〜２
   ００，０００のケラチン水解物少くとも１種を、ケラチ
   ン水解物量対ろう量重量比０．００５〜０．５で含有す
   ることを特徴とする前記化粧用組成物。
2. （２）ケラチン水解物が約１００，０００の分子量をも
   つ前項（１）に記載の組成物。
3. （３）ケラチン水解物が毛髪、羊毛、ひづめ、角、毛皮
   、絹または羽毛から得たものである前項（１）に記載の
   組成物。
4. （４）ろうが動物性ろう、植物性ろう、鉱物性ろう、合
   成ろう、天然ろうの種種な画分またはそれらの混合物で
   ある前項（１）に記載の組成物。
5. （５）蜜ろう、ラノリンろう及びイボタろうから成る群
   から選んだ動物性ろうを含有する前項（４）に記載の組
   成物。
6. （６）カルナウバろう、カンデリラろう、オーリクリー
   ろう、コルク繊維ろう、サトウキビろう及び木ろうから
   成る群から選んだ植物性ろうを含有する前項（４）に記
   載の組成物。
7. （７）パラフィン、微晶ろう、モンタンワツクス及びオ
   ゾケライトから成る群から選んだ鉱物性ろうを含有する
   前項（４）に記載の組成物。
8. （８）ポリエチレンろう、Ｆｉｓｈｅｒ−Ｔｒｏｐｓｃ
   ｈ合成により得られるろう及びろう状の共重合体ならび
   にそのエステルから成る群から選んだ合成ろうを含有す
   る前項（４）に記載の組成物。
9. （９）組成物全重量に対し、ろうを２〜４０重量％含有
   する前項（１）に記載の組成物。
10. （１０）使用ケラチン水解物重量比が、組成物の全重量
    に対し、０．０５〜５重量％である前項（１）に記載の
    組成物。
11. （１１）少くとも１つの鉱物性顔料、有機顔料または真
    珠光沢顔料を含有する前項（１）に記載の組成物。
12. （１２）表面処理されていることのある二酸化チタン、
    黒、黄、赤又は褐色の酸化鉄、マンガン紫、ウルトラマ
    リン青、酸化クロム、クロム水和物及びフエリツク青か
    ら成る群から選んだ鉱物性顔料を含有する前項（１１）
    に記載の組成物。
13. （１３）Ｄ及びＣ赤色Ｎｏ１９顔料、Ｄ及びＣ赤色Ｎｏ
    ９顔料、Ｄ及びＣ赤色Ｎｏ２１顔料、Ｄ及びＣ橙色Ｎｏ
    ４顔料、Ｄ及びＣ橙色Ｎｏ５顔料、Ｄ及びＣ赤色Ｎｏ２
    ７顔料、Ｄ及びＣ赤色Ｎｏ１３顔料、Ｄ及びＣ赤色Ｎｏ
    顔料、Ｄ及びＣ赤色Ｎｏ６顔料、Ｄ及びＣ黄色Ｎｏ顔料
    、Ｄ及びＣ赤色Ｎｏ３６顔料、Ｄ及びＣ橙色Ｎｏ１０顔
    料、Ｄ及びＣ黄色Ｎｏ顔料、Ｄ及びＣ赤色Ｎｏ３０顔料
    、Ｄ及びＣ赤色Ｎｏ顔料及びコチニールカーマインに基
    くラツカーから成る群から選んだ有機顔料を含有する前
    項（１１）に記載の組成物。
14. （１４）酸化チタンで被覆された雲母、オキシ塩化ビス
    マス、酸化鉄で着色したチタン雲母、フエリツク青、酸
    化クロムなどで着色したチタン雲母、前記した型の有機
    顔料で着色したチタン雲母及び着色したオキシ塩化ビス
    マスから成る群から選んだ真珠光沢顔料を含有する前項
    （１１）に記載の組成物。
15. （１５）顔料が組成物全重量に対して３〜２０重量％量
    存在する前項（１１）に記載の組成物。
16. （１６）水中油型または油中水型エマルジョンの形、ま
    たは溶剤媒質中の懸濁液の形、またはさらに無水の固形
    物またはペーストの形にある、前項（１）に記載の組成
    物。
17. （１７）組成物の全重量に対して２〜３０重量％量存在
    する少くとも１種の界面活性剤を含有する、前項（１）
    に記載の組成物。
18. （１８）柔軟化剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、香料、
    増粘剤、油、シリコーン、凝集剤及びポリマーならびに
    アルカリ化または酸性化剤から成る群から選んだ少くと
    も１種の添加物を含有する前項（１）に記載の組成物。
19. （１９）化粧品用に使用できる支持体を融点６０〜１１
    ０℃のろう及び平均分子量５０，０００〜２００，００
    ０のケラチン水解物と、使用ろう量に対する使用ケラチ
    ン水解物量の重量比が０．００５〜０．５であるように
    結合させる、前項（１）に記載の組成物の製造方法。
20. （２０）前項（１）に記載の組成物を用いてまつげをメ
    イクアップする方法。